JPH09269320A - 水質計 - Google Patents

水質計

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JPH09269320A
JPH09269320A JP7970196A JP7970196A JPH09269320A JP H09269320 A JPH09269320 A JP H09269320A JP 7970196 A JP7970196 A JP 7970196A JP 7970196 A JP7970196 A JP 7970196A JP H09269320 A JPH09269320 A JP H09269320A
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JP
Japan
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water
measured
concentration
sensor
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP7970196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Kawamoto
公太郎 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH09269320A publication Critical patent/JPH09269320A/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用している濃度センサが測定不能な高濃度
な測定水も測定できる水質計を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 測定水Aにゼロ水Cを混合する流量調整
弁4と、濃度センサ2の測定値が上限値またはその付近
になったことを検出するまでは濃度センサ2の測定値か
ら測定水の濃度を演算して出力し、濃度センサ2の測定
値が上限値またはその付近になったことを検出して流量
調整弁4にゼロ水Cの混合を指示すると共に、その希釈
倍率に応じて補正して測定水の濃度を演算して出力する
制御演算部5とを設けたことを特徴とし、測定レンジを
濃度センサ単体の測定レンジよりも拡大できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測定水の濃度を濃度
センサで測定する水質計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】測定水の濁度や色度などの濃度を測定す
る場合、光学式の濃度センサを使用した水質計では、測
定水に光を透過させて受光部に到達する光量によって濃
度が測定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、高濃度の測定
水が流入してきた場合には、光が透過しなくなって測定
不能となる。濁度や色度以外の測定項目においても同様
に濃度センサが飽和してしまって測定不能となるのが現
状である。
【0004】本発明は使用している濃度センサが測定不
能な高濃度な測定水も測定できる水質計を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の水質計は、測定
水の濃度を濃度センサで測定する水質計において、濃度
センサで測定する測定水に希釈水を混合する希釈水混合
手段と、濃度センサの測定値が上限値またはその付近に
なったことを検出するまでは濃度センサの測定値から測
定水の濃度を演算して出力し、濃度センサの測定値が上
限値またはその付近になったことを検出して希釈水混合
手段に希釈水の混合を指示すると共に、濃度センサの測
定値を希釈水混合手段による希釈倍率に応じて補正して
測定水の濃度を演算して出力する制御演算部とを設けた
ことを特徴とし、測定水が高濃度でない場合には測定水
が濃度センサにそのまま流入して測定され、測定水が高
濃度である場合には制御演算部が希釈水混合手段に指示
して測定水が希釈水で希釈されてから濃度センサに流入
して測定される。測定水を希釈した場合には制御演算部
によって濃度センサの測定値が補正されて実際の濃度が
出力される。なお、希釈水としては純水が使用される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水質計を図1〜図
4に示す実施の形態に基づいて説明する。 〔実施の形態.1〕図1は〔実施の形態.1〕を示す。
【0007】測定水Aは流入管1から濃度センサ2に流
入し、排水管3から排水Bとなって排水される。濃度セ
ンサ2は通過する測定水Aの濃度を測定して測定値とし
てのセンサ出力S0 の電気信号を出力する。
【0008】4は希釈水混合手段としての自動流量調整
弁で、流入管1へ注入するゼロ水Cの流量を調節するこ
とができる。ゼロ水Cとしては純水が使用されている。
5は制御演算部で、自動流量調整弁4を制御信号S1
制御して流入管1へ注入するゼロ水Cの流量を制御する
機能と、センサ出力S0 の補正機能を有している。
【0009】なお、以下の説明では流入管1に流れ込ん
でいる測定水Aの単位時間当たりの流量が既知であると
して説明する。具体的には制御演算部5は次のように構
成されている。
【0010】制御演算部5は、センサ出力S0 に基づい
て濃度センサ2の測定値が上限値またはその付近になっ
たかどうかを判定し、濃度センサ2の測定値が上限値ま
たはその付近になるまでは流入管1へゼロ水Cを注入し
ないように制御信号S1 を出力してセンサ出力S0 を測
定値としてそのまま測定値出力S2 に出力する。
【0011】制御演算部5が濃度センサ2の測定値が上
限値またはその付近になったと判定した場合には、セン
サ出力S0 が適当なレベルになるまでゼロ水Cを注入す
るように自動流量調整弁4を制御し、このようにゼロ水
Cで測定水Aを希釈した場合には、測定水Aの単位時間
当たりの流量とゼロ水Cの単位時間当たりの流量とから
求まる希釈倍率に基づいてセンサ出力S0 を補正して測
定値出力S2 に出力する。
【0012】このように構成したため、制御演算部5が
必要に応じて自動流量調整弁4を制御して測定水Aをゼ
ロ水Cで希釈して濃度センサ2が飽和する事態を回避す
ることができ、しかも希釈倍率に応じて濃度センサ2の
センサ出力S0 を自動補正するため、水質計の測定レン
ジを濃度センサ2単体の測定レンジよりも拡大すること
ができる。
【0013】〔実施の形態.2〕図2は〔実施の形態.
2〕を示す。この〔実施の形態.2〕では〔実施の形
態.1〕における自動流量調整弁4に相当する部分が、
電磁弁6と流量調整弁7とで構成されている。制御演算
部5によって濃度センサ2の測定値が上限値またはその
付近になったと判定した場合に制御信号S1 で電磁弁6
が開かれ、流量調整弁7で予め設定された流量が制限さ
れたゼロ水Cが測定水Aに混合され、測定水Aが所定の
倍率で希釈される。その他の部分は〔実施の形態.1〕
と同様である。
【0014】〔実施の形態.3〕図3は〔実施の形態.
3〕を示す。〔実施の形態.2〕では希釈倍率が流量調
整弁7によって予め設定されていて制御演算部5を多段
に変更できなかったが、この〔実施の形態.3〕では電
磁弁6aと流量調整弁7aの直列流路,電磁弁6bと流
量調整弁7bの直列流路が並列に流入管1に接続されて
いる。電磁弁6a,6bは制御演算部5の制御信号
11,S12で制御されている。
【0015】具体的には、流量調整弁7aと流量調整弁
7bの設定流量を異ならせて設定してある場合には、流
量調整弁7aを単独で開いた状態と、流量調整弁7bを
単独で開いた状態と、流量調整弁7a,7bをともに開
いた状態との3段階に制御演算部5が希釈倍率を自動切
り換えできる。その他の部分は〔実施の形態.2〕と同
様である。
【0016】この〔実施の形態.3〕では3段に希釈倍
率を切り換える場合を説明したが、流量調整弁と流量調
整弁の直列回路の流路数をさらに多段にして、より多段
に切り換えることができる。
【0017】〔実施の形態.4〕図4は〔実施の形態.
4〕を示す。〔実施の形態.1〕では測定水Aとは別に
ゼロ水Cを用意することが必要であったが、この〔実施
の形態.4〕の実施の形態では測定水Aの一部を精製フ
ィルタ8で精製してゼロ水Cとして希釈に使用してい
る。その他の部分は〔実施の形態.1〕と同様である。
【0018】なお、〔実施の形態.2〕〔実施の形態.
3〕においても、この〔実施の形態.4〕と同様に精製
フィルタ8によって測定水Aの一部を精製してゼロ水C
として希釈に使用することによってゼロ水Cを用意しな
くてもよくなる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の水質計によれば、
濃度センサで測定する測定水に希釈水を混合する希釈水
混合手段と、濃度センサの測定値が上限値またはその付
近になったことを検出するまでは濃度センサの測定値か
ら測定水の濃度を演算して出力し、濃度センサの測定値
が上限値またはその付近になったことを検出して希釈水
混合手段に希釈水の混合を指示すると共に、濃度センサ
の測定値を希釈水混合手段による希釈倍率に応じて補正
して測定水の濃度を演算して出力する制御演算部とを設
けたため、測定水が高濃度である場合には制御演算部が
希釈水混合手段に指示して測定水が希釈水で希釈されて
から濃度センサに流入して測定され、制御演算部によっ
て濃度センサの測定値が補正されて実際の濃度が出力さ
れるので、測定レンジを濃度センサ単体の測定レンジよ
りも拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】〔実施の形態.1〕を示す構成図
【図2】〔実施の形態.2〕を示す構成図
【図3】〔実施の形態.3〕を示す構成図
【図4】〔実施の形態.4〕を示す構成図
【符号の説明】
A 測定水 B 排水 C ゼロ水 1 流入管 2 濃度センサ 3 排水管 4 自動流量調整弁〔希釈水混合手段〕 5 制御演算部 6 電磁弁 7 流量調整弁 8 精製フィルタ S0 センサ出力 S1 制御信号 S2 測定値出力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定水の濃度を濃度センサで測定する水
    質計において、濃度センサで測定する測定水に希釈水を
    混合する希釈水混合手段と、濃度センサの測定値が上限
    値またはその付近になったことを検出するまでは濃度セ
    ンサの測定値から測定水の濃度を演算して出力し、濃度
    センサの測定値が上限値またはその付近になったことを
    検出して希釈水混合手段に希釈水の混合を指示すると共
    に、濃度センサの測定値を希釈水混合手段による希釈倍
    率に応じて補正して測定水の濃度を演算して出力する制
    御演算部とを設けた水質計。
JP7970196A 1996-04-02 1996-04-02 水質計 Pending JPH09269320A (ja)

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