JPH09264728A - 欠陥または異物の検出の方法および装置、および欠陥または異物を検査された電子部品 - Google Patents

欠陥または異物の検出の方法および装置、および欠陥または異物を検査された電子部品

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JPH09264728A
JPH09264728A JP8251843A JP25184396A JPH09264728A JP H09264728 A JPH09264728 A JP H09264728A JP 8251843 A JP8251843 A JP 8251843A JP 25184396 A JP25184396 A JP 25184396A JP H09264728 A JPH09264728 A JP H09264728A
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高志 広井
Nobuaki Nakasu
信昭 中須
Yasuo Nakagawa
泰夫 中川
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哲也 渡邉
Takahiro Jingu
孝弘 神宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハ等の基板上に存在する欠陥また
は異物の検出のダイナミックレンジを拡大する。 【解決手段】 リニアセンサ16の出力をA/D変換3
0したデジタル情報から検査画像32aと参照画像32
bを得、2チップ比較回路41による不一致画像35と
飽和領域処理回路42によるマスク情報37を用いて欠
陥候補39を検出する。2チップ比較回路は、補正回路
101でレベル合わせを可能とし、また、比較時のしき
い値は変更可能なようにしておくことにより、感度を必
要以上に低下することなく、高感度化時にネックとなる
リニアセンサのダイナミックレンジを拡大して、比較的
大きな欠陥または異物によりブルーミングが発生して
も、サイズや位置を同定でき、欠陥・異物検査装置の精
度を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、プ
リント基板、TFT液晶表示装置、あるいは磁気ディス
ク基板等の基板上に存在する欠陥または異物等を高速か
つ高精度に検出する方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】年々微細化あるいは複雑化する半導体ウ
エハ、プリント基板、TFT液晶表示装置、あるいは磁
気ディスク基板等の基板の歩留まりを確保するために
は、基板上に存在する欠陥または異物等を高速かつ高精
度に検出する装置が欠かせない。半導体ウエハ、プリン
ト基板、TFT液晶表示装置、あるいは磁気ディスク基
板等の基板上には、一般的に、微細な回路パターンある
いは情報記録用の溝等の規則的あるいは不規則的なパタ
ーンが形成されており、基板上に存在する欠陥または異
物をこれらのパターンからいかに分離して抽出できるか
が重要な開発課題とされていた。
【0003】従来、この課題を解決するために、様々な
方法が考案され実用化されてきている。たとえば、特開
昭55−149829号公報には、基板上のパターンと
異物の分離をするために、直線偏光レーザを浅い角度で
基板に照射し、パターンと異物から発生する散乱光を基
板上方に設けた検出光学系で集光した後、検光子によ
り、異物から発生する散乱光成分のみをセンサにて抽出
する方法が示されている。
【0004】また、特開昭59−65428号公報に
は、基板上のパターンと異物の分離をするために、直線
偏光レーザを浅い角度で基板に照射し、パターンと異物
から発生する散乱光を基板上方に設けた検出光学系で集
光した後、検出光学系における基板のフーリエ変換面に
空間フィルタを設け、規則的なパターン形成角度あるい
は配置を有する特定の回折光成分を遮光し、異物から発
生する散乱光成分のみをセンサにて抽出する方法が示さ
れている。
【0005】上記公知例では、基板上の幾何学的な形状
の規則性による散乱光の乱れや回折に着目して欠陥また
は異物からの散乱光を抽出しようと試みているが、たと
えば半導体の高集積化に伴い、より微細な欠陥または異
物を検出しようとする場合には、これだけでは十分な性
能を達成できなくなってきた。すなわち、より微細な欠
陥または異物を検出するためには、散乱光を検出するセ
ンサ自体の感度を上げたり、基板上での検出画素サイズ
を小さくしたり、あるいは照射するレーザ光の出力を上
げるといった対策が必要となってきた。
【0006】高感度で小さな画素サイズを実現できるセ
ンサとしては、CCD(Charge Coupled
Device)リニアセンサ、あるいは、これの変形
といえるTDI(Time Delayed Inte
gration)センサなどのリニアセンサが用いられ
る。リニアセンサを用いた公知例としては、特開平1ー
158308号公報等が知られている。
【0007】しかしながら、通常、リニアセンサは、光
電子増倍管等のセンサに比べてその検出ダイナミックレ
ンジが狭いために、たとえば基板上に存在する微小な欠
陥または異物の検出を行なえるように感度を上げると、
基板上に同時に存在する可能性のある大型の欠陥または
異物による強い散乱光により、その欠陥または異物の近
傍が飽和状態に陥るという、いわゆる「ブルーミング現
象」が発生し、大型の欠陥または異物の認識や標準粒子
等に換算したサイズまたは位置の同定が困難であった。
【0008】これを回避するために、従来は、検出感度
を下げて「ブルーミング現象」の発生を押さえるか、あ
るいはリニアセンサが飽和状態に達したときの余剰電荷
を自動的に放出させる「アンチ・ブルーミング回路」を
導入する等の方策が取られていた。
【0009】しかしながら、検出感度を下げる前者は、
半導体の高集積化に対して逆行する方法であり、後者の
方法では、本来はリニアセンサのダイナミックレンジを
越えてしまうような強い散乱光を発生する欠陥または異
物の位置は求められるもののサイズが同定できなくなる
という課題を有していた。
【0010】また、異物や欠陥の検出においては、基板
上パターンのくり返し性に着目し、同一パターンを比較
して検査する手法を用いることがある。この際、比較す
る2画像、すなわち参照画像と検査画像の微妙な差異が
検出感度を左右し、通常検査画像と参照画像の差に起因
する明るさレベルの差異を許容する判定しきい値を設
け、このしきい値以上の差異が2画像に発生した場合、
異物あるいは欠陥有りと判定する。一般に、複雑なパタ
ーン形状の部分はこの2画像間の差異が大きく、この大
きい差異に基づいてしきい値を決めることが多い。した
がって、2画像間の差異が小さい領域においても必要以
上のしきい値が設定され、十分な検出感度が得られない
場合があった。
【0011】これを解決する手段として、特開昭63ー
32666号公報記載の方法があるが、この方法はパタ
ーン撮像を対象としており、散乱光検出には回路規模が
大きくなるという問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】通常、リニアセンサを
用いた基板上の欠陥または異物からの散乱光の検出にお
いては、センサ出力のA/D(アナログ/デジタル)変
換後のデータは、図9に示すように、リニアセンサ出力
の1画素分50を単位とし、基板の送り方向Xとリニア
センサのセンサ列方向Yにのびる2次元画像として取り
扱っている。
【0013】一般の微細な欠陥または異物の場合には5
1のように、中間調の階調出力を得る。この時の、リニ
アセンサの検出波形は図8のように示される。画素サイ
ズ50を単位としてA/D(アナログ/デジタル)変換
出力がY方向出力として取り出されるが、欠陥または異
物が存在すると、散乱光を検出しセンサの出力電圧が増
大し、たとえば55のように欠陥・異物検出電圧Vpe
akを得る。
【0014】ここで、リニアセンサの飽和レベル54に
おける電圧をVsat、光の入力が全く無いときの暗電
流状態における検出電圧(ノイズレベル)をVnois
eとしたとき、検出系のダイナミックレンジDRは式1
で与えられ、ダイナミックレンジ以上の分解能を得るこ
とは物理的にできない。
【0015】 DR(ダイナミックレンジ)=Vsat/Vnoise 式1 したがって、微小な欠陥または異物からの検出電圧がノ
イズレベルVnoise以上になるように、レーザの出
力を上げて検出感度の向上を図ろうすると、比較的小さ
な欠陥または異物が存在してもダイナミックレンジを越
えることとになり、欠陥・異物検出電圧Vpeakが飽
和レベル電圧Vsatに達してしまう。
【0016】飽和レベル電圧Vsatに達するとリニア
センサで光電変換された電荷が溢れ出て、図9に示すよ
うに、本来の散乱光の発生位置52の周辺53のように
広い面積にわたり飽和レベル状態となるいわゆる「ブル
ーミング現象」が発生する。
【0017】図10は、この時の、リニアセンサの検出
波形の例を示したものである。すなわち、56のよう
に、大型の欠陥または異物が存在しても、欠陥・異物検
出電圧Vdefectは飽和レベル電圧Vsatを越え
ることができないため、光電変換された余剰電荷が発生
し、この余剰電荷が溢れ出て、周辺の画素のレベルを5
7a、57bのように広い面積58にわたり飽和レベル
電圧Vsatまで押し上げる。これがブルーミング現象
であり、従来は、このような欠陥または異物のサイズと
位置の同定が困難とされていた。
【0018】一方、「アンチ・ブルーミング回路」で
は、この余剰電荷を別系統のラインで放出させるため、
余剰電荷が溢れ出て、ブルーミングを起こすということ
はなくなる。従って、比較的大きな欠陥または異物につ
いても位置の同定は可能であるが、出力レベルはVsa
tに固定される。
【0019】ところで、欠陥または異物サイズの同定
は、一般に、検出された散乱光強度Vのピーク電圧値に
より行なわれる。図11に示すように、光電子増倍管の
ように広いダイナミックレンジを有するセンサを用いる
場合には、標準粒子等を用いて換算される欠陥または異
物のサイズをピーク電圧値より換算曲線60を用いて求
めることができる。しかしリニアセンサのように有限の
ダイナミックレンジを有するセンサの場合、「アンチブ
ルーミング回路」の有無にかかわらず、ピーク電圧はV
satで固定されるために、換算曲線も61のように頭
打ちとなり、結果として、比較的大型の欠陥または異物
のサイズの同定ができなかった。
【0020】また、従来は、ピーク電圧を発生した画素
位置より欠陥または異物の位置を同定していたが、広い
範囲にピーク電圧が分布するために、欠陥または異物の
位置の同定も困難であった。
【0021】そこで、本発明の目的は、半導体ウエハ、
プリント基板、TFT液晶表示装置、あるいは磁気ディ
スク基板等の基板上に存在する欠陥または異物を高感度
に検出する上で、特に、ダイナミックレンジが小さいC
CDリニアセンサやTDIセンサ等を用いる際に、比較
的大型の欠陥または異物のサイズおよび位置を同定し、
リニアセンサのブルーミングの発生と両立できる欠陥ま
たは異物の検出方法、またはこれを用いた装置を提供す
ることにある。
【0022】さらに、本発明の目的は、検査画像と参照
画像を比較する検出方式においては、比較する2画像の
レベル差を補正し、また、従来、画一的であった判定し
きい値を、基板パターンの領域に応じて最適に設定する
ことにより、常に最適な判定状態を保持して検出感度の
不要な劣化を阻止する装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明では、図10に示
すような「アンチブルーミング回路」を用いない場合に
発生するブルーミング状態が、余剰電荷の溢れ出たもの
であることに着目し、ピーク電圧Vの代わりに、余剰電
荷の総和、すなわち、飽和領域あるいはブルーミング領
域58内の総電荷量をもとに、欠陥または異物のサイズ
を同定しようとするものであり、また、飽和領域あるい
はブルーミング領域のパターンにより、たとえば、その
重心位置より欠陥または異物の位置を同定しようとする
ものである。
【0024】即ち、本発明は、CCDリニアセンサまた
はTDIセンサといったリニアセンサを「アンチ・ブル
ーミング回路」を作動させない状態で使用し、比較的大
きな欠陥または異物によりリニアセンサの飽和あるいは
ブルーミングが発生したときには、その飽和領域の総電
荷量から欠陥または異物のサイズの同定と、飽和領域の
パターンから欠陥または異物の位置の同定とを行なう手
段により達成される。
【0025】そして、本発明は上記の手段を採用するこ
とにより次のことが達成される。
【0026】各画素に蓄積した電荷量が出力電圧として
検出され、A/D(アナログ/デジタル)変換後は階調
として扱われる。従って、図9におけるブルーミング領
域53内の階調数の総和(すなわち飽和レベルの階調値
と飽和画素数の積)として総電荷量Eが換算される(式
2)。
【0027】 E(総電荷量)=Vsat(または飽和レベルの階調値)×飽和画素数 式2 その結果、図12のように、総電荷量Eと標準粒子等に
換算した欠陥または異物サイズに対する換算曲線62が
求められ、Vsat(=Esat:飽和時の電荷量)や
Vnoise(=Enoise:ノイズ成分の電荷量)
による従来のダイナミックレンジに比べ、大きなダイナ
ミックレンジを有する領域63の実現が可能となる。
【0028】さらに、本発明では、図1における2チッ
プ比較処理34において、検査画像32aと参照画像3
2bの任意の領域における明るさレベルから、例えば明
るさの平均値のような指標値を求め、各々の指標値の差
異から両画像の明るさレベルの差異を推定し、この差異
を補正するようなレベル合わせを検査画像あるいは参照
画像に施すことにより安定な比較検査を可能とできる。
【0029】また、比較する際のしきい値を、基板上パ
ターンのレベル差変動の度合に応じて変化させることに
より、検出感度を必要以上に劣化させないことができ
る。たとえば、LSIの場合、セル部では比較的画像間
の差異が少ないが、周辺回路部分等の複雑なパターン部
では画像間の差異が大きい傾向がある。そこで、予めパ
ターン情報を与えておきパターン種に応じて最適なしき
い値を変動的に与えることにより、検出感度を必要以上
に劣化させないことができる。また、パターン種に応じ
て検出される信号レベルは特徴的な明るさを有すること
も多く、この場合には、検査画像あるいは参照画像の明
るさレベルに基づいて判定しきい値を変化させることに
より、検出感度を必要以上に劣化させないことができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、以下
詳細に説明する。
【0031】図6は、本発明に関する基板上の欠陥・異
物検査装置の構成を模式的にまとめたものである。
【0032】凹凸形状を有する回路パターン2や欠陥ま
たは異物3が存在する基板(たとえば、半導体ウエハ)
1上がステージ4の上に搭載されている。半導体レーザ
等のレーザ光源5から出た照明光は、コリメートレンズ
6(半導体レーザ等の点光源レーザの場合にのみ必要)
により平行光(コリメート光)に変換された後、凹レン
ズ7、凸レンズ8により光束を拡大変形させ、さらにミ
ラー9、集光レンズ10、ミラー11等を介して基板1
の表面に照射される。照明用のレーザ光の照射方向に関
しては、直上照射、斜方照射等のバリエーションが存在
するが、本発明の内容への影響が少ないため、ここでは
斜方照射として扱った。
【0033】基板上に欠陥、異物3あるいは回路パター
ン2といった凹凸形状が存在すると散乱光が発生する。
この散乱光を、たとえば、フーリエ変換レンズ12、空
間フィルタ13、逆フーリエ変換レンズ14等の光学系
により集光して、回路基板15上のリニアセンサ16上
に結像する。フーリエ変換レンズ12および逆フーリエ
変換レンズ14は、組合わせて一定の倍率を有する結像
光学系を形成する。そして、検出方向も照明系と同様、
直上検出、斜方検出等のバリエーションが存在する。
【0034】空間フィルタ13は、基板1上の回路パタ
ーンからの散乱光のうち、半導体メモリの記憶セル等の
繰り返し性の高いパターンあるいは特定の方向を向いた
パターンからの散乱光を遮断し、欠陥または異物からの
散乱光を抽出するためのものである。結像光学系のフー
リエ変換位置に空間フィルタを置くものや、特開昭55
−149829号公報のように、空間フィルタの代わり
に検光子を用いる方法もある。
【0035】リニアセンサ16としては、CCDリニア
センサあるいはTDIセンサ等が用いられ、リニアセン
サの出力は、欠陥・異物検出回路17と制御コンピュー
タ18によって処理され、欠陥または異物の位置および
サイズを求め、必要に応じてその結果を表示、記憶ある
いはホストのコンピュータへ転送する。また、制御コン
ピュータ18は、ステージ4を始めとする検査装置全体
の制御も行なう。
【0036】基板1上には、図7に示すように、チップ
またはショット(半導体ウエハに複数のチップまたはシ
ョットが形成されている)毎に繰り返される回路パター
ン21が形成されていることがある。リニアセンサ16
の視野20は基板1のサイズに比べて小さいために、基
板全面を検査するためには、リニアセンサの視野20が
XY平面内で22のように相対的に走査するように、基
板1を搭載するステージの駆動を行なう必要がある。そ
して、この走査途中に、基板上に存在する欠陥や異物3
からの散乱光がリニアセンサで検出される。
【0037】図1は、図6に示される欠陥・異物検出回
路17と制御コンピュータ18の欠陥または異物の検出
に関する部分の第1の実施形態の詳細を示したものであ
る。この実施形態は図7に示したように、チップあるい
はショット毎の繰り返しを有するパターン付き基板の検
査に有効な方法である。
【0038】欠陥・異物検出回路17はA/D変換回路
30、遅延メモリ31、2チップ比較回路41、飽和領
域処理回路42、マスキング処理38より成り立つ。そ
して、制御コンピュータ18には欠陥候補メモリ39
と、総電荷量を計算し、欠陥または異物のサイズや位置
を求める処理ユニット(ハードウエアあるいはソフトウ
エハ)40が存在する。さらに、前記処理ユニット40
の出力を入力信号とするデータの表示手段または記憶手
段を設けることにより、検出された欠陥または異物のサ
イズや位置を表示しまたは記憶しておくことができる。
【0039】リニアセンサ16により検出された散乱光
による電荷は、A/D変換回路30によりデジタル情報
(階調値)に変換されて、検査画像32aと、遅延メモ
リ31により蓄えられていた1チップ前の情報である参
照画像32bとなる。そして、検査画像32aには、欠
陥または異物3からの散乱光と回路パターン2からの散
乱光が検出されている。
【0040】検査画像32aおよび参照画像32bはそ
れぞれ2チップ比較回路41と飽和領域処理回路42に
送られる。2チップ比較回路41では、2チップ比較処
理34により、図2から図4に示すような手順で、2つ
の画像間の不一致部分を抽出し、不一致画像35を得
る。
【0041】図2は参照画像32bの検出波形例を示し
ている。この画像には欠陥または異物はほとんど存在し
ない。すなわち、参照画像32bの検出波形25の高低
変化は基板上の回路パターンによって発生した散乱光に
よるものである。回路パターンはチップあるいはショッ
ト毎に繰り返し性を有するために、検出波形25のレベ
ルは固定値として削除して差しつかえない。そこで、検
出波形25よりこれよりレベルの高い閾値波形27を得
ることができる。
【0042】一方、図3は検査画像32aの検出波形例
を示している。この画像では、欠陥または異物による散
乱光により、検出波形26に局所的ピーク値28が発生
する。従って、検出波形26に図3で求めた閾値波形2
7を合わせて比較することにより、図4のような欠陥ま
たは異物等によるピーク29を抽出でき、たとえば不一
致画像35を得る。
【0043】飽和領域処理回路42では、2値化処理に
より画像33a、33bを得、2つの画像から共通飽和
領域36が抽出される。このデータに、拡張処理を施す
ことで、マスキング処理38用のマスクデータ37が作
成される。
【0044】不一致画像データ35とマスクデータ37
より、欠陥または異物の候補となる画素が求められ、そ
の全ての画素について電荷値(階調値)と位置情報が欠
陥候補メモリ39に蓄えられる。
【0045】検査途中あるいは検査終了後、欠陥候補メ
モリ39の内容が読み出され、飽和レベルに達していな
い場合にはそのピーク値(階調値)とその位置から欠陥
または異物のサイズと位置が同定される。一方、飽和レ
ベルに達しているときには、図9に示したように、相接
する全ての飽和領域53内の総電荷量を求め、また、飽
和領域の重心点より実際に欠陥または異物が存在する場
所52に近い座標を求め、これを欠陥または異物のサイ
ズと位置として取り扱う。
【0046】次に、図5は、図6に示される欠陥・異物
検出回路17と制御コンピュータ18の欠陥または異物
の検出に関する部分の第2の実施形態の詳細を示したも
のである。
【0047】欠陥・異物検出回路17はA/D変換回路
30とコンパレータ44より成り立つ。制御コンピュー
タ18には欠陥候補メモリ39と、総電荷量を計算し、
欠陥または異物のサイズや位置を求める処理ユニット
(ハードウエアあるいはソフトウエハ)40が存在す
る。
【0048】リニアセンサ16により検出された散乱光
による電荷は、A/D変換回路30によりデジタル情報
(階調値)に変換され、予め設定された閾値43とコン
パレータ44で比較される。閾値43を越えた場合、欠
陥または異物の候補として、その全ての画素について電
荷値(階調値)と位置情報が欠陥候補メモリ39に蓄積
される。
【0049】検査途中あるいは検査終了後、欠陥候補メ
モリ39の内容が読み出され、飽和レベルに達していな
い場合にはそのピーク値(階調値)とその位置から欠陥
または異物のサイズと位置が同定される。一方、飽和レ
ベルに達しているときには、図9に示したように、相接
する全ての飽和領域53内の総電荷量を求め、また、飽
和領域の重心点より実際に欠陥または異物が存在する場
所52に近い座標が求められ、これを欠陥または異物の
サイズと位置として取り扱うものである。
【0050】この第2の実施形態は、パターンを有しな
い基板の検査(たとえば鏡面ウエハの検査)等にも有効
である。
【0051】また、欠陥候補メモリ39から処理ユニッ
ト40の処理は、上記検出した重心座標を求める方法の
他に、任意の大きさのテンプレートとの畳み込み積分処
理を行い、その処理結果の重心を求めること(即ち加重
平均処理して重心を求めること)も可能である。本実施
形態の場合、照明条件に起因するなど検出画像が何等か
の方向性を有する場合にも正確に位置を算出可能であ
る、という効果がある。
【0052】先に、図2、図3では、図示のVnois
eがほぼ同一レベルの場合について説明したが、基板の
背景の明るさを含むVnoise(図2の実線で示され
た電圧)は同一基板であっても場所によって変動するこ
とが起こり得る。この場合、図2から得られるしきい値
27(図2の点線で示された電圧)は図3においては最
適な値ではなく、図2と図3のVnoiseの差を補正
した値を図2から得られるしきい値に補正した値を図3
に適用すべきである。このため、詳細は後述するが、図
13に示すように、任意の小領域における画像の明るさ
レベルの平均値を参照画像と検査画像について求めて、
両画像の平均値の差から補正値を求めてしきい値を修正
することにより、常にしきい値を最適に保つことができ
る。
【0053】図13の基本的回路構成は、入力される参
照画像32bにしきい値発生器103のしきい値を加算
102してこの加算された参照画像と、検査画像32a
とを比較器104で比較して不一致画像35を得ようと
するものであり、この際、比較器104に入力される検
査画像は、両画像の明るさレベルの平均値の差により補
正された検査画像としているのである。図13におい
て、2チップ比較回路41が加算器102により参照画
像32bに対してしきい値発生器103の出力値分を増
分し、比較器104で検査画像32aとの差を検出する
ものである。補正器105はラッチ手段107にて各画
素データを得て加算器108にて総和を計算し割算器1
09にて参照画像32bについて近傍画素の平均レベル
を算出する。検査画像32aについても同様に、補正器
106で平均レベルを算出する。この2つの平均レベル
から減算器110を用いて参照画像と検査画像の差を検
出し、減算器111にて検査画像32aに補正を加えて
やれば上記機能が達成できる。なお、平均値は1次元で
求めるように説明したが、任意の2次元領域でも同様で
あることはいうまでもない。
【0054】図13において、しきい値発生器103の
出力を、基板上の領域の差異に応じて変動させてやるこ
ともできる。たとえば、図7に示すように、LSIでは
半導体ウエハの一区画を形成するチップ領域が予め決め
られており、各チップ内では、メモリセル部分であると
か周辺回路部分であるとかのパターン種が決まってい
る。したがって、図14に示すように座標信号112を
しきい値発生器103に入力し、しきい値発生器103
では、ルックアップテーブル(LUT)113によって
最適なしきい値信号を出力してやれば良い。ルックアッ
プテーブルは、たとえば、パターンが複雑で検出信号も
複雑に変化する周辺回路部分の領域ではしきい値を高く
設定し、メモリセル部では低く設定すように設定すれば
良い。前記座標信号112は前記ステージ4を移動させ
る信号に関連しており、したがって、しきい値はステー
ジ4の移動に伴い自動的に最適値に変更されるものであ
る。
【0055】また、図13のしきい値発生器103を図
15に示すように参照画像の明るさレベルに対応するよ
うに設定することもできる。これは、図6のような光学
系においては、メモリセル部のように検出視野内のくり
返し性が強い領域では、空間フィルタ13によりその出
力光量を減少させているために背景の検出信号レベル、
すなわち、Vnoiseが小さく、周辺回路部のように
視野内でのくり返し性が弱い領域では背景の検出信号レ
ベル、すなわちVnoiseが大きい。そこで、参照画
像の明るさレベルに対応しているVnoiseに呼応し
て、しきい値を変動させてやれば良い。
【0056】また、他の方法として、複数のチップにお
いて実際の異物や欠陥の検査に先立ち検査の試行を行
い、参照画像と検査画像のチップ内での対応する点での
信号レベルの相関分布をとり、この相関分布領域の範囲
内であれば両画像の明るさに差異があったとしてもこれ
は試行検査上で統計的に表れる差異であり、この相関分
布を越える値が参照画像に対して検査画像に発生した場
合に、異物や欠陥有りと判定することができる。
【0057】具体的な構成としては、図16に示すよう
に参照画像32bと検査画像32aの各々の信号レベル
をアドレスとして2次元加算メモリ114で相関をと
る。任意の画像についてこれを行った後、しきい値発生
回路115において、参照画像の各信号レベルに対応し
て(画像の暗い部分から明るい部分に至るまでの全域に
亘って)前記相関の分布領域を越える適宜の増分値に基
づいて、LUT113のしきい値を初期設定する。画像
の明るい領域と画像の暗い領域での前記相関の分布は、
同一模様ではなくて明るい方の領域ではその分布に広が
りがあるのが傾向として表れる。したがって、暗い領域
の検出感度を上げることとなる。実際の検査において
は、図15のLUT113と同様に扱って検査を行うこ
とができる。本実施例によれば、異物や欠陥に対して最
適なしきい値を常に得ることができるため検出感度を向
上できるという効果がある。
【0058】図17には、本発明における2チップ比較
処理34の他の具体的な実施形態を示す。図17におい
て、2チップ比較処理34は、シフトレジスタ212a
〜212c、シリアルインパラレルアウトシフトレジス
タ213a〜213c、LUT214、減算回路216
a〜216k、最小値検出回路218,219、スイッ
チ220で構成される。参照画像32bは、画像の1走
査線分を遅延させるシフトレジスタ212aおよび21
2bと、シリアルインパラレルアウトのシフトレジスタ
213a〜213cとを用いて遅延とシフトがなされて
種々の遅延量とシフト量をもつ多数の参照画像の出力を
得ることができ、その出力を検査画像32aと同期させ
る。
【0059】次に、シフトレジスタ213a〜213c
の各出力とシフトレジスタ213dの出力とを減算回路
216a〜216iで減算することによって、検査画像
32aに対して参照画像32bをX,Y方向に±1画素
づつシフトした画像との差画像が求められる。ここで、
差画像は検査画像32aから参照画像32bを減ずるも
のとし、負の値となる場合は、値0を出力するものとす
る。一方、シフトレジスタ213dの出力は、図16と
同様にしてあらかじめ値を設定したLUT214との差
を減算回路216kで求め、216kの出力が正のと
き、減算回路216jの出力をスイッチ220で出力す
る。216kの値が負の場合には、220の出力は零と
する。ここで、216jは、検査画像と参照画像の位相
が合致すると予測される画素の差を演算し、この差が負
となる場合は値0を出力する。
【0060】また、前記減算回路216a〜216iの
各出力は、最小値検出回路218に入力され、216a
〜216iの最小値を出力する。ここで、上述の通り減
算回路216a〜216iは負の値が得られた場合は値
0を出力するものとする。最小値検出回路218とスイ
ッチ220の出力は最小値検出回路219に入力され、
いずれか小さい値が出力される。
【0061】2チップ比較方式の検査においては、画像
の微妙な位置ずれやパターンの生成具合によって意図し
ない信号出力が発生し、特にパターンエッジ部分を異物
や欠陥と誤って出力することがあるが、本実施例によれ
ば、画像をシフトさせてこの誤判定を低減できるので、
安定な検査ができるという効果がある。
【0062】以上の説明では、基板上に存在する欠陥や
異物からの散乱光を検出することにより検査する方法お
よび装置であったが、散乱光の検出に限らず、基板から
の反射光を結像させてこれを検出することによっても検
査することができることは、図13ないし図16の構成
ならびにその機能からしても、当然のことである。
【0063】
【発明の効果】以上、本発明によれば、半導体ウエハ、
プリント基板、TFT液晶表示装置、あるいは磁気ディ
スク基板等の基板上に存在する欠陥または異物を検出す
る際に、特に、ブルーミング等の起きやすい狭いダイナ
ミックレンジを有するリニアセンサを用いながら、あた
かも広いダイナミックレンジを有するセンサと同じよう
に比較的大型の欠陥または異物のサイズや位置の同定が
行なえるため、高感度かつ高精度の欠陥または異物の検
査装置を実現でき、基板の製造工程の製造歩留まりを向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す処理機能ブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における参照画像の検
出波形例を示すものである。
【図3】本発明の第1の実施形態における検査画像の検
出波形例を示すものである。
【図4】本発明の第1の実施形態における欠陥または異
物によるピークの抽出を示したものである。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す処理機能ブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施形態の主として光学系の構成を示
す概略図である。
【図7】基板とリニアセンサの視野の関係を示す図であ
る。
【図8】通常の検出波形例を示す図である。
【図9】ブルーミングが発生したときの状態を示す取り
込み画像の拡大図である。
【図10】飽和あるいはブルーミングが発生したときの
検出波形例を示す図である。
【図11】従来の方法における換算欠陥または異物のサ
イズとピーク電圧による散乱光強度との関係を示す図で
ある。
【図12】本発明による換算欠陥または異物のサイズと
ピーク電圧による散乱光強度との関係を示す図である。
【図13】本発明の2チップ比較回路の実施形態を説明
するための図である。
【図14】本発明の2チップ比較処理の実施形態を説明
するための図である。
【図15】本発明の2チップ比較回路の他の実施形態を
説明するための図である。
【図16】本発明の2チップ比較回路の他の実施形態を
説明するための図である。
【図17】本発明の2チップ比較回路の他の実施形態を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 基板 3 異物 5 半導体レーザ発振器 12 フーリエ変換レンズ 13 空間フィルタ 14 逆フーリエ変換レンズ 16 リニアセンサ 17 欠陥・異物検出回路 18 制御コンピュータ 30 A/D変換 31 遅延メモリ 32a 検査画像 32b 参照画像 41 2チップ比較回路 42 飽和領域処理回路 50 画素 52 ブルーミング領域(飽和領域) 60〜62 換算曲線 102 加算器 103 しきい値発生器 104 比較器 108 加算器 109 割算器 110 減算器 113 ルックアップテーブル(LUT)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中垣 亮 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 広井 高志 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 中須 信昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 中川 泰夫 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 渡邉 哲也 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 神宮 孝弘 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング 株式会社内

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にレーザ光を照射し、 発生する散乱光を集光し、 集光した散乱光をリニアセンサ上に結像し、 リニアセンサにより得られた散乱光による電荷情報をデ
    ジタル情報に変換し、変換されたデジタル情報に基づき
    基板上の欠陥または異物の有無を判定し、 欠陥または異物が存在するときに欠陥または異物のサイ
    ズまたは位置のデータを求めることにより、 基板上の欠陥または異物を検出する検出方法であって、 比較的大型の欠陥または異物から発生する比較的強度の
    散乱光がリニアセンサ上に結像されるときに発生するリ
    ニアセンサの飽和状態あるいはブルーミング状態であっ
    ても、基板上の欠陥または異物のサイズおよび位置のデ
    ータを求め得る、ことを特徴とする欠陥または異物の検
    出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 飽和状態あるいはブルーミング状態において、欠陥また
    は異物に起因した総電荷値により、欠陥または異物のサ
    イズを求めることを特徴とする欠陥または異物の検出方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 欠陥または異物に起因した総電荷値を、リニアセンサ出
    力が飽和状態にある画素数と、飽和状態とされるデジタ
    ル情報値との積により求めることを特徴とする欠陥また
    は異物の検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 飽和状態あるいはブルーミング状態において、欠陥また
    は異物に起因した飽和領域のパターンにより、欠陥また
    は異物の位置を求めることを特徴とする欠陥または異物
    の検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 欠陥または異物に起因した飽和領域のパターンの重心を
    求めることにより、欠陥または異物の位置を求めること
    を特徴とする欠陥または異物の検出方法。
  6. 【請求項6】 基板上にレーザ光を照射する手段と、 レーザ光を照射することにより基板から発生する散乱光
    を集める手段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光をリニアセンサ上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変えるリニアセンサと、 リニアセンサにより得られた散乱光による電荷情報をデ
    ジタル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき欠陥または異物の有無
    を判定する手段と、 欠陥または異物が存在するときに欠陥または異物のサイ
    ズまたは位置のデータを求める手段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 比較的大型の欠陥または異物から発生する比較的強度の
    散乱光が、リニアセンサ上に結像されるときに発生する
    リニアセンサの飽和状態あるいはブルーミング状態であ
    っても、基板上の欠陥または異物のサイズおよび位置の
    データを求め得る手段を有することを特徴とする欠陥ま
    たは異物の検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 散乱光を電荷情報に変えるリニアセンサが、電荷結合形
    デバイスであることを特徴とする欠陥または異物の検出
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 散乱光を電荷情報に変えるリニアセンサが、TDIセン
    サであることを特徴とする欠陥または異物の検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 飽和状態あるいはブルーミング状態において、欠陥また
    は異物のサイズを求め得る手段が、欠陥または異物に起
    因した総電荷値を用いることを特徴とする欠陥または異
    物の検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 欠陥または異物に起因した総電荷値を求める手段が、リ
    ニアセンサ出力が飽和状態にある画素数と、飽和状態と
    されるデジタル情報値の積を求めることであることを特
    徴とする欠陥または異物の検出装置。
  11. 【請求項11】 請求項6において、 飽和状態あるいはブルーミング状態において、欠陥また
    は異物の位置を求め得る手段が、欠陥または異物に起因
    した飽和領域のパターンから求めることを特徴とする欠
    陥または異物の検出装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 欠陥または異物に起因した飽和領域のパターンから欠陥
    または異物の位置を求め得る手段が、欠陥または異物に
    起因した飽和領域の重心を求めることであることを特徴
    とする欠陥または異物の検出装置。
  13. 【請求項13】 請求項6において、 変換されたデジタル情報に基づき欠陥または異物の有無
    を判定する手段が、変換されたデジタル情報に基づき検
    査画像と欠陥または異物の無い画像である参照画像を
    得、 さらに、前記検査画像と前記参照画像からマスク画像と
    不一致画像を得、 前記不一致画像を前記マスク画像によりマスク処理する
    ことであることを特徴とする欠陥または異物の検出装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項6において、 変換されたデジタル情報に基づき欠陥または異物の有無
    を判定する手段が、変換されたデジタル情報と設定値と
    を比較することであることを特徴とする欠陥または異物
    の検出装置。
  15. 【請求項15】 請求項1において、 検出された欠陥または異物のサイズまたは位置のデータ
    を表示または記憶することを特徴とする欠陥または異物
    の検出方法。
  16. 【請求項16】 請求項6において、 検出された欠陥または異物のサイズまたは位置のデータ
    を表示または記憶する手段を具備することを特徴とする
    欠陥または異物の検出装置。
  17. 【請求項17】 請求項4において、 欠陥または異物に起因した飽和領域のパターンの適宜の
    加重平均を求めることにより、欠陥または異物の位置を
    求めることを特徴とする欠陥または異物の検出方法。
  18. 【請求項18】 請求項11において、 欠陥または異物に起因した飽和領域のパターンから欠陥
    または異物の位置を求め得る手段が、欠陥または異物に
    起因した飽和領域のパターンの適宜の加重平均を求める
    ことであることを特徴とする欠陥または異物の検出装
    置。
  19. 【請求項19】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 前記照射手段により基板から発生する散乱光を集める手
    段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光を検出器上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた散乱光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、前記参照画像の任意の領域内の明
    るさから参照画像全体の明るさを示す第1の指標値を求
    める手段と、前記検査画像の任意の領域内の明るさから
    検査画像全体の明るさを示す第2の指標値を求める手段
    と、前記第1と第2の指標値の差異から所定の補正係数
    を求める手段と、前記補正係数を用いて検査画像または
    参照画像の明るさレベルを補正する手段と、前記参照画
    像または検査画像にしきい値を加算する手段と、を有す
    ることを特徴とする欠陥または異物の検出装置。
  20. 【請求項20】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 前記照射手段により基板から発生する散乱光を集める手
    段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光を検出器上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた散乱光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、前記参照画像の任意の領域内の明
    るさから参照画像全体の明るさを示す第1の指標値を求
    める手段、前記検査画像の任意の領域内の明るさから検
    査画像全体の明るさを示す第2の指標値を求める手段、 前記第1と第2の指標値から補正値を算出する手段と、
    前記参照画像または検査画像にしきい値を加算する手段
    と、前記算出された補正値を用いてしきい値を変更する
    手段と、を有することを特徴とする欠陥または異物の検
    出装置。
  21. 【請求項21】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 前記照射手段により基板から発生する散乱光を集める手
    段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光を検出器上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた散乱光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、明るさに関連する予め与えられた
    基板上の領域情報に基づいて補正値を算出する手段と、
    前記参照画像または検査画像にしきい値を加算する手段
    と、前記算出された補正値を用いてしきい値を変更する
    手段と、を有することを特徴とする欠陥または異物の検
    出装置。
  22. 【請求項22】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 前記照射手段により基板から発生する散乱光を集める手
    段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光を検出器上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた散乱光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、参照画像または検査画像の明るさ
    レベルを検知する手段と、前記参照画像または検査画像
    にしきい値を加算する手段と、前記検知された明るさレ
    ベルを用いてしきい値を変更する手段と、を有すること
    を特徴とする欠陥または異物の検出装置。
  23. 【請求項23】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 前記照射手段により基板から発生する散乱光を集める手
    段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光を検出器上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた散乱光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、参照画像と検査画像との対応する
    箇所における明るさの相関分布を求める手段と、前記相
    関分布の分布状況に基づいて補正値を算出する手段と、
    前記参照画像または検査画像にしきい値を加算する手段
    と、前記算出された補正値を用いてしきい値を変更する
    手段と、を有することを特徴とする欠陥または異物の検
    出装置。
  24. 【請求項24】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 基板からの反射光を検出器上に結像する手段と、 反射光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた反射光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、前記参照画像の任意の領域内の明
    るさから参照画像全体の明るさを示す第1の指標値を求
    める手段と、前記検査画像の任意の領域内の明るさから
    検査画像全体の明るさを示す第2の指標値を求める手段
    と、前記第1と第2の指標値の差異から所定の補正係数
    を求める手段と、前記補正係数を用いて検査画像または
    参照画像の明るさレベルを補正する手段と、前記参照画
    像または検査画像にしきい値を加算する手段と、を有す
    ることを特徴とする欠陥または異物の検出装置。
  25. 【請求項25】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 基板からの反射光を検出器上に結像する手段と、 反射光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた反射光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、前記参照画像の任意の領域内の明
    るさから参照画像全体の明るさを示す第1の指標値を求
    める手段、前記検査画像の任意の領域内の明るさから検
    査画像全体の明るさを示す第2の指標値を求める手段、 前記第1と第2の指標値から補正値を算出する手段と、
    前記参照画像または検査画像にしきい値を加算する手段
    と、前記算出された補正値を用いてしきい値を変更する
    手段と、を有することを特徴とする欠陥または異物の検
    出装置。
  26. 【請求項26】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 基板からの反射光を検出器上に結像する手段と、 反射光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた反射光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、明るさに関連する予め与えられた
    基板上の領域情報に基づいて補正値を算出する手段と、
    前記参照画像または検査画像にしきい値を加算する手段
    と、前記算出された補正値を用いてしきい値を変更する
    手段と、を有することを特徴とする欠陥または異物の検
    出装置。
  27. 【請求項27】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 基板からの反射光を検出器上に結像する手段と、 反射光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた反射光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、参照画像または検査画像の明るさ
    レベルを検知する手段と、前記参照画像または検査画像
    にしきい値を加算する手段と、前記検知された明るさレ
    ベルを用いてしきい値を変更する手段と、を有すること
    を特徴とする欠陥または異物の検出装置。
  28. 【請求項28】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 前記照射手段により基板から発生する散乱光を集める手
    段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光を検出器上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた散乱光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、参照画像と検査画像との対応する
    箇所における明るさの相関分布を求める手段と、前記相
    関分布の分布状況に基づいて補正値を算出する手段と、
    前記参照画像または検査画像にしきい値を加算する手段
    と、前記算出された補正値を用いてしきい値を変更する
    手段と、を有することを特徴とする欠陥または異物の検
    出装置。
  29. 【請求項29】 基板上にレーザ光または集束した光線
    を照射する手段と、 前記照射手段により基板から発生する散乱光を集める手
    段と、 基板上の欠陥または異物からの散乱光を正常な回路パタ
    ーンから発生する散乱光に比べて強調する手段と、 集光した散乱光を検出器上に結像する手段と、 散乱光を電荷情報に変える検出器と、 前記検出器により得られた散乱光による電荷情報をデジ
    タル情報に変換する手段と、 変換されたデジタル情報に基づき、検査画像と欠陥また
    は異物の無い画像である参照画像を得、前記検査画像と
    参照画像の差異から欠陥または異物の有無を判定する手
    段とを有し、 基板上の欠陥または異物を検出する検出装置であって、 前記判定手段は前記検査画像と参照画像とを比較する比
    較処理手段を有し、 前記比較処理手段は、参照画像をXおよびY方向にそれ
    ぞれ所定数の画素だけシフトさせる手段と、前記所定数
    画素シフトされたそれぞれの参照画像と検査画像のそれ
    ぞれの第1の差画像を求める手段と、前記第1の差画像
    の内から最小値差画像を求める手段と、前記検査画像が
    予め設定したしきい値を越える場合に、検査画像と前記
    検査画像に位相合致した参照画像との第2の差画像を求
    める手段と、前記最小値差画像と前記第2の差画像の内
    の小さい方の差画像を出力する手段と、を有することを
    特徴とする欠陥または異物の検出装置。
  30. 【請求項30】 請求項1ないし5、請求項15、請求
    項17、のいずれか1つの請求項に記載の欠陥または異
    物の検出方法において、 前記検出方法で検査された電子部品。
  31. 【請求項31】 請求項6ないし14、請求項16、請
    求項18ないし29、のいずれか1つの請求項に記載の
    欠陥または異物の検出装置において、 前記検出装置で検査された電子部品。
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