JPH09274157A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH09274157A
JPH09274157A JP8111220A JP11122096A JPH09274157A JP H09274157 A JPH09274157 A JP H09274157A JP 8111220 A JP8111220 A JP 8111220A JP 11122096 A JP11122096 A JP 11122096A JP H09274157 A JPH09274157 A JP H09274157A
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JP
Japan
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fresnel lens
cylindrical fresnel
optical system
image
image reading
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JP8111220A
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Toru Kamiyama
透 神山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高精度なフレネルレンズを用いることな
く、読取光学系の移動方向に対するシリンドリカルフレ
ネルレンズの取り付け精度を高めることにより、シェー
ディング補正を有効に行って光量むらを無くすことがで
きる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 透過原稿からの透過光をシリンドリカル
フレネルレンズ30bを介してコンタクトガラス25に
投影し、その光像を、投影面に沿って一定の方向に直線
移動しつつそれと直交な方向に沿って走査を行う読取光
学系35にて読み取るようになした画像読取装置におい
て、読取光学系35の移動方向に対するシリンドリカル
フレネルレンズ30の中心軸方向の傾きθを計測し表示
する操作部40を備える。傾きθを容易に把握できるの
で、シリンドリカルフレネルレンズ30bの取り付け精
度を高め、シェーディング補正を有効に行って光量むら
を無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム原稿等の
透過原稿の画像をシリンドリカルフレネルレンズを介し
て読み取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、スキャナ等の画像読取装置とし
て、透過原稿投影装置を装備したものがあり、この透過
原稿投影装置は、光源と対向配置した透過原稿に対して
該光源からの光を照射して透過させることにより得た画
像情報を、折り返しミラー等によって原稿台ガラス上の
フレネルレンズに投影し、フレネルレンズにより平行光
となった透過原稿の光像をコンタクトガラス上に結像す
る。このコンタクトガラス上の光像は、ミラー、CCD
等からなる読取光学系により読み取られる。読取光学系
は、投影面であるコンタクトガラスに沿って一定の方向
(副走査方向)に直線移動しつつそれと直交する方向
(走査方向)に沿って1ラインずつ走査を行って画像の
読取を行う。CCD等の撮像素子は、その受光部を構成
する各素子ごとの感度のばらつきや経時変化あるいは照
明光による光量むらがあるため、基準原稿を読み取って
感度むらなどを電気的にシェーディングするいわゆる電
気シェーディングが施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フレネルレン
ズを使用した投影系では、フレネルレンズの凹凸による
明暗の周期的な光量分布が生じるため、明るい部分で補
正を行った場合とで補正の結果が異なり、シェーディン
グ補正により更に光量むらを大きくしてしまうことがあ
った。特に、シリンドリカルフレネルレンズは、図11
(a)、(b)に示すように表面に直線状の凹凸を何本
も平行に形成したものであるため、その光軸となる中心
軸部Sは光を屈折させることなくそのまま透過させるこ
とが望ましいが、加工精度上の理由により完全に対称な
フレネルレンズを形成することが困難なため中心軸部S
に陰ができ、その結果、画像中にすじができやすいとい
う欠点や、読取光学系の移動方向とシリンドリカルフレ
ネルレンズの中心軸方向とが一致していないと、シェー
ディング補正を有効に行うことができないという欠点が
あった。そこで、中央部のみフレネルを無くしたフレネ
ルレンズを用いることにより画像中のすじの発生を防止
するようにした画像読取装置が提案された(特開昭63
ー115460号公報)。しかし、フレネル形成部と非
形成部とでは透過率が異なるためフレネル非形成部の存
在により帯状のむらができ易いという欠点があった。そ
の他、微少なむらを無くすようにした従来の技術とし
て、フレネルレンズの裏面に拡散性を持たせるようにし
たものや(特開昭63ー118121号公報)、光量む
らをシェーディング補正時にディフォーカスするように
したもの(特開昭63ー118121号公報)がある。
しかし、前者の場合は読取画像の解析度の低下を招き、
後者の場合はシェーディング補正が不十分であるため中
心軸部のすじは解消しきれない。そこで、本発明の課題
は、超高精度なフレネルレンズを用いることなく、読取
光学系の移動方向に対するシリンドリカルフレネルレン
ズの取り付け精度を高めることにより、シェーディング
補正を有効に行って光量むらを無くすことができる画像
読取装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明の画像読取装置は、請求項1に記載するよう
に、透過原稿からの透過光をシリンドリカルフレネルレ
ンズを介してコンタクトガラス等に投影し、その投影さ
れた光像を、コンタクトガラスに沿って一定の方向に直
線移動しつつそれと直交な方向に沿って走査を行う読取
光学系にて読み取るようになした画像読取装置におい
て、前記読取光学系の移動方向に対する前記シリンドリ
カルフレネルレンズの中心軸の傾きを計測し表示する計
測表示手段を備えたことを特徴とする。上記画像読取装
置によれば、読取光学系の移動方向に対するシリンドリ
カルフレネルレンズの中心軸方向の傾きを容易に把握で
きるので、読取光学系の移動方向に対するシリンドリカ
ルフレネルレンズの取り付け精度を高めることにより、
シェーディング補正を有効に行って光量むらを無くすこ
とができる。また、本発明の画像読取装置は、請求項2
に記載するように、前記読取光学系を複数の所定の位置
に移動させ走査させて前記シリンドリカルフレネルレン
ズからの透過光量を読取り、その結果に基づいて前記傾
きを算出することが望ましい。また、前記非透過性の領
域は、請求項4に記載するように、前記シリンドリカル
フレネルレンズの中心軸上の線分であること、或いは、
請求項5に記載するように、前記シリンドリカルフレネ
ルレンズの中心軸上の線分を境界として前記有効画像領
域外の片側のみを遮光してなることが望ましい。また、
請求項3に記載するように、前記シリンドリカルフレネ
ルレンズの有効画像領域外に非透過性の領域を有し、前
記計測表示手段が、前記読取光学系を前記有効画像領域
外に移動させ走査させて前記シリンドリカルフレネルレ
ンズからの透過光量を読取り、その結果に基づいて前記
傾きを算出することが望ましい。上記請求項2〜5記載
の画像読取装置によれば、非透過性の領域の検出位置か
ら読取光学系の移動方向に対するシリンドリカルフレネ
ルレンズの中心軸方向の傾きを容易に計算し表示でき
る。さらに、本発明の画像読取装置は、請求項6に記載
するように、前記計測表示手段による前記傾きの計測結
果に応じて、前記読取光学系の移動方向と前記シリンド
リカルフレネルレンズの中心軸方向とを一致させる手段
を備えていることが望ましい。上記請求項6記載の画像
読取装置によれば、読取光学系の移動方向に対するシリ
ンドリカルフレネルレンズの姿勢を自動的に修正し、常
に読取光学系の移動方向と前記シリンドリカルフレネル
レンズの中心軸方向とを一致させて光量むらを防止でき
る。また、本発明の画像読取装置は、読取光学系の移動
方向に対するシリンドリカルフレネルレンズの中心軸方
向の傾きが所定の値以上になったらユーザーにその旨を
報知する報知手段を備えていることが望ましい。このよ
うにすれば、シェーディング補正のやり直しやフレネル
レンズのセットのし直し、すじ画像の目立つコピーを行
ったことによるコピーのとり直しなどを少なくすること
ができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の画像読取装
置の概略構成を示す正面図である。同示するように画像
読取装置は、透過原稿投影装置(フィルムプロジェク
タ)1、読取装置2、操作部40とからなる。フィルム
プロジェクタ1は、読取装置2上にセットされており、
フィルムプロジェクタ部3と、ミラーユニット4とから
概略構成されている。プロジェクタ部3は、筐体内に、
ハロゲンランプ11、リフレクタ12、防塵フィルタ1
3、照明レンズ14、色補正フィルタ15、投影レンズ
16等を配置してなり、フィルム原稿を保持するフィル
ムホルダー20は図示の位置に配置される。ミラーユニ
ット4は、読取装置2上のコンタクトガラス25の上に
軸26を中心として上下方向に開閉自在に支持された支
持部材27と、支持部材27の下面に設けられた折り返
しミラー28と、軸26により支持部材27を回動自在
に枢支した四角い環状の基台29と、その軸26により
回動自在に保持された矩形のフレネルレンズ30と、基
台29の四隅に配置されたゴム足31とを有する。符号
32はフィルムである。読取装置2は、上記コンタクト
ガラス25と、その直下に位置する読取光学系35とを
有する。読取光学系35は、ミラー36、読取素子であ
るCCD37、読み取りレンズ38を有する。また、必
要に応じて図示しない光源も配置し、読取光学系35を
図示左右方向に走査可能に構成する。
【0006】図2は、上記フレネルレンズ30の構造と
その働きを説明するための図であり、(a)は読取光学
系35の移動方向(副走査方向)に対して直交方向から
見た図、(b)はこれと直交する方向(主走査方向)か
ら見た図である。図示するように、フレネルレンズ30
は、スフェリカルフレネルレンズ30aとシリンドリカ
ルフレネルレンズ30bとを上下に張り合わせて構成さ
れたものである。スフェリカルフレネルレンズ30aは
凹凸を同心円状に形成したフレネルレンズであり、シリ
ンドリカルフレネルレンズ30bは直線状の凹凸を平行
に形成してなるフレネルレンズである。フレネルレンズ
30は、投影レンズ16から出射され、折り返しミラー
28で反射されてきた画像光を、平行光としてコンタク
トガラス25上に結像させる働きをする。コンタクトガ
ラス25上の光像はミラー36で反射され、読み取りレ
ンズ38を介してCCD37の受光部上に結像される。
【0007】図3は、図1に示す画像読取装置のミラー
ユニットを省略した概略構成を示す平面図である。図
中、実線で示したフレネルレンズ30は、読取装置2の
移動方向(読み取りレンズ38の光軸方向)38Aとシ
リンドリカルフレネルレンズ30bの中心軸30Aの方
向とが一致した状態を示している。破線で示したフレネ
ルレンズ30′は、読取装置2の移動方向38Aに対し
シリンドリカルフレネルレンズ30bの中心軸30Aの
方向が角度θだけ傾いた状態を示している。また、図4
及び図5は、シリンドリカルフレネルレンズ30bの光
軸部分において光量むらが発生するときに、コンタクト
ガラス25上に投影された光像を図3中の各位置a、
b、cでシェーディング補正を行わずに読み取ったとき
の読取装置2の出力を示すグラフである。図4及び図5
において、横軸は主走査方向、縦軸はCCD37の出力
(スキャナ出力)を示している。読取装置2の移動方向
38Aとシリンドリカルフレネルレンズ30bの中心軸
30Aの方向とが一致していない状態では、図5に示す
ように、読取位置a、b、cによって光量むらの生じる
位置がすれてくる。したがって、例えばbの位置でシェ
ーディングを行うと、a及びcの位置では著しいすじ画
像となる可能性がある。ここで、tanθ=X/L
(Xは読取位置aで読取りを行ったときの光量むらの発
生位置と読取位置cで読取りを行ったときの光量むらの
発生位置との距離、Lは読取位置ac間の移動距離)と
表すことができるので、読取位置ac間の移動距離Lと
光量むらの間隔Xを計測することにより、読取装置2の
移動方向38Aに対するシリンドリカルフレネルレンズ
30bの中心軸30Aの方向の傾きθを求めることがで
きる。
【0008】図6は、別の実施の形態を示すものであ
り、フレネルレンズ30′の有効画像領域31の外側に
おけるフレネルレンズ30の中心軸30′A上に非透過
性の線分32D、32Eを有している。この線分32、
32Eを読取装置2で読み取ると図7に示すように、有
効画像領域31内にある読取位置bでの光量むらに比べ
て明確に光量むらを検出することができる。この場合、
tanθ=Y/M (Yは読取位置dで読取りを行った
ときの光量むらの発生位置と読取位置eで読取りを行っ
たときの光量むらの発生位置との距離、Mは読取位置d
e間の移動距離)と表すことができるので、読取位置d
e間の移動距離Mと光量むらの間隔Yを計測することに
より、読取装置2の移動方向38Aに対するシリンドリ
カルフレネルレンズ30′bの中心軸30′Aの方向の
傾きθを求めることができる。
【0009】図8は、さらに別の実施の形態を示すもの
であり、フレネルレンズ30′の有効画像領域31の外
側をフレネルレンズ30の中心軸30A′を境界にして
片側33のみ遮光処理した例である。この場合、各読取
位置d,b、eにおけるスキャナ出力は、図9のように
なり、同じくtanθ=Y/Mにより傾きθを求めるこ
とができる。上記計測処理並びに傾きθの演算処理は、
この画像読取装置の図示しない制御部に設けられたCP
Uがフィルムプロジェクタ1と読取装置2の各部を制御
することにより実現される。そして、CPUは、求めら
れた傾きθの値を操作部40に設けられた表示部40a
に表示させる。したがって、表示部40aに表示された
情報に基づいて、読取装置2の移動方向38Aとシリン
ドリカルフレネルレンズ30′bの中心軸30′Aの方
向とが一致するようにフレネルレンズ30の姿勢を修正
することができる。また、CPUは、傾きθが所定の値
以上になった場合、操作部40の警告ランプ41を点灯
又は点滅させて或いは図示しないスピーカより警報音を
発生するなどしてその旨をユーザーに報知する。
【0010】図10は本実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。この画像読取装置は、電源投入後、図
示しないROMに格納されたプログラムに従ってイニシ
ャライズ処理を行う(S1)。その後、ステップS2に
おいて、プロジェクタモードが選択されたか否かをチャ
ックし、プロジェクタモードが選択されていれば、プロ
ジェクタの設置手順などを表示部40aに表示するなど
のプロジェクタモード開始処理を行った後、読取装置2
とプロジェクタ3との通信回線をスタンバイする(S
2)。次に、操作部40のポジ/ネガ切替スイッチ42
の選択状態に応じて、読み取りモードをポジフィルム読
み取りモード又はネガフィルム読取モードのいずれかと
した後、ステップS5に進み、シェーディングスイッチ
43が押されたどうかを確認する。そして、シェーディ
ングスイッチ43が押された場合(S5でYES)に
は、シェーディング動作中であることを示す表示を開始
する(S6)。
【0011】その後、ハロゲンランプ11を点灯させた
後(S7)、読取光学系35を作動させて、図3、図
6、又は図8で説明したいずれかの方法で、読取装置2
の移動方向38Aに対するシリンドリカルフレネルレン
ズ30bの中心軸30A(30′A)の方向の傾きθを
求め表示部40aに表示させる(S8)。そして、次の
ステップS9では、傾きθが所定の値θ1 以上であるか
否かを判別し、θ≧θ1 以上であれば警報ランプ41を
点灯又は点滅させる(S10)。このように警報ランプ
41を点灯又は点滅させることにより、ユーザーに対し
フレネルレンズ30(30′)をセットし直す必要があ
ることを知らせることができる。その後、ステップS1
1において傾きθが所定の値θ1 未満であるか否かを判
別し、θ<θ1 であれば警報ランプ41を消灯して(S
12)、ステップS13に進む。また、前記ステップS
9でθ<θ1 の場合もそのままステップS13に進む。
ステップS13では、基準原稿を読み取って感度むらが
少なくなるようにハロゲンランプ11の明るさを制御し
てシェーディング補正を行い、ステップS14に進む。
【0012】ステップS14では、操作部40の各種ス
イッチの状態に従って、ピント調整、色合調整、濃度調
整などを行ってステップS15に進む。ステップS15
ではプリントスイッチが押されたか否かを判断し、押さ
れていればコピー動作を実行する(S16)。そして、
次のステップS17においてプロジェクタモードの終了
指示が出されたかどうかを判断し、終了指示が出ていな
ければシェーディングを行って(S18)、前記ステッ
プS4に戻り、ステップS4〜S17の処理を繰り返
す。また、プロジェクタモードの終了指示が出されてい
れば、プロジェクタの収納手順などを表示部40aに表
示するなどのプロジェクタモード終了処理を行って、通
常のコピーモードになる(S19)。なお、上記実施の
形態では、表示部40aに表示された傾きθの情報に基
づいてユーザーがフレネルレンズ30の調整を行うよう
にした装置構成について説明したが、傾きθの計測結果
に基づいて、読取光学系35の移動方向とシリンドリカ
ルフレネルレンズ30bの中心軸方向とを自動的に一致
させるアクチュエータ等を備えた構成としてもよいこと
はいうまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば以下のよ
うな優れた効果を発揮することができる。請求項1記載
の発明に係る画像読取装置によれば、読取光学系の移動
方向に対するシリンドリカルフレネルレンズの中心軸方
向の傾きを容易に把握できるので、読取光学系の移動方
向に対するシリンドリカルフレネルレンズの取り付け精
度を高めることにより、シェーディング補正を有効に行
って光量むらを無くすことができる。請求項2〜5記載
の発明に係る画像読取装置によれば、非透過性の領域の
検出位置から読取光学系の移動方向に対するシリンドリ
カルフレネルレンズの中心軸方向の傾きを容易に計算し
て表示することができる。請求項6記載の発明に係る画
像読取装置によれば、読取光学系の移動方向に対するシ
リンドリカルフレネルレンズの姿勢を自動的に修正し、
常に読取光学系の移動方向と前記シリンドリカルフレネ
ルレンズの中心軸方向とを一致させて光量むらを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の実施の形態の概略構成
を示す正面図である。
【図2】画像読取装置に装備されたフレネルレンズの構
造とその働きを説明するための図であり、(a)は読取
光学系の移動方向(副走査方向)に対して直交方向から
見た図、(b)はこれと直交する方向(主走査方向)か
ら見た図である。
【図3】図1に示す画像読取装置のミラーユニットを省
略した概略構成を示す平面図である。
【図4】図3の各読取位置(a)、(b)、(c)にお
ける読取装置の出力を示す図である(傾きθが0の場
合)。
【図5】図3の各読取位置(a)、(b)、(c)にお
ける読取装置の出力を示す図である(傾きθが0でない
場合)。
【図6】傾きθを求めるための別の実施の形態を示す平
面図である。
【図7】図6の各読取位置(d)、(b)、(e)にお
ける読取装置の出力を示す図である(傾きθが0でない
場合)。
【図8】傾きθを求めるためのさらに別の実施の形態を
示す平面図である。
【図9】図8の各読取位置(d)、(b)、(e)にお
ける読取装置の出力を示す図である(傾きθが0でない
場合)。
【図10】この発明の実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】シリンドリカルフレネルレンズの構造を示す
平面図及び側面図である。
【符号の説明】
1 透過原稿投影装置(フィルムプロジェクタ)、2
読取装置、4 ミラーユニット、11 ハロゲンラン
プ、12 リフレクタ、13 防塵フィルタ、14照明
レンズ、15 色補正フィルタ、16 投影レンズ、2
0 フィルムホルダー、25 コンタクトガラス、28
折り返しミラー、30 フレネルレンズ、30′フレ
ネルレンズ、30A 中心軸、30′A 中心軸、30
a スフェリカルフレネルレンズ、30b シリンドリ
カルフレネルレンズ、31 有効画像領域、32D 非
透過性の線分、32E 非透過性の線分、33 有効画
像領域外の片側、35 読取光学系、36 ミラー、3
7 CCD(読取素子)、38 読み取りレンズ、38
A 移動方向、40 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過原稿からの透過光をシリンドリカル
    フレネルレンズを介して投影し、その投影された光像
    を、投影面に沿って一定の方向に直線移動しつつそれと
    直交な方向に沿って走査を行う読取光学系にて読み取る
    ようになした画像読取装置において、前記読取光学系の
    移動方向に対する前記シリンドリカルフレネルレンズの
    中心軸の傾きを計測し表示する計測表示手段を備えたこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記計測表示手段は、前記読取光学系を
    複数の所定の位置に移動させ走査させて前記シリンドリ
    カルフレネルレンズからの透過光量を読取り、その結果
    に基づいて前記傾きを算出することを特徴とする請求項
    1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記シリンドリカルフレネルレンズの有
    効画像領域外に非透過性の領域を有し、前記計測表示手
    段は、前記読取光学系を前記有効画像領域外に移動させ
    走査させて前記シリンドリカルフレネルレンズからの透
    過光量を読取り、その結果に基づいて前記傾きを算出す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記非透過性の領域は、前記シリンドリ
    カルフレネルレンズの中心軸上の線分であることを特徴
    とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記非透過性の領域は、前記シリンドリ
    カルフレネルレンズの中心軸上の線分を境界とし前記有
    効画像領域外の片側のみを遮光してなることを特徴とす
    る請求項3記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記計測表示手段による前記傾きの計測
    結果に応じて、前記読取光学系の移動方向と前記シリン
    ドリカルフレネルレンズの中心軸方向とを一致させる手
    段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の画像読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105278107A (zh) * 2014-07-25 2016-01-27 株式会社东芝 光学装置
CN115616003A (zh) * 2022-10-17 2023-01-17 四川长虹电器股份有限公司 菲涅尔光学膜片检查设备及其检查方法

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