JPH09272375A - 自転車用照明装置 - Google Patents

自転車用照明装置

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JPH09272375A
JPH09272375A JP8110299A JP11029996A JPH09272375A JP H09272375 A JPH09272375 A JP H09272375A JP 8110299 A JP8110299 A JP 8110299A JP 11029996 A JP11029996 A JP 11029996A JP H09272375 A JPH09272375 A JP H09272375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass tube
fluorescent tube
tube
sealed
bicycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8110299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshizumi Fukui
義純 福井
Katsuyoshi Takano
勝好 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toko Inc filed Critical Toko Inc
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力が少なく、寿命の長い自転車用照明
装置を得る。 【解決手段】 光源として、内側に蛍光体を塗布した細
いガラス管を数ターン螺旋状に巻き回し、アルゴンガ
ス、水銀を封入するとともに両端に電極を配置して封止
する。発電機の電源を直流に整流してDC−DC変換
し、トランスで昇圧して蛍光管を点灯させるとともに点
灯を継続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の前照灯等
の照明装置に係るもので、点光源として蛍光管を用いる
自転車用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車の照明電灯の光源としては、一般
に反射板で一方向に照射するのに適した点光源であるフ
ィラメントを使用した白熱電球(豆電球)が用いられて
いる。蛍光管を用いることも考えられているが、集光性
が悪く指向性が得られない問題がある。
【0003】この白熱電球は、電気を光に変換する効率
が悪く、消費電力も大きい。自転車の発電機(ダイナ
モ)の出力は速度の低下によって大幅に減少するので、
低速領域では十分な照度を得ることができない。そのた
めに発電機を大型にすると、自転車の回転負荷が大きく
なってしまう。電池式の電源を用いる場合には、電池の
寿命も短くなってしまう。また、電球の寿命も数十時間
と短く、長時間使用する場合には電池、電球の交換が頻
繁になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の蛍光
管では得られなかった集光性を実現するとともに、白色
光を得て視覚感度を向上させようとするものである。ま
た、発電機を用いる場合には、低速時の少ない電力でも
十分な照度を得るものである。
【0005】また、電球の寿命を長くするとともに、電
池式の電源を用いる場合には電池の寿命を大幅に延ばす
ことのできる光源を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源として螺
旋状に巻き回した小型の蛍光管を実現することによって
上記の課題を解決するものである。
【0007】すなわち、点光源の光を一方向に照射する
自転車用照明装置において、光源として、内面に蛍光体
が塗布された細いガラス管が所定のターン数螺旋状に巻
き回され、そのガラス管内に希ガスと水銀が封入される
とともに、両端に電極が取り付けられて封止された蛍光
管を用いたことに特徴を有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】内面に蛍光体を塗布した細いガラ
ス管を螺旋状に巻き回し、アルゴンガスと水銀を封入し
て、両端側に電極を配置し、両端を封止する。発電機
(ダイナモ)の出力を整流した直流電源をDC/DC変
換し、これをインバータで交流とし、昇圧トランスで点
灯開始に必要な電圧に昇圧して点灯を開始させる。点灯
開始後は、比較的低い電圧でも点灯を継続できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
【0010】図1は、本発明に使用される蛍光管の実施
例を示す(a)は正面図、(b)は側面図である。管径
1.6mm で管の肉厚が0.2mm のガラス管の内面に蛍光体を
塗布し、これを加熱しながら6mm の芯に螺旋状に巻き回
した。3.5ターン芯に巻き付け、これを冷却した後に
芯から外した。このガラス管11の一端側に電極12aを封
着材によって封入した。ガラス管内にアルゴンガスと水
銀を入れ、ガラス管のもう一端に電極12bを封入すると
ともに封止した。このようにして、図1に示した蛍光管
を得た。
【0011】図2に、この蛍光管を用いた自転車用証明
装置の点灯回路のブロック図を示した。発電機23で発生
する交流出力を整流回路24で整流して直流とし、DC−
DCコンバータ25で出力を調整する。インバータ26で蛍
光管の駆動に必要な交流出力を得て、昇圧トランス27に
よって点灯開始に必要な電圧に昇圧してその出力によっ
て蛍光管を点灯させる。点灯が開始するとインピーダン
スが低くなり、比較的低い電圧でも点灯を継続すること
ができる。
【0012】この蛍光管を光源とし、一般の懐中電灯と
同じように反射鏡とレンズを用いて集光させた結果を測
定した。測定は懐中電灯のレンズより50cmの距離に照度
計を配置して測定した。なお、比較例として6V、2.4W
の白熱電球を使用した場合についても測定した。その結
果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】なお、上記の表1には蛍光管の形状やター
ン数を変えた例も示されている。
【0015】上記の測定結果に現れているように、豆電
球と同等の照度を得るためには、消費電力が0.7W(回路
効率約70%)程度と約半分以下で済むため、電池寿命は
二倍以上延びることになる。また、市販の豆電球には7.
2V5Wのものや、4.8V3.4Wのものなどがあるが、同等の
照度を得る本発明による蛍光管の消費電力はいずれも半
分以下となっていた。
【0016】本発明による蛍光管の寿命を上記の蛍光管
で測定してみると、輝度70%を維持した状態で1000時間
以上を達成できることが確認された。
【0017】市販の自転車用照明装置の発電機の発電量
を表2に示す。自転車用電球は2Wまたは2.4Wのものが
多く、2.4Wを発電するためには時速7kMの速度が必要で
ある。表2に示すように、速度が落ちると出力も大きく
減少するために通常の豆電球では非常に暗くなってしま
う。本発明による蛍光管を用いれば、時速3km程度でも
十分な明るさが得られる。
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、蛍光管を使用したため
に、同じ明るさを得るための電力が半分以下で済み、低
速で走行するときにも十分明るい照度を得ることができ
る。電池式の場合には、電池の寿命を二倍以上延ばすこ
とができる。
【0020】また、蛍光管を使用するために、寿命が白
熱電球の数十倍となり、電球寿命を大幅に延ばすことが
できる。
【0021】更に、同一のスピードで走行するとして
も、発電量を少なく済ませることができるので、発電機
の磁力を弱くしてペダルを軽くすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用する蛍光管の実施例を示す
(a)は正面図、(b)は側面図
【図2】 本発明の蛍光管の点灯回路のブロック図
【符号の説明】
11:ガラス管 12:電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点光源の光を一方向に照射する自転車用
    照明装置において、光源として、内面に蛍光体が塗布さ
    れた細いガラス管が所定のターン数螺旋状に巻き回さ
    れ、そのガラス管内に希ガスと水銀が封入されるととも
    に、両端に電極が取り付けられて封止された蛍光管を用
    いたことを特徴とする自転車用照明装置。
  2. 【請求項2】 点光源の光を一方向に照射する自転車用
    照明装置において、光源として、内面に蛍光体が塗布さ
    れた細いガラス管が所定のターン数螺旋状に巻き回さ
    れ、そのガラス管内に希ガスと水銀が封入されるととも
    に、両端に電極が取り付けられて封止された蛍光管を用
    い、発電機の出力が整流され、インバータ回路で交流に
    変換され、その出力がトランスで昇圧される点灯回路に
    よって点灯されることを特徴とする自転車用照明装置。
  3. 【請求項3】 点光源の光を一方向に照射する自転車用
    照明装置において、光源として、内面に蛍光体が塗布さ
    れた細いガラス管が所定のターン数螺旋状に巻き回さ
    れ、そのガラス管内に希ガスと水銀が封入されるととも
    に、両端に電極が取り付けられて封止された蛍光管を用
    い、直流電源の出力がインバータ回路で交流に変換さ
    れ、その出力がトランスで昇圧される点灯回路によって
    点灯されることを特徴とする自転車用照明装置。
JP8110299A 1996-04-05 1996-04-05 自転車用照明装置 Pending JPH09272375A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083895A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tube lumineux et lampe a mercure basse pression
CN102646562A (zh) * 2012-05-16 2012-08-22 镇江市神州东方电力设备有限公司 半全螺旋灯管封口工装

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