JPH09275070A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH09275070A
JPH09275070A JP8108712A JP10871296A JPH09275070A JP H09275070 A JPH09275070 A JP H09275070A JP 8108712 A JP8108712 A JP 8108712A JP 10871296 A JP10871296 A JP 10871296A JP H09275070 A JPH09275070 A JP H09275070A
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JP
Japan
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reticle
temperature
exposure apparatus
medium
gas
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JP8108712A
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Isao Mita
勲 三田
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Sony Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
    • G03F7/70875Temperature, e.g. temperature control of masks or workpieces via control of stage temperature

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  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レチクルの温度を調節することによりレチク
ルの熱膨張を防止し、アライメント精度を保持すること
ができる露光装置を提供する。 【解決手段】 温度調節器22により窒素ガス21の温
度を調節し、吹き出し口23aからレチクル6に吹きつ
ける。吹き出し口23aは、レチクル6の片側に対向し
て形成されている。レチクル6の近傍には、レチクル6
と同一の材質で形成された温度観測体25が配設されて
いる。温度センサ26がこの温度観測体25の温度を測
定することにより、レチクル6の温度を検出する。制御
装置28は、この測定温度に基づき、窒素ガス21の調
節温度を決定し、温度調節器22を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレチクル(フォトマ
スク)に形成されたパターンを被露光体に転写するため
の露光装置に係り、特に、短波長の光源を用いて露光を
行う露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の製造においては、露光装置
によるパターン形成が広く行われている。この露光装置
において一般的に使用される露光波長は436nm(g
線)であり、レチクルには合成石英製のものが用いられ
ている。これは、合成石英は紫外線透過率が高いので、
露光光のエネルギー集中による熱膨張があまり問題とな
らず、アライメント(重ね合わせ)精度を高く保持する
ことができるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
半導体素子の高集積化(すなわち微細化)に伴い、露光
波長は365nm(i線)と短波長化してきており、露
光光の透過率はg線の場合に比べて低下してしまってい
る。そのため、露光時におけるレチクルのエネルギー集
中による熱膨張を無視することができなくなってきた。
【0004】すなわち、ウエハ内の全ショットを確定し
たのちその位置を基準として露光をする通常の露光工程
では、このように露光中にレチクルが熱膨張するとアラ
イメント精度が低下してしまうという問題があった。そ
のため高い精度でパターンを転写することができず、近
年の半導体素子の微細化の要求に十分答えることができ
なかった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、レチクルの温度を調節することによ
りレチクルの熱膨張を防止し、アライメント精度を保持
することができる露光装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る露光装置
は、光源と被露光体との間の光路中にレチクルを配設し
レチクルに形成されたパターンを被露光体に転写するも
のにおいて、レチクルに温調媒体を吹きつけることによ
りレチクルの温度を調節するためのレチクル温度調節手
段を備えたものである。
【0007】この露光装置では、光源から発生された露
光光がレチクルに形成されたパターンに応じてレチクル
を通過し、被露光体に到達する。これにより被露光体が
選択的に露光される。このとき、レチクル温度調節手段
は、レチクルに温調媒体を吹きつけレチクルを所定の温
度に調節する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施の形態に係る露
光装置の構成を表すものである。この露光装置は光源と
して超高圧水銀灯1を備えている。この超高圧水銀灯1
から発生された露光光は、超高圧水銀灯1の周囲に配設
された楕円鏡2および光路中に配設された4枚の反射板
3を介してウエハ載置台4の上に載置されたウエハM
(すなわち被露光体)に照射されるようになっている。
【0010】超高圧水銀灯1とウエハMとの間の光路中
には、コンデンサレンズ5,合成石英製のレチクル6お
よび縮小投影レンズ7が超高圧水銀灯1の方から順番に
配設されている。コンデンサレンズ5は、超高圧水銀灯
1から発生された露光光をレチクル6に集めるものであ
る。レチクル6には、ウエハMに転写するパターンが形
成されており、このパターンに応じて超高圧水銀灯1か
ら発生された露光光を選択的に通過させるようになって
いる。縮小投影レンズ7は、レチクル6を通過した露光
光をウエハMに向かって集光するものであって、レチク
ル6のパターンが縮小されてウエハMに投影されるよう
になっている。また、レチクル6にはレチクル温度調節
部20が配設されているが、その詳細な構成については
後述する。
【0011】コンデンサレンズ5と超高圧水銀灯1との
間の光路中には、シャッター8,フライアイレンズ9お
よびレチクルブラインド10が超高圧水銀灯1の方から
順番に配設されている。このシャッター8は、超高圧水
銀灯1から発生された露光光を間欠的に遮断するもので
ある。フライアイレンズ9は、1つの点光源である超高
圧水銀灯1から発生された露光光を複数の点光源から発
生されたように見せかけ、ウエハMに照射する露光光の
強度をウエハMに対して均一とするものである。レチク
ルブラインド10はレチクルパターンの露光範囲外の領
域を覆うための遮光板である。
【0012】図2は本実施の形態に係る露光装置のレチ
クル温度調節部20の構成を表すものである。このレチ
クル温度調節部20は、レチクル6の温度を所定の基準
温度に保持するためのものであり、媒体温度調節手段と
しての温度調節器22により温度が調節された温調媒体
を用いてレチクル6の温度を調節するようになってい
る。なお、本実施の形態においては、温度媒体として窒
素(N2 )ガス21を用いている。
【0013】温度調節器22は、ガス取入口22aから
取り入れた窒素ガス21の温度を調節するものである。
ガス取入口22aにはファン22bが配設されており、
窒素ガス21を順次取り入れることができるようになっ
ている。また、温度調節器22は、温度を調節した窒素
ガス21をガス排出口22cを介して媒体供給管として
のガス供給管23に順次排出するようになっている。温
度調節器22にはフィルター22dが配設されており、
窒素ガス21に含まれるダストなどを除去することがで
きるようになっている。なお、温度調節器22は、所望
に応じて窒素ガス21の湿度も適宜に調節することがで
きるようになっている。
【0014】ガス供給管23は、温度調節器22からレ
チクル6の近傍まで延長されている。なお、レチクル6
はレチクル載置台6aの上に載置されており、レチクル
載置台6aの上にはレチクル6の周囲を囲うように囲い
部24が設けられている。なお、この囲い部24は、レ
チクル6が矩形状であることに対応して矩形状となって
いる。ガス供給管23は、この囲い部24の内側まで案
内されており、囲い部24の内周面にそって配設されて
いる。
【0015】囲い部24の内部に配設されたガス供給管
23の内周面には、複数の吹き出し口23aが形成され
ており、窒素ガス21をレチクル6に向かって吹き出す
ことができるようになっている。この各吹き出し口23
aは、レチクル6の片側に対向するようにそれぞれ形成
されている。なお、本実施の形態においては、図2にお
いて一点破線で示したレチクル6の対角線を境界線とし
て、その片側(図2においては上方側)の側面に対向す
るようにそれぞれ形成されている。
【0016】これは、囲い部24の内側に吹き出し口2
3aが設けられた吹き出し側24aと吹き出し口23a
が設けられた非吹き出し側24bとを互いに対向するよ
うに形成することにより、図3に示したように、窒素ガ
ス21を吹き出し側24aから非吹き出し側24bに向
かって効率よく流動させ、レチクル6に窒素ガス21を
効率よく吹きつけるためである。
【0017】囲い部24の内側には、また、レチクル6
に近接して複数の温度観測体25が配設されている。こ
の各温度観測体25は、レチクル6と同一の材質(すな
わち合成石英)によってそれぞれ構成されている。各温
度観測体25には、温度検出手段としての温度センサ2
6がそれぞれ配設されており、各温度観測体25の温度
を測定することによりこの温度をレチクル6の温度と擬
制して間接的にレチクル6の温度を測定するようになっ
ている。
【0018】各温度センサ26は、温度モニタ部27を
介して制御装置28にそれぞれ接続されており、測定温
度を温度モニタ部27および制御装置28にそれぞれ送
信するようになっている。制御装置28は、それらの測
定温度を基準温度と比較し窒素ガス21の温度を変更す
る必要があるか否かを判断し、変更する必要がある場合
には温度調節器22に信号を送信して温度調節器22を
制御するようになっている。
【0019】なお、ガス供給管23には、所望に応じて
ダストなどを除去するフィルター23bが配設されてい
る。
【0020】このような構成を有する露光装置は、次の
ようにして用いられる。
【0021】まず、超高圧水銀灯1を点灯し、ウエハ載
置台4にウエハMを載置したのち、シャッター8を開放
する。これにより、超高圧水銀灯1から発生された露光
光は、フライアイレンズ9,レチクルブラインド10お
よびコンデンサレンズ5を通過してレチクル6に照射さ
れる。レチクル6に照射された光は、そのパターンに応
じてレチクル6を通過し、縮小投影レンズ7によって縮
小されてウエハMに照射される。
【0022】ウエハMは、これによりレチクル6のパタ
ーンに応じて露光され、レチクル6のパターンが転写さ
れる。
【0023】このとき、レチクル6は、レチクル温度調
節部20により次のようにして基準温度に保持される。
図4は温度調節部20の動作手順を表すものである。
【0024】まず、温度調節器22では、ファン22b
によって窒素ガス21をガス取入口22aから取り入
れ、適宜の温度に設定する(ステップS1)。
【0025】次いで、この窒素ガス21をガス排出口2
2cを介してガス供給管23に排出し、各吹き出し口2
3aからそれぞれ吹き出させ、レチクル6に吹きつける
(ステップS2)。これによりレチクル6は窒素ガス2
1の温度に応じた温度となる。また、レチクル6に近接
して配設された各温度観測体25も、レチクル6とほぼ
同じ温度となる。
【0026】ここにおいて、各温度センサ26では、各
温度観測体25の温度をそれぞれ測定してレチクル6の
温度を間接的に測定する(ステップS3)。そののち、
この各測定温度を温度モニタ部27を介して制御装置2
8にそれぞれ送る(ステップS4)。
【0027】各測定温度が送られてくると、制御装置2
8では、その各測定温度に基づき、窒素ガス21の温度
を変更する必要があるか否かを判断する(ステップS
5)。すなわち、各測定温度がレチクル6の基準温度と
ほぼ一致しているときには、窒素ガス21の温度を変更
する必要がないと判断し、一致していないときには、窒
素ガス21の温度を変更する必要があると判断する。
【0028】窒素ガス21の温度を変更する必要がない
と判断した場合には(ステップS5;N)、制御装置2
8は、温度調節器22に信号を送らず、現状を維持す
る。すなわち、現在の温度でステップS2からステップ
S5が再び繰り返される。
【0029】一方、窒素ガス21の温度を変更する必要
があると判断した場合(ステップS5;Y)には、制御
装置28は、窒素ガス21の調節温度を算出する(ステ
ップS6)。そののち、この調節温度を温度調節器22
に送る(ステップS7)。
【0030】温度調節器22では、それに基づき、窒素
ガス21の温度を変更する(ステップS8)。そして、
変更した温度でステップS2からステップS5が再び繰
り返される。
【0031】これによりレチクル6の温度は基準温度に
保持される。
【0032】このように本実施の形態に係る露光装置に
よれば、温度調節器22により温度を調節した窒素ガス
21をレチクル6に吹きつけることによりレチクル6の
温度を調節するようにしたので、レチクル6を一定の基
準温度に保持することができ、熱膨張によるアライメン
ト精度の低下を防止することができる。よって、i線等
の短波長により露光を行っても高い精度でパターンを転
写することができ、半導体素子の微細化を図ることがで
きる。
【0033】また、各吹き出し口23aをレチクル6の
片側に対応するように形成しているので、窒素ガス21
をレチクル6の周辺で効率よく流動させることができ、
レチクル6の温度を精度良く調節することができる。
【0034】更に、レチクル6に近接してレチクル6と
同一の材質で形成した温度観測体25を配設し、この温
度観測体25の温度を温度センサ26によって測定する
ようにしたので、レチクル6の温度を簡単かつ正確に測
定することができる。従って、レチクル6の温度を精度
良く調節することができる。
【0035】図5は本発明の第2の実施の形態に係る露
光装置のレチクル温度調節部30の構成を表すものであ
る。この露光装置は、レチクル温度調節部30の構成の
一部が異なることを除き、他は第1の実施の形態と実質
的に同一である。よって、同一の構成要素には同一の符
号を付してその詳細な説明を省略する。
【0036】このレチクル温度調節部30は、レチクル
6の近傍から温度調節器32まで延長された媒体回収管
としてのガス回収管39を有している。ガス回収管39
のレチクル6側は囲い部24の内側に案内されており、
非吹き出し側24bの内周面にそって配設されている。
その内周面には複数の吸引口39aが形成されており、
各吹き出し口23aからレチクル6に吹き出された窒素
ガス21を吸引口39aを介して回収管39内に吸引す
るようになっている。すなわち、本実施の形態において
は、各吹き出し口23aと各吸引口39aとはレチクル
6の互いに対向する側に形成されており、窒素ガス21
を効率よく流動させることができるようになっている。
【0037】囲い部24の上面には、図示しないが、合
成石英製の閉鎖板が配設されている。また、囲い部24
の下面は、レチクル載置台6aとレチクル6によって閉
鎖されている。すなわち、突条部24の内側はガス供給
管23およびガス回収管39が配設されていることを除
き、閉鎖空間となっている。
【0038】温度調節器32のガス取入口22aには、
上記実施の形態におけるファン22bに変えてガス回収
管39が配設されている。また、温度調節器32は、図
示しないが内部にファンを有しており、窒素ガスをガス
供給管23,囲い部24の内側およびガス回収管39に
おいて循環させることができるようになっている。
【0039】このような構成を有する本実施の形態に係
る露光装置では、レチクル温度調節部30において、露
光の際に窒素ガス21を循環させることを除き、第1の
実施の形態と同様にしてレチクル6の温度を調節する。
【0040】このように本実施の形態に係る露光装置に
よれば、窒素ガス21を閉鎖空間内において循環させる
ので、窒素ガス21の純度を高く保持することができ、
高純度が要求される半導体素子であっても精度よく露光
することができる。
【0041】また、各吹き出し口23aと各吸引口39
aとは互いに対向する側に形成されているので、窒素ガ
ス21をレチクル6の周辺で効率よく流動させることが
でき、レチクル6の温度を精度良く調節することができ
る。
【0042】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
においては、温調媒体として窒素ガス21を用いたが、
窒素ガス21に限ることなく、露光波長の吸収が少ない
その他のガスや液体などを用いることができる。すなわ
ち温調媒体の種類は露光波長に応じて適宜に決定するこ
とができる。例えば、半導体素子の製造で露光光として
一般的に用いられる遠紫外線に対しては、窒素ガス21
などが適している。
【0043】また、上記実施の形態においては、レチク
ル6を合成石英により形成したが、露光波長に応じて露
光波長の吸収が少ないものを選択することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る露光装
置によれば、レチクル温度調節手段によって温調媒体を
吹きつけてレチクルの温度を調節するようにしたので、
レチクルを基準温度に保持することができ、熱膨張によ
るアライメント精度の低下を防止することができる。よ
って、短波長により露光を行っても高い精度でパターン
を転写することができ、半導体素子の微細化を図ること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る露光装置を説
明するための構成図である。
【図2】図1に示した露光装置のレチクル温度調節部を
説明するための構成図である。
【図3】図2に示したレチクル温度調節部内における温
調媒体の流れを説明するための概念図である。
【図4】図2において示したレチクル温度調節部の動作
手順を説明するための流れ図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る露光装置を説
明するための構成図である。
【符号の説明】
1…超高圧水銀灯(光源)、6…レチクル、6a…レチ
クル載置台、20,30…レチクル温度調節部、21…
窒素ガス(温調媒体)、22,32…温度調節器(媒体
温度調節手段)、22a…ガス取入口、22b…ファ
ン、22c…ガス排出口、22d…フィルタ、23…ガ
ス供給管(媒体供給管)、23a…吹き出し口、23b
…フィルタ、24…囲い部、24a…吹き出し側、24
b…非吹き出し側、25…温度観測体、26…温度セン
サ(温度検出手段)、27…温度モニタ部、28…制御
装置、39…ガス回収管(媒体回収管)、39a…吸引
口、M…ウエハ(被露光体)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と被露光体との間の光路中にレチク
    ルを配設しレチクルに形成されたパターンを被露光体に
    転写する露光装置であって、 レチクルに温調媒体を吹きつけることによりレチクルの
    温度を調節するレチクル温度調節手段を備えたことを特
    徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記レチクル温度調節手段は、 レチクルに吹きつけレチクルの温度を調節する温調媒体
    と、 この温調媒体の温度を調節する媒体温度調節手段と、 レチクルと対向する位置に少なくとも1つの吹き出し口
    を有し、温調媒体を前記媒体温度調節手段からレチクル
    の近傍に案内して吹き出す媒体供給管とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記吹き出し口は、レチクルの片側に対
    向して形成されたことを特徴とする請求項2記載の露光
    装置。
  4. 【請求項4】 前記レチクル温度調節手段は、更に、 レチクルと対向する位置に少なくとも1つの吸引口を有
    し、前記媒体供給管の吹き出し口から吹き出された温調
    媒体をレチクルの近傍から吸引し前記媒体温度調節手段
    に案内する媒体回収管とを備えたことを特徴とする請求
    項2記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記吹き出し口はレチクルの片側に対向
    して形成されると共に、前記吸引口は前記吹き出し口に
    対向する側に形成されたことを特徴とする請求項4記載
    の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記レチクル温度調節手段は、更に、 レチクルと同一の材質によって形成されると共に、レチ
    クルの近傍であって前記吹き出し口から吹き出された前
    記温調媒体が接触する位置に配設された温度観測体と、 この温度観測体に対して配設されており前記温度観測体
    の温度を測定することによりレチクルの温度を間接的に
    検出する温度検出手段とを備えたことを特徴とする請求
    項2記載の露光装置。
  7. 【請求項7】 前記温調媒体は、気体であることを特徴
    とする請求項1記載の露光装置。
  8. 【請求項8】 前記気体は、窒素ガスであることを特徴
    とする請求項7記載の露光装置。
  9. 【請求項9】 前記レチクルは、石英により形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の露光装置。
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