JP3298438B2 - 形鋼用素材のエッジング圧延方法および装置 - Google Patents

形鋼用素材のエッジング圧延方法および装置

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JP3298438B2 JP00295997A JP295997A JP3298438B2 JP 3298438 B2 JP3298438 B2 JP 3298438B2 JP 00295997 A JP00295997 A JP 00295997A JP 295997 A JP295997 A JP 295997A JP 3298438 B2 JP3298438 B2 JP 3298438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、形鋼用素材のエ
ッジング圧延方法および装置、特に、2枚のフランジを
有する形鋼の圧延時に生ずる左右フランジ幅の寸法外れ
の発生を防止することが可能な、形鋼用素材のエッジン
グ圧延方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2枚のフランジを有する形鋼、例えば、
H形鋼は、通常、1基以上のユニバーサル圧延機および
エッジャ圧延機が所定の順序で組み合わせて配置された
圧延機群を用いて製造される。ユニバーサル圧延機およ
びエッジャ圧延機の構造を、図6および7を参照しなが
ら説明する。
【0003】図6は、H形鋼の従来の製造方法において
使用されるユニバーサル圧延機を示す概略図であり、図
7は、H形鋼の上記従来の製造方法において使用される
エッジャ圧延機を示す概略図である。
【0004】ユニバーサル圧延機19は、図6から明ら
かなように、上下1対の水平ロール23、24と、その
両端部間にそれぞれ配置された左右1対の竪ロール2
5、26とからなっている。ユニバーサル圧延機19の
水平ロール23、24および竪ロール25、26は、図
6に示すように、粗圧延されたH形鋼用素材30のウェ
ブ30aおよびフランジ30b、30cを厚さ方向に圧
下して、その各々の厚さを所定の厚さに減少させる。
【0005】エッジャ圧延機27は、図7から明らかな
ように、上下1対の水平ロール28、29からなってい
る。エッジャ圧延機27の水平ロール28、29は、図
7に示すように、H形鋼用素材30のフランジ30b、
30cの上下端を圧下して、フランジ30b、30cの
幅を所定の長さに制限する。
【0006】上述したユニバーサル圧延機19およびエ
ッジャ圧延機27を用いた、H形鋼の従来の製造方法
を、以下に説明する。先ず、H形鋼用素材を加熱炉にお
いて加熱する。次いで、このように加熱されたH形鋼用
素材に、カリバーロールを有するブレイクダウン圧延装
置を用いて、粗圧延を施す。次いで、このように粗圧延
された素材を、上述したユニバーサル圧延機19および
エッジャ圧延機27からなる圧延機群を通過させて、複
数回のパス圧延を行い、かくして、所定の厚さを有する
ウェブ30a、並びに、所定の厚さおよび所定の幅を有
するフランジを備えたH形鋼30が製造される。
【0007】上述したH形鋼の製造方法に関して、特開
昭59−11611号公報は、エッジャ圧延機のロール
開度を圧延中に変化させ、フランジ幅の寸法精度を向上
させる方法を開示している。この方法は、被圧延材のフ
ランジ幅を直接的または間接的に測定し、演算装置にお
いて、フランジ幅拡がりを計算するためのフランジ幅拡
がり式を用いて、次パスユニバーサル圧延後のフランジ
幅が目標幅になるように、エッジャ圧延機の開度を連続
的に調整することからなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】H形鋼の上述した従来
の製造方法において採用されているエッジング圧延方法
においては、上下1対の水平ロール28、29の中心軸
線は相互に実質的に平行であった。しかしながら、一般
的に形鋼素材には程度の大小はあっても多少の形状不良
が伴っており、例えば、H形鋼に関しては、ブレイクダ
ウン圧延機による造形圧延後の素材には、左右のフラン
ジ幅の不一致(図4参照)、または、左右のフランジ厚
の不一致(図5参照)などが発生する。
【0009】従来のエッジング圧延法によって左右のフ
ランジ幅が不一致な素材を用いてエッチ形鋼を製造する
場合、エッジャ圧延機27におけるフランジ幅方向の圧
下によって左右のフランジ幅は一旦はそろうものの、左
右の圧下量が同一でないため、続くユニバーサル圧延機
におけるフランジ幅拡がり量も異なることとなり、結果
として、左右のフランジ幅を同一に仕上げることは困難
である。
【0010】一方、従来のエッジング圧延法によって左
右のフランジ厚が異なる素材を用いてH形鋼を製造する
場合は、ユニバーサル圧延機によって左右のフランジ厚
の均等化は行われるが、左右フランジ厚の相違に起因す
る圧下量の差が原因となり、ユニバーサル圧延に伴った
フランジ幅の拡がり量は左右で異なり、即ち、左右のフ
ランジ幅が不一致となる。
【0011】これまで、上述したような左右のフランジ
幅の不一致を修正するための方法としては、エッジング
ロールのレベリング修正を行うこと、即ち、通常は、左
右連結して作動するエッジャ圧延機27の左右の圧下機
構において、当該圧下機構間のクラッチ接続を一旦解除
して左右の圧下機構を別々に調整して、エッジングロー
ルの一端および他端をそれぞれ上下方向に変位させ、し
かる後に、当該クラッチの再接続を行った上で、エッジ
ング圧延を行うという方法が採られてきた。
【0012】しかしながら、クラッチ接続の解除および
再接続には所要の時間が必要であるのみならず、手動で
の調整となるため圧延中または圧延パス毎にエッジング
ロールのレベリング修正を行うことは現実的に不可能で
あった。
【0013】また、特開昭59−11611号公報に開
示されている技術では、長さ方向に垂直な同一断面上で
左右のフランジ幅が異なっていた場合であっても、左右
でロール開度を独立して調節することができなかった。
このため、フランジ幅やフランジ厚が左右で異なるよう
な素材を用いてH形鋼を製造する場合には、両方のフラ
ンジ幅を目標に寸法に同時に近づけることはできなかっ
た。
【0014】従って、この発明の目的は、エッジングロ
ールのレベリング修正を必要に応じて各圧延パス毎また
は同一圧延パス中に行ってエッジング圧延することによ
って、製品の左右のフランジ幅の寸法を両方とも目標寸
法とすることが可能なエッジング圧延方法および装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
の方法は、形鋼用素材の圧延ラインにおいて、前記形鋼
用素材を、上下1対のエッジングロール間を通過させる
ことからなる、形鋼用素材のエッジング圧延方法であっ
て、駆動ロールである前記1対のエッジングロールの各
々の一端および他端は、それぞれ上下方向に独立して変
位可能であり、前記形鋼用素材にフランジ幅寸法不良が
生じた際に、その変位量を調節し、かくして、前記形鋼
用素材の前記フランジ幅寸法不良を修正することに特徴
を有するものである。
【0016】請求項2に記載した発明の方法は、請求項
1に記載した方法において、前記1対のエッジングロー
ルの近傍、または、これに隣接するユニバーサル圧延機
の近傍に、前記形鋼用素材の形状を検出するための形状
検出手段を配置し、前記形状検出手段からの出力信号に
応じて、前記1対のエッジングロールの各々の前記一端
および前記他端の変位量をそれぞれ独立して調節するこ
とに特徴を有するものである。
【0017】請求項3に記載した発明の方法は、請求項
2に記載した方法において、前記圧延ラインの所定の位
置に、トラッキング手段を配置し、前記形状検出手段か
らの出力信号、および、前記トラッキング手段からの出
力信号を演算手段に入力し、このように前記演算手段に
入力された信号に基づいて、前記形鋼用素材における前
記フランジ幅寸法不良の発生位置を演算し、このように
演算されたフランジ幅寸法不良の発生位置に対応する形
鋼用素材の部分が、前記1対のエッジングロール間を通
過するときに、前記1対のエッジングロールの各々の前
記一端および前記他端の変位量をそれぞれ独立して調節
することに特徴を有するものである。
【0018】請求項4に記載した発明の装置は、形鋼用
素材をエッジング圧延するための、上ロールおよび下ロ
ールからなる1対のエッジングロールと、前記上ロール
および前記下ロールを駆動させるための駆動機構とを有
し、更に、前記上ロールの一端を上下方向に変位させる
ための第1変位手段および前記上ロールの他端を上下方
向に変位させるための第2変位手段からなる上ロール用
変位手段、並びに、前記下ロールの一端を上下方向に変
位させるための第3変位手段および前記下ロールの他端
を上下方向に変位させるための第4変位手段からなる下
ロール用変位手段のうちの少なくとも1つを備えている
ことに特徴を有するものである。
【0019】請求項5に記載した発明の装置は、請求項
4に記載した装置において、前記1対のエッジングロー
ルの近傍に配置された、前記形鋼用素材のフランジ幅を
検出するための形状検出手段を更に含んでおり、前記形
状検出手段からの出力信号に応じて、前記第1変位手
段、前記第2変位手段、前記第3変位手段および前記第
4変位手段の作動が、相互に独立して制御されることに
特徴を有するものである。
【0020】請求項6に記載した発明の装置は、請求項
5に記載した装置において、前記圧延ラインの所定の位
置に配置されたトラッキング手段と、演算手段とを更に
含んでおり、前記形状検出手段からの出力信号、およ
び、前記トラッキング手段からの出力信号を前記演算手
段に入力し、このように前記演算手段に入力された信号
に基づいて、前記形鋼用素材における前記フランジ幅寸
法不良の発生位置を演算し、このように演算されたフラ
ンジ幅寸法不良の発生位置に対応する形鋼用素材の部分
が、前記1対のエッジングロール間を通過するときに、
前記1対のエッジングロールの各々の前記一端および前
記他端の変位量をそれぞれ独立して調節することに特徴
を有するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、この発明の第1実施態様の
形鋼用素材のエッジング圧延方法、および、これを実施
するための装置を、図1を参照しながら説明する。図1
は、この発明の第1実施態様の形鋼用素材のエッジング
圧延装置を示す概略図である。
【0022】この発明の第1実施態様の形鋼用素材のエ
ッジング圧延方法は、形鋼用素材を、エッジングロール
A、即ち、上ロール1および下ロール2間を通過させる
ことからなっており、上記上ロール1および下ロール2
の各々の一端および他端は、それぞれ上下方向に独立し
て変位可能であり、形鋼用素材に左右のフランジ幅の差
が生じた際に、その変位量を調節し、かくして、形鋼用
素材の左右のフランジ幅の差を修正する。
【0023】この発明の上述した第1実施態様の形鋼用
素材のエッジング圧延方法を実施するための装置は、図
1に示すように、エッジングロールAと、エッジングロ
ール駆動機構(図示せず)と、エッジングロール昇降機
構7、11と、上ロール用変位手段3、4および下ロー
ル用変位手段5、6とからなっている。
【0024】エッジングロールAは、形鋼用素材21を
エッジング圧延するための上ロール1および下ロール2
からなっている。エッジングロール駆動機構(図示せ
ず)は、エッジングロールAの上ロール1および下ロー
ル2を、所定のトルクで、相互に反対方向に同一速度で
回転させる。
【0025】エッジングロール昇降機構7、11は、エ
ッジングロールAの所謂「ロール開度」、即ち、上ロー
ル1および下ロール2間の間隔を調節する。即ち、エッ
ジングロール昇降機構7は、上ロール1を全体的に上下
動させるためのもので、モータ10と、2つのギアボッ
クス、即ち、第1ギアボックス8および第2ギアボック
ス9とからなっている。第1および第2ギアボックス
8、9は、それぞれ、図1に示すように、モータ10の
ドライブシャフト10aに所定間隔をあけて取り付けら
れた駆動ギア8c、9cと、これ等駆動ギア8c、9c
にそれぞれ噛み合わされた従動ギア8b、9bと、これ
等従動ギア8b、9bの回転に伴って上下動するシャフ
ト8a、9aとからなっている。
【0026】エッジングロール昇降機構11は、下ロー
ル2を全体的に上下動させるためのもので、モータ14
と、2つのギアボックス、即ち、第3ギアボックス12
および第4ギアボックス13とからなっている。第3お
よび第4ギアボックス12、13は、それぞれ、図1に
示すように、モータ14のドライブシャフト14aに所
定間隔をあけて取り付けられた駆動ギア12c、13c
と、これ等駆動ギア12c、13cにそれぞれ噛み合わ
された従動ギア12b、13bと、これ等従動ギア12
b、13bの回転に伴って上下動するシャフト12a、
13aとからなっている。
【0027】上ロール用変位手段は、上ロール1の一端
を上下方向に変位させるための第1変位手段3と、上ロ
ール1の他端を上下方向に変位させるための第2変位手
段4とからなっている。また、下ロール用変位手段は、
下ロール2の一端を上下方向に変位させるための第3変
位手段5と、下ロール2の他端を上下方向に変位させる
ための第4変位手段6とからなっている。
【0028】即ち、第1から第4変位手段3、4、5、
6は、複動型油圧シリンダからなっており、図1に示す
ように、第1変位手段3は、第1ギアボックス8の従動
ギア8bの回転に伴って上下動するシャフト8aの下端
と、上ロール1の一端を回転可能に支持する軸受1aと
の間に配置されている。
【0029】第2変位手段4は、第2ギアボックス9の
従動ギア9bの回転に伴って上下動するシャフト9aの
下端と、上ロール1の他端を回転可能に支持する軸受1
bとの間に配置されている。
【0030】第3変位手段5は、第3ギアボックス12
の従動ギア12bの回転に伴って上下動するシャフト1
2aの上端と、下ロール2の一端を回転可能に支持する
軸受2aとの間に配置されている。
【0031】第4変位手段6は、第4ギアボックス13
の従動ギア13bの回転に伴って上下動するシャフト1
3aの上端と、下ロール2の他端を回転可能に支持する
軸受2bとの間に配置されている。
【0032】上述した第1から第4変位手段3、4、
5、6は、それぞれ、油圧供給管(図示せず)を介し
て、油圧供給源(図示せず)に接続されている。第1か
ら第4変位手段3、4、5、6のための上記油圧供給管
には、第1から第4電磁切換弁(図示せず)がそれぞれ
配置されている。上述した第1から第4電磁切換弁は、
そこに入力される電気信号に応じて、それぞれ、第1か
ら第4変位手段3、4、5、6としての油圧シリンダの
ピストンの移動方向および移動量を制御する。従って、
第1から第4電磁切換弁(図示せず)に入力される電気
信号を制御することによって、エッジングロールAの上
ロール1および下ロール2の各々の一端および他端を、
それぞれ上下方向に独立して変位させることができる。
【0033】なお、第1から第4変位手段3、4、5、
6は、油圧シリンダからなるものとして説明したが、応
答性が良好なものであれば、その形態は任意であり、例
えば、各種のモータ等のアクチュエータを、第1から第
4変位手段3、4、5、6として使用することも可能で
ある。
【0034】また、上述したこの発明の第1実施態様の
形鋼用素材のエッジング圧延方法、および、これを実施
するための装置においては、上ロール1の一端を上下方
向に変位させるための第1変位手段3と、上ロール1の
他端を上下方向に変位させるための第2変位手段4とか
らなる上ロール用変位手段、および、下ロール2の一端
を上下方向に変位させるための第3変位手段5と、下ロ
ール2の他端を上下方向に変位させるための第4変位手
段6とからなる下ロール用変位手段の双方が使用される
ものとして説明したが、上記上ロール用変位手段および
下ロール用変位手段のうちの少なくとも1つが使用され
ればよく、例えば、下ロール用変位手段を設けなくても
よい。
【0035】更に、第1から第4変位手段3、4、5、
6の変位調節量、即ち、稼働範囲が十分に大きければ、
エッジングロール昇降機構7、11を省略し、ロール開
度の調節も、これ等の変位手段によって行うことも可能
である。
【0036】次に、この発明の第2実施態様の形鋼用素
材のエッジング圧延方法、および、これを実施するため
の装置を、図2を参照しながら説明する。図2は、この
発明の第2実施態様の形鋼用素材のエッジング圧延装置
を示すブロック図である。
【0037】この発明の第2実施態様の形鋼用素材のエ
ッジング圧延方法においては、この発明の上述した第1
実施態様の形鋼用素材のエッジング圧延方法に、更に、
エッジャ圧延機27の近傍に、形鋼用素材21の形状を
検出するための形状検出手段16を配置し、更に、圧延
ラインの所定の位置、例えば、エッジャ圧延機27の駆
動モータ18に、トラッキング手段17を取り付け、上
記形状検出手段16からの出力信号、および、トラッキ
ング手段17からの出力信号を演算手段15に入力し、
このように演算手段15に入力された信号に基づいて、
形鋼用素材21におけるフランジ幅寸法不良の発生位置
を演算し、このように演算されたフランジ幅寸法不良の
発生位置に対応する形鋼用素材21の部分が、エッジャ
圧延機27を通過するときに、演算手段15からの出力
信号によって、その上ロール1および下ロール2の各々
の一端および他端の変位量をそれぞれ独立して調節する
というステップが追加されている。
【0038】従って、この発明の第2実施態様の形鋼用
素材のエッジング圧延方法を実施するための装置は、こ
の発明の上述した第1実施態様の形鋼用素材のエッジン
グ圧延方法を実施するための装置に、演算手段15、形
状検出手段16およびトラッキング手段17を追加する
ことによって構成される。
【0039】形状検出手段16は、エッジャ圧延機27
によるエッジング圧延の実施中に、形鋼用素材21の形
状を検出し、左右のフランジ幅に関する出力信号を演算
手段15に入力する。
【0040】トラッキング手段17は、エッジャ圧延機
27によるエッジング圧延の実施中に、形鋼用素材21
の移動量に関する出力信号を演算手段15に入力する。
演算手段15は、形状検出手段16からの出力信号、お
よび、トラッキング手段17からの出力信号に基づい
て、形鋼用素材21におけるフランジ幅寸法不良の発生
位置を演算する。演算手段15は、更に、これによって
演算されたフランジ幅寸法不良の発生位置に対応する形
鋼用素材21の部分が、エッジャ圧延機27を通過する
ときに、第1から第4変位手段3、4、5、6のための
第1から第4電磁切換弁(図示せず)に出力信号を送っ
て、第1から第4変位手段3、4、5、6を適切に駆動
させ、かくして、左右のフランジ幅の差等のフランジ幅
寸法不良を修正する。
【0041】上記形状検出手段16は、少なくとも形鋼
用素材21の左右のフランジ幅を測定できるものであれ
ば、その形態は任意であり、例えば、光学的手段を利用
した形状検出計が使用される。また、上記トラッキング
手段17は、形鋼用素材21の移動量をトラッキングで
きるものであれば、その形態は任意であり、例えば、パ
ルス発振器が使用される。
【0042】次に、この発明の第2実施態様の形鋼用素
材のエッジング圧延方法を、これを実施するための装置
に則して説明する。先ず、圧延ラインにおいて、H形鋼
用素材21は、図2の矢印F方向に進行し、図6に示し
たものと同一のユニバーサルロール19を通過し、更
に、エッジャ圧延機27を通過する。このようなエッジ
ャ圧延機27によるエッジング圧延中に、形状検出手段
16は、形鋼用素材21の形状を検出し、左右のフラン
ジ幅に関する出力信号を演算手段15に入力する。同時
に、トラッキング手段17は、形鋼用素材21の移動量
に関する出力信号を演算手段15に入力する。演算手段
15は、形状検出手段16からの出力信号、および、ト
ラッキング手段17からの出力信号に基づいて、形鋼用
素材21におけるフランジ幅寸法不良の発生位置を演算
する。このようにして1パスのフォワード圧延が終了す
ると、形鋼用素材21は、図2の矢印R方向に逆行し、
エッジャ圧延機27およびユニバーサル圧延機19をこ
の順序で通過して、リバース圧延が行われる。上述した
ように演算手段15によって演算されたフランジ幅寸法
不良の発生位置に対応する形鋼用素材21の部分が、エ
ッジャ圧延機27を通過するときに、演算手段15は、
第1から第4変位手段3、4、5、6のための第1から
第4電磁切換弁(図示せず)に出力信号を送り、その結
果、第1から第4変位手段3、4、5、6を適切に駆動
させ、かくして、左右のフランジ幅の差等のフランジ幅
寸法不良を修正する。
【0043】次に、フランジ幅寸法不良が生じた場合の
エッジャ圧延機27の上ロール1および下ロール2の各
々の一端および他端の変位制御方法を以下に説明する。
上述した圧延ラインにおいて、図3(a)および(d)
に示すように、フォワード圧延時に、ユニバーサル圧延
機19を通過した被圧延材21aに、左側のフランジ幅
寸法のみが目標寸法よりも大きいという寸法不良が発生
していた場合には、続くリバース圧延時のエッジングロ
ール1、2を、第1変位手段3と第3変位手段5とを駆
動させることによって、図3(b)および(e)に示す
ように、左側のロール間隔を基準開度である右側よりも
狭い状態に設定し、エッジング圧延後の左側フランジ幅
が、右側フランジ幅よりも小さくなるように圧延する。
このようにしてフランジ幅を調整した圧延材21bを、
続いてユニバーサル圧延機19により圧延すると、フラ
ンジ幅の圧下量が大きかった左側フランジは、幅圧下に
よるフランジ厚の増加が大きいため、ユニバーサル圧延
において右側よりも圧下が大きくなり、左側フランジの
幅拡がり量が右側フランジよりも大きくなる。その結
果、図3(c)および(f)に示すように、ユニバーサ
ル圧延後のフランジ幅は左右でほぼ等しい寸法となり、
2つのフランジの双方において目標とする寸法の圧延材
21cが得られる。
【0044】逆に、左側のフランジ幅寸法のみが目標寸
法よりも小さいという寸法不良が発生していた場合に
は、続くリバース圧延時に、第1変位手段3と第3変位
手段5とを駆動させることによって、左側のロール開度
を基準開度である右側よりも大きくなるように圧延す
る。
【0045】一方、右側フランジ幅が目標寸法と異なる
場合には、第2変位手段4と第4変位手段6とを駆動さ
せて、前述した左側フランジの寸法不良の場合と同様の
ロール開度調整を行う。
【0046】以上のような制御を圧延材の全長に亘って
行うことにより、左右フランジ幅の寸法不良の傾向が圧
延材の長手方向で変化する場合であっても、それに追従
してフランジ幅寸法の制御が可能である。また、H形鋼
のユニバーサル圧延においては、通常複数回のリバース
圧延が行われるため、フランジ幅の寸法不良が1回のエ
ッジャロール開度制御では修正できない程大きい場合で
あっても、複数回に亘って本発明のフランジ幅制御を行
うことによって、製品のフランジ幅を、左右とも目標寸
法にすることができる。
【0047】
【実施例】次に、この発明の形鋼用素材のエッジング圧
延方法を、実施例により、比較例と対比しながら説明す
る。
【0048】〔実施例〕この発明の上述した第2実施態
様の形鋼用素材のエッジング圧延方法に従って、H形鋼
(以下、「本発明供試体」という)を調整した。その目
標サイズは、次の通りの3種類であり、その数は、サイ
ズ毎に50本であった。 (1) 高さ400mm×幅200mm×ウェブの厚さ
8mm×フランジの厚さ13mm (2) 高さ600mm×幅200mm×ウェブの厚さ
11mm×フランジの厚さ17mm (3) 高さ900mm×幅300mm×ウェブの厚さ
16mm×フランジの厚さ28mm 上述した圧延においては、図1に示すように、左右のロ
ール開度を独立して調節することが可能な装置を用い
て、図2に示すように、エッジャ圧延機の近傍に配置し
た形状検出手段からのフランジ幅測定結果に基づいて、
エッジャ圧延機の左右ロール開度を調節した。
【0049】上述した3種類のサイズ毎に、本発明供試
体について、フランジ幅の供試体全長に亘る、最大値と
最小値との差を求め、これ等の平均値およびその偏差
(σ)を求めた。このようにして求められた平均値およ
び偏差(σ)を表1に記す。
【0050】
【表1】
【0051】表1から明らかなように、本発明供試体に
おいては、フランジ幅の供試体全長に亘る、最大値と最
小値との差の平均値は、0.65から1.80mmの範
囲内であって、その値は著しく小さかった。
【0052】更に、上述した3種類のサイズ毎に、本発
明供試体について、左右のフランジ幅の差、即ち、左側
フランジの幅の平均値の、右側フランジの幅の平均値と
の差の絶対値を求め、更に、その偏差(σ)を求めた。
このようにして求められた左右のフランジ幅の差および
偏差(σ)を表2に記す。
【0053】
【表2】
【0054】表2から明らかなように、本発明供試体に
おいては、左右のフランジ幅の差は、0.30から0.
70の範囲内であって、その値は著しく小さかった。 〔比較例〕この発明の範囲外の、形鋼用素材のエッジン
グ圧延方法に従って、H形鋼(以下、「比較法1の供試
体」という)を調整した。その目標サイズおよびその数
は、上述した実施例におけるそれ等とそれぞれ同一であ
った。
【0055】上述した圧延においては、エッジャ圧延機
の左右のロール開度は独立して調整できず、圧延中のロ
ール開度の調整を行わない方法を採用した。実施例にお
けるとそれぞれ同一の3種類のサイズ毎に、比較用供試
体について、フランジ幅の供試体全長に亘る、最大値と
最小値との差を求め、これ等の平均値およびその偏差
(σ)を求めた。このようにして求められた平均値およ
び偏差(σ)を表1に併せて記す。
【0056】表1から明らかなように、比較用供試体に
おいては、フランジ幅の供試体全長に亘る、最大値と最
小値との差の平均値は、1.40から3.30mmの範
囲内であって、その値は著しく大きく、本発明における
それ等の値の約2倍の値であった。このことから、この
発明によれば、フランジ幅寸法の精度を著しく向上する
ことができることが確認された。
【0057】更に、この発明の範囲外の、形鋼用素材の
エッジング圧延方法に従って、H形鋼(以下、「比較法
2の供試体」という)を調整した。その目標サイズおよ
びその数は、上述した実施例におけるそれ等とそれぞれ
同一であった。
【0058】上述した圧延においては、エッジャ圧延機
の左右のロール開度は独立して調整できないものの、エ
ッジャ圧延機の近傍に設置した形状検出手段からのフラ
ンジ幅の測定結果に基づいて、エッジャ圧延機のロール
開度を調整する方法を採用した。
【0059】実施例におけるとそれぞれ同一の3種類の
サイズ毎に、比較法2の供試体について、左右のフラン
ジ幅の差、即ち、左側フランジの幅の平均値の、右側フ
ランジの幅の平均値との差の絶対値を求め、更に、その
偏差(σ)を求めた。このようにして求められた左右の
フランジ幅の差および偏差(σ)を表2に併せて記す。
【0060】表2から明らかなように、比較法2の供試
体においては、左右のフランジ幅の差は、1.05から
1.55の範囲内であって、その値は著しく大きく、本
発明におけるそれ等の値の約2倍の値であった。このこ
とから、この発明によれば、フランジ幅寸法の精度を、
左右とも向上することができることが確認された。著し
く小さかった。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1対のエッジングロールの各々の一端および他端
は、それぞれ上下方向に独立して変位可能であるので、
その厚さや長さが相互に異なる場合においても、適切に
左右のエッジングロール開度を調節することにより、フ
ランジ幅寸法不良を圧延材全長に亘って修正することが
でき、その結果、フランジ幅寸法精度の優れた形鋼を製
造することができ、かくして、有用な効果がもたらされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施態様の形鋼用素材のエッジ
ング圧延装置を示す概略図である。
【図2】この発明の第2実施態様の形鋼用素材のエッジ
ング圧延装置を示すブロック図である。
【図3】図3(a)は、ユニバーサル圧延機によるフォ
ワード圧延の際の、フランジ幅寸法不良の発生状態を示
す概略図、図3(b)は、エッジャ圧延機によるリバー
ス圧延の際の、フランジ幅寸法不良の修正状態を示す概
略図、図3(c)は、ユニバーサル圧延機による再フォ
ワード圧延の際の、フランジ幅寸法不良の修正完了状態
を示す概略図、図3(d)は、ユニバーサル圧延機によ
るフォワード圧延の際の、フランジ幅寸法不良を有する
被圧延材を示す断面図、図3(e)は、エッジャ圧延機
によるリバース圧延の際の、フランジ幅寸法不良の修正
途中の被圧延材を示す断面図、図3(f)は、ユニバー
サル圧延機による再フォワード圧延の際の、フランジ幅
寸法不良の修正完了時の被圧延材を示す断面図である。
【図4】左右のフランジ幅の不一致を示す被圧延材の端
面図である。
【図5】左右のフランジ厚の不一致を示す被圧延材の端
面図である。
【図6】H形鋼の従来の製造方法において使用されるユ
ニバーサル圧延機を示す概略図である。
【図7】H形鋼の上記従来の製造方法において使用され
るエッジング圧延機を示す概略図である。。
【符号の説明】
A:エッジングロール 1:上ロール 2:下ロール 3:第1変位手段 4:第2変位手段 5:第3変位手段 6:第4変位手段 7:エッジングロール昇降機構 8:第1ギアボックス 9:第2ギアボックス 10:モータ 11:エッジングロール昇降機構 12:第3ギアボックス 13:第4ギアボックス 14:モータ 15:演算手段 16:形状不良検出手段 17:トラッキング手段 18:モータ 19:ユニバーサル圧延機 20:モータ 21:形鋼用素材 27:エッジング圧延機 30:H形鋼用素材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 素久 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−218413(JP,A) 特開 平5−177226(JP,A) 特開 昭58−179515(JP,A) 実開 平5−53702(JP,U) 特公 平8−245(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】形鋼用素材の圧延ラインにおいて、前記形
    鋼用素材を、上下1対のエッジングロール間を通過させ
    ることからなる、形鋼用素材のエッジング圧延方法であ
    って、駆動ロールである前記1対のエッジングロールの
    各々の一端および他端は、それぞれ上下方向に独立して
    変位可能であり、前記形鋼用素材にフランジ幅寸法不良
    が生じた際に、その変位量を調節し、かくして、前記形
    鋼用素材の前記フランジ幅寸法不良を修正することを特
    徴とする、形鋼用素材のエッジング圧延方法。
  2. 【請求項2】 前記1対のエッジングロールの近傍、ま
    たは、これに隣接するユニバーサル圧延機の近傍に、前
    記形鋼用素材の形状を検出するための形状検出手段を配
    置し、前記形状検出手段からの出力信号に応じて、前記
    1対のエッジングロールの各々の前記一端および前記他
    端の変位量をそれぞれ独立して調節することを特徴とす
    る、請求項1に記載した方法。
  3. 【請求項3】 前記圧延ラインの所定の位置に、トラッ
    キング手段を配置し、前記形状検出手段からの出力信
    号、および、前記トラッキング手段からの出力信号を演
    算手段に入力し、このように前記演算手段に入力された
    信号に基づいて、前記形鋼用素材における前記フランジ
    幅寸法不良の発生位置を演算し、このように演算された
    フランジ幅寸法不良の発生位置に対応する形鋼用素材の
    部分が、前記1対のエッジングロール間を通過するとき
    に、前記1対のエッジングロールの各々の前記一端およ
    び前記他端の変位量をそれぞれ独立して調節することを
    特徴とする、請求項2に記載した方法。
  4. 【請求項4】 形鋼用素材をエッジング圧延するため
    の、上ロールおよび下ロールからなる1対のエッジング
    ロールと、前記上ロールおよび前記下ロールを駆動させ
    るための駆動機構とを有し、更に、前記上ロールの一端
    を上下方向に変位させるための第1変位手段および前記
    上ロールの他端を上下方向に変位させるための第2変位
    手段からなる上ロール用変位手段、並びに、前記下ロー
    ルの一端を上下方向に変位させるための第3変位手段お
    よび前記下ロールの他端を上下方向に変位させるための
    第4変位手段からなる下ロール用変位手段のうちの少な
    くとも1つを備えていることを特徴とする、形鋼用素材
    のエッジング圧延装置。
  5. 【請求項5】 前記1対のエッジングロールの近傍に配
    置された、前記形鋼用素材のフランジ幅を検出するため
    の形状検出手段を更に含んでおり、前記形状検出手段か
    らの出力信号に応じて、前記第1変位手段、前記第2変
    位手段、前記第3変位手段および前記第4変位手段の作
    動が、相互に独立して制御されることを特徴とする、請
    求項4に記載した装置。
  6. 【請求項6】 前記圧延ラインの所定の位置に配置され
    たトラッキング手段と、演算手段とを更に含んでおり、
    前記形状検出手段からの出力信号、および、前記トラッ
    キング手段からの出力信号を前記演算手段に入力し、こ
    のように前記演算手段に入力された信号に基づいて、前
    記形鋼用素材における前記フランジ幅寸法不良の発生位
    置を演算し、このように演算されたフランジ幅寸法不良
    の発生位置に対応する形鋼用素材の部分が、前記1対の
    エッジングロール間を通過するときに、前記1対のエッ
    ジングロールの各々の前記一端および前記他端の変位量
    をそれぞれ独立して調節することを特徴とする、請求項
    5に記載した装置。
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