JPH09269915A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

Info

Publication number
JPH09269915A
JPH09269915A JP8103520A JP10352096A JPH09269915A JP H09269915 A JPH09269915 A JP H09269915A JP 8103520 A JP8103520 A JP 8103520A JP 10352096 A JP10352096 A JP 10352096A JP H09269915 A JPH09269915 A JP H09269915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
initialization
cache memory
microprocessor
valid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8103520A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Yoshida
一郎 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8103520A priority Critical patent/JPH09269915A/ja
Publication of JPH09269915A publication Critical patent/JPH09269915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインメモリ及びキャッシュメモリが接続さ
れるマイクロプロセッサにおいて、キャッシュメモリを
初期化する際、メインメモリのアクセス回数が大きく、
従って、キャッシュメモリの初期化処理時間が増大して
いた。 【解決手段】 メインメモリ2及びキャッシュメモリ3
が接続されるマイクロプロセッサ1’において、メイン
メモリ2のキャッシュメモリ3の初期化ルーチンを格納
する初期化メモリ12を内蔵せしめる。制御レジスタ1
3は初期化メモリ12の有効/無効ビットV及びブロッ
クサイズBNを記憶する。制御部11、ゲート回路1
4、15は、V=“0”(無効)のときにメインメモリ
2を読出し制御し、V=“1”(有効)のときに初期化
メモリ12を読出し制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロプロセッ
サ、特に、メインメモリ及びキャッシュメモリが接続さ
れるマイクロプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】キャッシュメモリが接続されたマイクロ
プロセッサにおいて、電源投入直後のキャッシュメモリ
の内容が不定のために、キャッシュメモリを使用する前
にキャッシュメモリの初期化つまりキャッシュメモリの
状態ビットをたとえば“0”とする必要がある。
【0003】図3は従来のマイクロコンピュータシステ
ムを示すブロック回路図である。図3において、1はマ
イクロプロセッサ(CPU)、2はアクセスタイムの大
きいメインメモリ(MSU)、アクセスタイムの小さい
キャッシュメモリである。マイクロプロセッサ1の制御
部11、メインメモリ2及びキャッシュメモリ3はバス
Bによって相互に接続され、メインメモリ2の読出し動
作は制御部11のリードイネーブル信号S1によって制
御され、キャッシュメモリ3の書込み動作は制御部11
のライトイネーブル信号S2によって制御される。ここ
で、キャッシュメモリ2の初期化ルーチンはメインメモ
リ3に格納されているものとする。
【0004】図4は図3のマイクロプロセッサ1の電源
投入時に動作する初期化ルーチンである。電源投入後
に、ステップ401において、キャッシュメモリ3を使
用するか否かを予め定められたポートの状態等により判
別する。この結果、キャッシュメモリ3を使用する場合
のみステップ402に進む。
【0005】ステップ402では、アドレスADDをキ
ャッシュメモリ3の初期化開始アドレスADDSとす
る。次に、ステップ403にてアドレスADDによりメ
インメモリ2の命令をフェッチしてキャッシュメモリ3
の初期化つまり状態ビットを“0”とする。この場合、
メインメモリ2のリードイネーブル信号S1を“1”と
し、キャッシュメモリ3のライトイネーブル信号S2を
“1”とする。そして、ステップ404、405により
初期化終了アドレスADDEまでステップ403を繰返
す。しかる後に、通常動作に進む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のマイクロ
コンピュータシステムにおいては、キャッシュメモリ3
の初期化を行うために、初期化アドレスADD毎にアク
セスタイムの大きいメインメモリ2をアクセスするの
で、そのアクセス回数が大きく、この結果、キャシュメ
モリ2の初期化処理時間が増大するという課題があっ
た。従って、本発明の目的は、メインメモリ及びキャッ
シュメモリが接続されるマイクロプロセッサのキャッシ
ュメモリの初期化処理時間を減少させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、キャッシュメモリの初期化ルーチンを格
納するメモリをマイクロプロセッサ内に内蔵せしめたも
のである。すなわち、キャッシュメモリを初期化する際
には、初期化ルーチンをメインメモリからマイクロプロ
セッサ内のメモリに強制的にロードする。しかる後に、
マイクロプロセッサ内のメモリを用いてキャッシュメモ
リを初期化する。これにより、キャッシュメモリの初期
化に伴うメインメモリのアクセス回数が減少する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るマイクロプロ
セッサの実施の形態を含むマイクロコンピュータシステ
ムを示すブロック回路図である。図1において、マイク
ロプロセッサ1’は、制御部11に加えて、キャッシュ
メモリ3の初期化ルーチンを格納するためのアクセスタ
イムの小さい初期化メモリ(一種のキャッシュメモリ)
12及び制御レジスタ13を有する。この制御レジスタ
13は、初期化メモリ12が有効か無効かを示す有効/
無効ビットV及び初期化メモリ12に格納される初期化
ルーチンのブロックサイズBNを格納するためのもので
ある。さらに、ゲート回路14、15は制御部13のリ
ードイネーブル信号S1を制御レジスタ13の有効/無
効ビットVに応じてメインメモリ2及び初期化メモリ1
2に送出するためのものである。すなわち、V=“0”
のときには、リードイネーブル信号S1はメインメモリ
2に送出され、他方、V=“1”のときには、リードイ
ネーブル信号S1は初期化メモリ12に送出される。ま
た、図1においても、キャッシュメモリ2の初期化ルー
チンはメインメモリ3に格納されているものとする。
【0009】図2は図1のマイクロプロセッサ1’の電
源投入時に動作する初期化ルーチンであって、図4のル
ーチンにステップ201〜204を付加したものであ
る。すなわち、電源投入後に、ステップ401におい
て、キャッシュメモリ3を使用するか否かを予め定めら
れたポートの状態等により判別する。この結果、キャッ
シュメモリ3を使用する場合のみステップ201に進
む。
【0010】ステップ201では、メインメモリ2に格
納されて初期化ルーチンのブロックサイズBNをメイン
メモリ2から読出して制御レジスタ13のブロックサイ
ズBNにバスBを介して設定する。この場合、リードイ
ネーブル信号S1を“1”とし、ゲート回路14を介し
てメインメモリ2に送出される。
【0011】次に、ステップ202にて、メインメモリ
2の初期化ルーチンをバスBを介して初期化メモリ12
に転送する。この場合、リードイネーブル信号S1及び
ライトイネーブル信号S3を“1”とする。次に、ステ
ップ203にて、制御レジスタ13の有効/無効ビット
Vを“1”にする。この結果、ゲート回路14がディセ
ーブルにされ、ゲート回路15がイネーブルにされる。
【0012】次に、ステップ402では、アドレスAD
Dをキャッシュメモリ2の初期化開始アドレスADDS
とする。次に、ステップ403にてアドレスADDによ
り初期化メモリ12の命令をフェッチしてキャッシュメ
モリ3の初期化つまり状態ビットを“0”とする。この
場合も、リードイネーブル信号S1を“1”とするが、
このリードイネーブル信号S1はゲート回路15によっ
て初期化メモリ12に送出される。また、キャッシュメ
モリ3のライトイネーブル信号S2を“1”とする。そ
して、ステップ404、405により初期化終了アドレ
スADDEまでステップ403を繰返す。なお、初期化
終了アドレスADDEは制御レジスタ13のブロックサ
イズBNを用いて予め演算されているものとする。
【0013】初期化ルーチンを初期化終了アドレスAD
DEまで実行すると、ステップ204に進み、制御レジ
スタ13の有効/無効ビットVを“0”にする。この結
果、ゲート回路14がイネーブルにされ、ゲート回路1
5がディセーブルにされる。しかる後に、通常動作に進
むが、キャッシュ初期化ルーチンの次のアドレスのフェ
ッチがゲート回路14のイネーブル状態によりメインメ
モリ2に対して行われることになる。
【0014】なお、上述の発明の実施の形態において
は、リードイネーブル信号S1のメインメモリ2、初期
化メモリ12への切替をゲート回路14、15によって
行っているが、ソフトウエアによって行うこともでき
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャッシュメモリの初期化をマイクロプロセッサ内蔵の初
期化メモリに格納された初期化ルーチンで行うので、メ
インメモリのアクセス回数を減少でき、従って、キャッ
シュメモリの初期化処理時間を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロプロセッサの実施の形態
を含むマイクロコンピュータシステムを示すブロック回
路図である。
【図2】図1のマイクロプロセッサの動作を示すフロー
チャートである。
【図3】従来のマイクロコンピュータシステムを示すブ
ロック回路図である。
【図4】図3のマイクロプロセッサの動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1、1’─マイクロプロセッサ 2─キャッシュメモリ 3─メインメモリ 11─制御部 12─初期化メモリ 13─制御レジスタ 14、15─ゲート回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリ(3)が接続されるマ
    イクロプロセッサにおいて、 前記キャッシュメモリの初期化ルーチンを格納するため
    の初期化メモリ(12)を内蔵せしめたことを特徴とす
    るマイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 メインメモリ(2)及びキャッシュメモ
    リ(3)が接続されるマイクロプロセッサにおいて、 前記メインメモリの任意のアドレスブロックを格納する
    メモリ(12)と、 該メモリの使用を制御する制御レジタス(13)と、 該制御レジスタの内容に応じて前記メモリを制御する制
    御手段(11、14、15)とを具備することを特徴と
    するマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記任意のアドレスブロックは前記キャ
    ッシュメモリの初期化プログラムを格納する請求項2に
    記載のマイクロプロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記キャッシュメモリの初期化プログラ
    ムが前記メモリに書込まれた後に該メモリの内容に応じ
    て前記キャッシュメモリの初期化を行う請求項3に記載
    のマイクロプロセッサ。
  5. 【請求項5】 キャッシュメモリ(3)及び該キャッシ
    ュメモリの初期化ルーチンが格納されたメインメモリ
    (2)に接続されるマイクロプロセッサにおいて、 前記初期化ルーチンを格納するための初期化メモリ(1
    2)と、 該初期化メモリの有効/無効ビット(V)を記憶する制
    御レジスタ(13)と、 前記制御レジスタの有効/無効ビットに応じて前記メイ
    ンメモリ及び前記初期化メモリのいずれかを読出す制御
    手段(11、14、15)とを具備することを特徴とす
    るマイクロプロセッサ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、 前記制御レジスタの有効/無効ビットが無効を示すとき
    に初期化ルーチンを前記メインメモリから前記初期化メ
    モリに転送する手段と、 前記制御レジスタの有効/無効ビットが有効を示すとき
    に前記初期化メモリの内容を用いて前記キャッシュメモ
    リを初期化する手段とを具備する請求項5に記載のマイ
    クロプロセッサ。
  7. 【請求項7】 前記制御レジスタは前記初期化メモリの
    有効ブロック数(BN)を記憶する請求項5に記載のマ
    イクロプロセッサ。
JP8103520A 1996-03-29 1996-03-29 マイクロプロセッサ Pending JPH09269915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8103520A JPH09269915A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 マイクロプロセッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8103520A JPH09269915A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 マイクロプロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09269915A true JPH09269915A (ja) 1997-10-14

Family

ID=14356222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8103520A Pending JPH09269915A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 マイクロプロセッサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09269915A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7356717B2 (en) Information processing apparatus with central processing unit and main memory having power saving mode, and power saving controlling method
JP3431626B2 (ja) データ処理装置
US5951685A (en) Computer system with system ROM including serial-access PROM coupled to an auto-configuring memory controller and method of shadowing BIOS code from PROM
US4949241A (en) Microcomputer system including a master processor and a slave processor synchronized by three control lines
US6401197B1 (en) Microprocessor and multiprocessor system
JP2504206B2 (ja) バスコントロ―ラ
JP3226055B2 (ja) 情報処理装置
US4926318A (en) Micro processor capable of being connected with a coprocessor
JP2001092662A (ja) プロセッサコア及びこれを用いたプロセッサ
US5664230A (en) Data processing with adaptable external burst memory access
US4344130A (en) Apparatus to execute DMA transfer between computing devices using a block move instruction
EP0361497B1 (en) Program/data memory employed in microcomputer system
US5361365A (en) Microprocessor for selectively performing cold and warm starts
JP2000276370A (ja) マイクロコンピュータ、電子機器及びエミュレーション方法
US5586336A (en) Microcomputer capable of monitoring internal resources from external
JPH09269915A (ja) マイクロプロセッサ
EP0333231B1 (en) Microcomputer system capable of accessing to memory at high speed
JP3422308B2 (ja) データ処理装置
JP3077807B2 (ja) マイクロコンピュータシステム
US20020004877A1 (en) Method and system for updating user memory in emulator systems
JP3168845B2 (ja) ディジタル信号処理装置
JP2002123425A (ja) メモリ制御装置およびメモリ制御方法
JPH01116702A (ja) シーケンスコントローラ
JP3242474B2 (ja) データ処理装置
JP3197045B2 (ja) 拡張中央演算処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980922