JPH0927127A - 光ディスク、光ディスク装置および光ディスク記録再生方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスク装置および光ディスク記録再生方法

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JPH0927127A
JPH0927127A JP7171993A JP17199395A JPH0927127A JP H0927127 A JPH0927127 A JP H0927127A JP 7171993 A JP7171993 A JP 7171993A JP 17199395 A JP17199395 A JP 17199395A JP H0927127 A JPH0927127 A JP H0927127A
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JP7171993A
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Shoei Kobayashi
昭栄 小林
Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
Tamotsu Yamagami
保 山上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーヘッドを少なくし、任意のアドレス
位置に、ランダムに記録再生をできるようにする。 【解決手段】 1セクタを、1フレームのヘッダフレー
ムと28フレームのデータフレームにより構成する。ヘ
ッダフレームには、37バイトのヘッダを配置し、エン
ボス加工などによるプリピットを予め形成することで、
セクタアドレスやトラックアドレスを予め記録する。デ
ータフレームは、従来の光ディスクにおけるデータを記
録するセクタと同一のフォーマットとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク、光ディ
スク装置および光ディスク記録再生方法に関し、特にラ
ンダムに記録再生ができるようにした光ディスク、光デ
ィスク装置および光ディスク記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクには、再生専用のROMディ
スクと、再生だけでなく、記録も可能なディスクとがあ
る。再生専用のディスクは、記録データがプリピットと
して、エンボス加工などにより予め形成されている。従
って、同一のディスクを大量に製造することができる。
【0003】これに対して、記録も可能な光ディスク
は、ユーザが適宜データを記録することができるように
するために、トラックにはピットが形成されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記録が可能な光ディス
クに、ランダムにデータを記録し、再生するようにする
には、トラックアドレス、セクタアドレスなどのアドレ
スの他、記録再生のための基準となるクロックを生成す
るPLL回路の引き込みのためのデータを記録したVF
O領域などを形成する必要がある。また、記録データ中
にアドレス等も含めて記録する方式の場合、記録するセ
クタの前には、それまでの再生状態から記録状態に切り
替えるためのダミーのデータを記録したリンキングセク
タが必要となる。
【0005】このように、実際に光ディスクにランダム
にデータを記録することができるようにするには、本
来、データを記録する領域以外に、これらのアドレスや
VFOなどを記録した領域を形成しなければならない
が、従来提案されている方法は、オーバーヘッドが長く
なり、光ディスクの実質的な記録容量が低下してしまう
課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、オーバーヘッドを少なくし、実質的な光デ
ィスクの記録容量を多く確保することができるようにす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光ディ
スクは、セクタの先頭に、少なくともアドレスを配置し
た再生専用のセクタヘッダを予め記録形成し、セクタヘ
ッダを含むフレームには、実質的に、データの有効部分
以外を記録することを特徴とする。
【0008】請求項6に記載の光ディスクは、1回転分
のトラックを、セクタとは異なる複数のセグメントに区
分し、セグメントのアドレスをトラックに予め記録形成
したことを特徴とする。
【0009】請求項8に記載の光ディスク装置は、光デ
ィスクのトラックにアクセスするとき、予め記録形成さ
れているセクタヘッダのアドレスを検索する検索手段
と、セクタヘッダを含むフレームには、実質的に、デー
タの有効部分以外を記録し、セクタヘッダを含まない他
のフレームに、データの有効部分を記録する記録手段と
を備えることを特徴とする。
【0010】請求項9に記載の光ディスク装置は、光デ
ィスクのトラックにアクセスするとき、予め記録形成さ
れているセグメントアドレスを基準にして所定のセクタ
を検索する検索手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項10に記載の光ディスク記録再生方
法は、光ディスクのトラックにアクセスするとき、予め
記録形成されているセクタヘッダのアドレスを検索し、
セクタヘッダを含むフレームには、実質的に、データの
有効部分以外を記録し、セクタヘッダを含まない他のフ
レームに、データの有効部分を記録することを特徴とす
る。
【0012】請求項11に記載の光ディスク記録再生方
法は、光ディスクのトラックにアクセスするとき、予め
記録形成されているセグメントアドレスを基準にして所
定のセクタを検索し、検索されたセクタに対してデータ
を記録または再生することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ディスクに、
データを記録再生する光ディスク装置の構成例を表して
いる。この実施例においては、光ディスク1がスピンド
ルモータ2により、所定の速度で回転されるようになさ
れている。光ヘッド3は、光ディスク1に対してレーザ
光を照射し、データを記録するとともに、光ディスク1
の反射光から、そこに記録されているデータを再生する
ようになされている。
【0014】記録再生回路4は、光ヘッド3が出力した
再生信号を増幅し、変復調回路5に出力するようになさ
れている。変復調回路5は、入力された再生信号を復調
し、図示せぬ回路に出力するようになされている。ま
た、変復調回路5は、図示せぬ回路から供給された記録
信号を変調し、記録再生回路4を介して光ヘッド3に出
力するようになされている。
【0015】サーボ回路6は、光ヘッド3の内蔵する半
導体レーザを制御し、所定の強度のレーザ光を発生させ
るように制御するとともに、光ヘッド3が光ディスク1
の反射光を受光して出力する信号から、フォーカスエラ
ー信号、トラッキングエラー信号、スレッドサーボ信号
を生成し、これらに対応して、光ヘッド3をフォーカス
制御、トラッキング制御、またはスレッド制御するよう
になされている。また、サーボ回路6は、ジッタが少な
くなるように、スピンドルモータ2を制御するようにな
されている。
【0016】操作部7は、ボタン、キーボード、マウス
などよりなり、制御回路8に各種の指令を入力するとき
操作されるようになされている。制御回路8は、操作部
7からの指令に対応して、サーボ回路6や変復調回路5
を制御し、記録再生動作を実行させるようになされてい
る。
【0017】次に、その動作について説明する。制御回
路8は、操作部7の操作に対応してデータの記録が指令
されたとき、サーボ回路6を介してスピンドルモータ2
を制御し、光ディスク1を所定の速度で回転させる。ま
た、光ヘッド3を制御し、光ディスク1の所定のアドレ
スに位置させる。そして、変復調回路5は、入力された
記録信号を所定の方式で変調し、記録再生回路4を介し
て光ヘッド3に出力する。光ヘッド3は、入力された記
録信号に対応するレーザ光を発生し、光ディスク1に照
射する。これにより、光ディスク1の所定のアドレスに
所定のデータが記録される。
【0018】また、操作部7より再生が指令されたと
き、制御回路8は、サーボ回路6を介して光ヘッド3を
制御し、光ヘッド3を所定の再生位置に移送させる。ま
た、このとき、光ヘッド3は、記録時における場合より
弱い強度のレーザ光を発生し、光ディスク1にデータが
記録されないようにする。そして、光ディスク1に記録
されているデータにより変調されたレーザ光の反射光を
受光し、これを光電変換して、記録再生回路4に出力す
る。記録再生回路4は、入力された信号を増幅し、変復
調回路5に出力する。変復調回路5は、入力された信号
を復調し、図示せぬ回路に出力する。
【0019】図2は、光ディスク1におけるセクタのフ
レーム構造を表している。すなわち、光ディスク1は記
録再生の単位としての複数のセクタに区分され、各セク
タは、図2に示すように、合計29個のフレームにより
構成されている。
【0020】各フレームの先頭の2バイトは、FS(fr
ame sync:同期信号)が配置され、続く85バイトは、
データバイトとされている。
【0021】1つのセクタは、同一のフォーマットより
なる、29個のフレームにより構成されている。最初の
フレームはリンケージ調整フレームとされ、残りの28
フレームはデータフレームとされている。
【0022】リンケージ調整フレームにおいては、85
バイトのデータ領域の先頭に13バイトのバッファ(デ
ータポスト)が設けられている。このバッファは、スピ
ンドルモータ2のジッタ、記録クロックのジッタ、光デ
ィスク1の偏心によるジッタなどを吸収するための領域
である。すなわち、直前のセクタとその次のセクタとの
間のジッタに起因する記録位置のばらつきを吸収するも
のである。
【0023】バッファの次には、37バイトのヘッダ
(セクタヘッダ)が設けられている。図2においては、
図中、影を付して示す29フレームを、1セクタとして
いるが、実際のデータの記録再生に際しては、セクタヘ
ッダから始まり、バッファに終わる範囲が1セクタとさ
れる。このセクタヘッダの詳細は、図3に示されてい
る。
【0024】すなわち、セクタヘッダの先頭には、2バ
イトのセクタマーク(SM)が設けられている。このセ
クタマークは、セクタの先頭を表すものである。セクタ
マークの次には、記録再生回路4が内蔵するPLL回路
において、同期引き込み動作を実行するクロックを記録
した領域としてのVFOが形成されている。
【0025】VFOの次には、アドレス位置を表す2バ
イトのアドレスマーク(AM)が配置されている。アド
レスマークの次には、例えばトラックアドレス、セクタ
アドレス、および、これらのアドレスのエラー検出符号
からなるIDが配置されている。
【0026】以上のVFO、アドレスマーク、およびI
Dは、アドレスの検出確率を増加させるために、実質的
に同一のデータが2回記録されている。ただし、VFO
は、1回目の長さが12バイトとされているが、2回目
の長さは8バイトとされている。
【0027】そして、37バイトのセクタヘッダの最後
には、ピットの反転間隔を調整し、かつ信号極性を元に
戻すための1バイトのポストアンブル(PA)が配置さ
れている。
【0028】以上の37バイトのセクタヘッダは、光デ
ィスク1において、プリピットとして、エンボス加工な
どにより、予め形成されている。あるいはまた、トラッ
クのセクタヘッドの区間を矩形波的(後述する図14参
照)にウォブルさせることで予め記録、形成される。
【0029】セクタヘッダの次には、図2に示すよう
に、GapおよびVFOからなるデータヘッダが配置さ
れている。セクタヘッダは、プリピットとして予め形成
されているので、この間においては、レーザ光が再生専
用の強度とされる。これに対して、このセクタヘッダに
続くデータフレームにおいては、データを記録する場
合、レーザ光の強度を強くする必要がある。このレーザ
光の強度の切り換えの時間的余裕を確保するために、8
バイトのGapが設けられている。
【0030】また、Gapは、この他、セクタヘッダに
対して記録データを離間するための目的も有している。
【0031】データヘッダのVFOは、25バイトとさ
れている。このVFOには、記録データに対するPLL
回路引き込みのデータが記録されている。
【0032】データヘッダのVFOの次には、記録デー
タ(データフレーム)の開始位置を示す同期信号SYN
Cが記録されている。
【0033】以上のようなリンケージ調整フレームの次
に、28フレームのデータフレームが記録されており、
この28フレームのデータフレームは、図4に示すよう
に構成されている。
【0034】すなわち、最初の1フレームのうちの85
バイトのデータ領域の先頭の20バイトは、アドレスエ
リアとされ、そこに、セクタアドレスとトラックアドレ
スとが記録される。このアドレスエリアに続く領域に
は、所定のデータが記録される。
【0035】また、図4に示すように、各フレームは、
横方向に2フレーム、縦方向に14フレームが配置さ
れ、全体として2キロバイト(2048バイト)の容量
により1セクタのデータ領域が構成されている。なお、
このデータ領域のデータには、4バイトの誤り検出符号
(EDC)が含まれている。
【0036】水平方向に並ぶ2つのフレームの右端に
は、8ビットのパリティC1と14ビットのパリティC
2が配置されている。これらは、誤り訂正符号であり、
C1は、図中水平方向の2フレームのデータに対して設
定される。これに対して、C2は、左上から右下方向に
(斜め方向に)、170バイト(340フレーム)のデ
ータに対して設定される。
【0037】図5は、1セクタを226フレームで構成
した場合のフォーマットを表している。この実施例にお
いては、226フレームのうちの先頭の1フレームがリ
ンケージ調整フレーム(Linkage Adjustment Frame)と
され、続く224フレームがデータフレームとされ、最
後の1フレームがバッファフレームとされている。
【0038】リンケージ調整フレームの85バイトのデ
ータバイト区間のうちの最初の51バイトは、セクタヘ
ッダとされている。
【0039】このセクタヘッダの構成は、図6に示され
ている。この実施例においては、最初の2バイトがセク
タマーク(SM)、次の8バイトがVFO、次の2バイ
トがアドレスマーク(AM)、次の6バイトがアドレス
(ID)とされている。そして、この実施例において
は、VFO、アドレスマーク、およびアドレスが3重書
きされている。そして、最後の1バイトがポストアンブ
ルとされている。
【0040】図7は、アドレスをウォブリングにより、
予め形成する場合の構成例を表している。この実施例に
おいては、プリグルーブ1Aがエンボス加工などによ
り、予め光ディスク1にスパイラル状(または同心円
状)に形成されている。そして、プリグルーブ1Aは、
所定の周波数をアドレス情報に対応してFM変調して生
成したFM信号に対応してウォブリングされている。従
って、トラック(プリグルーブ)は、蛇行している。
【0041】この実施例の場合、図8に示すように、プ
リグルーブ1Aをウォブリングされたプリグルーブ1A
(トラック)が複数の(この実施例の場合8個の)セグ
メントに区分される。すなわち、同図に示すように、光
ディスク1は、1周(1回転)分のプリグルーブ1A
(トラック)が、番号0乃至7で示す8個のセグメント
に等間隔に区分される。
【0042】各セグメントには、60ビットのデータが
記録され、1ビットは、図9に示すように、所定の周波
数の信号のうちの7波(キャリア)により表されるもの
とすると、1セグメントには、420波が存在すること
になる。従って、1回転(1トラック)中には、336
0(=420×8)個のキャリアが存在することにな
る。光ディスク1を毎分1200回転させるものとする
と、このキャリアの周波数は67.2kHzとなる。
【0043】図9に示すように、各セグメントにおいて
は、5ビットを周期としてデータが記録される。5ビッ
トのうちの最初の1ビットは、ファインクロックマーク
(Fine Clock Mark)を含む7波のキャリアとされ、残
りの4ビットは、ファインクロックマークを含まない実
質的なアドレスデータにより変調された区間とされる。
従って、1セグメント中には、12ビット(個)のファ
インクロックマークと、48ビット(個)のデータが、
記録されることになる。従って、1回転(1トラック)
には、96(=12×8)個のファインクロックマーク
として精密同期マーク(Accurate Sync Mark)として記
録されることになる。1回転のアドレス繰り返し周期は
8ワードとなる。
【0044】図10は、1セグメントのウォブルデータ
の構成を表している。同図に示すように、最初の4ビッ
トは、同期信号(Sync)とされ、次の4ビットは、複数
の記録層のうちいずれの層であるかを表すレイヤー(La
yer)とされている。次の20ビットはトラック番号、
さらに次の4ビットはセグメント番号を、それぞれ表す
ようにされている。その後の14ビットは誤り訂正符号
(CRC)とされている。最後の2ビットは、将来の使用
のために確保されている。
【0045】図11は、このようにして、ウォブリング
によりアドレスが記録される場合の1セクタ(1ブロッ
ク)分のデータのフォーマットを表している。このよう
に、アドレスをウォブリングによりプリグルーブに予め
記録形成する場合においては、図5に示した場合におけ
るセクタヘッダは不要となる。そこで、図11の実施例
においては、最初の1フレームの85バイトのデータバ
イト区間の先頭の69バイトはAGCとされる。このA
GCには、レーザ光の記録時、または再生時における強
度を所定の値に設定するためのデータが記録されてい
る。
【0046】次の2バイトは、アドレスマーク(AM)
とされ、それに続く6バイトはアドレス(ADD)とさ
れる。そして、このアドレスマークとアドレスは2重書
きされている。このアドレスは、トラックをウォブリン
グすることによって記録されたアドレスと同様に、トラ
ック番号とセグメント番号を含む。このアドレスマーク
とアドレスは、プリフォーマットとして予め記録形成さ
れているものではなく、光ヘッド3により記録されるも
のである。
【0047】続く224フレームは、データフレームと
される。
【0048】最後のバッファフレームにおいては、その
先頭に2バイトのポストアンブルが配置され、次に2バ
イトのポストバッファ(Post-Buffer)が配置されてい
る。
【0049】この2バイトのポストバッファの次には、
2バイトのプリバッファ(Pre-Buffer)が配置され、さ
らにその次の79バイトには、PLLと、Slicin
gが配置されている。このPLLは、図5および図6に
おけるVFOと実質的に同一のデータである。Slic
ingは、光ヘッド3が光ディスク1から再生出力した
RF信号から、論理1と0を識別するための基準となる
閾値レベル(スライスレベル)を設定するためのデータ
である。
【0050】なお、記録再生の単位とされるセクタの始
まり位置は、2バイトのプリバッファとされ、続く79
バイトのPLL&Slicing、リンケージ調整フレ
ーム、データフレーム、ポストアンブル、そして2バイ
トのポストバッファにより、1セクタが構成される。
【0051】なお、図8に示すように1回転(トラッ
ク)を均等に、複数のセグメントに区分した場合におい
て、トラックにデータをCLV(線速度一定)で記録す
るようにすると、セグメントとセクタは非同期の状態に
なる。通常CLVディスクは、アクセスが遅くなるが、
この実施例ではセグメントはCAV(角速度一定)にお
ける場合と同様に、1回転周期で形成されているため、
高速サーチ時などにおいて、迅速に、所望の位置にアク
セスすることができるようになる。
【0052】図12は、このようにして226フレーム
を1セクタとして構成する場合における再生専用ディス
ク(ROMディスク)と、記録および再生が可能なディ
スク(RAMディスク)との関係を表している。ROM
ディスクの場合、図12(A)に示すように、224フ
レームのデータフレームと、その前後の1フレームずつ
のリンケージ調整フレームとバッファフレームの合計2
26フレームのデータが、順次、連続して記録された状
態となる。
【0053】これに対して、RAMディスクの場合、図
12(B)に示すように、セクタ単位でデータが記録さ
れるため、隣接するセクタのデータは、必ずしも連続し
て記録されるわけではない。異なるタイミングで、不連
続に記録されたセクタは、隣接するセクタと一部が重複
することがある。所定のセクタが、直前のセクタの一部
と重複しても実質的な影響がないようにするために、図
11に示すポストバッファとプリバッファが設けられて
いる。従って、この実施例においては、2バイト分の位
置ずれが発生しても、データが保証されている。
【0054】なお、最悪の場合、後ろのセクタのリンケ
ージ調整フレームが、直前のセクタのバッファフレーム
と重なった場合においても、データフレーム自体は重な
らないので、実質的にデータを再生することが可能であ
る。従って、図12(B)に示すように、斜線を施して
示す1フレーム分のリンケージ調整フレームが、前のセ
クタの1フレーム分のバッファフレームと重なるまでの
位置ずれは許容される。それ以上のずれが起きると、後
のセクタのリンケージ調整フレームが、前のセクタのデ
ータフレームに重なることになるため、データフレーム
は、少なくともその一部が上書き(消去)されてしまう
ことになる。
【0055】図13は、ROMディスクとRAMディス
クのセクタ単位の比較を表している。いずれのディスク
の場合も、セクタ単位でCIとC2パリティが完結する
ように処理される。そして、図13(A)に示すROM
ディスクの場合、各セクタとセクタの間には、ROMデ
ィスク専用のパリティ、その他のデータをさらに付加す
ることができる。
【0056】図13(B)に示すように、RAMディス
クのうちの追記型(ライトワンス)ディスクの場合は、
連続的にデータを記録することができるため、ROMデ
ィスクと同様にデータが記録される。
【0057】これに対して、消去可能なRAMディスク
の場合、セクタとセクタの間には、Gapが形成され
る。これにより、上述したランダムにセクタ単位でデー
タが記録される場合における位置のずれを吸収するよう
にする。
【0058】図14は、ウォブリングにより形成された
プリグルーブ1Aの形状を拡大して表している。図14
(A)は、データ(ピット)が形成されていない状態を
表しており、同図(B)は、データ(ピット1B)が記
録された状態を表している。
【0059】また、図14においては、ウォブリングに
より形成されたプリグルーブ1Aの形状の変化が矩形的
となるようになされている。このようにすると、より正
確にアドレスなどを記録することが可能となる。
【0060】図15は、上述したように、ウォブリング
されたデータを再生する場合の光ヘッド3に含まれる読
取回路の構成例を表している。この実施例においては、
トラックと並行な方向に31Aと31Bに2分割された
受光素子31が、トラックからの反射光を受光するよう
になされている。そして、受光素子31Aと31Bの出
力は、減算器32に入力され、減算された後、A/D変
換器33に入力され、A/D変換される。A/D変換器
33の出力は、割算器34に入力されている。
【0061】加算器36は、受光素子31Aと31Bの
出力を加算し、加算結果をA/D変換器37に出力して
いる。A/D変換器37は、入力された加算信号をA/
D変換し、割算器34に出力する。
【0062】割算器34は、A/D変換器33の出力を
A/D変換器37の出力で割算し、割算した結果得られ
た値を微分回路35に入力する。微分回路35は、入力
された信号を微分し、補正されたプッシュプル信号(Co
mpensated Push-Pull信号)として出力する。
【0063】すなわち、受光素子31Aと31Bにおい
ては、それぞれウォブリングされたトラックからの反射
光を受光すると、一方の出力は増大し、他方の出力は減
少する。従って、減算器32の出力は、ウォブリング信
号に対応した信号となる。
【0064】これに対して、加算器36の出力は、ウォ
ブリングに拘らず一定となる。そこで、割算器34によ
り、減算器32の出力を加算器36の出力で割算するこ
とにより、トラック自体(ピット)の反射率の変化に起
因する成分を除去する。そして、微分回路35で、割算
器34の出力を微分することで、信号の変化点、すなわ
ち、プリグルーブ1Aの矩形的に変化するエッジ位置を
検出する。これにより、ウォブリング信号を読み取るこ
とが可能となる。
【0065】なお、上記実施例における各領域の長さ
(バイト数)は、1例であり、適宜、所定の値を設定す
ることが可能である。
【0066】また、セクタヘッダ以外の領域は、光の反
射率が変化する方式、カー効果を利用する方式など、種
々の原理を用いて、データを記録再生する領域とするこ
とができる。
【0067】このように、この実施例によれば、データ
フレームは、従来の通常のCD−ROMなどと同一のフ
ォーマットとされ、これに1フレームのリンケージ調整
フレームを付加しただけの構成であるので、オーバーヘ
ッドを少なくし、ランダムな位置に対して記録再生が可
能となる。また、従来のCD−ROMと、データフレー
ムのフォーマットが共通であるため、セクタの同期系を
従来の場合と共通にすることができ、CD−ROMのハ
ードウェア(再生専用のハードウェア)と、光ディスク
装置の構成を共通化することが可能となる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の光ディ
スク、請求項8に記載の光ディスク装置および請求項1
1に記載の光ディスク記録再生方法によれば、セクタの
先頭に、少なくともアドレスを配置した再生専用のセク
タヘッダを予め記録形成し、セクタヘッダを含むフレー
ムには、実質的に、データの有効部分以外を記録するよ
うにした。また、請求項6に記載の光ディスク、請求項
9に記載の光ディスク装置および請求項12に記載の光
ディスク記録再生方法によれば、1回転分のトラック
を、セクタとは異なる複数のセグメントに区分し、セグ
メントのアドレスをトラックに予め記録形成するように
した。従って、いずれの場合においても、オーバーヘッ
ドを少なくし、記録容量を確保しつつ、任意のアドレス
にランダムにデータを記録し、これを再生することが可
能となる。また、後者の場合、迅速なアクセスが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクに対してデータを記録再生
する光ディスク装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスクのセクタの構成例を示す図で
ある。
【図3】図1のセクタヘッダのフォーマットを示す図で
ある。
【図4】図2のデータフレームのフォーマットを説明す
る図である。
【図5】図1の光ディスクのセクタの他の構成例を示す
図である。
【図6】図5のセクタヘッダのフォーマットを示す図で
ある。
【図7】図1の光ディスクのウォブリングされた状態を
説明する図である。
【図8】ウォブリングしたトラックをセグメントに分割
する場合の構成を示す図である。
【図9】セグメントにウォブリングで記録するビットを
説明する図である。
【図10】セグメントに記録するウォブルデータの構成
を示す図である。
【図11】図1の光ディスクのセクタのさらに他の構成
例を示す図である。
【図12】ランダムにセクタ単位でデータを記録した場
合おける位置のずれを説明する図である。
【図13】ROMディスクとRAMディスクのセクタの
関係を説明する図である。
【図14】ウォブリングされたプリグルーブを拡大して
示す図である。
【図15】ウォブリング信号を再生する回路の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ヘッド 4 記録再生回路 5 変復調回路 6 サーボ回路 7 操作部 8 制御回路 31A,31B 受光素子 32 減算器 34 割算器 35 微分回路 36 加算器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックに光を照射して、データを記録
    するとともに、記録されたデータを再生する光ディスク
    において、 前記トラックを複数のセクタに区分し、 前記セクタを複数のフレームに区分し、 前記セクタの先頭に、少なくともアドレスを配置した再
    生専用のセクタヘッダを予め記録形成し、 前記セクタヘッダを含むフレームには、実質的に、前記
    データの有効部分以外を記録することを特徴とする光デ
    ィスク。
  2. 【請求項2】 前記セクタヘッダを含むフレームには、
    前記セクタヘッダの前に、ジッタを吸収するための区間
    が形成されることを特徴とする請求項1に記載の光ディ
    スク。
  3. 【請求項3】 前記セクタヘッダを含むフレームには、
    データヘッダが配置され、 前記データヘッダには、 再生専用の前記セクタヘッダに対する記録データの間隔
    を確保するとともに、再生時における光の強度と、記録
    時における光の強度の切り換えの時間を確保するための
    区間と、 記録データに対するクロック生成のためのデータが記録
    されている区間とがさらに形成されることを特徴とする
    請求項1に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記セクタヘッダを含むフレームには、
    記録データの開始を表す同期信号を含む区間がさらに形
    成されることを特徴とする請求項3に記載の光ディス
    ク。
  5. 【請求項5】 前記セクタヘッダには、 セクタの先頭を表すデータが記録される区間と、 クロック生成用のデータが記録される区間と、 アドレス位置を表すデータが記録される区間と、 ピットの反転間隔長と信号極性を調整するデータが記録
    される区間とがさらに形成されることを特徴とする請求
    項1に記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】 光を照射して、トラックにデータを記録
    するとともに、前記トラックに記録されたデータを再生
    する光ディスクにおいて、 前記トラックを、記録または再生の単位としての複数の
    セクタに区分し、 1回転分の前記トラックを、前記セクタとは異なる複数
    のセグメントに区分し、 前記セグメントのアドレスを前記トラックに予め記録形
    成したことを特徴とする光ディスク。
  7. 【請求項7】 前記セグメントのアドレスは、プリグル
    ーブとして予め形成された前記トラックをウォブリング
    することで記録形成されていることを特徴とする請求項
    6に記載の光ディスク。
  8. 【請求項8】 トラックが複数のセクタに区分され、前
    記セクタが複数のフレームに区分され、前記セクタの先
    頭に、少なくともアドレスを含む再生専用のセクタヘッ
    ダを予め記録形成した光ディスクのトラックに光を照射
    して、データを記録するとともに、記録されたデータを
    再生する光ディスク装置において、 前記光ディスクのトラックにアクセスするとき、予め記
    録形成されている前記セクタヘッダのアドレスを検索す
    る検索手段と、 前記セクタヘッダを含むフレームには、実質的に、前記
    データの有効部分以外を記録し、前記セクタヘッダを含
    まない他の前記フレームに、前記データの有効部分を記
    録する記録手段とを備えることを特徴とする光ディスク
    装置。
  9. 【請求項9】 1回転分のトラックが、データの記録ま
    たは再生の単位としてのセクタとは異なる複数のセグメ
    ントに区分され、前記セグメントのアドレスが前記トラ
    ックに予め記録形成されている光ディスクに光を照射し
    て、データを記録するとともに、前記トラックに記録さ
    れたデータを再生する光ディスク装置において、 前記光ディスクのトラックにアクセスするとき、予め記
    録形成されている前記セグメントアドレスを基準にして
    所定のセクタを検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された前記セクタに対して前記
    データを記録または再生する記録再生手段とを備えるこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 トラックが複数のセクタに区分され、
    前記セクタが複数のフレームに区分され、前記セクタの
    先頭に、少なくともアドレスを含む再生専用のセクタヘ
    ッダを予め記録形成した光ディスクのトラックに光を照
    射して、データを記録するとともに、記録されたデータ
    を再生する光ディスク記録再生方法において、 前記光ディスクのトラックにアクセスするとき、予め記
    録形成されている前記セクタヘッダのアドレスを検索
    し、 前記セクタヘッダを含むフレームには、実質的に、前記
    データの有効部分以外を記録し、前記セクタヘッダを含
    まない他の前記フレームに、前記データの有効部分を記
    録することを特徴とする光ディスク記録再生方法。
  11. 【請求項11】 1回転分のトラックが、データの記録
    または再生の単位としてのセクタとは異なる複数のセグ
    メントに区分され、前記セグメントのアドレスが前記ト
    ラックに予め記録形成されている光ディスクに光を照射
    して、データを記録するとともに、前記トラックに記録
    されたデータを再生する光ディスク記録再生方法におい
    て、 前記光ディスクのトラックにアクセスするとき、予め記
    録形成されている前記セグメントアドレスを基準にして
    所定のセクタを検索し、 検索された前記セクタに対して前記データを記録または
    再生することを特徴とする光ディスク記録再生方法。
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