JPH09273858A - 貯蔵庫における天板の張設構造 - Google Patents

貯蔵庫における天板の張設構造

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JPH09273858A
JPH09273858A JP8283996A JP8283996A JPH09273858A JP H09273858 A JPH09273858 A JP H09273858A JP 8283996 A JP8283996 A JP 8283996A JP 8283996 A JP8283996 A JP 8283996A JP H09273858 A JPH09273858 A JP H09273858A
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優 広沢
Hiroyuki Ichiyouda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板を受ける部分での補強強度を高める。 【解決手段】 本体1の側面上部には機械室12の一部
構成する膨出部8が出っ張って形成されており、かつ膨
出部8の背面は本体1の背面よりも引っ込んで段差状と
なっている。膨出部8の背面の空間における天井部分に
は、方形状をなす第1補強部材64が配されて本体1の
側面にねじで固定されている。第1補強部材64から膨
出部8の側面にわたっては、細長い第2補強部材69が
配されてねじで固定されている。天板56が張られる場
合に、機械室12の背面空間と対応する角の部分は、第
1と第2の補強部材64,69によって全面的に受けら
れる。天板56は変形等を招くことなく安定して支持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は本体の側方に機械室
を設けた横型の貯蔵庫に関し、特に天板を張設する部分
の構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用の冷蔵庫として、冷蔵室を
内部に設けた本体の側方に冷却ユニットを収納する機械
室を設けることで背の低い横長形状に形成され、本体か
ら機械室の上面にわたって天板を張って、その天板を調
理板に使用したり他の厨房品を載せて使用する形式のも
のが知られている。ところで、このような冷蔵庫では、
本体については収納容量を変えるべく機種によって奥行
き寸法が変更されるのに対し、機械室は標準品としての
冷却ユニットが収納されるため、一定の大きさに形成さ
れるのが一般的である。そのため図17に示すように、
機械室aよりも本体bの方が奥行きが大きい段差状とな
ることがあり、このような場合に天板cを張るには、機
械室aの背面側にできた空間に、天板cの角の部分を受
ける補強部材を設ける必要が生じる。
【0003】従来この種の補強部材としては、同図に示
すように、金属板によりアングルdを形成し、その一面
側に側板eを張ったものが使用されていた。そして、機
械室aの背面空間の天井部分においてアングルdを本体
bの背面と面一に配し、アングルdの垂下辺部fを本体
bの側板gに当ててねじhで止めることで固定し、その
上に天板cを被せるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の補
強構造では、例えば図18の矢線に示すように、天板c
のアングルdで受けられた部分に上方から荷重が加わる
と、ねじhに過大な引張荷重が作用し、本体bの側板g
は板厚が0.6mm程度と薄いために、雌ねじを切った部
分iが外側に飛び出すように変形したり、さらにはアン
グルdが天板cともども曲がってしまうおそれがあっ
た。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたも
のであって、天板を受ける部分での補強強度を高めるこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め手段として、本発明は、貯蔵室を内部に設けた本体の
側方には機械室が設けられ、前記本体と機械室の上面に
わたって天板を張る場合の構造であって、前記機械室の
背面が本体の背面よりも段差状に引っ込んでいるものに
おいて、前記機械室の背面側の空間における天井部分に
は、前記天板の角の部分における少なくとも背面側の端
縁と機械室側面側の端縁とを受ける補強部材が設けられ
ている構成としたところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用および効果】機械室の背面空間において、
天板の角の部分における背面側の端縁と機械室側面側の
端縁の少なくとも2箇所を補強部材で受けるようにした
から、それだけ補強部材に加わる荷重を分散でき、補強
強度を高めることができる。すなわち、変形等を招くこ
となく天板を安定して支持することができる効果が得ら
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
9によって説明する。図1ないし図4において、符号1
は冷蔵庫の本体であって、前面に開口した横長の箱形に
形成され、その内部に食材を貯蔵する冷蔵室2が構成さ
れている(図4参照)。前面の開口には観音開き式の扉
3が備えられており、底面の四隅に設けられた脚4によ
って支持されている。
【0008】本体1の正面から見て左側部には、冷却ユ
ニット6が取り出し可能に収納されるようになってい
る。詳細には、本体1における左側部の上部側には、外
方に張り出すようにして、かつ本体1の前面および背面
からそれぞれ所定寸法ずつ内方に引っ込むようにして直
方体状の膨出部8が形成され、その内部が冷却室9とな
っている。この膨出部8と本体1を構成する壁面の内部
には断熱材7が充填されており、外部に対する断熱性が
確保されている。冷却室9の前面壁には出入口10が形
成されているとともに、冷却室9の下面側には収納スペ
ース11が構成されており、この収納スペース11と冷
却室9とにより後記するように機械室12が形成され
て、凝縮器23、圧縮機20、冷却器(蒸発器)27等
からなる冷却ユニット6が引き出し自在に収納されるよ
うになっている。
【0009】収納スペース11において、本体1の側面
の下縁には浅皿状をなす受け板13の一側縁が固定され
ている。また、膨出部8の側面の下縁における前後両端
部からは、一対の支持フレーム14がブラケット14a
を介して垂下して取り付けられ、各支持フレーム14の
下端に受け板13のもう一方の側縁が固定され、これに
より受け板13の支持がなされている。この受け板13
上には、冷却ユニット6の基板15が載置可能とされて
いる。
【0010】この基板15は左右両側縁が折曲げられた
伏コ字形に形成されているとともに、その手前側の端縁
には、板材を上面が開口した溝状に形成してなる把手1
7が設けられている。この把手17は、冷却ユニット6
を引き出し操作する場合に使用される。この把手17の
奥側の側板17aは、上記した収納スペース11に設け
られた受け板13の前縁から立ち上がって形成されたね
じ受け片18に当接可能である。ねじ受け片18にはね
じ孔51が形成されているとともに、把手17の奥側の
側板17aには、ねじ52の挿通孔53が対応して形成
されており、また把手17の手前側の側板17bには、
ねじ52の挿入を許容する逃がし用の切欠き54が形成
されている。すなわち冷却ユニット6の基板15は、収
納スペース11に配された受け板13上に前方から押し
込まれ、把手17の奥側の側板17aが受け板13のね
じ受け片18に突き当たることで押し込みが停止され、
ねじ52を切欠き54から挿通孔53を通してねじ受け
片18のねじ孔51に螺合して締め付けることによっ
て、基板15が所定位置で固定されるようになってい
る。
【0011】冷却ユニット6は、収納スペース11に収
められる部分と、冷却室9内に収められる部分とに分か
れ、これらが上記の基板15上において上下に積み上げ
状に配置されている。収納スペース11に収められる部
分として、奥側に圧縮機20、その手前側にモータ22
で駆動される凝縮器ファン21、最も手前側に凝縮器2
3がそれぞれ配置されている。また凝縮器23の上面に
は、上記した冷却室9の出入口10を閉塞するための冷
却室蓋25がL型ブラケット26を介して固定されてい
る。冷却室蓋25の裏面側には、冷却室9に対して出し
入れ可能な冷却器27がブラケット28を介して取り付
けられている。この冷却器27はケーシング27a内に
収容されて設けられ、図4に示すように、ケーシング2
7aの底面と、冷蔵室2側の面における上部が開放され
ていて、それぞれ空気の取入口29と、空気の吹出口3
0とされており、その空気の吹出口30の前面には庫内
ファン31が取り付けられている。
【0012】図3に示すように、圧縮機20の出口と凝
縮器23の入り口とが配管33で接続され、凝縮器23
の出口と冷却器27の入り口とが配管34で接続され、
また冷却器27の出口と圧縮機20の入り口とが配管3
5で接続され、これにより冷却サイクルが構成されてい
る。上記の配管のうち、冷却器27に出し入れされる配
管34,35は途中で一緒になって断熱材チューブで被
包されており、冷却室蓋25の左側の端縁部分から側方
に引き出されている。両配管34,35の冷却室蓋25
から引き出される部分は、半円形をなす押さえ具37で
固定される一方、冷却室9の出入口10の側縁には、上
記の押さえ具37が嵌合される凹部38が形成されてい
る。
【0013】冷却室9の前面壁における出入口10の周
縁には、上記の凹部38を含めて断熱パッキン39が貼
着されている。また前面壁の上下両縁からは一対の取付
ボルト41が突設される一方、冷却室蓋25には取付ボ
ルト41の挿通孔42が設けられている。冷却室蓋25
の前面側には、電装箱43が取り付けられている。そし
て冷却ユニット6は、既述のように基板15が受け板1
3の上に押し込まれるとともに、冷却器27が出入口1
0を通して冷却室9内に挿入される。押し込みの途中
で、取付ボルト41が冷却室蓋25の挿通孔42に挿通
され、所定位置まで押し込まれると、配管の押さえ具3
7が凹部38に嵌まりつつ、冷却室蓋25が断熱パッキ
ン39を介して冷却室9の前面壁に当接し、冷却室蓋2
5を貫通した取付ボルト41の突出端にナット(図示せ
ず)を螺合して締め付けると、冷却室蓋25が冷却室9
の出入口10を気密に閉鎖する。また、基板15は既述
した要領で受け板13に固定され、これにより冷却器2
7が冷却室9内に収容され、一方圧縮機20、凝縮器フ
ァン21および凝縮器23が収納スペース11に収納さ
れることとなる。
【0014】一方庫内では、図4に示すように、冷却室
9と冷蔵室2の間において冷気の案内板45が設けられ
ている。この案内板45は、庫内ファン31の下方位置
から冷蔵室2の天井面の少し下方位置に向けて斜め前方
に延出されて設けられている。その案内板45の下面か
らは、冷蔵室2の底面の少し上方位置まで垂下された帰
還用板46が設けられ、この帰還用板46と、冷蔵室2
と収納スペース11とを仕切る本体1の側壁1aの間に
は所定のスペースが設けられ、その間に冷却器27の取
入口29に達する帰還路47が構成されている。したが
って、冷却ユニット6が駆動されると、図4の矢線に示
すように、冷蔵室2内の空気が帰還路47を通って冷却
器27の下面側の取入口29から吸引され、冷気に変換
されたのち、庫内ファン31から案内板45の上面を通
って冷蔵室2の天井面側に吹き出され、すなわち冷蔵室
2に冷気が循環供給されるようになっている。
【0015】冷却ユニット6の収納部分は、パネルで覆
われることによって上記した機械室12が構成され、ま
た本体1と機械室12にわたる上面には、天板56が張
られるようになっている。この部分の構造を図5ないし
図9により説明する。図5に示すように、本体1から膨
出部8にわたって設けられた上面板61は、前面側の端
縁が突出されてコ字形断面に曲成され、天板56を嵌め
るための嵌込み部62が形成されている。
【0016】膨出部8の背面側の天井部分には第1補強
部材64が取り付けられている。この第1補強部材64
は、金属板を曲げ加工することで下面開放の偏平な方形
状の箱形に形成され、図6にも示すように、本体1と膨
出部8の間の段差状となった角の部分に嵌まるようにし
て、上面板61と面一に配される。この第1補強部材6
4の正面から見た右側の側板64a(図5では奥側)に
は、ねじ66の挿通孔65が2個開口されている。そし
て、この第1補強部材64は、図8にも示すように、側
板64aの挿通孔65に通したねじ66を本体1の側板
1bに設けたねじ孔67に螺合して締め付けることで固
定されるようになっている。
【0017】また、第1補強部材64の左側面から膨出
部8の上端の左側面にわたっては、第2補強部材69が
上面板61並びに第1補強部材64と面一に取り付けら
れるようになっている。この第2補強部材69は、同じ
く金属板を曲げ加工することによって、細長い下面開放
の箱形に形成されている。第1補強部材64の左側(図
5の手前側)の側板64b、並びに膨出部8の側板8a
には、それぞれ2個ずつのねじ孔71が形成されてい
る。一方、第2補強部材69の正面から見た右側の側板
69a(図8,9参照)には、上記のねじ孔71と対応
してねじ66の挿通孔72が形成されているとともに、
左側の側板69bには、ねじ66の頭部を挿通可能とす
る逃がし孔73が、挿通孔72と対応して開口されてい
る。そして第2補強部材69は、図8,9にも示すよう
に、各逃がし孔73を通して挿通孔72にねじ66を挿
通し、対応するねじ孔71に螺合して締め付けることで
固定されている。なお、第2補強部材69が上記のよう
に取り付けられると、その前端部が膨出部8の前面壁よ
りも手前側に所定寸法突出する。また第2補強部材69
の前面板は、後記するマグネットキャッチ91を取り付
けるための取付板75となっている。
【0018】膨出部8ならびに収納スペース11の側方
を覆うようにしてサイドパネル77が張られる。このサ
イドパネル77は、上端部が内方に引っ込むように段付
き状とされることで、第2補強部材69に対する取付部
78が形成されている。サイドパネル77は、第2補強
部材69から支持フレーム14の外側に当てられるよう
にして張られ、下端側の所定箇所を受け板13の側板な
らびに支持フレーム14にねじ止めすることで固定され
る。このように固定されたサイドパネル77は、その前
縁が本体1の前面と略一致する位置まで突出し、その前
縁には直角曲げされたフランジ79が形成されている。
なお、膨出部8とサイドパネル77の間のスペースの奥
方は、サイドパネル77の奥縁側を直角曲げして形成し
たパネル80で覆われるとともに(図6参照)、収納ス
ペース11の奥方にはリヤパネル81が張られる。
【0019】また膨出部8の手前側の天井面には、天板
嵌込み板83が、その一部を本体1の上面板61と第2
補強部材69上に重ねてねじ止めして取り付けられる。
天板嵌込み板83の前端には、コ字形断面に曲成された
嵌込み部84が本体1側の嵌込み部62と一列に整合す
るようにして形成されている。これにより前面が開口さ
れた機械室12が構成される。機械室12の前面にはフ
ロントパネル85がヒンジ86を介して開閉可能に装着
され、その揺動端が上記したサイドパネル77の前縁の
フランジ79に当接されることで閉鎖されるようになっ
ている。なおフロントパネル85の下部側には、複数の
外気の吸気口87が全面にわたって開口されているとと
もに、上部側における冷却室9とサイドパネル77の間
の空間と対応する部分には排気口88が形成され、リヤ
パネル81並びにサイドパネル77にも排気口88が形
成されている。したがって冷却運転中には、凝縮器ファ
ン21の駆動によって外気がフロントパネル85の吸気
口87から収納スペース11内に吸引され、凝縮器23
を冷却して熱交換された暖排気が上記した各排気口88
から外部に排気可能とされている。
【0020】上記した天板56は、本体1と機械室12
並びに機械室12の背面空間の上方に張られるべく平面
長方形に形成されており、その前縁にはコ字形部90が
形成されているとともに、左右並びに背面の端縁には下
向きのフランジ56aが形成されている。この天板56
は、前縁のコ字形部90が本体1と天板嵌込み板83の
嵌込み部62,84にわたって嵌められるとともに、左
側のフランジ56aはサイドパネル77の取付部78の
外側に、右側のフランジ56aは本体1の右側面の外側
に、さらに背面側のフランジ56aは、本体1の背面と
第1および第2の補強部材64,69の外側にそれぞれ
嵌められる。そして、各フランジ56aをねじ止めする
ことによって固定される。例えば左側のフランジ56a
は、サイドパネル77の取付部78を第2補強部材69
に対してねじで共締めすることによって固定される。
【0021】なお、上記した第2補強部材69の前端に
設けられた取付板75には、天板56よりも下方に突出
した部分において上部マグネットキャッチ91が設けら
れ、吸着面がサイドパネル77のフランジ79と同一面
に来るようにして取り付けられる。また図3に示すよう
に、冷却ユニット6の基板15に設けられた把手17に
おける手前側の側板17bには、下部マグネットキャッ
チ91が取り付けられ、冷却ユニット6が機械室12内
の正規位置に収納されたところで、吸着面がフランジ7
9と同一面に来る設定となっている。したがって、冷却
ユニット6を機械室12内に収納したのちフロントパネ
ル85を閉じると、フロントパネル85の揺動端がサイ
ドパネル77のフランジ79に密着状に当接されて閉鎖
され、それとともに上下の端縁の揺動端に近い部分が、
上下のマグネットキャッチ91によりそれぞれ磁気吸着
されて、閉鎖状態に保持される。
【0022】本実施形態は上記のような構造であって、
天板56を張る部分の構造において、膨出部8の背面空
間の天井部分には方形の第1補強部材64が、また第1
補強部材64から膨出部8の側面にわたって細長い第2
補強部材69がそれぞれ取り付けられ、機械室12の背
面空間において、天板56の角の部分を第1と第2の補
強部材64,69で全面的に受けるようにしたから、そ
れだけ補強部材64,69に加わる荷重を分散でき、補
強強度を高めることができる。よって、変形等を招くこ
となく天板56を安定して支持することが可能となる。
【0023】なお、本体1の奥行き寸法が変更となって
膨出部8との段差寸法が変わった場合には、それに対応
した寸法の補強部材64,69を製造すればよく、補強
部材自体は金属板をプレス成形することで製造できるか
ら、簡単にかつ安価に対応することができる。また、補
強部材64,69は天板56ですっぽりと覆われるか
ら、外観もすっきりとまとめられる。
【0024】<他の実施形態>続いて、図10ないし図
16によって補強部材の配設構造に変更を加えた他の実
施形態を説明する。第2実施形態ないし第5実施形態
は、従来技術で説明したものと同様のアングル状の補強
部材を利用したものである。図10に示す第2実施形態
は、膨出部8の背面空間の天井部分において、従来と同
様のアングル状の補強部材101が本体1の背面と面一
に固定されるとともに、膨出部8の背面と補強部材10
1との間の左端側に、細長い下面開放の箱形をなす補強
部材102(第1実施形態に示した第2補強部材69を
短寸としたもの)が配置されて、膨出部8にねじ止めら
れて固定されている。図11に示す第3実施形態は、第
2実施形態の構造に加え、アングル状の補強部材101
と、細長い補強部材102同士がさらにねじ103によ
り固定されている。
【0025】図12に示す第4実施形態は、アングル状
の補強部材101aが短寸に形成される一方、細長い補
強部材102aが上記よりも少し長く形成されており、
その補強部材102aが、アングル状の補強部材101
aの左端面から膨出部8の背面の左端に向けてわたされ
て、補強部材101aと膨出部8にそれぞれねじ103
で止められて固定されている。図13に示す第5実施形
態は、第2実施形態と同じアングル状の補強部材101
が取り付けられるとともに、その補強部材101の左端
面から膨出部8の左側面にわたって、第1実施形態の第
2補強部材69と同様の長尺の細長い補強部材102b
が当てられて、ねじ103により固定されている。第2
実施形態ないし第5実施形態では、膨出部8(機械室1
2)の背面空間において、天板56の角の部分における
少なくとも背面側の端縁と機械室12側の端縁の2箇所
を補強部材で受けられるようになっているから、補強強
度が高められる。
【0026】第6実施形態ないし第8実施形態は、第1
実施形態の第1補強部材64と同様の、下面開放の偏平
な方形状をなす箱形の補強部材を使用している点で共通
している。図14に示す第6実施形態は、第1実施形態
に示した第1補強部材64と同じ補強部材104が、膨
出部8の背面空間の天井部に配設され、右側板と前面板
とが、それぞれ本体1の左側面と膨出部8の背面とにね
じ103で止められて固定されている。図15に示す第
7実施形態は、アングル状の補強部材101が取り付け
られる一方、その補強部材101と膨出部8の背面との
間に、第6実施形態よりも奥行き寸法の短い方形状の補
強部材104aが嵌められ、アングル状の補強部材10
1、本体1の左側面および膨出部8の背面の3面にねじ
103で固定されている。図16に示す第8実施形態
は、膨出部8の背面の天井部分に方形状の補強部材10
4が固定され、その補強部材104の左側面から膨出部
8の側面にわたって細長い補強部材102bが固定され
ていることは、前記第1実施形態と同様であるが、さら
に補強部材104の前面板が膨出部8の背面にねじ10
3で固定されている。これらの第6実施形態ないし第8
実施形態では、機械室12の背面空間と対応する天板5
6の角の部分が全面的に受けられ、同様に補強強度を高
めることができる。
【0027】なお、本発明は上記記述及び図面によって
説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次
のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して
実施することができる。 (1)本発明は冷蔵庫に限らず、本体の側方に温度制御
ユニットを収納する機械室を設けた横長の貯蔵庫であっ
て、その上面に調理板に使用する等の天板が張られてい
る貯蔵庫全般に広く適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の正面図
である。
【図2】 その側面図である。
【図3】 冷却ユニットを収納する前の状態の斜視図で
ある。
【図4】 冷蔵庫の内部を示す断面図である。
【図5】 機械室の分解斜視図である。
【図6】 天板を取り付けた機械室部分の一部切欠斜視
図である。
【図7】 冷蔵庫の一部切欠平面図である。
【図8】 図7のA−A線断面図である。
【図9】 図7のB−B線断面図である。
【図10】 本発明の第2実施形態に係る補強部材の配
設構造を示す平面図である。
【図11】 第3実施形態の補強部材の配設構造を示す
平面図である。
【図12】 第4実施形態の補強部材の配設構造を示す
平面図である。
【図13】 第5実施形態の補強部材の配設構造を示す
平面図である。
【図14】 第6実施形態の補強部材の配設構造を示す
平面図である。
【図15】 第7実施形態の補強部材の配設構造を示す
平面図である。
【図16】 第8実施形態の補強部材の配設構造を示す
平面図である。
【図17】 従来例の斜視図である。
【図18】 その補強部材の取付部分の断面図である。
【符号の説明】
1…本体 2…冷蔵室 6…冷却ユニット 8…膨出部
9…冷却室 11…収納スペース 12…機械室 5
6…天板 64…第1補強部材 66…ねじ 69…第2補強部材 101…補強部材 101a…補
強部材 102…補強部材 102a…補強部材 10
2b…補強部材 103…ねじ 104…補強部材 1
04a…補強部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室を内部に設けた本体の側方には機
    械室が設けられ、前記本体と機械室の上面にわたって天
    板を張る場合の構造であって、前記機械室の背面が本体
    の背面よりも段差状に引っ込んでいるものにおいて、 前記機械室の背面側の空間における天井部分には、前記
    天板の角の部分における少なくとも背面側の端縁と機械
    室側面側の端縁とを受ける補強部材が設けられているこ
    とを特徴とする貯蔵庫における天板の張設構造。
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JP2011137572A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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