JPH09274535A - ペン型入力装置 - Google Patents

ペン型入力装置

Info

Publication number
JPH09274535A
JPH09274535A JP8106484A JP10648496A JPH09274535A JP H09274535 A JPH09274535 A JP H09274535A JP 8106484 A JP8106484 A JP 8106484A JP 10648496 A JP10648496 A JP 10648496A JP H09274535 A JPH09274535 A JP H09274535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
pen tip
pen
pass filter
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8106484A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Furuta
俊之 古田
Norihiko Murata
憲彦 村田
Takashi Kitaguchi
貴史 北口
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
Takao Inoue
隆夫 井上
Etsuko Fujisawa
悦子 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8106484A priority Critical patent/JPH09274535A/ja
Publication of JPH09274535A publication Critical patent/JPH09274535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型の入力装置が求められている。そこで、ペ
ン型入力装置で正確且つ簡単に筆記入力する。 【解決手段】HPF32は加速度センサ2が検出した加
速度からペン先部の摩擦により発生する高周波数成分を
抽出し、接触検出部33で筆記中か否かを検出する。L
PF34は加速度センサ2が検出した加速度から筆記に
より発生する周波数成分を抽出し、加速度検出部35で
ペン先部の筆記による加速度を検出する。移動量演算部
36は筆記による加速度を基にペン先部の移動方向及び
距離を算出する。リカレント型ニューラルネットワーク
演算部4はこれらの情報を基にニューラルネットワーク
演算し、後処理部5で入力パターンの判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は図形及び文字を入
力するペン型入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置等の入力装置としては
キーボード、マウス、デジタイザ、ライトペン及びタブ
レット等が用いられている。コンピュータ装置の小型化
に伴い、携帯端末装置のニーズが高まり利用者も年々増
加している。そこで、小型の入力装置が求められるよう
になった。
【0003】キーボードの小型化にはヒューマンインタ
ーフェイスの点で限界があり、携帯端末装置の入力装置
としては実用性が低い。また、マウスはポインティング
デバイスとしては小型化が可能であるが、図形及び文字
等の入力には適さない。
【0004】このため、携帯端末装置の入力装置として
はタブレットとペンを用いたペン型の入力装置が多く採
用されている。このタブレットを用いたペン型の入力装
置をさらに小型化しようとした場合にはタブレットの大
きさが問題となる。そこで、例えば特開平3-156519号
公報に掲載されたペン型のコンピュータ入力装置、特開
平6-67799号公報に掲載されたペン型のコンピュータ入
力装置、特開平6-230886号公報に掲載されたペンシル
型入力装置のようなタブレットレスの入力装置が開発さ
れた。
【0005】特開平3-156519号公報に掲載されたペン
型のコンピュータ入力装置は加速度センサが検出した加
速度を基にペン先部の移動方向及び移動距離を調べ、圧
力検出器で調べたペン先部に加わる圧力を基に筆記中か
否かを判断している。さらに、特開平6-67799号公報に
掲載されたペン型のコンピュータ入力装置は加速度セン
サで移動方向と移動距離を調べ、圧電振動ジャイロで加
速度センサが検出した移動方向及び移動距離のペン型の
コンピュータ入力装置のローテーションによる影響を補
正している。さらに、特開平6-230886号公報に掲載さ
れたペンシル型入力装置はイネーブルスイッチが押され
ているときに、一定距離隔てた2か所における加速度を
基に装置の移動方向及び移動距離を検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3-156519号公報に掲載されたペン型のコンピュータ入
力装置では、筆記中か否かの判断を行う圧力検出器でペ
ン先部に加わる圧力を直接検出するため、圧力検出器の
設置場所が限定され、且つ、装置の構造が複雑なものと
なる。
【0007】また、特開平6-67799号公報に掲載された
ペン型のコンピュータ入力装置では、筆記中か否かの検
出を行う手段が設けられていないので、かかる機能を追
加する必要がある。
【0008】さらに、特開平6-230886号公報に掲載さ
れたペンシル型入力装置ではユーザがイネーブルスイッ
チを押下することにより筆記開始信号を生成しなければ
ならず、ユーザの負担が大きい。
【0009】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、筆記入力を簡単な操作で正確に検出
する小型なペン型入力装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るペン型入
力装置は、加速度センサとハイパスフィルタと接触検出
部とローパスフィルタと加速度検出部と移動量演算部と
リカレント型ニューラルネットワーク演算部と後処理部
を有し、加速度センサはペン軸をZ軸とした場合のZ軸
と直交するX軸方向及びY軸方向のペン先部の加速度を
検出し、ハイパスフィルタは加速度センサが検出した加
速度からペン先部と筆記面との摩擦により発生する高周
波数成分を抽出し、接触検出部はハイパスフィルタから
の信号を基にペン先部が筆記面と接触しているか否かを
検出して、イネーブルスイッチ等を用いずに筆記の開始
を検出する。
【0011】さらに、ローパスフィルタは加速度センサ
が検出した加速度から筆記により発生する周波数成分を
抽出し、加速度検出部はローパスフィルタからの信号を
基にペン先部の筆記による加速度を検出し、移動量演算
部は加速度検出部が検出したペン先部の加速度を基にペ
ン先部の移動方向及び移動距離を算出して、簡単な操作
でペン先部の移動方向及び移動距離を検出する。
【0012】さらに、リカレント型ニューラルネットワ
ーク演算部はペン先部が筆記面と接触しているか否か示
す情報及びペン先部の移動方向並びに移動距離を基に認
識対象パターンの特徴を抽出し、抽出した認識対象パタ
ーンの特徴と予め学習した結果を基に入力パターンの中
間認識結果を算出し、後処理部はニューラルネットワー
ク演算部による入力パターンの中間認識結果を基に入力
パターンの判定して、簡単な構成で迅速且つ正確に文字
等の入力パターンを判断する。
【0013】また、ペン型入力装置は、加速度センサと
ハイパスフィルタと接触検出部とローパスフィルタと加
速度検出部と移動量演算部と記憶部と階層型ニューラル
ネットワーク演算部と後処理部を有し、加速度センサは
ペン軸をZ軸とした場合のZ軸と直交するX軸方向及び
Y軸方向のペン先部の加速度を検出し、ハイパスフィル
タは加速度センサが検出した加速度からペン先部と筆記
面との摩擦により発生する高周波数成分を抽出し、接触
検出部はハイパスフィルタからの信号を基にペン先部が
筆記面と接触しているか否かを検出し、ローパスフィル
タは加速度センサが検出した加速度から筆記により発生
する周波数成分を抽出し、加速度検出部はローパスフィ
ルタからの信号を基にペン先部の筆記による加速度を検
出し、移動量演算部は加速度検出部が検出したペン先部
の加速度を基にペン先部の移動方向及び移動距離を算出
し、記憶部は接触検出部が検出したペン先部が筆記面と
接触しているか否かを示す情報及び移動量演算部が算出
したペン先部の移動方向並びに移動距離を記憶し、階層
型ニューラルネットワーク演算部は記憶部に記憶したペ
ン先部が筆記面と接触しているか否かを示す情報及びペ
ン先部の移動方向並びに移動距離を基に認識対象パター
ンの特徴を抽出し、抽出した認識対象パターンの特徴と
予め学習した結果を基に入力パターンの中間認識結果を
算出し、後処理部はニューラルネットワーク演算部によ
る入力パターンの中間認識結果を基に入力パターンを判
定して、移動量が多い入力パターンであっても正確に入
力パターンを判定する。
【0014】さらに、上記ハイパスフィルタは10Hz近傍
の周波数を境にして加速度センサからの信号の高周波成
分を抽出し、上記ローパスフィルタは100Hz近傍の周波
数を境にして加速度センサからの信号の低周波数成分を
抽出する。
【0015】さらに、前処理部は移動量演算部が抽出し
た認識対象パターンの特徴を規格化し特異点除去を行
い、パターンの認識率を高くする。
【0016】さらに、記憶部に記憶した認識対象パター
ンの特徴を表わすデータ数を一定に保ち、パターンの認
識率をさらに高くする。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明のペン型入力装置は、コ
ンピュータ装置等に文字、記号及び図形等を入力するも
のある。この発明のペン型入力装置は、ペン軸をZ軸と
した場合のZ軸と直交するX軸方向及びY軸方向のペン
先部の加速度を検出し、検出した加速度からペン先部と
筆記面との摩擦により発生する周波数成分を抽出してペ
ン先部が筆記面と接触しているか否かを検出し、ペン先
部が筆記面と接触していることを検出すると検出した加
速度を基にペン先部の移動方向及び移動距離を算出し、
算出したペン先部の移動方向及び移動距離を基にリカレ
ント型ニューラルネットワーク演算をして入力パターン
を認識して入力パターン認識精度を高めると同時に認識
時間の短縮を図る。
【0018】ペン型入力装置は、例えば2個のピエゾ抵
抗方式の加速度センサと座標演算部とリカレント型ニュ
ーラルネットワーク演算部と後処理部と通信部を有す
る。2個の加速度センサはペン軸をZ軸とした場合のZ
軸と直交するX軸方向及びY軸方向のペン先部の加速度
を検出する。座標演算部は、例えば差動増幅器とハイパ
スフィルタ(以下「HPF」という。)と接触検出部と
ローパスフィルタ(以下「LPF」という。)と加速度
検出部と移動量演算部を備える。差動増幅器は加速度セ
ンサからの加速度を表わす信号を増幅する。HPFは、
例えば10Hz近傍の周波数を境にして加速度センサが検出
した加速度からペン先部と筆記面との摩擦により発生す
る周波数成分を抽出する。ここで、HPFのカットオフ
周波数を10Hz近傍としたのは低周波成分のピーク周波数
は筆記速度を速くしても10Hz程度だからである。また、
ペン先部と筆記面との摩擦力が加速度の高周波数部分に
影響を及ぼすためで、HPFのカットオフ周波数をあま
り低くすると摩擦の影響による高周波成分を分離できな
くなり、逆にあまり高くすると摩擦による影響までカッ
トオフすることになるからである。接触検出部はHPF
が抽出した加速度センサ成分を基にペン先部が筆記面と
接触しているか否かを検出する。
【0019】LPFは、例えば100Hz近傍の周波数を境
にして加速度センサが検出した加速度からペン先部の筆
記による周波数成分を抽出する。加速度検出部はLPF
が抽出した加速度を表わす周波数を加速度に変換する。
ここで、周波数から加速度への変換は、一定筆圧で低周
波成分のピーク周波数と高周波成分のピーク周波数はほ
ぼ筆記速度に比例していることを利用して求める。
【0020】移動量演算部は接触検出部がペン先部と筆
記面が接触していることを検出すると、LPFが抽出し
た加速度成分を基にペン先部の移動量を検出するもの
で、積分回路を備え、LPFが抽出した加速度のペン先
部の筆記による成分を積分回路で2回積分してペン先部
の移動量を検出する。
【0021】リカレント型ニューラルネットワーク演算
部は移動量演算部が算出したペン先部の移動方向及び移
動距離を基に認識対象パターンの特徴を抽出し、抽出し
た認識対象パターンの特徴と予め学習した結果を基に入
力パターンの中間認識結果を算出する。ここで、リカレ
ント型ニューラルネットワーク演算部は協調、競合作用
及び自己組織化能力に基づいて入力信号をいくつかの特
徴に分析すると共に、それらを統合するニューラルネッ
トワークによって構成したものである。例えばリカレン
ト型ニューラルネットワーク演算部は予め認識させたい
情報を実際に入力し、そのデータをサンプリングしこれ
らのデータを入力層に入力し、出力層に分類したいパタ
ーン数分のニューロンを用意し、各パターンとニューロ
ンを対応させておく。ある情報を入力したときそれに対
応するニューロンの出力が「1」となり、それ以外のニ
ューロンの出力が「0」となるように、例えば逆伝搬法
(バックプロパゲーション法)等で学習しておく。リカ
レント型ニューラルネットワーク演算部はこのようにし
て得られた結合係数と同じ結合係数でニューラルネット
ワーク演算を行なう。後処理部はリカレント型ニューラ
ルネットワーク演算部の入力パターンの中間認識結果を
基にニューロン出力が最も大きいものを選択し入力パタ
ーンを判定して、パターン認識率を高めると同時にパタ
ーン認識時間を短縮する。
【0022】通信部は上記パターン認識結果をコンピュ
ータ装置等に送信する。
【0023】なお、移動量演算部からの出力は時系列で
あるので、上記構成ではリカレント型ニューラルネット
ワーク演算部を用いた。これに対して、移動量演算部の
演算結果を一旦記憶部に記憶し、階層型ニューラルネッ
トワーク演算部で記憶部に記憶した座標演算部の演算結
果を用いてニューラルネットワーク演算を行なうように
しても良い。
【0024】また、前処理部で移動量演算部が抽出した
認識対象パターンの特徴を示すデータをニューラルネッ
トワーク演算に適したデータに予め加工して、ニューラ
ルネットワーク演算部でのパターン認識率を高めるよう
にしても良い。前処理部は、例えばスケーリング、2値
化等又はこれらの組み合わせにより認識対象パターンの
特徴を示すデータを規格化し、又、明らかに異常なデー
タを入力したときにこのデータを除去する。
【0025】さらに、一般にペン型入力装置に移動速度
は一定ではなくペン型入力装置の移動速度に応じて移動
量演算部の演算結果のデータ数が変動する。このデータ
数があまり多いとニューラルネットワーク演算部の演算
速度が遅くなり、データ数があまり少ないとパターン認
識率が低下する場合がある。そこで、データ加工部を備
え、データ加工部で実際のデータ数が少ないときにはデ
ータを補間し、データ数が多いときにはデータを間引き
して記憶部に記憶した移動量演算部の演算結果のデータ
数を一定に保つようにしても良い。
【0026】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のペン型入力装置
の構成図である。図に示すように、ペン型入力装置1は
加速度センサ2a,2b、座標演算部3、リカレント型
ニューラルネットワーク演算部4、後処理部5、通信部
6及び電源部7を有する。加速度センサ2a,2bは、
それぞれペン軸8をZ軸とした場合のZ軸と直交するX
軸方向及びY軸方向に向けて設けられ、ペン先部9にお
けるX軸方向及びY軸方向の加速度を検出する。以下の
説明では加速度センサ2a,2bは、ピエゾ抵抗方式の
ものを用いるが、圧電方式のものでも、静電容量方式の
ものでも良い。また、特に断わらない限りペン軸8をZ
軸とした座標系をペン軸座標系(X,Y,Z)という。
【0027】座標演算部3は、図2に示すように差動増
幅器31、ハイパスフィルタ32(以下「HPF」とい
う。)、接触検出部33、ローパスフィルタ(以下「L
PF」という。)34、加速度検出部35及び移動量演
算部35を備える。差動増幅器31は加速度センサ2
a,2bからの加速度を表わす信号を増幅する。HPF
32は、例えば10Hz近傍のカットオフ周波数を境にして
加速度センサ2a,2bが検出した加速度からペン先部
9と筆記面との摩擦により発生する周波数成分を抽出す
る。ここで、HPF32のカットオフ周波数を10Hz近傍
としたのは低周波成分のピーク周波数は筆記速度を速く
しても10Hz程度だからである。また、ペン先部9と筆記
面との摩擦力が加速度の高周波数部分に影響を及ぼすた
めで、HPF32のカットオフ周波数をあまり低くする
と摩擦の影響による高周波成分を分離できなくなり、逆
にあまり高くすると摩擦による影響までカットオフする
ことになるからである。接触検出部33は、例えば単安
定マルチバイブレータ331を備え、HPF32が抽出
した加速度センサ成分を基にペン先部9が筆記面と接触
しているか否かを検出する。
【0028】LPF34は、例えば100Hz近傍のカット
オフ周波数を境にして加速度センサ2a,2bが検出し
た加速度から筆記による加速度の成分を抽出する。ここ
で、HPF32とLPF34についてさらに詳しく説明
する。
【0029】差動増幅器31で増幅した加速度を表わす
信号は、例えば図3に示すようにピ−ク周波数が3Hz程
度の低周波成分とピ−ク周波数が300Hz程度の高周波成
分とが存在する。ここで、加速度を表わす信号の低周波
成分は筆記加速度を示し、高周波成分はペン軸8と筆記
面との摩擦による加速度への影響を示している。なお、
図3(a)は任意の長さの線分を筆記した時の加速度波
形を示し、図3(b)は図3(a)の加速度波形につい
て高速フ−リエ変換による周波数解析を行った結果を示
す。
【0030】HPF32及びLPF34は上記加速度を
表わす信号からペン先部9の筆記面との摩擦による加速
度成分及びペン先部9の筆記による加速度成分を抽出す
るもので、オペアンプ等によるアクティブフィルタ又は
デジタルフィルタである。アクティブフィルタとしては
バタワースフィルタ(最大平坦特性)、ベッセルフィル
タ(位相平坦特性)、チェビシェフフィルタ等を条件に
応じて選択する。ここでは、特にLPF34通過信号に
演算処理を施して加速度に変換する必要があるので、最
大平坦特性を有する2次のバタワースフィルタを用い
た。例えば図4に示すようにカットオフ周波数120Hz以
上において、前記摩擦加速度に起因する高周波成分が著
しく多くなることから、LPF34のカットオフ周波数
は、例えば100Hz程度にする。ここで、図4は図3
(a)に示した加速度波形にカットオフ周波数を60Hz〜
160Hzの範囲で20Hzステップ毎に変化させた時のLPF
34通過信号を示す。
【0031】また、HPF32のカットオフ周波数は、
各フィルタの特性に応じて決める。HPF34で摩擦加
速度成分の抽出をするにはカットオフ周波数を、例えば
図5(f)に示すように10Hzにする。なお、図5(b)
は図5(a)で示す加速度信号をHPF32のカットオ
フ周波数を1Hzにしてカットオフしたものを示し、図5
(d)は図5(c)で示す加速度信号をHPF32のカ
ットオフ周波数を5Hzにしてカットオフしたものを示
し、図5(f)は図5(e)で示す加速度信号をHPF
32のカットオフ周波数を10Hzにしてカットオフしたも
のを示す。これは、低周波成分のピーク周波数は筆記速
度を速くしても10Hz程度だからである。
【0032】単安定マルチバイブレータ331はHPF
32から入力したトリガパルスに対して方形波パルスを
出力する。ペン型入力装置1ではこの方形波パルスの有
無からペン先部9が筆記面上を移動しているか否かを判
断することができる。ペン型入力装置1は、この結果に
よりペンアップ時の移動量とペンダウン時の移動量を分
けて検出することができる。なお、単安定マルチバイブ
レータ331の代わりに、コンパレータ等を用いしきい
値より入力信号が大きいか否かを基にペン先部9が筆記
面上を移動しているか否かを判断するようにしても良
い。
【0033】加速度検出部35はLPF34が出力した
加速度を表わす周波数を加速度に変換する。ここで、周
波数から加速度への変換は、例えば一定筆圧では低周波
成分のピーク周波数と高周波成分のピーク周波数は、図
6に示すようにほぼ筆記速度に比例していることを利用
して求める。
【0034】移動量演算部36は加速度検出部35が変
換したペン先部9の筆記による加速度成分を基にペン先
部9の移動量を検出するもので、積分回路361,36
2を備え、加速度検出部35が変換したペン先部9の筆
記による加速度成分を積分回路351,352で2回積
分してペン先部9の移動量を検出する。なお、加速度セ
ンサ2a,2bはX軸及びY軸方向の加速度を検出する
ので、これにより移動方向も検出することができる。
【0035】リカレント型ニューラルネットワーク演算
部4は座標演算部3が算出したペン先部9の移動方向及
び移動距離を基に入力した認識対象パターンの特徴を抽
出し、抽出した認識対象パターンの特徴と予め学習した
結果を基に入力パターンの中間認識結果を算出する。こ
こで、リカレント型ニューラルネットワーク演算部4
は、図7に示すように協調、競合作用及び自己組織化能
力に基づいて入力信号をいくつかの特徴に分析すると共
に、それらを統合するリカレント型のニューラルネット
ワークによって構成したものである。例えばリカレント
型ニューラルネットワーク演算部4は予め認識させたい
情報を実際に入力し、そのデータをサンプリングしこれ
らのデータを入力層41に入力し、出力層42に分類し
たいパターン数分のニューロンを用意し、各パターンと
ニューロンを対応させておく。ある情報を入力したとき
それに対応するニューロンの出力が「1」となり、それ
以外のニューロンの出力が「0」となるように、例えば
逆伝搬法(バックプロパゲーション法)等で学習させて
おく。リカレント型ニューラルネットワーク演算部4は
このようにして得られた結合係数と同じ結合係数でニュ
ーラルネットワーク演算を行なう。後処理部5はリカレ
ント型ニューラルネットワーク演算部4の入力パターン
の中間認識結果を基に最もニューロンが大きいものを選
択し入力パターンを判定する。
【0036】通信部6は上記パターン認識結果をコンピ
ュータ装置等に送信する。
【0037】上記構成のペン型入力装置1の動作を、図
8のフローチャートを参照して説明する。
【0038】加速度センサ2a,2bからの信号のいず
れかに10Hz以上の加速度成分が含まれ、HPF32がそ
の10Hz以上の加速度成分を抽出すると、接触検出部33
の単安定マルチバイブレータ331は入力した加速度成
分をトリガパルスとして方形波パルスを出力し、ペン先
部9が筆記面上を移動していることを検出する(ステッ
プS1)。ニューラルネットワーク演算には多大の計算
料を必要とするが、このようにペン先部9が筆記面上を
移動していることを検出することにより、ペン先部9と
筆記面が接触していない場合の計算をしないようにで
き、処理効率を高めることもできる。
【0039】接触検出部33がペン先部9が筆記面上を
移動していることを検出すると、移動量演算部36は加
速度検出部35が変換したペン先部9の加速度を2回積
分し、ペン先部9のX軸方向及びY軸方向の移動距離を
算出する。ここで、X軸方向及びY軸方向の移動距離が
分かるので、ペン先部9の移動方向も分かる(ステップ
S2)。
【0040】リカレント型ニューラルネットワーク演算
部4は座標演算部3が算出したペン先部9と筆記面とが
接触している状態におけるペン先部9の移動方向及び移
動距離を基に認識対象パターンの特徴を抽出し、抽出し
た認識対象パターンの特徴を基に入力パターンの中間認
識結果を算出する(ステップS3)。後処理部5はリカ
レント型ニューラルネットワーク演算部4の入力パター
ン中間認識結果を入力して、入力パターンを判定する
(ステップS4)。これにより、正確且つ迅速に文字、
図形及びその構成要素を入力することができる。ここ
で、文字の構成要素の入力があった場合の文字の認識に
は、例えばパターンマッチング等の方法を用いる。ペン
型入力装置1は上記動作(ステップS2〜S4)を筆記
が終了するまで繰り返し、図形等を入力する(ステップ
S5)。ここで、上記筆記の終了には接触検出部33が
ペン先部9と筆記面が接触していないことを検出した信
号を用いても良いし、接触検出部33がペン先部9と筆
記面が接触していることを検出した後一定時間を筆記中
と判断するようにしても良い。
【0041】なお、上記実施例においては座標演算部3
の演算結果を直接リカレント型ニューラルネットワーク
演算部4に入力したが、図9に示すように座標演算部3
の演算結果を一旦記憶部10に記憶して、記憶部10に
記憶した座標演算部3の演算結果を階層型ニューラルネ
ットワーク演算部4aに入力するようにしても良い。座
標演算部3の演算結果を一旦記憶部10に記憶すること
により、多くの時系列データを要する入力パターンの認
識をできるようになる。
【0042】さらに、図10に示すように座標演算部4
の演算結果を規格化し特異点除去を行う前処理部11を
有しても良い。前処理部11は、例えばスケーリング、
2値化等又はこれらの組み合わせにより座標演算部3の
演算結果を規格化し、又、明らかに異常なデータを入力
したときにこのデータを除去する。このように、座標演
算部3の演算結果をニューラルネットワーク演算に適し
たデータに予め加工することにより、リカレント型ニュ
ーラルネットワーク演算部4及び階層型ニューラルネッ
トワーク演算部4aでのパターン認識率を高めることが
できる。
【0043】さらに、図11に示すように記憶部10に
記憶した座標演算部3の演算結果のデータ数を一定に保
つデータ加工部12を有するようにしても良い。一般に
ペン型入力装置1に移動速度は一定ではなくペン型入力
装置1の移動速度に応じて座標演算部3の演算結果のデ
ータ数が変動する。このデータ数があまり多いと階層型
ニューラルネットワーク演算部4aの演算速度が遅くな
り、データ数があまり少ないとパターン認識率が低下す
る場合がある。そこで、データ加工部12で実際のデー
タ数が少ないときにはデータを補間し、データ数が多い
ときにはデータを間引きすることにより、階層型ニュー
ラルネットワーク演算部4aのパターン認識率を向上で
きる。ここで、データの補間には、例えば多項式近似に
よる内挿処理を行い、データの間引きには均等に間引く
方法を用いる。
【0044】さらに、加速度センサ2a,2bの取り付
け位置がペン先部9と離れていると、回転により実際の
加速度と検出した加速度に誤差が生じる場合もあるの
で、加速度の座標変換時にこの誤差を補正するようにし
ても良い。
【0045】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ペン先
部の加速度を基に筆記中か否かを判断するので、文字等
の入力操作を簡単にできる。
【0046】さらに、筆記中における加速度を基にペン
先部の移動方向及び移動距離を算出するので、小型の装
置で筆記面上を移動するペン先部の移動方向及び移動距
離を容易に検出することができる。
【0047】さらに、ペン先部の移動方向及び移動距離
をリカレント型ニューラルネットワークに入力してパタ
ーン中間認識結果出力し、入力パターンの中間認識結果
を基に最終認識結果を出力するので、簡単な構成で迅速
に入力パターンを判断することができる。
【0048】また、ペン先部の移動方向及び移動距離を
一旦記憶するので、階層型のニューラルネットワークを
用いて正確に入力パターンを判断することができる。
【0049】さらに、10Hz近傍の周波数を境にして加速
度センサからの信号の高周波成分を抽出してペン先部が
接触しているか否かを判断し、100Hz近傍の周波数を境
にして加速度センサからの信号の低周波数成分を抽出し
て、ペン先部の移動方向及び移動距離を検出するので、
加速度の高周波数成分と低周波数成分を分離し、正確に
ペン先部の移動方向等を検出することができる。
【0050】さらに、ペン先部の移動方向及び移動距離
を規格化し特異点除去を行うので、ニューラルネットワ
ークのパターン認識速度を高めることができる。
【0051】さらに、ペン先部の移動方向及び移動距離
のデータ数を一定に保つので、階層型ニューラルネット
ワークのパターン認識率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】座標演算部の構成図である。
【図3】任意の長さの線分を筆記した時の加速度の波形
図である。
【図4】LPFのカットオフ周波数を変えた場合の加速
度の波形図である。
【図5】HPFのカットオフ周波数を変えた場合の加速
度の波形図である。
【図6】筆記速度と周波数との関係を示す波形図であ
る。
【図7】リカレント型ニューラルネットワーク演算部の
構成図である。
【図8】ペン型入力装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】座標演算部の演算結果を一旦記憶部に記憶する
装置の構成図である。
【図10】前処理部を備える場合の構成図である。
【図11】データ加工部を備える場合の構成図である。
【符号の説明】
1 ペン型入力装置 2 加速度センサ 3 座標演算部 31 差動増幅器 32 HPF 33 接触検出部 331 単安定マルチバイブレータ 34 LPF 35 加速度検出部 36 移動量演算部 4 リカレント型ニューラルネットワーク演算
部 4a 階層型ニューラルネットワーク演算部 5 後処理部 8 ペン軸 9 ペン先部 10 記憶部 11 前処理部 12 データ加工部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 康弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内 (72)発明者 井上 隆夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内 (72)発明者 藤沢 悦子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度センサとハイパスフィルタと接触
    検出部とローパスフィルタと加速度検出部と移動量演算
    部とリカレント型ニューラルネットワーク演算部と後処
    理部を有し、加速度センサはペン軸をZ軸とした場合の
    Z軸と直交するX軸方向及びY軸方向のペン先部の加速
    度を検出し、ハイパスフィルタは加速度センサが検出し
    た加速度からペン先部と筆記面との摩擦により発生する
    高周波数成分を抽出し、接触検出部はハイパスフィルタ
    からの信号を基にペン先部が筆記面と接触しているか否
    かを検出し、ローパスフィルタは加速度センサが検出し
    た加速度から筆記により発生する周波数成分を抽出し、
    加速度検出部はローパスフィルタからの信号を基にペン
    先部の筆記による加速度を検出し、移動量演算部は加速
    度検出部が検出したペン先部の加速度を基にペン先部の
    移動方向及び移動距離を算出し、リカレント型ニューラ
    ルネットワーク演算部はペン先部が筆記面と接触してい
    るか否か示す情報及びペン先部の移動方向並びに移動距
    離を基に認識対象パターンの特徴を抽出し、抽出した認
    識対象パターンの特徴と予め学習した結果を基に入力パ
    ターンの中間認識結果を算出し、後処理部はニューラル
    ネットワーク演算部による入力パターンの中間認識結果
    を基に入力パターンの判定をすることを特徴とするペン
    型入力装置。
  2. 【請求項2】 加速度センサとハイパスフィルタと接触
    検出部とローパスフィルタと加速度検出部と移動量演算
    部と記憶部と階層型ニューラルネットワーク演算部と後
    処理部を有し、加速度センサはペン軸をZ軸とした場合
    のZ軸と直交するX軸方向及びY軸方向のペン先部の加
    速度を検出し、ハイパスフィルタは加速度センサが検出
    した加速度からペン先部と筆記面との摩擦により発生す
    る高周波数成分を抽出し、接触検出部はハイパスフィル
    タからの信号を基にペン先部が筆記面と接触しているか
    否かを検出し、ローパスフィルタは加速度センサが検出
    した加速度から筆記により発生する周波数成分を抽出
    し、加速度検出部はローパスフィルタからの信号を基に
    ペン先部の筆記による加速度を検出し、移動量演算部は
    加速度検出部が検出したペン先部の加速度を基にペン先
    部の移動方向及び移動距離を算出し、記憶部は接触検出
    部が検出したペン先部が筆記面と接触しているか否かを
    示す情報及び移動量演算部が算出したペン先部の移動方
    向並びに移動距離を記憶し、階層型ニューラルネットワ
    ーク演算部は記憶部に記憶したペン先部が筆記面と接触
    しているか否かを示す情報及びペン先部の移動方向並び
    に移動距離を基に認識対象パターンの特徴を抽出し、抽
    出した認識対象パターンの特徴と予め学習した結果を基
    に入力パターンの中間認識結果を算出し、後処理部はニ
    ューラルネットワーク演算部による入力パターンの中間
    認識結果を基に入力パターンの判定をすることを特徴と
    するペン型入力装置。
  3. 【請求項3】 上記ハイパスフィルタは10Hz近傍の周波
    数を境にして加速度センサからの信号の高周波成分を抽
    出し、上記ローパスフィルタは100Hz近傍の周波数を境
    にして加速度センサからの信号の低周波数成分を抽出す
    る請求項1又は2記載のペン型入力装置。
  4. 【請求項4】 移動量演算部が抽出した認識対象パター
    ンの特徴を規格化し特異点除去を行う前処理部を有する
    請求項1又は2記載のペン型入力装置。
  5. 【請求項5】 記憶部に記憶した認識対象パターンの特
    徴を表わすデータ数を一定に保つ請求項2記載のペン型
    入力装置。
JP8106484A 1996-04-04 1996-04-04 ペン型入力装置 Pending JPH09274535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8106484A JPH09274535A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ペン型入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8106484A JPH09274535A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ペン型入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09274535A true JPH09274535A (ja) 1997-10-21

Family

ID=14434756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8106484A Pending JPH09274535A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ペン型入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09274535A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223839A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Ricoh Co Ltd ペン型入力装置及び手書き入力方法
US8436809B2 (en) 2006-12-28 2013-05-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus, method and medium converting motion signals
WO2019235009A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 コクヨ株式会社 筆記具側装置
JPWO2020196195A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01
CN112074799B (en) * 2018-06-04 2024-05-03 国誉株式会社 Writing tool side device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8436809B2 (en) 2006-12-28 2013-05-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus, method and medium converting motion signals
JP2009223839A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Ricoh Co Ltd ペン型入力装置及び手書き入力方法
WO2019235009A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 コクヨ株式会社 筆記具側装置
JP2019211948A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 コクヨ株式会社 筆記具側装置
CN112074799A (zh) * 2018-06-04 2020-12-11 国誉株式会社 书写工具侧装置
CN112074799B (en) * 2018-06-04 2024-05-03 国誉株式会社 Writing tool side device
JPWO2020196195A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01
WO2020196195A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 東京エレクトロン株式会社 状態判定装置、状態判定方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN113614664A (zh) * 2019-03-26 2021-11-05 东京毅力科创株式会社 状态判断装置、状态判断方法和计算机可读取的存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7259756B2 (en) Method and apparatus for selecting information in multi-dimensional space
US11861072B2 (en) Self-mixing interferometry-based input device
US8259092B2 (en) Method for writing motion and trajectory recognition and writing apparatus and recognizing system
US20150242009A1 (en) Using Capacitive Images for Touch Type Classification
EP0666544A1 (en) Gesture input method and apparatus
KR100862349B1 (ko) 제스처 인식 기능을 이용한 반투과 거울 기반 사용자인터페이스 시스템
KR20120052610A (ko) 신경망 학습을 통한 동작 인식 방법 및 장치
JPH09274534A (ja) ペン型入力装置
KR101553484B1 (ko) 손동작 인식 장치 및 그 방법
JP2009223839A (ja) ペン型入力装置及び手書き入力方法
US7054510B1 (en) Handwriting recognition system
JPH09274535A (ja) ペン型入力装置
Zhang et al. Towards an ubiquitous wireless digital writing instrument using MEMS motion sensing technology
JPH10301702A (ja) ペン型入力装置及びそのパタ−ン認識方法
JPH0667799A (ja) ペン型のコンピュータ入力装置
Kawahata et al. Design of a low-false-positive gesture for a wearable device
JPH1153104A (ja) ペン型入力装置及びペン型入力装置のパターン認識方法
JP3712835B2 (ja) ペン型入力装置
JP3045891B2 (ja) 手書き入力装置
JPH09190271A (ja) ペン型入力装置
JPH11296290A (ja) ペン型入力装置及び文字認識方法
JP3574246B2 (ja) パターン認識装置
JPH11296292A (ja) ペン型入力装置及び文字認識方法
JPH11212717A (ja) ペン型入力装置
JPH09244799A (ja) ペン型入力装置