JPH0926512A - 携帯型光ファイバ端末処理機 - Google Patents

携帯型光ファイバ端末処理機

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JPH0926512A
JPH0926512A JP7206386A JP20638695A JPH0926512A JP H0926512 A JPH0926512 A JP H0926512A JP 7206386 A JP7206386 A JP 7206386A JP 20638695 A JP20638695 A JP 20638695A JP H0926512 A JPH0926512 A JP H0926512A
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JP
Japan
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cleaning
optical fiber
fiber
cutting
stripping
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Application number
JP7206386A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sato
洋一 佐藤
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Canon Tokki Corp
Original Assignee
Tokki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多心テープ形光ファイバ心線および単心光フ
ァイバ心線の端末処理として、ストリッピング、クリー
ニングおよびカッティングの三工程にわたる作業を必要
とする。上記の三工程を処理する機構を小型の携帯用ケ
ース内に集約して設置し、電源や空圧源を使用しないで
すべて手作業で一括処理が行える、屋外現場作業にも適
した光ファイバ端末処理機を提供する。 【構成】 ファイバ心線を把時固定した心線固定ジグを
操作ハンドルでX方向の各作業位置に移動させる光ファ
イバ搬送部。操作ハンドルをY方向に移動させることで
ファイバ心線の被覆材を除去し、ファイバ素線を露出さ
せるストリッピング部。操作ハンドルをY方向に移動さ
せることでファイバ素線を清浄化させるクリーニング
部。操作ハンドルをX方向に移動させることでファイバ
素線を一定寸法に切断するカッティング部により構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多心テープ形光ファイ
バ心線および単心光ファイバ心線の端末処理に必要とす
るストリッピング、クリーニングおよびカッティングの
三工程を処理するための機構を小型のケース内に集約し
て設置し、すべて手作業によって連続で一括した端末処
理が行える屋外現場作業での使用も可能とした端末処理
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多心テープ形光ファイバ心線および単心
光ファイバ心線の端末処理作業は、ジャケットストリッ
パ、アルコールなどの溶剤を浸したパフ、光ファイバカ
ッタなど単独工具や単独用具を使用して、それぞれの工
程ごとに手作業で処理作業が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】端末処理作業は、それ
ぞれの工程が手作業で行われているため、処理作業に時
間がかかり、仕上がり品質の均一性に欠けていた。ま
た、端末処理作業を自動化させた公知の一括処理装置も
あるが、モータやシリンダを多用している場合が多く、
大型の処理装置となり、さらに電源や空圧源も必要とな
り、屋外現場作業には不向きであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、電源や空圧源を使用しないでストリッピング、クリ
ーニングおよびカッティングの三工程を処理する機構を
集約し、すべて手作業によって連続して一括処理が行え
る端末処理機とした。さらに、電柱などの高所や地下の
トンネル内での処理作業にも容易に使用できるよう小型
かつ軽量にして、装置のカバー上部に把手を設け運搬可
能な携帯型としている。
【0005】図9で示す多心テープ形光ファイバ心線お
よび単心光ファイバ心線を把時固定した心線固定ジグを
キャリアベースに載せ、該キャリアベースの端部に装着
固定した操作ハンドルを掴み、ガイド軸とXリニアスラ
イドに沿って各工程の作業位置に手作業でX方向に移動
させ位置決めを行う、光ファイバ搬送部分を内蔵した構
成としている。
【0006】前記多心テープ形光ファイバ心線および単
心光ファイバ心線を把時固定する専用の前記心線固定ジ
グは、公知の該心線固定ジグも使用を可能とした構成に
してあり、本発明による前記端末処理機で処理作業後、
前記心線固定ジグを取り外して光ファイバを把時固定し
たまま、次工程の融着接続装置に位置決めセットするこ
とも可能である。
【0007】前記操作ハンドルを手作業でY方向に移動
させることによって、上下に対向する心線把時機構でフ
ァイバ心線を把時固定し、上下二枚のストリップカッタ
でファイバ素線付近まで破断させたのち、前記操作ハン
ドルをY方向に戻すことで前記心線把時機構とストリッ
プカッタが直線後退して、前記ファイバ心線の被覆材を
剥離除去させるストリッピング部分を内蔵した構成とし
ている。
【0008】前記操作ハンドルを手作業でバネ付きプラ
ンジャがはまり込む位置までX方向に移動させ、さらに
Y方向に移動させることによって、上下に対向する素線
把時機構とその内接面を走行する清掃テープ部材で前記
ファイバ素線を包み込む。前記操作ハンドルのY方向へ
の操作と平行して、同時に前記清掃テープ部材に清浄液
の供給が行われており、前記ファイバ素線の表面を清浄
化させるクリーニング部分を内蔵した構成としている。
【0009】前記操作ハンドルを手作業でX方向に移動
させることによって上下に対向する素線把時機構で前記
ファイバ素線の先端部分と根元部分をクランプする。さ
らに段階的にX方向へ移動させることで、次に前記ファ
イバ素線下部に円形カッタで微少な傷をつけ、最後に切
断レバーで一定寸法に揃えて切断させる連続動作機構を
持たせたカッティング部分を内蔵した構成としている。
【0010】
【作用】片手で操作ハンドルを掴んで、X,Y方向にハ
ンドル操作するだけの作業で光ファイバのストリッピン
グ、クリーニングおよびカッティングの端末処理を一括
して行う。光ファイバ搬送部は、光ファイバを把時固定
した心線固定ジグを前記各作業位置へX方向に移動させ
て位置決めを行う。ストリッピング部は、ファイバ心線
を上下方向から把時し、カッタでファイバ素線付近まで
破断したのち、カッタを直線後退させて被覆材を剥離除
去し、ファイバ素線を一定寸法に露出させる。クリーニ
ング部は、露出したファイバ素線を清掃テープで上下方
向から把時し、清掃液で湿潤された清掃テープの走行で
素線表面を清浄化する。カッティング部は、露出したフ
ァイバ素線を上下方向から把時し、円形カッタで微少な
傷をつけたのち、切断レバーで一定寸法に切断する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の装置は次の部分で構成され、
図1から図9に基づいて詳細に説明する。 (1)光ファイバ搬送部 (2)ストリッピング部 (3)クリーニング部 (4)カッティング部
【0012】(1)光ファイバ搬送部 ストリッピング、クリーニングおよびカッティングの三
工程における作業位置に光ファイバを移動させる搬送部
であり、図1、図2、図3にその構造を示す。一定量突
き出されたファイバ心線91が把持固定されている心線
固定ジグ11をキャリアベース12に挿入して蓋を閉め
てクランプし、端末処理の各工程が始まる。キャリアベ
ース12には操作ハンドル13が装着されており、操作
ハンドル13の下端にある半月状切り欠きの施された駆
動ブロック14は、コモンベース15に装着固定された
ガイド軸16にはめ合わされ、操作ハンドル 13を掴
んでX方向に動作させることでコモンベース15の側壁
に装着固定されたXリニアスライド17に沿って、キャ
リアベース12がX方向に摺動する。端末処理の各工程
作業位置における位置決めは、コモンベース15の側壁
上面に埋め込まれたバネ付プランジャ18と、キャリア
ベース12の下面に施された切り欠き溝により行われ
る。なお、ストリッピングおよびクリーニングの作業位
置においては、ガイド軸16が途切れ、操作ハンドル1
3下端の駆動ブロック14がY方向に旋回揺動を可能と
している。
【0013】(2)ストリッピング部 上下に対向する心線把持機構と二枚のストリップカッタ
とで、ファイバ心線の被覆材を剥離除去する工程であ
り、図1、図2、図3にその構造を示す。操作ハンドル
13を掴んでY方向に若干倒すことで駆動ブロック14
は上方に旋回し、ベアリングホロア21を持ち上げ、駆
動アーム22に取り付けられた駆動レバーピン23によ
って、Yリニアスライド24の上を摺動するカムブロッ
ク25を後方に後退させ、カムホロア26が図3のカム
溝位置に落ち込み、上部揺動レバー27が揺動下降し、
ファイバ心線91をクランプする。なお、上部揺動レバ
ー27の下面には硬質ゴム系の摩擦部材28が貼り付け
られ、その先端にはストリップカッタ29aが取り付け
られている。Yリニアスライド24の上を摺動する下部
ブロック30の先端にはストリップカッタ29bが取り
付けられ、上部揺動レバー27の下降で双方の切れ刃に
よって、ファイバ素線92付近まで被覆材を破断する。
ファイバ心線91の被覆材は、その製法によって剥離除
去しにくい材質のものがある。そのため、下部ブロック
30の上面にあらかじめヒータ31が内蔵設置してあ
り、必要に応じて加熱処理を行うことも可能としてい
る。操作レバー13をさらにY方向へ倒すことで駆動レ
バーピン23がカムブロック25を後退させ、同時にラ
ッチレバー32が下部ブロック30を引っ掛けてYリニ
アスライド24上を後退させ、上下二枚のストリップカ
ッタ29と硬質ゴム系の摩擦部材28の摩擦抵抗によっ
てファイバ心線91の被覆材を剥離除去し、ファイバ素
線92を露出させる。操作ハンドル13を持ち上げ垂直
の原位置に戻すことによってカムホロア26は図2の原
位置に戻り、上部揺動レバー27を上方向に退避させた
後キックピン33がラッチレバー32を押し下げ、カム
ブロック25と下部ブロック30は最前進して原位置に
復帰し、ストリッピング工程が終了する。
【0014】(3)クリーニング部 上下に対向する素線把持機構の内接面を走行する清掃用
テープ部材で、被覆材を剥離除去されたファイバ素線9
2の表面を清掃する工程であり、図1、図4、図5にそ
の構造を示す。操作ハンドル13を掴んでバネ付プラン
ジャ18bにはまり込むクリーニング作業位置までガイ
ド軸16とXリニアスライド17に沿ってキャリアベー
ス12をX方向に移動させる。この時操作ハンドル13
の下端にある駆動ブロック14は、ガイド軸16bの途
切れによってはめあいが外れ、Y方向に旋回可能な状態
になっている。操作ハンドル13をY方向に若干倒すこ
とで駆動ブロック14は上方に旋回しベアリングホロア
41を持ち上げ、駆動アーム42の中間部に装着固定し
てある爪開閉ピン43を押すことで、引張りバネ44に
より爪開閉レバー45を引き寄せて上部爪46を揺動下
降させる。なお、上部爪46の下方には固定爪47があ
り、双方の爪でファイバ素線92が把持される。上部爪
46と固定爪47が接近する内接面には、供給ボビン4
8から巻き取りボビン49までを経由する清掃テープ部
材50が走行している。固定ガイド51とテンションロ
ーラ52を使用した巻き取り経路で通過途中、清掃テー
プ部材50にひねりを与えることなく、常に清浄なテー
ブ面でファイバ素線92を上下方向から包み込み、一本
の清掃テープ部材50の表裏両面を有効に活用できる機
構としている。さらに、上部爪46と固定爪47の先端
形状は嘴のような鋭利な稜になっていて、ファイバ心線
91の直近までの全域にわたってファイバ素線92の清
掃を可能にしている。操作ハンドル13をY方向に最大
限に倒すことで駆動アーム42の先端に連結している送
り爪53が送り歯車54を間欠回転させ、中心軸55を
介して巻き取りボビン49が回転し、清掃テープ部材5
0を巻き取って走行させ、ファイバ素線92の清掃処理
を行う。送り歯車54の端面には送液ローラ56が六個
取り付けられており、コモンベース15に装着固定され
たセグメントホロア57との間で挟まれた合成樹脂のパ
イプ部材58を送液ローラ56の間欠回転でしごいて、
清掃液タンク59から清掃液を上部爪46に定量吐出供
給し、清掃テープ部材50を湿潤させ清掃効果を高めて
いる。送り歯車54側の中心軸55には呼び水用ラッチ
60が取り付けられていて、これを手作業で外すことに
より巻き取りボビン40と中心軸55の回転伝達を切る
ことができる。このため、清掃液を使いきった際の清掃
液タンク59への再充填の時に操作ハンドル13を数回
上下に旋回させることによって送り歯車54を間欠回転
させ、清掃テープ部材50の無駄な使用を避けて清掃液
の呼び水を行うことができる。操作ハンドル13を持ち
上げ垂直の原位置に戻すと、復帰バネ61によって駆動
アーム42は押し戻され、爪開閉ピン43と爪開閉レバ
ー45が原位置に復帰し、上部爪46を上方に退避さ
せ、クリーニング工程が終了する。清掃テープ部材50
を使いきった際の供給ボビン48と巻き取りボビン49
の交換は、図1および図2に示すボビン交換用ハンドル
34を手作業で倒しストリッピング部全体を上方に旋回
させ、さらにボビン交換ラッチ62を外すことにより容
易に交換作業を行うことができる。
【0015】(4)カッティング部 上下に対向する素線把持機構でファイバ素線92をクラ
ンプし、円形カッタで傷をつけたのち切断してファイバ
心線91からの突出し量を一定寸法に揃える工程であ
り、図1、図6、図7、図8にその構造を示す。コモン
ベース15のリブ上に装着固定されたXサブスライド7
1の上部を摺動する下部クランプペース72があり、そ
の上部には硬質ゴム系の摩擦部材73が貼り付けられて
いる。上部クランプレバー74と切断レバー75は、支
点軸76とカムローラ軸77を介して下部クランプベー
ス72に連結されていて、カムローラ軸77先端にある
カムローラ78はコモンベース15のリブ上に装着固定
された板カム79に接している。操作ハンドル13を掴
んでガイド軸16とXリニアスライド17に沿ってX方
向に若干動かすことでキャリアベース12が下部クラン
プベース72を押してX方向に移動し、板カム79に沿
ってカムローラ78が下降すると同時に上部クランプレ
バー74が揺動下降してファイバ素線92の先端部分と
心線側根元部分の二個所をクランプする。次に操作ハン
ドル13をX方向に移動させることで、コモンベース1
5のリブ上に装着固定されたスリッタカッタ80の上面
をファイバ素線92が通過して素線下部に微少なスリッ
トを生じさせる。さらに、操作ハンドル13をX方向に
移動させることで板カム79に沿ってカムローラ78が
下降すると同時に、切断レバー75が揺動下降しファイ
バ素線92を一定寸法に揃えて切断する。操作ハンドル
13をX方向の最終位置まで移動させると、副カムロー
ラ81によって上部クランプレバー74が上方に退避し
てクランプを解除し、カッティング工程が終了する。こ
の時、切断レバー75は下降したままの状態である。上
記の上部クランプレバー74、切断レバー75と板カム
79の連続した動作の関係位置を図8に示す。キャリア
ベース12の蓋を開け心線固定ジグ11を取り出したの
ち、付属品の筆で剥離された被覆材と切断された素線屑
を心線や素線の当たり面の清掃も含めて下方に落下さ
せ、回収トレイ82に収納させる。その後、操作ハンド
ル13を掴んでバネ付プランジャ18aがはまり込むス
トリッピング工程の初期位置までX方向に戻すことで、
手作業による連続した光ファイバの端末処理工程が完了
する。
【0016】
【発明の効果】本発明の携帯型光ファイバ端末処理機は
以下の効果と利用価値がある。 (1)片手で操作ハンドルを掴み、X,Y方向にハンド
ル操作を行うだけの作業で光ファイバのストリッピン
グ、クリーニングおよびカッティングの三工程を連続で
一括して端末処理作業を行うことができる。 (2)それぞれの工程を手作業で個々に行う端末処理で
はなく、一括した連続作業で端末処理を行うため、熟練
者でなくても仕上がり品質が均一化され、歩留まりが向
上する。さらに処理に要する作業時間が短縮化され、作
業効率が上がる。 (3)電源や空圧源を使用しないため、どのような作業
場所でも使用することができる。また、ガスなど危険な
雰囲気環境での作業にも安全である。 (4)ストリッピング、クリーニングおよびカッティン
グの三工程を集約して一つの端末処理機としてまとめ、
小型かつ軽量であり、さらに装置のカバー上部に把時を
設けることにより容易に運搬が可能で、電柱などの高所
や地下のトンネル内での端末処理作業にも効果を発揮す
る。 (5)専用の心線固定ジグを用意すれば、図9に示す多
心テープ形光ファイバ心線と単心光ファイバ心線が双方
とも端末処理を行うことができる。なお、多心テープ形
光ファイバ心線は、2心から16心までの心線の端末処
理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型光ファイバ端末処理機の平面
図。
【図2】図1の光ファイバ搬送部10およびストリッピ
ング部20を左側から見た側面図。
【図3】図1の光ファイバ搬送部10およびストリッピ
ング部20を右側から見た側面図。
【図4】図1のクリーニング部40を右側から見た側面
図。
【図5】図1のクリーニング部40を左側から見た側面
図。
【図6】図1のカッティング部70を前面から見た正面
図。
【図7】図1のカッティング部70を右側から見た側面
図。
【図8】カッティング部70の連続動作関係位置の説明
図。
【図9】光ファイバ90の多心テープ形光ファイバ心線
および単心光ファイバ心線の斜視図。
【符号の説明】
10…光ファイバ搬送部 11…心線固定ジグ 1
2…キャリアベース 13…操作ハンドル 14…駆動ブロック 1
5…コモンベース 16…ガイド軸 17…Xリニアガイド 1
8…バネ付きプランジャ 20…ストリッピング部 21…ベアリングホロア 2
2…駆動アーム 23…駆動レバーピン 24…Yリニアスライド 2
5…カムブロック 26…カムホロア 27…上部揺動レバー 2
8…摩擦部材 29…ストリップカッタ 30…下部ブロック 3
1…ヒータ 32…ラッチレバー 33…キックピン 3
4…ボビン交換ハンドル 40…クリーニング部 41…ベアリングホロア 4
2…駆動アーム 43…爪開閉ピン 44…引張りバネ 4
5…爪開閉レバー 46…上部爪 47…固定爪 4
8…供給ボビン 49…巻き取りボビン 50…清掃テープ部材 5
1…固定ガイド 52…テンションローラ 53…送り爪 5
4…送り歯車 55…中心軸 56…送液ローラ 5
7…セグメントホロア 58…パイプ部材 59…清掃液タンク 6
0…呼び水用ラッチ 61…復帰バネ 62…ボビン交換ラッチ 70…カッティング部 71…Xサブスライド 7
2…下部クランプベース 73…摩擦部材 74…上部クランプレバ 7
5…切断レバー 76…支点軸 77…カムローラ軸 7
8…カムローラ 79…板カム 80…スリッタカッタ 8
1…副カムローラ 82…回収トレイ 90…光ファイバ 91…ファイバ心線 9
2…ファイバ素線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多心テープ形光ファイバおよび単心光フ
    ァイバの端末処理を行うため、光ファイバを把時固定し
    た心線固定ジグをストリッピング、クリーニングおよび
    カッティングの各作業位置に移動させるための手作業の
    操作ハンドルを有した機構を持つ光ファイバ搬送部。以
    下、前記操作ハンドルをX,Y方向にハンドル操作する
    ことによって光ファイバ心線の被覆材を一定寸法に剥離
    除去する機構を持つストリッピング部。該ストリッピン
    グ部で前記光ファイバ心線の被覆材を剥離除去されたフ
    ァイバ素線を清掃する機構を持つクリーニング部。該ク
    リーニング部で清掃された前記ファイバ素線を一定寸法
    に揃えて切断する機構を持つカッティング部、の四式の
    機構要素が一枚の軽金属製のコモンベース上に集約して
    設置固定され、前記ストリッピング、クリーニングおよ
    びカッティングの三工程が手作業で連続して一括処理を
    行うことができる、携帯型光ファイバ端末処理機。
  2. 【請求項2】 前記操作ハンドルを手作業でY方向に移
    動させることによって、旋回運動を直線および揺動運動
    に変換し、上下に対向する心線把時機構と二枚のストリ
    ップカッタでファイバ心線の被覆材を剥離除去する、リ
    ニアスライド、リンク、レバー、カム、バネを使用して
    機械的な機構を持たせた、前記ストリッピング部を有す
    る、請求項1の携帯型光ファイバ端末処理機。
  3. 【請求項3】 前記操作ハンドルを手作業でY方向に移
    動させることによって旋回運動を揺動および間欠回転運
    動に変換し、上下に対向する素線把時機構と該素線把時
    機構の内接面を走行する清掃テープ部材で前記ファイバ
    素線を包み込み、該ファイバ素線の表面を清浄化する、
    リンク、レバー、バネ、回転部材を使用して機械的な機
    構を持たせた、前記クリーニング部を有する、請求項1
    の光ファイバ端末処理機。
  4. 【請求項4】 前記操作ハンドルを手作業でY方向に移
    動させることによって回転部材が一定の角度を回転し、
    該回転部材の端面に取り付けられた複数のローラとゼグ
    メントホロアの内側に挟み込まれた給液用樹脂パイプ部
    材が前記複数のローラの間欠回転でしごかれ、前記給液
    用樹脂パイプ部材に充填してある清掃液を定量吐出して
    前記清掃テープ部材に供給して湿潤させ、クリーニング
    効果を高めさせるための機構を持たせた、請求項3のク
    リーニング部。
  5. 【請求項5】 前記回転部材の中心軸に取り付けられた
    巻き取りボビンと該巻き取りボビンから供給ボビンまで
    を経由する前記清掃用テープ部材の巻き取り経由で、通
    過途中にひねりを与えることなく、常に清浄なテープの
    表裏両面を有効に活用ができる機構を持たせ、さらに前
    記ファイバ素線を包み込む上下の爪は嘴のような鋭利な
    稜になっていて、前記ファイバ心線の直近までの全域に
    わたって前記ファイバ素線を清浄化することができる機
    構を持たせた、請求項3のクリーニング部。
  6. 【請求項6】 前記回転部材の中心軸に取り付けられた
    ラッチを手作業で外すことによって、前記巻き取りボビ
    ンへの回転伝達が切られ、前記複数のローラのみが間欠
    回転する機構になっていて、清掃液を使い切った際の清
    掃液タンクへの再充填の時に前記操作ハンドルを数回上
    下に旋回させることで前記複数のローラを間欠回転さ
    せ、前記清掃テープ部材の無駄な使用を避けて呼び水を
    行うことができる機構を持たせた、請求項3のクリーニ
    ング部。
  7. 【請求項7】 前記操作ハンドルを手作業で段階的にX
    方向に移動させることによって、上下に対向する素線把
    時機構で前記ファイバ素線の両端部分を把時したのち、
    円形カッタで微少な傷をつけ、さらに上方から切断レバ
    ーが下降して前記ファイバ素線を切断し、前記ファイバ
    心線からの突き出し量を一定寸法に揃える、リニアスラ
    イド、レバー、カムを使用して機械的な機構を持たせ
    た、前記カッティング部を有する、請求項1の携帯型光
    ファイバ端末処理機。
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