JPH09271802A - 形鋼圧延方法及びその装置 - Google Patents

形鋼圧延方法及びその装置

Info

Publication number
JPH09271802A
JPH09271802A JP8106359A JP10635996A JPH09271802A JP H09271802 A JPH09271802 A JP H09271802A JP 8106359 A JP8106359 A JP 8106359A JP 10635996 A JP10635996 A JP 10635996A JP H09271802 A JPH09271802 A JP H09271802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
web
lower horizontal
rolls
shaped steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8106359A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3658082B2 (ja
Inventor
Toru Ikezaki
徹 池崎
Tatsuya Hokimoto
達也 保木本
Taneharu Nishino
胤治 西野
Shinya Hayashi
慎也 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP10635996A priority Critical patent/JP3658082B2/ja
Publication of JPH09271802A publication Critical patent/JPH09271802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3658082B2 publication Critical patent/JP3658082B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブ偏りを防止できるだけでなく、圧延
中、圧延材全長にわたりウェブ偏りの変動に応じてウェ
ブ偏りを矯正できる形鋼圧延方法及びその装置を提供す
る。 【解決手段】 フランジ11aを有する形鋼の圧延材1
1を、上、下水平ロール12、13及び左、右竪ロール
14、15が組み込まれたユニバーサルミル16内に供
給して圧延する形鋼圧延方法において、圧延中あるいは
非圧延中に、上、下水平ロール12、13間のギャップ
を一定に保持したまま、上、下水平ロール12、13を
ミルセンタaから上、下にオフセットすることにより、
圧延材11のフランジ11aに対するウェブ位置を調整
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形鋼の圧延方法及
びその装置に係り、更に詳しくは、形鋼、特にフランジ
を有するH形鋼などを、高寸法精度で圧延できる形鋼の
圧延方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大型のH形鋼は、例えば連続鋳
造されたビームブランク、ブルームやスラブを原材料と
して、それらをブレークダウンミルにより粗圧延し、続
いてユニバーサルミルなどにより中間圧延したり、仕上
げ圧延したりして製造している。H形鋼用のミルには、
一般にブレークダウンミル(上、下対となる溝付きの水
平ロールを有する)と、中間ユニバーサルミル(上、下
及び左、右に対向する水平ロール及び竪ロールを有す
る)と、エッジャーミル(上、下対となる溝付きの水平
ロールを有する)と、仕上げユニバーサルミル(上、下
及び左、右に対向する水平ロール、竪ロールを有する)
との4種類があり、ブレークダウンミルにより複数のリ
バースパス、中間ユニバーサルミルとエッジャーミルに
より複数のリバースパス、そして仕上げユニバーサルミ
ルにより1パスで圧延を行なって、所定の形鋼を製造す
る。
【0003】ところで、ユニバーサル圧延機を通過中の
圧延材は、上、下水平ロール及び左、右竪ロールから同
時に圧延される。この際、ユニバーサル圧延の一般的な
特性上、圧延材は、まずフランジが左、右の竪ロールに
噛み込んだ後、該左、右の竪ロールと上、下の水平ロー
ル側面とにより圧延され、次いでウェブが上、下の水平
ロールに噛み込むようになっている。従って、例えばウ
ェブセンタとミルセンタとが位置ずれ状態で圧延される
と、フランジはウェブより先に拘束されるので、両セン
タ間の位置ずれの量に応じてウェブが移動して、ウェブ
偏りが発生する。ここで、ミルセンタとは、ユニバーサ
ル圧延機の場合、左、右の竪ロールの胴長方向のセンタ
を示す。また、ウェブセンタとは、ウェブの厚さ方向の
センタを示す。さらに、圧延材に反りがあったり、斜め
に噛み込む場合には、ウェブセンタとミルセンタとの位
置ずれがさらに大きくなるため、圧延材の先端部及び後
端部でのウェブ偏りの増大に繋がる。
【0004】このウェブ偏りは、現在、H形鋼の形状不
良の内訳の大部分を占めており、従来、ウェブ偏りの対
策の代表的なものとして、次の2種類が知られている。
第1の従来手段は、例えば特公昭60−40931号公
報の「ユニバーサル圧延機におけるパスライン調整装
置」のような、ユニバーサル圧延機へ圧延材を送り込む
ローラテーブルの高さを調整し、ウェブセンタとミルセ
ンタとを一致させるものであり、また第2の従来手段
は、例えば特開昭59−193701号公報の「H形鋼
の圧延方法」のような、ユニバーサル圧延機の水平ロー
ルと竪ロールの高さを連動調整して、ミルセンタとウェ
ブセンタとを一致させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、両者の従
来技術は、ミルセンタとウェブセンタとを一致させて、
H形鋼のウェブ偏りを起こさないようにする目的のもの
であるため、一旦、発生したH形鋼のウェブ偏りを矯正
できないという問題点があった。また、ミルセンタとウ
ェブセンタとを一致させる時の設定値は、1回の圧延パ
スが完了するまで、何れかの特定値に固定されるので、
H形鋼の全長にわたるウェブ偏り量の変動に対応できな
いという問題点があった。よって、H形鋼において、特
にウェブ偏りが大きくなる圧延材の先端部や後端部で
は、ウェブ偏りの対策効果が低くなるという問題点があ
った。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、ウ
ェブ偏りを防止できるだけでなく、圧延中、圧延材全長
にわたるウェブ偏りの変動に応じてウェブ偏りを矯正で
きる形鋼圧延方法及びその装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の形鋼の圧延方法は、フランジを有する形鋼の圧延
材を、上、下水平ロール及び左、右竪ロールが組み込ま
れたユニバーサルミル内に供給して圧延する形鋼圧延方
法において、圧延中あるいは非圧延中に、前記上、下水
平ロール間のギャップを一定に保持したまま、前記上、
下水平ロールをミルセンタから上、下にオフセットする
ことにより、圧延材のフランジに対するウェブ位置を調
整するものである。また、請求項2記載の形鋼圧延装置
は、フランジを有する形鋼の圧延材を、上、下水平ロー
ル及び左、右竪ロールが組み込まれたユニバーサルミル
内に供給して圧延する形鋼圧延装置において、前記ユニ
バーサルミルの近傍に配置されて、前記圧延材のウェブ
偏りを計測するウェブ偏り計測手段と、該ウェブ偏り計
測手段からの計測結果に基づいて、ウェブ偏り量を算出
すると共に、該ウェブ偏り量に基づいて前記上、下水平
ロールの上、下方向のオフセット量を算出する演算装置
と、前記上、下水平ロールを昇降させる水平ロール高さ
調整手段と、前記演算装置により算出されたオフセット
量に基づいて、圧延中あるいは非圧延中に前記水平ロー
ル高さ調整手段により、前記上、下水平ロール間のギャ
ップを一定に保持したまま、該上、下水平ロールをミル
センタから上、下にオフセットする制御部とを備え、請
求項1記載の形鋼圧延方法を行なう。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、ここでは、H形鋼を圧延する
中間圧延用のユニバーサル圧延機を用いてウェブ偏りを
矯正する(無くす)例について説明する。図1に示すよ
うに、本発明の一実施の形態に係る形鋼圧延装置10
は、フランジ11aを有するH形鋼である圧延材11
を、上、下水平ロール12、13及び左、右竪ロール1
4、15が組み込まれたユニバーサルミル16内に供給
して圧延する圧延装置である。この形鋼圧延装置10
は、ユニバーサルミル16の上流に配置されて、圧延材
11のウェブ11bの高さ位置を計測するウェブ偏り計
測手段17と、ウェブ偏り計測手段17により測定され
たウェブ11bの高さ位置に基づいて、ウェブ偏り量S
を算出すると共に、ウェブ偏り量Sに基づいて上、下水
平ロール12、13の該ウェブ偏りを無くすための上、
下方向のオフセット量ε1あるいはε2を算出する演算
装置18と、上、下水平ロール12、13の高さ位置を
変化させる水平ロール高さ調整手段の一例であるそれぞ
れ一対の油圧式の上、下側圧下装置19、20と、制御
部22とを備えている。なお、この実施の形態では、演
算装置18をウェブ偏り計測手段17に内蔵させてお
り、また上、下水平ロール12、13のロール軸12
a、13aの両端部には、ロールチョック23、24が
装着されている。
【0008】ウェブ偏り計測手段17は、少なくとも圧
延材11のフランジ11aのうち、ウェブ11bの上面
より上側の上部長さB1 と、ウェブ11bの下面より下
側の下部長さB2 とを計測可能な装置であればどのよう
なものでもよく、例えば特開平4−213014号公報
の「形鋼のオンライン寸法測定装置」に記載されたもの
のようなH形鋼である圧延材11の各部寸法を自動測定
する装置などが挙げられる。この装置は、圧延材11の
上、下方向に、左右一対のフランジ幅上端距離測定装置
と、フランジ幅下端距離測定装置とを対向して配置し、
また高さ方向と水平方向との間隔を調整しながらフラン
ジ11a端部までの距離を測定して、内蔵された演算装
置によりフランジ幅及びその厚さを演算し、一方フラン
ジ幅上、下端距離測定装置の側部に、ウェブ面距離測定
装置を水平方向に位置調整可能に取り付けて、ウェブ面
までの距離を測定してウェブ厚さを求め、さらに各距離
測定値に基づいてウェブ偏り量を算出するものである。
【0009】ここで、ウェブ偏り量S及び上、下水平ロ
ール12、13の上、下方向のオフセット量ε1、ε2
について説明する。図2に示すように、まずウェブ偏り
計測手段17により、圧延材11のフランジ11aのう
ち、ウェブ11bの上面より上側の上部長さB1 と、フ
ランジ11aうち、ウェブ11bの下面より下側の下部
長さB2 とを計測する。これらに基づいて、次式により
ウェブ偏り量Sを求める。 S=(B1 −B2 )/2 ・・・・・・・ ウェブ偏り量Sは、上、下、左、右対称の理想的なH形
鋼のウェブ位置からのウェブ11bの変位量を示すもの
である。そして、このウェブ偏りを矯正するための上、
下水平ロール12、13の上方向のオフセット量ε1あ
るいは下方向のオフセット量ε2は、1パスで圧延を行
う仕上げ圧延機で矯正する場合は、ウェブ偏り量Sより
も大きくする必要がある。なぜなら上、下水平ロール1
2、13のオフセットに際し、圧延材11全体も同じ方
向に移動するため、ウェブ11bのフランジ11aに対
する相対的な変位量、すなわちウェブ偏り矯正量が、オ
フセット量ε1あるいはε2よりも小さくなるからであ
る。一方、多パスの圧延を行う中間圧延機で矯正する場
合は、必ずしもオフセット量ε1あるいはε2をウェブ
偏り量Sよりも大きくする必要は無く、最終的にウェブ
偏りが無くなる様に選べば良い。
【0010】前記上、下側圧下装置19、20は、油圧
シリンダ19a、20aのロッドの出し入れにより、ロ
ールチョック23、24を昇降させる装置であり、例え
ば特公平3−33411号公報の「圧延機の圧下装置」
に記載されたものなどが採用できる。この装置は、シリ
ンダラム(ロッド)の位置検出を行なうサーボアクチュ
エータにスプールを連動させ、このスプールをシリンダ
ラムに一体的に組み込まれたスリーブ内を移動可能とし
て、同スプールとスリーブによりスプール弁を構成する
ことにより、バルブとシリンダ間の配管長さを実質的に
零として、応答性を良好に保持できると共に、シリンダ
ラムの位置制御がサーボアクチュエータに連動するスプ
ールをシリンダラムに組み込むことにより機械的に行な
えるように構成したものである。
【0011】図4に示すように、形鋼圧延装置10の制
御系は、前記制御部22を本体としており、ウェブ偏り
計測手段17に内蔵された演算装置18を入力部とし、
また上、下側圧下装置19、20の油圧シリンダ19
a、20aを出力部としている。前記制御部22は、ウ
ェブ偏り計測手段17に内蔵された演算装置18により
算出されたオフセット量ε1あるいはε2に基づき、
上、下側圧下装置19、20の油圧シリンダ19a、2
0aのロッドを出し入れさせることにより、上、下水平
ロール12、13間のギャップを一定に保持したまま、
上、下水平ロール12、13をミルセンタa(図2参
照)から上、下にオフセット制御する。
【0012】次に、本発明の一実施の形態に係る形鋼圧
延装置10を用いた形鋼圧延方法を説明する。図1に示
すように、テーブル上を移送されてきた圧延材11は、
ウェブ偏り計測手段17を通過後にユニバーサルミル1
6内へ送り込まれて、上、下水平ロール12、13及び
左、右竪ロール14、15間で圧延成形される。ウェブ
偏り計測手段17では、移送中の圧延材11のフランジ
11aの上部長さB1 と、下部長さB2 とを計測し、得
られた数値を前記の式に代入してウェブ偏り量Sを求
め、このウェブ偏り量Sに基づいて上、下水平ロール1
2、13のオフセット量ε1、ε2を求める。図4に示
すように、求められたオフセット量ε1、ε2は制御部
22へ送られ、その後、制御部22からのロッド出し入
れ指令により、上、下側圧下装置19、20の油圧シリ
ンダ19a、20aの各ロッドが、それぞれオフセット
量ε1、あるいはε2分だけ同時に出し入れされる。こ
れにより、上、下水平ロール12、13が、上、下水平
ロール12、13間のギャップを一定に保持したまま、
該上、下水平ロール12、13間ギャップセンタcが、
ミルセンタaから上、下方向(ここでは上方向)に、自
動的にオフセットされる(図3参照)。なお、図3中、
符号bはウェブセンタを示す。
【0013】このように、圧延中のユニバーサルミル1
6の近傍で、圧延材11のウェブ偏り量Sをウェブ偏り
計測手段17及び演算装置18により計測、演算し、制
御部22により、ウェブ偏り量Sに基づいて、上、下水
平ロール12、13間のギャップを一定に保持したま
ま、ウェブ偏り量Sを無くす分のオフセット量ε1、ε
2だけ、上、下水平ロール12、13をミルセンタaか
ら上、下にオフセットさせるので、ウェブ偏りを防止で
きるだけでなく、圧延中、圧延材11の全長にわたりウ
ェブ偏りの変動に応じてオフセット量ε1、ε2を調整
することにより圧延材11の全長にわたるウェブ偏りを
矯正できる。なお、同一サイズの圧延材11を圧延する
際、各圧延材11どうしでは一般に、圧延中の変形挙動
は、圧延温度、圧延長、圧延速度が同じならば、同様に
繰り返されると考えられる。従って、同じ圧延ロットの
先頭から1〜2本の圧延材11において、ウェブ偏りの
全長にわたる変動量のパターンを把握することで、ウェ
ブ偏り計測手段17を用いた制御を省略し、低い設備コ
ストで同様の効果を得ることもできる。以上、本発明の
実施の形態を示したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲での設計の変更があっ
ても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態では、フ
ランジ11aを有する形鋼としてH形鋼を採用したが、
これに限定しなくても、ユニバーサル圧延を行なうもの
であれば、例えば溝形鋼でもよい。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の形鋼圧延方法及び請求項
2記載の形鋼圧延装置においては、このように圧延中あ
るいは非圧延中に、上、下水平ロール間のギャップを一
定にしたまま、ウェブ偏り量を無くす分だけ、上、下水
平ロールを、ミルセンタから上、下にオフセットさせて
ウェブ位置を調整するので、圧延中、圧延材の全長にわ
たるウェブ偏りの変動にも対応でき、圧延材全長にわた
ってウェブ偏りを矯正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る形鋼圧延装置の概
略構成図である。
【図2】上、下水平ロールを上方向にオフセットした場
合のユニバーサルミルによるウェブ偏りの矯正作業を示
す説明図である。
【図3】上、下水平ロールを上方向にオフセットした場
合のユニバーサルミルによるウェブ偏りの矯正前、作業
中、矯正後の圧延材を示す説明図である。
【図4】制御系のブロック図である。
【符号の説明】
10 形鋼圧延装置 11 圧延材 11a フランジ 11b ウェブ 12 上水平ロール 12a ロール
軸 13 下水平ロール 13a ロール
軸 14 竪ロール(左竪ロール) 15 竪ロール
(右竪ロール) 16 ユニバーサルミル 17 ウェブ偏
り計測手段 18 演算装置 19 上側圧下
装置 19a 油圧シリンダ 20 下側圧下
装置 20a 油圧シリンダ 22 制御部 23 ロールチョック 24 ロールチ
ョック B1 フランジ上部長さ(上部長さ) B2 フランジ下部長さ(下部長さ) S ウェブ偏り
量 a ミルセンタ b ウェブセン
タ c 上、下水平ロールオフセット後の上、下水平ロール
間ギャップセンタ(上、下水平ロール間ギャップセン
タ) ε1 上方向オフセット量 ε2 下方向オ
フセット量
フロントページの続き (72)発明者 林 慎也 大阪府堺市築港八幡町1番地 新日本製鐵 株式会社堺製鐵所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを有する形鋼の圧延材を、上、
    下水平ロール及び左、右竪ロールが組み込まれたユニバ
    ーサルミル内に供給して圧延する形鋼圧延方法におい
    て、 圧延中あるいは非圧延中に、前記上、下水平ロール間の
    ギャップを一定に保持したまま、前記上、下水平ロール
    をミルセンタから上、下にオフセットすることにより、
    圧延材のフランジに対するウェブ位置を調整することを
    特徴とする形鋼圧延方法。
  2. 【請求項2】 フランジを有する形鋼の圧延材を、上、
    下水平ロール及び左、右竪ロールが組み込まれたユニバ
    ーサルミル内に供給して圧延する形鋼圧延装置におい
    て、 前記ユニバーサルミルの近傍に配置されて、前記圧延材
    のウェブ偏りを計測するウェブ偏り計測手段と、 該ウェブ偏り計測手段からの計測結果に基づいて、ウェ
    ブ偏り量を算出すると共に、該ウェブ偏り量に基づいて
    前記上、下水平ロールの上、下方向のオフセット量を算
    出する演算装置と、 前記上、下水平ロールを昇降させる水平ロール高さ調整
    手段と、 前記演算装置により算出されたオフセット量に基づい
    て、圧延中あるいは非圧延中に前記水平ロール高さ調整
    手段により、前記上、下水平ロール間のギャップを一定
    に保持したまま、該上、下水平ロールをミルセンタから
    上、下にオフセットする制御部とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の形鋼圧延方法を行なう形鋼圧延装
    置。
JP10635996A 1996-04-02 1996-04-02 形鋼圧延装置 Expired - Fee Related JP3658082B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10635996A JP3658082B2 (ja) 1996-04-02 1996-04-02 形鋼圧延装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10635996A JP3658082B2 (ja) 1996-04-02 1996-04-02 形鋼圧延装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09271802A true JPH09271802A (ja) 1997-10-21
JP3658082B2 JP3658082B2 (ja) 2005-06-08

Family

ID=14431562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10635996A Expired - Fee Related JP3658082B2 (ja) 1996-04-02 1996-04-02 形鋼圧延装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3658082B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1112783A2 (de) * 1999-12-30 2001-07-04 SMS Demag AG Walzverfahren für ein Profil, insbesondere ein Flanschprofil, und hiermit korrespondierendes Universalwalzgerüst

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1112783A2 (de) * 1999-12-30 2001-07-04 SMS Demag AG Walzverfahren für ein Profil, insbesondere ein Flanschprofil, und hiermit korrespondierendes Universalwalzgerüst
EP1112783A3 (de) * 1999-12-30 2004-01-02 SMS Demag AG Walzverfahren für ein Profil, insbesondere ein Flanschprofil, und hiermit korrespondierendes Universalwalzgerüst

Also Published As

Publication number Publication date
JP3658082B2 (ja) 2005-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8429943B2 (en) Process and device for intentionally influencing the geometry of roughed-down strips in a roughing-down stand
US4392371A (en) Method of plate rolling and equipment therefor
JPS58135705A (ja) H形鋼の圧延方法
JPH09271802A (ja) 形鋼圧延方法及びその装置
JP4767434B2 (ja) フランジを有する形鋼の圧延方法および圧延装置列
JP2726215B2 (ja) ユニバーサル圧延機
JP3848462B2 (ja) H形鋼の圧延方法
JP3298438B2 (ja) 形鋼用素材のエッジング圧延方法および装置
JP3419017B2 (ja) H形鋼の圧延方法
JP3438550B2 (ja) 熱間圧延h形鋼のウェブ中心の偏りの制御方法
JPH035011A (ja) 形鋼の圧延用ガイド
JP2626330B2 (ja) H形鋼圧延用エッジャー圧延機
JP2020151730A (ja) H形鋼の製造方法
JP2661495B2 (ja) H形鋼のウエブ中心偏り制御圧延方法およびそのためのh形鋼誘導装置
JP2024519382A (ja) 圧延スタンドの作動のための方法
JP3027504B2 (ja) フランジを有する形材の圧延方法
JPS61195703A (ja) 圧延スタンド
JPH10263643A (ja) 形鋼の製造方法
JP2000140925A (ja) H形鋼の圧延装置及び圧延方法
JPH0596301A (ja) H形鋼のエツジング圧延方法
JPH02151302A (ja) 形鋼の圧延方法
JPH10263645A (ja) 形鋼の製造方法
JPS61186112A (ja) 圧延スタンド
JPH05123703A (ja) 上下非対称h形鋼の圧延方法
JPH0211201A (ja) H形鋼の圧延方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050311

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313122

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees