JPH0927191A - データ保持回路、ならびにデータの書込みおよび読み出し方法 - Google Patents

データ保持回路、ならびにデータの書込みおよび読み出し方法

Info

Publication number
JPH0927191A
JPH0927191A JP7173107A JP17310795A JPH0927191A JP H0927191 A JPH0927191 A JP H0927191A JP 7173107 A JP7173107 A JP 7173107A JP 17310795 A JP17310795 A JP 17310795A JP H0927191 A JPH0927191 A JP H0927191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
terminal
ferroelectric layer
memory element
holding circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7173107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3669742B2 (ja
Inventor
Takaaki Fuchigami
貴昭 淵上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP17310795A priority Critical patent/JP3669742B2/ja
Publication of JPH0927191A publication Critical patent/JPH0927191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3669742B2 publication Critical patent/JP3669742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ保持のための電源が不要で、高速応答
可能なデータ保持回路を提供することを目的とする。 【構成】 書込みを行なう場合、書込み許可端子WE
に”L”、入力端子DTに入力データを入力する。入力
データはトランジスタQP3を介してフローティングゲ
ート電極FGに印加され、コントロールゲート電極CG
には、入力データを反転した電圧が印加される。このた
め、強誘電体層32は入力データに応じた分極状態とな
る。読み出しを行なう場合、書込み許可端子WEに”
H”、待機端子SBに”H”を入力する。フローティン
グゲート電極FGはフローティング状態となる。トラン
ジスタQN3が”ON”となり、ドレイン電極Dには基
準電流ISが流れる。このため、コントロールゲート電
極CGには、強誘電体層32の分極状態に対応したコン
トロールゲート電圧VCGが生ずる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ保持回路に関
し、特に、不揮発性メモリ素子を用いたデータ保持回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】データ保持回路として、CMOSを用い
たDラッチ回路(スタティックタイプまたはダイナミッ
クタイプ)が知られている。図5Aに、CMOSを用い
たスタティックタイプのDラッチ回路の回路図を示す。
【0003】このDラッチ回路は、入力端子IN、出力
端子OUT、インバータW1、W2、W3およびW4、
アナログスイッチS1、S2、S3およびS4を有して
いる。アナログスイッチS1およびS4は、クロックφ
1の”H”で閉じ、”L”で開く。アナログスイッチS
2およびS3は、クロックφ2の”H”で閉じ、”L”
で開く。ここで、クロックφ2はクロックφ1の反転信
号である。
【0004】したがって、図5Bのタイミング図に示す
ように、入力端子INから入力されたデータのクロック
φ2の立ち上がり時(時刻t1)における値がDラッチ
回路に書込まれる。書込まれたデータは、クロックφ2
の次の立ち上がり時(時刻t2)まで保持され、保持さ
れた値が出力端子OUTから出力される。
【0005】このようにして、Dラッチ回路は所定タイ
ミングにおけるデータを所定期間保持することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなCMOSを用いたDラッチ回路には、次のような
問題点があった。CMOSを用いたDラッチ回路におい
ては、データを保持するために、回路に常に電圧を印加
しておかなければならない。したがって、データの書込
み、読み出しを行なわない場合であっても、データを保
持しておくための電源が必要となる。このため、データ
保持の際、無用の電力を消費していた。また、事故など
により電源がダウンした場合には、記憶したデータが消
失してしまうという不都合があった。
【0007】この問題を解決するために、記憶素子とし
て不揮発性メモリ素子であるEEPROMを用いること
も考えられる。しかし、EEPROMは書込みに長時間
を要するため、高速応答が要求されるラッチ回路に適し
ない。さらに、EEPROMは、書込み、消去時に高電
圧(たとえば、12V以上)を要するため、チップ内に
昇圧回路を設けるか、通常電源の他に高圧電源を別途用
意しなければならず、チップのコンパクト化、低コスト
化に反する。
【0008】この発明は、このような従来のCMOSを
用いたDラッチ回路などデータ保持回路の問題点を解消
し、データ保持のための電源が不要で、高速応答可能な
データ保持回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のデータ保持回
路は、印加される電圧の大きさおよび極性に対応する少
なくとも2つの分極状態を書き換え可能に保持する強誘
電体層を有する不揮発性メモリ素子、不揮発性メモリ素
子に書込むべきデータを入力する入力端子、不揮発性メ
モリ素子へのデータの書込みを許可するか否かの信号を
入力する書込み許可端子、書込み許可端子からの信号に
従い、入力端子に入力されたデータに対応した電圧を強
誘電体層に印加するか否かを切り換える第1スイッチン
グ手段、強誘電体層の分極状態に対応した不揮発性メモ
リ素子の状態を検出する検出手段、検出手段の検出出力
を出力する出力端子、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2のデータ保持回路は、請求項1の
データ保持回路において、不揮発性メモリ素子を待機状
態とするか否かの信号を入力する待機端子、待機端子か
らの信号に従い、不揮発性メモリ素子に流れる電流を継
断する第2スイッチング手段、を設けたことを特徴とす
る。
【0011】請求項3のデータ保持回路は、請求項2の
データ保持回路において、入力端子と待機端子とを兼用
したこと、を特徴とする。
【0012】請求項4のデータ保持回路は、請求項1か
ら請求項3のいずれかの請求項に記載されたデータ保持
回路において、書込み許可端子および入力端子からの信
号に従い、強誘電体層に印加する電圧を強制的に設定す
るカレントミラー回路を備えたこと、を特徴とする。
【0013】請求項5のデータ保持回路は、請求項1か
ら請求項4のいずれかの請求項に記載されたデータ保持
回路において、検出手段を、不揮発性メモリ素子に一定
の基準電流を供給する定電流源としたこと、を特徴とす
る。
【0014】請求項6のデータ保持回路は、請求項1か
ら請求項5のいずれかの請求項に記載されたデータ保持
回路において、不揮発性メモリ素子が、第1導電型のソ
ース領域およびドレイン領域、ソース領域とドレイン領
域との間に形成された第2導電型のチャネル領域、チャ
ネル領域の上に、チャネル領域と絶縁して形成された導
電体層であるフローティングゲート、フローティングゲ
ートの上に形成された強誘電体層、強誘電体層の上に形
成された導電体層であるコントロールゲート、を備えて
いることを特徴とする。
【0015】請求項7のデータの書込みおよび読み出し
方法は、印加される電圧の大きさおよび極性に対応する
少なくとも2つの分極状態を書き換え可能に保持する強
誘電体層を有する不揮発性メモリ素子に対するデータの
書込みおよび読み出し方法であって、データの書込みを
許可するか否かの信号を与え、書込みを許可する信号が
与えられた場合には、与えられたデータに対応した電圧
を強誘電体層に印加し、書込みを許可する信号が与えら
れない場合には、電圧を強誘電体層に印加せず、強誘電
体層の分極状態に対応した不揮発性メモリ素子の状態を
検出して出力する、ことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1および請求項6のデータ保持回路、な
らびに、請求項7のデータの書込みおよび読み出し方法
は、書込みを許可する信号が与えられた場合には、与え
られたデータに対応した電圧を強誘電体層に瞬間的に印
加して分極を起こさせ、書込みを許可する信号が与えら
れない場合には、強誘電体層の分極状態に対応した不揮
発性メモリ素子の状態を検出して出力することができ
る。
【0017】したがって、強誘電体に分極を起こさせる
のに要する時間は、EEPROMにデータを書込む時間
に比し、極めて小さい。また、いったん分極した強誘電
体は、つぎに電圧が印加されるまでその分極状態を保持
し、分極状態は電源を切っても失われない。このため、
電源を再投入した後、その分極状態を検出することがで
きる。
【0018】請求項2のデータ保持回路は、さらに、待
機端子と、待機端子からの信号に従い、不揮発性メモリ
素子に流れる電流を継断する第2スイッチング手段を設
けたことを特徴とする。したがって、書込みを許可する
信号が与えられない場合には、さらに、待機状態を選択
することができる。待機状態においては、第2スイッチ
ング手段により不揮発性メモリ素子に流れる電流を遮断
することができる。
【0019】請求項3のデータ保持回路は、さらに、入
力端子と待機端子とを兼用したことを特徴とする。した
がって、待機端子を別途設ける必要がない。
【0020】請求項4のデータ保持回路は、請求項1か
ら請求項3のいずれかの請求項に記載されたデータ保持
回路において、書込み許可端子および入力端子からの信
号に従い、強誘電体層に印加する電圧を強制的に設定す
るカレントミラー回路を備えたことを特徴とする。した
がって、書込み動作の際、強誘電体層に印加する電圧を
確実に設定することができる。
【0021】請求項5のデータ保持回路は、請求項1か
ら請求項4のいずれかの請求項に記載されたデータ保持
回路において、検出手段を、不揮発性メモリ素子に一定
の基準電流を供給する定電流源としたことを特徴とす
る。したがって、読み出し動作の際、強誘電体の分極状
態に対応して定電流源出力端に生ずる電圧の変化によ
り、強誘電体の分極状態を検出することができる。
【0022】
【実施例】図3Aに、この発明の一実施例による不揮発
性メモリ素子Mの構造を示す。P型シリコン基板20
に、N型ソース領域22とN型ドレイン領域24が形成
されている。P型チャネル領域26の上には、酸化シリ
コン(SiO2)や窒化シリコン(SiN)等による絶縁層28が
設けられている。絶縁層28の上には白金等による下部
導電体層(フローティングゲート)30が設けられてい
る。その上にはPZT等の強誘電体層32が設けられ、
さらにその上には白金等による上部導電体層(コントロ
ールゲート)34が設けられている。
【0023】なお、下部導電体層30、上部導電体層3
4としては上記白金の他に、RuOx,IrOx,ITO等の酸化物
導電体や、Pb,Au,Ag,Al,Ni等の金属を用いることができ
る。また、シリコン基板20をN型、ソース領域、ドレ
イン領域をP型としてもよい。
【0024】図3Aの不揮発性メモリ素子Mを記号で表
すと、図3Bのようになる。上部導電体層34にはコン
トロールゲート電極CGが接続され、下部導電体層30
にはフローティングゲート電極FGが接続され、ソース
領域22にはソース電極Sが接続され、ドレイン領域2
4にはドレイン電極Dが接続されている。
【0025】この不揮発性メモリ素子Mに情報を記録す
る場合には、コントロールゲート電極CGとフローティ
ングゲート電極FGとの間に、電圧を印加する。これに
より、強誘電体層32が分極し、電圧を取り去った後も
分極状態を維持する。印加する電圧の極性を変えること
により、極性の異なる2つの分極状態を得ることができ
る。
【0026】たとえば、コントロールゲート電極CG側
に対してフローティングゲート電極FGに低い電圧を与
えると、強誘電体層32はコントロールゲート電極CG
側を負極性として分極する(第2の状態に分極)。反対
に、フローティングゲート電極FG側に高い電圧を与え
ると、強誘電体層32はコントロールゲート電極CG側
を正極性として分極する(第1の状態に分極)。このよ
うにして、2つの状態を不揮発的に記録することができ
る。
【0027】コントロールゲート電極CG側を負極とし
て分極している場合(第2の状態に分極している場合)
には、チャネルを形成するために必要なコントロールゲ
ート電極CGの電圧は小さくなる。また、コントロール
ゲート電極CG側を正極として分極している場合(第1
の状態に分極している場合)には、チャネルを形成する
ために必要なコントロールゲート電極CGの電圧は大き
くなる。したがって、ドレイン電極Dに一定電流を供給
し、コントロールゲート電極CGに生ずる電圧を検出す
ることにより、記録した情報の読み出しを行うことがで
きる。
【0028】上記の関係を、図4Bの回路によって測定
した、図4Aの特性曲線によって説明する。図4Aにお
いて、曲線βは、コントロールゲート電極CGとフロー
ティングゲート電極FGを短絡した場合の、コントロー
ルゲート電圧VCGとドレイン電流IDの特性を示すもの
である。コントロールゲート電圧VCGを上昇させていく
と、ドレイン電流IDは増加する。さらにコントロール
ゲート電圧VCGを上昇させると、抵抗Rによって決定さ
れる設定最大ドレイン電流IOMAXにて、ドレイン電流の
増加が止る。
【0029】曲線αは、コントロールゲート電極CG側
を負極として、強誘電体層32が分極している場合(第
2の状態に分極している場合)の、特性を示すものであ
る。曲線βの場合と同じような傾向を示すが、強誘電体
層32の分極の影響により、小さなコントロールゲート
電圧VCGにてドレイン電流が流れている。また、小さな
コントロール電圧VCGにてドレイン電流が設定最大ドレ
イン電流IOMAXに達している。
【0030】曲線γは、コントロールゲート電極CG側
を正極として、強誘電体層32が分極している場合(第
1の状態に分極している場合)の、特性を示すものであ
る。曲線βの場合と同じような傾向を示すが、強誘電体
層32の分極の影響により、大きなコントロールゲート
電圧VCGにてドレイン電流が流れ始めている。また、大
きなコントロール電圧VCGにてドレイン電流が設定最大
ドレイン電流IOMAXに達し、増加が止っている。
【0031】読み出しの際には、たとえば、設定最大ド
レイン電流IOMAXの半分の電流ISを、定電流源によ
り、ドレイン電極Dに供給する。この時コントロールゲ
ート電極CGに生ずるコントロールゲート電圧VCGが、
基準電圧Vrefよりも小さいか(点X)、大きいか(点
Y)により、記憶されている情報を知ることができる。
ここで基準電圧Vrefとは、曲線βにおいて、ドレイン
電流として電流ISを流した場合にコントロールゲート
電極CGに生ずる電圧をいう。
【0032】つぎに、図3Bの不揮発性メモリ素子Mを
用いたデータ保持回路であるラッチ回路2を、図1に示
す。不揮発性メモリ素子Mのドレイン電極Dとコントロ
ールゲート電極CGとは短絡され、定電流源4に接続さ
れている。定電流源4は、定電圧源VCC(図示せず)に
接続された電源端子6に接続され、設定最大ドレイン電
流IOMAXの半分の電流IS(基準電流)を発生するよう
構成されている。また、コントロールゲート電極CG
は、出力端子Qに接続されている。
【0033】不揮発性メモリ素子Mのソース電極Sは、
第2スイッチング手段であるNチャンネルのトランジス
タQN3を介して接地されている。トランジスタQN3
のゲート電極は、待機端子SB(ローアクティブ)でも
ある入力端子DTに接続されている。
【0034】不揮発性メモリ素子Mのフローティングゲ
ート電極FGは、第1スイッチング手段であるPチャン
ネルのトランジスタQP3を介して、入力端子DTに接
続されている。トランジスタQP3のゲート電極は、書
込み許可端子WE(ローアクティブ)に接続されてい
る。また、フローティングゲート電極FGは、Nチャン
ネルのトランジスタQN2を介して接地されている。
【0035】PチャンネルのトランジスタQP1および
QP2、ならびにNチャンネルのトランジスタQN1
は、定電圧源VCCに接続された電源端子6とグランドG
の間に直列に接続配置されている。トランジスタQP1
のゲート電極は、書込み許可端子WEに接続され、トラ
ンジスタQP2のゲート電極は、入力端子DTに接続さ
れている。
【0036】トランジスタQN1のドレイン電極とゲー
ト電極とは短絡されている。また、トランジスタQN1
のゲート電極は、トランジスタQN2のゲート電極と接
続されている。すなわち、トランジスタQN1とトラン
ジスタQN2とによりカレントミラー回路8を構成して
いる。
【0037】つぎに、図2を参照しつつ図1に基づい
て、ラッチ回路2に対する書込み、読み出しおよび待機
動作を説明する。まず、書込み動作について説明する。
書込みを行なう場合、書込み許可端子WEに、”L(接
地電位)”を入力する。これにより、トランジスタQP
1およびQP3が、”ON”となる。
【0038】また、書込みたいデータを入力端子DTに
入力する。入力端子DTの入力値が、”L”である場
合、入力値”L”は、”ON”となっているトランジス
タQP3を介して、不揮発性メモリ素子Mのフローティ
ングゲート電極FGに印加される。
【0039】このため、Nチャンネルの不揮発性メモリ
素子Mは、”OFF”となり、不揮発性メモリ素子Mの
ドレイン電流は流れない。したがって、不揮発性メモリ
素子Mのドレイン電極Dに接続されたコントロールゲー
ト電極CGの電位は、定電流源4に吊り上げられて、”
H”となる。このため、フローティングゲート電極FG
とコントロールゲート電極CGとの間に電位差が生じ、
強誘電体層32は、第2の状態(図4A参照)に分極す
る。
【0040】なお、入力端子DTに”L”が入力される
ことにより、トランジスタQN3が”OFF”となる。
したがって、より確実にドレイン電流を遮断することが
でき、不揮発性メモリ素子Mのコントロールゲート電極
CGの電位を、確実に”H”にすることができる。
【0041】また、入力端子DTに”L”が入力される
ことにより、トランジスタQP2が”ON”となる。こ
のため、トランジスタQP1およびQP2を介してカレ
ントミラー回路8を構成する一方のトランジスタQN1
にドレイン電流が供給される。したがって、カレントミ
ラー回路8を構成する他方のトランジスタQN2も、ト
ランジスタQN1と同じ大きさのドレイン電流を流そう
とする。このため、フローティングゲート電極FGの電
位を、より確実に”L”に落とすことができる。
【0042】一方、入力端子DTの入力値が、”H”で
ある場合、入力値”H”は、”ON”となっているトラ
ンジスタQP3を介して、不揮発性メモリ素子Mのフロ
ーティングゲート電極FGに印加される。
【0043】このため、Nチャンネルの不揮発性メモリ
素子Mは、”ON”となる。また、入力端子DTが”
H”であるため、不揮発性メモリ素子Mのソース電極に
接続されたトランジスタQN3も”ON”となる。この
ため、不揮発性メモリ素子Mのドレイン電流は流れる。
したがって、不揮発性メモリ素子Mのコントロールゲー
ト電極CGの電位は、”L”となる。このため、フロー
ティングゲート電極FGとコントロールゲート電極CG
との間には、上述の場合と逆方向の電位差が生じ、強誘
電体層32は、第1の状態(図4A参照)に分極する。
【0044】なお、入力端子DTに”H”が入力される
ことにより、トランジスタQP2が”OFF”となる。
したがって、カレントミラー回路8が作動することはな
い。このため、不揮発性メモリ素子Mのフローティング
ゲート電極FGが”L”に落ちることはない。
【0045】つぎに、読み出し動作について説明する。
読み出しを行なう場合、書込み許可端子WEに、”H”
を入力する。これにより、トランジスタQP1が、”O
FF”となる。このため、カレントミラー回路8を構成
するトランジスタQN1およびQN2が”OFF”とな
る。また、トランジスタQP3も”OFF”となる。し
たがって、不揮発性メモリ素子Mのフローティングゲー
ト電極FGは、フローティング状態となる。このため、
フローティングゲート電極FGとコントロールゲート電
極CGとの間に電位差は生ぜず、強誘電体層32の分極
状態は変化しない。
【0046】また、待機端子SB(入力端子DT)に”
H”を入力する。これにより、トランジスタQN3が”
ON”となる。このため、不揮発性メモリ素子Mのドレ
イン電極Dには、定電流源4により一定電流ISが供給
される。したがって、不揮発性メモリ素子Mのコントロ
ールゲート電極CGには、強誘電体層32の分極状態に
対応したコントロールゲート電圧VCGが生ずる。
【0047】たとえば、強誘電体が第2の状態(図4A
参照)に分極している場合、不揮発性メモリ素子Mのコ
ントロールゲート電極CGには、図4Aに示すX点に相
当するコントロールゲート電圧VCGが生ずる。このコン
トロールゲート電圧VCGは、基準電圧Vrefよりも小さ
い。このため、コントロールゲート電極CGの電位すな
わち出力端子Qの電位は”L”となる。上述のように、
第2の状態は、入力端子にデータ”L”を入力して書込
み動作を行なった場合に生ずる。すなわち、読取り動作
により、出力端子Qには、入力端子DTに入力されたデ
ータ”L”と同じ値が出力されることになる。
【0048】一方、強誘電体が第1の状態(図4A参
照)に分極している場合、不揮発性メモリ素子Mのコン
トロールゲート電極CGには、図4Aに示すY点に相当
するコントロールゲート電圧VCGが生ずる。このコント
ロールゲート電圧VCGは、基準電圧Vrefよりも大き
い。このため、コントロールゲート電極CGの電位すな
わち出力端子Qの電位は”H”となる。この場合も、出
力端子Qには、入力端子DTに入力されたデータ”H”
と同じ値が出力されることになる。
【0049】つぎに、待機動作について説明する。待機
動作を行なう場合、書込み許可端子WEに、”H”を入
力する。これにより、トランジスタQP1およびQP3
が、”OFF”となる。このため、読み出し動作時と同
様に、不揮発性メモリ素子Mのフローティングゲート電
極FGは、フローティング状態となり、フローティング
ゲート電極FGとコントロールゲート電極CGとの間に
電位差は生ぜず、したがって、強誘電体層32の分極状
態は変化しない。
【0050】また、待機端子SB(入力端子DT)に”
L”を入力する。これにより、トランジスタQN3が”
OFF”となる。このため、不揮発性メモリ素子Mに
は、強誘電体層32の分極状態のいかんに拘らず、ドレ
イン電流は流れない。したがって、待機動作時における
消費電力を極めて小さくすることができる。
【0051】また、上述の実施例においては、定電流源
4により供給される基準電流として、設定最大ドレイン
電流IOMAXの半分の電流ISを用いたが、分極状態に応
じ異なったコントロールゲート電圧VCGが得られるなら
ば、基準電流として、設定最大ドレイン電流IOMAX以下
のいかなる値の電流を用いてもよい。
【0052】また、強誘電体層32に印加する電圧を強
制的に設定するカレントミラー回路8を用いたが、カレ
ントミラー回路8を用いることなく、ラッチ回路を構成
することもできる。
【0053】また、入力端子DTと待機端子SBとを兼
用するよう構成したが、入力端子DTと待機端子SBと
を別個に設けるよう構成することもできる。さらに、待
機端子SBを設けないでラッチ回路を構成することもで
きる。
【0054】また、検出手段として定電流源4を用い、
ドレイン電流IDを一定とした場合のコントロールゲー
ト電圧VCGを検出するよう構成したが、検出手段として
定電圧源を用い、コントロールゲート電圧VCGを一定と
した場合のドレイン電流IDを検出するよう構成しても
よい。
【0055】また、不揮発性メモリ素子として、図3A
に示す、ソース領域22、ドレイン領域24、チャネル
領域26、絶縁層28、フローティングゲート30、強
誘電体層32およびコントロールゲート34を備えた不
揮発性メモリ素子Mを用いたが、この発明はこれに限定
されるものではない。不揮発性メモリ素子として、たと
えば、強誘電体層の両側を導電体層で挟み込んだ3層状
の素子等を用いることもできる。
【0056】また、上述の実施例においては、フローテ
ィングゲート電極FGとコントロールゲート電極CGと
の間に印加する電圧の方向の正逆(極性)に対応した2
つの分極状態を設定するよう構成したが、フローティン
グゲート電極FGとコントロールゲート電極CGとの間
に印加する電圧の大きさに対応した2つの分極状態を設
定するよう構成することもできる。
【0057】また、フローティングゲート電極FGとコ
ントロールゲート電極CGとの間に印加する電圧の極性
および大きさに対応した2つの分極状態を設定するよう
構成することもできる。
【0058】さらに、2つの分極状態のみならず、3つ
以上の分極状態を設定するよう構成することもできる。
3つ以上の分極状態を設定するよう構成する場合には、
1つの不揮発性メモリ素子に3以上の状態を有するデー
タ(多値データ)を記憶させることができる。
【0059】なお、図1に示す回路は、この発明の1実
施例を例示するものであり、この発明は同図に示す回路
に限定されるものではない。また、上述の実施例におい
ては、ラッチ回路にこの発明を適用した場合を例に説明
したが、この発明は、ラッチ回路に限定されるものでは
なく、フリップフロップ、レジスタなど高速応答が要求
されるデータ保持回路一般に適用される。
【0060】
【発明の効果】請求項1および請求項6のデータ保持回
路、ならびに、請求項7のデータの書込みおよび読み出
し方法は、書込みを許可する信号が与えられた場合に
は、与えられたデータに対応した電圧を強誘電体層に瞬
間的に印加して分極を起こさせ、書込みを許可する信号
が与えられない場合には、強誘電体層の分極状態に対応
した不揮発性メモリ素子の状態を検出して出力すること
ができる。
【0061】したがって、強誘電体に分極を起こさせる
のに要する時間は、EEPROM等にデータを書込む時
間に比し、極めて小さい。また、いったん分極した強誘
電体は、つぎに電圧が印加されるまでその分極状態を保
持し、分極状態は電源を切っても失われない。このた
め、電源を再投入した後、その分極状態を検出すること
ができる。すなわち、データ保持のための電源が不要
で、高速応答可能なデータ保持回路を得ることができ
る。
【0062】請求項2のデータ保持回路は、さらに、待
機端子と、待機端子からの信号に従い、不揮発性メモリ
素子に流れる電流を継断する第2スイッチング手段を設
けたことを特徴とする。
【0063】したがって、書込みを許可する信号が与え
られない場合には、さらに、待機状態を選択することが
できる。待機状態においては、第2スイッチング手段に
より不揮発性メモリ素子に流れる電流を遮断することが
できる。すなわち、待機状態において、電力消費量のき
わめて小さいデータ保持回路を得ることができる。
【0064】請求項3のデータ保持回路は、さらに、入
力端子と待機端子とを兼用したことを特徴とする。した
がって、待機端子を別途設ける必要がない。すなわち、
待機状態において電力消費量がきわめて小さく、かつ、
コンパクトなデータ保持回路を得ることができる。
【0065】請求項4のデータ保持回路は、請求項1か
ら請求項3のいずれかの請求項に記載されたデータ保持
回路において、書込み許可端子および入力端子からの信
号に従い、強誘電体層に印加する電圧を強制的に設定す
るカレントミラー回路を備えたことを特徴とする。
【0066】したがって、書込み動作の際、強誘電体層
に印加する電圧を確実に設定することができる。すなわ
ち、さらに信頼性の高いデータ保持回路を得ることがで
きる。
【0067】請求項5のデータ保持回路は、請求項1か
ら請求項4のいずれかの請求項に記載されたデータ保持
回路において、検出手段を、不揮発性メモリ素子に一定
の基準電流を供給する定電流源としたことを特徴とす
る。
【0068】したがって、読み出し動作の際、強誘電体
の分極状態に対応して定電流源出力端に生ずる電圧の変
化により、強誘電体の分極状態を検出することができ
る。すなわち、より容易に強誘電体の分極状態を検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるラッチ回路を示す図
面である。
【図2】この発明の一実施例によるラッチ回路における
書込み動作、読み出し動作、待機状態時の入出力の状態
を示す図面である。
【図3】この発明の一実施例によるラッチ回路を構成す
る不揮発性メモリ素子の構成を示す図面、および不揮発
性メモリ素子を記号により表した図面である。
【図4】この発明の一実施例によるラッチ回路を構成す
る不揮発性メモリ素子の強誘電体層の電気的性質を示す
図面、および電気的性質を測定するための回路を示す図
面である。
【図5】従来のCMOSを用いたスタティックタイプの
Dラッチ回路を示す図面、およびDラッチ回路の動作を
示すタイミング図である。
【符号の説明】
32・・・・・・強誘電体層 CG・・・・・・コントロールゲート電極 D・・・・・・・ドレイン電極 DT・・・・・・入力端子 FG・・・・・・フローティングゲート電極 IS ・・・・・・基準電流 QN3・・・・・トランジスタ QP3・・・・・トランジスタ SB・・・・・・待機端子 VCG・・・・・・コントロールゲート電圧 WE・・・・・・書込み許可端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印加される電圧の大きさおよび極性に対応
    する少なくとも2つの分極状態を書き換え可能に保持す
    る強誘電体層を有する不揮発性メモリ素子、 不揮発性メモリ素子に書込むべきデータを入力する入力
    端子、 不揮発性メモリ素子へのデータの書込みを許可するか否
    かの信号を入力する書込み許可端子、 書込み許可端子からの信号に従い、入力端子に入力され
    たデータに対応した電圧を強誘電体層に印加するか否か
    を切り換える第1スイッチング手段、 強誘電体層の分極状態に対応した不揮発性メモリ素子の
    状態を検出する検出手段、 検出手段の検出出力を出力する出力端子、 を備えたことを特徴とするデータ保持回路。
  2. 【請求項2】請求項1のデータ保持回路において、 不揮発性メモリ素子を待機状態とするか否かの信号を入
    力する待機端子、 待機端子からの信号に従い、不揮発性メモリ素子に流れ
    る電流を継断する第2スイッチング手段、 を設けたことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2のデータ保持回路において、 入力端子と待機端子とを兼用したこと、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかの請求項
    に記載されたデータ保持回路において、 書込み許可端子および入力端子からの信号に従い、強誘
    電体層に印加する電圧を強制的に設定するカレントミラ
    ー回路を備えたこと、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかの請求項
    に記載されたデータ保持回路において、 検出手段を、不揮発性メモリ素子に一定の基準電流を供
    給する定電流源としたこと、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかの請求項
    に記載されたデータ保持回路において、不揮発性メモリ
    素子が、 第1導電型のソース領域およびドレイン領域、 ソース領域とドレイン領域との間に形成された第2導電
    型のチャネル領域、 チャネル領域の上に、チャネル領域と絶縁して形成され
    た導電体層であるフローティングゲート、 フローティングゲートの上に形成された強誘電体層、 強誘電体層の上に形成された導電体層であるコントロー
    ルゲート、 を備えていることを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】印加される電圧の大きさおよび極性に対応
    する少なくとも2つの分極状態を書き換え可能に保持す
    る強誘電体層を有する不揮発性メモリ素子に対するデー
    タの書込みおよび読み出し方法であって、 データの書込みを許可するか否かの信号を与え、 書込みを許可する信号が与えられた場合には、与えられ
    たデータに対応した電圧を強誘電体層に印加し、 書込みを許可する信号が与えられない場合には、電圧を
    強誘電体層に印加せず、 強誘電体層の分極状態に対応した不揮発性メモリ素子の
    状態を検出して出力する、 ことを特徴とするデータの書込みおよび読み出し方法。
JP17310795A 1995-07-10 1995-07-10 データ保持回路、ならびにデータの書込みおよび読み出し方法 Expired - Fee Related JP3669742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17310795A JP3669742B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 データ保持回路、ならびにデータの書込みおよび読み出し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17310795A JP3669742B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 データ保持回路、ならびにデータの書込みおよび読み出し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0927191A true JPH0927191A (ja) 1997-01-28
JP3669742B2 JP3669742B2 (ja) 2005-07-13

Family

ID=15954300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17310795A Expired - Fee Related JP3669742B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 データ保持回路、ならびにデータの書込みおよび読み出し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3669742B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0923135A1 (en) * 1997-12-09 1999-06-16 Fujitsu Limited Ferroelectric memory device
FR2772508A1 (fr) * 1997-10-28 1999-06-18 Fujitsu Ltd Dispositif de memoire ferroelectrique et son procede de pilotage
WO2005055425A1 (ja) * 2003-12-04 2005-06-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 不揮発性フリップフロップ回路およびその駆動方法
JP2020187459A (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 ローム株式会社 定電圧回路及びその動作方法、及び半導体装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2772508A1 (fr) * 1997-10-28 1999-06-18 Fujitsu Ltd Dispositif de memoire ferroelectrique et son procede de pilotage
US6191441B1 (en) 1997-10-28 2001-02-20 Fujitsu Limited Ferroelectric memory device and its drive method
EP0923135A1 (en) * 1997-12-09 1999-06-16 Fujitsu Limited Ferroelectric memory device
US6049477A (en) * 1997-12-09 2000-04-11 Fujitsu Limited Ferroelectric memory device in which the channel region has the same conductivity type as the diffusion region
US6144579A (en) * 1997-12-09 2000-11-07 Fujitsu Limited Ferroelectric memory device
WO2005055425A1 (ja) * 2003-12-04 2005-06-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 不揮発性フリップフロップ回路およびその駆動方法
US7002388B2 (en) 2003-12-04 2006-02-21 Matsushita Electric Co., Ltd. Nonvolatile flip-flop circuit and method of driving the same
CN100376080C (zh) * 2003-12-04 2008-03-19 松下电器产业株式会社 非易失性触发电路及其驱动方法
JP2020187459A (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 ローム株式会社 定電圧回路及びその動作方法、及び半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3669742B2 (ja) 2005-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2723278B2 (ja) ハイキャパシタンス線プログラミング用デコーダ・ドライバ回路
US6314016B1 (en) Sequential circuits using ferroelectrics and semiconductor devices using the same
EP0923135B1 (en) Ferroelectric memory device
US5541871A (en) Nonvolatile ferroelectric-semiconductor memory
US3836894A (en) Mnos/sos random access memory
JP3505758B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
JPS6025837B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH11162160A (ja) データ記憶装置
US5051956A (en) Memory cell having means for maintaining the gate and substrate at the same potential
US6233169B1 (en) Signal storing circuit semiconductor device, gate array and IC-card
US6240013B1 (en) Data holding apparatus
KR0147240B1 (ko) 바이어스 제어 회로를 갖는 반도체 메모리 디바이스
JPH0774318A (ja) 半導体集積回路
JP3669742B2 (ja) データ保持回路、ならびにデータの書込みおよび読み出し方法
JP4255520B2 (ja) 強誘電体記憶装置、記憶内容の読出方法、スタンバイ方法
US3733591A (en) Non-volatile memory element
JP3864248B2 (ja) 半導体装置
JP2001168296A (ja) 不揮発性記憶装置およびその駆動方法
JPS5953637B2 (ja) 記憶回路
JP2002100744A (ja) 記憶装置
US7279932B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
JPS59121694A (ja) 電力散逸を減少させたmosランダムアクセスメモリ用の交差結合型トランジスタメモリセル
US3683335A (en) Non-volatile memory element and array
JP3835455B2 (ja) 不揮発性ラッチの駆動方法
JPS6129075B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080422

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110422

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees