JPH09266347A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH09266347A JPH09266347A JP7270096A JP7270096A JPH09266347A JP H09266347 A JPH09266347 A JP H09266347A JP 7270096 A JP7270096 A JP 7270096A JP 7270096 A JP7270096 A JP 7270096A JP H09266347 A JPH09266347 A JP H09266347A
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Abstract
系半導体レーザを、歩留まりよく作製する製造方法を提
供する。 【解決手段】 主面が(100)面から[0aa]方向
(aは1または−1)に傾斜した基板上に半導体薄膜を
形成して半導体素子ウエハーを作製する。次に、[0a
a]方向にスクライブ線を形成する。次に、スクライブ
線に沿ってバー状に分離劈開する。このとき、バー端部
の劈開面である(0aa)面がウエハー主面となす角度
が90゜以下である一方の帯状ウエハー端部にスクライ
ブ線を形成する。これによって、クラックのない良好な
半導体レーザ共振器面を形成できるので、製造歩留まり
や信頼性の向上が可能となる。
Description
方法に関するものであり、特に半導体レーザ等のチップ
の劈開分離方法に係わるものである。
半導体レーザの需要が高まり、AlGaAs/GaAs
系、InGaAsP/InP系を中心として活発な研究
開発が進められてきた。光情報処理分野においては、特
に波長が780nmのAlGaAs/GaAs系近赤外
半導体レーザを光源としたコンパクトディスクが広く普
及するに至っている。
められるようになり、それにともない短波長のレーザの
要望が強まってきている。AlGaInP/GaAs系
半導体レーザは630〜690nmの赤色波長領域での
発振が可能であり、現在実用レベルにある半導体レーザ
では最も短波長の光が得られるのもである。したがっ
て、次世代の大容量光情報記録用光源として有望であ
る。
れる結晶面をレーザ共振器として用いている。そのた
め、レーザ共振器の形成には以下に示すような劈開方法
をとっていた。
導体レーザウエハーを個々の半導体レーザチップに分離
するために、一旦ストライプと直行する方向にウエハー
表面上にスクライブ線を形成する。そのスクライブ線
は、ダイヤモンドスクライバーの刃先をウエハー表面に
接触させて傷をつけて形成する。次に、ローラーや突き
上げ歯によって、ウエハー表面とは対向する基板裏面に
スクライブ線に沿って、ウエハーに加重を加えてバー状
に劈開する。
となる鏡面が形成される。劈開面となる(0−11)や
(011)等の面では、劈開によって原子オーダーの平
坦な鏡面を得ることができる。さらに、このバーを各チ
ップに分離することによって半導体レーザチップが得ら
れる。
As系半導体レーザでは、p型不純物濃度の改善や自然
超格子の抑制のために(100)面から[011]、
[0−1−1]方向に数゜から15゜程度傾斜した基板
を用いる場合が増えている。
ックの発生を抑制し製造歩留まりや信頼性を向上させる
半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
に本発明では、主面が(100)面から[0aa]方向
(aは1または−1)に2゜以上傾斜した基板上に半導
体薄膜を形成してなる半導体素子ウエハーの劈開分離工
程において、前記ウエハー主面上の[0aa]方向(a
は1または−1)にスクライブ線を形成し、主面とは対
向する面に加重を加えて、スクライブ線に沿って帯状ウ
エハーに分離する工程であり、スクライブ線を前記帯状
ウエハー端部の劈開面である(0aa)面(aは1また
は−1)が前記ウエハー主面となす角度が90゜以下と
なる一方の帯状ウエハー端部に形成する半導体装置の製
造方法とする。
方向(aは1または−1)に2゜以上傾斜した基板上に
半導体薄膜を形成してなる半導体素子ウエハーの劈開分
離工程において、前記ウエハー主面上の[0aa]方向
(aは1または−1)にエッチング溝を形成し、主面と
は対向する面に加重を加えて、エッチング溝に沿って帯
状ウエハーに分離する工程であり、エッチング溝を前記
帯状ウエハー端部の劈開面である(0aa)面(aは1
または−1)が前記ウエハー主面となす角度が90゜以
下となる一方の帯状ウエハー端部に形成する半導体装置
の製造方法とする。
る前に、本発明をなすに至った経緯について述べてお
く。前述したように、AlGaInP/GaAs系半導
体レーザでは、p型不純物濃度の改善や自然超格子の抑
制のために(100)面から[011]、[0−1−
1]方向に数゜から15゜程度傾斜した基板を用いる場
合が増えている。我々の検討によると、このように傾斜
した基板を用いるにあたり、へきかいする方向を考慮し
なくてはならないことが判明した。
nP系半導体結晶を成長したAlGaInP/GaAs
系半導体レーザチップの代表的な構成斜視図である。
(100)面から[011]方向に12゜傾斜したGa
Asからなるn型基板101上に、AlGaInPから
なるn型クラッド層102、AlGaInPおよびGa
InP層からなる歪多重量子井戸活性層103、AlG
aInPからなるp型第一クラッド層104、GaIn
Pからなるp型エッチング停止層105、AlGaIn
Pからなるp型第二クラッド層106、GaInPから
なるp型中間層107、GaAsからなるp型コンタク
ト層108から形成されている。
層106はリッジストライプ状にエッチング形成されて
おり、リッジストライプ両側にはGaAsからなるn型
電流狭窄層109が形成されている。
層109上にはGaAsからなるp型キャップ層110
が形成されており、キャップ層110上にp型電極11
1を形成した後、GaAs基板101を100μm程度
に基板側からエッチング除去し、n型電極112を形成
する。
の構成断面図である。この正面図はレーザの(01−
1)面であり、共振器面となっている。さらにレーザの
上面図を(c)に示している。この図からわかるよう
に、共振器面は、(01−1)面(0−11)面であ
り、側面は(011)面(0−1−1)面となってい
る。
(011)面、(0−1−1)面は図6に示す通り層構
造に対して垂直とはならないので、レーザ共振器面とし
て用いることはできない。したがって、層構造に対して
垂直となる(0−11)面(01−1)面をレーザ共振
器面として用いることになる。
を用いたレーザを、バー状に劈開する工程によると、基
板裏面からの加重によりスクライブ線に応力が集中し
(0−11)(01−1)面をレーザ共振器するバーが
形成されるが、スクライブ線の方向精度や加重の方向精
度が悪いと凹凸のあるスクライブ線に端を発して劈開面
にクラックが生じることがわかった。
ように、主にダブルヘテロ構造と基板の界面や活性層を
横断して進行したのち、基板側もしくは主表面側に進行
する。共振器端面の発光領域に、このようなクラックが
存在すると、特性不良により歩留まりの低下を招く。ま
た、初期特性が良い場合でも、動作中にクラックに端を
発して欠陥が急速に増殖し突然劣化する。
レーザに代表される8゜以上の大きな傾斜角をもつ基板
を用いる場合には、(0−11)面(01−1)面から
なる共振器端面にクラックが発生し易く、製造歩留まり
や信頼性の極端な低下が重大な問題となることが明らか
となったのである。
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1(a)はAlGaInP/GaA
s系半導体レーザチップの構成斜視図である。また、図
2は本発明のAlGaInP/GaAs系半導体レーザ
の製造方法を示す劈開工程を説明するための図であり、
図2(a)〜(d)は電極形成後のウエハの斜視図であ
る。
0)面から[011]方向に12゜傾斜したGaAsか
らなるn型基板101上に、AlGaInPからなるn
型クラッド層102、AlGaInPおよびGaInP
層からなる歪多重量子井戸活性層103、AlGaIn
Pからなるp型第一クラッド層104、GaInPから
なるp型エッチング停止層105、AlGaInPから
なるp型第二クラッド層106、GaInPからなるp
型中間層107、GaAsからなるp型コンタクト層1
08から形成されている。
層106はリッジストライプ状にエッチング形成されて
おり、リッジストライプ両側にはGaAsからなるn型
電流狭窄層109が形成されている。
層109上にはGaAsからなるp型キャップ層110
が形成されており、キャップ層110上にp型電極11
1を形成した後、GaAs基板101を100μm程度
に基板側からエッチング除去し、n型電極112を形成
する。
対称性は、(100)面から[011]方向に12゜傾
斜したGaAsからなるn型基板101を使用したこと
により側面の劈開面が12゜傾斜するために生じ、この
時、チップ側面の劈開面は(0−1−1)面、(01
1)面である。
の構成断面図である。この正面図はレーザの(01−
1)面であり、共振器面となっている。さらにレーザの
上面図を(c)に示している。この図からわかるよう
に、共振器面は、(01−1)面(0−11)面であ
り、側面は(011)面、(0−1−1)面となってい
る。
ップを分離する前のウエハーの斜視図である。図1
(a)の斜視図を丁度反対方向からみた図となってい
る。すなわち、正面の共振器面は(0−11)面となっ
ている。波線は、ウエハーからストライプ状の発光領域
を有する半導体レーザチップの共振器形成のためにバー
状に劈開分離する位置である。ここで、ウエハーのA端
およびB端側面の劈開面は、それぞれ(0−1−1)面
と(011)面である。それぞれ主表面とのなす角度は
図1(b)に示すように、θa=78゜、θb=102゜
である。
の面において劈開する際に、ストライプと直行する方向
に、A端からウエハー主表面上に3mm長のスクライブ
線200を形成する。そのスクライブ線200は、ダイ
ヤモンドスクライバー201の刃先をウエハー表面に接
触させて傷をつけることにより形成する。
歯202によって、主表面とは対向するGaAs基板1
01裏面にスクライブ線に沿って、A端から加重を加え
てバー状に劈開する。この劈開工程によって、図2
(d)に示すようにレーザチップの共振器面となる鏡面
が形成されたバーが得られる。さらに、このバーを各チ
ップに分離することによって図1に示す半導体レーザチ
ップが得られる。
プにおいては、すなわち、発光領域に対して垂直方向に
ウエハー主表面上のA端にスクライブ線を形成し、A端
から加重を加えてバー状に劈開した場合には、レーザ共
振器面はほとんど損傷をうけることはなかった。図6の
ように、ウエハー主表面上のB端に同様のスクライブ線
を形成し、B端から加重を加えてバー状に劈開した場合
には、劈開面にクラックが多数観測され、ダブルヘテロ
構造と基板の界面や活性層を横断して進行したのち基板
側もしくは主表面側に進行している。
かいした場合との10mWの光出力時の動作電流を比較した
結果を図3に示す。(b)のようにB端からへきかいし
た場合には、チップにより動作電流に大きなバラツキが
あるのに対し、(a)のようにA端からへきかいした場
合では、しきい値電流は均質であることがわかる。この
ようにへきかいの方向を考慮することにより、しきい値
電流のばらつきはほとんどなくなることがわかった。ま
た、共振器端面の発光領域にクラックが存在すると特性
不良により歩留まりの低下を招いたり、初期特性が良い
場合でも、動作中にクラックに端を発して欠陥が急速に
増殖し突然劣化することがある。しかし、本実施の形態
によれば、発光領域にクラックがほとんどないので、し
きい値電流が均質になるだけでなく、動作途中の劣化等
もなく、素子の特性上のばらつきも極めて少なく、半導
体レーザの製造歩留りが大幅に向上することができる。
を示す図4を用いて定性的に説明しておく。図4
(a)、(b)はそれぞれ(100)面から[011]
方向に傾斜した基板結晶における共振器面となる(0−
11)面、(01−1)面劈開面の原子配列を示してい
る。また、図中には右端、(a)ではB端、(b)では
A端にスクライブ線を形成して劈開したときに生ずるク
ラックの進行を示している。(0−11)面や(01−
1)面等の低指数の面での劈開によって、原子オーダー
の平坦な鏡面を得ることができる。
したクラックは、微視的には進行方向に向かって(01
1)、(0−1−1)面に沿ってステップ状に進行する
と考えられる。図4(a)に示すように、図中右端Bか
ら左端Aにクラックが進行する際、進行方向に(0−1
−1)面ステップが存在するため、クラックの進行方向
に(0−1−1)面に沿って容易にステップ状に進行す
る。
プとなるべき(011)面ステップがないのでステップ
状に進行できず、クラック先端に応力が集中し、破壊的
に進行したり、他のクラックを誘発しやすいと考えられ
る。
の傾斜方向に対して両側の位置(A端、B端)に加重を
加える実験により、クラックの発生頻度が著しく異なる
ことを見いだした。しかもこの現象は、基板の傾斜角度
が大きくなるほど顕著になり、特に基板角度が8度以上
になれば、へきかいする方向により、素子特性にばらつ
きが生じる度合が多くなることが判明した。よって、傾
斜角度の大きな基板上に成長した半導体層を用いた半導
体レーザの共振器の形成に、本発明の方法はきわめて効
果があるといえる。
の一主面は(100)面から[011]方向に傾斜した
面であったが、これらと等価な関係にあれば同じ効果が
得られる。つまり、GaAs基板の一主面(結晶成長
面)は、(100)面から[0−1−1]方向に傾斜し
た面、(010)面から[101]方向または[−10
−1]方向に傾斜した面、(001)面から[110]
方向または[−1−10]方向に傾斜した面でもよく、
一般的には、{100}面から<011>方向に傾斜し
た面であればよい。
InP/GaAs系半導体レーザの製造方法の第2の実
施の形態を示す劈開工程を説明するための図であり、図
5(a)は電極形成前、(b)〜(d)は電極形成後の
ウエハの斜視図である。実施の形態1と同一部分には同
一記号を用いている。実施の形態1と異なるのは、スク
ライブ線に替えてエッチング溝を形成している点であ
る。
斜視図である。波線は、ウエハーからストライプ状の発
光領域を有する半導体レーザチップの共振器形成のため
にバー状に劈開分離する位置である。ここで、ウエハー
のA端およびB端側面の劈開面は、それぞれ(0−1−
1)面と(011)面である。それぞれ主表面とのなす
角度は78゜、102゜である。
の面において劈開する際に、ストライプと直行する方向
にA端からウエハー主表面上に3mm長のエッチング溝
215を形成する。そのエッチング溝215は、ウエハ
ー主表面上にSiO2膜を形成した後、通常のフォトリ
ソグラフィーとエッチングによって、幅5μmの開口部
を形成し、次にアンモニア、過酸化水素と水の混合液を
用いてAlGaInPおよびGaInP層からなる歪多
重量子井戸活性層103を貫通するように、例えば、深
さ6μmのエッチングを行う。
膜を全面除去した後、キャップ層110上にp型電極1
11を形成した後、GaAs基板101を100μm程
度に基板側からエッチング除去し、n型電極112を形
成する。
歯202によって、主表面とは対向するGaAs基板1
01裏面にエッチング溝に沿って、A端から加重を加え
てバー状に劈開する。
ようにレーザの共振器面となる鏡面が形成されたバーが
得られる。さらに、このバーを各チップに分離すること
によって図1に示す半導体レーザチップが得られる。
プにおいては、すなわち、発光領域に対して垂直方向に
ウエハー主表面上のA端にエッチング溝を形成し、A端
から加重を加えてバー状に劈開した場合には、レーザ共
振器面はほとんど損傷をうけることはなかった。
ブ線を形成し、B端から加重を加えてバー状に劈開した
場合には劈開面にクラックが多数観測され、ダブルヘテ
ロ構造と基板の界面や活性層を横断して進行したのち基
板側もしくは主表面側に進行している。B端にエッチン
グ溝を形成した場合に動作電流に大きなバラツキがある
のに対し、A端にエッチング溝を形成した場合には均質
であることがわかった。
GaInP系の半導体レーザを例に説明したが、AlG
aInP系の半導体レーザの場合に絶大な効果を発揮す
るものの、本発明は構造や材料を限定するものではな
い。例えば、AlGaAs/GaAs系、InGaAs
P/InP等にも適用できる。また、材料の結晶構造が
立方晶の結晶だけでなく、六方晶や他の結晶構造でも基
板の傾斜方向に対して上述と同様の効果が期待できる。
As系のICやLEDの単なるチップ分離の際にもチッ
プ割れ等にともなう歩留まり低下を抑制できるため、広
く用いることができる。
基板を用いた場合に、劈開時に形成するスクライブ線や
エッチング溝を所定の位置に形成することで、クラック
の発生を大幅に抑制でき、製造歩留まりを向上できる。
プの構成図
ーザの製造方法の第1の実施の形態を示す劈開工程を説
明するための図
板結晶における共振器面となる(0−11)、(01−
1)劈開面の原子配列を示す図
ーザの製造方法の第2の実施の形態を示す劈開工程を説
明するための図
プの代表的な構成図
多重量子井戸活性層 104 AlGaInPからなるp型第一クラッド層 105 GaInPからなるp型エッチング停止層 106 AlGaInPからなるp型第二クラッド層 107 GaInPからなるp型中間層 108 GaAsからなるp型コンタクト層 109 GaAsからなるn型電流狭窄層 110 p型キャップ層 111 p型電極 112 n型電極 200 スクライブ線 215 エッチング溝
Claims (9)
- 【請求項1】主面が(100)面から[0aa]方向
(aは1または−1)に2゜以上傾斜した基板上に半導
体薄膜を形成してなる半導体素子ウエハーの劈開分離工
程において、前記ウエハー主面上の[0aa]方向(a
は1または−1)にスクライブ線を形成し、主面とは対
向する面に加重を加えて、スクライブ線に沿って帯状ウ
エハーに分離する工程であり、スクライブ線を、前記帯
状ウエハー端部の劈開面である(0aa)面(aは1ま
たは−1)が前記ウエハー主面となす角度が90゜以下
となる一方の前記帯状ウエハー端部に形成することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】主面が(100)面から[0aa]方向
(aは1または−1)に2゜以上傾斜した基板上に半導
体薄膜を形成してなる半導体素子ウエハーの劈開分離工
程において、前記ウエハー主面上の[0aa]方向(a
は1または−1)にエッチング溝を形成し、主面とは対
向する面に加重を加えて、エッチング溝に沿って帯状ウ
エハーに分離する工程であり、エッチング溝を、前記帯
状ウエハー端部の劈開面である(0aa)面(aは1ま
たは−1)が前記ウエハー主面となす角度が90゜以下
となる一方の前記帯状ウエハー端部に形成することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】基板が、GaAs、InP、ZnSe、S
iC、Siなどの半導体であることを特徴とする請求項
1または2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】スクライブ線が、半導体素子の活性層を貫
通することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項5】エッチング溝が、半導体素子の活性層を貫
通することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項6】主面が(100)面から[0aa]方向
(aは1または−1)に傾斜した基板上に、膜を形成す
る工程と、 前記基板主面上の[0aa]方向(aは1または−1)
にスクライブ線を形成し、前記スクライブ線に沿って帯
状ウエハーに分離する工程とを有し、 前記スクライブ線は、前記(0aa)面が前記主面とな
す角度が90゜以下となる一方の前記主面の端部に形成
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】主面が(100)面から[0aa]方向
(aは1または−1)に傾斜した基板上に、膜を形成す
る工程と、 前記基板主面上の[0aa]方向(aは1または−1)
にエッチング溝を形成し、前記エッチング溝に沿って帯
状ウエハーに分離する工程とを有し、 前記エッチング溝は、前記(0aa)面が前記主面とな
す角度が90゜以下となる一方の前記主面の端部に形成
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】傾斜角度が8度以上である請求項1〜7の
いずれかに記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】傾斜角度が8度以上15度以下である請求
項8に記載の半導体装置の製造方法。
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JP7270096A JP3027934B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 半導体装置の製造方法 |
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US7585689B2 (en) | 2007-08-23 | 2009-09-08 | Panasonic Corporation | Method for manufacturing semiconductor laser device and method for inspecting semiconductor laser bar |
JP2009253154A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 窒化ガリウム系半導体レーザを作製する方法 |
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