JPH09272954A - リニアモーターカー超伝導コイル締結用高強度非磁性鋼 - Google Patents
リニアモーターカー超伝導コイル締結用高強度非磁性鋼Info
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- JPH09272954A JPH09272954A JP11014196A JP11014196A JPH09272954A JP H09272954 A JPH09272954 A JP H09272954A JP 11014196 A JP11014196 A JP 11014196A JP 11014196 A JP11014196 A JP 11014196A JP H09272954 A JPH09272954 A JP H09272954A
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Abstract
強さ:800N/mm2以上、耐食性:塩水噴霧試験で
100時間経過後の発錆のない、透磁率:1.05以下
の耐食高強度非磁性鋼部品を提供する。 【解決手段】 重量%で、Mn:5.0〜8.5%、N
i:4.0〜9.0%、Cr:16.0〜21.0%、
Cu:1.0〜4.0%、B:0.0015〜0.00
40%を含有し、さらにC+N:0.20〜0.35%
の関係を有し、かつ条件式:530−410[C]−3
50[N]−10[Mn]−15[Cr]−30[Ni
+Cu]−10[Mo]≦−80を満足するステンレス
鋼を、10〜20%の加工率の冷間加工し、60〜15
0℃ので冷間鍛造又はヘッダー加工し、300〜550
℃で15分以上保持してなる図1に示す透磁率を1.0
5以下のリニアモーターカー超伝導コイル締結用高強度
非磁性鋼。条件式の[ ]内は各元素の重量%を意味す
る。
Description
ーの浮上用や推進用に用いられる超伝導コイルの締結部
品用に見られる、強磁場中で使用される構造物締結に使
用される非磁性鋼に関するものであり、特に当該部品の
非磁性を確保し、同時に耐食性と強度を向上させる製造
方法に関するものである。
のように、強磁場中に晒される構造物の素材は誘導によ
る発熱やそれに伴う特性の劣化を阻止するために非磁性
であることが要求される。特に耐食性が必要とされるも
のについては、SUS304やSUS316などに代表
されるオーステナイト系ステンレス鋼が使用され、成形
した後溶体化処理を行って非磁性鋼部品を製造する方法
が一般的に行われている。また、特に強度が要求される
構造物の素材としては、Nを添加することでオーステナ
イト相を安定化した高Mn非磁性鋼が使用されている。
用部品において、素材への信頼性としてSUS304並
のオーステナイト系ステンレス鋼に匹敵する耐食性と、
調質を施された機械構造用鋼並の強度レベルが要求され
ると同時に、製造コストが重要な要素となっている。こ
のような場合には、特開平7ー243001や特開平7
−102318のような高価なNi量を低減した高Mn
高N非磁性鋼が提案されている。しかし、これらの非磁
性鋼は冷間加工性が悪く、通常は、特開平7−2430
01の場合のように熱間鍛造後、固溶化状態で使用され
たり、特開平7−102318のように最終加工は温間
鍛造で成形されるため、脱スケール等の後処理や冷間加
工に比べ寸法制度が悪く機械加工による最終仕上げが必
要であり、冷間加工による最終成形に比べて工程増、コ
スト高となる問題点がある。
材は、一般のオーステナイト系ステンレス鋼では、固溶
化処理により透磁率は、1.1以下となり比較的良好な
非磁性と耐食性を有するが、高い強度を保証することは
不可能である。また高い強度レベルと耐食性を併せ持つ
素材として、SUS631のような析出硬化型ステンレ
ス鋼がある。しかし、この材料は析出物の組成や量、マ
トリクス相のコントロールが難しく、非磁性を安定して
保証することが困難である。
鋼に要求される特性を具体的に表すと以下のようにな
る。 0.2%耐力:650N/mm2 以上 引張強さ :800N/mm2 以上 耐食性 :塩水噴霧試験(JIS Z 2371)
で100時間経過後も発錆しないこと 透磁率 :1.05以下 その他 :低廉であること
よび引張強さに関しては、締結材としての静的強度およ
び疲労強度を確保する上で重要な特性である。
ならず製造工程費用が大きな割合を占めるものである。
足することができず、すべての特性を兼ね備えた非磁性
鋼を実現する必要があった。本発明では、成分的に特性
はもとより化学成分に適正なものを選び、なおかつすべ
ての部材成形において冷間加工、冷間成形を用いること
で、熱間や温間での加工に比べて工程費用の低減を目的
としたものである。そこで、本発明では、上述の目的に
対応可能な、冷間加工性が良好で高強度化でき、なおか
つ耐食性、非磁性ともに良好な材料として弊社特公平7
−70701のような成分バランスを持つMn、Ni、
Cu、Nを含有するステンレス鋼を使用することとし
た。よって本発明は、特公平7−70701を基に、上
記の強度特性、耐食性、非磁性をいずれも満足し得る製
造工程を研究・開発し、耐食高強度非磁性鋼部品を提供
することを目的とするものである。
の手段として本発明は、請求項1の発明では、化学成分
が重量%で、C:0.12%以下、Si:0.05〜
1.00%、Mn:5.0〜8.5%、P:0.045
%以下、S:0.015%以下、Ni:4.0〜9.0
%、Cr:16.0〜21.0%、Cu:1.0〜4.
0%、N:0.15〜0.30%、O:0.0040%
以下、B:0.0015〜0.0040%を含有し、さ
らにC+N:0.20〜0.35%の関係を有し残部が
Feおよび不可避の不純物からなり、かつ条件式:53
0−410[C]−350[N]−10[Mn]−15
[Cr]−30[Ni+Cu]−10[Mo]≦−80
を満足するステンレス鋼を、10〜20%の加工率で冷
間加工を施した後、60〜150℃の温度範囲で冷間鍛
造またはヘッダー加工を行い、さらに300〜550℃
の範囲で15分以上保持することにより、0.2%耐力
が650N/mm2 以上、引張強さが800N/mm2
以上で、かつ透磁率を1.05以下となるリニアモータ
ーカー超伝導コイル締結用高強度非磁性鋼である。な
お、条件式の[]内は各元素の重量%を意味する。
の化学成分において、さらに、Nb:0.05〜0.2
0%もしくはV:0.05〜0.50%の1種または2
種以上を加えたことを特徴とする請求項1の手段におけ
るリニアモーターカー超伝導コイル締結用高強度非磁性
鋼である。
による鋼と適切な製造条件を組み合わせることにより構
成され、これにより目的とする特性の高強度非磁性鋼部
品が得られることを見いだした。
り、以下にまず要件となる鋼の成分限定理由について述
べるが、詳細は弊社特公平7−70701の記載によ
り、ここでは主要なものについて説明する。なお以下の
各元素はすべて重量%である。
とNはC+Nの形で総合的に固溶強化元素として高強度
を得るために必要であるが、その合計量が0.20%未
満では、当該鋼として使用される強度不足になるため、
下限を0.02%とした。しかし、0.35%を超える
と熱間加工性や冷間加工性を損なうので、上限を0.3
5%とした。
脱酸財およびオーステナイト形成元素として非常に有効
であり、冷間加工時のマルテンサイト相の生成を抑制す
る高価なNiの代替となりうる元素である。また、Nの
オーステナイト相への溶解度を増加させるために耐食性
を阻害するクロム窒化物の生成をも妨げる。5.0%未
満ではこれら効果は小さいため下限を5.0%とした。
また8.5%を超えると固溶Mnによる耐食性の劣化と
冷間および熱間加工性の劣化を招くので上限を8.5%
とした。
は、オーステナイト系ステンレス鋼における基本元素で
あり、強力なオーステナイト形成元素であり、耐食性向
上および冷間加工後のマルテンサイト発生を抑制する元
素である。しかし、Niは高価であるため、これらの性
能が確保できる範囲でMn、Cu、N等で代替し極力低
減させることが望ましい。すなわち、4.0%未満では
性能確保が困難であり、9.0%を超えて添加しても当
該鋼の用途で重要視される耐食性において向上の効果は
ほとんどないことから4.0〜9.0%とした。
rは、Niと共にオーステナイト系ステンレス鋼におけ
る基本元素であり、耐食性を与える。16.0%以上で
十分な耐候性が得られるが、21.0%を超えるとフェ
ライト相が発生しやすくなるため16.0〜21.0%
とした。
は、オーステナイト形成元素であり、オーステナイト相
を安定化させる。またNiと同様に加工によるマルテン
サイト相の生成を抑制する。特にCuはマトリックスの
加工硬化指数を下げるため冷間加工時の延性を維持させ
ることができるので割れの発生を抑制する効果がある。
その効果を発揮させるには1.0%以上必要であるの
で、下限を1.0%とした。しかし4.0%を超えて含
有させると熱間加工性を著しく劣化させるため、上限を
4.0%とした。
て、Bは、熱間加工性を向上させる元素であるが、0.
0015%未満ではその効果は小さいので、下限を0.
0015%とした。また0.0040%を超えるとB化
合物が生成し、逆に熱間加工性を悪化させるので、上限
を0.0040%とした。
bは、これを含有させて析出硬化熱処理を施すと炭窒化
物が形成され、結晶粒が微細化し、強度上昇とともに冷
間加工後の延性が上昇する。本発明において、特に冷間
加工後の延性が必要な場合はこれを添加する。その場
合、0.05%未満ではその効果が得られないので、下
限を0.05%とした。また0.20%を超えて含有す
ると冷間加工性を損なうので上限を0.20%とした。
は、Nbと同様にこれを含有した場合に析出硬化熱処理
を施すと炭窒化物が形成され、同様の効果を与える。
0.05%未満ではその効果が得られないので、下限を
0.05%とした。また0.50%を超えて含有すると
冷間加工性を劣化させるので上限を0.50%とした。 条件式:530−410[C]−350[N]−10
[Mn]−15[Cr]−30[Ni+Cu]−10
[Mo]≦−80について、本発明に用いる鋼の基本的
な化学成分組成は上述のとおりであり、残部Feおよび
不可避不純物からなるものであるが、さらに上記の条件
式を満足させる必要がある。なお、条件式の[ ]内は
各元素の重量%を意味する。上記の条件式は、冷間加工
時の加工誘起マルテンサイトの生成に関係するものであ
り、条件式の値と50%冷間加工後の透磁率との関係を
示す図1から、本条件式は冷間加工後の透磁率を予測で
きうるものであることが判る。当該鋼は最終形状にもよ
るが通常部分的には40%以上の冷間加工率が付加され
るため、非磁性を確保するには本条件式において適正な
成分バランスを設定する必要がある。条件式の値が−8
0を超えると透磁率が1.05を超え非磁性を保つこと
ができないため、上限を−80とした。また、−80以
下であれば加工に対するオーステナイトの安定性は十分
なため特に下限は設けないこととした。
上記に規定した成分限定範囲の鋼を熱間鍛造あるいは直
接切削加工により、ボルト等の部品に成形しても、耐食
性および非磁性は満足するが、要求強度である0.2%
耐力:650N/mm2 以上、引張強さ:800N/m
m2 以上の強度を得ることは不可能である。また、部品
全体を冷間鍛造やヘッダーなどの冷間成形のみでは、部
位による加工度に差があり、形状によってはすべての部
位において上記の強度を満足することは困難である。
昇と次工程での冷間鍛造やヘッダーのような冷間成形加
工性との関係について研究し、冷間成形前に成形加工を
行いその後ある温度範囲で冷間成形加工することによ
り、冷間加工により向上した強度特性を劣化させること
なく冷間成形加工が可能となることを見出した。
て、冷間加工率は、初期強度を決定する重要な要因であ
るが、本発明で化学成分範囲の鋼では、10%以下の少
ない加工率では強度特性を満足しないため、下限を10
%とした。本来、加工率の上限は強度の面からは特に限
定されるものではないが、ここでの加工率が高すぎると
次工程の冷間鍛造やヘッダーのような冷間成形時の変形
抵抗が高く、潤滑切れ、焼付き、ダイス割れ等の問題が
発生するため、上限を20%とした。図2に適正な冷間
加工度範囲とその限定要因を示す。
たはヘッダー加工について、冷間加工した鋼は高強度と
なっており常温での通常の方法では成形が困難である。
そこで成形加工時の温度と変形抵抗との関係について研
究を行い、冷間成形後の強度に影響を及ぼさずかつ冷間
成形が十分に可能となる温度範囲を見いだした。図3
に、冷間成形時の温度と変形抵抗の変化を示す。その結
果より、冷間成形時の温度が60℃以上であれば、変形
抵抗は常温に比べ大幅に減少し成形加工が可能となる。
しかし、温度が150℃以上になると大幅に軟化しはじ
め冷間成形後の強度が低下するため、冷間成形時の温度
範囲を60〜150℃に限定した。
について、通常の冷間成形加工には、金型との潤滑のた
めに二硫化モリブデン等の潤滑材が使用されるが、潤滑
皮膜が残存すると耐食性が劣化するため、製品とするに
はこの潤滑皮膜を除去する必要がある。この種の潤滑皮
膜除去には、一般的にアルカリ系溶液と酸溶液の組み合
わせで常温付近において除去処理が行われているが、除
去条件を研究の結果、塩浴を用いた処理で皮膜除去がで
きることを見いだし、また塩浴による皮膜除去処理時の
温度を適切に制御することにより、耐食性や非磁性は損
なわず高強度化が行えることも見いだした。塩浴処理時
の温度が約300℃以下では高強度化の効果がなく、図
4に示すように、300℃〜550℃の温度範囲で強度
とくに耐力が大きく上昇する。しかしそれ以上の温度で
は軟化が始まる。そこで所定の強度を保証するために、
温度範囲は300〜550℃の範囲とした。処理時間は
10分程度で高強度化の効果があらわれるが、皮膜除去
を達成するために15分以上とした。なお、成形加工後
に外面仕上げ切削・研削や研磨が施されるため、潤滑皮
膜除去処理が省略される場合は、加熱炉や恒温槽などの
装置により上述の温度範囲で処理してもよい。
明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のもので
はなく、前、後述の趣旨に徹して設計変更することはい
ずれも本発明の技術範囲に含まれるものである。
目標性能は次のように設定した。すなわち、 0.2%耐力:650N/mm2 以上 引張強さ :800N/mm2 以上 耐食性 :塩水噴霧試験(JIS Z 2371)
で100時間経過後も発錆しないこと 透磁率 :1.05以下 の各特性値である。
の化学成分例である。これらの化学成分の鋼を真空誘導
炉にて溶解し、この後熱間圧延にて外径35mmの棒鋼と
した。この棒鋼を1050℃×20分保持後水冷により
固溶化処理を行った後、機械加工により、外径34.5
mm、32.5mmおよび31mmとし、冷間引抜きに
より外径30mmまで冷間加工を行った。この時の加工
度(減面率)はそれぞれ24.4%、14.8%および
6.4%となる。これらの冷間引抜き後の棒鋼を用い
て、加工温度を常温、100℃および200℃で各々1
00個のボルトを冷間成形し冷間成形性の評価を行っ
た。評価は、焼付きやかじりの有無、素材の割れの有
無、ダイス・金型の亀裂、破損の有無等の不具合の発生
状況により行い、これら不具合の発生したものは冷間成
形不可能と判断した。冷間成形が可能であったものにつ
いて、それぞれ100℃、450℃、620℃で熱処理
を行ったのち引張試験による強度評価、低透磁率計によ
る透磁率測定および塩水噴霧試験による耐食性評価を行
った。
3に比較鋼の特性評価結果を示す。本発明鋼においては
いずれの冷間加工度でも冷間成形温度が常温の場合は変
形抵抗が高く、焼付きや素材での割れが発生し成形不可
能であったのに対し、また200℃の成形は、全ての冷
間加工率において成形可能であったが、軟化しているた
め後の熱処理での強度上昇効果がなく、いずれも強度不
足であった。
%と14.8%の場合に可能であった。ただし、冷間加
工度が6.4%では、あまり硬化しておらず後熱処理を
行っても強度は満足できなかった。すなわち、本発明工
程範囲に当たる冷間加工度:14.8%、冷間成形温
度:100℃、熱処理温度:450℃の場合のみが目標
性能とする強度を満足することができた。なお、発明鋼
で冷間成形が可能であったものは全て透磁率、耐食性と
もに目標性能を満足している。
れるSUS304系では、冷間加工率が低い場合は冷間
成形が可能であるが、マルテンサイト変態により非磁性
が満足されないかもしくは非磁性が満足される場合は強
度不足となる。また、冷間加工度が例えば24.4%ま
で大きくなるとマルテンサイト変態により硬化とともに
冷間加工性が悪化し冷間成形が不可能となる。
ては、本発明に示すように、適切な成分コントロールに
より製造された鋼と、適切に制御された冷間加工度、冷
間成形温度およびその後の熱処理に組合せによってのみ
可能となることがわかる。
のオーステナイト系ステンレス鋼や析出硬化型ステンレ
ス鋼では満足できなかった、全ての成形加工に冷間加工
の適用を可能とすると同時に、耐食性に優れると共に十
分な強度を有し、かつ良好な非磁性を有する比較的安価
なリニアモーターカー超伝導コイル締結用高強度非磁性
鋼を得ることが可能となった。
後の透磁率との関係を示す図である。
る。
ある。
示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 化学成分が重量%で、C:0.12%以
下、Si:0.05〜1.00%、Mn:5.0〜8.
5%、P:0.045%以下、S:0.015%以下、
Ni:4.0〜9.0%、Cr:16.0〜21.0
%、Cu:1.0〜4.0%、N:0.15〜0.30
%、O:0.0040%以下、B:0.0015〜0.
0040%を含有し、さらにC+N:0.20〜0.3
5%の関係を有し残部がFeおよび不可避の不純物から
なり、かつ条件式:530−410[C]−350
[N]−10[Mn]−15[Cr]−30[Ni+C
u]−10[Mo]≦−80を満足するステンレス鋼
を、10〜20%の加工率で冷間加工を施した後、60
〜150℃の温度範囲で冷間鍛造またはヘッダー加工を
行い、さらに300〜550℃の範囲で15分以上保持
することにより、0.2%耐力が650N/mm2 以
上、引張強さが800N/mm2 以上で、かつ透磁率を
1.05以下となるリニアモーターカー超伝導コイル締
結用高強度非磁性鋼。なお、条件式の[ ]内は各元素
の重量%を意味する。 - 【請求項2】 請求項1の化学成分において、さらに、
Nb:0.05〜0.20%もしくはV:0.05〜
0.50%の1種または2種以上を加えたことを特徴と
する請求項1に記載のリニアモーターカー超伝導コイル
締結用高強度非磁性鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11014196A JP3249389B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | リニアモーターカー超伝導コイル締結用高強度非磁性鋼 |
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---|---|---|---|
JP11014196A JP3249389B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | リニアモーターカー超伝導コイル締結用高強度非磁性鋼 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09272954A true JPH09272954A (ja) | 1997-10-21 |
JP3249389B2 JP3249389B2 (ja) | 2002-01-21 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3249389B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110117746A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-08-13 | 上海加宁新材料科技有限公司 | 一种高性能无磁不锈钢的制造方法 |
CN114855053A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-08-05 | 西安必盛激光科技有限公司 | 一种液压支架油缸内壁修复用合金粉末及激光熔覆方法 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP11014196A patent/JP3249389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
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CN114855053A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-08-05 | 西安必盛激光科技有限公司 | 一种液压支架油缸内壁修复用合金粉末及激光熔覆方法 |
CN114855053B (zh) * | 2022-05-09 | 2023-02-14 | 西安必盛激光科技有限公司 | 一种液压支架油缸内壁修复用合金粉末及激光熔覆方法 |
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