JPH09269398A - 高b含有オーステナイト系ステンレス鋼の熱間圧延用素材及び熱間圧延方法 - Google Patents

高b含有オーステナイト系ステンレス鋼の熱間圧延用素材及び熱間圧延方法

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JPH09269398A
JPH09269398A JP10388796A JP10388796A JPH09269398A JP H09269398 A JPH09269398 A JP H09269398A JP 10388796 A JP10388796 A JP 10388796A JP 10388796 A JP10388796 A JP 10388796A JP H09269398 A JPH09269398 A JP H09269398A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高B含有オーステナイト系ステンレス鋼の薄
肉熱延鋼帯を、耳割れの発生なく通常の大量生産ライン
で安定して低コストで製造する。 【構成】 この熱間圧延用素材は、B:0.6〜2.0
重量%を含むオーステナイト系ステンレス鋼のスラブの
側面に肉盛り溶接金属層が形成されている。肉盛り溶接
金属層は、δフェライト量が3〜12体積%,B含有量
が0.3重量%以下,厚みが3mm以上に調整されてい
る。この熱間圧延用素材は、熱延に先立って1100〜
1200℃の温度に加熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電用の核燃料
容器,使用済み燃料貯蔵ラック等の熱中性子遮蔽材料と
して使用される高B含有オーステナイト系ステンレス鋼
の熱間圧延用素材及び熱間圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電で発生する使用済み核燃料
は、再処理工場で処理されるまでの間、発電所内のプー
ルの中でラックに入れて保管される。ラックは、通常角
管でできた容器であり、使用済み燃料は中性子を放射す
ることから高い中性子吸収能を呈する材料で作製される
ことが要求される。このような熱中性子吸収材料とし
て、Bを添加したSUS304ステンレス鋼が使用され
ている。しかしながら、Bを添加すると、マトリックス
を脆化させるCr2 B,Fe2 B,(Fe,Cr)2
等の金属間化合物が生成する。金属間化合物の生成量は
B添加量に応じて増加し、それに伴って熱間での延性が
低下する。
【0003】単板の熱延では、加熱炉に鋳片を返送し、
加熱及び熱延を繰り返すことにより高温延性を確保しな
がら薄鋼板に製造できる。しかし、高生産性の製造手段
であるタンデムタイプの熱間圧延機で鋼帯を製造する場
合、機構上の制約から再加熱を採用できないため、熱間
圧延時に温度低下が早期に生じる鋼帯の頭部や尾部にお
いて割れが発生し易く、また鋼帯の幅方向では耳割れ等
の欠陥が発生し易くなる。熱延時の温度低下に起因した
耳割れ発生は、たとえば特開昭63−220904号公
報で紹介されているように、B添加ステンレス鋼を鉄皮
で包んで分解圧延又は熱間圧延するパック圧延法で防止
できる。また、特開昭61−222612号公報では、
鉄筒で密着包囲したB含有オーステナイトステンレス鋼
を分塊圧延又は鍛造し、素材表面に付着している鉄層を
除去した後、素材端部に鋼条片をオーステナイト系ステ
ンレス鋼で肉盛り溶接し、熱間圧延することにより耳割
れ発生を防止している。
【0004】しかし、パック圧延法では、直方体形状の
鋳塊表面を鉄皮で包むため、包み込み作業や圧延後に鉄
皮を除去する作業が必要になる。その結果、工程が複雑
化し、生産コストが大幅に上昇する。鋼条片を素材のエ
ッジ部に溶接付けする方法では、高精度で開先加工され
た鋼条片を用意し、且つ熱延中に鋼条片が剥離しないよ
うに完全に鋼条片を素材に溶接付けする必要がある。そ
のため、80mm以上の厚みをもつ連鋳スラブや分塊ス
ラブにこの方法を適用することは困難である。ところ
で、熱間圧延時の耳割れを防止しながら脆弱な材質の鋼
板を製造する方法として、スラブ側面に軟鋼相当材質の
溶接棒を用いて肉盛り溶接する方法が特開昭59−15
0603号公報で紹介されている。単にスラブ側面に肉
盛り溶接したままの素材を使用することにより耳割れを
防止できると、開先加工した鋼材を必要とすることな
く、且つ厚み80mm以上の連鋳スラブや分塊圧延又は
鍛造スラブにも適用することができる。また、スラブ全
面を鉄皮で包み熱延する場合に比較して、エッジ部の不
要部をトリマー等で簡単に除去できる利点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、肉盛り溶接法
を単純に高B含有オーステナイト系ステンレス鋼に適用
すると、母材中のBが肉盛り溶接部へ拡散して硼化物を
形成し、硼化物が低融点の共晶となって最終凝固部に集
積されることに起因し、溶接割れが発生し易い。たとえ
ば、市販の溶接材料を用いて高B含有オーステナイトス
テンレス鋼に肉盛り溶接すると、軟鋼相当の材質は勿
論、SUS304系のステンレス鋼母材の溶接に使用さ
れるオーステナイト系ステンレス鋼製の溶接材料であっ
ても、溶接割れを完全に防止することは困難である。特
に、溶接棒よりも肉盛り溶接に適したバンドアーク溶接
では、最終凝固部における凝固収縮力が大きくなるた
め、溶接割れ発生傾向が顕著になる。
【0006】低融点共晶に由来する溶接割れは、B添加
溶接材料の使用により防止できることが特開平5−69
186号公報で紹介されている。この方法では、逆にB
を溶接材料に添加して積極的に共晶を生成し、最終凝固
部で発生する開口部を共晶でヒーリングすることにより
溶接割れを防止している。しかし、溶接金属のB量が母
材レベルまで高くなるため、溶接割れは無くなるもの
の、熱延時の耳割れを防止できない。このような問題が
あるため、スラブ側面を肉盛り溶接する際の溶接割れを
防止すると共に、被覆した高B含有ステンレス鋼素材か
ら耳割れの発生がない熱延鋼帯を低コストで製造する技
術は確立されていなかった。本発明は、このような問題
を解消すべく案出されたものであり、δフェライト量,
B含有量,厚みが特定された肉盛り溶接金属層をスラブ
側面に設けることにより、耳割れ発生なく熱延可能な高
B含有オーステナイト系ステンレス鋼の熱間圧延用素材
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の高B含有オース
テナイト系ステンレス鋼の熱間圧延用素材は、その目的
を達成するため、B:0.6〜2.0重量%を含むオー
ステナイト系ステンレス鋼のスラブと、該スラブの側面
に形成された肉盛り溶接金属層とを備え、該肉盛り溶接
金属層のδフェライト量が3〜12体積%,B含有量が
0.3重量%以下,厚みが3mm以上であることを特徴
とする。この熱間圧延用素材は、1100〜1200℃
の温度に加熱した後、熱間圧延される。
【0008】
【実施の形態】本発明者等は、オーステナイト系ステン
レス鋼にみられる溶接割れの一般的な防止手段である凝
固ままのときのδフェライト量を増加させた溶接材料を
使用し、B無添加及びB:1.1重量%添加のオーステ
ナイト系ステンレス鋼を溶接し、形成されたビード,す
なわち溶接金属の割れを調査した。その結果、B無添加
の母材では、凝固ままでのδフェライト量が多い溶接材
料ほど、溶接割れが減少していた。他方、B添加の母材
では、溶接割れの低減がみられなかった。また、溶接金
属のδフェライト量を測定したところ、B無添加の母材
ではほぼ溶接材料の凝固ままのときのδフェライト量を
示すのに対し、B添加の母材ではδフェライト量が著し
く少なかった。このようなδフェライト量の相違は、B
を添加した母材が溶融金属に溶け合うとき、(Fe,C
r)2 BやCr2 Bの硼化物が生成され、溶接金属中の
有効Cr量が減少することに原因があるものと推定し
た。この推定の下で、母材中のB量及び溶接方法を変更
することにより希釈率を調節し、希釈率が溶接金属中の
δフェライト量に及ぼす影響を調査した。その結果、母
材中のB量が多く且つ希釈率が高いものほど、溶接金属
中のδフェライト量が減少することを見い出した。
【0009】そこで、溶接金属中における有効Cr分の
減少分を補うため種々の量でCrを添加したフラックス
を使用して溶接金属中のδフェライト量を変化させ、δ
フェライト量が溶接割れの低減に及ぼす影響を調査し
た。その結果、図1にみられるように溶接金属中のδフ
ェライト量が増加するにつれて溶接割れが低減し、δフ
ェライト量が3体積%以上になると溶接割れがほぼ完全
に防止できることを見い出した。すなわち、Bにより消
費された有効Cr量をフラックスや溶接材料から補うこ
とにより、溶接金属中のδフェライト量を3体積%以上
に確保するとき、溶接割れを防止することが可能とな
る。次いで、高B含有ステンレス鋼の耳割れ防止に及ぼ
すエッジ肉盛り溶接の作用を調査する熱延実験を行っ
た。エッジに肉盛り溶接をしない場合、耳割れが発生し
たときの熱延板温度は800℃から1050℃の範囲で
変化したが、この熱延板の温度変化に関係なく6パス目
で耳割れが発生した。このことから、耳割れは、熱延板
の温度よりも圧延時のトータル圧下率に対する依存度が
高いことが判る。そこで、肉盛り厚みを一定値5mmに
設定し、種々の条件で肉盛り溶接した同一厚みの素材を
1パス当りの圧下率を一定にした多パス熱延実験に供
し、耳割れが発生したパス回数を調査した。調査結果
を、図2に示す。なお、図中のA〜Cは溶接条件の相違
を示し、溶接条件Aが最も希釈率が低く、次にB、そし
てCが最も希釈率が高くなるように設定した。
【0010】図2にみられるように、肉盛り溶接なしで
は6パスで耳割れが発生した。他方、δフェライト量が
3〜12体積%の肉盛り溶接金属層を設けた場合、6パ
スまで耳割れが発生せず、耳割れが抑制できることが確
認された、更に、トータル圧下率94%以上の10パス
圧延を施したとき、熱延終了時の熱延板表面温度が80
0℃以下でも耳割れが発生しないケースもみられた、し
かし、δフェライト量が12体積%を超えると、却って
耳割れの発生が検出された。これは、二相化により高温
延性が低下したことに起因するものと考えられる。溶接
条件に関しては、条件Aで最も耳割れ抑制効果が大き
く、条件Cでは耳割れの発生に対し大きな改善がみられ
なかった。このことから、希釈率が低い溶接条件ほど、
耳割れの発生が抑制されることが判る。すなわち、希釈
率が低い場合、母材から溶け込むB量が少なく、肉盛り
溶接部のB量がそれほど高くならなかったためと考えら
れる。そこで、肉盛り溶接部のBを分析し、肉盛り溶接
部のB量と耳割れ防止効果との関係を調査した。その結
果、B量を0.3重量%以下にすることにより明確な耳
割れ防止効果が発現し、特に0.15重量%以下で耳割
れが防止されることを見い出した。
【0011】B含有量が0.6〜2.0重量%のオース
テナイト系ステンレス鋼について同様に実験した。その
結果、エッジ部への肉盛り溶接がないとB量の増加に従
って耳割れの発生が早くなるが、肉盛り溶接したときに
はB含有量1.1重量%の場合と同様の結果が得られ
た。したがって、耳割れを防止するためには、肉盛り溶
接部のδフェライト量を3〜12体積%,好ましくは5
〜10体積%とし、且つB量を0.3重量%以下,好ま
しくは0.15重量%以下にすること有効であるといえ
る。更に、肉盛り溶接金属層の厚みと耳割れが発生する
パス回数との関係を調査した。調査結果を示す図3にみ
られるように、肉盛り溶接部のδフェライト量及びB量
を前述した適正範囲に維持する条件下では肉盛り溶接金
属層の厚みを2mm以上にすることにより耳割れの発生
が抑制できることを見い出した。実操業面では、加熱炉
での酸化スケールロス,肉盛り溶接金属層表面の凹凸等
を考慮し、適正厚みを3mm以上に設定することによ
り、耳割れ発生が防止される。しかし、過度に厚い肉盛
り溶接金属層は、溶接コストを上昇させることになるの
で好ましくない。
【0012】スラブ側面に形成される肉盛り溶接金属層
は、熱延終了後にトリマー等で簡単に除去できる。ま
た、肉盛り溶接金属層が薄く且つ鋼条片等を溶接してい
ないので、トリマー等を使用した除去作業は大きな負担
にならない。肉盛り溶接金属層が設けられた熱間圧延用
素材は、熱延に先立って1100〜1200℃に加熱さ
れる。加熱温度が1200℃を超えると、硼化物とγ−
Feとの共晶点が1226〜1270℃の温度範囲にあ
るため、硼化物の溶融によって粒界強度が著しく低下
し、スラブ抽出時に内部亀裂が発生する虞れがある。し
かし、B含有オーステナイト系ステンレス鋼の熱間変形
抵抗はB含有量の増加に伴って大きくなるので、圧延機
への負荷を軽減するためには可能な限り高い温度で熱延
を開始することが好ましい。このようなことから熱延前
の加熱温度は、1200℃を超えない1150〜120
0℃の範囲に厳密に調整する。
【0013】
【実施例】表1に示す組成をもつB含有オーステナイト
系ステンレス鋼の鋼塊及び連鋳スラブを製造した。鋼塊
については分塊圧延又は鍛造後、連鋳スラブは直接、そ
れぞれのスラブの側面にバンドアーク溶接によって肉盛
り溶接し、1100〜1200℃に加熱した後、再加熱
なしで熱間圧延し、厚み100mm以上のそれぞれのス
ラブから6mm以下の熱延鋼帯を得た。バンドアーク溶
接は、表2に示した組成をもつ溶接材料(フープ)を使
用し、表3の溶接条件を採用した。なお、肉盛り溶接金
属層のδフェライト量は、バンドアーク溶接に使用した
フラックス中のCr量を変えることにより調整した。ま
た、肉盛り厚み及びB量は、厚み方向の肉盛り数を変え
ることにより調整した。得られた熱延鋼帯の耳割れ発生
状況を調査した結果を、表3に併せ示す。表3から明ら
かなように、本発明に従って肉盛り溶接した素材を熱延
したものでは、耳割れのない良好な品質の熱延鋼帯であ
った。これに対し、肉盛り溶接しない素材は勿論、本発
明で規定した条件を外れる肉盛り溶接金属層を設けた素
材を熱延したものでは、全て耳割れが発生しており、良
好な品質の熱延鋼帯が得られなかった。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の熱間圧
延用素材は、高B含有オーステナイト系ステンレス鋼ス
ラブの側面に、δフェライト量3〜12体積%,B含有
量0.3重量%以下,厚み3mm以上の肉盛り溶接金属
層を設けている。この肉盛り溶接金属層により熱延時の
耳割れ発生が防止され、品質が良好な高B含有オーステ
ナイト系ステンレス鋼帯を工業的に安定して製造するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 B含有量1.1重量%の素材について溶接金
属中のδフェライト量が溶接割れ個数に及ぼす影響
【図2】 B含有量1.1重量%の素材を熱間圧延した
とき、耳割れが発生するパス回数に及ぼすδフェライト
量及び溶接条件の影響
【図3】 B含有量1.1重量%の素材を熱間圧延した
とき、耳割れが発生するパス回数に及ぼす肉盛り溶接金
属層の厚みの影響
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/00 302 C22C 38/00 302L 38/54 38/54 G21F 3/00 G21F 3/00 N (72)発明者 長谷川 守弘 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新製 鋼株式会社技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 B:0.6〜2.0重量%を含むオース
    テナイト系ステンレス鋼のスラブと、該スラブの側面に
    形成された肉盛り溶接金属層とを備え、該肉盛り溶接金
    属層のδフェライト量が3〜12体積%,B含有量が
    0.3重量%以下,厚みが3mm以上であることを特徴
    とする高B含有オーステナイト系ステンレス鋼の熱間圧
    延用素材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱間圧延用素材を110
    0〜1200℃の温度に加熱した後、熱間圧延すること
    を特徴とする高B含有オーステナイト系ステンレス鋼の
    熱間圧延用素材の熱間圧延方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010071868A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 使用済核燃料貯蔵ラックの製造方法、その方法に用いられる溶加材及びその方法により製造された使用済核燃料貯蔵ラック

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