JPH09266623A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH09266623A JPH09266623A JP8074785A JP7478596A JPH09266623A JP H09266623 A JPH09266623 A JP H09266623A JP 8074785 A JP8074785 A JP 8074785A JP 7478596 A JP7478596 A JP 7478596A JP H09266623 A JPH09266623 A JP H09266623A
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- JP
- Japan
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- ips
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- light emitting
- abnormal
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 IPSの遮断状態を容易に判断できるように
した電気接続箱を提供する。 【解決手段】 複数のヒューズ2およびIPS3を搭載
した電気接続箱において、発光手段(5)と、IPSに
対応させた前記発光手段を点灯させる点灯周期を記録さ
せた点灯周期記録手段(41)と、IPSで異常が発生
したとき、異常が発生したIPSを検出する異常検出手
段(42)と、異常検出手段で異常が検出されたIPS
に対応する点灯周期で前記発光素子を点滅させる駆動手
段(43)と、異常が発生したIPSの異常状態をリセ
ットするリセット手段(44)と、リセット手段を起動
させるスイッチ手段(6)と、を備える。
した電気接続箱を提供する。 【解決手段】 複数のヒューズ2およびIPS3を搭載
した電気接続箱において、発光手段(5)と、IPSに
対応させた前記発光手段を点灯させる点灯周期を記録さ
せた点灯周期記録手段(41)と、IPSで異常が発生
したとき、異常が発生したIPSを検出する異常検出手
段(42)と、異常検出手段で異常が検出されたIPS
に対応する点灯周期で前記発光素子を点滅させる駆動手
段(43)と、異常が発生したIPSの異常状態をリセ
ットするリセット手段(44)と、リセット手段を起動
させるスイッチ手段(6)と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の各電装品に電
源を分配供給する電気接続箱に関する。
源を分配供給する電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、バッテリからの電源は
電気接続箱を介して各電装品に分配供給される。すなわ
ち、従来は図5(A)に示されるように、バッテリ20
よりの電圧は、電気接続箱1で分岐され、或る電装品に
対してはヒューズ2Aを介して負荷21に供給され、ま
たホーン22のような負荷に対してはヒューズ2Bとリ
レースイッチ24を介して供給され、ホーン22を鳴動
させるときはスイッチ23をオンオフすることによって
鳴動させていた。
電気接続箱を介して各電装品に分配供給される。すなわ
ち、従来は図5(A)に示されるように、バッテリ20
よりの電圧は、電気接続箱1で分岐され、或る電装品に
対してはヒューズ2Aを介して負荷21に供給され、ま
たホーン22のような負荷に対してはヒューズ2Bとリ
レースイッチ24を介して供給され、ホーン22を鳴動
させるときはスイッチ23をオンオフすることによって
鳴動させていた。
【0003】このような従来の方法においては、リレー
スイッチ24は機械的なものであるため大型となり、電
気接続箱1にそのままの形態でプラグインすると、電気
接続箱が肥大化するという問題があった。この問題を解
決するため、特開平4−334640号公報には、リレ
ースイッチ24とヒューズ2Bの機能を有する過電流保
護機能付半導体リレー(以後IPSと呼ぶ)を備えた図
5(B)に示すような電気接続箱が開示されている。
スイッチ24は機械的なものであるため大型となり、電
気接続箱1にそのままの形態でプラグインすると、電気
接続箱が肥大化するという問題があった。この問題を解
決するため、特開平4−334640号公報には、リレ
ースイッチ24とヒューズ2Bの機能を有する過電流保
護機能付半導体リレー(以後IPSと呼ぶ)を備えた図
5(B)に示すような電気接続箱が開示されている。
【0004】IPS3は、図6に示すように、出力トラ
ンジスタ3a、スイッチ部3b、異常検出部3cおよび
保持部3dで構成され、IC化されている。スイッチ入
力端子にスイッチ入力信号が入力されるとスイッチ部3
bが動作して、例えばFETで構成される出力トランジ
スタ3aが導通状態になり、出力端子に入力端子に印加
されている電圧VB を出力する。
ンジスタ3a、スイッチ部3b、異常検出部3cおよび
保持部3dで構成され、IC化されている。スイッチ入
力端子にスイッチ入力信号が入力されるとスイッチ部3
bが動作して、例えばFETで構成される出力トランジ
スタ3aが導通状態になり、出力端子に入力端子に印加
されている電圧VB を出力する。
【0005】出力トランジスタ3aに流れる電流が過電
流になったり過電圧になった場合は異常検出部3cが検
出し、検出された異常を保持部3dが保持し、スイッチ
部3bを動作させて出力トランジスタ3aをオフ状態に
する。また、リセット入力端子よりリセット信号を入力
すると保持部3dの保持状態をリセットする。
流になったり過電圧になった場合は異常検出部3cが検
出し、検出された異常を保持部3dが保持し、スイッチ
部3bを動作させて出力トランジスタ3aをオフ状態に
する。また、リセット入力端子よりリセット信号を入力
すると保持部3dの保持状態をリセットする。
【0006】図5(B)で示す従来の電気接続箱におい
ては、前述したIPS3を実装し、ホーン22に電力を
供給するようにしていた。このような構成を採用するこ
とにより、図5(A)と比べてヒューズ2B、電気接続
箱1とリレースイッチ24を接続するワイヤ25a,2
5bやリレースイッチ24を収容する他のリレーボック
ス等が不要となって、車両の電気系の構成を簡単にする
ことができる。
ては、前述したIPS3を実装し、ホーン22に電力を
供給するようにしていた。このような構成を採用するこ
とにより、図5(A)と比べてヒューズ2B、電気接続
箱1とリレースイッチ24を接続するワイヤ25a,2
5bやリレースイッチ24を収容する他のリレーボック
ス等が不要となって、車両の電気系の構成を簡単にする
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】IPSを組み込んだ図
5(B)で示す従来の電気接続箱においては、通常のブ
レード型のヒューズ2に対しては過電流が流れて溶断し
ているか否かを容易に見出すことができる。しかし、I
PS3については、過電流が流れて遮断状態になってい
るか否かは異常出力端子に異常出力信号が出力されてい
るか否かで判断しているから、IPS3が多数実装され
ている場合は、どのIPS3が遮断状態であるかを検出
するのは容易でない。また、IPS3の異常をICで検
出し、これを1個のINDで点灯させるとしても、その
ワーニング開始およびリセット用のスイッチを別に設け
る必要がある。本発明の課題は、電気接続箱に搭載され
ているIPSの遮断状態を容易に判断すると共に、構造
が簡単で小型化に適した電気接続箱を提供するにある。
5(B)で示す従来の電気接続箱においては、通常のブ
レード型のヒューズ2に対しては過電流が流れて溶断し
ているか否かを容易に見出すことができる。しかし、I
PS3については、過電流が流れて遮断状態になってい
るか否かは異常出力端子に異常出力信号が出力されてい
るか否かで判断しているから、IPS3が多数実装され
ている場合は、どのIPS3が遮断状態であるかを検出
するのは容易でない。また、IPS3の異常をICで検
出し、これを1個のINDで点灯させるとしても、その
ワーニング開始およびリセット用のスイッチを別に設け
る必要がある。本発明の課題は、電気接続箱に搭載され
ているIPSの遮断状態を容易に判断すると共に、構造
が簡単で小型化に適した電気接続箱を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解消する
ために本発明が採用した手段を説明する。第1の発明に
おいては、複数のヒューズおよび過電流保護機能付半導
体リレー(IPS)等が積載された電気接続箱におい
て、発光手段と、前記IPSに対応させた前記発光手段
を点灯させる点灯周期を記録させた点灯周期記録手段
と、前記IPSで異常が発生したとき、異常が発生した
IPSを検出する異常検出手段と、前記異常検出手段で
異常が検出されたIPSに対応する点灯周期で前記発光
素子を点滅させる駆動手段と、異常が発生したIPSの
異常状態をリセットするリセット手段と、前記リセット
手段を起動させるスイッチ手段とを備える。
ために本発明が採用した手段を説明する。第1の発明に
おいては、複数のヒューズおよび過電流保護機能付半導
体リレー(IPS)等が積載された電気接続箱におい
て、発光手段と、前記IPSに対応させた前記発光手段
を点灯させる点灯周期を記録させた点灯周期記録手段
と、前記IPSで異常が発生したとき、異常が発生した
IPSを検出する異常検出手段と、前記異常検出手段で
異常が検出されたIPSに対応する点灯周期で前記発光
素子を点滅させる駆動手段と、異常が発生したIPSの
異常状態をリセットするリセット手段と、前記リセット
手段を起動させるスイッチ手段とを備える。
【0009】点灯周期記録手段には予めIPSに対応さ
せて発光手段で発光させる点灯周期を記録させておく。
異常検出手段がIPS異常を検出すると、異常が検出さ
れIPSに対応する点灯周期で発光手段を点滅点灯させ
る。また、異常IPSに対する負荷の障害を直して電源
を供給するときは、スイッチ手段を動作させてリセット
手段を起動させ、異常IPSの異常状態の保持を復帰さ
せる。
せて発光手段で発光させる点灯周期を記録させておく。
異常検出手段がIPS異常を検出すると、異常が検出さ
れIPSに対応する点灯周期で発光手段を点滅点灯させ
る。また、異常IPSに対する負荷の障害を直して電源
を供給するときは、スイッチ手段を動作させてリセット
手段を起動させ、異常IPSの異常状態の保持を復帰さ
せる。
【0010】第2の発明においては、前記スイッチ手段
を、前記ヒューズの予備のキャビティを設けると共に、
該キャビティへの予備ヒューズの挿入または除去によっ
て構成する。
を、前記ヒューズの予備のキャビティを設けると共に、
該キャビティへの予備ヒューズの挿入または除去によっ
て構成する。
【0011】また、第3の発明においては、前記駆動手
段が、前記異常検出手段で異常が検出されたときは、前
記発光手段を点灯させずに、前記スイッチ手段がオフか
らオン(又はオンからオフ)に変化してから異常IPS
に対応する周期で前記発光手段を点滅させ、オンからオ
フ(又はオフからオン)に変化したとき前記リセット手
段が異常IPSをリセットする。
段が、前記異常検出手段で異常が検出されたときは、前
記発光手段を点灯させずに、前記スイッチ手段がオフか
らオン(又はオンからオフ)に変化してから異常IPS
に対応する周期で前記発光手段を点滅させ、オンからオ
フ(又はオフからオン)に変化したとき前記リセット手
段が異常IPSをリセットする。
【0012】以上のように、本発明にあっては、IPS
に異常が発生すると、異常が発生したIPSを検出し、
この異常IPSに対応する点灯周期で発光素子を発光さ
せ、異常IPSに対する負荷の障害を修理した後でスイ
ッチを動作させて信号を入力することによって、異常I
PSの異常状態をリセットするようにしたので、異常が
発生したIPSを容易に見つけ出すことができると共
に、容易に異常状態をリセットすることができる。
に異常が発生すると、異常が発生したIPSを検出し、
この異常IPSに対応する点灯周期で発光素子を発光さ
せ、異常IPSに対する負荷の障害を修理した後でスイ
ッチを動作させて信号を入力することによって、異常I
PSの異常状態をリセットするようにしたので、異常が
発生したIPSを容易に見つけ出すことができると共
に、容易に異常状態をリセットすることができる。
【0013】請求項2の発明では、リセットするための
スイッチを、予備のヒューズキャビティを設け、この予
備のヒューズキャビティにスペアヒューズを挿入または
除去することによって構成するようにしたので、同一部
品を使用して単に予備のヒューズキャビティを1個設け
ることでスイッチを構成することができ、装置構成を簡
単にすることができる。また、請求項3の発明では、ス
イッチを動作させてから発光素子を発光させるようにし
たので、バッテリの電力消費を少なくすることができ
る。
スイッチを、予備のヒューズキャビティを設け、この予
備のヒューズキャビティにスペアヒューズを挿入または
除去することによって構成するようにしたので、同一部
品を使用して単に予備のヒューズキャビティを1個設け
ることでスイッチを構成することができ、装置構成を簡
単にすることができる。また、請求項3の発明では、ス
イッチを動作させてから発光素子を発光させるようにし
たので、バッテリの電力消費を少なくすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の具体例を図
1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の実施例の
異常IPS検出回路の構成図、図2は本発明の第1の実
施例の電気接続箱の構成を示す図、図3は本発明の実施
例の動作フローチャートである。図2において、1は電
気接続箱、2(2−1……2−M)はヒューズ、3(3
−1……3−N)はIPS、4は異常IPS検出回路、
5は発光素子、6はリセットスイッチである。
1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の実施例の
異常IPS検出回路の構成図、図2は本発明の第1の実
施例の電気接続箱の構成を示す図、図3は本発明の実施
例の動作フローチャートである。図2において、1は電
気接続箱、2(2−1……2−M)はヒューズ、3(3
−1……3−N)はIPS、4は異常IPS検出回路、
5は発光素子、6はリセットスイッチである。
【0015】複数のヒューズ2は図示しないヒューズキ
ャビティにヒューズまたはフュージブルリンクとして挿
着されており、図5で説明したように負荷に直列に接続
されている。また、IPS3は図6で説明した構成にな
っており、図5で説明したように負荷に直列に接続され
ている。
ャビティにヒューズまたはフュージブルリンクとして挿
着されており、図5で説明したように負荷に直列に接続
されている。また、IPS3は図6で説明した構成にな
っており、図5で説明したように負荷に直列に接続され
ている。
【0016】異常IPS検出回路4は、図1に示すよう
に、処理を行うマイクロプロセッサ(MPU)40、I
PS3に対応する点灯周期を記録した点灯周期記録部4
1、MPU40を動作させるプログラムが格納されてい
る異常検出部42、発光素子駆動部43、リセット部4
4、インタフェース(I/O)45〜47で構成され
る。
に、処理を行うマイクロプロセッサ(MPU)40、I
PS3に対応する点灯周期を記録した点灯周期記録部4
1、MPU40を動作させるプログラムが格納されてい
る異常検出部42、発光素子駆動部43、リセット部4
4、インタフェース(I/O)45〜47で構成され
る。
【0017】I/O45には、図6で説明した各IPS
3よりの異常出力端子よりの信号が入力され、時分割多
重されてMPU40に入力される。なお、各IPS3よ
りの異常出力信号を時分割多重せずに、各信号を個別の
I/Oを使用してMPUに入力させるようにしてもよ
い。I/O46には、図6で説明した各IPS3のリセ
ット入力端子が接続され、異常状態の保持をリセットす
るリセット信号が出力される。
3よりの異常出力端子よりの信号が入力され、時分割多
重されてMPU40に入力される。なお、各IPS3よ
りの異常出力信号を時分割多重せずに、各信号を個別の
I/Oを使用してMPUに入力させるようにしてもよ
い。I/O46には、図6で説明した各IPS3のリセ
ット入力端子が接続され、異常状態の保持をリセットす
るリセット信号が出力される。
【0018】つぎに、図3を参照して動作を説明する。
ステップS1では、異常検出部42は、I/O45を介
して入力される第n番IPSよりの異常状態信号が入力
されているか否かを判定し、判定がNOの場合はステッ
プS2に移り、nは最終IPSのNに等しいか否かを判
定し、最終IPSでないときはステップS3でnに1を
加算したn+1番目のIPSの異常検出を行い、最終I
PSのときはステップS4でn=1として最初のIPS
の異常検出を行わせる。
ステップS1では、異常検出部42は、I/O45を介
して入力される第n番IPSよりの異常状態信号が入力
されているか否かを判定し、判定がNOの場合はステッ
プS2に移り、nは最終IPSのNに等しいか否かを判
定し、最終IPSでないときはステップS3でnに1を
加算したn+1番目のIPSの異常検出を行い、最終I
PSのときはステップS4でn=1として最初のIPS
の異常検出を行わせる。
【0019】ステップS1でn番IPSより異常出力が
検出されたときはステップS5に移り、発光素子駆動部
43は、点灯周期記録部41に記録されているn番IP
Sに対応する点灯周期を読出し、読出した周期で発光素
子5を点滅点灯させる。発光素子5が点滅点灯すること
によって、その周期よりどのIPS、すなわちどの負荷
に障害が発生したかを知ることができ、障害修理を行っ
た後にリセットスイッチ6をオン(またはオフ)にす
る。
検出されたときはステップS5に移り、発光素子駆動部
43は、点灯周期記録部41に記録されているn番IP
Sに対応する点灯周期を読出し、読出した周期で発光素
子5を点滅点灯させる。発光素子5が点滅点灯すること
によって、その周期よりどのIPS、すなわちどの負荷
に障害が発生したかを知ることができ、障害修理を行っ
た後にリセットスイッチ6をオン(またはオフ)にす
る。
【0020】ステップS6では、リセット部44は、リ
セットスイッチ6がオン(またはオフ)になったか否を
判定し、判定がNOの場合はステップS5を続行し、Y
ESの場合はステップS7に移ってn番IPSに対して
I/O46を介してリセット信号を出力すると共に発光
素子5の点灯を停止させる。
セットスイッチ6がオン(またはオフ)になったか否を
判定し、判定がNOの場合はステップS5を続行し、Y
ESの場合はステップS7に移ってn番IPSに対して
I/O46を介してリセット信号を出力すると共に発光
素子5の点灯を停止させる。
【0021】なお、実施例ではステップS1で異常が検
出されたときステップS5に移って発光素子5を点滅点
灯させていたが、このステップS5の動作をステップS
6での判定がYESになったとき行わせ、ステップS7
のリセット信号の送出をステップS8の次に行わせるよ
うにしてもよい。
出されたときステップS5に移って発光素子5を点滅点
灯させていたが、このステップS5の動作をステップS
6での判定がYESになったとき行わせ、ステップS7
のリセット信号の送出をステップS8の次に行わせるよ
うにしてもよい。
【0022】次に、図4を参照して第2の実施例を説明
する。図4は第2の実施例の電気接続箱の構成を示す図
である。図1で説明した第1の実施例の構成において
は、異常IPS検出回路4へのセット信号の入力をリセ
ットスイッチ6によって行っていた。第2の実施例にお
いては、図4に示すように、スペアヒューズ7を用い
る。すなわち、通常のヒューズキャビティに加えてリセ
ット信号を入力するための予備のヒューズキャビティを
設け、このヒューズキャビティにスペアヒューズ7を挿
入または除去することによってリセット信号を入力す
る。
する。図4は第2の実施例の電気接続箱の構成を示す図
である。図1で説明した第1の実施例の構成において
は、異常IPS検出回路4へのセット信号の入力をリセ
ットスイッチ6によって行っていた。第2の実施例にお
いては、図4に示すように、スペアヒューズ7を用い
る。すなわち、通常のヒューズキャビティに加えてリセ
ット信号を入力するための予備のヒューズキャビティを
設け、このヒューズキャビティにスペアヒューズ7を挿
入または除去することによってリセット信号を入力す
る。
【0023】予備ヒューズキャビティは他のヒューズキ
ャビティと同じ構造のものを使用することができ、電気
接続箱には予備のヒューズまたはヒュージブルリンクが
必ず備えてあるから、このような構成にすることによっ
て部品点数を減らすことができると共に構成を簡単にす
ることができる。なお、第2の実施例の動作は図3で説
明した第1の実施例と同様な動作が行われる。
ャビティと同じ構造のものを使用することができ、電気
接続箱には予備のヒューズまたはヒュージブルリンクが
必ず備えてあるから、このような構成にすることによっ
て部品点数を減らすことができると共に構成を簡単にす
ることができる。なお、第2の実施例の動作は図3で説
明した第1の実施例と同様な動作が行われる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。IPSに異常が発生すると、異常が
発生したIPSを検出し、この異常IPSに対応する点
灯周期で発光素子を発光させ、異常IPSに対する負荷
の障害を修理した後でスイッチを動作させて信号を入力
することによって異常IPSの異常状態をリセットする
ようにしたので、異常が発生したIPSを容易に見つけ
出すことができると共に、容易に異常状態をリセットす
ることができる。
の効果が得られる。IPSに異常が発生すると、異常が
発生したIPSを検出し、この異常IPSに対応する点
灯周期で発光素子を発光させ、異常IPSに対する負荷
の障害を修理した後でスイッチを動作させて信号を入力
することによって異常IPSの異常状態をリセットする
ようにしたので、異常が発生したIPSを容易に見つけ
出すことができると共に、容易に異常状態をリセットす
ることができる。
【0025】また、リセットするためのスイッチを、予
備のヒューズキャビティを設けると共に、この予備のヒ
ューズキャビティにスペアヒューズを挿入または除去す
ることによって構成するようにしたので、同一部品を使
用して単に予備のヒューズキャビティを1個設けること
でスイッチを構成することができ、装置構成を簡単にす
ることができる。さらに、スイッチを動作させてから発
光素子を発光させるようにしたので、バッテリの電力消
費を少なくすることができる。
備のヒューズキャビティを設けると共に、この予備のヒ
ューズキャビティにスペアヒューズを挿入または除去す
ることによって構成するようにしたので、同一部品を使
用して単に予備のヒューズキャビティを1個設けること
でスイッチを構成することができ、装置構成を簡単にす
ることができる。さらに、スイッチを動作させてから発
光素子を発光させるようにしたので、バッテリの電力消
費を少なくすることができる。
【図1】本発明の実施例の異常IPS検出回路の構成図
である。
である。
【図2】本発明の第1の実施例の電気接続箱の構成を示
す図である。
す図である。
【図3】本発明の実施例の動作フローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例の電気接続箱の構成を示
す図である。
す図である。
【図5】従来の電気接続箱を説明するための図である。
【図6】IPSの一構成を示す図である。
1 電気接続箱 2 ヒューズ 3 IPS 4 異常IPS検出回路 5 発光素子 6 リセットスイッチ 7 スペアヒューズ 40 マイクロプロセッサ(MPU) 41 点灯周期記録部 42 異常検出部 43 発光素子駆動部 44 リセット部 45〜47 インタフェース(I/O)
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のヒューズおよび過電流保護機能付
半導体リレー(IPS)を搭載した電気接続箱におい
て、 発光手段と、 前記IPSに対応させた前記発光手段を点灯させる点灯
周期を記録させた点灯周期記録手段と、 前記IPSで異常が発生したとき、異常が発生したIP
Sを検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段で異常が検出されたIPSに対応する
点灯周期で前記発光素子を点滅させる駆動手段と、 異常が発生したIPSの異常状態をリセットするリセッ
ト手段と、 前記リセット手段を起動させるスイッチ手段と、を備え
たことを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 前記スイッチ手段を、前記ヒューズの予
備のキャビティを設けると共に、該キャビティへの予備
ヒューズの挿入または除去によって構成したことを特徴
とする請求項1記載の電気接続箱。 - 【請求項3】 前記駆動手段が、前記異常検出手段で異
常が検出されたときは、前記発光手段を点灯させずに、
前記スイッチ手段がオフからオン(又はオンからオフ)
に変化してから異常IPSに対応する周期で前記発光手
段を点滅させ、オンからオフ(又はオフからオン)に変
化したとき前記リセット手段が異常IPSをリセットす
るようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の
電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07478596A JP3224007B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07478596A JP3224007B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266623A true JPH09266623A (ja) | 1997-10-07 |
JP3224007B2 JP3224007B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=13557301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07478596A Expired - Fee Related JP3224007B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224007B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102701527B1 (ko) * | 2021-02-10 | 2024-09-04 | 윈징 인텔리전스 이노베이션 (쉔젠) 컴퍼니 리미티드 | 청소 어셈블리 및 청소 로봇 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP07478596A patent/JP3224007B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3224007B2 (ja) | 2001-10-29 |
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