JPH09267133A - 中空二重管への充填材の充填・排出装置 - Google Patents

中空二重管への充填材の充填・排出装置

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JPH09267133A
JPH09267133A JP7864096A JP7864096A JPH09267133A JP H09267133 A JPH09267133 A JP H09267133A JP 7864096 A JP7864096 A JP 7864096A JP 7864096 A JP7864096 A JP 7864096A JP H09267133 A JPH09267133 A JP H09267133A
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hollow double
filling
hollow
housing part
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JP7864096A
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Nobuyuki Suzuki
伸行 鈴木
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱エネルギーのロスを抑え得て省エネルギー
化を図ることができ、しかも溶融状態の充填材の保温性
にも優れ、充填材の材質劣化を来すことのないような構
成の中空二重管への充填材の充填・排出装置を提供す
る。 【解決手段】 内管7と外管8とを同軸状に配置してこ
れらの間に環状の中空部10を形成して成る中空二重直
管2が収容配置される下段ハウジング部3と、充填材を
充填した状態の下で所要形状に曲げ加工された中空二重
曲管4が収容配置される上段ハウジング部5と、下段ハ
ウジング部3と上段ハウジング部5との間に配設された
充填ノズル27とをそれぞれ設け、上段ハウジング部5
において加熱されて中空二重曲管4内から排出された溶
融状態の充填材を、下段ハウジング部3内に配置された
中空二重直管2の中空部10(或いは9及び10)内
に、充填ノズル27を介して直接的に充填するように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空二重管への充
填材の充填・排出装置に関し、さらに詳しくは、屈曲形
状の中空二重管内に充填された充填材を溶融・排出させ
てこの充填材を直線形状の中空二重管内に充填するため
に使用される充填・排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述の中空二重管は、内管と外管とを同
軸状に配置して前記内管と外管との間に環状の中空部
(空隙)を形成して成るものであり、この中空部に空気
層が存在することにより優れた断熱効果を有している。
そのため、この中空二重管は、従来より、流体の保温性
の確保が必要な自動車の排気管や、プラント用断熱配管
等に広く使用されている。なお、このような中空二重管
の一部を所要形状に曲げ加工する際には、通常、直線形
状の中空二重管の曲げ加工時に内管及び外管を同じ曲率
とし、かつ偏平・偏心を防止する目的のために、バック
アップ材として充填材を中空二重管に注入してから曲げ
加工を行なうようにしている。
【0003】この種の中空二重管に関する従来の技術と
しては、特開昭7−39943号において充填材の注入
排出方法及びそれを実施する装置が提案されている。こ
の方法及び装置の場合には、充填材排出炉と充填材注入
炉とを上下に配し、上段の排出炉において屈曲形状の中
空二重管(中空二重曲管)内の充填材を溶融させて排出
させ、排出された溶融状態の充填材を排出炉の床に形成
された充填材貯溜部に一旦貯溜しておき、この貯溜部か
ら溶融状態の充填材を下段の直線形状の中空二重管(中
空二重直管)内に注入することによって、充填材の溶融
排出と注入を同時に行なうことができるようにしてい
る。従って、この方法及び装置によれば、作業スペース
(設備スペース)を大幅に削減できると共に、作業効率
を向上させることができるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来の充填材の注入排出装置では、種々の問題点が
ある。まず、問題点の第1は、充填材の充填時において
はこの充填材が凝固してしまわないように、中空二重直
管を搬送するための台車を含めて貯溜槽中の充填材を予
め加熱しておく必要があることである。その理由は次の
通りである。すなわち、前記従来の装置では、曲げ加工
前の未充填の中空二重直管を注入炉内に搬送する手段と
して搬送台車を使用し、この搬送台車と共に中空二重直
管を前記充填材貯溜槽の下部に配置して充填材の充填操
作を行なうようにしているため、充填材の充填時に前記
充填材貯溜槽の温度が低下してその内部の充填材が凝固
して充填作業ができなくなってしまうおそれがある。そ
こで、このような不具合を生じないようにするために
は、搬送台車が中空二重直管と共に収容される注入炉の
内部、並びに、この注入炉の上部に配設された充填材貯
溜槽を予熱しておかなければならないのである。このた
め、中空二重曲管内の充填材を溶融させるための加熱に
加えて、上述の予熱を行なう必要があり、従って熱エネ
ルギーの消費が多くエネルギーロスが大きいのが実状で
ある。
【0005】また、問題点の第2は、排出炉において消
費される熱エネルギーを多く必要とし、熱エネルギーの
ロスが大きいことである。すなわち、前記従来の装置で
は、中空二重曲管を搬送台車に乗せて排出炉の開閉扉を
通して搬入・搬出する際に、排出炉内の熱風が周囲の作
業者に吹きかからないようにするために、開閉扉を開く
前に排出炉の排気ダクトを大気に開放して排出炉内の温
度を急速に低下させるようにしている。このため、熱エ
ネルギーが無駄に大気に放出されてしまってエネルギー
ロスを生じ、消費電力を多く必要とすることとなる。
【0006】また、問題点の第3は、充填材貯溜槽の構
造にある。すなわち、この貯溜槽は排出炉の床に形成さ
れているため、床に熱が逃げやすく保温性が悪い上に、
ゴミ等の不純物が貯溜槽内の溶融充填材に混入しやすい
という問題点がある。さらに、溶融充填材と空気との接
触面積が広いため充填材が酸化されて材質劣化を来しや
すく、また蒸気となった充填材が排出炉の内壁面等に付
着しやすく、作業環境の悪化を来すという問題点もあ
る。
【0007】本発明は、このような従来の種々の問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的は、熱エネル
ギーのロスを抑え得て省エネルギー化を図ることがで
き、しかも溶融状態の充填材の保温性にも優れ、充填材
の材質劣化を来すことのないような構成の中空二重管へ
の充填材の充填・排出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、(a) 内管と外管とを同軸状に配
置してこれらの間に環状の中空部を形成して成る直線形
状の中空二重管が主要配置される下段ハウジング部と、
(b) 少なくとも内管と外管との間の環状の中空部内
に充填材を充填した状態の下で所要形状に曲げ加工され
た屈曲形状の中空二重管が収容配置される上段ハウジン
グ部と、(c) 前記下段ハウジング部と上段ハウジン
グ部との間に配設された充填ノズルと、をそれぞれ設
け、前記上段ハウジング部において加熱されて前記屈曲
形状の中空二重管内から排出された溶融状態の充填材
を、前記下段ハウジング部内に配置された直線形状の中
空二重管の中空部内に、前記充填ノズルを介して直接的
に充填するように構成している。
【0009】また、本発明では、前記屈曲形状の中空二
重管を前記上段ハウジング部内に移動配置するための手
段として箱状台車を用いると共に、前記箱状台車内に熱
風を吹き込んで循環させる熱風循環装置を前記上段ハウ
ジング部に設け、前記熱風循環装置から送り出される熱
風を前記箱状台車内で循環させることにより、前記箱状
台車内に収容配置された屈曲形状の中空二重管を加熱
し、この中空二重管内の充填材を溶融させて排出させる
ように構成している。
【0010】また、本発明では、前記充填ノズルを、前
記上段ハウジング部において加熱されて前記屈曲形状の
中空二重管内から排出された溶融状態の充填材が供給さ
れるノズル本体と、このノズル本体の先端箇所において
複数の経路に分岐された複数の分岐管とで構成し、前記
下段ハウジング部内に配置された複数の直線形状の中空
二重管の内管と外管との間の中空部に前記複数の分岐管
から前記溶融状態の充填材をそれぞれ同時に注入して充
填するように構成している。
【0011】また、本発明では、前記充填ノズルの充填
材吐出部を、前記直線形状の中空二重管の外管に対応す
る寸法形状に成形し、前記下段ハウジング部内に配置さ
れた複数の直線形状の中空二重管の内管と外管との間の
中空部、及び、前記内管の中空部に、前記充填材吐出部
から前記溶融状態の充填材をそれぞれ同時に注入して充
填するように構成している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1〜図7を参照して説明する。
【0013】図1は本発明に係る充填・排出装置1を示
すものであって、本装置1は、直線形状の中空二重管
(以下、中空二重直管と記載する)2が収容配置される
下段ハウジング部3と、中空部に充填材が充填されて曲
げ加工された屈曲形状の中空二重管(以下、中空二重曲
管と記載する)4が収容配置される上段ハウジング部5
と、前記下段ハウジング部3と上段ハウジング部5との
間に配設された中段ハウジング部6とを具備している。
【0014】上述の中空二重直管2は、図2に示すよう
に、断面が円形の内管7と外管8とを同軸状に配置して
成るものであって、内管7によって囲まれた中空部9及
び内管7と外管8との間に形成された環状の中空部(間
隙)10を有している。そして、前記内管7の下端部分
7aは内管本体7bよりも大径に膨らんだ形状に成形さ
れており、この下端部分7aが前記外管8の下端部分8
aの内周面に接合された状態でスポット溶接Sにて一体
に結合されている。
【0015】この中空二重直管2は、例えば自動車の排
気管等に使用される中空二重曲管4を製作するための素
材である。中空二重直管2の曲げ加工時には、内管7及
び外管8を同じ曲率で曲げると共に偏平,偏心,しわの
発生を防止する必要があるため、バックアップ材として
砂,氷,スチールボール,低融点金属,ワックス,ソル
ト等を開口端P(図2参照)から中空二重直管2の中空
部10(又は中空部9及び10の双方)に充填し、その
後、設計に応じた所要の形状に曲げ加工を行なって中空
二重曲管4を製作するようにしている。
【0016】本例の装置は、上述の充填材のうち低融点
金属,ワックス,ソルト等の如き低融点充填材をリサイ
クル(再利用)する場合に使用するものであって、中空
二重曲管4の製作に際してその内部に充填された充填材
を溶融させて排出せしめ、これと同時(直後)に、排出
させた溶融状態の充填材を曲げ加工前の中空二重直管2
に充填するための装置である。
【0017】ここで、本装置1の各部の構成を詳述する
と、次ぎの通りである。まず、本装置1は、上下方向に
おいて互いに隣接された室13,14,15をそれぞれ
有する筐体から成るハウジング16を具備しており、ハ
ウジング16の室13が下段ハウジング部3の充填室と
なされ、ハウジング16の室14が中段ハウジング部6
の室となされると共に、ハウジング16の室15が上段
ハウジング部5の排出室となされている。そして、これ
らの室13,14,15は、ハウジング16に一体成形
された隔壁(床壁)17,18にて仕切られている。
【0018】図1に示すように、下段ハウジング部3を
構成するハウジング部分には、左右一対の入口19及び
出口20が形成されており、これらの入口19及び出口
20に対応して搬入用ベルトコンベア21及び搬出用ベ
ルトコンベア22が配置されている。また、これらのベ
ルトコンベア21,22間には、中空二重直管2を載置
した状態で保持する保持治具23a、及び、この保持治
具23aと一緒に中空二重直管2を上下方向に移動させ
る移動台23bが配置されている。さらに、室13と1
4とを仕切る隔壁17の中央下面には中空二重直管2の
位置決めを行なう位置修正治具24が取付けられてい
る。なお、この位置修正治具24は図3(a),(b)
に示すように位置修正用の円錐台形状面25を備えるも
のである。
【0019】また、中段ハウジング部6を構成するハウ
ジング部分6b内には、充填ノズル27が収納配置され
ている。この充填ノズル27は、図1に示すように、溶
融状態の充填材(溶融充填材)を貯溜する溶融充填材貯
溜槽28とこの貯溜槽28の下部に連設されたノズル部
(吐出管部)29とを一体成形して成るものであり、前
記ノズル部29が前記隔壁17の貫通孔17aに挿通配
置されると共に、溶融充填材貯溜槽28の上部に一体成
形された注入管部30が室14,15を仕切る隔壁18
の貫通孔18aに挿通配置されている。さらに、前記ノ
ズル部29には開閉バルブ31が配設される一方、溶融
充填材貯溜槽28の注入管部30の上端箇所には貯溜槽
蓋32が着脱自在の配設されており、溶融充填材貯溜槽
28の周囲には断熱材入りの保温用ヒーター33が配設
されている。なお、上述の溶融充填材貯溜槽28の貯溜
槽本体部分は前記隔壁17及び18から離れて独立して
配置されている。
【0020】また、上段ハウジング部5を構成するハウ
ジング部分には、台車用開口34が設けられており、こ
の開口は開閉扉35によって開閉されるように構成され
ている。さらに、このハウジング部分の側壁部には熱風
流通用の一対の開口36,37が設けられており、これ
らの開口36,37に熱風循環装置38が連結されてい
る。この熱風循環装置38は、前記一対の開口36,3
7内にそれぞれ貫通状態で嵌着されたダクト部39,4
0を有すると共に、これらのダクト39,40に連なる
主通路41及び臨時通路42を形成する筐体部43を有
している。なお、この筐体部43内には熱風発生源とし
てのヒーター及び送風用ファン(図示せず)が設けられ
ている。また、前記上段ハウジング部5の内部に突出配
置されるダクト部39,40の先端部分は薄肉状に成形
されてフレキシブルに構成されている。さらに、前記ダ
クト部39,40を開閉するための一対のバルブ44
a,44bがそれぞれ配設されると共に、前記臨時通路
42を開閉するための一対のバルブ45a,45bがそ
れぞれ配設されている。
【0021】しかして、バルブ44a,44bが閉状態
となされかつバルブ45a,45bが開状態となされた
場合には、熱風が図1において一点鎖線の矢印で示すよ
うに主通路41及び臨時通路42から成る循環経路Q1
に沿って循環され、またバルブ44a,44bが開状態
となされかつバルブ45a,45bが閉状態となされた
場合には、熱風は図1において実線の矢印で示すように
ダクト部39,主通路41ダクト部40及び段ハウジン
グ部5の排出室15を順次通過する経路Q2 に沿って循
環されるようになっている。
【0022】一方、上段ハウジング部5の内部(排出室
15内)に中空二重曲管4を搬入するために箱状台車4
7が用いられるようになっている。この箱状台車47
は、複数の中空二重曲管4を載置する載置台48と、こ
の載置台48の下部に連結された漏斗状部材49と、前
記載置台48及び漏斗状部材49を収容する箱状枠体5
0と、この箱状枠体50の上部に配設された上部扉51
とから構成されている。なお、上述の載置台48は溶融
状態の充填材を通過し得るように網目状又は格子状にな
されており、その周縁部分の複数箇所には熱風流通孔5
2が形成されている。一方、前記箱状枠体50の側壁部
には、上下一対の熱風排出孔50a及び熱風吹出孔50
bが設けられている。また、漏斗状部材49の下端の排
出管部は箱状枠体50の底壁に貫通状態で配置されると
共に前記貯溜槽蓋32の上方箇所に対応配置され、その
排出管部の下端箇所には排出栓53が着脱可能に装着さ
れている。
【0023】次に、このような構成の充填・排出装置1
を用いて充填材を充填・排出する際の動作について説明
する。
【0024】まず、充填材を排出すべき複数の中空二重
曲管4が上段ハウジング部5の排出室15内に搬入され
ると共に、充填材を充填すべき中空二重直管2が下段ハ
ウジング部3の充填室13内に搬入される。上段ハウジ
ング部5への中空二重曲管4の搬入に際しては、箱状台
車47の上部扉51を開き、内部に充填材を充填した状
態で曲げ加工を施された複数の中空二重曲管4を箱状台
車47の上部開口から箱状台車47内の載置台48上に
図1に示す如き状態(上下方向に沿って配置された状
態)で載置固定し、上部扉51を閉めて箱状枠体50を
密閉箱とする。この状態で箱状台車47を複数の中空二
重曲管4と共に搬送することにより、上段ハウジング部
5の開状態となされている箱状台車用開口34を通して
これらを上段ハウジング部5の排出室15内に搬入す
る。これにより、複数個の中空二重曲管4が箱状台車4
7の箱状枠体50内に収容配置された状態で、箱状枠体
50と共に複数の中空二重曲管4が上部ハウジング部5
内(排出室15内)に収容配置される。
【0025】一方、下段ハウジング部3への中空二重直
管2の搬入に際しては、中空二重直管2を搬入用ベルト
コンベア21にて下段ハウジング部3内の所定位置(前
記ノズル部29の真下位置)に搬送して保持治具23a
上に保持(仮止め)し、次いで移動台23bを上方に移
動させることにより、図3(a)に示すように中空二重
直管2の外管8の上端8aを位置修正治具24の円錐台
形状面25に接近せしめて、この上端8aを円錐台形状
面25に当接させ、最終的にはこの円錐台形状面25に
よる位置修正作用にて図3(b)に示すように外管8ひ
いては中空二重直管2を前記所定位置すなわちノズル部
29の真下位置に位置決めした状態で配置しておく。
【0026】上部ハウジング部5内への箱状台車47の
搬入に伴い、箱状枠体50の熱風排出孔50a及び熱風
吹出孔50b内に熱風循環装置38のダクト部39,4
0の先端部分が適宜に嵌着され、箱状台車47と熱風循
環装置38とが互いに接続された状態となされる。な
お、この際、ダクト部39,40の先端部分は既述の如
くフレキシブルな管として構成されているので、箱状枠
体50の熱膨張による寸法変化に十分に対応でき、熱風
排出孔50a及び熱風吹出孔50bとダクト部39,4
0との嵌着は確実に行われる。
【0027】しかる後に上部ハウジング部5の開閉扉3
5を閉扉すると、これに連動して熱風循環装置38のバ
ルブ44a,45aが開状態に設定されると共にバルブ
44b,45bが閉状態に設定される。この場合には、
箱状台車47の箱状枠体50内の空気が熱風循環装置3
8の一方のダクト部39から主通路41に導かれて加熱
され、この加熱された熱風が他方のダクト部40から前
記箱状枠体50内に吹き出される。かくして、図1にお
いて実線の矢印で示す循環経路Q2 に沿って熱風が循環
され、これに応じて前記箱状枠体50内の複数個の中空
二重曲管4が前記熱風にて加熱される。
【0028】なお、箱状台車47が熱風循環装置38に
接続されていない時(上部ハウジング部5の開閉扉35
が開いている時)には、開閉扉35に連動してバルブ4
4a,45aが閉状態に設定されかつバルブ44b,4
5bが開状態に設定される。このため、熱風は図1にお
いて一点鎖線で示す循環経路Q1 すなわち主通路41及
び臨時通路42を循環する経路Q1 に沿って熱風循環装
置38内で循環する。従って、箱状台車47が熱風循環
装置38に接続されていない状態の下では、ダクト部3
9,40から熱風が出ることはない。
【0029】このようにして複数個の中空二重曲管4は
熱風循環装置38からの熱風によって加熱され、中空二
重曲管4内に充填されている充填材の融点以上の温度に
昇温される。この場合、最終的な加熱温度(最高温度)
は、充填材の温度以上であるが、あまり無制限に温度を
高くしてしまうと、充填材自体が酸化してリサイクルに
適さなくなったり、中空二重曲管4の表面にテンパーカ
ラーが生じてしまうような不具合を来すこととなる。そ
のため、このような不具合が発生しないような考慮をし
た上で、適切な加熱温度及び加熱時間を設定して充填材
の加熱溶融処理を行なう必要がある。
【0030】上述の如き中空二重曲管4の加熱処理中
は、台車下部の漏斗状部材49の排出栓53、及び、中
段ハウジング部4内の貯溜槽28の蓋32は共に閉じた
状態にしておく。中空二重曲管4の加熱に伴い、その温
度が充填材の溶融温度以上になると、中空二重曲管4内
の充填材が溶融状態となってこの中空二重曲管4から排
出(流出)され、網目状又は格子状の載置台48を通し
て溶融充填材が漏斗状部材49内に落下してそこで収集
される。この際、漏斗状部材49は排出室15内で熱風
にされされているので、充填材の溶融温度以上の温度に
維持されており、従って溶融充填材が凝固することはな
い。
【0031】かくして、上段ハウジング部5内における
中空二重曲管4の充填材の溶融排出を完了した直後に、
前記排出栓53及び貯溜槽蓋32を開ける。これに伴
い、溶融充填材が漏斗状部材49から注入管部30を介
して充填ノズル27の貯溜槽28内に注入されて貯留さ
れる。この際、中段ハウジング部6内の貯溜槽28は保
温用ヒーター33にて充填材の溶融温度以上の温度に保
温されているので、貯溜槽28内の充填材は溶融状態が
維持されて溶融状態のまま貯溜される。
【0032】このような状態の下で開閉バルブ31が開
かれると、貯溜槽28に蓄えられた溶融充填材55(図
1参照)が充填ノズル27のノズル部(吐出管部)29
から吐出される。この際の溶融充填材の吐出量は、開閉
バルブ31の開時間により、中空二重直管2内に充填す
べき充填材の量となるように調整される。
【0033】前記ノズル部29から吐出された溶融充填
材は、既述の如くノズル部29の真下位置に予め配置さ
れた中空二重直管2内へ注入されて充填される(なお、
この充填については後に詳述する)。しかる後に、充填
材の排出が完了された中空二重曲管4は上段ハウジング
部5の外部へ搬出されて次工程に搬送される一方、充填
材が充填された中空二重直管2は搬出用ベルトコンベア
22に移載されて下段ハウジング部3の外部へ排出さ
れ、図外の装置にて曲げ加工されて中空二重曲管4とな
される。そして、曲げ加工後の中空二重曲管4は箱状台
車47に乗せられて上段ハウジング部5に搬入され、既
述と同様の操作にてその内部の充填材の排出が行われ
る。
【0034】このような構成の本例の充填・排出装置1
によれば、中空二重曲管4から排出された溶融充填材を
充填ノズル27に導入してこの充填ノズル27から溶融
充填材を中空二重直管2内に直接的に注入して充填する
ようにしているため、中空二重直管搬送用箱状台車の上
部(下段ハウジング部3の天井部分に相当)に溶融充填
材を受けて蓄えておく容器を設けるようにした従来の装
置と異なり、下段ハウジング部3を予熱しておく必要が
なくなる。従って、その分だけ熱エネルギーを節約する
ことができると共に、熱エネルギーのロスを削減するこ
とができる。その上、溶融充填材への不純物の混入も防
止できることとなる。
【0035】中空二重曲管4が収容配置された箱状台車
47の内部のみを熱風循環装置38にて加熱するように
しているため、従来の方法に比べて熱エネルギーの節約
を図ることができる。しかも、箱状台車47の搬入・搬
出時にも熱風は上段ハウジング部5の外部に吹き出さな
いので、箱状台車47の搬入・搬出時に作業員が高温の
熱風にされることがない。
【0036】また、中空二重曲管4の加熱中において
は、開閉バルブ31及び貯溜槽蓋32を共に閉じておく
ようにしているので、箱状台車47及び貯溜槽28の放
熱防止を図ることができる。さらに、溶融充填材と空気
との接触が大幅に減ることとなり、充填材の酸化による
材質の劣化を防止し得て充填材の性能維持を図ることが
でき、充填材のリサイクル(再利用)が可能となる。ま
た、ゴミ等の不純物が溶融充填材に混入するような不具
合も回避できる。さらに、蒸気となった充填材が発散し
て装置のハウジング部2,5,6の内面等に付着して作
業環境が悪化してしまうような不具合の発生を回避でき
る。
【0037】さらに、充填ノズル27は既述の如く中段
ハウジング部6内において隔壁(床壁)17,18から
完全に独立して配置されているため、充填ノズル27か
ら熱が前記隔壁17,18に逃げてしまうことがなく、
従って、溶融充填材貯溜部を床に形成するようにした従
来の装置の場合に比べて保温性に優れている。
【0038】次に、上述の充填ノズル27のノズル部2
9の構成、並びに、このノズル部29から中空二重直管
2内への溶融充填材の充填の仕方について詳述すると、
以下の通りである。
【0039】まず、図4及び図5は4個の中空二重直管
2の中空部10(内管7と外管8との間の空隙)に同時
に溶融充填材を注入する場合に用いられる充填ノズル2
7を示すものである。本例の充填ノズル27のノズル部
29は、溶融充填材貯溜槽28の下端に連なる1本のノ
ズル本体29aと、このノズル本体29aの下端の90
度間隔の箇所に一体成形されて前記ノズル本体29aに
連設された4本の分岐管60,61,62,63とから
構成されている。従って、貯溜槽28から供給される溶
融充填材はノズル本体29aを介して各分岐管60,6
1,62,63からそれぞれ同時に吐出されるように構
成されている。
【0040】また、4個の中空二重直管2は、保持治具
23a上の所定位置に保持されて位置修正治具24a,
24b(図4参照)にてその内管7及び外管8がそれぞ
れ位置決めされた状態の下で、各分岐管60,61,6
2,63が4個の中空二重直管2の中空部10に対応配
置されるようになっている。なお、図示を省略したが、
これらの分岐管60,61,62,63には開閉バルブ
が設けられており、充填時に適宜に開かれるようになっ
ている。また、充填時にノズル部29中で充填材が凝固
してしまうような場合には、ヒーター等でノズル部29
を予熱して充填材の凝固を防止するようにすればよい。
【0041】かくして、本例の充填ノズル27を使用し
た場合には、一度に4個の中空二重管2の中空部10内
に充填材を充填することが可能であるため、作業効率の
大幅な向上を図ることができる。
【0042】また、図6及び図7は中空二重直管2の中
空部10(内管7と外管8との間の空隙)のみならず内
管7の中空部9内にも充填材を同時に充填する場合に用
いられる充填ノズル27を示すものである。本例の充填
ノズル27のノズル部29の先端部分すなわち充填材吐
出部70は、中空二重直管2の外管8の上端8a及びそ
の周縁8bに当接する外管位置決め用の係着部71を有
しており、ノズル部29から溶融充填材が図6において
矢印で示すように中空二重直管2の中空部9及び10の
双方に同時に充填されるように構成されている。なお、
前記中空部9へ充填される溶融充填材は、保持治具23
aにてせき止められため、中空二重直管2のスポット溶
接側の端部(下端部)からの溶融充填材の流出を防止す
ることができる。また、この場合にも、ノズル本数を増
やすことにより、複数の中空二重直管2に溶融充填材を
同時に充填することが可能である。
【0043】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、ノズル部29の分岐管(60,61,6
2,63)の数は4つに限らず、必要に応じて分岐管の
数の増減が可能である。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、上段ハウジ
ング部において加熱されて前記屈曲形状の中空二重管内
から排出された溶融状態の充填材を、下段ハウジング部
内に配置された直線形状の中空二重管の中空部内に充填
ノズルを介して直接的に充填するように構成するように
したものであるから、従来の充填炉に相当する下段ハウ
ジング部の加熱(予熱)を行なう必要がなくなり、その
分だけ熱エネルギーの節約が可能となり、省エネルギー
化を図ることができる。その上、ゴミ等の不純物が溶融
充填材に混入するのを回避することができ、充填材の材
質劣化を防止し得てリサイクル(再利用)に有利とな
る。
【0045】また、請求項2に記載の本発明は、屈曲形
状の中空二重管(中空二重曲管)を搬送する箱状台車の
内部に熱風を直接供給して循環させる構成を採用したも
のであるから、加熱効率が非常に良く、熱エネルギーの
消費量を最小に抑えることができて省エネルギー化を図
ることができる。しかも、熱風は箱状台車内において循
環して上段ハウジング部から外部へ吹き出すことがない
ため、上段ハウジング部への箱状台車の搬入時及び上段
ハウジング部からの箱状台車の搬出時に作業員が熱風に
されされるおそれもない。
【0046】また、請求項3に記載の本発明は、充填ノ
ズルのノズル本体の先端箇所に設けられた複数の分岐管
から、複数の直線形状の中空二重管の内管と外管との間
の中空部に、溶融状態の充填材を同時に注入して充填す
るようにしたものであるから、複数の中空二重管への充
填操作を一度に行なうことができ、作業効率の向上を図
ることができる。
【0047】また、請求項4に記載の本発明は、充填ノ
ズルの充填材吐出部から、複数の直線形状の中空二重管
の内管と外管との間の中空部、及び、前記内管の中空部
に溶融状態の充填材をそれぞれ同時に注入して充填する
ように構成したものであるから、中空二重管の全ての中
空部内に一度の作業にて充填材の充填を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充填・排出装置の断面図である。
【図2】直線形状の中空二重管(中空二重直管)の斜視
図である。
【図3】前記充填・排出装置に用いられる位置修正治具
による中空二重直管の位置決め機能を説明するためのも
のであって、図3(a)は中空二重直管が位置修正治具
に当接する直前の状態を示す断面図、図3(b)は中空
二重直管が位置修正治具に当接して位置決めされた状態
を示す断面図である。
【図4】前記充填・排出装置に用いられる充填ノズルの
ノズル部の一例を示す縦断面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】前記充填・排出装置に用いられる充填ノズルの
ノズル部の別例を示す縦断面図である。
【図7】図6におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 充填・排出装置 2 中空二重直管 3 下段ハウジング部 4 中空二重曲管 5 上段ハウジング部 6 中段ハウジング部 7 内管 8 外管 9,10 中空部 13 室(充填室) 15 室(排出室) 16 ハウジング 24 位置修正治具 27 充填ノズル 28 溶融充填材貯溜槽 29 ノズル部(吐出管部) 29a ノズル本体 29b 分岐管 38 熱風循環装置 47 箱状台車 49 漏斗状部材 70 充填材吐出部 71 係着部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 内管と外管とを同軸状に配置して
    これらの間に環状の中空部を形成して成る直線形状の中
    空二重管が収容配置される下段ハウジング部と、 (b) 少なくとも内管と外管との間の環状の中空部内
    に充填材を充填した状態の下で所要形状に曲げ加工され
    た屈曲形状の中空二重管が収容配置される上段ハウジン
    グ部と、 (c) 前記下段ハウジング部と上段ハウジング部との
    間に配設された充填ノズルと、をそれぞれ設け、前記上
    段ハウジング部において加熱されて前記屈曲形状の中空
    二重管内から排出された溶融状態の充填材を、前記下段
    ハウジング部内に配置された直線形状の中空二重管の中
    空部内に、前記充填ノズルを介して直接的に充填するよ
    うに構成したことを特徴とする中空二重管への充填材の
    充填・排出装置。
  2. 【請求項2】 前記屈曲形状の中空二重管を前記上段ハ
    ウジング部内に移動配置するための手段として箱状台車
    を用いると共に、前記箱状台車内に熱風を吹き込んで循
    環させる熱風循環装置を前記上段ハウジング部に設け、
    前記熱風循環装置から送り出される熱風を前記箱状台車
    内で循環させることにより、前記箱状台車内に収容配置
    された屈曲形状の中空二重管を加熱し、この中空二重管
    内の充填材を溶融させて排出させるように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の中空二重管への充填材の
    充填・排出装置。
  3. 【請求項3】 前記充填ノズルを、前記上段ハウジング
    部において加熱されて前記屈曲形状の中空二重管内から
    排出された溶融状態の充填材が供給されるノズル本体
    と、このノズル本体の先端箇所において複数の経路に分
    岐された複数の分岐管とで構成し、前記下段ハウジング
    部内に配置された複数の直線形状の中空二重管の内管と
    外管との間の中空部に前記複数の分岐管から前記溶融状
    態の充填材をそれぞれ同時に注入して充填するように構
    成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の中空二
    重管への充填材の充填・排出装置。
  4. 【請求項4】 前記充填ノズルの充填材吐出部を、前記
    直線形状の中空二重管の外管に対応する寸法形状に成形
    し、前記下段ハウジング部内に配置された複数の直線形
    状の中空二重管の内管と外管との間の中空部、及び、前
    記内管の中空部に、前記充填材吐出部から前記溶融状態
    の充填材をそれぞれ同時に注入して充填するように構成
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の中空二重
    管への充填材の充填・排出装置。
JP7864096A 1996-04-01 1996-04-01 中空二重管への充填材の充填・排出装置 Pending JPH09267133A (ja)

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