JPH092660A - 物品送り出し装置およびその方法 - Google Patents
物品送り出し装置およびその方法Info
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- JPH092660A JPH092660A JP15909395A JP15909395A JPH092660A JP H092660 A JPH092660 A JP H092660A JP 15909395 A JP15909395 A JP 15909395A JP 15909395 A JP15909395 A JP 15909395A JP H092660 A JPH092660 A JP H092660A
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Abstract
換を可及的に少なくして簡単に変更対応でき、かつ、装
置全体を簡略化させることができる物品送り出し装置お
よびその方法を提供する。 【構成】ランダム状態に搬送される物品bの搬送速度や
搬送タイミングに同期追従して物品bを受け取り、その
後、物品処理手段6に同期して受け取った物品bを物品
処理手段6へ受け渡す。
Description
てくる物品に同期追従してこれを受け取り、更に、他の
処理手段へ送り出す操作を自動的に行なうことができる
物品送り出し装置およびその方法に関する。
って、各種の処理作業、例えば、充填処理にあっては、
容器へ液体を充填する処理装置、すなわち、ロータリー
式充填機へ連続して自動的に送り込む搬送ラインは、一
般的に、後記する二通りが知られている。
搬送ライン49のもので、このものは、ランダム状にコ
ンベア50により搬送される容器53を、充填機55の
近傍において設けた所定長さを有する繰入スクリュー5
1により、充填機55と容器53とを同期させて送り込
む搬入コンベア52が用いられる、そして、繰入スクリ
ュー51から連続して送られる容器53を、スターホイ
ール54により一個づつ受け取り、充填機55の受台5
6へ送り込んで所定の充填を行なった後、スターホイー
ル57により再び一個づつ取り出し、搬出コンベア58
へ取り出させていた。
が納まる各ポケット部の間隔は、図4(a)に示すよう
に、各ピッチが不揃いな不等ピッチに形成されているも
のであって、ちなみに、このピッチは、容器53の繰入
側から徐々に大きくなり、最終的には、充填機55の容
器55の位置決めピッチに等しくなる、あるいは、位置
決めピッチに近づく。
0の移送速度は、繰入用のスターホイール54の周速度
に一致させる、すなわち、充填機50の位置決めピッチ
に等しいか、更に少し速いかであり、繰入スクリューの
繰入側のねじれによる容器搬送速度は、コンベア速度よ
り遅い。
は、通常は容器寸法より同ピッチか少し小さめのピッチ
から始まり、徐々に大きくしている。
を搬送される容器は、必ず繰入スクリューの先端部zの
箇所では急激に減速されるので、容器はその衝撃により
倒れたり安定を崩してふらついたりする。
発生で機械停止となり、また、容器がふらついた場合
は、繰入スクリューへうまく入らずに、繰入スクリュー
内で噛み込む、あるいは、容器倒れを生ずる等のトラブ
ルが起きて同様に機械停止となる。
器探知装置が、繰入スクリュー内に設置されている場合
が多いので、前記したように、容器がふらついた場合
は、探知ミスを起こしたり、探知してもその探知タイミ
ングがずれてしまって、充填機による液体充填の処理に
不都合を生ずる。
パーの場合は、充填済み容器からの液吹きを生ずる。
する容器形状が変更になると、この容器形状に見合う受
け凹部(ポケット)を有する繰入スクリューに交換しな
ければならず、その作業が大掛かりで時間が掛かり、処
理機におけるスターホイールとのタイミング合わせ調整
が面倒な上、その容器ごとこれらの繰入スクリューを用
意しなればならないので、コストアップとなると共に、
その在庫管理が大変である。
機(充填機)と後続の物品処理機(例えば、キャッパ
ー)との間を一連的なラインスクリューで連結して、前
後の処理機の容器の繰入出しを同期させる、すなわち、
コンベア上において容器をフリーの状態とさせない構成
のものである。
ライン59のものであって、このものは、コンベア60
とタイミングスクリュー61とからなる搬入コンベア6
2により容器53が所定ピッチで搬送される。
られる容器53を、この搬入コンベア62に接続させた
スターホイール54により一個づつ受け取り、充填機5
5の受台56へ送り込んで所定の充填を行なった後、該
充填機55に接続したスターホイール57により再び一
個づつ取り出し、搬出コンベア63へ取り出させてい
た。
欠点である容器倒れやふらつき、液吹き、容器検出ミス
によるトラブルを防止させたり、減少させたりする効果
を発揮するものである。
搬送ラインであっても、タイミングスクリュー内におい
て容器が倒れたり、ふらつきを発生させたりする事故は
起こるもので、完全な問題の解決とならないものであっ
た。
であるため、各処理機間の距離が長いと大きなコストア
ップとなり十分に採用できないものであり、採用できた
としても、兼用型換えの場合には、長いスクリューを交
換しなければならないので、その交換作業が著しく大変
でかつ不経済であると共に、スターホイールとのタイミ
ング合わせがその都度必要となる。
うタイミングスクリューは、スクリューポケット面と容
器面との接触により摩擦が起きるので、容器表面に傷が
付きやすく商品価値を著しく低下させる。
その近傍において作業する作業者への安全確保のため、
カバーにより覆いを施すと、これらが邪魔となってメン
テナンス等の作業性が悪くなる。等の様々な問題点を有
するものであった。
題点を解決するためになされたもので、ランダム状態に
搬送される物品の搬送速度や搬送タイミングに同期追従
して物品を受け取り、その後、物品処理手段に同期して
受け取った物品を物品処理手段へ受け渡すことにより、
容器形状の変更を生じても、そのための部品交換を可及
的に少なくして簡単に変更対応でき、かつ、装置全体を
簡略化させることができる物品送り出し装置およびその
方法を提供することを目的としている。
ための本発明の手段は、物品をランダム状態で搬送する
移送手段と、この移送手段の途中に設けて物品の搬送状
態を検出する検出手段と、回転手段により作動され前記
移送手段の物品を受け取って物品処理手段へ受け渡す受
渡手段と、前記検出手段と回転手段および物品処理手段
の作動手段とに連係させた制御手段とからなり、前記受
渡手段は、同心軸上へ個別に回転自在に支承させた複数
の受渡部材と、これら受渡部材に連係させて個別に駆動
する回転手段とを備えさせる。
数搬送される物品を、検出手段によって該物品の搬送状
態を検出し、この信号および物品処理手段における作動
手段の作動信号を制御手段へ入力させて、前記検出手段
による信号に基づき受渡手段における受渡部材の回転手
段を制御し、検出された物品の受け渡しされる位置にお
いて、前記受渡部材を検出物品の搬送状態に同期させ
て、該受渡部材によりこの物品を受け取り、該受け取っ
た物品を、物品処理手段の搬送状態に合わせて受渡部材
の回転手段を制御し物品処理手段へ送り込む物品送り出
し方法にある。
装置およびその方法は以下に述べる作用を奏する。
動信号、例えば、その回転数は、制御手段に入力されて
いるもので、この状態で、多数の物品が移送手段により
ランダム状態で搬送されると、検出手段によって該物品
の搬送状態が、例えば、搬送速度や容器位置が検出され
る。
段における複数組みの受渡部材のそれぞれの回転手段が
制御されるもので、受渡部材は、その搬送状態が移送手
段の搬送状態に同期するように変化され、移送手段によ
り搬送される前記検出された物品と同調・追従しながら
この検出物品を受渡位置において受け取る。
処理手段の搬送状態に合わせて、制御手段により受渡手
段における複数組みの受渡部材のそれぞれの回転手段が
制御されるもので、受渡部材と物品処理手段と同調しつ
つ受渡部材の物品が該物品処理手段へ送り込まれる。
その方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
出し方法の一実施例を採用した物品送り出し装置で、例
えば、流体の充填包装業界において、物品である容器b
への流体の充填や、容器bへのキャッピングの一ライン
に用いられるものであって、移送手段1と、検出手段2
と、受渡手段3と、制御手段4とにより基本的に構成さ
れる。
なわち、容器bを、その移送間隔がまちまちとなるラン
ダム状態で多数個を搬送するもので、ベルトや無限軌道
等のコンベアを用いるものであって、この上部に容器b
が載置される。
に設けて容器bの搬送状態、すなわち、容器bの有無や
容器bの搬送速度、移送手段1から受渡手段3へ容器b
が受け渡される受渡位置xまでの現在位置を検出する。
器とを有する(反射形でも可)光電管や、リミットスイ
ッチ,近接センサーあるいはカメラセンサー等の前記し
た作動を行ない得る任意のものが使用できる。
が採用されるもので、移送手段1を挟んでその両側に、
投光部材2aと受光部材2bとのセットからなる第一の
組と第二の組の二組を所定の間隔をもって並設して、第
一の光電管が検出した後、第二の光電管が検出したその
時間差によって容器bの移送速度を検出することができ
る。
渡位置xまでの距離を得ることで、後記する制御手段4
との連係により該受渡位置xまでの容器bの移動時間が
得られる。
ーボモータ等の回転手段5により作動され、移送手段1
において検出手段2により検出された容器bを受け取っ
て、後記する物品処理手段6へ受け渡す。
フレーム11へ取り付けた支持筒12内へ中空状の第一
軸13を回転自在に装着し、この第一軸13内へ中空状
の第二軸14を回転自在に装着すると共に、更に、この
第二軸14内へ第三軸15を回転自在に装着してあっ
て、これら第一,第二および第三軸13,14,15は
同芯状となるようにフレーム11に支承されている。
3,14,15には、ギアやカップリング等の伝達部材
16,17,18に連係させて回転駆動させるインデッ
クスカムやサーボモータ等による減速機付き回転手段5
a,5b,5cをそれぞれ接続させてあり、各軸13,
14,15が単独にかつ任意の回転速度がその回転中に
おいて、制御手段4の制御により変換し得るようにして
ある。
3,14,15の上部には、その端部に、容器bの外周
に係合して移送する係止部22,23,24を有する受
渡部材25,26,27を所定ピッチの位相差を持って
放射状に連結してある。
は、容器bを一度に複数個係止させるように複数個連接
させて設けることもある。
レーム11において立設させた主軸28へ、その端部
に、容器bの外周に係合して移送する係止部22,2
3,24を有する受渡部材25,26,27を所定ピッ
チの位相差を持って放射状に連結してある。
は、取付部材29,30,31を介して個別に回転され
る数値制御可能なサーボモータ等の回転手段5a,5
b,5cを取り付けてある。
軸28へ取り付けたリングギア36へ噛合するピニオン
ギア19,20,21を取り付けてあって、回転手段5
a,5b,5cが作動することにより、ピニオンギア1
9,20,21がリングギア36の回りを個別に回転移
動する。
段1の近傍において作動手段33により所定速度によっ
て回転される回転体に取り付けられ、図3に示すよう
な、容器bへの流体の充填手段34や、図2に示すよう
な、容器bへのキャップcの施蓋手段35等が用いられ
る。
手段5(5a,5b,5c)および物品処理手段6の作
動手段33とに連係させて、これらを任意にコントロー
ルするもので、慣用のコンピュータが用いられる。
図3に示すような受渡手段3の場合は、あらかじめ、物
品処理手段6における作動手段33の回転数は、制御手
段4に入力されているものであって、この状態で、搬送
ラインにおける移送手段1により、多数の容器bが容器
間隔がまちまちのランダム状態で搬送されるもので、こ
のラインにおいて物品処理手段6に近づくと、移送手段
1に設けた検出手段2が作動し、これを通過する容器b
は、その搬送状態を、すなわち、容器bの有無や搬送速
度,受渡位置xとの容器位置が検出されて、この検出信
号を制御手段4に送る。
と受渡位置xのでの時間とを演算出力して、そのデータ
に基づき受渡手段3における複数組(図においては三
組)の受渡部材25,26,27の回転手段5a,5
b,5cが制御されるもので、これにより、このうちも
っとも移送手段1に近いものである受渡部材25(制御
手段4があらかじめこれらの部材のいずれかを選定す
る。)の係止部22は、移送手段1により搬送されるす
でに検出済みの容器bに対応し、これと同調・追従しな
がら該容器bを受け取る。
容器bは、回転移動して、物品処理手段6の受取位置に
対応するもので、あらかじめ制御手段4に入力されたデ
ータ通りに制御される作動手段33の回転速度と、受渡
手段3の回転手段5による回転速度とが同期的に制御さ
れるため、容器bを保持した受渡手段3は物品処理手段
6の移動速度と同調しつつ、その受渡位置において容器
bが物品処理手段6へ送り込まれる。
よる回転速度、すなわち、容器bの移動速度は、移送手
段1による容器bの移送速度より速い速度(加速され
る)で搬送されることもあるもので、物品処理手段6に
近接したときには減速され、該位置において停止または
低速で通過する。
装置で処理する容器形状が変更になっても、この容器形
状に見合う移送手段に交換する必要がなく、型換えに要
する交換作業時間が大幅に短縮されて、作業性が向上す
る。
る上、構造が簡単であると共に、連続移送される容器
に、他の手段によって急激な減速や加速を与えないた
め、従来生じていた液吹きや容器の噛み込みトラブルを
なくすことができる。
を別々に行なうことができるので、この駆動手段や回転
手段全体を単純化させることができて、装置全体を小型
化することができる。等の格別な効果を奏するものであ
る。
置の一実施例を示す概略的な平面図である。
断した正面図である。
断した正面図である。
各例を概略的に示す平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 物品をランダム状態で多数搬送する移送
手段と、この移送手段の途中に設けて物品の搬送状態を
検出する検出手段と、回転手段により作動され前記移送
手段の物品を受け取って物品処理手段へ受け渡す受渡手
段と、前記検出手段と回転手段および物品処理手段の作
動手段とに連係させた制御手段とからなり、前記受渡手
段は、同心軸上へ個別に回転自在に支承させた複数の受
渡部材と、これら受渡部材に連係させて個別に駆動する
回転手段とを備えさせたことを特徴とする物品送り出し
装置。 - 【請求項2】 移送手段によりランダム状態に多数搬送
される物品を、検出手段によって該物品の搬送状態を検
出し、この信号および物品処理手段における作動手段の
作動信号を制御手段へ入力させて、前記検出手段による
信号に基づき受渡手段における受渡部材の回転手段を制
御し、検出された物品の受け渡しされる位置において、
前記受渡部材を検出物品の搬送状態に同期させて、該受
渡部材によりこの物品を受け取り、該受け取った物品
を、物品処理手段の搬送状態に合わせて受渡部材の回転
手段を制御し物品処理手段へ送り込むことを特徴とする
物品送り出し方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15909395A JP3522393B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 物品送り出し装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15909395A JP3522393B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 物品送り出し装置およびその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH092660A true JPH092660A (ja) | 1997-01-07 |
JP3522393B2 JP3522393B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=15686090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15909395A Expired - Fee Related JP3522393B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 物品送り出し装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3522393B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMO20130182A1 (it) * | 2013-06-24 | 2014-12-25 | Sacmi | Sistema per trasportare oggetti |
JP2015020858A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 株式会社京都製作所 | 物品移載装置 |
JP2016144850A (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械のワーク払い出し装置 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP15909395A patent/JP3522393B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMO20130182A1 (it) * | 2013-06-24 | 2014-12-25 | Sacmi | Sistema per trasportare oggetti |
WO2014207582A3 (en) * | 2013-06-24 | 2015-07-16 | Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa' Cooperativa | System for conveying objects |
CN105431364A (zh) * | 2013-06-24 | 2016-03-23 | 萨克米伊莫拉机械合作社合作公司 | 用于传送物体的系统 |
JP2015020858A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 株式会社京都製作所 | 物品移載装置 |
JP2016144850A (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械のワーク払い出し装置 |
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---|---|
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