JPH09266902A - X線映像装置 - Google Patents

X線映像装置

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JPH09266902A
JPH09266902A JP8101889A JP10188996A JPH09266902A JP H09266902 A JPH09266902 A JP H09266902A JP 8101889 A JP8101889 A JP 8101889A JP 10188996 A JP10188996 A JP 10188996A JP H09266902 A JPH09266902 A JP H09266902A
Authority
JP
Japan
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ray
projector
subject
image
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP8101889A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Umeda
充 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP8101889A priority Critical patent/JPH09266902A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線被曝の問題を生じることなく、X線撮像
装置の回転角度を所望のものとしてモニター画面におい
て所望の角度で透視像を表示する調整を容易に行なえる
ようにする。 【解決手段】 X線ビームに対応する所定パターンの光
ビームを投射する投光器27と、この投光器27の回転
に連動して回転するイメージインテンシファイア22お
よびテレビカメラ23とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線テレビシス
テムなどを利用してX線透過像を表示するX線映像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】X線映像装置では、通常、X線透過像の
撮像装置として、X線イメージインテンシファイアとテ
レビカメラとを組み合わせたものを用い、これにより撮
像したテレビ映像信号(ビデオ信号)をテレビモニター
装置に送って、X線透過像(X線透視像)を表示させ
る。この撮像装置は、保持フレームに対して回転可能に
取り付けられていることが多い。
【0003】保持フレームが移動型のスタンドに取り付
けられている、いわゆる外科用X線テレビ装置などで
は、保持フレーム自体、検査室の床の上で自由に移動さ
せることができるので、被検者に対して任意の自由な方
向にセットすることができる。そのため、撮像装置は被
検者に対してどのようにも向けられるので、かえって、
テレビモニター装置の画面上に表示された画像の位置関
係(どちらが上で、どちらが右であるか等)がわかりづ
らいことがある。このような場合に、撮像装置を回転可
能としておけば、フレームの位置・方向は変えずに、撮
像装置だけを回転すれば、画面に映し出された被検者画
像の上下方向を画面の上下方向とするなど、術者の望む
方向に表示画像を回転させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、このように撮像装置を回転させる場合、表示画像の
回転角度は、実際にテレビモニター装置に映し出された
画像で確認しなければならず、そのため、この回転角度
のセットのために被検者にX線を照射しX線透視像をテ
レビモニター装置に表示させる必要があって、被検者お
よび術者が余分なX線を被曝してしまうという問題があ
る。
【0005】この発明は、上記に鑑み、X線被曝の問題
を生じることなく、X線撮像装置の回転角度を所望のも
のとする調整を容易に行なえるように改善した、X線映
像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線映像装置においては、フレーム
と、このフレームに保持され、X線ビームを照射するX
線照射装置と、上記フレームに回転可能に取り付けら
れ、上記のX線ビームに対応する所定パターンの光ビー
ムを投射する投光器と、上記X線照射装置と対向する位
置において、上記フレームに回転可能に取り付けられる
X線撮像装置と、上記の投光器の回転に連動して上記X
線撮像装置を回転させる回転制御装置と、上記X線撮像
装置で得られた映像信号が送られてX線透過像を表示す
る表示装置とが備えられることが特徴となっている。
【0007】投光器から、X線ビームに対応するパター
ンの光ビームが投射されるので、X線ビームの照射位置
を、この光ビームによって確認することができる。ま
た、この投光器を回転させると、それに連動してX線撮
像装置も回転するようになっている。そのため、光ビー
ムのパターンを見て投光器の回転角度を知れば、それは
X線撮像装置の回転角度を知ったことになる。そこで、
X線撮像装置のたとえば上限・左右方向に合致するよう
な十字パターンの光ビームを投射するように構成してお
いて、光ビームを投射しながら投光器を回転させれば、
そのパターンの観察によって、X線撮像装置の回転角度
を任意のものにする調整作業をきわめて容易に行なうこ
とができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、被検者10はベッドの天板に横たえられており、こ
の被検者10を挟むようにX線管21と、イメージイン
テンシファイア(I.I.)22とが対向配置される。
これらX線管21、イメージインテンシファイア22
は、それぞれC型アーム24の両端に取り付けられてい
る。イメージインテンシファイア22にはテレビカメラ
23が光学的に結合されている。
【0009】C型アーム24は保持装置25によって保
持され、この保持装置25はスタンド26に取り付けら
れている。この保持装置25によって、C型アーム24
はスタンド26に対して、矢印で示すように、C型アー
ム24の円弧方向の回転や、その円弧の半径方向の水平
軸回りの回転や、前後方向・上下方向直線移動など、あ
らゆる方向での移動・回転が可能となっている。そして
スタンド26は車輪を備えていて、検査室の床面を自由
に移動できるようになっている。スタンド26内には、
X線管21に高電圧電力を供給する電源装置が納められ
ている。
【0010】また、X線管21の前面には、X線管21
からのX線ビームに対応するようなパターンの光ビーム
を投射する投光器27が回転可能に取り付けられてい
る。さらに、イメージインテンシファイア22とテレビ
カメラ23も、C型アーム24に対して回転可能に取り
付けられている(回転可能なのはテレビカメラ23だけ
でもよい)。そして、これらは図では省略している回転
駆動装置によってそれぞれ回転させられるようになって
いる。
【0011】テレビモニター装置31は、モニター台車
32上に置かれている。このモニター台車32も検査室
の床面を自由に移動できるようになっている。このモニ
ター台車32の側面には、X線条件を設定するためのス
イッチなどが備えられた操作パネル33が取り付けられ
ている。このモニター台車32には画像処理装置34や
制御装置35などが納められており、スタンド26とは
ケーブルで接続されていて、スタンド26内の電源装置
を制御してX線管21からX線を照射させ、テレビカメ
ラ23から得られた映像信号を入力してフィルタ処理な
どの各種画像処理を行ない、テレビモニター装置31に
表示させる。
【0012】さらに、操作パネル33には、投光器回転
用スイッチが設けられており、これを操作することによ
り、投光器27が回転して投光パターンが回転するよう
にされている(なお、投光器27自体が回転するように
表現しているが、投光パターンのみ回転させることも意
味する)。この投光パターンの回転と連動して、同時に
イメージインテンシファイア22およびテレビカメラ2
3(あるいはテレビカメラ23だけ)が回転する。
【0013】投光器27からの投光パターンはたとえば
図2の(a)に示すような十字パターンとすることがで
きる。この十字パターンは上下方向が長く、左右方向が
短くなっていて、上下方向と左右方向との区別ができる
ようになっている。そのため、この光ビームを被検者1
0に投射すれば、そのパターン41が図2の(a)のよ
うに被検者10の身体表面上に表れ、パターン41と被
検者10との位置関係がただちに分かる。
【0014】つまり、この図2の(a)では、投光パタ
ーン41の上下方向が被検者10の身体の体軸方向に一
致している。このとき、イメージインテンシファイア2
2およびテレビカメラ23(あるいはテレビカメラ23
だけ)の撮像視野の上下方向も、被検者10の身体の体
軸方向に一致することになる。そこで、この場合に、X
線曝射して映像信号を得てこれをテレビモニター装置3
1に送り、その透視像を表示するなら、テレビモニター
装置31の画面には、図2の(b)のように、体軸が上
下方向となるようにして透視像42が表示されることに
なる。
【0015】このように投光パターン41の回転角度
と、イメージインテンシファイア22およびテレビカメ
ラ23(あるいはテレビカメラ23だけ)の回転角度と
が対応するため、投光パターン41を観察しながらこの
投光パターン41の被検者10に対する角度を調整すれ
ば、テレビモニター装置31の画面上に、被検者10の
透視像を所望の角度で表示させることができる。
【0016】なお、上記は一つの例に関する説明であっ
て、具体的な構成などは種々に変更できることはもちろ
んである。たとえば投光パターンは十字パターン以外の
ものとすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のX線映
像装置によれば、X線曝射せずに、可視光のパターンを
観察することによりテレビカメラの回転角度を調整し
て、テレビモニター装置の画面上に、被検者の透視像を
任意の角度で表示させることができ、被検者および術者
のX線被曝線量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す模式図。
【図2】投光パターンおよびモニター画面を示す図。
【符号の説明】
10 被検者 21 X線管 22 イメージインテンシファイア 23 テレビカメラ 24 C型アーム 25 保持装置 26 スタンド 27 投光器 31 テレビモニター装置 32 モニター台車 33 操作パネル 34 画像処理装置 35 制御装置 41 投光パターン 42 透視像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、このフレームに保持され、
    X線ビームを照射するX線照射装置と、上記フレームに
    回転可能に取り付けられ、上記のX線ビームに対応する
    所定パターンの光ビームを投射する投光器と、上記X線
    照射装置と対向する位置において、上記フレームに回転
    可能に取り付けられるX線撮像装置と、上記の投光器の
    回転に連動して上記X線撮像装置を回転させる回転制御
    装置と、上記X線撮像装置で得られた映像信号が送られ
    てX線透過像を表示する表示装置とを備えることを特徴
    とするX線映像装置。
JP8101889A 1996-03-31 1996-03-31 X線映像装置 Pending JPH09266902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8101889A JPH09266902A (ja) 1996-03-31 1996-03-31 X線映像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8101889A JPH09266902A (ja) 1996-03-31 1996-03-31 X線映像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09266902A true JPH09266902A (ja) 1997-10-14

Family

ID=14312505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8101889A Pending JPH09266902A (ja) 1996-03-31 1996-03-31 X線映像装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026413A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 General Electric Co <Ge> 医用イメージング装置における対象物の位置合わせのためのシステム及び方法
JP2011087746A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Hitachi Medical Corp 移動型x線撮像装置及びサーバ
CN113108728A (zh) * 2021-04-13 2021-07-13 深圳市川金自动化技术有限公司 一种x射线成像检测装置

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JP2006026413A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 General Electric Co <Ge> 医用イメージング装置における対象物の位置合わせのためのシステム及び方法
JP2011087746A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Hitachi Medical Corp 移動型x線撮像装置及びサーバ
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