JPH09267199A - 油圧過負荷防止装置 - Google Patents

油圧過負荷防止装置

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JPH09267199A
JPH09267199A JP8077092A JP7709296A JPH09267199A JP H09267199 A JPH09267199 A JP H09267199A JP 8077092 A JP8077092 A JP 8077092A JP 7709296 A JP7709296 A JP 7709296A JP H09267199 A JPH09267199 A JP H09267199A
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Kimisuke Fujii
公右 藤井
Takayoshi Fujimoto
隆義 藤元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス機械における過負荷の発生を、小形で
高い応答性で防止すること。 【解決手段】 プレス機械の型を駆動するための過負荷
が防止されるべき油圧回路29を、大径部40と小径部
41とを有する弁体39を収納したケーシングの第2ま
たは第3油圧室48,49のいずれか一方に接続し、い
ずれか他方をタンクに接続し、第1油圧室にはN2を用
いたアキュムレータ53とリリーフ弁62とを接続する
とともに、油圧源60から減圧弁61を経て圧油を供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧過負荷防止装
置に関し、さらにそれを用いたプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械装置では、カムまたはクラン
クなどの機構によってたとえばポンチである一方の型を
往復駆動してたとえばダイスである他方の型との間で被
加工物をプレス加工する。このプレス装置において過負
荷が発生したとき、そのプレス装置の破損を防いで保護
するために、油圧過負荷防止装置が必要になる。
【0003】典型的な先行技術は、特公平5−5524
0に開示され、これは簡略化されて図10に示される。
プレス加工時に往復動されるピストン1はシリンダ2に
収納され、その油圧室3は管路4を経てシリンダ5内の
小径ピストン6側の油圧室7に接続される。シリンダ5
には小径ピストン6によって開かれる油抜き孔8が形成
される。小径ピストン6と一体的に形成される大径ピス
トン9に臨む空気室10には空気圧源11から圧縮空気
が供給されて封入される。
【0004】この先行技術では、空気室10の空気圧を
たとえば0.99MPa以上の高圧力にすることが困難
であり、したがって小径ピストン6に対する大径ピスト
ン9の受圧面積の面積比を大きくする必要がある。した
がって大径ピストン9が大形とならざるを得ない。これ
によって構成が大形化し、設備が大形化し、高価であ
り、しかも応答性が悪い。
【0005】他の先行技術は図11に示されている。こ
の先行技術では、管路4は複数のアキュムレータ12に
おけるシリンダ13の油圧室14に接続される。アキュ
ムレータ12では、ピストン15を介してN2ガスが封
入されたガス室16が仕切られる。
【0006】この図11に示される先行技術では、油圧
室3からの圧油の吸収容量を大きくする必要がある場合
には、アキュムレータ12の容量または数を増加する必
要があり、したがって構成が大形化し、設備が大きくな
り、高価になる。
【0007】さらに他の先行技術は、図12に簡略化し
て示されている。管路4はばね17によって弁座に押圧
される弁体18を備える直動形リリーフ弁19に接続さ
れる。この先行技術において、管路4からの高圧力の圧
油を逃がすには、ばね17のばね定数を小さく設定する
必要がある。そのようにすると、リリーフ弁19が大形
になり、設備が大きくなり、また応答性が低下する。管
路4の圧油の油量が大きいときには、リリーフ弁19も
また大形にする必要があり、このことによってもまた、
応答性が悪くなることになる。
【0008】図10〜図12にそれぞれ示されている各
先行技術ではまた、油圧室3および管路4内の圧油の過
大な圧力の発生を防ぐ特性を、たとえば遠隔制御などに
よって変化することが困難であるという問題もある。
【0009】さらに他の先行技術は、図13に示されて
いる。この先行技術では、管路4はピストン20が収納
されたシリンダ21の油圧室22に接続され、ピストン
20が弁座から離間したときにもう1つの油圧室23か
らタンクに圧油が逃がされる。管路4にはパイロット油
路24が接続され、シリンダ21のパイロット室25が
さらに接続され、リリーフ弁26が設けられ、こうして
自己圧パイロット制御が行われる。
【0010】図13に示される先行技術では、リリーフ
弁26はパイロット室25の圧油の開弁する設定圧を調
整するので、構成の小形化が可能であるという利点があ
る。さらに図13の先行技術では、リリーフ弁26のリ
リーフ圧をたとえば遠隔制御して変化することが可能で
ある。また安価に実現することができるという利点もあ
る。しかしながらリリーフ弁26が開いた後に、ピスト
ン20が弁座から離間して、管路4の圧油がタンクに流
れることになり、したがって応答性が悪いという問題が
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構成
を小形化し、安価に実現することができ、しかも応答性
を向上し、さらに遠隔制御などによって過負荷防止特性
を変化することができるようにした油圧過負荷防止装置
およびそれを用いたプレス装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)弁体で
あって、弁体の軸線方向一方端に第1受圧面を有する大
径部と、この大径部に弁体の軸線方向に連なりかつ弁体
の軸線方向他方端に第1受圧面よりも小さい第2受圧面
を有する小径部とを備え、第1受圧面と第2受圧面との
間で弁体の軸線方向に第2受圧面と同じ側で第1受圧面
よりも小さい第3受圧面を有する弁体と、(b)弁体を
収納し、大径部を案内し、かつ小径部が着座する弁座を
有し、第1受圧面が臨む第1油圧室と、弁体が弁座に着
座している状態で第2受圧面が臨む第2油圧室と、第3
受圧面が臨み弁座から小径部が離間して第2油圧室に連
なる第3油圧室とを形成し、過大な油圧の発生を防止す
べき油圧回路が、第2または第3油圧室のいずれか一方
に接続され、第2または第3油圧室のいずれか他方にタ
ンクが接続されるケーシングと、(c)第1油圧室に接
続されるアキュムレータと、(d)圧油を供給する油圧
源と、(e)第1油圧室と油圧源との間に介在され、第
1油圧室側の2次圧を予め定める第1の値に調圧する減
圧弁と、(f)第1油圧室の油路に接続され、第1の値
未満の予め定める第2の値に設定圧が定められて余分の
圧油をタンクに戻すリリーフ弁とを含むことを特徴とす
る油圧過負荷防止装置である。 また本発明は、(a)弁体であって、弁体の軸線方向一
方端に第1受圧面を有する大径部と、この大径部に弁体
の軸線方向に連なりかつ弁体の軸線方向他方端に第1受
圧面よりも小さい第2受圧面を有する小径部とを備え、
第1受圧面と第2受圧面との間で弁体の軸線方向に第2
受圧面と同じ側で第1受圧面よりも小さい第3受圧面を
有する弁体と、(b)弁体を収納し、大径部を案内し、
かつ小径部が着座する弁座を有し、第1受圧面が臨む第
1油圧室と、弁体が弁座に着座している状態で第2受圧
面が臨む第2油圧室と、第3受圧面が臨み弁座から小径
部が離間して第2油圧室に連なる第3油圧室とを形成
し、過大な油圧の発生を防止すべき油圧回路が、第2ま
たは第3油圧室のいずれか一方に接続され、第2または
第3油圧室のいずれか他方にタンクが接続されるケーシ
ングと、(c)第1油圧室に接続されるアキュムレータ
と、(d)圧油を供給する油圧源と、(e)第1油圧室
と油圧源との間に介在され、第1油圧室側の2次圧を予
め定める値に調圧し、しかも第1油圧室側の余分の圧油
をタンクに戻す減圧弁とを含むことを特徴とする油圧過
負荷防止装置である。 また本発明のリリーフ弁は、電磁比例リリーフ弁である
ことを特徴とする。 また本発明の減圧弁は、電磁比例減圧弁であることを特
徴とする。 また本発明のアキュムレータは、圧油室とガス室とを仕
切る部材が、剛性容器内で変形可能または移動可能であ
る構成を有し、その圧油室が第1油圧室に接続されるこ
とを特徴とする。 また本発明は、(a)一方の型を、シリンダを介して往
復駆動源に連結し、前記一方の型と他方の型との間で被
加工物をプレス加工するプレス装置本体と、(b)油圧
過負荷防止装置であって、(b1)弁体であって、弁体
の軸線方向一方端に第1受圧面を有する大径部と、この
大径部に弁体の軸線方向に連なりかつ弁体の軸線方向他
方端に第1受圧面よりも小さい第2受圧面を有する小径
部とを備え、第1受圧面と第2受圧面との間で弁体の軸
線方向に第2受圧面と同じ側で第1受圧面よりも小さい
第3受圧面を有する弁体と、(b2)弁体を収納し、大
径部を案内し、かつ小径部が着座する弁座を有し、第1
受圧面が臨む第1油圧室と、弁体が弁座に着座している
状態で第2受圧面が臨む第2油圧室と、第3受圧面が臨
み弁座から小径部が離間して第2油圧室に連なる第3油
圧室とを形成し、過大な油圧の発生を防止すべき油圧回
路が、第2または第3油圧室のいずれか一方に接続さ
れ、第2または第3油圧室のいずれか他方にタンクが接
続されるケーシングと、(b3)第1油圧室に接続され
るアキュムレータと、(b4)圧油を供給する油圧源
と、(b5)第1油圧室と油圧源との間に介在され、第
1油圧室側の2次圧を予め定める第1の値に調圧する減
圧弁と、(b6)第1油圧室の油路に接続され、第1の
値未満の予め定める第2の値に設定圧が定められて余分
の圧油をタンクに戻すリリーフ弁とを備える油圧過負荷
防止装置とを含むプレス装置である。 さらに本発明は、(a)一方の金型を、シリンダを介し
て往復駆動源に連結し、前記一方の金型と他方の金型と
の間で被加工物をプレス加工するプレス装置本体と、
(b)油圧過負荷防止装置であって、(b1)弁体であ
って、弁体の軸線方向一方端に第1受圧面を有する大径
部と、この大径部に弁体の軸線方向に連なりかつ弁体の
軸線方向他方端に第1受圧面よりも小さい第2受圧面を
有する小径部とを備え、第1受圧面と第2受圧面との間
で弁体の軸線方向に第2受圧面と同じ側で第1受圧面よ
りも小さい第3受圧面を有する弁体と、(b2)弁体を
収納し、大径部を案内し、かつ小径部が着座する弁座を
有し、第1受圧面が臨む第1油圧室と、弁体が弁座に着
座している状態で第2受圧面が臨む第2油圧室と、第3
受圧面が臨み弁座から小径部が離間して第2油圧室に連
なる第3油圧室とを形成し、過大な油圧の発生を防止す
べき油圧回路が、第2または第3油圧室のいずれか一方
に接続され、第2または第3油圧室のいずれか他方にタ
ンクが接続されるケーシングと、(b3)第1油圧室に
接続されるアキュムレータと、(b4)圧油を供給する
油圧源と、(b5)第1油圧室と油圧源との間に介在さ
れ、第1油圧室側の2次圧を予め定める値に調圧し、し
かも第1油圧室側の余分の圧油をタンクに戻す減圧弁と
を備える油圧過負荷防止装置とを含むことを特徴とする
プレス装置である。
【0013】本発明に従えば、ケーシングに収納される
弁体は、大径部と小径部とを有し、第2または第3油圧
室のいずれか一方は過大な油圧の発生を防止すべき油圧
回路に接続し、いずれか他方はタンクに接続し、大径部
の第1受圧面が臨む第1油圧室には、アキュムレータを
接続する。さらにこの第1油圧室には、油圧源から減圧
弁を経て作動油である圧油を供給し、リリーフ弁から
は、その第1油圧室側の余分の圧油をタンクに戻す。ま
たはこの減圧弁とリリーフ弁との組合わせの代わりに、
油圧源からの油圧を減圧するとともに、第1油圧室側の
余分の圧油をタンクに戻す構成を有する減圧弁を用いて
もよく、この減圧弁としてはたとえばバランスピストン
形減圧弁またはスプール形パイロット動作直動弁によっ
て実現することができる。 減圧弁またはリリーフ弁は、電磁比例形の構成として遠
隔制御することが容易に可能である。 本発明に従えば、リリーフ弁を用い、またはリリーフ機
能を有する減圧弁を用いることによって、第1油圧室内
の過大な圧力となった圧油をアキュムレータによって吸
収するとともに余分な圧油をタンクに戻すことによっ
て、アキュムレータは第1油圧室における弁体の変位に
よる言わばストロークボリウムを吸収することができる
程度の小容量であればよく、したがって弁体の質量を小
さくし、構成の小形化が図られ、設備を小さくすること
ができ、コストを低減することができる。また弁体が小
形であり、応答性を向上することができる。 さらに本発明のプレス装置に従えば、ポンチとダイスで
ある金型によるプレス加工時の過負荷の発生が防がれ、
プレス装置の破損を防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
油圧回路図である。機械プレス装置本体において、過大
な油圧の発生を防止すべき油圧回路29は、シリンダ3
0に収容されたピストン31による油圧室32に管路3
3が接続されて構成される。
【0015】この管路33は、油圧過負荷防止装置34
のケーシング35に接続される。ケーシング35は直円
筒状の内周面を有する部分36とその下部に連なる大略
的に中空円錐状の部分37とを含む。円錐状の部分37
は、弁座38を構成する。
【0016】ケーシング35に収納される弁体39は、
直円筒状の部分36に案内される大径部40と、この大
径部40に固定される小径部41とを含む。大径部40
と小径部41とは、弁体39の軸線42上に軸線を有す
る。大径部40は、弁体39の軸線42の方向の一方端
(図1の上方端)に第1受圧面43を有する。小径部4
1は、軸線42方向の他方端(図1の下方端)に、第1
受圧面43よりも小さい第2受圧面44を有する。弁体
39の大径部40にはまた、第1受圧面43と第2受圧
面44との間で軸線42方向に第2受圧面44と同じ側
で大径部40の図1における下方に臨んで第3受圧面4
5を有する。第3受圧面45は、第1受圧面43よりも
小さい。
【0017】ケーシング35は、第1受圧面43が臨む
第1油圧室47と、弁体39の小径部41の端面が弁座
38に着座している状態で第2受圧面44が臨む第2油
圧室48と、第3受圧面45が臨み弁座38から小径部
41が離間して第2油圧室48に連なる第3油圧室49
とを形成する。第2油圧室48は、管路50を経てタン
クに接続される。第3油圧室49は管路33に接続され
る。第3油圧室49には油圧源51から逆止弁52を経
て、防止すべき過大な油圧未満の圧力で圧油が供給され
る。
【0018】第1油圧室47は、アキュムレータ53に
接続されるとともに、管路54に接続される。
【0019】図2は、図1に示されるケーシング35と
弁体39とアキュムレータ53との具体的な構成を示す
断面図である。アキュムレータ53は、圧油室55とガ
ス室56とを仕切る部材57が鋼などの剛性容器58内
で変形可能に設けられて構成される。部材57は、ゴム
などの伸縮可撓性を有する材料から成る。ガス室56に
は、たとえばN2などの不活性ガスが充填される。容器
58の図2における下部は、ケーシング35に気密に固
定され、これによって第1油圧室47はアキュムレータ
53の圧油室55と連通して接続される。ケーシング3
5には管路54が接続されて第1油圧室47に連通され
る。
【0020】本発明の実施の他の形態では、前記変形可
能な部材57に代えて、容器58が有底の直円筒状シリ
ンダによって実現され、そのシリンダ内に図2の上下に
移動可能な直円柱状ピストンが設けられ、このピストン
によって圧油室55とガス室56とを仕切るように構成
してもよく、さらにその他の構成であってもよい。
【0021】第1〜第3受圧面43〜45の各受圧面積
S43,S44,S45は、たとえば式1および式2の
ように定められる。
【0022】
【数1】
【0023】第1油圧室47に接続される管路54に
は、油圧ポンプなどの油圧源60から管路98を経て、
減圧弁61を介して圧油が供給される。管路54には、
リリーフ弁62が接続される。減圧弁61は、管路5
4、したがって第1油圧室47側の2次圧を、予め定め
る第1の値P1に調圧する。リリーフ弁62は、第1の
値P1未満の予め定める第2の値P2(P1>P2)に
開弁する設定圧が定められて、管路54の余分の圧油を
タンクに戻す。
【0024】油圧回路39における油圧室32および管
路33内のたとえば油圧300kg/cm2以上の過大
な油圧の発生を防止するには、弁体39の第1〜第3受
圧面43〜45を前述の式1および式2のように定め、
これによって第1油圧室47に管路54を介して接続さ
れるリリーフ弁62の設定圧はP2=100kg/cm
2に定め、減圧弁61の2次圧P1は、設定圧P2より
も僅かに大きい値に定め、油圧源60から減圧弁61に
供給される圧油の圧力は、2次圧P1を超える値であっ
て、たとえば110〜140kg/cm2に定められ
る。こうして油圧室32、管路33および第3油圧室4
9の圧力P3に関して式3が成立するとき、リリーフ弁
62が開く。
【0025】 P3・S45 > P2・S1 …(3) したがって弁体39は図1および図2の上方に移動して
小径部41が弁座38から離間する。したがって第3油
圧室49の圧油は、第2油圧室48から管路50を経て
タンクに逃がされ、第3油圧室49の圧力が制御され
る。このような弁体39の弁座38からの離間によるリ
リーフ機能は、たとえば31.5MPa、流量1900
0L/minであって高圧力、大流量に対応することが
できる。
【0026】図3は図1および図2に示される油圧過負
荷防止装置34に関連して実施される機械プレス装置本
体63の縦断面図であり、図4は図3の切断面線IV−
IVから見た断面図である。ハウジング70内には上下
動するピストン30を構成する移動体71が配置され
る。水平な回転軸線まわりに駆動される駆動軸73には
クランク73aが形成され、このクランク73aに偏心
部材72が回転可能に嵌まり込んでクランク機構が構成
される。偏心部材72にはピストン31が固定される。
偏心部材72の下部のピストン30にはポンチである一
方の型が固定され、またハウジング70の下部の支持体
69にはダイスである他方の型が固定され、こうして打
抜きなどの剪断または絞りなどの成形加工などの塑性変
形プレス加工が行われる。
【0027】移動体71と偏心部材72との相互間で、
駆動軸73の軸線に垂直である図3の上下方向の相対的
な変位量を調整するために、偏心部材72の上部にはね
じ棒77が固定される。ねじ棒77の上端部にはスプラ
イン軸79が立設される。スプライン軸79にはウォー
ムホイル80が嵌合し、このウォームホイル80にはウ
ォーム82が螺合する。ウォーム82を油圧モータ81
によって回転駆動することによってウォームホイル80
が回転され、偏心部材72が図3の上下方向に変位して
調整することができる。ナット78は偏心部材71に固
定される。
【0028】上下動するピストン30は、上述のクラン
ク機構だけでなくカム機構およびその他の手段によって
変位される構成であってもよい。
【0029】図5は、本発明の実施の他の形態において
用いられるバランスピストン形減圧弁85の断面図であ
る。この減圧弁85を、前述の実施の一形態における減
圧弁61の代わりに用いることによって、リリーフ弁6
2を省略することができる。ケーシング86にはバラン
スピストン87が変位可能に油路88,89間に設けら
れている。管路54、したがって油路89の圧力が上昇
すると、その2次圧によって絞り90を介してポペット
91が弁座92からばね93のばね力に抗して開き、圧
油が油路94を経てタンクに導かれる。絞り90から2
次室95へは、絞り90の前後の圧力差によって、バラ
ンスピストン87を2次室95側(図5の上方)へ動か
す。これによって余分な圧油がタンクに戻される。ポペ
ット91を弁座92に押付けるばね93のばね力はねじ
手段96によって手動で調整することができる。バラン
スピストン87はばね97によってバランスピストン8
7が閉じる方向にばね力を与える。
【0030】ねじ手段96に代えて、電磁ソレノイドを
用い、この電磁ソレノイドの励磁電流によって、ばね9
3によるポペット弁91に作用するばね力、したがって
設定圧力を調整するようにして遠隔制御のための電磁比
例バランスピストン形減圧弁を構成してもよい。
【0031】本発明の実施のさらに他の形態では、図1
の実施の形態において、リリーフ弁62の設定圧を、電
磁力によって調整して電磁比例リリーフ弁を構成して遠
隔制御を行うようにしてもよい。
【0032】図6は、本発明の実施のさらに他の形態に
おいて用いられる電磁比例パイロット減圧弁97の断面
図である。この減圧弁97は、前述の図1に示される実
施の一形態における減圧弁61の代わりに用いられ、こ
のときリリーフ弁62は省略される。図6に示される電
磁比例パイロット減圧弁97の油圧記号は、たとえば図
7のように示すことができる。弁本体101にはスリー
ブ102がその軸線方向に変位可能にばね103によっ
てばね力が与えられる。スリーブ102内にはスプール
104がその軸線方向に相互に変位可能に収納される。
スプール104は、ばね105によってばね力が与えら
れる。
【0033】このスプール104は、電磁プランジャ1
06のプランジャ107によってばね105のばね力に
抗して変位可能である。電磁プランジャ106では、プ
ランジャ107を囲んでソレノイド108が形成され、
このソレノイド108に供給される励磁電流を調整する
ことによって、プランジャ107の軸線方向の位置、し
たがってスプール104の位置を調整することができ
る。ソレノイド108の直流励磁電流を調整し、ばね1
05のばね力に抗してスプール104のランド109を
変位することによって、管路54,98に接続される油
路110,112に連通するスプール102との間の流
路断面積を調整して、管路54の2次圧を励磁電流に対
応した値に連続的に調整することができる。管路54の
油圧が上昇するとリーブ102が図6の右方に変位して
流路断面積が大きくなって、余分な圧油がタンクに戻さ
れてリリーフ機能が達成される。
【0034】図8は、本発明の実施のさらに他の形態に
おいて用いられる油圧回路114の油圧回路図である。
この油圧回路114は、前述の図1に示される実施の一
形態において減圧弁61とリリーフ弁61との組合わせ
の代わりに用いられる。弁箱115内には図8の上下に
変位可能に弁体116がばね117によって閉弁方向に
ばね力が与えられ、油圧源60から管路98を経て圧油
が供給され、その2次圧は油圧室118から管路54に
供給される。管路54には絞り119を介してパイロッ
ト管路120が接続され、弁本体115のばね117の
収納された油圧室121にもまた管路122を介して接
続される。管路120,122は、電磁比例リリーフ弁
123に接続される。管路54に過負荷時の大きな圧力
が作用したとき、リリーフ弁123が開き、これによっ
て油圧室121の圧油がタンクに逃がされ、これに応じ
て弁体116がばね117のばね力に抗して図8の上方
に変位して油圧源60から管路98を経て油圧室118
に供給される圧油が絞られる。
【0035】リリーフ弁62、ポペット弁91およびリ
リーフ弁123は、常時開かれて油圧源60からの圧油
をタンクに戻すように構成してもよい。
【0036】図9は、本発明の実施のさらに他の形態の
ケーシング35と弁体39とを示す断面図である。この
実施の一形態では、プレス装置本体29における管路3
3は、第2油圧室48に接続される。第3油圧室49は
管路50を経てタンクに接続される。管路33または第
2油圧室48には、油圧源51から逆止弁52を経て圧
油が供給される。その他の構成は前述の実施例と同様で
ある。このような図9に示される構成もまた、本発明の
精神に含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、弁体の小
径部側に、過大な油圧の発生を防止すべき油圧回路が接
続され、その弁体の大径部側の第1油圧室にアキュムレ
ータが接続されるとともに、油圧源から減圧弁を経て油
圧が供給されて第1油圧室の圧力が常に一定の圧力に調
圧され、その第1油圧室の圧油は、リリーフ弁を介し
て、または減圧弁に備えられているリリーフ機能を介し
て、余分な圧油がタンクに戻されるので、アキュムレー
タを小形化することができ、また弁体の質量を小さくす
ることができ、設備を小形化し、コストを低減すること
ができるようになる。
【0038】また本発明によれば、弁体を小形化するこ
とができるので、応答性を向上することができるように
なる。したがって過大な油圧の発生を防止すべき油圧回
路の過大な圧力上昇を小さく抑えることができるように
なる。
【0039】さらに本発明によれば、リリーフ弁および
減圧弁の少なくともいずれか一方を電磁比例形とし、遠
隔制御によって過負荷防止特性を高精度で調整すること
ができる。
【0040】このように本発明によれば、第1油圧室の
圧油の低いパイロット圧力で、前記油圧回路の高い圧力
を制御することができるようになり、しかもその油圧回
路の大流量を制御することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の油圧回路図である。
【図2】図1に示されるケーシング35と弁体39とア
キュムレータ53との具体的な構成を示す断面図であ
る。
【図3】図1および図2に示される油圧過負荷防止装置
34に関連して実施される機械プレス装置本体63の縦
断面図である。
【図4】図3の切断面線IV−IVから見た断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の他の形態において用いられるバ
ランスピストン形減圧弁85の断面図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態において用いら
れる電磁比例パイロット減圧弁97の断面図である。
【図7】図6の減圧弁97の油圧回路図である。
【図8】本発明の実施のさらに他の形態において用いら
れる油圧回路114の油圧回路図である。
【図9】本発明の実施のさらに他の形態のケーシング3
5と弁体39とを示す断面図である。
【図10】先行技術の簡略化された図である。
【図11】他の先行技術の簡略化された図である。
【図12】さらに他の先行技術の簡略化された図であ
る。
【図13】他の先行技術の簡略化された図である。
【符号の説明】
34 油圧過負荷防止装置 35 ケーシング 36,37 部分 38 弁座 39 弁体 40 大径部 41 小径部 42 軸線 43 第1受圧面 44 第2受圧面 45 第3受圧面 47 第1油圧室 48 第2油圧室 49 第3油圧室 50,54 管路 51,60 油圧源 52 逆止弁 53 アキュムレータ 55 圧油室 56 ガス室 57 部材 58 容器 61,85 減圧弁 62 リリーフ弁 63 機械プレス装置本体 86 ケーシング 87 バランスピストン 88,89,94 油路 90 絞り 91 ポペット 93 ばね 95 2次室

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)弁体であって、弁体の軸線方向一
    方端に第1受圧面を有する大径部と、この大径部に弁体
    の軸線方向に連なりかつ弁体の軸線方向他方端に第1受
    圧面よりも小さい第2受圧面を有する小径部とを備え、
    第1受圧面と第2受圧面との間で弁体の軸線方向に第2
    受圧面と同じ側で第1受圧面よりも小さい第3受圧面を
    有する弁体と、 (b)弁体を収納し、大径部を案内し、かつ小径部が着
    座する弁座を有し、第1受圧面が臨む第1油圧室と、弁
    体が弁座に着座している状態で第2受圧面が臨む第2油
    圧室と、第3受圧面が臨み弁座から小径部が離間して第
    2油圧室に連なる第3油圧室とを形成し、過大な油圧の
    発生を防止すべき油圧回路が、第2または第3油圧室の
    いずれか一方に接続され、第2または第3油圧室のいず
    れか他方にタンクが接続されるケーシングと、 (c)第1油圧室に接続されるアキュムレータと、 (d)圧油を供給する油圧源と、 (e)第1油圧室と油圧源との間に介在され、第1油圧
    室側の2次圧を予め定める第1の値に調圧する減圧弁
    と、 (f)第1油圧室の油路に接続され、第1の値未満の予
    め定める第2の値に設定圧が定められて余分の圧油をタ
    ンクに戻すリリーフ弁とを含むことを特徴とする油圧過
    負荷防止装置。
  2. 【請求項2】 (a)弁体であって、弁体の軸線方向一
    方端に第1受圧面を有する大径部と、この大径部に弁体
    の軸線方向に連なりかつ弁体の軸線方向他方端に第1受
    圧面よりも小さい第2受圧面を有する小径部とを備え、
    第1受圧面と第2受圧面との間で弁体の軸線方向に第2
    受圧面と同じ側で第1受圧面よりも小さい第3受圧面を
    有する弁体と、 (b)弁体を収納し、大径部を案内し、かつ小径部が着
    座する弁座を有し、第1受圧面が臨む第1油圧室と、弁
    体が弁座に着座している状態で第2受圧面が臨む第2油
    圧室と、第3受圧面が臨み弁座から小径部が離間して第
    2油圧室に連なる第3油圧室とを形成し、過大な油圧の
    発生を防止すべき油圧回路が、第2または第3油圧室の
    いずれか一方に接続され、第2または第3油圧室のいず
    れか他方にタンクが接続されるケーシングと、 (c)第1油圧室に接続されるアキュムレータと、 (d)圧油を供給する油圧源と、 (e)第1油圧室と油圧源との間に介在され、第1油圧
    室側の2次圧を予め定める値に調圧し、しかも第1油圧
    室側の余分の圧油をタンクに戻す減圧弁とを含むことを
    特徴とする油圧過負荷防止装置。
  3. 【請求項3】 リリーフ弁は、電磁比例リリーフ弁であ
    ることを特徴とする請求項1記載の油圧過負荷防止装
    置。
  4. 【請求項4】 減圧弁は、電磁比例減圧弁であることを
    特徴とする請求項2記載の油圧過負荷防止装置。
  5. 【請求項5】 アキュムレータは、圧油室とガス室とを
    仕切る部材が、剛性容器内で変形可能または移動可能で
    ある構成を有し、その圧油室が第1油圧室に接続される
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちの1つに記載の油
    圧過負荷防止装置。
  6. 【請求項6】 (a)一方の型を、シリンダを介して往
    復駆動源に連結し、前記一方の型と他方の型との間で被
    加工物をプレス加工するプレス装置本体と、 (b)油圧過負荷防止装置であって、(b1)弁体であ
    って、弁体の軸線方向一方端に第1受圧面を有する大径
    部と、この大径部に弁体の軸線方向に連なりかつ弁体の
    軸線方向他方端に第1受圧面よりも小さい第2受圧面を
    有する小径部とを備え、第1受圧面と第2受圧面との間
    で弁体の軸線方向に第2受圧面と同じ側で第1受圧面よ
    りも小さい第3受圧面を有する弁体と、(b2)弁体を
    収納し、大径部を案内し、かつ小径部が着座する弁座を
    有し、第1受圧面が臨む第1油圧室と、弁体が弁座に着
    座している状態で第2受圧面が臨む第2油圧室と、第3
    受圧面が臨み弁座から小径部が離間して第2油圧室に連
    なる第3油圧室とを形成し、過大な油圧の発生を防止す
    べき油圧回路が、第2または第3油圧室のいずれか一方
    に接続され、第2または第3油圧室のいずれか他方にタ
    ンクが接続されるケーシングと、(b3)第1油圧室に
    接続されるアキュムレータと、(b4)圧油を供給する
    油圧源と、(b5)第1油圧室と油圧源との間に介在さ
    れ、第1油圧室側の2次圧を予め定める第1の値に調圧
    する減圧弁と、(b6)第1油圧室の油路に接続され、
    第1の値未満の予め定める第2の値に設定圧が定められ
    て余分の圧油をタンクに戻すリリーフ弁とを備える油圧
    過負荷防止装置とを含むプレス装置。
  7. 【請求項7】 (a)一方の金型を、シリンダを介して
    往復駆動源に連結し、前記一方の金型と他方の金型との
    間で被加工物をプレス加工するプレス装置本体と、 (b)油圧過負荷防止装置であって、(b1)弁体であ
    って、弁体の軸線方向一方端に第1受圧面を有する大径
    部と、この大径部に弁体の軸線方向に連なりかつ弁体の
    軸線方向他方端に第1受圧面よりも小さい第2受圧面を
    有する小径部とを備え、第1受圧面と第2受圧面との間
    で弁体の軸線方向に第2受圧面と同じ側で第1受圧面よ
    りも小さい第3受圧面を有する弁体と、(b2)弁体を
    収納し、大径部を案内し、かつ小径部が着座する弁座を
    有し、第1受圧面が臨む第1油圧室と、弁体が弁座に着
    座している状態で第2受圧面が臨む第2油圧室と、第3
    受圧面が臨み弁座から小径部が離間して第2油圧室に連
    なる第3油圧室とを形成し、過大な油圧の発生を防止す
    べき油圧回路が、第2または第3油圧室のいずれか一方
    に接続され、第2または第3油圧室のいずれか他方にタ
    ンクが接続されるケーシングと、(b3)第1油圧室に
    接続されるアキュムレータと、(b4)圧油を供給する
    油圧源と、(b5)第1油圧室と油圧源との間に介在さ
    れ、第1油圧室側の2次圧を予め定める値に調圧し、し
    かも第1油圧室側の余分の圧油をタンクに戻す減圧弁と
    を備える油圧過負荷防止装置とを含むことを特徴とする
    プレス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000288793A (ja) * 1999-02-05 2000-10-17 Minster Mach Co:The 可変リンク機構付きプレス
JP2010137318A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Niigata Machine Techno Co Ltd 工作機械の圧力変動調整装置及び圧力変動調整方法
CN104985861A (zh) * 2015-06-18 2015-10-21 合肥合锻机床股份有限公司 一种液压机滑块精度自动调节装置
KR20190108786A (ko) * 2018-03-15 2019-09-25 두산공작기계 주식회사 공작기계 수직 축계의 부하 저감장치

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