JPH09273053A - 給糸装置 - Google Patents

給糸装置

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JPH09273053A
JPH09273053A JP8330493A JP33049396A JPH09273053A JP H09273053 A JPH09273053 A JP H09273053A JP 8330493 A JP8330493 A JP 8330493A JP 33049396 A JP33049396 A JP 33049396A JP H09273053 A JPH09273053 A JP H09273053A
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JP
Japan
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yarn
storage drum
yarn storage
feeder according
drum
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Pending
Application number
JP8330493A
Other languages
English (en)
Inventor
Horst Paepke
ペプケ ホルスト
Joachim Paepke
ペプケ ヨアヒム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terrot Strickmaschinen GmbH
Original Assignee
Terrot Strickmaschinen GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Terrot Strickmaschinen GmbH filed Critical Terrot Strickmaschinen GmbH
Publication of JPH09273053A publication Critical patent/JPH09273053A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/48Thread-feeding devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な糸張力で編物用編目の形成が可能とな
るように、ボビンから糸を引き取るときに発生する尖頭
張力を殆ど均等にする給糸装置を提供する。 【解決手段】 少なくともほぼ垂直な軸線の周りを回転
可能に支承された駆動可能な少なくとも1つの貯糸ドラ
ム13を有し、糸26が給糸案内要素30を介してこの
貯糸ドラム13に接線方向で供給されて、糸引取案内要
素49を介して接線方向で取り出されるようになった繊
維機械用給糸装置において、少なくとも1つの他の貯糸
ドラム21が第1貯糸ドラム13と並べて配置されてお
り、貯糸ドラム13,21がそれぞれ少なくとも1つの
巻糸を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提部
分に記載された貯糸ドラムを有する繊維機械用給糸装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冒頭に指摘した貯糸ドラムを有する給糸
装置は例えばドイツ特許公報第3501944号により
公知である。この給糸装置の貯糸ドラムでは、処理され
るべき糸は接線方向で切頭円錐形糸進入領域によって受
容されて複数回巻き付けられ、次に、僅かな円錐度で糸
進入領域に続く貯糸領域によって引き取られる。この造
形と複数の巻糸とによって、一方では、糸を貯糸ドラム
の周速度で繊維機械の糸処理部に案内することが可能に
なり、他方では、糸層を重ね巻きすることなく互いに平
行に並べ、且つ貯糸ドラムの円錐度によって軸方向下方
への複数の巻糸の縦変位が可能になる。
【0003】針に給糸して編目を形成するためにボビン
から糸を引き取るとき、尖頭張力が発生して、編目形成
に至るまで影響を及ぼすことがある。マルチフィラメン
ト繊維において例えば最終層で繊維細毛が外方に突出
し、これらの繊維細毛が、引き取られるべき糸の繊維細
毛とファスナーの方式で絡み付くことによって、このよ
うな尖頭張力は発生することがある。これにより、引き
取られるべき糸は短時間引っかかったままとなることが
ある。これによって発生する尖頭張力は特に編目形成時
に不利に作用する。というのも、このような尖頭張力に
よって編目が過度に小さく形成されることがあり、これ
により、編目に比較的太い針頭をもはや挿通することが
できなくなるからである。そのことから機械を停止せざ
るを得ないことがある。
【0004】切頭円錐形糸進入領域の構成と、その下に
ある実質的に円筒形の糸進出領域とによって、張力を最
小に低減しておくことができるが、この張力低減策によ
っては、例えば木綿、羊毛、合成繊維材料等といったよ
うに被処理材料が異なる場合に、尖頭張力を十分に減退
させて編物の確実で均一な編目形成を実現しておく上で
十分ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、均一な糸張力で編物用編目の形成が可能となるよう
に、ボビンから糸を引き取るときに発生する尖頭張力を
殆ど均等にする給糸装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の給糸装置は、少
なくともほぼ垂直な軸線の周りを回転可能に支承された
駆動可能な少なくとも1つの貯糸ドラム(第1貯糸ドラ
ム)を有し、糸が給糸案内要素を介してこの貯糸ドラム
に接線方向で供給されて、糸引取案内要素を介して接線
方向で取り出されるようになった繊維機械用給糸装置に
おいて、少なくとも1つの他の貯糸ドラム(第2貯糸ド
ラム)が第1貯糸ドラムと並べて配置されており、貯糸
ドラムのそれぞれが少なくとも1つの巻糸を有する、と
いうものである。
【0007】上記課題がこの給糸装置の特徴部分の特徴
によって解決される。
【0008】本発明の給糸装置では、少なくとも2つの
貯糸ドラムが並べて配置され、糸が給糸方向で貯糸ドラ
ムごとに少なくとも各1つの巻糸を有することにより、
ボビンから糸を引き取るとき尖頭張力がかなり低減され
る。貯糸ドラムの切頭円錐形領域で糸に作用する索多角
形原理によって、第1貯糸ドラムではまず或る張力低減
を達成することができ、次にこの張力低減は第2貯糸ド
ラムによる尖頭張力の更なる低減によって増長される。
これにより、例えば、糸張力をグラム単位で記載した場
合のその糸張力は、第1貯糸ドラムに進入するとき10
gとなることがあり、第2貯糸ドラムから進出後、糸張
力は約4gとなることがある。実験で判明したように、
第1貯糸ドラムと第2貯糸ドラムとの間にはなお約6g
の張力がある。更に貯糸ドラムの数を増加させると、糸
張力を更に低減しておくことができよう。糸張力の低減
の度合いは、実質的に、処理されるべき糸の種類と貯糸
ドラムの表面と糸進入領域の円錐度とに依存している。
【0009】本発明の有利な一実施態様によれば、第1
貯糸ドラムの後段に設けられる1つ又は複数の第2貯糸
ドラムが、第1貯糸ドラムとは異なる回転数、好ましく
はそれより高い回転数、で駆動可能である。これによ
り、高い回転数によって索多角形原理の作用を高めるこ
とができるので、糸が特定の張力で第1貯糸ドラムから
引き取られることを確保することができる。これによ
り、尖頭張力の低減効果を増長させることができる。
【0010】本発明の他の有利な一構成によれば、糸が
第1貯糸ドラムの糸進出領域でこのドラムから進出し
て、接線方向で第2貯糸ドラムの糸進入領域に供給され
る。これにより、有利なことに、第1貯糸ドラムと第2
貯糸ドラムとをカスケード状に前後に配置することがで
き、そのようにしておくことによって、糸が重なり合っ
て進入することなくなり、他の貯糸ドラムに進入する糸
が個々の巻に確実に分離されるようになる。
【0011】本発明の他の有利な一構成によれば、前後
に設けられる貯糸ドラムが同一に構成されている。これ
により、給糸装置を安価に構成することができる。
【0012】本発明によれば更に、給糸装置によって担
持される少なくとも2つの貯糸ドラムの周りに少なくと
も1つの巻糸を巻く、といったような、尖頭張力を低減
するための選択的実施態様が可能になる。貯糸ドラムの
回転軸線は他の貯糸ドラムの軸平行な回転軸線とは相違
している。これにより、貯糸ドラムに巻き付けられる糸
を確実に分離しておくことが可能になり、軸平行な回転
軸線に対する角度位置に基づいて、実質的に互いに平行
な巻糸の間にかなり大きな間隔を与えておくことができ
る。巻付けごとに作用する索多角形原理によって、多数
巻の場合かなりの張力低減を達成することができ、この
場合糸進出領域では殆ど尖頭張力なしに糸を進出させる
ことができる。
【0013】本発明の他の有利な1構成によれば、第1
円筒形貯糸ドラムとその後段に第2切頭円錐形貯糸ドラ
ムが設けられており、円筒形貯糸ドラム及び切頭円錐形
貯糸ドラムの両方の外辺は側面図で見て実質的に互いに
平行に配置されている。これにより、切頭円錐形貯糸ド
ラムで糸を確実に分離させることができるようになり、
切頭円錐形貯糸ドラムの回転軸線が円筒形貯糸ドラムの
軸平行な回転軸線に対してずらされている寸法を適切に
定めることにより、切頭円錐形貯糸ドラムによる糸の分
離をさらに確実なものにすることができる。貯糸ドラム
の円筒形状によって糸は直線的に転向させることができ
る。第2貯糸ドラムを切頭円錐形貯糸ドラムとして構成
する利点として、巻ごとの区間を実質的に一定に保つこ
とができるので、巻糸数の増加に伴う糸張力の上昇が防
止される。
【0014】本発明の他の有利な1構成によれば、円筒
形貯糸ドラムが駆動されており、有利には切頭円錐形に
構成される他の貯糸ドラムが牽引される。これにより、
貯糸ドラムの周りに糸を均一に周回させておくことがで
き、これにより尖頭張力のエネルギの少なくとも一部
を、被牽引切頭円錐形貯糸ドラムの回転用に利用するこ
とができる。巻糸数の増加に伴って尖頭張力が徐々に減
衰するので、巻数を高めることによって糸の尖頭張力を
さらに減退させることができる。こうして次に、編物を
処理するために一定した糸張力が続くことになる糸進出
部を与えておくことができる。
【0015】本発明の有利な諸構成及び展開がその他の
請求項には明示されており、それらの詳細は以下の説明
によっていっそう明らかになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施例が図面に
図示されている。
【0017】本発明の給糸装置11における本質的な部
分が図1に図示されている。この給糸装置11は繊維機
械の機械リング12に着脱可能に固着されている。給糸
装置11が第1貯糸ドラム13を有し、この貯糸ドラム
13は軸14の一端に配置された駆動歯車16を介して
歯付駆動ベルト18によって主駆動輪17と駆動結合さ
れている。主駆動輪17の直径が無段調整可能であり、
貯糸ドラム13の回転数は処理されるべき糸又は加工糸
の種類に適合させることができる。
【0018】給糸装置11は給糸方向に見て後段に第2
貯糸ドラム21を有し、この貯糸ドラム21は軸22の
一端に配置される駆動輪23を介して歯付駆動ベルト2
4によってやはり主駆動輪17と駆動結合されている。
主駆動輪17の直径はやはり歯付駆動ベルト24用に無
段調整可能であり、歯付駆動ベルト18用直径の大きさ
にかかわりなく調整可能である。選択的に、なお複数の
第2貯糸ドラム21を前後に配置しておくことができ、
これにより、貯糸ドラム13,21はカスケード方式
(水平間隔を隔てて上下に位置ずれさせた形)で配列さ
せておくことができる。前後に設けられる第2貯糸ドラ
ム21の数は、以下なお説明するように、作用と経費と
に基づいて慎重に検討されねばならない。
【0019】糸26は図示しないボビンから引き取られ
る。この糸26はモノフィラメント種又はマルチフィラ
メント種の糸又は加工糸とすることができる。特にマル
チフィラメント糸を引き取るとき、ボビンの最終層から
外方に突出する繊維細毛によって、糸26の引取り時に
絡合い効果若しくは一種のファスナー効果が現れ、これ
により、被引取り糸がそこで短時間引っ掛かったままと
なり、若しくは引取りが妨げられることがある。これに
よって尖頭張力が発生し、その尖頭張力が針31に至る
まで伝搬する。これによって編目33は、針31の針頭
が編目33を通過して糸26を把持することがもはやで
きなくなるほどに小さくなることがある。これにより、
機械が停止することがある。
【0020】このような尖頭張力を減退するために糸2
6はまず糸案内ハト目27を通過し、次に、ネップが通
過して処理されるのを防止するために(図示しない)ネ
ップ点検要素に通される。引き続き糸26が供給される
糸制動装置28は、水平に配置される糸案内ハト目(糸
案内要素)30上を遊動する球29で構成されている。
糸制動装置28により糸26の過度の送り込みが防止さ
れる。そのような制動後、糸26は糸案内要素30を介
して貯糸ドラム13に供給される。これにより、実質的
に扁平切頭円錐形に構成されている糸進入領域36に糸
26が接線方向で進入する。引き続き糸26は、好まし
くは貯糸ドラム13に完全に1巻きされた後、実質的に
円筒形に構成される糸進出領域37から接線方向へ引き
取られる。糸26は貯糸ドラム13と貯糸ドラム21と
の間に配置される糸案内要素39を介して第2貯糸ドラ
ム21に供給され、再び、実質的に扁平切頭円錐形に構
成される糸進入領域46に接線方向で進入する。貯糸ド
ラム21に完全に1巻きされた後、糸26は円筒形糸進
出領域47から糸張力監視装置51に供給される。引き
続き糸26は編目引下げのために針31に供給される。
同様に、例えば糸進入領域36,46及び/又は貯糸領
域37,47で複数回巻付けるようにすることもでき
る。
【0021】給糸装置11に設けられる貯糸ドラム1
3,21、軸14,22、駆動輪16,23、歯付駆動
ベルト18,24等のその駆動結合された部品は、同一
に構成しておくことができる。貯糸ドラム21は貯糸ド
ラム13に比べて高さ位置をずらして配置されており、
貯糸ドラム13からの糸26の進出点52と貯糸ドラム
21への糸26の進入点53との間には水平な糸部分が
ある。これにより、両方の糸進入領域36,46におい
て索多角形原理が完全に有効に作用し、糸26が滑りな
しで貯糸ドラム13,21に当接するようになるので、
糸26中の尖頭張力を最適に減退させることができる。
一方で摩擦に応じて糸26をボビンから引き取ることが
でき、他方でボビンから糸26を引き取るときにも尖頭
張力が減退する。
【0022】糸26の尖頭張力の減退は、2つの同一に
構成された貯糸ドラム13,21を同じ回転数で駆動す
ることによって実現させることができる。
【0023】例えば貯糸ドラム13,21を同一に構成
した場合に後段の貯糸ドラム21の回転速度を少なくと
も僅かに高めると、尖頭張力の低減効果が強まる。これ
により、第1貯糸ドラム13と第2貯糸ドラム21との
間で生成する糸張力によって尖頭張力を更に補償してお
くことができ、糸26が編目33に達するときには、尖
頭張力をほぼ半分に低減させることができる。回転速度
の条件に依存してこの張力低減をさらに増長させること
ができる。
【0024】選択的に、貯糸ドラム13,21を異なる
態様に構成しておくこともできる。その場合、例えば−
第2貯糸ドラム21が直径の点で先行の貯糸ドラム13
よりも小さいとき−回転数をそれ相応に高めねばならな
い点を考慮しなければならない。その逆に、第2貯糸ド
ラム21が第1貯糸ドラム13よりも大きく構成されて
いる場合、回転速度は低下させねばならない。
【0025】更に、第2貯糸ドラム21の回転速度を第
1貯糸ドラム13よりも僅かに低くすることもできる。
これによって尖頭張力の低減をやはり達成することがで
きる。というのも、第1、第2貯糸ドラム13,21の
間の実質的に水平な糸道を多少弛緩構成することによっ
て尖頭張力が伝達することはなく、若しくは尖頭張力が
第2貯糸ドラム21を超えて伝達されることがなく、同
様に糸26は編目形成のために一定した張力で針31に
供給することができる。第1、第2貯糸ドラム13,2
1の貯糸領域37,47は、この場合有利には、糸26
が貯糸ドラム21に確実に1巻されるように、縦長に構
成しておくことができる。
【0026】図1に示す貯糸ドラム13,21の構成は
強制的なものではない。少なくとも1つの巻糸を巻付け
るとき索多角形原理による作用を可能とするその他の選
択的形状及び表面性状も実現しておくことができる。
【0027】図1に示す本発明による装置によって、糸
張力に尖頭張力が重なることもなく一定した糸張力で糸
の供給を可能とするために、各被処理材料ごとに微妙に
調整可能な給糸装置が提供されている。
【0028】やはり糸26を引き取るときに発生する尖
頭張力を減退し若しくは少なくとも著しく低減すること
のできる給糸装置61の本発明による構成が図2に図示
されている。
【0029】この給糸装置61は繊維機械の機械リング
12に着脱可能に固着されている。給糸装置61が第1
貯糸ドラム63を有し、この貯糸ドラム63は軸14の
一端に配置された駆動歯車16を介して歯付駆動ベルト
18によって主駆動輪17と結合されている。
【0030】糸26は図1と同様にボビンから引き取ら
れて、接線方向で貯糸ドラム63に供給される。糸26
は円筒形に構成される糸進入領域46若しくは貯糸領域
に接線方向で進入して、下手で第2貯糸ドラム64に供
給される。引き続き糸26は再び貯糸ドラム63に直接
戻されて、貯糸ドラム63,64に1巻が巻かれてい
る。有利には、糸26が糸張力監視装置51の脇を通過
して針31に供給されるよりも前に、貯糸ドラム63,
64の周りに複数の巻糸が巻かれる。
【0031】第2貯糸ドラム64は第1貯糸ドラム63
と同一に、又は、図2に示すように好ましくは扁平切頭
円錐形に構成しておくことができる。錐面は回転軸線6
6に対して、有利には2°〜5°の傾きを有する。貯糸
ドラム64は貯糸ドラム63の回転軸線67に対して軸
平行な軸線70から角度αだけ偏向されており、貯糸ド
ラム63,64の両方の外辺68,69は実質的に互い
に平行に配置されている。角度αのこの偏向は、この場
合個々の巻糸の糸張力を一定に保つことができるので、
有利であることが判明した。
【0032】貯糸ドラム64は関節継手71を介して給
糸装置11のケーシング72に配置されている。この関
節継手71は軸平行な軸線70とは異なる任意の偏向を
可能とし、貯糸ドラム64は角度αの偏向だけでなく、
図3に示すように角度βの偏向も可能である。選択的
に、角度αの偏向と角度βの偏向とからなる合成に沿っ
て貯糸ドラム64を偏向可能とすることもできる。
【0033】しかし両方の偏向をまず別々に検討して、
それらの作用を一層明確にすることにする。角度βの偏
向は貯糸ドラム63,64に進入する糸26を分離する
のに役立つ。角度βが大きければ大きいほど、個々の巻
糸の間の距離が大きくなる。図3において角度βは、貯
糸ドラム64に進入する糸部分とそこから進出する糸部
分との間に例示的に示されている。
【0034】貯糸ドラム64は、有利には、駆動されて
いるのでなく、貯糸ドラム64に作用する巻糸の摩擦に
よって牽引される。そのために貯糸ドラム64は、慣性
を殆ど低減するために、有利には肉薄中空円筒として構
成されている。更に、有利には、貯糸ドラム63,64
に表面加工が施されており、この表面加工は有利には硬
質クロムめっきの態様で与えておくことができる。これ
は、可能な選択案の1つにすぎない。
【0035】角度α及び角度βの傾動は第2貯糸ドラム
64の構成に依存している。例えば、貯糸ドラム64が
円筒形ロールである場合、巻ごとに大きくなる路程に基
づいて下側巻糸中で糸張力が益々増加し、角度βが過度
に大きい場合糸切れを生じることがあるように、角度β
の偏向は作用する。これは、他方で、角度βも角度αも
切頭円錐の傾きに基づいてその傾動を適合されていなけ
ればならないことを意味する。
【0036】牽引された貯糸ドラム64の構成によっ
て、尖頭張力のエネルギが貯糸ドラム64用駆動エネル
ギに変換されるので、巻糸中に現れる尖頭張力は減退さ
せることができる。更に、多数の巻付けによって尖頭張
力が徐々に減衰するので、尖頭張力は巻糸の数を増やす
ことによって減退させることができる。
【0037】図2に示す実施態様の給糸装置61も図1
に示す給糸装置11も、両方とも、それらが両側で働く
ことができ且つ尖頭張力を平滑にすることができる利点
を有する。これは、しばしば機械側若しくは針31から
も、編目引下げ中に尖頭張力が現れて、給糸装置11、
61の方向に進むことを意味する。本発明により構成さ
れた給糸装置11、61によって、進入側からも進出側
からも平滑さが与えられているように、これらの糸張力
尖頭も平滑にすることができる。
【0038】貯糸ドラム64が図2、図3に示す角度
α,βに従って傾動する場合、書き込まれた矢印に従っ
て回転軸線66,67の周りでの貯糸ドラム63,64
が回転することが必要である。さもないと、糸26は下
方に繰り出されないで、下方に分離されるであろう。
【0039】貯糸ドラム64の調整可能性によって、糸
及び加工糸の各材料に合わせて調整可能な、従って柔軟
な適用範囲を有する給糸装置がやはり提供されている。
【0040】貯糸ドラム64は選択的に駆動しておくこ
ともできる。好ましくは、貯糸ドラム63の駆動速度に
ほぼ一致し又は僅かに低い駆動速度が設けられている。
不利な作用を生じることなく、貯糸ドラム64が貯糸ド
ラム63よりも迅速に駆動されることも十分に考えられ
る。
【0041】更に、図2に示す貯糸ドラム対63,64
の配置は必ずしも必要なものではない。この配置は同様
に鏡像反転させて設けておくこともできる。更には、同
一の作用、つまり尖頭張力の減退を達成することができ
るように、好ましい配置において給糸装置11のケーシ
ングに取付可能な複数の貯糸ドラムを設けておくことも
できる。このような対の配置は、図1と同様に、カスケ
ード状に前後に設けておくこともできる。貯糸ドラムの
配置及び数に基づいてその幾何学も適合させておくこと
ができる。
【0042】図1〜図3には更に保護装置91が図示さ
れており、この保護装置は直立したピン92として構成
されており、外側に配置される周方向保護遮蔽材93を
備えている。この保護遮蔽材93は、機械リング12上
に配置されたすべての給糸装置11,61を包囲する帯
材として構成しておくことができる。保護遮蔽材93の
幅は駆動輪16,23の数に、若しくはこれによって保
護されるべき高さに、適合可能である。これにより、外
部から駆動要素16,23,18,24への接近を簡単
に阻むことができる。
【0043】図2に略示した関節継手71が図4に拡大
図示されている。給糸装置61のケーシング72が段差
穴75を有し、ボルト73の球形頭部74がこの段差穴
75に嵌込可能である。この段差穴75は球形頭部74
を受容する部分にねじ山76を有し、このねじ山76が
締付部材78を受容する。これにより、下方に突出する
ボルト73は縦軸線とは異なる位置において斜めに配置
することができる。縦軸線が軸線70に一致し、角度
α,βだけの調整及び偏向を実現しておくことができ
る。
【0044】貯糸ドラム64は中空円筒体として構成さ
れており、軸受81で支えられる肩部79を有する。こ
の軸受81はやはりねじ継手82を介してボルト73に
固着されており、貯糸ドラム64は回転自在に支承され
ており、軸線70とは異なる任意の角度位置で調整可能
である。
【0045】本発明による給糸装置の好ましい実施形態
を以下に列挙する。 (1)第1貯糸ドラム13及び/又は少なくとも1つの
他の貯糸ドラム21が駆動可能である。 (2)第1貯糸ドラム13及び/又は他の貯糸ドラム2
1が一緒に駆動可能である。 (3)第1貯糸ドラム13が、少なくとも1つの他の貯
糸ドラム21とは異なる駆動速度で駆動可能である。 (4)貯糸ドラム13,21が給糸装置11の共通の縦
中心面に配置可能である。 (5)貯糸ドラム13,21が実質的に同一に構成され
ている。 (6)貯糸ドラム21が扁平切頭円錐形糸進入領域46
を有し、実質的に円筒形の貯糸領域47がこの糸進入領
域に続いている。 (7)貯糸ドラム13,21がカスケード状に前後に配
置されており、少なくとも1つの他の貯糸ドラム21の
扁平切頭円錐形糸進入領域46が、実質的に、第1貯糸
ドラム13の貯糸領域37の高さに配置されている。 (8)糸26が第1貯糸ドラム13から接線方向で取り
出されて、実質的に接線方向で貯糸ドラム21の糸進入
領域46に供給可能である。 (9)糸26が第1貯糸ドラム13と少なくとも1つの
他の貯糸ドラム21との間を実質的に水平に移動する。 (10)第1貯糸ドラム13と少なくとも1つの他の貯
糸ドラム21との間に糸案内要素39が配置されてい
る。 (11)糸26が少なくとも1つの他の貯糸ドラム21
の貯糸領域47から実質的に接線方向で取出し可能であ
る。 (12)糸26が糸引取案内要素49によって貯糸ドラ
ム21の貯糸領域47から実質的に水平に取り出され
る。 (13)ほぼ垂直な軸線の周りを回転可能に支承された
駆動可能な少なくとも1つの貯糸ドラム63を有し、糸
26が給糸案内要素30を介してこの貯糸ドラム63に
接線方向で供給されて、糸引取案内要素49を介して接
線方向で取り出されるようになった繊維機械用給糸装置
において、第1貯糸ドラム63及び少なくとも1つの他
の貯糸ドラム64が設けられていて、第1貯糸ドラム6
3と少なくとも1つの他の貯糸ドラム64とを包囲する
少なくとも1つの巻糸を有する。 (14)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64が、第1
貯糸ドラム13のほぼ垂直な軸線67から外れて配置さ
れた回転軸線を有する。 (15)第1貯糸ドラム63と少なくとも1つの他の貯
糸ドラム64が、幾何学的に相互に異なる形状の貯糸ド
ラム63,64である。 (16)貯糸ドラム63,64が実質的に同一に構成さ
れている。 (17)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64が少なく
とも1つの巻糸によって牽引されている。 (18)給糸案内要素30に付属した貯糸ドラム63が
駆動可能であり、後段に設けられる少なくとも1つの他
の貯糸ドラム64が牽引されている。 (19)第1貯糸ドラム63が円筒形に構成されてい
る。 (20)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64が円錐形
に構成されている。 (21)円錐形貯糸ドラム64が、回転軸線に対して1
0°未満の傾きの錐面を有する。 (22)円錐形貯糸ドラム64が、回転軸線に対して2
°〜5°の傾きの錐面を有する。 (23)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64が、第1
貯糸ドラム63の回転軸線67と軸平行な軸線70から
角度αだけ偏向可能である。 (24)角度αの偏向が給糸装置61の縦中心面上で行
われている。 (25)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64が、角度
αの偏向に対して実質的に直角に角度βで偏向可能であ
る。 (26)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64の角度調
整が関節継手71によって無段調整可能である。 (27)関節継手71が玉継手として構成されている。 (28)関節継手71が目盛を有する。 (29)少なくとも1つの被牽引貯糸ドラム64が中空
円筒体として構成されている。 (30)中空円筒体として構成される貯糸ドラム64が
肉薄に構成されている。 (31)貯糸ドラム63,64が被覆錐面を有する。 (32)貯糸ドラム63,64が硬質クロムめっき表面
を有する。 (33)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64が駆動可
能である。 (34)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64と貯糸ド
ラム63が同じ回転数で駆動可能である。 (35)少なくとも1つの他の貯糸ドラム64が、貯糸
ドラム63の回転数よりも高い回転数又は低い回転数で
駆動可能である。 (36)保護装置91が給糸装置11,61のケーシン
グ72上に配置されている。 (37)保護装置91が、着脱可能に固着可能なピン9
2と、実質的に駆動ベルト18と平行に延設されて前記
ピンに配置可能な保護遮蔽材とを有する。 (38)保護遮蔽材93が周方向帯材として構成されて
いる。
【0046】
【発明の効果】本発明の給糸装置によれば、ボビンから
糸を引き取るときに発生する尖頭張力を殆ど均等になる
ので、均一な糸張力で編物用編目の形成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各1巻を有する2つの貯糸ドラムを備えた給糸
装置の略示側面図である。
【図2】2つの貯糸ドラムを包囲する少なくとも1つの
巻糸を備えた選択的実施態様の給糸装置の略示側面図で
ある。
【図3】図2の矢印A方向に見た給糸装置の略示側面図
である。
【図4】図2の関節継手の略示拡大図である。
【符号の説明】
11,61 給糸装置 13 第1貯糸ドラム 18 歯付駆動ベルト 21 第2貯糸ドラム 26 糸 30 給糸案内要素 37 貯糸領域 39 糸案内要素 46 扁平切頭円錐形糸進入領域 47 糸進入領域 49 糸引取案内要素 61 給糸装置 63 第1貯糸ドラム 64 第2貯糸ドラム 67 回転軸線 70 軸線 71 関節継手 72 ケーシング 91 保護装置 92 ピン 93 保護遮蔽材

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともほぼ垂直な軸線の周りを回転
    可能に支承された駆動可能な少なくとも1つの貯糸ドラ
    ム(13)を有し、糸(26)が給糸案内要素(30)
    を介してこの貯糸ドラム(13)に接線方向で供給され
    て、糸引取案内要素(49)を介して接線方向で取り出
    されるようになった繊維機械用給糸装置において、少な
    くとも1つの他の貯糸ドラム(21)が第1貯糸ドラム
    (13)と並べて配置されており、貯糸ドラム(13,
    21)のそれぞれが少なくとも1つの巻糸を有すること
    を特徴とする給糸装置。
  2. 【請求項2】 第1貯糸ドラム(13)及び/又は少な
    くとも1つの他の貯糸ドラム(21)が駆動可能である
    請求項1に記載の給糸装置。
  3. 【請求項3】 第1貯糸ドラム(13)及び/又は他の
    貯糸ドラム(21)が一緒に駆動可能である請求項1又
    は請求項2に記載の給糸装置。
  4. 【請求項4】 第1貯糸ドラム(13)が、少なくとも
    1つの他の貯糸ドラム(21)とは異なる駆動速度で駆
    動可能である請求項1に記載の給糸装置。
  5. 【請求項5】 貯糸ドラム(13,21)が給糸装置
    (11)の共通の縦中心面に配置可能である請求項1〜
    4のいずれか一項に記載の給糸装置。
  6. 【請求項6】 貯糸ドラム(13,21)が実質的に同
    一に構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の給糸装置。
  7. 【請求項7】 貯糸ドラム(21)が扁平切頭円錐形糸
    進入領域(46)を有し、実質的に円筒形の貯糸領域
    (47)がこの糸進入領域に続いている請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の給糸装置。
  8. 【請求項8】 貯糸ドラム(13,21)がカスケード
    状に前後に配置されており、少なくとも1つの他の貯糸
    ドラム(21)の扁平切頭円錐形糸進入領域(46)
    が、実質的に、第1貯糸ドラム(13)の貯糸領域(3
    7)の高さに配置されている請求項1〜7のいずれか1
    項に記載の給糸装置。
  9. 【請求項9】 糸(26)が第1貯糸ドラム(13)か
    ら接線方向で取り出されて、実質的に接線方向で貯糸ド
    ラム(21)の糸進入領域(46)に供給可能である請
    求項1〜8のいずれか1項に記載の給糸装置。
  10. 【請求項10】 糸(26)が第1貯糸ドラム(13)
    と少なくとも1つの他の貯糸ドラム(21)との間を実
    質的に水平に移動する請求項1〜9のいずれか1項に記
    載の給糸装置。
  11. 【請求項11】 第1貯糸ドラム(13)と少なくとも
    1つの他の貯糸ドラム(21)との間に糸案内要素(3
    9)が配置されている請求項1〜10のいずれか1項に
    記載の給糸装置。
  12. 【請求項12】 糸(26)が少なくとも1つの他の貯
    糸ドラム(21)の貯糸領域(47)から実質的に接線
    方向で取出し可能である請求項1〜11のいずれか1項
    に記載の給糸装置。
  13. 【請求項13】 糸(26)が糸引取案内要素(49)
    によって貯糸ドラム(21)の貯糸領域(47)から実
    質的に水平に取り出される請求項1〜12のいずれか1
    項に記載の給糸装置。
  14. 【請求項14】 ほぼ垂直な軸線の周りを回転可能に支
    承された駆動可能な少なくとも1つの貯糸ドラム(6
    3)を有し、糸(26)が給糸案内要素(30)を介し
    てこの貯糸ドラム(63)に接線方向で供給されて、糸
    引取案内要素(49)を介して接線方向で取り出される
    ようになった繊維機械用給糸装置において、第1貯糸ド
    ラム(63)及び少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が設けられていて、第1貯糸ドラム(63)と少な
    くとも1つの他の貯糸ドラム(64)とを包囲する少な
    くとも1つの巻糸を有することを特徴とする給糸装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が、第1貯糸ドラム(13)のほぼ垂直な軸線(6
    7)から外れて配置された回転軸線を有する請求項14
    に記載の給糸装置。
  16. 【請求項16】 第1貯糸ドラム(63)と少なくとも
    1つの他の貯糸ドラム(64)が、幾何学的に相互に異
    なる形状の貯糸ドラム(63,64)である請求項14
    又は15に記載の給糸装置。
  17. 【請求項17】 貯糸ドラム(63,64)が実質的に
    同一に構成されている請求項14又は15に記載の給糸
    装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が少なくとも1つの巻糸によって牽引されている請
    求項14〜17のいずれか1項に記載の給糸装置。
  19. 【請求項19】 給糸案内要素(30)に付属した貯糸
    ドラム(63)が駆動可能であり、後段に設けられる少
    なくとも1つの他の貯糸ドラム(64)が牽引されてい
    る請求項14〜18のいずれか1項に記載の給糸装置。
  20. 【請求項20】 第1貯糸ドラム(63)が円筒形に構
    成されている請求項14〜19のいずれか1項に記載の
    給糸装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が円錐形に構成されている請求項14〜20のいず
    れか1項に記載の給糸装置。
  22. 【請求項22】 円錐形貯糸ドラム(64)が、回転軸
    線に対して10°未満の傾きの錐面を有する請求項21
    に記載の給糸装置。
  23. 【請求項23】 円錐形貯糸ドラム(64)が、回転軸
    線に対して2°〜5°の傾きの錐面を有する請求項21
    に記載の給糸装置。
  24. 【請求項24】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が、第1貯糸ドラム(63)の回転軸線(67)と
    軸平行な軸線(70)から角度αだけ偏向可能である請
    求項14〜23のいずれか1項に記載の給糸装置。
  25. 【請求項25】 角度αの偏向が給糸装置(61)の縦
    中心面上で行われている請求項24に記載の給糸装置。
  26. 【請求項26】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が、角度αの偏向に対して実質的に直角に角度βで
    偏向可能である請求項24又は25に記載の給糸装置。
  27. 【請求項27】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)の角度調整が関節継手(71)によって無段調整可
    能である請求項14〜26のいずれか1項に記載の給糸
    装置。
  28. 【請求項28】 関節継手(71)が玉継手として構成
    されている請求項27に記載の給糸装置。
  29. 【請求項29】 関節継手(71)が目盛を有する請求
    項27又は28に記載の給糸装置。
  30. 【請求項30】 少なくとも1つの被牽引貯糸ドラム
    (64)が中空円筒体として構成されている請求項14
    〜29のいずれか1項に記載の給糸装置。
  31. 【請求項31】 中空円筒体として構成される貯糸ドラ
    ム(64)が肉薄に構成されている請求項30に記載の
    給糸装置。
  32. 【請求項32】 貯糸ドラム(63,64)が被覆錐面
    を有する請求項14〜31のいずれか1項に記載の給糸
    装置。
  33. 【請求項33】 貯糸ドラム(63,64)が硬質クロ
    ムめっき表面を有する請求項14〜31のいずれか1項
    に記載の給糸装置。
  34. 【請求項34】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が駆動可能である請求項14〜17のいずれか1項
    に記載の給糸装置。
  35. 【請求項35】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)と貯糸ドラム(63)が同じ回転数で駆動可能であ
    る請求項34に記載の給糸装置。
  36. 【請求項36】 少なくとも1つの他の貯糸ドラム(6
    4)が、貯糸ドラム(63)の回転数よりも高い回転数
    又は低い回転数で駆動可能である請求項14〜17のい
    ずれか1項に記載の給糸装置。
  37. 【請求項37】 保護装置(91)が給糸装置(11,
    61)のケーシング(72)上に配置されている請求項
    1又は請求項14に記載の給糸装置。
  38. 【請求項38】 保護装置(91)が、着脱可能に固着
    可能なピン(92)と、実質的に駆動ベルト(18)と
    平行に延設されて前記ピンに配置可能な保護遮蔽材とを
    有する請求項37に記載の給糸装置。
  39. 【請求項39】 保護遮蔽材(93)が周方向帯材とし
    て構成されている請求項37又は38に記載の給糸装
    置。
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