JPH08183516A - 物品の間隔調整装置 - Google Patents

物品の間隔調整装置

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JPH08183516A
JPH08183516A JP33963794A JP33963794A JPH08183516A JP H08183516 A JPH08183516 A JP H08183516A JP 33963794 A JP33963794 A JP 33963794A JP 33963794 A JP33963794 A JP 33963794A JP H08183516 A JPH08183516 A JP H08183516A
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JP33963794A
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Katsumi Iwata
勝美 岩田
Masami Kakimi
正巳 垣見
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Churyo Engineering Co Ltd
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Churyo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の物品の間隔調整装置は、一列に整列
してランダムな間隔で搬送される物品を所定の間隔で搬
送可能とするものである。 【構成】 本発明の物品の間隔調整装置は、物品を一列
に整列して搬送する整列コンベア18と、その調整コン
ベア18の下流側下方に調整コンベア21を設置し、整
列コンベア上の物品を受け入れ可能な位置から調整コン
ベア上に物品を滑落させる滑落シュート22を傾斜して
設けて、所定の間隔で物品を調整コンベア21で搬送す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一列に整列してランダ
ムな間隔で搬送される物品を、所定の間隔で搬送可能と
する物品の間隔調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数量で且つ任意に供給される物品(例
えば、チョコレート)を、検査、包装、加工等の処理を
施すため、物品を一列に整列して搬送することが必要で
ある。そのため、物品を整列する整列装置の一例とし
て、パーツフィーダの様に、振動或は遠心力を利用する
ものがあり、多量の物品を振動体或は回転体に供給する
と、前記振動体は振動を介して、前記回転体は遠心力を
介して、外周に設けた排出口から、順次、所定の間隔で
排出するものである。又、他の例として、一列に整列の
物品をアキュームコンベアを介して停留させ、電磁ソレ
ノイドを介して前記先頭の物品から順次押圧して、所定
の間隔で排出する形式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記パ
ーツフィーダを用いると振動体或は回転体内で物品同志
が衝突して、物品が破損するという不都合があるし、電
磁ソレノイドを使用する場合も同様の問題がある。そこ
で、本発明は、前記課題を解消すべく、物品間隔を調整
可能な装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の物品の間隔調整
装置は、物品を一列に整列して搬送する整列コンベア
と、その調整コンベアの下流側下方に調整コンベアを設
置し、整列コンベア上の物品を受け入れ可能な位置から
調整コンベア上に物品を滑落させる滑落シュートを傾斜
して設けるものである。
【0005】
【作用】一列に整列してランダムな間隔で搬送される物
品は、滑落シュートを滑落し、逐次、下流側コンベアへ
移行して搬送される。その過程において、整列コンベア
で搬送の物品が、所定間隔(次工程で処理可能な間隔)
より多く搬送されると、それらの物品は滑落シュートに
滞留した後、整列コンベアを介して搬送される。従っ
て、前記滑落シュートはバッファの役目をして、物品
は、所定の間隔で整列コンベアで搬送される。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の全体平面図を示し、物品の搬送装置は、
搬入コンベア11上に不規則に散らばった物品Mを、搬
入コンベア11及び整列コンベア18で搬送する過程で
所定方向に整列するための整列ガイド体17を設けた整
列装置1と、物品相互を所定間隔に調整するために滑落
シュート22と調整コンベア21の組合せで構成の間隔
調整装置2と、検査コンベア31で搬送する過程で物品
の一方の面を検査する第1次検査装置3と、物品の面を
反転する反転装置4、及び物品の他方の面を検査する第
2次検査装置5と、から構成してある。
【0007】図2は整列装置1を示し、(a)は平面
図、(b)は側面図、(c)は(a)のA〜A矢視部分
正面図であり、搬入コンベア11は図示略の回転駆動源
により駆動されて物品Mを整列装置1へ搬送する。尚、
物品Mの形状は任意であるが、本例では、チョコレート
を使用し、図2(a)の拡大図に示すように、長尺部
L、短尺部S、及び厚み部T(L>S>Tの寸法関係を
有する)からなる直方体形状の場合について述べる。
【0008】整列装置1の上流側に配設の分配器13
は、角型の下枠体15に垂設の分配ゲート板13bで多
数の分配通路13aを形成し、これら分配通路13aの
幅は、物品Mの短尺部Sの長さよりやや広く形成してあ
る。又、前記下枠体15は、搬入コンベア11に横設固
定の上枠体12に、ヒンジ部材12aを介して吊下げて
あって、前記分配器13を揺動可能としている。尚、前
記下枠体15の下端面は、各分配通路13aを通過可能
な物品Mの厚み部Tより少し高い程度の高さに横設して
あり、搬入コンベア11上を、積層状態で搬送の物品M
を落したり、厚み部Tを底面にして直立姿勢で搬送の物
品Mを転倒させて、長尺部Lを底面状態で受入可能とし
ている。
【0009】前記分配器13は、図示略の往復動体を介
して、下枠体15を往復動することによって、分配器1
3の入口における物品Mの閉塞防止を図っていると共
に、案内部材14に導かれて各分配通路13aを通過す
る物品Mの数を均等化させている。尚、本例では多数の
物品Mを搬入コンベア11に載せて大量処理を行うべ
く、後述の整列ガイド体17を複数個設置し、各整列ガ
イド体17に対してより均等に分配するため分配器13
を用いる例を示すが、少ない物品Mの処理量の場合に
は、この分配器13は必ずしも必要ではない。
【0010】整列装置1は、3個分の分配通路13aに
対応して1つの整列通路16を形成するように、8つに
区画してあり、各区画毎に整列ガイド体17が搬入コン
ベア11及びその下流側の整列コンベア18に亘って設
置してある。尚、搬入コンベア11と別体に整列コンベ
ア18を設けたのは、後述の整列ガイド体17を構成す
る傾斜部17aを複数設けて、物品の整列領域を確保す
るためであり、少量処理の場合には搬入コンベア11の
単体で構成してもよい。又、整列ガイド体17と各コン
ベア11、18との間の隙間は物品Mの噛み込を阻止す
るために極力小さく設定する。
【0011】整列ガイド体17の傾斜部17aは、前記
3個分の各分配通路13aから搬送の物体Mを残らず当
接可能とするため、コンベア11、18の移動方向に対
して斜行形成し、且つ、整列領域の確保のため整列通路
16の入口幅を越えて延設される。尚、整列ガイド体1
7は、コンベア11、18の移動方向に対して鋭角に斜
行する1個の斜行部17a単体で構成することができる
し、或は、該斜行部17aの傾斜角度を異にする組合せ
で構成してもよいが、本例では、斜行部17aと、コン
ベア11、18の移動方向と平行な平行部17bとを交
互に複数繰り返した蛇行状で構成し、より確実に整列可
能としている。尚、本実施例に適用の物品Mに対して
は、前記傾斜部17aの角度θ1は、20度に設定する
と共に、平行部17bの角度θ2を0度としてコンベア
11、18の移動方向と平行にしている(図3参照)。
尚、整列ガイド体17の終点側は次工程の搬送方向に適
合させるため平行部17bとしている。
【0012】次に、前記構成の整列装置1の整列作用に
ついて図3を参照して説明する。尚、整列装置1に搬送
の物品Mは、分配器13を設置してあるため、各分配通
路13aから長手方向に搬送されるが、物品が相互にぶ
つかって種々の方向姿勢で搬送される場合や、前記分配
器13を設置しないときに種々の姿勢で搬送される場合
であっても、物品Mが整列ガイド体17を介して所定の
方向に整列できる整列過程を説明する。図3に示すよう
に、物品Mは分配通路13aを経て種々の方向姿勢で整
列通路16へ入り、搬入コンベア11上を進行しなが
ら、整列ガイド体17の斜行部17aに当接すると、当
接点pは斜行部17aで抵抗を受けて、物品Mは当接点
pを基点に回転しながらその方向姿勢を変更し、短尺部
Sが斜行部17aに当接した状態を経て更に回転を続
け、最終的に安定した長尺部Lが斜行部17a及び平行
部17b(整列ガイド体17)に沿って移動する。
【0013】尚、本例の整列ガイド体17は、1箇所の
斜行部17aの垂直長さLaを3個分の各分配通路13
aの幅Lより短く形成してあるため、前記3個分の各分
配通路13aから搬送の物品Mを残らず当接可能とする
ために、更には、物品Mが複数個、並走して搬送された
とき、それらの物品を、より確実に1個毎、斜行部17
aに沿って一列に搬送するために、複数の斜行部17a
と平行部17bの組合せで構成してある(図4(a)参
照)。従って、図4(a)、(b)に示すように、平行
部17bの角度θを異にしても、更には、複数個の物品
M(M1、M2)が並走する場合であっても、相互にぶ
つかりあいながらも傾斜部17a(又は平行部17b)
で前記作用を受け、相互の速度の相違に基づいて、最終
的には、整列ガイド体17に沿って一列となって移動す
る。尚、整列ガイド体17を構成する斜行部17a及び
平行部17bの各傾斜角度θ1、θ2は、コンベア1
1、18の移動方向に対して鋭角であれば任意に選択可
能であるが、傾斜角度が大きすぎると物品Mが整列ガイ
ド体17に停滞して搬送不能となりがちになる。そこ
で、物品Mを円滑に整列ガイド体17に沿って搬送させ
る上では、物品Mの形状、処理速度(コンベア11、1
8の速度)、コンベア11、18や整列ガイド体17の
材質、面の粗さ等による物品Mの摩擦抵抗等を考慮して
傾斜角度θ1、θ2を選定し、それらの傾斜角度θ1、
角度θ2は45度以内に設定するのが望ましい。
【0014】以上のように、種々の方向姿勢で搬送され
る物品Mは、整列ガイド体17と斜行部17aと当接す
ることによって方向姿勢を変更し、長尺部Lが整列ガイ
ド体17に沿った状態で一列に整列できるため、簡便な
構成で整列可能であり、従来の振動或は遠心力等を利用
するパーツフィーダに比べて、その動力源は不要である
し、物品の損傷を招くことはない。尚、前記物品の形状
は直方体に限定されないことはいうまでもない。
【0015】次に、前記整列ガイド体17を介して整列
コンベア18で一列に整列され、ランダムな間隔で搬送
の物品Mを、所定の間隔(次工程で処理可能な間隔)に
搬送可能とする間隔調整装置2について説明する。図5
は平面図、図6は側面図を示し、整列コンベア18と、
この下流側下方に配設の調整コンベア21との間には、
傾斜して滑落シュート22が整列ガイド体17毎に架け
渡されてある。尚、この滑落シュート22の排出口22
aの位置は、少なくとも、滑落シュート22の排出口2
2aから出る物品Mが、順次、物品の先頭から調整コン
ベア21に当接可能とし、物品Mの大きさ等を考慮して
選定すると共に、傾斜角度は物品Mの滑り摩擦等を考慮
して選定する。即ち、整列コンベア18から順次送られ
て来る物品Mの個数が、調整コンベア21で所定の間隔
で排出する個数より多いときには、滑落シュート22で
滞留可能となるように選定する。尚、前記滑落シュート
22は断面コ字形状で、その幅は物品Mの短尺部Sより
やや広く形成してあり、物品Mを長手方向に滑落させ、
更に、物品Mを極力早く滑落させるためにテフロン等の
摩擦抵抗の小さい素材が用いられ、約25度の傾斜で設
置してある。又、前記調整コンベア21の移動速度は、
次工程で、物品の処理が可能な速度に対応して設定して
ある。
【0016】尚、整列コンベア18の下流には、容器
(又はコンベア)23が置いてあり、整列コンベア18
で整列されない物品等を入れ、再度、搬入コンベア11
に戻す処置をする。又、前記滑落シュート22の一端側
に、シリンダ28を付設して、他端側の軸29を中心に
回転移動可能とすることによって、下流側の機器等にト
ラブルが発生した場合には、図6の2点鎖線に示すよう
に移動させて滑落シュート22を取り除くことによっ
て、整列コンベア18から落下する物品Mを容器(又は
コンベア)23に排出して、搬入コンベア11に戻す処
置をする。前記滑落シュート22のほぼ中央部には、発
光器30aと受光器30bを取付け、図示略の制御装置
を介して、落下する物品Mの間隔時間の測定及び、物品
の滞留量の測定が可能となっている。前記滑落シュート
22はシリンダ28を介して図6の上下方向に昇降可能
に構成してあるが、図5の上下方向に移動可能に構成し
て、トラブル回避をなすこともできる。
【0017】次に、前記構成の間隔調整装置2を介し
て、一列に整列され、ランダム間隔で搬送される物品M
が滑落シュート22を介して、所定の間隔で調整コンベ
ア21に載置移行して、次工程へ搬送される作用につい
て説明する。整列コンベア18で搬送の物品間隔が、次
工程における処理数を下回っている場合には、図5の上
側のように、滑落シュート22に滞留することなく即座
に調整コンベア21で搬送される。尚、この場合の物品
間隔は次工程での処理時間よりも長いので支障はない。
一方、整列コンベア18で搬送の物品間隔が狭くて、次
工程における処理数を上回っている場合には、図5の下
側のように、物品Mは滑落シュート22に一時滞留し、
調整コンベア21に接した順に、物品Mの先頭から前記
調整コンベア21のベルトに引きずられるようにして、
順次移行し、ほぼ等間隔で調整コンベア21で搬送され
る。以上の如く、物品Mが、所定間隔以上で整列コンベ
ア18で搬送された場合には、滑落シュート22はバッ
ファとして作用するため、次工程へは所定の間隔で搬送
可能となる。又、本例は、上下に位置するコンベアに滑
落シュートを介することによって、所定の間隔で物品の
搬送が可能であるため、簡便に構成でき、各種の物品処
理における自動化に容易に適応可能である。
【0018】尚、制御装置は、前記発光器30aと受光
器30bを介して、物品Mが通過中には遮断されて「O
FF」を、不通過時には「ON」を検出すると共に、前
記「ON」と「OFF」の時間間隔を測定して物品Mの
受入れ状態を判定する。そこで、「ON」状態が所定時
間以上であるときには、上流側から物品Mが搬送されな
い状態であり、上流側に異常が発生したので警報を報知
すると共に整列コンベア18を停止する等の処置を行
う。反対に、「OFF」状態が所定時間以上であるとき
には、下流側への物品の排出がされていない状態である
ので、下流側に異常が発生したこととなり、前記シリン
ダ28を介して図6の2点鎖線に示すように移動させ
て、物品の受入れを禁止する等の処置をする。又、次工
程に送る物品は、ほぼ同じ間隔で搬送されるためには、
滑落シュート22に物品Mが常に滞留した状態にあるこ
とが望ましいので、かかる状態を維持するための方策と
して、前記制御装置で測定の物品Mの時間間隔を介し
て、搬入コンベア11及び整列コンベア18の搬送速度
を制御する方式を採用することもできる。
【0019】次に、図7の平面図、図8の断面図及び図
9の反転装置の概略斜視図を参照して第1次検査装置
3、反転装置4及び第2次検査装置5について説明す
る。調整コンベア21の下流側に隣り合って配設の検査
コンベア31は、調整コンベア21よりも高速に設定す
ることによって、前後の物品間隔を調節して後述のカメ
ラ32、52で1個の物品だけを写像可能とし、その写
像処理を迅速簡便に行うものであるため、検査処理によ
っては、この検査コンベア31を調整コンベア21とし
て設ければよく、必ずしも別体で設置する必要はない。
第1次検査装置3には、物品Mに対向してカメラ(CC
D等)32が、又、このカメラ32の下流側に物品を除
去する除去手段33がそれぞれステー34を介して検査
コンベア31の上方に設置してある。前記除去手段33
としては、例えば、高圧空気を噴射する電磁弁形式等の
エアーブロー装置が用いられ、この電磁弁に図示略の高
圧空気を導くホースが接続される。尚、物品Mは、カメ
ラ32を介して写像された像と基準像とを比較して、物
品Mの表面の、傷の有無、色、つや等の良否判別を行
い、不合格品については、前記エアーブロー装置33で
高圧空気を噴射して吹き飛ばし、回収容器35に排出除
去する一方、合格品についてはそのまま検査コンベア3
1により搬送する。また、前記カメラのシャッタ時間間
隔及びエアーブロー装置での噴射タイミング等は、前記
調整コンベア21(検査コンベア31)の速度と関連し
て設定してある。
【0020】次に、反転装置4は前記第1次検査装置3
の下流側に位置しており、ステー41に支持された一対
の入口ガイド体42が、検査コンベア31の上側に取り
付けてあって、物品Mがその長尺部方向に通過可能な案
内路43を形成している。又、入口ガイド体42の下流
側には反転ガイド体45がステー44を介して設置して
あり、この反転ガイド体45は、その始点より物品Mの
側部を乗り上げ可能に誘導すると共に、図8の断面図
(b)、(c)及び図9の斜視図に示すように、検査コ
ンベア31に対して傾斜して形成され、下流に向かっ
て、漸次その傾斜角度θが増加してゆき、反転をより確
実に行うために、終点では鈍角を成すように形成してあ
る。
【0021】一方、前記反転ガイド体45の始点近くか
らは、移動阻止体46が反転ガイド体45に対向して設
けてあり、反転ガイド体45に沿って傾斜姿勢の物品M
が検査コンベア31の幅方向へ横ズレ移動するのを阻止
する。このため、反転ガイド体45と移動阻止体46の
間隔は、物品Mの傾斜姿勢状態に応じて下流側に向かう
につれて漸次狭めるように設定され、さらに、反転ガイ
ド体45の終点付近には、物品Mの更なる反転阻止と位
置決めのため、物品Mの短尺部幅程度の間隔で停止体4
7が対向して設けてある。
【0022】前記第1次検査装置3を経た合格品の物品
Mは、入口ガイド体42に形成の案内路43に沿って通
過し、次いで、側部を反転ガイド体45に乗り上げて傾
きながら移動し、その傾斜姿勢を逐次変えて反転する。
そして、この反転過程で、傾斜姿勢の物品は、移動阻止
体46で横ズレ移動を阻止されて円滑に反転され、更
に、停止体47を介して再反転が阻止されると共に排出
位置決めされ、裏面を上にした状態で検査コンベア31
により第2次検査装置へ搬送される。尚、前記移動阻止
体46と停止体47は、物品Mの反転速度に関連して設
けるものであり、物品の反転速度(検査コンベア31の
速度)が遅いときには、前記移動阻止体46と停止体4
7の双方又は何れかを、必ずしも設ける必要がないこと
はいうまでもない。又、移動阻止体46と停止体47は
別体で形成することなく、移動阻止体46(又は停止体
47)として、一体で形成することも可能である。以上
のように、反転装置4は、検査コンベア31上を搬送す
る物品Mを反転ガイド体45を介して反転可能とするも
のであるため、簡単な構造で且つ大量処理が容易に可能
である。
【0023】第2次検査装置5は前記反転装置4の下流
側に位置される。この第2次検査装置5は、前記の第1
次検査装置3と同じ構成であって、カメラ52と除去手
段53がそれぞれステー54を介して設置してあり、カ
メラ52を介して物品Mの裏面の検査を行うと共に、除
去手段53によって不合格品を回収容器35に排出除去
する。尚、前記不合格品の排除は、第1次検査装置3に
対応して除去手段33、第2次検査装置5に対応して除
去手段53を備えているが、第1次検査装置3での不合
格品も全て反転装置で反転し、除去手段53で排除する
ように構成して、除去手段33を省略することもでき
る。
【0024】以上の様に、本発明の物品の搬送装置は、
前記各装置を介して、多量で且つ任意に供給される物品
を、一列に配列し且つ検査可能に簡便な構成できるた
め、自動化を容易に図ることができる。又、本例では、
主として物品の検査処理について説明しているが、整列
装置1、間隔調整装置2、及び反転装置4を、単独又は
適宜に組合わせて利用することで、物品の印字、包装、
加工等の処理に対しても適用できることはいうまでもな
い。
【0025】
【発明の効果】本発明の間隔調整装置は、滑落シュート
を介して順次物品を所定間隔で搬送可能であるため、簡
便に構成でき、各種の物品処理における自動化に容易に
適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送装置の全体平面図である。
【図2】整列装置を示し、(a)は平面図、(b)は拡
大側面図、(c)は(a)のA〜A矢視部分正面図であ
る。
【図3】整列過程を示す図である。
【図4】整列過程を示す図である。
【図5】間隔調整装置を示す平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】主として反転装置を示す平面図である。
【図8】図7の各断面を示し、(a)はA〜A線断面
図、(b)はB〜B線断面図、(c)はC〜C線断面図
である。
【図9】反転装置の作用を説明する概略斜視図である。
【符号の説明】
1 整列装置 2 間隔調整装置 3 第1次検査装置 4 反転装置 5 第2次検査装置 11 搬入コンベア 13 分配器 17 整列ガイド体 17a 斜行部 17b 平行部 18 整列コンベア 22 滑落シュート 21 調整コンベア 31 検査コンベア 45 反転ガイド体 46 移動阻止体 47 停止体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を一列に整列して搬送する整列コン
    ベアと、その調整コンベアの下流側下方に調整コンベア
    を設置し、前記整列コンベア上の物品を受け入れ可能な
    位置から前記調整コンベア上に物品を滑落させる滑落シ
    ュートを傾斜して設けることを特徴とする物品の間隔調
    整装置。
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