JPH09264662A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH09264662A
JPH09264662A JP7241196A JP7241196A JPH09264662A JP H09264662 A JPH09264662 A JP H09264662A JP 7241196 A JP7241196 A JP 7241196A JP 7241196 A JP7241196 A JP 7241196A JP H09264662 A JPH09264662 A JP H09264662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
upper hinge
hinge plate
recess
refrigerator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7241196A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kubota
順一 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7241196A priority Critical patent/JPH09264662A/ja
Publication of JPH09264662A publication Critical patent/JPH09264662A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観の向上を図りつつ、有効容積効率の拡大
を図ることができ、且つ、組立作業性の向上を図った冷
蔵庫を提供する。 【解決手段】 外箱4の上面一側に切欠部4Bを形成す
る。切欠部4Bを凹陥形状の底板11で下方から塞ぎ凹
所16を形成する。外箱4の前面に凹所16に連通した
透孔8Aを形成する。上ヒンジ板2を透孔8A、8Bよ
り本体8前方に突出した状態で凹所16内に固定する。
凹所16を上方よりカバー17で閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前方に開口する本
体の一側に扉を回動自在に枢支することにより、前記開
口を開閉自在に閉塞して成る冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種冷蔵庫は、例えば特公平
2−146490号公報(F25D23/02)や特公
平4−297774号公報(F25D23/02)に示
される如く、前方に開口した断熱箱体から成る本体内を
仕切壁によって上下に仕切り、一方を冷凍室、他方を冷
蔵室とすると共に、各室の開口は断熱扉によってそれぞ
れ開閉自在に閉塞していた。
【0003】この場合、本体天面の左右何れか一側には
上ヒンジ板が取り付けられると共に、仕切壁前面の一側
には中ヒンジ板が、また、本体前面下部の一側には下ヒ
ンジ板がそれぞれ取り付けられており、上下の各扉の一
側を各ヒンジ板のヒンジ軸(回動軸)によって回動自在
に枢支する構造とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では本
体天面の一側に上ヒンジ板を取り付けていたので、冷蔵
庫の外形寸法がその分拡大されてしまう。このため、外
容積に対する内容積の比率(以下、有効容積効率(内容
積/外容積)と称する。)が低くなってしまう問題が生
じていた。また、上ヒンジ板が上方に突出したかたちで
前方から見えるため、外観的美観が悪化する問題もあっ
た。
【0005】そこで、例えば特公平2−146490号
公報(F25D23/02)では、本体天面に凹部を形
成してこの凹部内に上ヒンジ板を収納し、カバーにて隠
蔽することによって、外観の向上を図っていたが、やは
り天面を平坦とすることは困難であると共に、回動する
扉を回避するために上ヒンジ板及び周辺の構造が極めて
複雑でコストの高騰を引き起こす問題があった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、外観の向上を図りつつ、
有効容積効率の拡大を図ることができ、且つ、組立作業
性の向上を図った冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
冷蔵庫は、前方に開口する本体と、この本体に回動自在
に枢支され、開口を開閉自在に閉塞する扉とを具備した
ものであって、本体の上面一側に形成された凹所と、こ
の凹所に連通し、その前方に位置して本体の前面に形成
された透孔と、扉を回動自在に枢支するための上ヒンジ
板と、凹所を上方より閉塞するカバーとを備え、上ヒン
ジ板は、凹所内に取り付けられた状態で透孔より本体前
方に突出するものである。
【0008】また、請求項2の発明の冷蔵庫は、外箱と
内箱間に断熱材を発泡充填して成り、前方に開口する本
体と、この本体に回動自在に枢支され、開口を開閉自在
に閉塞する扉とを具備したものであって、外箱の上面一
側に形成された切欠部及びこの切欠部を下方から塞ぐか
たちで外箱に固定された凹陥形状の底板により形成され
た凹所と、この凹所に連通し、その前方に位置する外箱
の前面に形成された透孔と、扉を回動自在に枢支するた
めの上ヒンジ板と、凹所を上方より閉塞するカバーとを
備え、上ヒンジ板は、凹所内に取り付けられた状態で透
孔より本体前方に突出するものである。
【0009】また、請求項3の発明の冷蔵庫は上記各発
明において、カバーは、本体若しくは外箱に着脱可能に
取り付けられるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は本発明の実施例としての冷蔵
庫1の上部前端の拡大縦断側面図、図2は冷蔵庫1の上
部前端の平面図、図3は上ヒンジ板2を除く冷蔵庫1の
上部前端の正面図、図4は上ヒンジ板2を取り付けた状
態の冷蔵庫1の上部前端の正面図をそれぞれ示してい
る。
【0011】実施例の冷蔵庫1は、前方に開口する鋼板
製の外箱4と、この外箱4内に間隔を存して組み込まれ
たやはり前方に開口する硬質合成樹脂製の内箱6と、両
箱4、6間に現場発泡方式にて充填された発泡ポリウレ
タン断熱材7とから本体8が構成されている。この内箱
6内は図示しない仕切壁にて上下に区画され、上側に冷
凍室15が、また、下側には図示しない冷蔵室が構成さ
れる。そして、冷凍室15の前面開口は扉5にて開閉自
在に閉塞されている。尚、図示しない冷蔵室も図示しな
い扉にて開閉自在に閉塞される。
【0012】前記外箱4の開口縁には、内方に略直角に
折曲され、裏側に折り返された前フランジ12(本体8
の前面となる)と、この前フランジ12と間隔を存して
後側に対向する後フランジ13とが折曲形成されてお
り、これら前後のフランジ12、13間に内向きの溝1
4が構成されている。この後フランジ13の先端は後方
に向けて折曲され、そこに後端フランジ13Aが構成さ
れている。
【0013】また、本体8開口縁の上辺となる外箱4の
前フランジ12及び後フランジ13の一側(実施例では
右側)には水平方向に細長い透孔8A、8Bが穿設され
ており、この透孔8A、8Bは後述する上ヒンジ板2の
断面と略同等の寸法を備えている。
【0014】更に、外箱4の天面4Aには上面一側(右
側)前部に切欠部4Bが形成されており、この切欠部4
Bは下方から底板11で塞がれている。この底板11は
凹陥形状を呈しており、外箱4の天面4A及び後フラン
ジ13、後端フランジ13Aに内方から溶接固定されて
いる。そして、この底板11上に切欠部4Bにて上方に
開口した凹所16が形成される。そして、この凹所16
の前方に前記透孔8A、8Bが位置し、凹所16内と本
体8前方とを連通している。また、底板11には後述す
る如く上ヒンジ板2は本体固定片2Aを固定するための
複数のネジ孔31B・・・(この場合3カ所)が形成さ
れている。
【0015】また、17はカバーであり、硬質合成樹脂
製等で切欠部4Bより小許大きく構成されると共に、カ
バー17の周縁下側の小許内側には下方に向けて複数の
嵌合爪17A・・・が突出形成されている。このカバー
17は外箱4と同一色とされており、このカバー17の
嵌合爪17A・・・を前記切欠部4B周縁に上方から嵌
合させることにより、凹所16を上方より閉塞すると共
に、外箱4に着脱可能に取り付けられ、且つ、外箱4の
天面4Aと略面一となる。
【0016】一方、上ヒンジ板2は本体固定片2Aと、
先端の回動軸固定部2Cとから構成されており、回動軸
固定部2Cには所定の形状の回動軸24を下側からカシ
メ等で固定する。また、上ヒンジ板2の本体固定片2A
は透孔8A、8Bより凹所16内に容易に挿入可能に構
成されており、本体固定片2Aと、先端の回動軸固定部
2Cの境に本体固定片2Aより少許上昇した段差部2D
を形成している。
【0017】そして、内箱6を外箱4に組み込む以前
に、外箱4の天面4Aに取り付けた底板11のネジ孔3
1A・・・を例えば内側から紙テープ等で塞ぎ、この状
態で両箱4、6間に断熱材7を現場発泡方式にて充填す
る。これにより、両箱4、6間に発泡した断熱材7が凹
所16内に漏出することを防止している。
【0018】次に、透孔8A、8Bより上ヒンジ板2の
本体固定片2Aを凹所16内に挿入し、ネジ31・・で
底板11に固定する。この状態で上ヒンジ板2の前端の
回動軸固定部2Cは外箱4前面より前方に突出する。そ
して、このように上ヒンジ板2を固定した後、上方から
カバー17を嵌合して凹所16を閉塞する。
【0019】以上の構成で、扉5を本体8に取り付ける
際は、上ヒンジ板2の回動軸24に扉5に形成した係合
孔に回動自在に挿入係合する。また、扉5の右下部は図
示しない中ヒンジに回動自在に係合し、これによって、
扉5を本体8に回動自在に枢支する。
【0020】このとき、扉5の上面は本体8の外箱4の
天面4Aと略面一となると共に、上ヒンジ板2の回動軸
固定部2Cは段差部2Dの分で扉5の天面に面一にな
り、扉5によって上ヒンジ板2は前方から隠蔽される。
また、上ヒンジ板2の本体固定片2Aを固定した凹所1
6の開口は天面4Aと同一色のカバー17で閉塞されて
いるので、外観的美観を損ねることもない。
【0021】また、上ヒンジ板2は本体8より上方に突
出しないので、本体8上に他の冷蔵庫などを積み重ねる
場合にも、上ヒンジ板2が邪魔になることが無くなると
共に、冷蔵庫1の有効容積効率を高くすることが可能と
なる。
【0022】特に、両箱4、6間に断熱材7を発泡し本
体8を完成してから、上ヒンジ板2を固定することがで
きるので、発泡治具も簡単な構造で済み、また、組立工
数も低減して大幅なコストの削減を図ることが可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、扉を回動自在に枢支する上ヒンジ板を、本体の上面
一側に形成された凹所内に収納することが可能となる。
これにより、上ヒンジ板が本体より上方に突出しなくな
るため、冷蔵庫の有効容積効率を高くすることが可能と
なると共に、本体上に他の冷蔵庫などを積み重ねる場合
にも、上ヒンジ板が邪魔になることが無くなる。
【0024】特に、上ヒンジ板を収納した後、凹所は上
方よりカバーで閉塞されるので、外観の仕上がりも向上
するものである。
【0025】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて外箱、内箱間に断熱材を発泡充填した後、上ヒンジ
板を取り付けることができるようになるので、発泡治具
の簡素化を図ることが可能となるものである。
【0026】更に、請求項3の発明によれば、上記に加
えてカバーを本体若しくは外箱に着脱可能に取り付けて
いるので、製造時の上ヒンジ板の取付作業性及びその後
の交換などのメンテナンス作業性を向上させることが可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の上部前端の拡大縦断側面図で
ある。
【図2】カバーを除く本発明の冷蔵庫の上部前端の平面
図である。
【図3】上ヒンジ板を除く冷蔵庫の上部前端の正面図で
ある。
【図4】上ヒンジ板を取り付けた状態の冷蔵庫の上部前
端の正面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2 上ヒンジ板 2A 本体固定片 4 外箱 4A 天面 4B 切欠部 5 扉 6 内箱 8 本体 8A、8B 透孔 11 底板 12 前フランジ 13 後フランジ 13A 後端フランジ 16 凹所 17 カバー 17A 嵌合爪 24 回動軸 31 ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に開口する本体と、この本体に回動
    自在に枢支され、前記開口を開閉自在に閉塞する扉とを
    具備した冷蔵庫において、 前記本体の上面一側に形成された凹所と、この凹所に連
    通し、その前方に位置する前記本体の前面に形成された
    透孔と、前記扉を回動自在に枢支するための上ヒンジ板
    と、前記凹所を上方より閉塞するカバーとを備え、前記
    上ヒンジ板は、前記凹所内に取り付けられた状態で前記
    透孔より本体前方に突出することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 外箱と内箱間に断熱材を発泡充填して成
    り、前方に開口する本体と、この本体に回動自在に枢支
    され、前記開口を開閉自在に閉塞する扉とを具備した冷
    蔵庫において、 前記外箱の上面一側に形成された切欠部及びこの切欠部
    を下方から塞ぐかたちで前記外箱に固定された凹陥形状
    の底板により形成された凹所と、この凹所に連通し、そ
    の前方に位置する前記外箱の前面に形成された透孔と、
    前記扉を回動自在に枢支するための上ヒンジ板と、前記
    凹所を上方より閉塞するカバーとを備え、前記上ヒンジ
    板は、前記凹所内に取り付けられた状態で前記透孔より
    本体前方に突出することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 カバーは、本体若しくは外箱に着脱可能
    に取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の冷蔵庫。
JP7241196A 1996-03-27 1996-03-27 冷蔵庫 Pending JPH09264662A (ja)

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JP7241196A JPH09264662A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 冷蔵庫

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102494488A (zh) * 2011-12-12 2012-06-13 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 门体及安装有该门体的冰箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102494488A (zh) * 2011-12-12 2012-06-13 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 门体及安装有该门体的冰箱

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