JPH092641A - 物品の反転搬送装置 - Google Patents

物品の反転搬送装置

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JPH092641A
JPH092641A JP17660795A JP17660795A JPH092641A JP H092641 A JPH092641 A JP H092641A JP 17660795 A JP17660795 A JP 17660795A JP 17660795 A JP17660795 A JP 17660795A JP H092641 A JPH092641 A JP H092641A
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JP
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reversing
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JP17660795A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Hirota
哲也 廣田
Katsumi Iwata
勝美 岩田
Sueo Ito
末男 伊藤
Tsunenori Sekiyama
恒則 関山
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Churyo Engineering Co Ltd
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Churyo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の物品の反転搬送装置は、物品を一列
に整列した後、反転して搬送する装置であり、容易に検
査処理等に供することができる。 【構成】 本発明の物品の搬送装置は、一列に整列の物
品を搬送する前検査コンベア31aと、その前検査コン
ベアの下部に設置の後検査コンベア31bと、前記前検
査コンベアの終端から前記後検査コンベアの上に傾斜状
に渡し、入口56aから出口56bにかけて半周の螺旋
状の誘導溝55を形成の反転装置4とを備えるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一列に整列した物品を
反転可能とし、物品の表面と裏面の検査処理等を容易に
する。
【0002】
【従来の技術】多数量で且つ任意に供給される物品(例
えば、錠剤、)を、検査、包装、加工等の処理を施すた
め、物品を一列に整列し、物品の両面検査のために反転
等する各手段が必要になる。そのため、従来の物品を整
列する整列装置の一例として、パーツフィーダの様に、
振動或は遠心力を利用するものがあり、多量の物品を振
動体或は回転体に供給すると、前記振動体は振動を介し
て、前記回転体は遠心力を介して、外周に設けた排出口
から順次排出することによって、整列するものである。
又、物品を反転する反転装置の一例として、図10に示
すように、上段コンベア101と下段コンベア102と
の間に湾曲した反転シュート103を架設するものがあ
り、物品Mが上段コンベア101から落下しながら反転
シュート103内で反転させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、物品を
整列するために、前記のパーツフィーダを用いると、脆
い材料で製作の錠剤等は、振動体或は回転体内で物品同
志が衝突して、物品が破損するという不都合がある。
又、反転装置として、前記反転シュート103を用いる
と、物品Mが上段コンベア101から落下するとき、そ
の姿勢が不安定となり、反転の確実性に欠けると共に反
転した物品の進行方向が逆となり、後続の処理工程との
連結に問題を生ずることがある。そこで、本発明は、か
かる不都合を解消する物品の反転搬送装置を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の物品の反転搬
送装置は、一列に整列の物品を搬送する前検査コンベア
と、その前検査コンベアの下部に設置の後検査コンベア
と、前記前検査コンベアの終端から前記後検査コンベア
の上に傾斜状に渡し、入口から出口にかけて半周の螺旋
状の誘導溝を形成の反転装置とを備えるものである。
又、請求項2の物品の反転搬送装置は、請求項1の反転
装置を外筒と内筒で構成し、内筒の外周に誘導溝を形成
するものである。
【0005】
【作用】前検査コンベアで搬送される物品は傾斜状の誘
導溝によって順次傾斜し、反転状態で出口から後検査コ
ンベア上に排出される。又、反転装置を外筒と内筒で構
成し、内筒に種々の誘導溝を形成しておくことによっ
て、容易に、種々の物品の形状に対応することができ
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の全体平面図を示し、物品の搬送装置は、
搬入コンベア11上に不規則に散らばった物品Mを、搬
入コンベア11及び整列コンベア18で搬送する過程で
所定方向に整列するための整列ガイド体17を設けた整
列装置1と、物品相互を所定間隔に調整するために滑落
シュート22と調整コンベア21の組合せで構成の間隔
調整装置2と、検査コンベア31で搬送する過程で物品
の一方の面を検査する第1次検査装置3と、物品の面を
反転する反転装置4、及び物品の他方の面を検査する第
2次検査装置5と、から構成してある。
【0007】図2は整列装置1を示し、(a)は平面
図、(b)は側面図、(c)は(a)のA〜A矢視部分
正面図であり、搬入コンベア11は図示略の回転駆動源
により駆動されて物品Mを整列装置1へ搬送する。尚、
物品Mの形状は任意であるが、本例では、図2(a)の
拡大図に示すように、短円柱体の錠剤を使用する。
【0008】整列装置1の上流側に配設の分配器13
は、角型の下枠体15に垂設の分配ゲート板13bで多
数の分配通路13aを形成し、これら分配通路13aの
幅は、物品Mの径よりやや広く形成してある。又、前記
下枠体15は、搬入コンベア11に横設固定の上枠体1
2に、ヒンジ部材12aを介して吊下げてあって、前記
分配器13を揺動可能としている。尚、前記下枠体15
の下端面は、各分配通路13aを通過可能な物品Mの厚
みより少し高い程度の高さに横設してあり、搬入コンベ
ア11上を、積層状態で搬送の物品Mを落したりして、
一個毎の受入を可能としている。
【0009】前記分配器13は、図示略の往復動体を介
して、下枠体15を、物品Mの衝突による破損防止が可
能な早さで往復動することによって、分配器13の入口
における物品Mの閉塞防止を図っていると共に、案内部
材14に導かれて各分配通路13aを通過する物品Mの
数を均等化させている。尚、本例では多数の物品Mを搬
入コンベア11に載せて大量処理を行うべく、後述の整
列ガイド体17を複数個設置し、各整列ガイド体17に
対してより均等に分配するため分配器13を用いる例を
示すが、少ない物品Mの処理量の場合には、この分配器
13は必ずしも必要ではない。
【0010】整列装置1は、3個分の分配通路13aに
対応して1つの整列通路16を形成するように、8つに
区画してあり、各区画毎に整列ガイド体17が搬入コン
ベア11及びその下流側の整列コンベア18に亘って設
置してある。尚、搬入コンベア11と別体に整列コンベ
ア18を設けたのは、後述の整列ガイド体17を構成す
る傾斜部17aを複数設けて、物品の整列領域を確保す
るためであり、少量処理の場合には搬入コンベア11の
単体で構成してもよい。又、整列ガイド体17と各コン
ベア11、18との間の隙間は物品Mの噛み込を阻止す
るために極力小さく設定する。
【0011】整列ガイド体17の傾斜部17aは、前記
3個分の各分配通路13aから搬送の物体Mを残らず当
接可能とするため、コンベア11、18の移動方向に対
して斜行形成し、且つ、整列領域の確保のため整列通路
16の入口幅を越えて延設される。尚、整列ガイド体1
7は、コンベア11、18の移動方向に対して鋭角に斜
行する1個の斜行部17a単体で構成することができる
し、或は、該斜行部17aの傾斜角度を異にする組合せ
で構成してもよいが、本例では、斜行部17aと、コン
ベア11、18の移動方向と平行な平行部17bとを交
互に複数繰り返した蛇行状で構成し、より確実に整列可
能としている。尚、本実施例に適用の物品Mに対して
は、前記傾斜部17aの角度θ1は、20度に設定する
と共に、平行部17bの角度θ2を0度としてコンベア
11、18の移動方向と平行にしている(図3参照)。
尚、整列ガイド体17の終点側は次工程の搬送方向に適
合させるため平行部17bとしている。
【0012】次に、前記構成の整列装置1の整列作用に
ついて図3を参照して説明すると、短円柱の物品Mは分
配通路13aを経て整列通路16へ入り、搬入コンベア
11上を進行しながら、整列ガイド体17の斜行部17
aに当接して、斜行部17a及び平行部17b(整列ガ
イド体17)に沿って移動する。
【0013】尚、本例の整列ガイド体17は、1箇所の
斜行部17aの垂直長さLaを3個分の各分配通路13
aの幅Lより短く形成してあるため、前記3個分の各分
配通路13aから搬送の物品Mを残らず当接可能とする
ために、更には、物品Mが複数個、並走して搬送された
とき、それらの物品を、より確実に1個毎、斜行部17
aに沿って一列に搬送するために、複数の斜行部17a
と平行部17bの組合せで構成してある(図4(a)参
照)。従って、図4(a)、(b)に示すように、平行
部17bの角度θを異にしても、更には、複数個の物品
M(M1、M2)が並走する場合であっても、相互にぶ
つかりあいながらも傾斜部17a(又は平行部17b)
で前記作用を受け、相互の速度の相違に基づいて、最終
的には、整列ガイド体17に沿って一列となって移動す
る。
【0014】尚、整列ガイド体17を構成する斜行部1
7a及び平行部17bの各傾斜角度θ1、θ2は、コン
ベア11、18の移動方向に対して鋭角であれば任意に
選択可能であるが、傾斜角度が大きすぎると物品Mが整
列ガイド体17に停滞して搬送不能となりがちになる。
そこで、物品Mを円滑に整列ガイド体17に沿って搬送
させる上では、物品Mの形状、処理速度(コンベア1
1、18の速度)、コンベア11、18や整列ガイド体
17の材質、面の粗さ等による物品Mの摩擦抵抗等を考
慮して傾斜角度θ1、θ2を選定し、それらの傾斜角度
θ1、角度θ2は45度以内に設定するのが望ましい。
【0015】以上のように、搬送される物品Mは、整列
ガイド体17と斜行部17aと当接することによって整
列ガイド体17に沿った状態で一列に整列できるため、
簡便な構成で整列可能であり、従来の振動或は遠心力等
を利用するパーツフィーダに比べて、その動力源は不要
であるし、物品の損傷を招くことはない。
【0016】次に、前記整列ガイド体17を介して整列
コンベア18で一列に整列され、ランダムな間隔で搬送
の物品Mを、所定の間隔(次工程で処理可能な間隔)に
搬送可能とする間隔調整装置2について説明する。図5
は平面図、図6は側面図を示し、整列コンベア18と、
この下流側下方に配設の調整コンベア21との間には、
傾斜して滑落シュート22が整列ガイド体17毎に架け
渡されてある。尚、この滑落シュート22の排出口22
aの位置は、少なくとも、滑落シュート22の排出口2
2aから出る物品Mが、順次、物品の先頭から調整コン
ベア21に当接可能とし、物品Mの大きさ等を考慮して
選定すると共に、傾斜角度は物品Mの滑り摩擦等を考慮
して選定する。即ち、整列コンベア18から順次送られ
て来る物品Mの個数が、調整コンベア21で所定の間隔
で排出する個数より多いときには、滑落シュート22で
滞留可能となるように選定する。尚、前記滑落シュート
22は断面コ字形状で、その幅は物品Mの径よりやや広
く形成してあり、物品Mをを極力早く滑落させるために
テフロン等の摩擦抵抗の小さい素材が用いられ、約25
度の傾斜で設置してある。又、前記調整コンベア21の
移動速度は、次工程で、物品の処理が可能な速度に対応
して設定してある。
【0017】整列コンベア18の下流には、容器(又は
コンベア)23が置いてあり、整列コンベア18で整列
されない物品等を入れ、再度、搬入コンベア11に戻す
処置をする。又、前記滑落シュート22の一端側に、シ
リンダ28を付設して、他端側の軸29を中心に回転移
動可能とすることによって、下流側の機器等にトラブル
が発生した場合には、図6の2点鎖線に示すように移動
させて滑落シュート22を取り除くことによって、整列
コンベア18から落下する物品Mを容器(又はコンベ
ア)23に排出して、搬入コンベア11に戻す処置をす
る。前記滑落シュート22のほぼ中央部には、発光器3
0aと受光器30bを取付け、図示略の制御装置を介し
て、落下する物品Mの間隔時間の測定及び、物品の滞留
量の測定が可能となっている。前記滑落シュート22は
シリンダ28を介して図6の上下方向に昇降可能に構成
してあるが、図5の上下方向に移動可能に構成して、ト
ラブル回避をなすこともできる。
【0018】次に、前記構成の間隔調整装置2を介し
て、一列に整列され、ランダム間隔で搬送される物品M
が滑落シュート22を介して、所定の間隔で調整コンベ
ア21に載置移行して、次工程へ搬送される作用につい
て説明する。整列コンベア18で搬送の物品間隔が、次
工程における処理数を下回っている場合には、図5の上
側のように、滑落シュート22に滞留することなく即座
に調整コンベア21で搬送される。尚、この場合の物品
間隔は次工程での処理時間よりも長いので支障はない。
一方、整列コンベア18で搬送の物品間隔が狭くて、次
工程における処理数を上回っている場合には、図5の下
側のように、物品Mは滑落シュート22に一時滞留し、
調整コンベア21に接した順に、物品Mの先頭から前記
調整コンベア21のベルトに引きずられるようにして、
順次移行し、ほぼ等間隔で調整コンベア21で搬送され
る。以上の如く、物品Mが、所定間隔以上で整列コンベ
ア18で搬送された場合には、滑落シュート22はバッ
ファとして作用するため、次工程へは所定の間隔で搬送
可能となる。又、本例は、上下に位置するコンベアに滑
落シュートを介することによって、所定の間隔で物品の
搬送が可能であるため、簡便に構成でき、各種の物品処
理における自動化に容易に適応可能である。
【0019】尚、制御装置は、前記発光器30aと受光
器30bを介して、物品Mが通過中には遮断されて「O
FF」を、不通過時には「ON」を検出すると共に、前
記「ON」と「OFF」の時間間隔を測定して物品Mの
受入れ状態を判定する。そこで、「ON」状態が所定時
間以上であるときには、上流側から物品Mが搬送されな
い状態であり、上流側に異常が発生したので警報を報知
すると共に整列コンベア18を停止する等の処置を行
う。反対に、「OFF」状態が所定時間以上であるとき
には、下流側への物品の排出がされていない状態である
ので、下流側に異常が発生したこととなり、前記シリン
ダ28を介して図6の2点鎖線に示すように移動させ
て、物品の受入れを禁止する等の処置をする。又、次工
程に送る物品は、ほぼ同じ間隔で搬送されるためには、
滑落シュート22に物品Mが常に滞留した状態にあるこ
とが望ましいので、かかる状態を維持するための方策と
して、前記制御装置で測定の物品Mの時間間隔を介し
て、搬入コンベア11及び整列コンベア18の搬送速度
を制御する方式を採用することもできる。
【0020】次に、図7の平面図、図8の正面図及び図
9の反転装置の概略斜視図を参照して、第1次検査装置
3、反転装置4及び第2次検査装置5について説明す
る。調整コンベア21の下流側に隣り合って配設の前検
査コンベア31aは、調整コンベア21よりも高速に設
定することによって、前後の物品間隔を調節して後述の
カメラ32で1個の物品だけを写像可能とし、その写像
処理を迅速簡便に行うものであるため、検査処理時間に
よっては、この前検査コンベア31aを調整コンベア2
1として設ければよく、必ずしも別体で設置する必要は
ない。第1次検査装置3には、物品Mに対向してカメラ
(CCD等)32が、又、このカメラ32の下流側に物
品を除去する除去手段33がそれぞれステー34を介し
て前検査コンベア31aの上方に設置してある。前記除
去手段33としては、例えば、高圧空気を噴射する電磁
弁形式等のエアーブロー装置が用いられ、この電磁弁に
図示略の高圧空気を導くホースが接続される。尚、物品
Mは、カメラ32を介して写像された像と基準像とを比
較して、物品Mの表面の、傷の有無、色、つや等の良否
判別を行い、不合格品については、前記エアーブロー装
置33で高圧空気を噴射して吹き飛ばし、回収容器35
に排出除去する一方、合格品についてはそのまま前検査
コンベア31aにより搬送する。また、前記カメラ32
のシャッタ時間間隔及びエアーブロー装置33での噴射
タイミング等は、前記調整コンベア21(前検査コンベ
ア31a)の速度と関連して設定してある。
【0021】次に、反転装置4は前記第1次検査装置3
の下流側に位置してあり、前検査コンベア31aと、そ
の下部に設置の後検査コンベア31b上に傾斜状に渡し
てある。この反転装置4は、図9に示すように、外筒5
0aと内筒50bで構成し、前記内筒50bの外周に
は、物品Mが通過可能な大きさの螺旋状の誘導溝55
が、入口56aから出口56bに向かって半周に渡って
形成してあり、この内筒50bを外筒50aに内挿した
後、両端を固定して使用する。この反転装置4は、前検
査コンベア31aから搬送の物品を入口56aで受入れ
ると、物品Mは傾斜状の誘導溝55によって順次傾斜
し、反転状態で出口56bから後検査コンベア31b上
に排出されて、第2次検査装置へ搬送される。この反転
装置4は簡便な構造であり、内筒50b及び誘導溝55
を種々形成しておくことによって、種々の物品Mの形状
に容易に対応することができる。又、この反転装置4
は、内筒50bの片面側に誘導溝55を形成してある
が、入口56a及び出口56bの位置を互いに外側にず
らして形成すると、2列の反転装置となり、相反する側
に反転して排出可能となる。更に、前記構成とは異な
り、S字状の誘導溝55の上下にガイドを形成して長筒
状にしてもよいことはいうまでもない。
【0022】第2次検査装置5は、前記反転装置4の下
流側に設置の後検査コンベア31bに位置し、前記の第
1次検査装置3と同じ構成で、カメラ52と除去手段5
3がそれぞれステー54を介して設置してあり、カメラ
52を介して物品Mの裏面の検査を行うと共に、除去手
段53によって不合格品を回収容器35に排出除去す
る。尚、前記不合格品の排除は、第1次検査装置3に対
応して除去手段33、第2次検査装置5に対応して除去
手段53を備えているが、第1次検査装置3での不合格
品も全て反転装置で反転し、除去手段53で排除するよ
うに構成して、除去手段33を省略することもできる。
【0023】以上の様に、本発明の物品の搬送装置は、
前記各装置を介して、多量で且つ任意に供給される物品
を、一列に配列し且つ検査可能に簡便な構成できるた
め、自動化を容易に図ることができる。又、本例では、
主として物品の検査処理について説明しているが、整列
装置1、間隔調整装置2、及び反転装置4を、単独又は
適宜に組合わせて利用することで、物品の印字、包装、
加工等の処理に対しても適用できることはいうまでもな
い。
【0024】
【発明の効果】本発明の物品の反転搬送装置は、傾斜状
の誘導溝を介して反転させるものであるため、構造が簡
便であるし、この反転装置を内筒と外筒で構成すると、
内筒に形成の誘導溝を種々異なるものに形成しておくこ
とによって、内筒を取り替えることによって、容易に種
々の形状の物品に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送装置の全体平面図である。
【図2】整列装置を示し、(a)は平面図、(b)は拡
大側面図、(c)は(a)のA〜A矢視部分正面図であ
る。
【図3】整列過程を示す図である。
【図4】整列過程を示す図である。
【図5】間隔調整装置を示す平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】主として反転装置を示す平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】反転装置の斜視図と作用を説明する図である。
【図10】従来の反転装置を示す図である。
【符号の説明】
1 整列装置 2 間隔調整装置 3 第1次検査装置 4 反転装置 5 第2次検査装置 31a 前検査コンベア 31b 後検査コンベア 50a 外筒 50b 内筒 55 誘導溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 末男 名古屋市中村区岩塚町字九反所60番地の1 中菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 関山 恒則 名古屋市中村区岩塚町字九反所60番地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列に整列の物品を搬送する前検査コン
    ベアと、その前検査コンベアの下部に設置の後検査コン
    ベアと、前記前検査コンベアの終端から前記後検査コン
    ベアの上に傾斜状に渡し、入口から出口にかけて半周の
    螺旋状の誘導溝を形成の反転装置と、を備えることを特
    徴とする物品の反転搬送装置。
  2. 【請求項2】 反転装置を外筒と内筒で構成し、内筒の
    外周に誘導溝を形成することを特徴とする請求項1の物
    品の反転搬送装置。
JP17660795A 1995-06-19 1995-06-19 物品の反転搬送装置 Pending JPH092641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101657009B1 (ko) * 2015-08-28 2016-09-13 이주만 원형 또는 타원 용기의 자동화 적재 시스템장치 및 그 적재 방법
CN112577792A (zh) * 2019-09-27 2021-03-30 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 样本分析系统及用于启动离心模块的离心操作的方法

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