JPH09270162A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JPH09270162A
JPH09270162A JP10393696A JP10393696A JPH09270162A JP H09270162 A JPH09270162 A JP H09270162A JP 10393696 A JP10393696 A JP 10393696A JP 10393696 A JP10393696 A JP 10393696A JP H09270162 A JPH09270162 A JP H09270162A
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disk
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JP10393696A
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Masatoshi Hayashi
正敏 林
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクローディンク機構やディスク交換機構
を簡素にする。 【解決手段】複数のディスクを同一平面内に収容し水平
移動するディスク収容部3と、ディスク収容部3の移動
平面に対して垂直方向に昇降するディスク記録再生部と
を備え、ディスク収容部3とディスク記録再生部との動
作の組み合わせにより記録再生するディスクを選択して
記録再生位置に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディスク記録再生
装置に係わり、特にカートリッジに収納されたディスク
を記録または再生するディスク記録再生装置やディスク
交換装置を備えたディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジに収納された再生あるいは
記録再生可能なディスクの例としていわゆるミニディス
クと称される光磁気ディスクがある。ミニディスクを収
納したカートリッジの形状が図2に示されている。図2
に示すカートリッジ1はミニディスク1aを収納し、シ
ャッター1bを摺動自在に支持している。カートリッジ
1の下面にはミニディスク1aの下面中央に設けられた
磁性体の金属板を露出する穴1cが設けられている。
【0003】カートリッジ1の前方左右側面には厚さ方
向中心を外れた位置に前後方向に延びる溝1d、1dが
設けられている。シャッター1bをロックする弾性体の
ロック部材はカートリッジ1の内部に設けられている。
溝1dに突入する板状部材によりロック部材は弾性変形
されてシャッター1bのロックを解除する。カートリッ
ジ1の前方左右下面には凹み1e、1eが設けられてい
る。
【0004】ロックが解除された状態でシャッター1b
の穴1fに突入したシャッター開閉部材によりシャッタ
ー1bは開閉される。カートリッジ1が再生位置に装着
された状態ではシャッター1bが開かれており、ミニデ
ィスクは磁性体の金属板を吸着したターンテーブルによ
り回転駆動され、シャッター1bの開放部1gを介して
光ピックアップにより再生される。なお、図2(a)は
シャッター1bが閉じられた状態を示し、図2(b)は
シャッター1bが開かれた状態を示している。
【0005】ミニディスクには再生専用のものと記録再
生可能のものがある。それを識別するために記録再生可
能なミニディスクを収容したカートリッジには下面の所
定位置に穴が設けられている。また、記録再生可能なミ
ニディスクには録音された内容を保存指示するための録
音可否識別孔が設けられておりこの識別孔は指が動かす
ことのできるスライド部材で開閉される。そして、ミニ
ディスクの再生ユニットにはカートリッジが装着された
ときミニディスクの種類や録音可否を識別するためのス
イッチが設けられている。
【0006】カートリッジに収納された上記のミニディ
スクを装置本体内に複数個収納し、任意のディスクを選
択して記録再生位置に搬送するディスク交換機能を有す
る従来の記録再生装置の例を図19に示す。
【0007】図に示すマガジン102にはカートリッジ
1を矢印A0 の方向に複数枚挿入することができる。図
示のものは3枚まで挿入可能となっている。このように
カートリッジ1が挿入されたマガジン102は使用者の
手によって装置本体1に設けられた開口部101aから
図示の矢印Aの方向に挿入され、装置本体101に装着
される。
【0008】トラバースユニット103はディスクモー
タ、光ピックアップ、磁気ヘッドやディスク搬送機構を
備えており、装置本体101内に昇降自在に設けられて
いる。任意のディスクを選択して再生する場合は、トラ
バースユニット103が選択するディスクすなわちカー
トリッジ1に対応する位置まで図示のB方向に昇降す
る。そして選択したディスクをディスク搬送機構マガジ
ン102から図示のC方向に引出しトラバースユニット
103の再生位置に搬送する。
【0009】そして、ディスクモータが僅かに上昇して
ディスクをクランプしてディスクの記録再生が行われ
る。なお、ディスクを記録するときは磁気ヘッドアーム
104が駆動されて磁気ヘッドがディスクに接触され
る。記録再生が終了すると、ディスクがトラバースユニ
ット103からマガジン102に戻される。
【0010】上記図19に示す従来の記録再生装置はト
ラバースユニット103を選択したディスクの位置に位
置決めする昇降機構が必要であり、さらに、トラバース
ユニット103の昇降機構とは別に磁気ヘッドアーム1
04の駆動機構が必要となり装置が複雑で生産コストが
高くなるという問題があった。
【0011】図20はいわゆるカローセル方式のチェン
ジャーを備えた従来のディスク再生装置を示す。装置本
体110の前面に操作つまみ113が配置され、装置本
体110の前面から出入自在にスライドテーブル111
が設けられている。装置本体110の内部に再生ユニッ
トが配置されている。また、スライドテーブル111の
上に回転トレイ112が回転自在に設けられている。
【0012】図20(a)はスライドテーブル111が
装置本体内に引き込まれた状態を示し、図20(b)は
スライドテーブル111が装置本体から突出した状態を
示している。スライドテーブル111が装置本体から突
出した状態で回転トレイ112を回転させ、回転トレイ
112の凹み112aにディスクを載置しあるいは凹み
112a上のディスクを交換する。スライドテーブル1
11が装置本体内に引き込まれた状態で回転トレイ11
2を回転させることにより任意のディスクを選択して再
生する。
【0013】このようなカローセル方式ディスク再生装
置では、ディスクを交換するときにスライドテーブルを
装置本体より前に引出さねばならず、本体前面に空間を
必要として使いにくいという問題があった。
【0014】カートリッジに収納されたディスクの記録
再生装置で図19に示すマガジンを用いないものもあっ
た。そのような記録再生装置のディスクローディング機
構の概略を図21により説明する。図に示すホルダ12
0がベース121に摺動自在に支持され駆動装置により
装置本体から出入される。ホルダ120には板ばねで作
られたシャッーター開閉部材120aが取付けられてい
る。
【0015】カートリッジ1を装置本体内に収納させる
場合は、ホルダ120を装置本体から突出させた状態で
使用者が手でカートリッジ1をホルダ120に挿入す
る。そしてホルダ120がカートリッジ1を装置本体内
に引き込む。カートリッジ1をホルダ120に挿入する
ときにシャッーター開閉部材120aがカートリッジ1
の穴1fと係合し、カートリッジ1とホルダ120との
相対移動によりシャッター1bが開かれる。
【0016】上記図21で説明したディスクローディン
グ機構を用いたディスク記録再生装置では、使用者がカ
ートリッジ1をシャッター1bを開放するために必要な
ストロークだけホルダ120に挿入しなければならず使
いにくいものであった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、ディスクを記録再生位置に装着するローディング機
構あるいは複数のディスクから記録再生するディスクを
選択して記録再生位置に装着するディスク選択機構を簡
素にしたディスク記録再生装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ディスク挿入操作が簡単なディ
スク記録再生装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明のディスク記録
再生装置は、複数のディスクを同一平面内に収容し水平
移動するディスク収容部と、前記ディスク収容部の移動
平面に対して垂直方向に昇降するディスク記録再生部と
を備え、前記ディスク収容部と前記ディスク記録再生部
との動作の組み合わせにより記録再生するディスクを選
択して記録再生位置に装着するものである。このような
構成によりディスクローディング機構を簡素にすること
ができる。
【0019】さらに、この発明の複数のディスクを同一
平面放射状に収容し前記放射中心を中心に回動するディ
スク収容部と、前記ディスク収容部の移動平面に対して
垂直方向に昇降するディスク記録再生部とを備え、前記
ディスク収容部と前記ディスク記録再生部との動作の組
み合わせにより記録再生するディスクを選択して記録再
生位置に装着するディスク記録再生装置は、ディスクロ
ーディング機構をさらに簡素にすることができる。
【0020】また、前記ディスク記録再生装置におい
て、前記ディスク収容部を前記放射中心を中心とする円
盤、または円盤の部分からなる扇形の形状とすることに
より収容部をコンパクトに形成できる。
【0021】さらに、前記各ディスク記録再生装置にお
いて、前記ディスク収納部にディスク記録再生装置本体
前面に向けて水平移動するディスクホルダを設け、前記
ディスクホルダを介してディスクを収容する構成とする
ことによりディスクの挿入動作が簡単となる。
【0022】また、この発明の一対の磁気ヘッドと光学
ピックアップをカートリッジに収納された光磁気ディス
クを挟むように配置し、記録時に前記磁気ヘッドを前記
光磁気ディスクの記録面に接触させるディスク記録再生
装置において、ディスクを記録再生部に装着させるため
に前記記録再生部を昇降させる昇降機構を有し、前記昇
降機構と磁気ヘッドとを単独の駆動源で駆動するディス
ク記録再生装置は、磁気ヘッド駆動源を独立に設ける必
要がなくなる。
【0023】また、磁気ヘッドを記録可能な光磁気ディ
スクに対して記録時のみ重力による接触圧で光磁気ディ
スクの記録面に接触する構成によると、磁気ヘッドの自
重を調整することにより磁気ヘッドの接触圧を簡単に設
定できる。
【0024】さらに、この発明のディスク記録再生装置
は、一対の磁気ヘッドと光学ピックアップをカートリッ
ジに収納された光磁気ディスクを挟むように配置し、記
録時に前記磁気ヘッドを前記光磁気ディスクの記録面に
接触させるディスク記録再生装置において、ディスクを
挿入または排出する方向と同一方向に移動するディスク
輸送部と、前記光磁気ディスクを前記ディスク輸送部の
移動平面に対して垂直方向に昇降するディスク記録再生
部とを備え、前記ディスク輸送部の水平移動と前記ディ
スク記録再生部の昇降によりディスクを記録再生位置に
装着するものである。このような構成によりディスクロ
ーディング機構を簡素にすることができる。
【0025】また、前記ディスク記録再生装置におい
て、前記ディスク輸送部は前記ディスクの存在する平面
上でディスク挿入方向に対して直交方向に移動自在のス
ライダを保持し、光磁気ディスクを収容したカートリッ
ジが正常姿勢で挿入されたときのみ前記スライダに設け
られた突起が前記カートリッジの所定の凹みに嵌り込む
ようにスライダが移動して光磁気ディスクの挿入を可能
とすることによりディスクの誤挿入が防止される。
【0026】前記ディスク記録再生装置において、前記
スライダは前記ディスク輸送部を移動自在に保持する載
置台に設けたカム溝と係合する突起を有しディスク輸送
部の移動による前記突起とカム溝との相対移動により前
記スライダが駆動される構成によりスライダの駆動機構
を簡単に構成できる。
【0027】また、ディスクを挿入または排出する方向
と同一方向に移動するディスク輸送部の水平移動により
ディスクを再生位置に装着するものは、再生時にディス
クは挿入口から真っ直ぐ奥に挿入された状態でありディ
スク挿入口から光磁気ディスクを視認できるように構成
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明の実施例であるディスク
記録再生装置を図面に基づいて説明する。図1はこの発
明の第1の実施例であるディスク記録再生装置を示す外
観図、図3〜6は同ディスク記録再生装置の各部を示す
分解斜視図である。なお、各図の中心線に付した一致す
る符号はそれらの中心線が接続されることを示してい
る。
【0029】図1に示すように、図2で説明したカート
リッジ1は装置本体2の前面に設けられたディスク挿入
口2aに図示のA方向に挿入される。図3および図4に
ディスク挿入口2aに内部から臨むホルダ4が示されて
いる。ホルダ4はストッカ3に放射状に3個摺動自在に
保持されている。
【0030】ストッカ3は図3に示すように、扇形形状
をしており、扇形の円弧中心を軸として本体シャーシに
固定されたボス15により回動自在に支持されている。
すなわち、平歯車3fがワッシャ13を介してボルト1
4によりストッカ3に締着され、平歯車3fがボス15
に回動自在に支持される。ストッカ3は取り付け金具2
2を介して本体シャーシに支持されたモータ16により
駆動される。
【0031】すなわち、モータ16の回転軸に固着され
たプーリ17と平歯車19と一体のプーリ19aとの間
にゴムベルト18が掛けられる。平歯車19は本体シャ
ーシに立設された軸20に回転自在に支持されポリスラ
イダワッシャ21に係止されている。平歯車19と平歯
車3fは噛合っている。ストッカ3の回動位置はストッ
カ3側面に貼着された反射板3eを本体シャーシに支持
されたフォトインタラプタ47が検出することにより認
識される。反射板3eはホルダ4の配列ピッチ間隔で貼
着されており、ホームポジションを認識するために1か
所は2個近接して配置されている。
【0032】ストッカ3は図4に詳しく示すように、ス
トッカ上板3aとストッカ下板3bが合わせられて形成
され、ストッカ上板3aとストッカ下板3bが挟み込む
ようにしてホルダ4を支持している。ディスク挿入口に
対応する位置にあるホルダ4は上面に設けられた突起4
aがアーム5の凹み5bと係合し、アーム5により図3
に図示したB方向すなわちディスク挿入口に対して離接
方向に駆動される。
【0033】図3に示すアーム5は軸5c、5cを介し
て本体シャーシに摺動自在に支持されており、モータ9
によりホルダ4の駆動方向とおなじB方向に駆動され
る。すなわち、モータ9の回転軸に固着されたプーリ1
0と平歯車7と一体のプーリ7aとの間にゴムベルト1
1が掛けられる。平歯車7は本体シャーシに立設された
軸に回転自在に支持されポリスライダワッシャ8により
係止されている。
【0034】平歯車7と本体シャーシに立設された軸に
回転自在に支持された平歯車6は噛合っている。平歯車
6はさらにアーム5に設けられたラック5dと噛合いア
ーム5を駆動する。アーム5の両移動終端位置は本体シ
ャーシに固定されたマイクロスイッチ12、12で検出
される。
【0035】図4に示すように、ホルダ4の後端にロッ
ク爪4cが設けられており、ホルダ4がストッカ3の奥
まで移動されたときロック爪4cはねじりコイルばね4
2に係止される。ねじりコイルばね42はホルダ4に固
定された段付きねじ44に嵌装されその両端の位置がス
トッカ下板3bに設けられた軸3gおよび3hに規制さ
れている。アーム5がホルダ4を前方に移動させるとき
はアーム5に設けられた突起5aがコイルばね42を押
してホルダ4のロックを解除する。このようにホルダ4
がストッカ3の奥に位置しているときはロックされてい
るのでストッカ3が回動してホルダ4の突起4aがアー
ム5の凹み5bと係合しなくなってもホルダ4は所定位
置に保持される。
【0036】図4に示すスライダ39に設けた軸39
a、39aはホルダ4の溝4bと係合し、スライダ39
はホルダ4の移動方向と直交方向に摺動自在にホルダ4
に支持されている。スライダ39の下面に設けられた突
起39cはストッカ下板3bに設けられたカム溝3cと
係合しており、ホルダ4が突出状態から引き込まれると
きスライダ39はホルダ4の内側に向けて駆動される。
【0037】スライダ39にはカートリッジ1が図4に
図示したCの方向に正しい姿勢で挿入されたときカート
リッジ1の凹み1eに入り込む突起39bが設けられて
いる。カートリッジ1を間違えた姿勢で挿入すると、突
起39bがカートリッジ1に干渉してスライダ39の動
きが阻止されホルダ4が動かず、従ってマイクロスイッ
チ12が作動せずホルダ4をストッカ3の内部に引き込
むモータ9が起動しない。すなわち、カートリッジ1の
誤挿入が防止される。
【0038】カートリッジ1がストッカ3の奥まで引き
込まれたことはプリント基板を介してストッカ下板3b
に固定されたマイクロスイッチ41により検出される。
ストッカ下板3bにはシャッター解放爪40が固定され
ている。シャッター解放爪40には平板部40aが設け
られており、平板部40aがカートリッジ1の溝1dに
入り込みシャッター1bのロックを解除する。
【0039】その後ホルダ4が引き込まれるときシャッ
ター解放爪40の先端部がシャッター1bの穴1fと係
合しカートリッジ1とシャッター解放爪40との相対移
動によりシャッター1bが開かれる。従ってカートリッ
ジ1がストッカ3の奥まで引き込まれた状態でシャッタ
ー1bは開かれている。
【0040】ディスク挿入口から挿入されたカートリッ
ジ1がストッカ3の奥まで引き込まれた位置に対応して
図5に示すトラバースユニット23が昇降自在に配置さ
れている。トラバースユニット23はインシュレータ2
5、25…を介して段付きねじ26、26…によりフレ
ーム24に取り付けられている。トラバースユニット2
3には光ピックアップとディスクモータが取り付けられ
ており、フレーム24に磁気ヘッドアーム48を介して
支持された磁気ヘッド48dと協働して光磁気ディスク
を記録または再生する。
【0041】トラバースユニット23を保持したフレー
ム24はスライダ29がD方向に移動することにより昇
降される。スライダ29の昇降機構は図6に詳しく示さ
れている。スライダ29は本体シャーシに固定されたベ
ース30に座付きねじ43、43…を介して摺動自在に
支持されベース30に締着されたモータ31により駆動
される。
【0042】すなわち、モータ31の回転軸に固着され
たプーリ32とプーリ34との間にゴムベルト33が掛
けられる。プーリ34には平歯車34aが一体に形成さ
れており、ベース30に立設された軸30bに回転自在
に支持されポリスライダワッシャ8により係止されてい
る。ベース30に立設された軸30cに回転自在に支持
されポリスライダワッシャ8に係止された平歯車35は
平歯車34aとスライダ29に設けられたラック29b
と噛合っている。
【0043】フレーム24に立設された軸24b、24
b…はスライダ29のガイド溝29a、29a…とベー
ス30の溝30a、30a…に挿通しておりフレーム2
4はスライダ29の移動により昇降される。スライダ2
9の位置はプリント基板を介してベース30に支持され
たマイクロスイッチ38、36および37により検出さ
れる。スライダ29の端面はマイクロスイッチ38を作
動させる。
【0044】スライダ29に設けられた突起29cはマ
イクロスイッチ36および37を作動させる。マイクロ
スイッチ38はトラバースユニット23が下降した停止
位置を検出する。マイクロスイッチ36はトラバースユ
ニット23が上昇した中間位置すなわち再生位置を検出
する。マイクロスイッチ36はトラバースユニット23
が上昇したスライダ29の移動終端すなわち記録位置を
検出する。
【0045】スライダ29は上記のようにトラバースユ
ニット23を昇降させ、さらにアーム27を介して磁気
ヘッドアーム48を駆動する。磁気ヘッドアーム48は
固定部48aにヒンジ48cを介して可動部48bが回
動自在に取り付けられた構造であり、可動部48bの先
端に磁気ヘッド48dが取り付けられている。固定部4
8aはトラバースユニット23のピックアップ載置台4
6に締着される。
【0046】磁気ヘッドアーム48の可動部48bの後
端と干渉するようにアーム27がフレーム24に立設さ
れた軸28に回動自在に支持されている。アーム27は
軸28に嵌装されたねじりコイルばね45により軸28
の先端から見て時計方向に付勢されている。ねじりコイ
ルばね45の位置はフレーム24に立設された軸24
a、24aに規制される。
【0047】アーム27が時計方向に回動した位置にあ
るとアーム27の軸28の先端から見て左側の先端は磁
気ヘッドアーム48の可動部48bの後端から離れ可動
部48bは自重で磁気ヘッド48dが下がるように回動
する。スライダ29に設けられた凸部29dが軸28の
先端から見て右側の後端を押し上げるとアーム27は反
時計方向に回動され、磁気ヘッドアーム48の可動部4
8bの後端を押し下げて磁気ヘッド48dを上昇させ
る。
【0048】スライダ29が停止位置および再生位置に
あるときはスライダ29の凸部29dはアーム27を反
時計方向に回動させ、磁気ヘッド48dは再生位置にあ
る光磁気ディスクから離れている。スライダ29が記録
位置にあると、スライダ29の凸部29dはアーム27
から離れアーム27はねじりコイルばね45の弾力によ
り時計方向に回動され、磁気ヘッドアーム48の可動部
48bは自重で回動し磁気ヘッド48dは光磁気ディス
クと接触する。図10に示す制御部には各スイッチおよ
びフォトインタラプタの信号および操作部からの信号が
入力され、各モータを駆動し、また、表示部に装置の状
態を表示する。
【0049】図7〜9を参照して上記ディスク記録再生
装置の動作を説明する。なお、図7〜9は動作説明のた
めの図であり、各部材の概略形状が示され、また、図示
を省略した部材や透視して示した部材もある。図7
(a)はホルダ4がストッカ3から突出した状態であ
り、この状態でカートリッジ1をホルダ4に挿入でき
る。
【0050】図7(b)はカートリッジ1をホルダ4に
挿入した状態を示している。カートリッジ1がホルダ4
に挿入されてホルダ4が僅かに押し込まれると、ホルダ
4はストッカ3内に引き込まれる。図7(c)はホルダ
4がストッカ3内に引き込まれた状態を示している。ホ
ルダ4がストッカ3内に引き込まれるときにカートリッ
ジ1のシャッターが開かれるのでカートリッジ1をホル
ダ4に挿入するときのストロークは小さくてよい。
【0051】図7(c)に示す状態でトラバースユニッ
ト23が上昇してカートリッジ1内の光磁気ディスクを
記録または再生できる。このようにホルダ4がストッカ
3から出入する位置でホルダ4がストッカ3内に引き込
まれるとそのホルダ4に保持されたカートリッジは記録
再生位置に位置することになる。
【0052】図9(b)は図7(a)に対応する状態を
示し、図9(a)は図7(c)に対応する状態を示して
いる。図9(a)に示す状態からストッカ3を上から見
て反時計方向に回動させると、図9(c)に示すように
ストッカ3内の回転軸側から見て右側のカートリッジが
記録再生位置にくる。図9(a)または(c)に示す状
態からストッカ3を上から見て時計方向に終端まで回動
させると、図9(d)に示すようにストッカ3内の左側
のカートリッジが記録再生位置にくる。
【0053】図8は記録再生位置にあるカートリッジ1
の光磁気ディスクを記録または再生するときのスライダ
29の動きを示す。図8(a)および(b)はスライダ
29がトラバースユニット下降方向終端まで移動した状
態を示している。このときトラバースユニットは下降し
ており停止状態である。そしてスライダ29の凸部29
dはアーム27の後端を押し上げで反時計方向に回動さ
せ、アーム27は磁気ヘッドアームの可動部48bを回
動させ磁気ヘッドはカートリッジ1の光磁気ディスクか
ら離れている。このときホルダ4は先に説明したように
ストッカ3から出入できる。
【0054】図8(c)および(d)はスライダ29が
トラバースユニット上昇方向中間位置まで移動した状態
を示している。このときトラバースユニットは上昇して
おりトラバースユニットのターンテーブルは光磁気ディ
スクの金属板を吸着し再生可能状態となっている。スラ
イダ29の凸部29dはアーム27の後端を押し上げた
ままであり、磁気ヘッドはカートリッジ1の光磁気ディ
スクから離れている。
【0055】図8(e)および(f)はスライダ29が
トラバースユニット上昇方向終端まで移動した状態を示
している。このときトラバースユニットは上昇しており
トラバースユニットのターンテーブルは光磁気ディスク
の金属板を吸着している。
【0056】また、スライダ29の凸部29dはアーム
27から外れ、アーム27は磁気ヘッドアームの可動部
48bから離れるように回動している。磁気ヘッドアー
ムの可動部48bは自重で回動して磁気ヘッドはカート
リッジ1の光磁気ディスクと接触している。この状態で
カートリッジ1の光磁気ディスクを記録することができ
る。
【0057】次に、図11〜13を参照して上記ディス
ク記録再生装置の記録再生またはディスク交換の動作に
ついて説明する。電源が投入されると、ステップS1に
おいて、制御部のマイクロコンピュータのリセットが行
われる。次にステップS2において、ホルダが引き込ま
れているか否かがチェックされホルダが引き込まれてい
ないときは、ステップS3に移行し、引き込まれている
ときはステップS4に移行する。ステップS3ではホル
ダを引き込んだ後ステップS4に移行する。
【0058】ステップS4ではNO1からNO3までの
ストッカ(図9におけるストッカ3のホルダ収容位置を
右から順にNO1からNO3のストッカと称する)を順
次再生位置に移動し、トラバースユニットを上昇させ各
ストッカでのディスクの有無および再生専用、記録再生
可能ディスクの識別および記録再生可能ディスクの記録
許可の有無が調べられる。ディスク有無の検出およびデ
ィスク種類または記録許可の有無を識別するスイッチは
トラバースユニットに設けられている。
【0059】次に、ステップS5でストッカに少なくと
も1個のディスクが収容されているか否かがチェックさ
れ、収容されているときはステップS11に移行し、収
容されていないときはステップS6に移行する。ステッ
プS6ではNO1ストッカが再生位置となるようにスト
ッカを回動させ、次に、ステップS7でホルダを突出さ
せてステップS8に移行する。
【0060】ステップS8ではカートリッジが挿入され
るのを待ち、カートリッジが挿入されるとステップS9
に移行してホルダを引き込む。次に、ステップS10に
おいてトラバースユニットを上昇させNO1ストッカの
ディスクの再生専用、記録再生可能ディスクの識別およ
び記録再生可能ディスクの記録許可の有無が調べられス
テップS11に移行する。
【0061】ステップS11では各ストッカに収容され
たディスク種類および記録許可の有無を表示してステッ
プS12に移行する。ステップS12では操作部でいず
れかのストッカのディスクが記録または再生が指示され
たか否かがチェックされ、指示された場合はステップS
15に移行し、指示されていない場合はステップS13
に移行する。ステップS13では操作部でいずれかのス
トッカのディスク交換または挿入が指示されたか否かが
チェックされ指示された場合はステップS14に移行
し、指示されていない場合はステップS11が繰り返さ
れる。ステップS14ではディスク交換が指示されたN
Oのストッカがホルダ突出可能位置にくるようにストッ
カが回動され、次にステップS7に移行する。
【0062】ステップS15では記録または再生が指示
されたNOのストッカが再生位置にくるようにストッカ
が回動される。次に、ステップS16で再生が指示され
たか否かがチェックされ、再生が指示されている場合は
ステップS17に移行する。再生が指示されていなけれ
ばステップS24に移行する。
【0063】ステップS17ではスライダ29が再生位
置まで移動し、トラバースユニットを上昇させる。次
に、ステップS18でディスクのU−TOCが読み取ら
れる。次に、ステップS19でディスクの内容が表示さ
れて再生が行われる。再生が行われている間ステップS
20において操作部で停止操作が行われたか否か、ま
た、ステップS21においてディスクENDか否かがチ
ェックされ、停止操作が行われた場合またはディスクE
NDの場合はステップS22に移行する。
【0064】ステップS22ではトラバースユニットを
降下させてステップS23に移行する、ステップS23
では連続再生が指示されているか否かがチェックされ、
指示されている場合はステップS34に移行し、指示さ
れていない場合はステップS11に移行する。
【0065】ステップS24では記録再生位置にあるデ
ィスクが記録可能であるか否かがチェックされ、記録可
能の場合はステップS25に移行し、可能でない場合は
ステップS11に移行する。この場合記録指示されたデ
ィスクが記録不可能であることが表示部に表示されてい
る。
【0066】ステップS25では、スライダ29が記録
位置まで移動し、トラバースユニットを上昇させる。次
に、ステップS26でU−TOCを読取った後入力端子
から入力される信号が光磁気ディスクに記録される、記
録中ステップS27において操作部で停止操作が行われ
たか否か、また、ステップS28においてディスクEN
Dか否かがチェックされ、ステップS27で停止操作が
行われた場合はステップS32に移行し、またステップ
S28においてディスクENDと判断した場合はステッ
プS29に移行する。ステップS29ではリレー記録か
否かが判断され、リレー記録の場合はステップS30に
移行しリレー記録でない場合はステップS32に移行す
る。
【0067】ステップS30ではU−TOCの書き込み
が行われ、次に、ステップS31においてトラバースユ
ニットが停止位置まで移動された後ステップS34に移
行する。ステップS32ではU−TOCの書き込みが行
われ、次に、ステップS33においてトラバースユニッ
トが停止位置まで移動された後ステップS11に移行す
る。
【0068】ステップS34では次に再生または記録す
るディスクがあるか否かがチェックされ、ある場合はス
テップS35に移行し、ない場合はステップS11に移
行する。ステップS35では次に記録または再生するデ
ィスクが記録再生位置にくるようにストッカが回動さ
れ、ステップS36に移行する。ステップS36では再
生であるか否かがチェックされ、再生である場合はステ
ップS17に移行し、再生でない場合はステップS25
以下が実行される。なお、ステップS26で記録が再開
される間に入力され信号はメモリに記憶されている。
【0069】ステップS14では交換が指示されたNO
のストッカがホルダ突出可能の位置にくるようにストッ
カが回動された後、ステップS7以下が実行される。ス
テップS7で突出した位置のホルダにディスクを挿入
し、またはディスクを交換することができる。なお、ホ
ルダがディスク挿入口に向けて突出していないときは、
誤挿入防止扉によってディスク挿入口が塞がれ、ディス
ク誤挿入が防止されるが周知事項であるので誤挿入防止
扉およびその駆動機構は図示していない。
【0070】図14は第1の実施例の変形例におけるス
トッカ3Aを示す。このように扇形形状のストッカの代
わりに円盤形状のストッカを用いてストッカを回動させ
ることによりディスク交換することもできる。
【0071】図15は第1の実施例の他の変形例におけ
るストッカ3Bを示す。このように扇形形状のストッカ
の代わりに長方形形状のストッカを用いてストッカを平
行移動させることによりディスク交換することもでき
る。
【0072】次に、図16を参照してこの発明の第2の
実施例を説明する。この例では、ストッカは固定されて
おり、装置にカートリッジは1枚のみ収納される。トラ
バースユニットおよびその駆動機構は第1の実施例と同
じものが用いられる。ストッカはストッカ上板50とス
トッカ下板51が重ねて取付け金具52および53に締
着されて形成される。取付け金具52および53は本体
シャーシに固定されている。ストッカ上板50とストッ
カ下板51がホルダ54を挟み込むようにして支持して
いる。
【0073】ホルダ54の上面に立設された軸54aは
ストッカ上板50の長穴50aを挿通してアーム55に
締着され、アーム55の長穴55bを挿通して段付きね
じ55cがストッカ上板50に締着されており、ホルダ
54とアーム55は一体となってストッカ上板50にデ
ィスク挿入口に対して離接方向摺動自在に支持されてい
る。
【0074】アーム55はモータ9により駆動される。
すなわち、モータ9の回転軸に固着平歯車6はアーム5
5に設けられたラック55aと噛合っている。モータ9
は取付け金具59を介してストッカ上板50に固定され
ている。アーム55の両移動終端位置はストッカ上板5
0にプリント基板を介して固定されたマイクロスイッチ
56とストッカ下板51にプリント基板を介して固定さ
れたマイクロスイッチ58で検出される。
【0075】マイクロスイッチ56はホルダ54がスト
ッカから突出したことを検出し、マイクロスイッチ58
はホルダ54がストッカ内に収納されたことを検出す
る。なお、マイクロスイッチ58と並んで配置されてい
るマイクロスイッチ57は収納されたホルダ内にカート
リッジ1があるか否かを検出する。
【0076】ホルダ54には第1の実施例と同じスライ
ダ39が摺動自在に支持されている。すなわちスライダ
39に設けた軸39a、39aはホルダ54の溝54b
と係合し、スライダ39はホルダ54の移動方向と直交
方向に摺動自在にホルダ54に支持されている。スライ
ダ39の下面に設けられた突起39cはストッカ下板5
1に設けられたカム溝51aと係合しており、ホルダ5
4が突出状態から引き込まれるときスライダ39はホル
ダ54の内側に向けて駆動される。
【0077】スライダ39にはカートリッジ1が正しい
姿勢で挿入されたときカートリッジ1の凹み1eに入り
込む突起39bが設けられている。カートリッジ1を間
違えた姿勢で挿入すると、突起39bがカートリッジ1
に干渉してスライダ39の動きが阻止されホルダ54が
動かず、従ってマイクロスイッチ56が作動せずホルダ
54をストッカ内部に引き込むモータ9が起動しない。
すなわち、カートリッジ1の誤挿入が防止される。
【0078】クランプアーム60は軸61を介してホル
ダ54に取付けられ、ねじりコイルばね62により下方
に付勢されている。クランプアーム60はホルダ54に
挿入されたカートリッジ1を下方に押す。
【0079】ストッカ下板51には第1の実施例とおな
じシャッター解放爪40が固定されている。シャッター
解放爪40には平板部40aが設けられており、平板部
40aがカートリッジ1の溝1dに入り込みシャッター
1bのロックを解除する。
【0080】その後ホルダ54が引き込まれるときシャ
ッター解放爪40の先端部がシャッター1bの穴1fと
係合しカートリッジ1とシャッター解放爪40との相対
移動によりシャッター1bが開かれる。従ってカートリ
ッジ1がストッカの奥まで引き込まれた状態でシャッタ
ー1bは開かれている。この状態で第1の実施例と同様
にトラバースユニットを駆動して記録または再生が行わ
れる。
【0081】次に、図17〜18を参照して上記ディス
ク記録再生装置の再生または記録の動作について説明す
る。電源が投入されると、ステップS1において、制御
部のマイクロコンピュータのリセットが行われる。次に
ステップS2において、ホルダが引き込まれているか否
かがチェックされホルダが引き込まれていないときは、
ステップS3に移行し、引き込まれているときはステッ
プS4に移行する。ステップS3ではホルダを引き込ん
だ後ステップS4に移行する。
【0082】ステップS4ではトラバースユニットを上
昇させストッカ内のディスクの有無および再生専用、記
録再生可能ディスクの識別および記録再生可能ディスク
の記録許可の有無が調べられる。次に、ステップS5で
ストッカにディスクが収容されているか否かがチェック
され、収容されているときはステップS10に移行し、
収容されていないときはステップS6に移行する。ステ
ップS6ではホルダを突出させてステップS7に移行す
る。
【0083】ステップS7ではカートリッジが挿入され
るのを待ち、カートリッジが挿入されるとステップS8
に移行してホルダを引き込む。次に、ステップS9にお
いてトラバースユニットを上昇させディスクの再生専
用、記録再生可能ディスクの識別および記録再生可能デ
ィスクの記録許可の有無が調べられステップS10に移
行する。
【0084】ステップS10ではストッカに収容された
ディスク種類および記録許可の有無を表示してステップ
S11に移行する。ステップS11では操作部でディス
クの再生が指示されたか否かがチェックされ、指示され
た場合はステップS13に移行し、指示されていない場
合はステップS12に移行する。ステップS12では操
作部でディスクの記録が指示されたか否かがチェックさ
れ、指示された場合はステップS18に移行し、指示さ
れていない場合はステップS10が繰り返される。
【0085】ステップS13ではトラバースユニットが
上昇されて、ステップS14に移行してディスクのU−
TOCが読み取られる。次に、ステップS15でディス
クの内容が表示されて再生が行われる。再生が行われて
いる間ステップS16において操作部で停止操作が行わ
れたか、またはディスクENDか否かがチェックされ、
停止操作が行われたか、またはディスクENDの場合は
ステップS17に移行する。ステップ17ではトラバー
スユニットが降下され、ステップS10に移行する。
【0086】ステップS18では記録再生位置にあるデ
ィスクが記録可能であるか否かがチェックされ、記録可
能の場合はステップS19に移行し、可能でない場合は
ステップS10に移行する。この場合記録指示されたデ
ィスクが記録不可能であることが表示部に表示されてい
る。ステップS19では、トラバースユニットを上昇さ
せ、また磁気ヘッドを降下させる。次に、ステップS2
0でU−TOCが読取った後、ステップS21に移行し
入力端子から入力される信号を記録する。
【0087】記録中ステップS22において操作部で停
止操作が行われたかまたはディスクENDか否かがチェ
ックされ、停止操作が行われたかまたはディスクEND
の場合ステップS23に移行する。ステップS23でU
−TOCの書込みが行われ、次に、ステップS24にお
いてトラバースユニットが停止位置まで移動された後ス
テップS10に移行する。
【0088】
【発明の効果】この発明のディスク装置によれば、ディ
スク交換がディスク収容部の移動平面内での移動とディ
スク記録再生部の垂直移動で行われるため、ディスクロ
ーディング機構を簡素にすることができる。また、高い
寸法精度が要求されるマガジンを必要としないので製造
コストが安くなると共にディスク交換時にマガジンの取
り出し動作が不要となりディスクを簡単に交換行うこと
ができる。
【0089】さらに、ディスク収納部にディスク記録再
生装置本体前面に向けて水平移動するディスクホルダを
設け、前記ディスクホルダを介してディスクを収容する
構成とすることによりディスクを手で差込む距離を短く
することができ、ディスクの挿入動作が簡単となる。ま
た、記録再生部を昇降させる昇降機構昇降機構と磁気ヘ
ッド駆動機構を単独の駆動源で駆動するので駆動機構が
簡素になる。
【0090】また、磁気ヘッドを記録可能な光磁気ディ
スクに対して記録時のみ重力による接触圧で光磁気ディ
スクの記録面に接触する構成によると、磁気ヘッドの自
重を調整することにより磁気ヘッドの接触圧を簡単に設
定できる。
【0091】また、ディスクを挿入または排出する方向
と同一方向に移動するディスク輸送部の水平移動により
ディスクを再生位置に装着するものは、再生時にディス
クは挿入口から真っ直ぐ奥に挿入される状態でありディ
スク挿入口から光磁気ディスクを視認できるように構成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるディスク記録再
生装置を示す外観図である。
【図2】同ディスク記録再生装置に用いられるディスク
のカートリッジを示す斜視図である。
【図3】同ディスク記録再生装置の部分を示す分解斜視
図である。
【図4】同ディスク記録再生装置の部分を示す分解斜視
図である。
【図5】同ディスク記録再生装置の部分を示す分解斜視
図である。
【図6】同ディスク記録再生装置の部分を示す分解斜視
図である。
【図7】同ディスク記録再生装置の作用を示す概略側面
図である。
【図8】同ディスク記録再生装置の作用を示す概略側面
図および概略正面図である。
【図9】同ディスク記録再生装置の作用を示す部分平面
図である。
【図10】同ディスク記録再生装置の制御部を示すブロ
ック図である。
【図11】同ディスク記録再生装置の作用を示すフロー
チャトである。
【図12】同ディスク記録再生装置の作用を示すフロー
チャトである。
【図13】同ディスク記録再生装置の作用を示すフロー
チャトである。
【図14】この発明の第1の実施例であるディスク記録
再生装置の変形例を示す斜視図である。
【図15】この発明の第1の実施例であるディスク記録
再生装置の他の変形例を示す斜視図である。
【図16】この発明の第2の実施例であるディスク記録
再生装置の部分を示す分解斜視図である。
【図17】同ディスク記録再生装置の作用を示すフロー
チャトである。
【図18】同ディスク記録再生装置の作用を示すフロー
チャトである。
【図19】従来のディスク記録再生装置の例を示す斜視
図である。
【図20】従来のディスク記録再生装置の他の例を示す
斜視図である。
【図21】従来のディスク記録再生装置のさらに他の例
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ、1a 光磁気ディスク、1b シャ
ッター、1c 穴 1d 溝、1e 凹み、1f 穴、1g 開放部 2 装置本体、2a ディスク挿入口 3 ストッカ、3a ストッカ上板、3b ストッカ下
板、3c カム溝、3e 反射板、3f 平歯車、3
g、3h 軸 4 ホルダ、4a 突起、4b 溝、4c ロック爪 5 アーム、5a 突起、5b 凹み、5c 軸 6 平歯車 7 平歯車、7a プーリ 8 ポリスライダワッシャ 9 モータ 10 プーリ 11 ゴムベルト 12 マイクロスイッチ 13 ワッシャ 14 ボルト 15 ボス 16 モータ 17 プーリ 18 ゴムベルト 19 平歯車、19a プーリ 20 軸 21 ポリスライダワッシャ 22 取り付け金具 23 トラバースユニット 24 フレーム、24a,24b 軸 25 インシュレータ 26 段付きねじ 27 アーム 28 軸 29 スライダ、29a ガイド溝、29b ラック、
29c 突起、29d凸部 30 ベース、30a 溝、30b,30c 軸 31 モータ 32 プーリ 33 ゴムベルト 34 プーリ、34a 平歯車 35 平歯車 36,37,38 マイクロスイッチ 39 スライダ、39a 軸、39b,39c 突起 40 シャッター解放爪、40a 平板部 41 マイクロスイッチ 42 ねじりコイルばね 43 座付きねじ 44 段付きねじ 45 ねじりコイルばね 46 ピックアップ載置台 47 フォトインタラプタ 48 磁気ヘッドアーム、48a 固定部、48b 可
動部、48c ヒンジ 48d 磁気ヘッド 50 ストッカ上板、50a 長穴、51 ストッカ下
板、51a カム溝 52,53 取付け金具 54 ホルダ 55 アーム、55aラック、55b 長穴 56,57,58 マイクロスイッチ 59 取付け金具 60 クランプアーム 61 軸 62 ねじりコイルばね 101 装置本体 102 マガジン 103 トラバースユニット 104 磁気ヘッドアーム 110 装置本体 111 スライドテーブル 112 回転トレイ、112a 凹み 113 操作つまみ 120 ホルダ 121 ベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスクを同一平面内に収容し水
    平移動するディスク収容部と、前記ディスク収容部の移
    動平面に対して垂直方向に昇降するディスク記録再生部
    とを備え、前記ディスク収容部と前記ディスク記録再生
    部との動作の組み合わせにより記録再生するディスクを
    選択して記録再生位置に装着することを特徴とするディ
    スク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 複数のディスクを同一平面放射状に収容
    し前記放射中心を中心に回動するディスク収容部と、前
    記ディスク収容部の移動平面に対して垂直方向に昇降す
    るディスク記録再生部とを備え、前記ディスク収容部と
    前記ディスク記録再生部との動作の組み合わせにより記
    録再生するディスクを選択して記録再生位置に装着する
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク収容部は前記放射中心を中
    心とする円盤、または円盤の部分からなる扇形の形状を
    有することを特徴とする請求項2のディスク記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ディスク収納部はディスク記録再生
    装置本体前面に向けて水平移動するディスクホルダを有
    し、前記ディスクホルダを介してディスクを収容するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載したデ
    ィスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 一対の磁気ヘッドと光学ピックアップを
    カートリッジに収納された光磁気ディスクを挟むように
    配置し、記録時に前記磁気ヘッドを前記光磁気ディスク
    の記録面に接触させるディスク記録再生装置において、
    ディスクを記録再生部に装着させるために前記記録再生
    部を昇降させる昇降機構を有し、前記昇降機構と磁気ヘ
    ッドとを単独の駆動源で駆動することを特徴とするディ
    スク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気ヘッドは記録可能な光磁気ディ
    スクに対して記録時のみ重力による接触圧で光磁気ディ
    スクの記録面に接触するように構成した請求項5のディ
    スク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 一対の磁気ヘッドと光学ピックアップを
    カートリッジに収納された光磁気ディスクを挟むように
    配置し、記録時に前記磁気ヘッドを前記光磁気ディスク
    の記録面に接触させるディスク記録再生装置において、
    ディスクを挿入または排出する方向と同一方向に移動す
    るディスク輸送部と、前記ディスク輸送部の光磁気ディ
    スク輸送平面に対して垂直方向に昇降するディスク記録
    再生部とを備え、前記ディスク輸送部の水平移動と前記
    ディスク記録再生部の昇降によりディスクを記録再生位
    置に装着することを特徴とするディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記ディスク輸送部は前記ディスクの存
    在する平面上でディスク挿入方向に対して直交方向に移
    動自在のスライダを保持し、光磁気ディスクを収容した
    カートリッジが正常姿勢で挿入されたときのみ前記スラ
    イダに設けられた突起が前記カートリッジの所定の凹み
    に嵌り込むようにスライダが移動して光磁気ディスクの
    挿入を可能とする請求項7のディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記スライダは前記ディスク輸送部を移
    動自在に保持する載置台に設けたカム溝と係合する突起
    を有しディスク輸送部の移動による前記突起とカム溝と
    の相対移動により前記スライダが駆動される請求項8の
    ディスク記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記光磁気ディスクが記録再生位置に
    装着されているときにディスク挿入口から光磁気ディス
    クを視認できる請求項7から9のいずれかに記載された
    ディスク記録再生装置。
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