JPH09267274A - 電動工具の連動給油装置 - Google Patents
電動工具の連動給油装置Info
- Publication number
- JPH09267274A JPH09267274A JP8076644A JP7664496A JPH09267274A JP H09267274 A JPH09267274 A JP H09267274A JP 8076644 A JP8076644 A JP 8076644A JP 7664496 A JP7664496 A JP 7664496A JP H09267274 A JPH09267274 A JP H09267274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- lubricant
- bevel gear
- lock pin
- oil feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、歯車の回転によって潤滑剤が飛散
してしまったとしても、容易に歯車への給油が可能な歯
車給油装置を提供することである。 【解決手段】 ロックピン７と連動して大傘歯車１に近
接あるいは接触する平坦または大傘歯車１の形状に沿っ
た形状をしたプレート７を設ける。
してしまったとしても、容易に歯車への給油が可能な歯
車給油装置を提供することである。 【解決手段】 ロックピン７と連動して大傘歯車１に近
接あるいは接触する平坦または大傘歯車１の形状に沿っ
た形状をしたプレート７を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は歯車装置を有する電
動工具の潤滑剤を他の作業と同時に歯車に給油する給油
装置に関するものである。
動工具の潤滑剤を他の作業と同時に歯車に給油する給油
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】歯車装置を有する従来の電動工具は、歯
車の摩耗を防止するために歯車室内にグリース等の潤滑
剤が注入されていた。
車の摩耗を防止するために歯車室内にグリース等の潤滑
剤が注入されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
電動工具は、歯車室内に潤滑剤を注入することで歯車の
摩耗を防止しようとしているが、歯車の回転により潤滑
剤が飛散し歯車の潤滑性が低下してしまうといった欠点
があった。また、歯車の潤滑性低下を防止するために歯
車室内に潤滑剤を充填させると潤滑剤によって歯車への
抵抗が大きくなり回転効率が低下してしまうといった欠
点があった。本発明は、上記欠点を解消し、歯車の回転
により潤滑剤が飛散してしまったとしても、容易に歯車
へ潤滑剤を給油することができる電動工具の給油装置を
提供することである。
電動工具は、歯車室内に潤滑剤を注入することで歯車の
摩耗を防止しようとしているが、歯車の回転により潤滑
剤が飛散し歯車の潤滑性が低下してしまうといった欠点
があった。また、歯車の潤滑性低下を防止するために歯
車室内に潤滑剤を充填させると潤滑剤によって歯車への
抵抗が大きくなり回転効率が低下してしまうといった欠
点があった。本発明は、上記欠点を解消し、歯車の回転
により潤滑剤が飛散してしまったとしても、容易に歯車
へ潤滑剤を給油することができる電動工具の給油装置を
提供することである。
【０００４】
【発明が解決するための手段】上記目的は、摩耗した刃
具を交換する際に刃具を一時的に固定するロックピンが
設けられている電動工具において、前記ロックピンと連
動して歯車に近接あるいは接触する平坦または歯車の形
状に沿った形状をしたプレートを設けることにより達成
される。
具を交換する際に刃具を一時的に固定するロックピンが
設けられている電動工具において、前記ロックピンと連
動して歯車に近接あるいは接触する平坦または歯車の形
状に沿った形状をしたプレートを設けることにより達成
される。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明給油装置を採用した
ディスクグラインダの一実施例を示す要部断面図であ
り、図２は図１の要部拡大図である。図に示したディス
クグラインダは、図示しないモータのシャフト４及び小
傘歯車２から大傘歯車１に動力が伝達され、スピンドル
５の先端に装着された砥石６が回転し鋼材等の研削を行
うものである。大傘歯車１のロックピン穴１１にロック
ピン７を押込み、スピンドル５を固定して固定ねじ８を
緩めることにより砥石６は交換が可能となる。なお大傘
歯車１と小傘歯車２からなる歯車装置が歯車カバー３内
に密閉されており、組立ての際に一定量の潤滑剤９が大
傘歯車１、小傘歯車２及び歯車カバー３の内部に注入さ
れている。図に示すようにロックピン７には給油用プレ
ート１０が歯車カバー３の上面内壁に接するように装着
されており、ロックピン７を押込んだ際にプレート１０
が大傘歯車１に近接あるいは接触する構成となってい
る。上記した構成とすることによって、歯車の遠心力に
よって飛散してしまう潤滑剤９は歯車カバー３の内壁上
面及び給油用プレート１０に付着するようになる。
ディスクグラインダの一実施例を示す要部断面図であ
り、図２は図１の要部拡大図である。図に示したディス
クグラインダは、図示しないモータのシャフト４及び小
傘歯車２から大傘歯車１に動力が伝達され、スピンドル
５の先端に装着された砥石６が回転し鋼材等の研削を行
うものである。大傘歯車１のロックピン穴１１にロック
ピン７を押込み、スピンドル５を固定して固定ねじ８を
緩めることにより砥石６は交換が可能となる。なお大傘
歯車１と小傘歯車２からなる歯車装置が歯車カバー３内
に密閉されており、組立ての際に一定量の潤滑剤９が大
傘歯車１、小傘歯車２及び歯車カバー３の内部に注入さ
れている。図に示すようにロックピン７には給油用プレ
ート１０が歯車カバー３の上面内壁に接するように装着
されており、ロックピン７を押込んだ際にプレート１０
が大傘歯車１に近接あるいは接触する構成となってい
る。上記した構成とすることによって、歯車の遠心力に
よって飛散してしまう潤滑剤９は歯車カバー３の内壁上
面及び給油用プレート１０に付着するようになる。
【０００６】ロックピン７を大傘歯車１に数個所設けら
れたピン穴１１に押込む作業を行うと、潤滑剤９が表面
に付着した給油用プレート１０がロックピン７と連動し
て下降するため、大傘歯車１の歯部に給油用プレート１
０の表面に付着した潤滑剤９が接触する。なおピン穴１
１は通常２〜４個所設けられているため、ロックピン７
とピン穴１１を合致させるには大傘歯車１を回転させる
必要があり、このため潤滑剤９は大傘歯車１の回転した
距離だけ歯部に付着する。上記したように、ロックピン
７を大傘歯車１に設けられたピン穴１１に押込むという
簡単な作業を行うと、これに連動して大傘歯車１の歯部
への潤滑剤９の給油も行われるようになるので、容易に
歯車の潤滑性低下を防止することができるようになる。
れたピン穴１１に押込む作業を行うと、潤滑剤９が表面
に付着した給油用プレート１０がロックピン７と連動し
て下降するため、大傘歯車１の歯部に給油用プレート１
０の表面に付着した潤滑剤９が接触する。なおピン穴１
１は通常２〜４個所設けられているため、ロックピン７
とピン穴１１を合致させるには大傘歯車１を回転させる
必要があり、このため潤滑剤９は大傘歯車１の回転した
距離だけ歯部に付着する。上記したように、ロックピン
７を大傘歯車１に設けられたピン穴１１に押込むという
簡単な作業を行うと、これに連動して大傘歯車１の歯部
への潤滑剤９の給油も行われるようになるので、容易に
歯車の潤滑性低下を防止することができるようになる。
【０００７】なお、図２では給油用プレート１０の大き
さを小さいものとしたが、大傘歯車１の全体を覆う程の
大きさとすることにより、給油面への潤滑剤９の供給効
率を向上させることができる。また給油用プレート１０
は、金属やセラミック、プラスチック等の歯車表面に押
付けられた際に破損することのない材料で形成されるこ
とが好ましい。
さを小さいものとしたが、大傘歯車１の全体を覆う程の
大きさとすることにより、給油面への潤滑剤９の供給効
率を向上させることができる。また給油用プレート１０
は、金属やセラミック、プラスチック等の歯車表面に押
付けられた際に破損することのない材料で形成されるこ
とが好ましい。
【０００８】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、ロック
ピンと連動して歯車に近接あるいは接触する平坦または
歯車の形状に沿った形状をしたプレートを設け、ロック
ピンを歯車に設けられたピン穴に押込む作業を行うと、
これに連動して歯部への潤滑剤の給油が行われる構成と
したので、容易に歯車の潤滑性低下を防止することが可
能となる。また、電動工具の刃具の交換の際に必然的に
給油が行われるので効率的に歯車の早期摩耗を防止する
ことが可能となる。
ピンと連動して歯車に近接あるいは接触する平坦または
歯車の形状に沿った形状をしたプレートを設け、ロック
ピンを歯車に設けられたピン穴に押込む作業を行うと、
これに連動して歯部への潤滑剤の給油が行われる構成と
したので、容易に歯車の潤滑性低下を防止することが可
能となる。また、電動工具の刃具の交換の際に必然的に
給油が行われるので効率的に歯車の早期摩耗を防止する
ことが可能となる。
【図１】 本発明給油装置を採用したディスクグライン
ダの一実施例を示す要部断面図。
ダの一実施例を示す要部断面図。
【図２】 図１の要部拡大図。
１は大傘歯車、２は小傘歯車、４はシャフト、５はスピ
ンドル、６は砥石、７はロックピン、９は潤滑剤、１０
は給油用プレート、１１はピン穴である。
ンドル、６は砥石、７はロックピン、９は潤滑剤、１０
は給油用プレート、１１はピン穴である。
Claims (1)
- 【請求項１】 歯車が収納された歯車カバーを有し、歯
車を一時的に固定するロックピンが設けられている電動
工具において、 前記ロックピンと連動して歯車に近接あるいは接触する
平坦または歯車の形状に沿った形状をしたプレートを設
けたことを特徴とする電動工具の連動給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076644A JPH09267274A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電動工具の連動給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076644A JPH09267274A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電動工具の連動給油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09267274A true JPH09267274A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13611107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8076644A Withdrawn JPH09267274A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電動工具の連動給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09267274A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0925882A2 (en) * | 1997-12-01 | 1999-06-30 | Black & Decker Inc. | Power tool with lubricating system |
| EP1207020A2 (en) * | 2000-11-15 | 2002-05-22 | Atlas Copco Tools Ab | Portable power tool with grease lubricated angle drive |
| KR100824954B1 (ko) * | 2007-04-17 | 2008-04-28 | 이더블유에스 코리아 주식회사 | 터렛공구대의 공구홀더 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8076644A patent/JPH09267274A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0925882A2 (en) * | 1997-12-01 | 1999-06-30 | Black & Decker Inc. | Power tool with lubricating system |
| EP0925882A3 (en) * | 1997-12-01 | 2002-01-02 | Black & Decker Inc. | Power tool with lubricating system |
| EP1207020A2 (en) * | 2000-11-15 | 2002-05-22 | Atlas Copco Tools Ab | Portable power tool with grease lubricated angle drive |
| EP1207020A3 (en) * | 2000-11-15 | 2003-10-22 | Atlas Copco Tools Ab | Portable power tool with grease lubricated angle drive |
| KR100824954B1 (ko) * | 2007-04-17 | 2008-04-28 | 이더블유에스 코리아 주식회사 | 터렛공구대의 공구홀더 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |