JPH09264283A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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Publication number
JPH09264283A
JPH09264283A JP7456996A JP7456996A JPH09264283A JP H09264283 A JPH09264283 A JP H09264283A JP 7456996 A JP7456996 A JP 7456996A JP 7456996 A JP7456996 A JP 7456996A JP H09264283 A JPH09264283 A JP H09264283A
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JP
Japan
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impeller
discharge
liquid
pump device
group
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JP7456996A
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English (en)
Inventor
Masahiko Miyazaki
政彦 宮崎
Tatsunori Makiyama
辰則 牧山
Kiyohiro Matsue
清博 松江
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の羽根車群をモーターの回転軸に直列に
配置しているので、第1の羽根車群と第2の羽根車群と
の間で液体の摩擦ロスが発生するとともに、回転軸の長
さが長くなり、振動が発生し、ポンプ装置が大型にな
る。 【解決手段】 羽根車をポンプケーシングで囲繞すると
ともに吸込口から吸入された液体を加圧して複数の吐出
口から吐出するようにしたポンプ装置において、羽根車
36を単一体として形成される複数の羽根車群30、3
3で構成し、各羽根車群30、33から対応する吐出口
29、38にそれぞれ液体を分離して吐出させるように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸込口から吸い
込んだ液体を加圧して複数の吐出口から吐出するポンプ
装置に係わり、特に小型化を図る構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は実公昭49−11855号公報に
示されたポンプ装置の一部を断面で示す構成図である。
図において、1はモーター、2はモーターの回転軸、3
は一端がモーター1の端部と接続され回転軸2を覆う吐
出ケーシング、4はこの吐出ケーシング3に形成された
第1の吐出穴、5は吐出ケーシング3の中央部で支持さ
れ回転軸2を支持する軸受、6は一端が回転軸2に装着
された第1の羽根車群、7はこの第1の羽根車群6の中
心部から外周部に向かって形成された第1の吐出部、8
は第1の羽根車群6の他端側に形成され第1の吐出部7
と接続された開口部、9は吐出ケーシング3の他端側を
閉塞して接続された仕切板、10は仕切板9に固着され
中心部に開口部8を支持する軸受11が形成された座金
である。
【0003】12は仕切板9の他端側に固着され内壁が
仕切板9と所定の間隔を形成し下側に開口13を有する
案内羽根、14は案内羽根12の中心部に形成され回転
軸2の径より大きい径の穴を有する軸受、15は一端が
回転軸2に装着されるとともに軸受14で支持された第
2の羽根車群、16はこの第2の羽根車群15の中心部
から外周部に向かって形成された第2の吐出部、17は
第2の羽根車群15の他端側に形成され第2の吐出部1
6と接続された開口部である。そして、第2の羽根車群
15はボルト18および座金19で回転軸2に固着され
ている。20は一端が吐出ケーシング3の他端と接続さ
れ第2の羽根車群15を覆うケーシングカバー、21は
開口部17を介して第2の羽根車群15を一端側で回転
可能に支持するとともに、他端側から液体が吸入される
吸込口、22は第2の吐出口である。そして、上記3、
4、20〜22でポンプケーシング23が形成される。
【0004】次に動作について説明する。図5におい
て、吸込口21が図示しない液体供給源と接続された状
態でモーター1が駆動されると、回転される第1と第2
の羽根車群6、15によって吸込口21内は負圧とな
り、液体が第2の羽根車群15内に吸い込まれ、第2の
羽根車群15内で加圧され遠心力によって第2の吐出部
16から排出され第2の吐出口22から吐出される。ま
た、第2の羽根車群15で加圧された液体の一部は、ポ
ンプケーシング23内の下部から案内羽根12の開口1
3を経て第1の羽根車群6内に入り、第1の羽根車群6
で加圧し第1の吐出部7から排出され、第1の吐出口4
から吐出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のポンプ装置は、
以上のように、第1と第2の羽根車群6、15をモータ
ー1の回転軸2に直列に配置しているので、第1の羽根
車群6と第2の羽根車群15との間で液体の摩擦ロスが
発生するとともに、回転軸2の長さが長くなることによ
り振動が発生し易く、ポンプ装置が大型になるという問
題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、振動の発生の防止、小型化およ
び液体の摩擦ロスの抑制が可能なポンプ装置を得ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるポンプ装置は、羽根車をポンプケーシングで囲繞す
るとともに吸込口から吸入された液体を加圧して複数の
吐出口から吐出するようにしたポンプ装置において、羽
根車を単一体として形成される複数の羽根車群で構成
し、各羽根車群から対応する吐出口にそれぞれ液体を分
離して吐出させるようにしたものである。
【0008】また、この発明の請求項2に係わるポンプ
装置は、請求項1において、羽根車は、少なくとも第1
の羽根車群と、第1の羽根車群の外周部に形成される第
2の羽根車群を備えたものである。
【0009】また、この発明の請求項3に係わるポンプ
装置は、請求項1において、羽根車は、少なくとも第1
の羽根車群と、第1の羽根車群から吐出される液体を分
流する液体分流手段と、液体分流手段で分流された液体
の一方を加圧し吐出する第2の羽根車群を備えたもので
ある。
【0010】また、この発明の請求項4に係わるポンプ
装置は、請求項1において、羽根車は、少なくとも第1
の羽根車群と、第1の羽根車群と軸方向に並列に形成さ
れた第2の羽根車群を備えたものである。
【0011】また、この発明の請求項5に係わるポンプ
装置は、請求項1〜4の何れかにおいて、少なくとも羽
根車群の一つはポンプケーシングの壁面の一部を構成要
素として形成されたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるポ
ンプ装置の一部を断面で示す構成図である。図におい
て、1はモーター、24はモーターの回転軸、25は回
転軸24を囲み一端がモーター1の端部と接続された吐
出ケーシング、26はこの吐出ケーシング25の他端側
に形成された所定の径を有する開口、27は開口26の
端部から所定の距離をあけて形成された仕切壁、28は
吐出ケーシング25の外周部に軸方向と直角に形成され
たフランジ、29はフランジ28に形成され仕切壁27
を介して開口26と接続された第1の吐出口である。
【0013】30は一端がボルト18、座金19によっ
て回転軸24に固着された第1の羽根車群で、他端側に
液体を吸入する吸入口31と、この吸入口31と接続さ
れ外周部で開口された第1の吐出部32が形成されてい
る。33は第1の羽根車群30の外周部に形成された第
2の羽根車群で、第1の吐出部32と並行な第2の吐出
部34と、この第2の吐出部34を第1の吐出部32と
直列に接続する接続路35が形成されている。そして、
上記第1の羽根車群30と第2の羽根車群33とで羽根
車36が形成される。
【0014】37は一端が羽根車36と対向し吐出ケー
シング25の他端と接続されたケーシングカバー、38
はこのケーシングカバー37に形成され、軸方向に連通
して開口26を介して第2の吐出部34と接続された第
2の吐出口、39はケーシングカバー37に軸方向とほ
ぼ直角に形成され吸入口31と接続された吸込口であ
る。そして、上記25〜29、37〜39で羽根車36
を囲繞するポンプケーシング40が形成される。
【0015】次に動作について説明する。図1におい
て、吸込口39が図示はしないが液体(例えば水)供給
源と接続された状態でモーター1が駆動されると、回転
軸24と一体に第1と第2の羽根車群30、33が回転
されることにより、吸込口39内部は負圧となって液体
が吸い込まる。そして、吸い込まれた液体は第1の羽根
車群30で加圧され第1の吐出部32から排出され第1
の吐出口29から吐出される。また、第1の吐出部32
から排出される液体の一部は、接続路35を経て第2の
羽根車群33に引き込まれてさらに加圧され、第2の吐
出口38から吐出される。
【0016】以上のように実施の形態1によれば、羽根
車36は第1の羽根車群30の外周部に形成される第2
の羽根車群33とで構成され、各羽根車群30、33か
ら対応する吐出口29、38にそれぞれ液体を分離して
吐出させるようにしたので、第1と第2の吐出口29、
38からそれぞれ異なる圧力の液体を吐出することが可
能となるとともに、振動の発生の防止、小型化および液
体の摩擦ロスの抑制が可能なポンプ装置を得ることが可
能となる。
【0017】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるポンプ装置の一部を断面で示す構成図であ
る。図において、1はモーター、、24はモーターの回
転軸、25は回転軸24を囲み一端がモーター1の端部
と接続された吐出ケーシング、26はこの吐出ケーシン
グ25の他端側に形成された所定の径を有する開口、2
7は開口26の端部から所定の距離をあけて形成された
仕切壁、28は吐出ケーシング25の外周部に軸方向と
直角に形成されたフランジ、29はフランジ28に形成
され仕切壁27を介して開口26と接続された第1の吐
出口である。
【0018】30は一端がボルト18、座金19によっ
て回転軸24に固着された第1の羽根車群で、他端側に
液体を吸入する吸入口31と、この吸入口31と接続さ
れ外周部で開口された第1の吐出部32が形成されてい
る。33は第1の羽根車群30の外周部に形成された第
2の羽根車群で、第1の吐出部32と並行な第2の吐出
部34と、この第2の吐出部34を第1の吐出部32と
直列に接続する接続路35が形成されている。そして、
上記第1の羽根車群30と第2の羽根車群33とで羽根
車36が形成される。
【0019】37は一端が羽根車36と対向し吐出ケー
シング25の他端と接続されたケーシングカバー、38
はこのケーシングカバー37に形成され、軸方向に連通
して開口26を介して第2の吐出部34と接続された第
2の吐出口、39は図1と同様にケーシングカバー37
に軸方向とほぼ直角に形成され吸入口31と接続された
吸込口である。そして、上記25〜29、37〜39で
羽根車36を囲繞するポンプケーシング40が形成され
る。なお、上記1、24〜40は上記実施の形態1のも
のと同様である。41は吐出ケーシング25内に仕切壁
27と並行に形成された仕切で、仕切壁27と協働して
液体分流手段42が形成される。
【0020】次に動作について説明する。図2におい
て、吸込口39が図示はしないが液体(例えば水)供給
源と接続された状態でモーター1が駆動されると、回転
軸24と一体に第1と第2の羽根車群30、33が回転
されることにより、吸込口39内部は負圧となって液体
が吸い込まる。そして、吸い込まれた液体は第1の羽根
車群30で加圧され第1の吐出部32から排出され、液
体分流手段42によって第1の吐出口29から吐出され
る液体と、接続路35を経て第2の吐出部34に流入す
る液体とに分流される。そして、第2の吐出部34に引
き込まれた液体は第2の羽根車群33でさらに加圧さ
れ、第2の吐出口38から吐出される。
【0021】ここで、吸入口31に吸込まれる液体量Q
1の内、第1の吐出部32から吐出される液体量をQ
2、第2の吐出部34から吐出される液体量をQ3とす
ると、各吐出部32、34からそれぞれ吐出される液体
量は、Q2≒Q3またはQ2>Q3の関係となる。
【0022】以上のように実施の形態2によれば、羽根
車36は、少なくとも第1の羽根車群30と、第1の羽
根車群30から吐出される液体を分離する液体分流手段
42と、液体分流手段42で分流された液体の一方を加
圧し吐出する第2の羽根車群33を備えた構成としたの
で、第1と第2の吐出口29、38からそれぞれ異なる
圧力の液体を吐出することが可能となるとともに、振動
の発生の防止、小型化および液体の摩擦ロスの抑制が可
能なポンプ装置を得ることが可能となる。
【0023】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるポンプ装置の一部を断面で示す構成図での形
態1によるポンプ装置の一部を断面で示す構成図であ
る。図において、1はモーター、24はモーターの回転
軸、43は回転軸24を囲み一端がモーター1の端部と
接続された吐出ケーシング、44はこの吐出ケーシング
43の他端側に形成された所定の径を有する開口、45
は吐出ケーシング43の外周部に軸方向と直角に形成さ
れたフランジ、46はフランジ45に形成され開口44
と接続された第1の吐出口である。
【0024】47は一端がボルト18、座金19によっ
て回転軸24に固着された第1の羽根車群で、他端側に
液体を吸入する吸入口48と、この吸入口48と接続さ
れ外周部で開口された第1の吐出部49が形成されてい
る。50は第1の羽根車群47の外周に形成された第2
の羽根車群で、第1の吐出部49と並行な第2の吐出部
51と、この第2の吐出部51の外周部を所定の方向に
開放する切欠部52が形成されている。そして、上記第
1の羽根車群47と第2の羽根車群50とで羽根車53
が形成される。
【0025】54は一端が羽根車53と対向し吐出ケー
シング43の他端と接続されたケーシングカバー、55
はこのケーシングカバー37に形成され、軸方向に連通
して開口44を介して第2の吐出部51と接続された第
2の吐出口、56は図1の吸込口39と同様にケーシン
グカバー54に軸方向とほぼ直角に形成され吸入口48
と接続された吸込口である。そして、上記43〜46、
54〜56で羽根車53を囲繞するポンプケーシング5
7が形成される。
【0026】次に動作について説明する。図3におい
て、吸込口56が図示はしないが液体(例えば水)供給
源と接続された状態でモーター1が駆動されると、回転
軸24と一体に第1と第2の羽根車群47、50が回転
されることにより、吸込口56内部は負圧となって液体
が吸い込まる。そして、吸い込まれた液体は吸入口48
から第1の吐出部49と第2の吐出部51とに分流して
吸入され、第1の羽根車群47、および第2の羽根車群
50でそれぞれ加圧される。そして、それぞれの吐出部
49、51から排出され、対応した第1の吐出口46お
よび第2の吐出口55から吐出される。
【0027】以上のように実施の形態3によれば、羽根
車53は、少なくとも第1の羽根車群47と、第1の羽
根車群47と軸方向に並行に形成された第2の羽根車群
50を備えた構成としたので、振動の発生の防止、小型
化および液体の摩擦ロスの抑制が可能なポンプ装置を得
ることが可能となる。
【0028】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるポンプ装置の一部を断面で示す構成図での形
態1によるポンプ装置の一部を断面で示す構成図であ
る。図において、1はモーター、24はモーターの回転
軸、43は回転軸24を囲み一端がモーター1の端部と
接続された吐出ケーシング、44はこの吐出ケーシング
43の他端側に形成された所定の径を有する開口、45
は吐出ケーシング43の外周部に軸方向と直角に形成さ
れたフランジ、46はフランジ45に形成され開口44
と接続された第1の吐出口である。
【0029】58は一端がボルト18、座金19によっ
て回転軸24に固着された第1の羽根車群で、他端側に
液体を吸入する吸入口59と、この吸入口59と接続さ
れ外周部で開口された第1の吐出部60が形成されてい
る。61は第1の羽根車群58の外周に形成された第2
の羽根車群で、第1の吐出部60と並行な第2の吐出部
62の一半を構成する溝63と、この溝63の下側と吸
入口59との間に所定の通路64が形成されている。そ
して、上記第1の羽根車群58と第2の羽根車群61と
で羽根車65が形成される。
【0030】66は一端が羽根車65と対向し吐出ケー
シング43の他端と接続されたケーシングカバー、67
はこのケーシングカバー66に軸方向に連通可能に形成
された第2の吐出口、68は溝63と間隔をあけて対向
し第2の吐出部62の他半を形成するように構成された
対向部で、開口44と間隔を形成して第2の吐出部62
と第2の吐出口67とが接続されている。69は図1の
吸込口39と同様にケーシングカバー66に軸方向とほ
ぼ直角に形成され吸入口59と接続された吸込口であ
る。そして、上記43〜46、66〜69で羽根車65
を囲繞するポンプケーシング70が形成される。
【0031】次に動作について説明する。図4におい
て、吸込口69が図示はしないが液体(例えば水)供給
源と接続された状態でモーター1が駆動されると、回転
軸24と一体に第1と第2の羽根車群58、61が回転
されることにより、吸込口69内部は負圧となって液体
が吸い込まる。そして、吸い込まれた液体は吸入口59
と通路64とに分流され、第1の吐出部60と第2の吐
出部62とにそれぞれ吸入され、第1の羽根車群58、
および第2の羽根車群61でそれぞれ加圧されるる。そ
して、それぞれの吐出部60、62から排出され、対応
した第1の吐出口46および第2の吐出口67から吐出
される。
【0032】以上のように実施の形態4によれば、少な
くとも羽根車群の一つ61はポンプケーシング70の内
壁の一部を構成要素として形成された構成としたので、
振動の発生の防止、小型化および液体の摩擦ロスの抑制
が可能なポンプ装置を得ることが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、羽根車をポンプケーシングで囲繞するとともに吸込
口から吸入された液体を加圧して複数の吐出口から吐出
するようにしたポンプ装置において、羽根車を単一体と
して形成される複数の羽根車群で構成し、各羽根車群か
ら対応する吐出口にそれぞれ液体を分離して吐出させる
ように構成したので、振動の発生の防止、小型化および
液体の摩擦ロスの抑制が可能なポンプ装置を得ることが
可能となる。
【0034】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、羽根車は、少なくとも第1の羽根車群
と、第1の羽根車群の外周部に形成される第2の羽根車
群とで構成したので、第1と第2の吐出口からそれぞれ
異なる圧力の液体を吐出することが可能となるととも
に、振動の発生の防止、小型化および液体の摩擦ロスの
抑制が可能なポンプ装置を得ることが可能となる。
【0035】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1において、羽根車は、少なくとも第1の羽根車群
と、第1の羽根車群から吐出される液体を分流する液体
分流手段と、液体分流手段で分流された液体の一方を吸
入し吐出する第2の羽根車群を備えた構成としたので、
第1と第2の吐出口からそれぞれ異なる圧力の液体を吐
出することが可能となるとともに、振動の発生の防止、
小型化および液体の摩擦ロスの抑制が可能なポンプ装置
を得ることが可能となる。
【0036】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1において、羽根車は、少なくとも第1の羽根車群
と、第1の羽根車群の軸方向と並行に形成された第2の
羽根車群を備えた構成としたので、振動の発生の防止、
小型化および液体の摩擦ロスの抑制が可能なポンプ装置
を得ることが可能となる。
【0037】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1〜4の何れかにおいて、少なくとも羽根車群の一つ
はポンプケーシングの内壁の一部を構成要素として形成
された構成としたので、振動の発生の防止、小型化およ
び液体の摩擦ロスの抑制が可能なポンプ装置を得ること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるポンプ装置の
一部を断面で示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるポンプ装置の
一部を断面で示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるポンプ装置の
一部を断面で示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるポンプ装置の
一部を断面で示す構成図である。
【図5】 従来のポンプ装置の一部を断面で示す構成図
である。
【符号の説明】
1 モーター、18 ボルト、19 座金、24 回転
軸、25 吐出ケーシング、26 開口、27 仕切
壁、28 フランジ、29 第1の吐出口、30 第1
の羽根車群、31 吸入口、32 第1の吐出部、33
第2の羽根車群、34 第2の吐出部、35 接続
路、36 羽根車、37 ケーシングカバー、38 第
2の吐出口、39 吸込口、40 ポンプケーシング。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車をポンプケーシングで囲繞すると
    ともに吸込口から吸入された液体を加圧して複数の吐出
    口から吐出するようにしたポンプ装置において、上記羽
    根車を単一体として形成される複数の羽根車群で構成
    し、上記各羽根車群から対応する吐出口にそれぞれ上記
    液体を分離して吐出させるようにしたことを特徴とする
    ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 羽根車は、少なくとも第1の羽根車群と
    上記第1の羽根車群の外周部に形成される第2の羽根車
    群とで構成されたことを特徴とする請求項1記載のポン
    プ装置。
  3. 【請求項3】 羽根車は、少なくとも第1の羽根車群
    と、上記第1の羽根車群から吐出される液体を分流する
    液体分流手段と、上記液体分流手段で分流された上記液
    体の一方を加圧し吐出する第2の羽根車群を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のポンプ装置。
  4. 【請求項4】 羽根車は、少なくとも第1の羽根車群
    と、上記第1の羽根車群と軸方向に並行に形成された第
    2の羽根車群を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ポンプ装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも羽根車群の一つはポンプケー
    シングの内壁の一部を構成要素として形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のポンプ装
    置。
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