JPH09270534A - 線状光源 - Google Patents

線状光源

Info

Publication number
JPH09270534A
JPH09270534A JP8077412A JP7741296A JPH09270534A JP H09270534 A JPH09270534 A JP H09270534A JP 8077412 A JP8077412 A JP 8077412A JP 7741296 A JP7741296 A JP 7741296A JP H09270534 A JPH09270534 A JP H09270534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
emitting element
emitting elements
columnar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8077412A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Suehiro
好伸 末広
Koji Uchida
浩二 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP8077412A priority Critical patent/JPH09270534A/ja
Publication of JPH09270534A publication Critical patent/JPH09270534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 均斉度の向上、及び外部放射効率を高め、照
射光量密度の向上を図ることができる線状光源を提供す
る。 【解決手段】 複数の発光素子12は、基板14上に、
発光面を上側に向けて直線状に配列される。柱状レンズ
22は、発光素子12の発光面に対向して設けられる。
凹柱面状反射面24は、発光素子12の発光面側であっ
て柱状レンズ22の両側面に設けられている。凹柱面状
反射面24の中心軸を発光素子12が配列された直線と
同一にし、凹柱面状反射面24のy−z平面での切断面
を円形状としている。中間反射面26は、各発光素子1
2の間に配置される。この中間反射面26の形状は、凹
柱面状反射面24で反射された光の大部分が柱状レンズ
22に入射するように三角柱面形状としている。また、
中間反射面26の反射面は鏡面加工されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子を直線状
に配置した線状光源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6(a)は従来の線状光源の概略正面
図、図6(b)はその線状光源のG−G矢視方向概略断
面図、図6(c)はその線状光源のH−H矢視方向概略
断面図、図7はその線状光源において発光素子の配列方
向における照度分布を示す図である。尚、図6におい
て、x軸は発光素子の配列方向、y軸は発光素子の発光
面を含む平面においてx軸に直交する方向、z軸はx軸
及びy軸に直交する方向である。
【0003】図6に示す線状光源は、複数の発光素子5
2と、基板54と、複数のワイヤ58と、柱状レンズ6
2と、反射面64とを有するものである。複数の発光素
子52は発光面が同じ方向に向けて直線状に配列され
る。基板54上には、回路パターン55a,55bが形
成されている。各発光素子52は一方の回路パターン5
5a上にマウントされ、発光素子52と他方の回路パタ
ーン55bとはワイヤ58により電気的に接続されてい
る。柱状レンズ62は、円柱形状のものであり、発光素
子52の発光面に対向して設けられる。反射面64は、
発光素子52の発光面側であって柱状レンズ62の両側
面に設けられる。この反射面64は平面形状であり、y
軸に垂直な平面と略平行である。反射面64は、高い反
射率を有する材料、たとえば白色樹脂で形成される。
【0004】発光素子52に電力が供給されると、発光
素子52が発光し、発光素子52が発する光のうち上方
向に放射された光は直接、柱状レンズ62の下面に入射
し、この下面で屈折した後、柱状レンズ62の上面でさ
らに屈折して、被照射面において所定の照射幅をもって
集光する。また、発光素子52が発する光のうち横方向
に放射され、反射面64に入射する光は、反射面64で
乱反射される。そして、反射面64で乱反射された光の
一部は、柱状レンズ62に入射し、柱状レンズ62を通
して外部に放射される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の線状
光源では、発光素子52の配列方向(x軸方向)におけ
る照度分布が図7に示すようになる。ここで、破線は各
発光素子52が発する光の照度分布を示し、実線は線状
光源全体についての照度分布を示す。図7からわかるよ
うに、各発光素子52が発する光の照度分布はあまり広
い範囲に及ばない。このため、一の発光素子の特性が劣
っていたり、早く劣化したりして、その出力が他の発光
素子の出力に比べて低下した場合、均斉度が著しく低下
し、線状光源として使いものにならなくなる。また、発
光素子の特性が同等でも、均斉度を得るための配列間隔
制限が厳しいものであった。
【0006】また、発光素子が発する光のうち、柱状レ
ンズに直接至らなかった光の大部分は、有効に外部に取
り出すことができず、外部放射効率が低いものであっ
た。このため、所定の照射領域での照射光量密度が低い
ものであった。本発明は上記事情に基づいてなされたも
のであり、均斉度の向上、及び外部放射効率を高め、照
射光量密度の向上を図ることができる線状光源を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明に係る線状光源は、直線状に配
列された複数の発光素子と、前記複数の発光素子に電力
を供給する部材と、前記発光素子の発光面に対向して設
けられた、前記発光素子が発した光を外部に放射する柱
状レンズと、前記発光素子の発光面側であって前記柱状
レンズの両側面に設けられた、前記発光素子が配列され
た直線に垂直な平面での断面が前記直線上を中心とする
略円形状である凹柱面状反射面と、前記発光素子と前記
発光素子との間に、前記発光素子が発した光のうち前記
凹柱面状反射面で反射された光を反射する中間反射面と
を備えることを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る線状光源は、請
求項1記載の発明において、前記中間反射面は凸状に形
成され、入射する光を前記柱状レンズに向かって正反射
するものであることを特徴とするものである。請求項3
記載の発明に係る線状光源は、請求項1記載の発明にお
いて、前記中間反射面は入射する光を乱反射するもので
あることを特徴とするものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る線状光源は、請
求項1乃至3記載の発明において、前記複数の発光素子
として、赤色系の光を発する発光素子と、緑色系の光を
発する発光素子と、青色系の光を発する発光素子とを用
いたことを特徴とするものである。発光素子が配列され
た直線に垂直な平面での断面が前記直線上を中心とする
略円形状である凹柱面状反射面を柱状レンズの両側面に
設けたことにより、発光素子が発した光のうち凹柱面状
反射面に入射する光は、凹柱面状反射面で反射された
後、発光素子が配列された直線上に入射する。また、発
光素子と発光素子との間に中間反射面を設けることによ
り、凹柱面状反射面で反射された後に発光素子が配列さ
れた直線上に入射する光のうち、中間反射面に入射する
光を、高い反射率で反射することができるので、この中
間反射面で反射された光はあたかも各発光素子から発さ
れた光であるかのように振る舞う。このため、中間反射
面で反射された光のうち凹柱面状反射面に入射する光
は、再度、凹柱面状反射面で反射された後、発光素子が
配列された直線上に入射することになる。一方、中間反
射面で反射された光のうち柱状レンズに入射する光は、
外部に放射される。
【0010】この中間反射面としては、凸状に形成さ
れ、入射した光を柱状レンズに向かって正反射させるも
のや、入射する光を乱反射させるものを用いることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一実施形態に
ついて図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の
第一実施形態である線状光源の概略正面図、図1(b)
はその線状光源のA−A矢視方向概略断面図、図1
(c)はその線状光源のB−B矢視方向概略断面図、図
1(d)はその線状光源のC−C矢視方向概略断面図で
ある。尚、図1において、x軸は発光素子12の配列方
向、y軸は発光素子12の発光面を含む平面においてx
軸に直交する方向、z軸はx軸及びy軸に直交する方向
である。
【0012】図1に示す線状光源は、複数の発光素子1
2と、基板14と、複数のワイヤ18と、柱状レンズ2
2と、凹柱面状反射面24と、中間反射面26と、側部
反射面28とを備えるものである。複数の発光素子12
は、図1(c)において、発光面を上側に向けて直線状
に配列される。ここで、発光素子12としては単色のも
のを用いている。一般に、線状光源では、x軸方向の照
射密度はムラが少なく、一定であることが要求される。
このため、同程度の発光出力の発光素子12を、x軸方
向の照射密度のムラが所定の範囲内となるような間隔で
離して配列している。また、基板14の表面には回路パ
ターン15a,15bが形成されている。発光素子12
は一方の回路パターン15a上にマウントされ、発光素
子12と他方の回路パターン15bとはワイヤ18によ
り電気的に接続されている。そして、複数の発光素子1
2及びその周辺部を光透過性材料によりスプレーコート
処理している。これにより、発光素子12及びワイヤ1
8を保護すると共に、発光素子12の防湿を図ってい
る。
【0013】柱状レンズ22は、発光素子12が発した
光を外部に放射するものであり、発光素子12の発光面
に対向して設けられている。この柱状レンズ22の中心
軸は発光素子12の配列方向(x軸方向)に平行として
いる。また、柱状レンズ22の形状は、発光素子12が
発した光が、被照射面において所定の照射幅をもって集
光するように、柱状レンズ22のy−z平面での切断面
を円形状としている。
【0014】凹柱面状反射面24は、メッキや金属蒸着
等により鏡面加工を施したものであり、発光素子12の
発光面側であって柱状レンズ22の両側面に設けられて
いる。この凹柱面状反射面24の形状は、発光素子12
が発した光を発光素子12が配列された直線上に反射す
るように設計している。すなわち、凹柱面状反射面24
の中心軸を発光素子12が配列された直線と同一にし、
凹柱面状反射面24のy−z平面での切断面を円形状と
している。
【0015】中間反射面26は、複数の発光素子12が
配列された直線上付近であって各発光素子12の間に配
置される。この中間反射面26は、凸状に形成され、入
射する光の大部分を柱状レンズ22に向かって正反射す
る。具体的には、中間反射面26を三角柱面形状に形成
する。そして、中間反射面26のy−z平面での切断面
を二等辺三角形状とし、その二等辺三角形の底辺に対応
する部分を基板14に取り付けている。また、中間反射
面26の反射面は鏡面加工がされている。
【0016】側部反射面28は、発光素子12の配列方
向(x軸方向)における両側部に設けられている。この
側部反射面28も、凹柱面状反射面24と同様に鏡面加
工を施して形成される。次に、このように構成された線
状光源の発光素子から発せられた光の光路について説明
する。図2(a)はその線状光源の一の発光素子から発
せられた光の光路を示す図、図2(b)はその線状光源
の一の発光素子から発せられた光のうち凹柱面状反射面
で反射された光の光路を示す図である。
【0017】まず、発光素子12に電力が供給される
と、発光素子12の発光面が発光し、発光面の中心軸に
対して角度が略90度以内であるすべての方向に向かっ
て光が放射される。このとき、発光素子12が発する光
のうち柱状レンズ22に入射する光L2 は、図2(a)
に示すように、柱状レンズ22で屈折し、被照射面Sに
おいて所定の照射幅をもって集光する。
【0018】一方、発光素子12が発する光のうち凹柱
面状反射面24に入射する光L1 は、凹柱面状反射面2
4で反射された後、発光素子が配列された直線上に入射
する。このうち中間反射面26に入射した光L11は、図
2(b)に示すように、中間反射面26で反射される。
ここで、中間反射面26はそのy−z平面での切断面が
二等辺三角形状であり、しかも鏡面加工を施したもので
あるので、中間反射面26で反射された光L11′は正反
射され、柱状レンズ22の方に向かって進む。したがっ
て、中間反射面26は擬似的な発光源となる。すなわ
ち、中間反射面26で反射された光L11′の大部分は、
柱状レンズ22に入射することになり、柱状レンズ22
で屈折した後に外部に放射される。このとき、中間反射
面26は発光素子が配列された直線上に位置するので、
この外部に放射された光は、発光素子12が発する光の
うち直接、柱状レンズ22に入射する光L2 と同様に、
被照射面Sにおいて所定の照射幅をもって集光する。
【0019】次に、第一実施形態の線状光源が発する光
の照度特性について説明する。図3は発光素子の配列方
向(x軸方向)における線状光源の照度分布を示す図で
ある。図3において、破線は各発光素子12が発する光
の照度分布を示し、実線は線状光源全体についての照度
分布を示す。上述のように、中間反射面26は擬似的な
発光源となり、各中間反射面26には、多数の発光素子
12から発せられた光が凹柱面状反射24を介して入射
することになるので、各発光素子12が発する光の照度
分布は、図7に示す従来の線状光源の各発光素子が発す
る光の照度分布に比べて、はるかに緩やかな山状とな
り、x軸方向の広い範囲に及ぶ。線状光源全体について
の照度分布は、これらの各発光素子12が発する光の照
度分布を加えることにより得られる。したがって、第一
実施形態の線状光源では、各x座標位置における照度に
は多数の発光素子12からの光が寄与する。
【0020】第一実施形態の線状光源では、発光素子が
配列された直線に垂直な平面(y−z平面)での切断面
が前記直線上を中心とする略円形状である凹柱面状反射
面と、発光素子と発光素子との間に配置された中間反射
面とを設けたことにより、中間反射面が擬似的な発光源
となり、各発光素子が発する光のx軸方向における照度
分布が広い範囲に及ぶので、均斉度の向上を図ることが
できる。したがって、たとえば、一の発光素子の特性が
劣っていたり、早く劣化したりして、その出力が他の発
光素子の出力に比べて低下した場合でも、その一の発光
素子の出力低下を他の発光素子によってカバーすること
ができる。また、発光素子の配列間隔を従来のものより
も広くしても、従来と同様の均斉度を得ることができ
る。
【0021】また、中間反射面として、凸状に形成さ
れ、入射する光の大部分を柱状レンズに向かって正反射
させるものを用いたことにより、発光素子から凹面状反
射面の側に放射された光のうち中間反射面で反射した光
の大部分を、有効に外部に取り出すことができるので、
外部放射効率の向上を図ることができる。しかも、中間
反射面が発光素子と発光素子との間に配置されているた
め、中間反射面で反射された後に外部に取り出される光
は、発光素子から直接、柱状レンズの側に放射された光
と同様に、柱状レンズで制御されて所定の照射領域に照
射されるので、照射光量密度の向上を図ることができ
る。
【0022】更に、発光素子の配列方向における両側部
に側部反射面を設けたことにより、発光素子が発した光
のうち側部反射面に入射する光は、側部反射面で反射さ
れて内部に戻るので、かかる光も外部に放射され、被照
射面に到達する。このため、側部反射面で反射された光
を有効に利用することができると共に、線状光源の端部
における照度の低下を抑えることができる。
【0023】次に、本発明の第二実施形態について図面
を参照して説明する。図4(a)は本発明の第二実施形
態である線状光源の概略正面図、図4(b)はその線状
光源のD−D矢視方向概略断面図、図4(c)はその線
状光源のE−E矢視方向概略断面図、図4(d)はその
線状光源のF−F矢視方向概略断面図である。尚、第二
実施形態において、第一実施形態のものと同一の機能を
有するものには、同一の符号を付すことによりその詳細
な説明を省略する。
【0024】第二実施形態の線状光源が第一実施形態の
ものと異なる点は、中間反射面の形状、材料等に関する
点である。図4に示すように、本実施形態の中間反射面
26aは、平板状に形成され、複数の発光素子12が配
列された直線上付近であって各発光素子12の間に配置
される。第二実施形態では、中間反射面26aとして、
入射する光を乱反射させるものを用いる。このため、中
間反射面26aを高い反射率を有する白色の材料で形成
している。ここで、高い反射率を有する白色の材料とし
ては、たとえばプラスチックやセラミック等が用いられ
る。その他の構成は上記第一実施形態と同様である。
【0025】次に、このように構成された線状光源の発
光素子から発せられた光の光路について説明する。図5
(a)はその線状光源の一の発光素子から発せられた光
の光路を示す図、図5(b)はその線状光源の一の発光
素子から発せられた光のうち凹柱面状反射面で反射され
た光の光路を示す図である。まず、発光素子12に電力
が供給されると、発光素子12の発光面が発光し、発光
面の中心軸に対して角度が略90度以内であるすべての
方向に向かって光が放射される。このとき、発光素子1
2が発する光のうち柱状レンズ22に入射する光L
4 は、図2(a)に示すように、柱状レンズ22で屈折
し、被照射面Sにおいて所定の照射幅をもって集光す
る。
【0026】一方、発光素子12が発する光のうち凹柱
面状反射面24に入射する光L3 は、凹柱面状反射面2
4で反射された後、発光素子が配列された直線上に入射
する。このうち中間反射面26aに入射した光L33は、
図2(b)に示すように、中間反射面26aで乱反射さ
れる。ここで、中間反射面26aは発光素子が配列され
た直線上であって各発光素子の間に配置されているの
で、この中間反射面26aで乱反射された光L33′はあ
たかも発光素子から発された光であるかのように振る舞
う。すなわち、中間反射面26aは擬似的な発光源とな
る。中間反射面26aで反射された光L33′のうち凹面
状反射面24に入射する光は、再度、凹面状反射面24
で反射された後、発光素子が配列された直線上に入射す
ることになる。一方、中間反射面26aで反射された光
33′のうち柱状レンズ22に入射する光は、柱状レン
ズ22で屈折した後に外部に放射される。このとき、中
間反射面26aは発光素子が配列された直線上に位置す
るので、この外部に放射された光は、発光素子12が発
する光のうち直接、柱状レンズ22に入射する光L4
同様に、被照射面Sにおいて所定の照射幅をもって集光
することになる。
【0027】第二実施形態の線状光源でも、発光素子か
らの光を発光素子が配列された直線上に反射する凹柱面
状反射面と、発光素子と発光素子との間に配置された中
間反射面とを設けたことにより、上記第一実施形態のも
のと同様に、均斉度及び照射光量密度の向上を図ること
ができる。特に、第二実施形態では、中間反射面として
高い反射率を有する白色の材料を用い、中間反射面に入
射する光を乱反射させることにより、中間反射面で乱反
射された光はあたかも実際の発光素子から発された光で
あるかのように振る舞うので、第一実施形態のものより
もさらに均斉度を向上させることができる。
【0028】尚、本発明は上記の各実施形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形
が可能である。中間反射面については、上記の各実施形
態で示したもの以外のものを用いることができる。一般
に、中間反射面としては、基板上に印刷、メッキ、蒸
着、貼り付け等により形成した高い反射率を有する材料
を用いればよく、中間反射面は鏡面であっても白色であ
っても構わない。たとえば、中間反射面を、高い反射率
を有する白色の樹脂を基板上にコーティングして形成し
てもよい。これにより、中間反射面を容易に形成できる
という利点がある。また、中間反射面として、他の反射
部材を基板上にマウントしたものや、基板上に樹脂成形
したものを用いてもよい。さらに、中間反射面を別個に
設けないで、基板自体に中間反射面としての役割を持た
せるようにしてもよい。たとえばセラミック基板等では
光を表面で十分乱反射させることができるので、発光素
子と発光素子との間の基板に入射した光は、その基板の
表面で乱反射され、あたかも各発光素子から発された光
であるかのように振る舞う。このため、上述の中間反射
面を設けた場合と同様に、均斉度及び照射光量密度の向
上を図ることができる。
【0029】また、上記の各実施形態において、発光素
子の代わりにチップLEDを用いてもよい。チップLE
Dとは、発光素子が透明樹脂により封止され、電極を有
し、表面実装できる電子部品である。チップLEDで
は、ベア状態の発光素子に比べ、透明樹脂界面での屈折
の影響により、配光特性が滑らかでないものとなる。し
かし、本発明では構造上、その特性を緩和したものとで
きる。
【0030】更に、上記の各実施形態では、単色の発光
素子を用いる場合について説明したが、赤色系の光を発
する発光素子、緑色系の光を発する発光素子、青色系の
光を発する発光素子を用いて、フルカラーの線状光源を
形成するようにしてもよい。この場合、各色の発光素子
毎に高い均斉度を有することが必要とされる。単純に考
えても、単色の発光素子を用いた場合と同様の均斉度を
持つようにするためには、三原色の発光素子を従来の三
倍の密度で搭載しなければならない。しかしながら、発
光素子の配列間隔をあまりに狭くすると、発熱により相
互作用を受けやすく、発光素子の出力が低下したり、劣
化しやすくなるという問題がある。また、線状光源で
は、一つの発光素子が不点あるいは他の発光素子に比べ
低輝度であっても、不良品となるため、搭載する発光素
子が多くなれば、それだけ歩留りが悪くなるという問題
もある。本発明の線状光源では、均斉度及び照射光量密
度の向上を図ることができるため、三原色の発光素子の
配列間隔を従来のものよりも広くすることができ、した
がって、上記の問題点を解消して、容易にフルカラー化
を実現することができる。しかも、たとえば、ある色の
発光素子の光量が他の色の発光素子の光量に比べて不足
している場合には、光量の不足している発光色の発光素
子を連続して並べることができるという利点もある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
光素子が配列された直線に垂直な平面での切断面が前記
直線上を中心とする略円形状である凹柱面状反射面と、
発光素子と発光素子との間に配置された中間反射面とを
設けたことにより、中間反射面が疑似的な発光源とな
り、各発光素子が発する光のx軸方向における照度分布
が広い範囲に及ぶので、均斉度の向上を図ることができ
る。したがって、たとえば、一の発光素子の特性が劣っ
ていたり、早く劣化したりして、その出力が他の発光素
子の出力に比べて低下した場合でも、その一の発光素子
の出力低下を他の発光素子によってカバーすることがで
きる。また、発光素子の配列間隔を従来のものよりも広
くしても、従来と同等の均斉度を得ることができる。
【0032】また、中間反射面として、凸状に形成さ
れ、入射する光の大部分を柱状レンズに向かって正反射
させるものを用いたことにより、発光素子から凹面状反
射面の側に放射された光のうち中間反射面で反射した光
の大部分を、有効に外部に取り出すことができるので、
外部放射効率の向上を図ることができる。しかも、中間
反射面が発光素子と発光素子との間に配置されているた
め、中間反射面で反射された後に外部に取り出される光
は、発光素子から直接、柱状レンズの側に放射された光
と同様に、柱状レンズで制御されて所定の照射領域に照
射されるので、照射光量密度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第一実施形態である線状光源
の概略正面図、(b)はその線状光源のA−A矢視方向
概略断面図、(c)はその線状光源のB−B矢視方向概
略断面図、(d)はその線状光源のC−C矢視方向概略
断面図である。
【図2】(a)はその線状光源の一の発光素子から発せ
られた光の光路を示す図、(b)はその線状光源の一の
発光素子から発せられた光のうち凹柱面状反射面で反射
された光の光路を示す図である。
【図3】その線状光源において発光素子の配列方向にお
ける照度分布を示す図である。
【図4】(a)は本発明の第二実施形態である線状光源
の概略正面図、(b)はその線状光源のD−D矢視方向
概略断面図、(c)はその線状光源のE−E矢視方向概
略断面図、(d)はその線状光源のF−F矢視方向概略
断面図である。
【図5】(a)はその線状光源の一の発光素子から発せ
られた光の光路を示す図、(b)はその線状光源の一の
発光素子から発せられた光のうち凹柱面状反射面で反射
された光の光路を示す図である。
【図6】(a)は従来の線状光源の概略正面図、(b)
はその線状光源のG−G矢視方向概略断面図、(c)は
その線状光源のH−H矢視方向概略断面図である。
【図7】その線状光源において発光素子の配列方向にお
ける照度分布を示す図である。
【符号の説明】
12 発光素子 14 基板 15a,15b 回路パターン 18 ワイヤ 22 柱状レンズ 24 凹柱面状反射面 26,26a 中間反射面 28 側部反射面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状に配列された複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子に電力を供給する部材と、前記発光
    素子の発光面に対向して設けられた、前記発光素子が発
    した光を外部に放射する柱状レンズと、前記発光素子の
    発光面側であって前記柱状レンズの両側面に設けられ
    た、前記発光素子が配列された直線に垂直な平面での断
    面が前記直線上を中心とする略円形状である凹柱面状反
    射面と、前記発光素子と前記発光素子との間に、前記発
    光素子が発した光のうち前記凹柱面状反射面で反射され
    た光を反射する中間反射面とを備えることを特徴とする
    線状光源。
  2. 【請求項2】 前記中間反射面は凸状に形成され、入射
    する光を前記柱状レンズに向かって正反射するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の線状光源。
  3. 【請求項3】 前記中間反射面は入射する光を乱反射す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の線状光
    源。
  4. 【請求項4】 前記複数の発光素子として、赤色系の光
    を発する発光素子と、緑色系の光を発する発光素子と、
    青色系の光を発する発光素子とを用いたことを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の線状光源。
JP8077412A 1996-03-29 1996-03-29 線状光源 Pending JPH09270534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8077412A JPH09270534A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 線状光源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8077412A JPH09270534A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 線状光源

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09270534A true JPH09270534A (ja) 1997-10-14

Family

ID=13633225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8077412A Pending JPH09270534A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 線状光源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09270534A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006352047A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Rohm Co Ltd 光半導体装置
KR101102254B1 (ko) * 2009-01-06 2012-01-05 대한민국 증거물 탐색용 조명기구
WO2015071985A1 (ja) * 2013-11-13 2015-05-21 アジアブリッジジャパン株式会社 発光装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006352047A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Rohm Co Ltd 光半導体装置
KR101102254B1 (ko) * 2009-01-06 2012-01-05 대한민국 증거물 탐색용 조명기구
WO2015071985A1 (ja) * 2013-11-13 2015-05-21 アジアブリッジジャパン株式会社 発光装置
US9711698B2 (en) 2013-11-13 2017-07-18 Asia Bridge Japan Co., Ltd. Light-emitting device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7029156B2 (en) Light emitting apparatus and display
US6886962B2 (en) Shielded reflective light-emitting diode
US6641287B2 (en) Reflective type light-emitting diode
US20080198597A1 (en) Illumination Device
JP2004363210A (ja) 光半導体装置
JP2004235139A (ja) 線状光源装置及びその製造方法、並びに、面発光装置
JP2004281605A (ja) Ledパッケージ
WO2011108038A1 (ja) 発光装置及びそれを用いたバックライトモジュール
JP2004127604A (ja) 発光ダイオード及びバックライトユニット
US9557465B2 (en) Illuminator
US20140328083A1 (en) Light emitting device package and backlight unit comprising the same
JPH05316296A (ja) 光源および光源装置
TWI671574B (zh) 光源模組及顯示裝置
JP2001345483A (ja) 発光ダイオード
WO1989005524A1 (en) Planar led illuminant
JPH11260122A (ja) Ledアレイ
JPH09270534A (ja) 線状光源
CN210325851U (zh) Led封装结构
JP2006005337A (ja) 複合型反射型発光装置
JP3600973B2 (ja) 線状光源
JP2004288866A (ja) Ledランプ
JPH01205480A (ja) 発光ダイオード及びled面発光光源
JP2007318176A (ja) 発光ダイオード
JPH01204481A (ja) Led線状光源
US7259401B2 (en) Reflection-type optoelectronic semiconductor device