JPH09269995A - 球状物計数装置 - Google Patents

球状物計数装置

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JPH09269995A
JPH09269995A JP10197796A JP10197796A JPH09269995A JP H09269995 A JPH09269995 A JP H09269995A JP 10197796 A JP10197796 A JP 10197796A JP 10197796 A JP10197796 A JP 10197796A JP H09269995 A JPH09269995 A JP H09269995A
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JP
Japan
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supply port
tank
spherical
spherical object
counting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10197796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Hayashida
国博 林田
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Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロチューバー(microtuber(種芋))
等の概略球形をした不揃いなサイズの球状物を計数する
ことができる球状物計数装置を提供する。 【解決手段】 球状物を貯留するタンク1と、タンク1
を載置して所定振動パターンで振動させる振動器7と、
タンク1内を1次貯留部1Aと2次貯留部1Bとに仕切
る隔壁2と、隔壁2とタンク1内壁との間の1次貯留部
1Aに投入された球状物を2次貯留部1Bに移動可能な
間隙と、タンク1の外部に設置されタンク1から供給さ
れる球状物を計数する計数部8と、タンク1に形成され
2次貯留部1Bに貯留された球状物をタンク1から排出
し計数部8へ供給するための供給口3と、供給口3の近
傍に設置され供給口3に集合する球状物を拡散させ、球
状物を1個ずつ供給口3に切り出す拡散器5とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は球状物計数装置に係
り、特にマイクロチューバー(無菌下で形成された小ジ
ャガイモ)等の概略球形をした不揃いのサイズの球状物
を計数するための球状物計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から物品の個数を計数するための装
置として、種々のタイプの計数装置が知られている。こ
れら計数装置は、物品を単列化させて計数するタイプの
ものが主流である。物品を単列化するために、振動を利
用したり、速度の異なる多列コンベアを利用したりする
など種々の工夫が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の計数装
置は、いずれも均一なサイズの物品を計数するものであ
り、不揃いのサイズの物品、特に不揃いなサイズでかつ
概略球形をした物品には適用できないのが実情であっ
た。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、マイクロチューバー(microtuber(無菌下で形成さ
れた小ジャガイモ))等の概略球形をした不揃いなサイ
ズの球状物を計数することができる球状物計数装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、概略球形をした球状物を貯留するタンク
と、このタンクを載置して所定振動パターンで振動させ
る振動器と、このタンク内を1次貯留部と2次貯留部と
に仕切る隔壁と、この隔壁とタンク内壁との間又は隔壁
に形成され前記1次貯留部に投入された球状物を前記2
次貯留部に移動可能とする間隙と、前記タンクの外部に
設置されタンクから供給される球状物を計数する計数部
と、前記タンクに形成され前記2次貯留部に貯留された
球状物をタンクから排出して前記計数部へ供給するため
の供給口と、この供給口の近傍に設置され供給口に集合
する球状物を拡散させるとともに球状物を1個ずつ供給
口に切り出す拡散器とを備え、前記振動器の振動により
球状物を1次貯留部から2次貯留部を介して供給口に移
動させるように構成したことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、マイクロチューバー等の
球状物はタンク内の1次貯留部に投入され、振動器の振
動により球状物は1次貯留部から間隙を通して2次貯留
部に移動し、さらに供給口近傍に移動する。供給口近傍
に集合した球状物は拡散器により拡散され、球状物は供
給口には1個ずつ切り出され、供給口から排出されて計
数部へ1個ずつ供給され、ここで計数される。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る球状物計数装置の一実施
例を図1および図2を参照して説明する。本実施例にお
いては、球状物の一種としてマイクロチューバーを例に
挙げて説明する。
【0008】図1は本発明の球状物計数装置の全体構成
を示す斜視図である。図1において、符号1は多数のマ
イクロチューバーを貯留しておくタンクである。タンク
1内には略L字状の隔壁2が設置されており、この隔壁
2によってタンク1内を2つの貯留空間である1次貯留
部1Aと2次貯留部1Bとに区画している。隔壁2の端
部とタンク1の側壁1S1 ,1S2 との間には、それぞ
れ間隙L1 ,L2 が形成されており、1次貯留部1Aに
投入され貯留されたマイクロチューバーが2次貯留部1
Bに移動可能になっている。
【0009】タンク1の角部には、2次貯留部1B内の
マイクロチューバーを1個ずつ計数器(後述する)に供
給する供給口3が設けられている。また、供給口3の入
口には棒状の拡散器5が設置されている。拡散器5はタ
ンク1の外部の支持部6により支持されている。この拡
散器5は供給口3の入口付近のマイクロチューバーを拡
散させ、供給口3の閉塞を防止するとともに閉塞を解消
し、マイクロチューバーを1個ずつ供給口3に切り出す
機能を果たすものである。そして、タンク1の全体は振
動器7上に載置されている。また、供給口3の入口でか
つタンク1の角部には、供給口3のサイズ調整用のスリ
ット板12が挿入可能になっている。スリット板12は
それぞれサイズが異なった半円弧状のスリット12aを
有している。振動器7は8の字運動をするようになって
おり、振動器7に載置されたタンク1を8の字状に振動
させる。
【0010】タンク1の供給口3の下方には、マイクロ
チューバーの個数をカウントする計数部8が設置されて
いる。計数部8は、シュート9と、発光部10aと受光
部10bとからなる光センサ10と、光センサ10に接
続されたカウンタ11とを具備しており、シュート9上
を間隔をおいて転がり落ちていくマイクロチューバーを
光センサ10により検知してカウンタ11でカウントす
るように構成されている。また、供給口3と計数部8と
の間にはロート状の案内部材12が設置されている。計
数後のマイクロチューバは箱16に回収されるようにな
っている。
【0011】次に、前述のように構成された球状物計数
装置の作用を図2を参照して説明する。タンク1は、振
動器7の天板7a上に、供給口3が最下方位置になるよ
うに傾斜して固定されている。振動器7は8の字運動を
行い、タンク1の傾斜及びマイクロチューバーの形態に
起因し、タンク1の1次貯留部1Aに投入されたマイク
ロチューバー14は、隔壁2の端部とタンク1の側壁1
1 ,1S2 との間に形成された間隙L1 ,L2 (図1
参照)を通じて2次貯留部1Bに移動する。マイクロチ
ューバー14の1次貯留部1Aから2次貯留部1Bへの
移動は、隔壁2が生み出す間隙L1,L2 からしかなさ
れないため、供給口3で閉塞を生じない量のみのマイク
ロチューバー14が2次貯留部1B内に保持することが
可能である。
【0012】2次貯留部1Bへ移動したマイクロチュー
バー14は、供給口3より計数部8へ1個ずつ供給さ
れ、計数部8で計数される。計数部8での光センサ10
による正確な計数には、マイクロチューバー14が供給
口3を閉塞することなく1個ずつかつ適度な間隔で供給
口3を通過することが必要となる。
【0013】タンク1は振動器7によって8の字運動を
行うため、マイクロチューバー14は1次貯留部1A及
び2次貯留部1B内にて一定ではない種々の転がり運動
を行う。このマイクロチューバー自身の不規則な運動が
供給口3の閉塞を生じにくくしている。そして、供給口
3には、タンク1とは別個に固定された拡散器5が設置
されているため、拡散器5自体は運動しないが、タンク
1が運動しているので供給口3の付近に配置された拡散
器5の先端部は相対的に供給口付近で8の字状の運動を
することになる。この相対運動により、供給口3の付近
のマイクロチューバー14は分散させられ、供給口3の
閉塞が防止される。そして、拡散器5の供給口3に対す
る8の字状の相対運動によって、マイクロチューバー1
4は供給口3に1個ずつ切り出される。したがって、タ
ンク1の運動と拡散器5の協働により、マイクロチュー
バー14は供給口3より計数部8へ1個ずつ供給され
る。
【0014】計数部8に1個ずつ供給されたマイクロチ
ューバー14は、シュート9上を移動していく間に光セ
ンサ10により検知され、カウンタ11により計数され
る。計数後のマイクロチューバー14は箱16に回収さ
れる。
【0015】本実施例においては、マイクロチューバー
のサイズに応じて隔壁2とタンク1の側壁1S1 ,1S
2 との間に形成された間隙L1 ,L2 の寸法を調整し、
1次貯留部1Aから2次貯留部1Bへ最適量のマイクロ
チューバーが供給されるようにする。なお、間隙は隔壁
2に形成することもできる。
【0016】本実施例においては、タンク1の供給口3
に適度なサイズのスリット12aを有したスリット板1
2を挿入することにより、種々のサイズのマイクロチュ
ーバーの計数が可能である。計数速度及び精度等は、振
動器7の8の字運動の速度及び振幅、タンク1の傾斜程
度、隔壁2とタンク側壁との間隙の数及び寸法、拡散器
5の先端部の配置位置及び形態、供給口3に設置される
スリットのサイズ等によって調整可能である。
【0017】また、実施例においては、マイクロチュー
バーを振動器の振動とタンクの傾斜によって移動させる
例を説明したが、マイクロチューバーは振動器の振動の
みによっても移動させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マイクロチューバー等の球状物はタンク内の1次貯留部
に投入され、振動器の振動により球状物は1次貯留部か
ら間隙を通して2次貯留部に移動し、さらに供給口近傍
に移動する。供給口近傍に集合した球状物は拡散器によ
って拡散され、球状物は供給口には1個ずつ切り出さ
れ、供給口から排出されて計数部へ1個ずつ供給され、
ここで計数される。したがって、マイクロチューバー等
の概略球形をした不揃いなサイズの球状物を正確に計数
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る球状物計数装置の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】本発明に係る球状物計数装置の作用を説明する
斜視図である。
【符号の説明】
1 タンク 1A 1次貯留部 1B 2次貯留部 2 隔壁 3 供給口 5 拡散器 6 支持部 7 振動器 8 計数部 9 シュート 10 光センサ 11 カウンタ 12 スリット板 14 マイクロチューバー L1,L2 間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略球形をした球状物を貯留するタンク
    と、このタンクを載置して所定振動パターンで振動させ
    る振動器と、このタンク内を1次貯留部と2次貯留部と
    に仕切る隔壁と、この隔壁とタンク内壁との間又は隔壁
    に形成され前記1次貯留部に投入された球状物を前記2
    次貯留部に移動可能とする間隙と、前記タンクの外部に
    設置されタンクから供給される球状物を計数する計数部
    と、前記タンクに形成され前記2次貯留部に貯留された
    球状物をタンクから排出して前記計数部へ供給するため
    の供給口と、この供給口の近傍に設置され供給口に集合
    する球状物を拡散させるとともに球状物を1個ずつ供給
    口に切り出す拡散器とを備え、前記振動器の振動により
    球状物を1次貯留部から2次貯留部を介して供給口に移
    動させるように構成したことを特徴とする球状物計数装
    置。
  2. 【請求項2】 前記振動パターンは8の字運動であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の球状物計数装置。
  3. 【請求項3】 前記球状物はマイクロチューバーである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の球状物計数装
    置。
  4. 【請求項4】 前記タンクは前記供給口が最下方位置に
    なるように前記1次貯留部から供給口に向かって傾斜し
    ており、この傾斜と前記振動器の振動とにより球状物を
    1次貯留部から2次貯留部を介して供給口に移動させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の球状物計数装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017511262A (ja) * 2014-03-17 2017-04-20 グラビット,インク. スマートなブレーキ及び計測による電気付着把持システム
US10745164B2 (en) 2014-04-21 2020-08-18 Grabit, Inc. Automated item handling with reconfigurable totes
US10987815B2 (en) 2016-01-12 2021-04-27 Grabit, Inc. Methods and systems for electroadhesion-based manipulation and mechanical release in manufacturing

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