JPH09272896A - 自動食器洗浄機用粉末洗浄剤 - Google Patents

自動食器洗浄機用粉末洗浄剤

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JPH09272896A
JPH09272896A JP11007796A JP11007796A JPH09272896A JP H09272896 A JPH09272896 A JP H09272896A JP 11007796 A JP11007796 A JP 11007796A JP 11007796 A JP11007796 A JP 11007796A JP H09272896 A JPH09272896 A JP H09272896A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動食器洗浄機上の粉末洗浄剤の自動供給装置
における噴射水による自動供給に適合する流動性と高い
溶解性を常時保持すると共に、十分な洗浄力を有する非
劇物処方の粉末洗浄剤を提供することにある。 【構成】0.5重量%以上5重量%以下の水酸化ナトリ
ウム又は/及び0.5重量%以上5重量%以下の水酸化
カリウムと、平均含水量が10重量%以上25重量%以
下である10重量%以上60重量%以下のオルソケイ酸
塩と、10重量%以上40重量%以下のトリポリリン酸
ナトリウムと及び10重量%以上30重量%以下のメタ
ケイ酸ナトリウム5水塩とを必須成分とし、この必須成
分のうち水酸化ナトリウム又は/及び水酸化カリウム、
オルソケイ酸塩並びにトリポリリン酸ナトリウムの合計
量が50重量%以上配合されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動食器洗浄機に
おける自動供給に適する粉末洗浄剤の新規な組成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動食器洗浄機において、その洗
浄剤の自動供給が図られてきた。この自動供給用の洗浄
剤としては、液状、固体状乃至粒状、粉状の剤型のもの
があり、それぞれ一定容量の容器内に収容し、これを自
動食器洗浄機上にセットし、この容器を定期的に交換す
る用法が採られてきた。
【0003】このうちの液状の洗浄剤については、ポン
プ等による供給が可能であることから、その供給量の制
御が容易であるという利点はあるが、一般に含有水量が
多くなって製品重量が過大となるという欠点、また低温
の環境条件下で使用されると、洗浄剤自体が容器内で凍
結してしまうという欠点、また洗浄剤自体についての均
一性の点で配合できる成分の組み合わせに制限があった
り、また配合が可能であっても、例えばトリポリリン酸
ナトリウムのように10重量%以上の配合量となると沈
澱分離し易くなる場合がある等の欠点があった。
【0004】このため、従来においてもこのような液状
洗浄剤における欠点がない固体状、粒状及び粉状の固形
洗浄剤の利用が考慮され、その自動供給方法も開発され
るに至っている。この自動供給方法については次に示す
が、この方法によれば、速やかな溶解性とそれに伴なう
洗浄剤濃度の安定性の点で、粉状洗浄剤が他の固体状洗
浄剤と比べて優れている。
【0005】この粉状洗浄剤について上記した自動供給
方法を実行するための従来装置の構成例を図1に示し
た。この図示した洗浄剤の自動供給装置1は、粉末洗浄
剤Aを収容するカートリッジ容器2とこれを支持するホ
ルダー7等からなる。
【0006】このカートリッジ容器2は、その容器本体
3の先頭部4端の口部上に装着されたキャップ部5を備
え、このキャップ部5の端面上には多数の穿孔6を有す
る。またホルダー7は先頭部4の外形状に合致した凹部
形をなし、その下部に連継口部8を備えると共に、その
凹部形内の中空位置にノズル9がそのノズル孔が上向き
にある状態で支持プレート10によって支持されてい
る。
【0007】なお、11はこの支持プレート10面上に
有する開孔であって洗浄剤Aの粉末を容易に流通させる
ことができる。またこのノズル9には給水管12、また
連継口部8には供給用ホース13がそれぞれ連結され、
またこのホルダー7は支持フレーム14を介して自動食
器洗浄機の機枠フレーム16上に固設されている。
【0008】また、カートリッジ容器2はその先頭部4
が下向きにある状態でホルダー7の凹形部内にセットさ
れる。このセット状態においてノズル9から加圧水が噴
射されると、その噴射水は対面するキャップ部5上の各
穿孔6面から容器本体3内にまで及びその収容する粉状
洗浄剤Aを順次その粉状のままあるいは溶解して各穿孔
6から流出させる。
【0009】なお、空洞aは、この流出した洗浄剤Aの
部分を示す。次いで、この流出した洗浄剤Aは前記した
噴射水に基づく流下水に伴って供給用ホース13から自
動食器洗浄機内の洗浄タンク内に供給される。またこの
洗浄剤Aの供給量はこの洗浄タンク内での洗浄剤濃度を
センサーによって検知することによって制御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような用法に適う
粉状洗浄剤としては、従来、低コストであることに加え
て、低濃度で比較的に高い洗浄力が得られることから、
水酸化ナトリウムや水酸化カリウムの苛性アルカリを2
0乃至50重量%の高濃度で配合されたものが使用され
てきた。
【0011】しかし、この洗浄剤では洗浄操作時におけ
る洗浄水のPH値が高くなって公害源となり、またそれ
自体医薬用外劇物に該当するため、その取り扱いにおい
て危険を伴うのに加えて、その溶解時に生じる発熱量が
大きくその溶液が異常に高温(例えば、100℃以上)
となって洗浄機内に供給されるため、その洗浄機の流水
系を破損し、さらには被洗浄物たる食器に傷を付ける等
の障害を与えるおそれが大きい。
【0012】このため、洗浄剤について苛性アルカリの
配合量を減じて洗浄水について低PH値化を図る場合
に、一定の洗浄力を確保するためにトリポリリン酸ナト
リウムを大量に配合する組成も考えられる。しかし、ト
リポリリン酸ナトリウムは、水を含むと容易に固化する
性質があり、また一旦固化してしまうと水に対する溶解
性は極めて悪くなる。
【0013】従って、トリポリリン酸ナトリウムを多量
に含む粉状洗浄剤が前記した自動供給に使用される場
合、噴射水の照射によって生じた空洞aの壁面が強固に
固化してしまい、その後噴射水が照射するときに、特に
トリポリリン酸ナトリウムの溶解性が悪くなって、洗剤
の供給に時間が費るという弊害がある。
【0014】また、トリポリリン酸ナトリウムは高温状
態の水溶液中において、オルソリン酸ナトリウムに分解
され易く、またこのオルソリン酸ナトリウムは使用水中
のカルシウムイオンやマグネシウムイオンと結合して不
溶性の非晶質リン酸カルシウムや非晶質リン酸マグネシ
ウムを生成し、これがスケールとして洗浄機内のコンベ
ヤベルトやタンクに付着し、さらには除去が困難な状態
で強固に蓄積されることになる。
【0015】また、このオルソリン酸ナトリウムとカル
シウムイオン等の硬度成分との結合反応はPH値が低く
なるほど起こり易いと考えられており、従って、苛性ア
ルカリの減量は上記したようなスケール発生の抑制にと
っては不利である。
【0016】そこで、本発明では前記した噴射水による
自動供給に適合する流動性と高い溶解性を常に保持する
と共に、十分な洗浄力を有する非劇物処方の粉末洗浄
剤、並びにさらにスケールの発生が少ない粉末洗浄剤の
提供を目的とした。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は自動食器洗浄機用粉末洗浄剤につき次のよ
うな組成とした。即ち、0.5重量%以上5重量%以下
の水酸化ナトリウム又は/及び0.5重量%以上5重量
%以下の水酸化カリウムと、平均含水量が10重量%以
上25重量%以下である10重量%以上60重量%以下
のオルソケイ酸塩と、10重量%以上40重量%以下の
トリポリリン酸ナトリウムと及び10重量%以上30重
量%以下のメタケイ酸ナトリウム5水塩とを必須成分と
し、この必須成分のうち水酸化ナトリウム又は/及び水
酸化カリウム、オルソケイ酸塩並びにトリポリリン酸ナ
トリウムの合計量が50重量%以上配合されていること
を特徴とする。
【0018】この本発明に係る粉末洗浄剤は常温下に上
記した各成分を単純混合する方法によって製造すること
ができる。この場合、配合すべき各成分について混入す
る順序については特に制限はない。従って、予め必須成
分を配合し、これを洗浄剤を構成する他の成分中に混合
する方法によることもできる。
【0019】また、上記の配合各成分の粒度は均一混合
が容易となるように、各成分の粒径を、例えば約100
0μmに揃えておくことが好ましく、また前記したカー
トリッジ容器2におけるキャップ部5上の穿孔6…から
の定量的な流出の安定化を図るため、その粒径は穿孔6
…内を容易に流通させ得る大きさであって1000μm
以下のものが50%以上含まれる割合となることが好ま
しい。またこのようにして得られる本発明の粉末洗浄剤
は、従来品同様に、カートリッジ容器2内に3000〜
5000gを給入して使用することができる。
【0020】上記した本発明に係る各成分の配合組成に
おいては、所定の洗浄力を得るためのアルカリ性を維持
するために水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウム、
又はこれらの混合剤が必須成分として配合される。この
場合、水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウムは必須
成分について0.5重量%(以下、単に「%」とい
う。)以上5%以下であることが必要である。またこれ
はこれらの混合剤である場合にも、水酸化ナトリウム及
び水酸化カリウムのそれぞれについての必要条件でもあ
る。これらの配合量が、0.5%未満であると洗浄効果
が不十分となるし、また5%を超えると、取り扱い上に
おいて危険を伴うことになるし、また法律上の医薬用外
劇物の該当品となって規制の対象となる点で不利とな
る。
【0021】また、オルソケイ酸塩は、上記した苛性ア
ルカリの減量分を補って洗浄剤におけるアルカリ性をな
おも有効に維持するために配合される。なお、水に対す
る溶解性の点から、このオルソケイ酸塩とは、前記した
洗浄剤のアルカリ性を有効に維持させ、しかも水に対す
る良好な溶解性の点からナトリウムやカリウムなどのア
ルカリ金属との塩であって、Mをアルカリ金属とすると
きのM2OとSiO2とのモル比が約1対0.5のもので
ある。
【0022】また、このオルソケイ酸塩について、含水
量が10%未満であると水に対する溶解性が悪くなって
種々の供給上の問題が起こる。この含水量が25%を超
えると、その含有水が放出され易くなり、この放出水が
洗浄剤中に存在するとその部分が固化してしまい、この
ため洗浄剤全体について流動性の低下をきたす。この結
果、調合時や充填時における作業性の低下、さらには前
記した自動供給の不良の原因ともなる。なお、このオル
ソケイ酸塩の含水量について、上記した欠点が生じずか
つその機能を安定的に発揮させるのに、13%〜20%
の範囲内であることが好ましい。
【0023】また、この洗浄剤の必須成分についてこの
オルソケイ酸塩が、10%未満であると、その効果が十
分に発揮されず、また60%を超えると、他の必須成分
の減量を招き、それらの効果を有効に発揮できなくな
る。
【0024】また、トリポリリン酸ナトリウムは洗浄力
をより向上させるために配合する。この必須成分中にお
ける配合量が、10%未満では洗浄力の向上が不十分で
あり、また40%を超えると前記したような溶解性の低
下をきたすことになる。なお、洗浄力の発揮の点から、
20%〜30%の配合量であることが好ましい。
【0025】また、メタケイ酸ナトリウム5水塩は洗浄
剤全体の溶解性を向上させるために配合する。この必須
成分中における配合量が10%未満では製剤の溶解性が
不十分となり、また30%を超えると嵩密度が小さくな
り、このため洗浄剤全体の嵩が過大となって使用性が悪
くなる。
【0026】また、当該粉末洗浄剤は、通常の場合0.
08〜0.15%濃度範囲の洗浄剤水溶液として好まし
く利用されるが、前記した必須成分のうち水酸化ナトリ
ウム又は/及び水酸化カリウム、オルソケイ酸ナトリウ
ム及びトリポリリン酸ナトリウムはその合計量が当該洗
浄剤全体について50%以上配合されることによって、
その洗浄剤水溶液が低濃度となってもその洗浄効果は有
効に発揮される。なお、その有効な洗浄効果を安定して
発揮させるためには、上記した合計量が60%以上であ
るのが好ましい。
【0027】また、上記した本発明の粉末洗浄剤につい
ては、特に、洗浄剤の水溶液中に生じることがあるスケ
ールの発生を有効に防止するために、前記した必須成分
に加えて、マレイン酸アクリル酸共重合体アルカリ金属
塩を必須成分として配合することができる。このマレイ
ン酸アクリル酸共重合体アルカリ金属塩のアルカリ金属
としては、ナトリウムあるいはカリウムがある。またそ
の分子量については特に制限はないが、実効性の点か
ら、50000〜70000のものであることが好まし
い。またこのマレイン酸アクリル酸共重合体アルカリ金
属塩は、0.5%以上の配合量でその効果が有効に発揮
される。なお、10%を超える場合には過剰となり、他
の必須成分の配合量が少なくなって洗浄効果等が不十分
となる。
【0028】また、スケールの発生防止効果をさらに向
上させるために、マレイン酸アクリル酸共重合体アルカ
リ金属塩と共にヘキサメタリン酸ナトリウムを必須成分
としてさらに配合した組成も本発明に含まれる。この組
成においては、ヘキサメタリン酸ナトリウムを0.5%
以上10%以下の配合量で配合できると共に、マレイン
酸アクリル酸共重合体アルカリ金属塩について配合量を
低減させる場合にも、その効果を有効に得ることができ
る。
【0029】なお、この組成において、マレイン酸アク
リル酸共重合体アルカリ金属塩とヘキサメタリン酸ナト
リウムのいずれかの配合量が0.5%未満であるとき
は、その効果が有効に発揮されず、またヘキササメタリ
ン酸ナトリウムの配合量が10%を超えるときは過剰と
なって、他の必須成分の配合量が少なくなって洗浄効果
等が不十分となる。
【0030】また、上記した本発明の粉末洗浄剤には、
上記の必須成分たる各配合成分の機能及び前記した自動
供給に支障を与えない限りにおいて、必要に応じて、オ
ルソリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウムなどのリン
酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの炭酸塩、ニ
トリロ三酢酸ナトリウム塩、エチレンジアミン酸ナトリ
ウム塩などのキレート剤、ポリアクリル酸ナトリウムな
どの高分子電解質、イソシアヌル酸ナトリウム、過ホウ
酸ナトリウムなどの漂白剤、無水硫酸ナトリウムなどの
増量剤、非イオン界面活性剤等を配合することができ
る。
【0031】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。 (1) 次表1に示した成分配合の粉末洗浄剤を得た。
【表1】 なお、表中の数値単位は重量%である。
【0032】本発明に係る粉末洗浄剤を実施No1〜10
で示したが、この粉末洗浄剤は、それぞれ各配合成分を
順に常温下に混入し、さらに均一に混合する方法によっ
て得られたものである。また比較例1〜5は本発明の範
囲に含まれないものであり、上記同一の方法により得
た。
【0033】次に、これらの粉末洗浄剤について、洗浄
力テストを次の方法によって行なった。 (1) 被洗浄食器に対する前処理 先ず、ガラスコップを5%水酸化ナトリウム水溶液中に
約2時間浸漬し、次いで、このガラスコップを取り出し
て湯水ですすぎ洗いを行なった後、100℃の恒温乾燥
機内で1時間に亘って乾燥処理し、これを常温にまで放
冷して処理対象とした。
【0034】(2) 汚垢材料の調製 小麦粉、牛乳、卵黄、バター、天ぷら油及び口紅を汚垢
材料とした。なお、小麦粉についてはその10gを精製
水90g中に加えて攪拌し、これを加熱して80〜90
℃の温度状態で約10分間保ち小麦粉を糊化させ、その
後これを常温にまで放冷した。また牛乳、卵黄、バター
及び天ぷら油をそれぞれ20gずつ順に同一のビーカー
内に加入して混合した。この混合材中に前記した小麦粉
の糊化材20gを混入して混合し、これを30〜40℃
の温度状態で混ぜて液状汚垢材料とした。
【0035】(3) 汚垢の塗布 前記において処理したガラスコップに対し上記の汚
垢材料を塗布した。先ず、前記の液状汚垢材料の約1g
を丸筆にてガラスコップの内面上に口縁部から底部に向
ってラセン状に塗布した。またこのガラスコップの外面
上にはその口縁部付近に口紅を軽く触れて付着させ、こ
れを被洗浄食器とした。
【0036】(4) 洗浄操作 前記した表1の各粉末洗浄剤をそれぞれ用いて、上記の
被洗浄食器に対する洗浄操作を次のように実行した。こ
の洗浄操作は、図2に示した自動食器洗浄機15(ダイ
キン(株)製WM30型)を利用した。
【0037】この洗浄機15は、機枠16内に洗浄及び
すすぎ操作をバッチ式に行なう室部17のみからなり、
ドアタイプと呼ばれている。またこの室部17内には、
上方部に洗浄ノズル18及び19が上下に離間して、ま
たこれらに並設してすすぎノズル20及び21が上下に
離間してそれぞれ配設され、下方部にはポンプ23を伴
う24l容量の洗浄液タンク22とポンプ25を伴うす
すぎ水タンク24とが並設されている。また各洗浄ノズ
ル18と19及びすすぎノズル20と21との中間位置
には被洗浄食器27、28を支持する網材からなるラッ
ク26を備えている。また洗剤供給装置1は機枠16の
外側面上に固設され、その供給用ホース13は洗浄タン
ク22内に通ずるように配されている。
【0038】この洗浄機15では、洗浄時において、洗
浄液タンク22内の洗浄液をポンプ23により洗浄ノズ
ル18、19に送り出して被洗浄物27、28…に噴射
する。この際の噴射液は再度洗浄タンク22内に流入す
る。この操作が一定時間繰り返えされた後、今度はすす
ぎ操作される。このすすぎ時においては、すすぎタンク
24内のすすぎ水をすすぎノズル20、21…に送り出
して被洗浄物27、28に噴射する。このすすぎに係る
噴射液も洗浄液タンク22内に流入する。このため、す
すぎ操作の度に洗浄液濃度は低下することになる。
【0039】なお、すすぎタンク24内においてすすぎ
水は常時外部から補給されるため、その水量は常に一定
量が確保される。また洗剤供給装置1からは、前記した
機能により洗浄液が設定濃度となるようにカートリッジ
容器2内から洗浄剤を補給する。
【0040】この洗浄操作においては、先ず、洗浄液タ
ンク22内に湯水(57±3℃)を給入し、これに前記
した粉末洗浄剤を24g加えて0.10%濃度の洗浄液
とした。また前記した被洗浄食器であるガラスコップの
1つをその口部が下向きあるようにラック26上にセッ
トした。
【0041】次いで、前記した洗浄処理を65秒間、そ
の後すすぎ洗いを15秒間行なわせ、さらにその後2分
間放置することを1サイクルとし、計5サイクルを繰り
返すように動作させた。なお、この間、洗浄剤について
は補給することはないが、被洗浄食器については1サイ
クル毎に取り替えた。
【0042】この洗浄処理の結果を洗浄度、口紅の処理
度及びスポットの発生率について次の表2−1、表2−
2及び表2−3にそれぞれの実施Noに対応して示した。
【表2−1】
【表2−2】
【表2−3】
【0043】なお、各表中濃度は洗浄剤溶液中の洗浄剤
濃度の変化を重量%で示した。また洗浄度につき、◎は
汚れが全く付着していないとき、○は汚れが僅かに付着
しているがほとんど除去されているとき、△は汚れが少
量残留しているとき及び×は汚れが多量に残留している
とき、である。また口紅の処理度についても上記と同じ
基準によった。またスポットの発生率につき、◎は全く
ないとき、○は僅かに付着が認められるがほとんどない
とき、△は少しあるとき、及び×は多くあるとき、であ
る。
【0044】表2−1、表2−2及び表2−3に示した
結果から、本発明に係る実施No1〜10の粉末洗浄剤に
よれば、比較例1の苛性アルカリを多量に含むものに匹
敵あるいはそれ以上の洗浄効果が得られることを確認す
ることができる。
【0045】また比較例2及び3についての結果からト
リポリリン酸ナトリウムが過少の場合、また比較例4に
ついての結果から必須成分たるアルカリ性成分及びトリ
ポリリン酸ナトリウムの合計量が50%未満の場合、ま
た比較例5についての結果からオルソケイ酸塩が過少で
ある場合には、それぞれ洗浄効果が不十分となることも
判る。
【0046】(2) 次に、上記の結果から洗浄効果の有
効性が確認された本発明に係る粉末洗浄剤について、特
にオルソケイ酸塩の含水量が当該洗浄剤の流動性に与え
る影響について、次表3に示す実施No11〜19の配合
成分からなる粉末洗浄剤を前記同様に調製し、次のテス
トを行ないその結果を示した。
【表3】
【0047】なお、比較例6及び7は本発明の範囲には
含まれない比較例である。またこれらの粉末洗浄剤につ
き配合されているオルソケイ酸ナトリウムの平均含水量
及びその純分の量を次表4にまとめた。
【表4】 また、表3及び表4中の数値単位は重量%である。
【0048】表3に示す配合組成の粉末洗浄剤のそれぞ
れについて次のテストを行なった。先ず、粉末洗浄剤を
ガラスビーカーに入れ、これをスパーテルでよく攪拌し
混ぜた。次いで、これを水分を吸湿しないようにして密
閉容器に移して、50℃の恒温乾燥室内に1週間放置し
て後その流動性をテストした。
【0049】なお、流動性は洗浄剤の粉末粒間における
固着状態を確認することを次の基準により判定した。即
ち、○は全く固着化が生じていないとき、△は一部に固
着化が生じているとき、×は全体的に固着化が生じてい
るとき、である。
【0050】表3に示した結果から、配合されたオルソ
ケイ酸塩についてその平均含水量が多くなるほど、流動
性について低下傾向となるが、その平均含水量が25%
以下であれば前記した自動供給に使用可能な流動性が維
持されること。また比較例6及び7についての結果か
ら、その平均含水量が25%を超える場合にはその粉末
剤の流動性が悪化することが判る。
【0051】(3) 次に、特にオルソケイ酸塩等が当該粉
末洗浄剤の溶解性に与える影響について、次表5に示す
実施No19〜26の配合成分からなる本発明に係る粉末
洗浄剤を前記同様の方法により調製し、次のテストを行
なってその結果を示した。
【表5】
【0052】また、これらの粉末洗浄剤につき配合され
ているオルソケイ酸ナトリウムの平均含水量を次表6に
示した。
【表6】 なお、比較例8〜10は本発明の範囲には含まれないも
のであり、比較対照とした。また表5及び6中の数値単
位は重量%である。
【0053】この溶解性テストでは、図3に示したコン
ベア式自動食器洗浄機30を利用した。この洗浄機30
は機枠31内に洗浄室32とすすぎ室33とを連続して
別個に設け、またこれら各室内に通じるように入口3
4、継口35及び出口36に対し貫通状に配されたコン
ベア45を備える。
【0054】また、洗浄室32内には、上方部に洗浄ノ
ズル37及び38が上下に離間して配され、下方部に9
0l容量の洗浄液タンク39が設けられている。またす
すぎ室33内には、上方部にすすぎノズル40及び41
とこれに並設された仕上げ用のすすぎノズル42及び4
3とがそれぞれ上下に離間して配され下方部にはすすぎ
水タンク44が設けられている。また洗剤供給装置1は
機枠31の外側面上に固設され、その供給用ホース13
は洗浄液タンク39内に及んでいる。
【0055】この洗浄機30は次のように機能する。即
ち、コンベア45は支軸回りに循環して起動する。この
コンベア45の起動に伴って、図示はしないが、洗浄液
タンク39、すすぎ水タンク44に通ずるそれぞれのポ
ンプ及びタンク39内の洗浄剤濃度の検知センサーが動
作する。これに伴って各ノズル37、38、40、4
1、42及び43から洗浄液あるいはすすぎ水がコンベ
ア45面に上載されて移動される被洗浄食器46…に対
し順次散布され、洗浄及びすすぎ操作が連続的に実行さ
れる。これにより被洗浄食器46は矢印方向に移動され
るうちに洗浄処理され、出口からは洗浄食器47として
得られる。
【0056】なお、この際、洗浄液は一定範囲の設定濃
度に応じて前記検知センサーの作動により自動供給装置
1から洗浄剤が自動的に供給される。この洗浄液はタン
ク39内にあって、またすすぎ水はタンク44内にあっ
て、それぞれ循環使用されるが、ノズル42及び43の
仕上げすすぎ水は常時新たに給水され、その散水はタン
ク44内に流入する。この流入水によりタンク44内が
過剰となるとオーバーフローして排水される。またタン
ク39内において洗浄液の量を常に一定に維持するた
め、このタンク39内へは毎秒10〜30mlの水が連続
的に供給される。このため、洗浄液濃度は低下傾向にあ
る。
【0057】この溶解性テストは、カートリッジ容器2
内に前記した粉末洗浄剤を4000g充填して洗剤供給
装置1上にセットし、また湯水(60℃)を洗浄液タン
ク39及びすすぎ水タンク44内に満たし、この状態で
洗浄機30を10分間作動させた。この際、カートリッ
ジ容器2内から洗浄剤がタンク39内に供給される。
【0058】この状態で24時間放置後、タンク39内
の溶液を除いて新たに湯水(60℃)を満した。この状
態で洗浄機30を作動させる場合において、タンク39
内の湯水が0.10%濃度の洗浄液となるまでの時間を
測定することによって、洗浄剤の溶解性を次の基準によ
り判定した。つまり、その時間が3分間以内のとき○、
10分間以内のとき△、及び10分間以上あるいはその
濃度にまで達しないとき×、とした。なお、供給に用い
られる噴射水の条件は、20℃、毎秒40mlである。
【0059】表5に示した結果から、実施No19〜26
の本発明に係る粉末洗浄剤については、良好な溶解性を
保持していること、またこの点はマレイン酸アクリル共
重合体ナトリウム塩及びヘキサメタリン酸ナトリウムを
含有する場合も変らないことを確認することができる。
また比較例8及び10から、オルソケイ酸塩の平均含水
量が10%未満であると溶解性が不十分となること、ま
た比較例9からメタケイ酸ナトリウム5水塩の配合量が
溶解性に影響することが判る。
【0060】(4) 次に、次表7の成分配合で前記同様の
方法により本発明に係る実施No27〜41の粉末洗浄剤
を調合し、次のスケール防止能テストを行ないその結果
を示した。
【表7】
【0061】また表7中の数値単位は重量%である。こ
のスケール防止能テストは、洗浄剤タンクについてのス
ケール防止能とすすぎ水タンクについてのスケール防止
能についての二種のテストと、その総合評価からなる。
【0062】 洗浄液タンクについてのスケール防止
能テスト このテストは前記した自動食器洗浄機15を利用して次
のように行なった。つまり、先ず、炭酸カルシウム硬度
に換算して150mg/lに調整された塩化カルシウム水溶
液を硬度水として多量に用意し、この硬度水を60℃の
温度状態で洗浄液タンク22及びまた80℃の温度状態
ですすぎ水タンク24に満たした。また前記した粉末洗
浄剤の4000gをカートリッジ容器2内に充填し洗剤
供給装置1上にセットした。
【0063】この状態で、洗浄液の設定濃度を0.10
%とし、洗浄時間2分45秒間、すすぎ時間15秒間及
び停止時間2分間を1サイクルとして20時間に亘って
この洗浄機15を動作させた。なお、この間3回洗浄液
タンク内の硬度水溶液を入れ替えた。
【0064】このテストは、この間に洗浄液タンク内に
付着するスケールの状態により次の基準で評価した。即
ち、洗浄剤タンクの表面にスケールが全く付着していな
いとき○、スケールが少し付着しているとき△、及びス
ケールが多量に付着しているとき×、とした。
【0065】 すすぎ水タンクについてのスケール防
止能テスト このテストは、前記した自動食器洗浄機30を利用して
次のように行なった。つまり、先ず、炭酸カルシウム硬
度が約50mg/lの水道水を60℃の温度状態で洗浄剤タ
ンク39及び80℃の温度状態ですすぎ水タンク44に
満たし、また仕上げすすぎ水温度も80℃とした。また
前記した粉末洗浄剤の4000gをカートリッジ容器2
内に充填し洗剤供給装置1上にセットした。
【0066】この状態で、洗浄液の設定濃度を0.10
%とし、この洗浄機30を20時間動作させた。なお、
この間3回タンク39及び44の洗浄液及びすすぎ水を
入れ替えた。
【0067】このテストは、この間にすすぎ水タンク4
4内に付着するスケールの状態により次の基準で評価し
た。即ち、タンク表面に、スケールが全く付着していな
いとき○、スケールが少し付着しているとき△、及びス
ケールが多量に付着しているとき×、とした。
【0068】また、スケール防止能の総合評価は、上記
した及びの評価を総合判断したものであり、いずれ
もの評価が○のとき○、いずれか一方の評価が○である
場合であっても他方が△又は×であるとき△又は×、い
ずれか一方の評価が△である場合であっても他方が×で
あるとき×、とした。
【0069】表7に示した実施No27〜32、No34及
びNo35の結果から、所定量のマレイン酸アクリル酸共
重合体アルカリ金属塩を必須成分として配合し、あるい
は、さらにヘキサメタリン酸ナトリウムを必須成分とし
て配合した本発明に係る粉末洗浄剤によれば、自動食器
洗浄機において使用水に起因するスケールの発生をも有
効に防止できることが判る。また、ヘキサメタリン酸ナ
トリウムの配合によりマレイン酸アクリル酸共重合体ア
ルカリ金属塩を減量し得る効果があることも判る。
【0070】
【発明の効果】上述したように本発明は構成されること
から、次のような効果が発揮される。先ず、苛性アルカ
リの配合量を法定制限内の量としたことから、洗浄水の
PH値を低く抑えることができる。従って、安全に使用
できると共に公害の発生を防止でき、さらに洗浄剤とし
て医薬用外劇物に該当することもないから経済的に製
造、保管できる。
【0071】また、アルカリ性成分としてオルソケイ酸
塩を配合したことから、低PH値下においても優れた洗
浄効果が発揮される。
【0072】また、オルソケイ酸塩についてその平均含
水量を一定範囲内に制限したことから、自動供給に適し
た流動性と溶解性を粉末洗浄剤について確保できる。
【0073】また、使用水が高い硬度を有する場合であ
っても、本発明の特に、マレイン酸アクリル酸共重合体
アルカリ金属塩、ヘキサメタリン酸ナトリウム等を必須
成分とする粉末洗浄剤によれば、スケールの発生を上記
した洗浄性能、流動性及び溶解性について支障なく有効
に防止できる。従って、自動食器洗浄機におけるスケー
ルの堆積に原因する障害を未然に防止でき、また洗浄食
器の表面に固形物が付着することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄剤の自動供給装置の部分縦断面図
【図2】自動食器洗浄機の縦断面正面図
【図3】同縦断面正面図
【符号の説明】
A 粉末洗浄剤 1 自動供給装置 2 カートリッジ容器 5 キャップ部 6 穿孔 15、30 自動食器洗浄機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】0.5重量%以上5重量%以下の水酸化ナ
    トリウム又は/及び0.5重量%以上5重量%以下の水
    酸化カリウムと、平均含水量が10重量%以上25重量
    %以下である10重量%以上60重量%以下のオルソケ
    イ酸塩と、10重量%以上40重量%以下のトリポリリ
    ン酸ナトリウムと及び10重量%以上30重量%以下の
    メタケイ酸ナトリウム5水塩とを必須成分とし、この必
    須成分のうち水酸化ナトリウム又は/及び水酸化カリウ
    ム、オルソケイ酸塩並びにトリポリリン酸ナトリウムの
    合計量が50重量%以上配合されていることを特徴とす
    る自動食器洗浄器用粉末洗浄剤。
  2. 【請求項2】オルソケイ酸塩の平均含水量が13重量%
    以上20重量%以下であることを特徴とする請求項1の
    自動食器洗浄機用粉末洗浄剤。
  3. 【請求項3】トリポリリン酸ナトリウムが、15重量%
    以上30重量%以下の配合量であることを特徴とする請
    求項1又は2の自動食器洗浄機用粉末洗浄剤。
  4. 【請求項4】マレイン酸アクリル酸共重合体アルカリ金
    属塩がさらに必須成分として配合されていることを特徴
    とする請求項1,2又は3の自動食器洗浄機用粉末洗浄
    剤。
  5. 【請求項5】マレイン酸アクリル酸共重合体アルカリ金
    属塩が、0.5重量%以上10重量%以下の配合量で配
    合されていることを特徴とする請求項4の自動食器洗浄
    機用粉末洗浄剤。
  6. 【請求項6】0.5重量%以上10重量%以下のマレイ
    ン酸アクリル酸共重合体アルカリ金属塩と共に、0.5
    重量%以上10重量%以下のヘキサメタリン酸ナトリウ
    ムがさらに必須成分として配合されていることを特徴と
    する請求項4の自動食器洗浄機用粉末洗浄剤。
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