JPH0926303A - 回転センサ - Google Patents
回転センサInfo
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- JPH0926303A JPH0926303A JP17752195A JP17752195A JPH0926303A JP H0926303 A JPH0926303 A JP H0926303A JP 17752195 A JP17752195 A JP 17752195A JP 17752195 A JP17752195 A JP 17752195A JP H0926303 A JPH0926303 A JP H0926303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- magnet
- magnetic flux
- sensor
- sensor rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は車両のアクスルの回転角度の検出等
に適した磁気式回転センサに関し、寸法の増大や製造コ
ストの増大を招くことなく出力信号を増加させることを
目的とする。 【解決手段】 マグネット38の内面のN極側とS極側
にはそれぞれセンサロータ32の櫛歯33と等しいピッ
チの凹凸が、N極側とS極側で逆の凹凸状態となるよう
に形成されている。検出ポールは凹側の極に接合されて
いる。センサロータ32の櫛歯33がN極側が凹、S極
側が凸となる部位に対向する状態では、磁束はコイル3
4の周囲を所定の向きに流通する。センサロータ32が
半ピッチ回転すると、櫛歯33はN極側が凸、S極側が
凹となる部位に対向する。この場合、コイル34の周囲
を流通する磁束の向きは前記所定の向きとは逆転する。
に適した磁気式回転センサに関し、寸法の増大や製造コ
ストの増大を招くことなく出力信号を増加させることを
目的とする。 【解決手段】 マグネット38の内面のN極側とS極側
にはそれぞれセンサロータ32の櫛歯33と等しいピッ
チの凹凸が、N極側とS極側で逆の凹凸状態となるよう
に形成されている。検出ポールは凹側の極に接合されて
いる。センサロータ32の櫛歯33がN極側が凹、S極
側が凸となる部位に対向する状態では、磁束はコイル3
4の周囲を所定の向きに流通する。センサロータ32が
半ピッチ回転すると、櫛歯33はN極側が凸、S極側が
凹となる部位に対向する。この場合、コイル34の周囲
を流通する磁束の向きは前記所定の向きとは逆転する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転センサに係わ
り、特に、車両のアクスルの回転角度の検出に適した磁
気式回転センサに関する。
り、特に、車両のアクスルの回転角度の検出に適した磁
気式回転センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のアクスルの回転角度を
検出するための回転センサとして、公開技報64−16
051(発明協会1994年8月15日発行)に開示さ
れている構成が公知である。上記公報に開示される回転
センサは、センサロータ、マグネット、コイル及び検出
ポールを備えている。
検出するための回転センサとして、公開技報64−16
051(発明協会1994年8月15日発行)に開示さ
れている構成が公知である。上記公報に開示される回転
センサは、センサロータ、マグネット、コイル及び検出
ポールを備えている。
【0003】センサロータは円筒状の部材であり、回転
軸に固定されていると共に、その外周面には等ピッチに
窓孔を備えている。マグネットは円筒形状を有してお
り、その内周面と外周面とがそれぞれS極、N極に着磁
されている。このマグネットは、その内周面が所定のギ
ャップを隔ててセンサロータの外周部に対向するように
配設されている。コイルはセンサロータの外周部のマグ
ネット近傍に配設されている。また、検出ポールは、マ
グネットの外周面からコイルを包囲して、さらにセンサ
ロータの外周面と対向するように配設されている。そし
て、検出ポールの、センサロータの外周面と対向する部
位には櫛歯が、センサロータの窓孔のピッチと等しいピ
ッチで設けられている。
軸に固定されていると共に、その外周面には等ピッチに
窓孔を備えている。マグネットは円筒形状を有してお
り、その内周面と外周面とがそれぞれS極、N極に着磁
されている。このマグネットは、その内周面が所定のギ
ャップを隔ててセンサロータの外周部に対向するように
配設されている。コイルはセンサロータの外周部のマグ
ネット近傍に配設されている。また、検出ポールは、マ
グネットの外周面からコイルを包囲して、さらにセンサ
ロータの外周面と対向するように配設されている。そし
て、検出ポールの、センサロータの外周面と対向する部
位には櫛歯が、センサロータの窓孔のピッチと等しいピ
ッチで設けられている。
【0004】かかる構成によれば、検出ポールの櫛歯と
センサロータの柱とが対向する状態では、櫛歯及びセン
サロータの柱を経由する磁気経路が形成され、磁束がコ
イルの周囲を流通する。センサロータが窓孔のピッチの
半分に相当する角度だけ回転すると、かかる磁気経路は
遮断され、コイルの周囲には磁束は流れなくなる。こう
して、センサロータに窓孔のピッチに等しい角度の回転
が生ずる毎に、コイルの周囲を流通する磁束の大きさに
変動が生ずる。このため、かかる磁束の変動によってコ
イルに生ずる誘起電圧の変動を検出することにより、回
転軸の回転角度を検出することができる。
センサロータの柱とが対向する状態では、櫛歯及びセン
サロータの柱を経由する磁気経路が形成され、磁束がコ
イルの周囲を流通する。センサロータが窓孔のピッチの
半分に相当する角度だけ回転すると、かかる磁気経路は
遮断され、コイルの周囲には磁束は流れなくなる。こう
して、センサロータに窓孔のピッチに等しい角度の回転
が生ずる毎に、コイルの周囲を流通する磁束の大きさに
変動が生ずる。このため、かかる磁束の変動によってコ
イルに生ずる誘起電圧の変動を検出することにより、回
転軸の回転角度を検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、磁気式回転セ
ンサにおいてセンサロータ低回転時の検出精度の高い精
度を保証するためには、回転センサの出力信号を増加さ
せる必要がある。上記従来の回転センサにおいて、かか
る出力信号を増加させるためには、マグネットの磁力を
増大させるか、あるいは、マグネットとセンサロータと
の間のギャップを小さくする必要がある。しかし、マグ
ネットの磁力を増大させるためには、マグネットを大き
くする必要があり、このためセンサの寸法が大きくなる
という問題が生ずる。また、マグネットとセンサロータ
との間のギャップを小さくするためには、構成部品の製
造精度及びセンサの組み立て精度を向上させる必要があ
り、このため、製造コストが増大するという問題が生ず
る。このように、上記従来の回転センサは、出力信号を
増加させようとした場合にセンサの寸法の増大や生産コ
ストの増大を招くという問題を有するものであった。
ンサにおいてセンサロータ低回転時の検出精度の高い精
度を保証するためには、回転センサの出力信号を増加さ
せる必要がある。上記従来の回転センサにおいて、かか
る出力信号を増加させるためには、マグネットの磁力を
増大させるか、あるいは、マグネットとセンサロータと
の間のギャップを小さくする必要がある。しかし、マグ
ネットの磁力を増大させるためには、マグネットを大き
くする必要があり、このためセンサの寸法が大きくなる
という問題が生ずる。また、マグネットとセンサロータ
との間のギャップを小さくするためには、構成部品の製
造精度及びセンサの組み立て精度を向上させる必要があ
り、このため、製造コストが増大するという問題が生ず
る。このように、上記従来の回転センサは、出力信号を
増加させようとした場合にセンサの寸法の増大や生産コ
ストの増大を招くという問題を有するものであった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、センサの寸法を増大させることなく、また、セ
ンサの製造コストを増大させることなく、出力信号を増
大させることが可能な回転センサを提供することを目的
とする。
であり、センサの寸法を増大させることなく、また、セ
ンサの製造コストを増大させることなく、出力信号を増
大させることが可能な回転センサを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、磁束を発
するマグネットと、回転体に同期して回転するセンサロ
ータとを有する回転センサにおいて、前記センサロータ
が所定位置にあるときに、前記マグネットの発する磁束
を所定方向に環流させる第1の磁束通路と、前記センサ
ロータが前記所定位置と異なる他の位置にあるときに、
前記マグネットの発する磁束を前記所定方向とは逆方向
に環流させる第2の磁束通路と、前記第1の磁束通路、
及び前記第2の磁束通路を流通する磁束を検出するコイ
ルとを有する回転センサにより達成される。
するマグネットと、回転体に同期して回転するセンサロ
ータとを有する回転センサにおいて、前記センサロータ
が所定位置にあるときに、前記マグネットの発する磁束
を所定方向に環流させる第1の磁束通路と、前記センサ
ロータが前記所定位置と異なる他の位置にあるときに、
前記マグネットの発する磁束を前記所定方向とは逆方向
に環流させる第2の磁束通路と、前記第1の磁束通路、
及び前記第2の磁束通路を流通する磁束を検出するコイ
ルとを有する回転センサにより達成される。
【0008】本発明において、センサロータが、所定位
置にある場合には、磁束は第1の磁束通路を所定方向に
環流する。この場合、磁束はコイルと所定の方向に鎖交
して流通する。センサロータが前記所定位置とは異なる
他の位置にある場合には、第2の磁束通路が形成され
る。このため、磁束は第2の磁束通路を前記所定方向と
は逆方向に環流する。この場合、磁束がコイルと鎖交し
て流通する方向は、センサロータが前記所定位置にある
場合とは逆方向になる。
置にある場合には、磁束は第1の磁束通路を所定方向に
環流する。この場合、磁束はコイルと所定の方向に鎖交
して流通する。センサロータが前記所定位置とは異なる
他の位置にある場合には、第2の磁束通路が形成され
る。このため、磁束は第2の磁束通路を前記所定方向と
は逆方向に環流する。この場合、磁束がコイルと鎖交し
て流通する方向は、センサロータが前記所定位置にある
場合とは逆方向になる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例である回
転センサが組み込まれた、アクスル10の断面図を示
す。回転部材100は円盤状のアクスルハブ101と略
円柱状の軸部102とを備えている。アクスルハブ10
1は回転部材100の一端部(図1における右端部)に
設けられており、ホイール112の固定に用いるハブボ
ルト110を備えている。軸部102には、アクスルハ
ブ101との隣接部位から他端部(図1における左端
部)に向けて、順に大径部105、中径部106、及び
小径部107が形成されている。大径部105の外周面
のアクスルハブ101側の端部には、円弧状の断面形状
を有する摺動面108が設けられている。また、小径部
107の外周面にはねじ溝が形成されている。
転センサが組み込まれた、アクスル10の断面図を示
す。回転部材100は円盤状のアクスルハブ101と略
円柱状の軸部102とを備えている。アクスルハブ10
1は回転部材100の一端部(図1における右端部)に
設けられており、ホイール112の固定に用いるハブボ
ルト110を備えている。軸部102には、アクスルハ
ブ101との隣接部位から他端部(図1における左端
部)に向けて、順に大径部105、中径部106、及び
小径部107が形成されている。大径部105の外周面
のアクスルハブ101側の端部には、円弧状の断面形状
を有する摺動面108が設けられている。また、小径部
107の外周面にはねじ溝が形成されている。
【0010】摺動部材120は略円筒状の部材であり、
軸部101の中径部106に外嵌されている。摺動部材
120の外周面には、外径が回転部材100の軸部10
2の大径部105と等しくなるように形成された小径部
121と、外径が小径部121よりも大きく形成された
大径部122とが設けられている。摺動部材120の小
径部121と大径部122との境界部には、円弧状の断
面形状を有する摺動面123が設けられている。摺動面
123は、回転部材100の摺動面108と軸方向に対
向して設けられている。
軸部101の中径部106に外嵌されている。摺動部材
120の外周面には、外径が回転部材100の軸部10
2の大径部105と等しくなるように形成された小径部
121と、外径が小径部121よりも大きく形成された
大径部122とが設けられている。摺動部材120の小
径部121と大径部122との境界部には、円弧状の断
面形状を有する摺動面123が設けられている。摺動面
123は、回転部材100の摺動面108と軸方向に対
向して設けられている。
【0011】軸部102の摺動面108及び摺動部材1
20の摺動面123の外周部には、それぞれベアリング
130のボール131及び132が全周にわたって配設
されており、それぞれ摺動面108及び123と周方向
に転がり可能に係合している。
20の摺動面123の外周部には、それぞれベアリング
130のボール131及び132が全周にわたって配設
されており、それぞれ摺動面108及び123と周方向
に転がり可能に係合している。
【0012】ボール131及び132の配設部位の外周
部には、ベアリング130のアウタレース134が配設
されている。アウタレース134は略円筒状の部材であ
り、その内周面には、円弧状の断面形状を有する摺動面
135及び136が設けられている。摺動面135は摺
動面108と、ボール131の径方向に対向して設けら
れており、また、摺動面136は摺動面123と、ボー
ル132の径方向に対向して設けられている。そして、
ボール131及び132は、それぞれ摺動面135及び
136と周方向に転がり可能に係合している。
部には、ベアリング130のアウタレース134が配設
されている。アウタレース134は略円筒状の部材であ
り、その内周面には、円弧状の断面形状を有する摺動面
135及び136が設けられている。摺動面135は摺
動面108と、ボール131の径方向に対向して設けら
れており、また、摺動面136は摺動面123と、ボー
ル132の径方向に対向して設けられている。そして、
ボール131及び132は、それぞれ摺動面135及び
136と周方向に転がり可能に係合している。
【0013】固定部材140はその一端(図1における
右端)に円盤部141を備える略円筒状の部材である。
固定部材140は、その内周面にネジ山が形成されてお
り、アクスル100の小径部101の外周面に螺着され
ている。これにより、固定部材140の円盤部141側
端面が摺動部材120を軸方向にボール132に向けて
押圧している。このため、ボール132は摺動面123
によって摺動面136に向けて押圧され、さらに、ボー
ル131は摺動面135によって摺動面108に向けて
押圧されている。こうして、ベアリング130の摺動面
を構成する摺動面108、123、136、135には
所定の予圧が付与されている。
右端)に円盤部141を備える略円筒状の部材である。
固定部材140は、その内周面にネジ山が形成されてお
り、アクスル100の小径部101の外周面に螺着され
ている。これにより、固定部材140の円盤部141側
端面が摺動部材120を軸方向にボール132に向けて
押圧している。このため、ボール132は摺動面123
によって摺動面136に向けて押圧され、さらに、ボー
ル131は摺動面135によって摺動面108に向けて
押圧されている。こうして、ベアリング130の摺動面
を構成する摺動面108、123、136、135には
所定の予圧が付与されている。
【0014】回転部材100のアクスルハブ101と軸
部102との境界部位の外周面と、ベアリング130の
アウタレース134の一端部(図1における右端部)の
内周面との間には環状のオイルシール150が嵌入され
ている。また、キャップ41は一端(図1における左
端)が閉じた略円筒状の樹脂製部材であり、その開放側
の端部が、アウタレース134の一端部(図1における
左端部)の内周面に嵌合されている。オイルシール15
0及びキャップ41により、塵や水等が外部からベアリ
ング130の摺動面に侵入することが防止されている。
部102との境界部位の外周面と、ベアリング130の
アウタレース134の一端部(図1における右端部)の
内周面との間には環状のオイルシール150が嵌入され
ている。また、キャップ41は一端(図1における左
端)が閉じた略円筒状の樹脂製部材であり、その開放側
の端部が、アウタレース134の一端部(図1における
左端部)の内周面に嵌合されている。オイルシール15
0及びキャップ41により、塵や水等が外部からベアリ
ング130の摺動面に侵入することが防止されている。
【0015】上記の構成において、回転部材100の軸
部102と摺動部材120はベアリング130のインナ
レースを構成する。これにより、回転部材100、摺動
部材120、固定部材140及びホイール112は一体
となって、ベアリング130により、その軸回りに回転
可能に支持される。そして、固定部材140の外周部に
配設された回転センサ30により、その回転角度を計測
することができる。
部102と摺動部材120はベアリング130のインナ
レースを構成する。これにより、回転部材100、摺動
部材120、固定部材140及びホイール112は一体
となって、ベアリング130により、その軸回りに回転
可能に支持される。そして、固定部材140の外周部に
配設された回転センサ30により、その回転角度を計測
することができる。
【0016】上述したアクスル10の構成において、本
実施例は特に回転センサ30の構成に特徴を有してい
る。以下、図1と共に図2〜図6を参照しながら回転セ
ンサ30の構成を詳細に説明する。回転センサ30は、
センサロータ32、コイル34、検出ポール36、及び
マグネット38を備えている。これらのうち、コイル3
4、検出ポール36、及びマグネット38はキャップ4
1と一体に形成されている。
実施例は特に回転センサ30の構成に特徴を有してい
る。以下、図1と共に図2〜図6を参照しながら回転セ
ンサ30の構成を詳細に説明する。回転センサ30は、
センサロータ32、コイル34、検出ポール36、及び
マグネット38を備えている。これらのうち、コイル3
4、検出ポール36、及びマグネット38はキャップ4
1と一体に形成されている。
【0017】センサロータ32は小径部位と大径部位と
を有する略円筒状の透磁性部材であり、その小径部位が
摺動部材120の大径部122の外周面に嵌合されてい
る。これにより、センサロータ32はアクスル100と
一体となって回転することができる。一方、センサロー
タ32の大径部には、軸方向を長手方向とする櫛歯33
が周方向に等ピッチで形成されている。
を有する略円筒状の透磁性部材であり、その小径部位が
摺動部材120の大径部122の外周面に嵌合されてい
る。これにより、センサロータ32はアクスル100と
一体となって回転することができる。一方、センサロー
タ32の大径部には、軸方向を長手方向とする櫛歯33
が周方向に等ピッチで形成されている。
【0018】マグネット38はセンサロータ32の外周
部に配設されている。マグネット38は円筒状に形成さ
れており、その一端(図1における左端)側がS極、他
端(図1における右端部)側がN極となるように着磁さ
れている。そして、マグネット38の内周面がセンサロ
ータ32の櫛歯33と対向している。マグネット38の
内周面のN極部分、及びS極部分には、それぞれ周方向
に凹凸39及び40が形成されている。となりあう凹3
9のピッチ及びとなりあう凸40のピッチは、いずれも
そのピッチがセンサロータ32の櫛歯33と等しくなる
ように設けられている。さらに、凹凸39及び40は、
S極側の凹凸とN極側の凹凸とが逆の状態となるように
設けられている。
部に配設されている。マグネット38は円筒状に形成さ
れており、その一端(図1における左端)側がS極、他
端(図1における右端部)側がN極となるように着磁さ
れている。そして、マグネット38の内周面がセンサロ
ータ32の櫛歯33と対向している。マグネット38の
内周面のN極部分、及びS極部分には、それぞれ周方向
に凹凸39及び40が形成されている。となりあう凹3
9のピッチ及びとなりあう凸40のピッチは、いずれも
そのピッチがセンサロータ32の櫛歯33と等しくなる
ように設けられている。さらに、凹凸39及び40は、
S極側の凹凸とN極側の凹凸とが逆の状態となるように
設けられている。
【0019】コイル34はマグネット38のN極側端面
の近傍に、センサロータの外周を囲むように配設されて
いる。コイル34の巻線の両端はコネクタ35に接続さ
れている。コネクタ35により、コイル34に生じた誘
起電圧をセンサ30の出力信号として外部に取り出すこ
とができる。
の近傍に、センサロータの外周を囲むように配設されて
いる。コイル34の巻線の両端はコネクタ35に接続さ
れている。コネクタ35により、コイル34に生じた誘
起電圧をセンサ30の出力信号として外部に取り出すこ
とができる。
【0020】検出ポール36は略円筒状の透磁性部材で
ある。検出ポール36は、コイル34の内周面において
センサロータ32と対向する内筒部、及び、コイル34
の一側面(図1における右側面)からコイル34の外周
面を包み込む外筒部とを備えている。このため、検出ポ
ール36を流通する磁束は、コイル34の巻線の周囲を
包囲するように流通する。
ある。検出ポール36は、コイル34の内周面において
センサロータ32と対向する内筒部、及び、コイル34
の一側面(図1における右側面)からコイル34の外周
面を包み込む外筒部とを備えている。このため、検出ポ
ール36を流通する磁束は、コイル34の巻線の周囲を
包囲するように流通する。
【0021】図2は検出ポール36を軸方向の一方(図
1における右側)から見た図を示す。図2に示す如く、
検出ポール36には、前記した折り曲げ部位の途中か
ら、櫛歯37が形成されている。櫛歯37は、長歯37
aと短歯37bとで構成される。長歯37aと短歯37
bとは交互に、それぞれ凹凸39または40のピッチに
等しいピッチで設けられている。長歯37aの先端部
は、マグネット38の外周面の、凹凸40の裏側に当た
る部位に、また、短歯37bの先端部は、凹凸39の裏
側に当たる部位に、それぞれ接合されている。
1における右側)から見た図を示す。図2に示す如く、
検出ポール36には、前記した折り曲げ部位の途中か
ら、櫛歯37が形成されている。櫛歯37は、長歯37
aと短歯37bとで構成される。長歯37aと短歯37
bとは交互に、それぞれ凹凸39または40のピッチに
等しいピッチで設けられている。長歯37aの先端部
は、マグネット38の外周面の、凹凸40の裏側に当た
る部位に、また、短歯37bの先端部は、凹凸39の裏
側に当たる部位に、それぞれ接合されている。
【0022】以下、センサロータ32が回転した場合に
生ずるコイル34の巻線の周囲を流通する磁束の変化に
ついて、図3〜図6を参照して説明する。図3は、セン
サロータ32の櫛歯33が、マグネット38の内周面の
N極側が凹、S極側が凸となる部位に対向した状態を径
方向内側から見た図を示す。図4は図3で示すB−B直
線の如くセンサロータ32の櫛歯33に沿って切断した
際の断面図を示す。
生ずるコイル34の巻線の周囲を流通する磁束の変化に
ついて、図3〜図6を参照して説明する。図3は、セン
サロータ32の櫛歯33が、マグネット38の内周面の
N極側が凹、S極側が凸となる部位に対向した状態を径
方向内側から見た図を示す。図4は図3で示すB−B直
線の如くセンサロータ32の櫛歯33に沿って切断した
際の断面図を示す。
【0023】図4に示す断面では、マグネット38とセ
ンサロータ32の櫛歯33との間には、N極側で大き
く、S極側で小さい隙間が形成されている。このため、
マグネット34とセンサロータ32との間の磁気抵抗は
N極側では大きく、また、S極側では小さく形成されて
いる。また、検出ポール36はマグネット38のN極側
に接合されている。この結果、磁束はマグネット38の
N極からN極に接合されている短歯37bを通り検出ポ
ール36に流出し、センサロータ32の櫛歯33を経由
してマグネット38のS極に戻る。磁束が検出ポール3
6を流通する際、磁束はコイル34の巻線を図4におけ
る時計回り方向に包囲して流通する。
ンサロータ32の櫛歯33との間には、N極側で大き
く、S極側で小さい隙間が形成されている。このため、
マグネット34とセンサロータ32との間の磁気抵抗は
N極側では大きく、また、S極側では小さく形成されて
いる。また、検出ポール36はマグネット38のN極側
に接合されている。この結果、磁束はマグネット38の
N極からN極に接合されている短歯37bを通り検出ポ
ール36に流出し、センサロータ32の櫛歯33を経由
してマグネット38のS極に戻る。磁束が検出ポール3
6を流通する際、磁束はコイル34の巻線を図4におけ
る時計回り方向に包囲して流通する。
【0024】つぎに、図3に示す状態から、センサロー
タ32に櫛歯33のピッチに等しい角度の回転が生ずる
と、図5に示す如く、センサロータ32の櫛歯33がマ
グネット38のN極側が凸、S極側が凹となる部位に対
向した状態となる。図6は図5に示すC−C直線の如く
センサロータ32の櫛歯33に沿って切断した際の断面
図を示す。図6に示す状態では、マグネット38とセン
サロータ32の櫛歯33との間には、S極側で大きく、
N極側で小さい隙間が形成されている。このため、マグ
ネット34とセンサロータ32との間の磁気抵抗は、N
極側で大きく、S極側で小さく形成されている。また、
検出ポール36はマグネット38のS極側に接合されて
いる。この結果、マグネット38のN極から出た磁束は
センサロータ32の櫛歯33に流出し、検出ポール36
を経由してS極に接合されている長歯37aを通り、マ
グネット38のS極に戻る。磁束が検出ポール36を流
通する際、磁束はコイル34の巻線を図6における反時
計回り方向に包囲して流通する。
タ32に櫛歯33のピッチに等しい角度の回転が生ずる
と、図5に示す如く、センサロータ32の櫛歯33がマ
グネット38のN極側が凸、S極側が凹となる部位に対
向した状態となる。図6は図5に示すC−C直線の如く
センサロータ32の櫛歯33に沿って切断した際の断面
図を示す。図6に示す状態では、マグネット38とセン
サロータ32の櫛歯33との間には、S極側で大きく、
N極側で小さい隙間が形成されている。このため、マグ
ネット34とセンサロータ32との間の磁気抵抗は、N
極側で大きく、S極側で小さく形成されている。また、
検出ポール36はマグネット38のS極側に接合されて
いる。この結果、マグネット38のN極から出た磁束は
センサロータ32の櫛歯33に流出し、検出ポール36
を経由してS極に接合されている長歯37aを通り、マ
グネット38のS極に戻る。磁束が検出ポール36を流
通する際、磁束はコイル34の巻線を図6における反時
計回り方向に包囲して流通する。
【0025】このように、センサロータ32に櫛歯33
のピッチに等しい角度の回転が生ずる毎に、コイル34
の巻線の周囲を包囲して流れる磁束の方向は反転する。
従って、従来の回転センサのようにかかる磁束方向の反
転が生じない場合に比して、2倍の磁束変化が生ずるこ
とになる。コイル34に生ずる誘起電圧、すなわち回転
センサ30の出力信号は磁束の変化率に比例するため、
回転センサ30の出力信号は磁束方向の反転の生じない
場合に比して倍増する。
のピッチに等しい角度の回転が生ずる毎に、コイル34
の巻線の周囲を包囲して流れる磁束の方向は反転する。
従って、従来の回転センサのようにかかる磁束方向の反
転が生じない場合に比して、2倍の磁束変化が生ずるこ
とになる。コイル34に生ずる誘起電圧、すなわち回転
センサ30の出力信号は磁束の変化率に比例するため、
回転センサ30の出力信号は磁束方向の反転の生じない
場合に比して倍増する。
【0026】以上述べたように、本実施例の回転センサ
30によれば、マグネット38とセンサロータ32との
ギャップを小さくすることなく、また、マグネット38
の磁力を増大させることなく、回転センサ30の出力信
号を倍増させることができる。このため、サイズを増大
させたり、あるいは、製造コストを増大させたりするこ
となく、回転センサ30の高出力化を実現することがで
きる。
30によれば、マグネット38とセンサロータ32との
ギャップを小さくすることなく、また、マグネット38
の磁力を増大させることなく、回転センサ30の出力信
号を倍増させることができる。このため、サイズを増大
させたり、あるいは、製造コストを増大させたりするこ
となく、回転センサ30の高出力化を実現することがで
きる。
【0027】なお、上記実施例においては、回転センサ
30の出力信号は図示しない波形整形回路によりパルス
信号に変換され、図示しないマイクロコンピュータで演
算処理されることにより、車輪の回転速度が検出される
ようになっている。また、演算処理としては、例えば、
単位時間当たりにマイクロコンピュータに入力されるパ
ルス信号の数に基づき回転速度を検出する方法があげら
れる。
30の出力信号は図示しない波形整形回路によりパルス
信号に変換され、図示しないマイクロコンピュータで演
算処理されることにより、車輪の回転速度が検出される
ようになっている。また、演算処理としては、例えば、
単位時間当たりにマイクロコンピュータに入力されるパ
ルス信号の数に基づき回転速度を検出する方法があげら
れる。
【0028】なお、上記実施例においては、マグネット
34のN極、検出ポール36短歯37b、センサロータ
32、及びマグネット34のS極なる順路の磁気回路が
前述した第1の磁束通路に、マグネット34のN極、セ
ンサロータ32、検出ポール36長歯37a、及びマグ
ネット34のS極なる順路の磁気回路が前述した第2の
磁束通路に、それぞれ相当している。
34のN極、検出ポール36短歯37b、センサロータ
32、及びマグネット34のS極なる順路の磁気回路が
前述した第1の磁束通路に、マグネット34のN極、セ
ンサロータ32、検出ポール36長歯37a、及びマグ
ネット34のS極なる順路の磁気回路が前述した第2の
磁束通路に、それぞれ相当している。
【0029】次に、図7を参照して、本発明の第2の実
施例について説明する。図7は、本実施例の回転センサ
50のマグネット58を、その内周側から見た図であ
る。本実施例の回転センサは、マグネット58の内周面
に凹凸を形成する代わりに、環状部材52、54を配設
した点に特徴を有している。
施例について説明する。図7は、本実施例の回転センサ
50のマグネット58を、その内周側から見た図であ
る。本実施例の回転センサは、マグネット58の内周面
に凹凸を形成する代わりに、環状部材52、54を配設
した点に特徴を有している。
【0030】図7に示す如く、環状部材52、54は、
円筒状の透磁性部材であり、その一端に、周方向に等ピ
ッチで形成された櫛歯53、55を備えている。環状部
材52、54は、その櫛歯53、55が互いに位相が逆
転した状態で軸方向に対向するように配設されている。
そして、環状部材52の櫛歯53がマグネット58の内
周面のN極側に、また、環状部材54の櫛歯55がS極
側にそれぞれ接合されている。そして、上記した第1の
実施例と同様に形成された、図示しない検出ポールの櫛
歯の先端は、マグネット58の外周面の、内周面に櫛歯
53又は55が接合されていない側の極に接合されてい
る。
円筒状の透磁性部材であり、その一端に、周方向に等ピ
ッチで形成された櫛歯53、55を備えている。環状部
材52、54は、その櫛歯53、55が互いに位相が逆
転した状態で軸方向に対向するように配設されている。
そして、環状部材52の櫛歯53がマグネット58の内
周面のN極側に、また、環状部材54の櫛歯55がS極
側にそれぞれ接合されている。そして、上記した第1の
実施例と同様に形成された、図示しない検出ポールの櫛
歯の先端は、マグネット58の外周面の、内周面に櫛歯
53又は55が接合されていない側の極に接合されてい
る。
【0031】かかる構成によれば、上記した第1の実施
例における如くマグネットの内周面に凹凸を形成した場
合と同様の状態を形成することができる。このため、本
実施例の回転センサ50によれば、マグネット58の内
周面に凹凸を形成することなく、出力信号を増大させる
ことができる。
例における如くマグネットの内周面に凹凸を形成した場
合と同様の状態を形成することができる。このため、本
実施例の回転センサ50によれば、マグネット58の内
周面に凹凸を形成することなく、出力信号を増大させる
ことができる。
【0032】次に、図8を参照して、本発明の第3の実
施例について説明する。図8は、本実施例の回転センサ
60の軸方向の断面図を示す。本実施例の回転センサ
は、マグネット68のS極側の端面に凹凸を形成した点
に特徴を有している。図8に示す如く、センサロータ6
2の櫛歯63の先端部は、マグネット68のS極側端面
と対向するように、外周方向に向けて折り曲げられてい
る。マグネット68のN極側の内周面には凹凸69が形
成されており、また、S極側の端面には凹凸70が形成
されている。凹凸69及び70のピッチはいずれもセン
サロータ62の櫛歯63のピッチと等しくなるように設
けられている。さらに、凹凸69及び70は、N極側の
凹凸とS極側の凹凸とが逆の状態となるように設けられ
ている。また、検出ポール66は、上記した第1の実施
例の検出ポール36と同様に形成されている。検出ポー
ル66の櫛歯67の長歯67aの先端は、マグネット6
8の外周面の、凹凸70の凹部の側方に当たる位置に、
また、短歯67bの先端は凹凸69の凹部の裏側に当た
る位置に、それぞれ接合されている。
施例について説明する。図8は、本実施例の回転センサ
60の軸方向の断面図を示す。本実施例の回転センサ
は、マグネット68のS極側の端面に凹凸を形成した点
に特徴を有している。図8に示す如く、センサロータ6
2の櫛歯63の先端部は、マグネット68のS極側端面
と対向するように、外周方向に向けて折り曲げられてい
る。マグネット68のN極側の内周面には凹凸69が形
成されており、また、S極側の端面には凹凸70が形成
されている。凹凸69及び70のピッチはいずれもセン
サロータ62の櫛歯63のピッチと等しくなるように設
けられている。さらに、凹凸69及び70は、N極側の
凹凸とS極側の凹凸とが逆の状態となるように設けられ
ている。また、検出ポール66は、上記した第1の実施
例の検出ポール36と同様に形成されている。検出ポー
ル66の櫛歯67の長歯67aの先端は、マグネット6
8の外周面の、凹凸70の凹部の側方に当たる位置に、
また、短歯67bの先端は凹凸69の凹部の裏側に当た
る位置に、それぞれ接合されている。
【0033】かかる構成によれば、センサロータ62の
櫛歯63がマグネット64のN極側の内周面が凹、S極
側の端面が凸となる部位に対向した状態では、磁束はマ
グネット68のN極から検出ポール66に流出し、セン
サロータ62の櫛歯63を経由してマグネット68のS
極に戻る。この際、磁束はコイル64の周囲を、図8に
おける時計回りの方向に流通する。つぎに、センサロー
タ62に櫛歯63のピッチに等しい角度の回転が生ずる
と、櫛歯63がマグネット64のN極側の内周面が凸、
S極側の端面が凹となる部位に対向した状態となる。か
かる状態では、磁束はマグネット68のN極からセンサ
ロータ62の櫛歯63に流出し、検出ポール66を経由
してマグネット68のS極にもどる。この際、磁束はコ
イル64の周囲を、図8における半時計回りの方向に流
通する。
櫛歯63がマグネット64のN極側の内周面が凹、S極
側の端面が凸となる部位に対向した状態では、磁束はマ
グネット68のN極から検出ポール66に流出し、セン
サロータ62の櫛歯63を経由してマグネット68のS
極に戻る。この際、磁束はコイル64の周囲を、図8に
おける時計回りの方向に流通する。つぎに、センサロー
タ62に櫛歯63のピッチに等しい角度の回転が生ずる
と、櫛歯63がマグネット64のN極側の内周面が凸、
S極側の端面が凹となる部位に対向した状態となる。か
かる状態では、磁束はマグネット68のN極からセンサ
ロータ62の櫛歯63に流出し、検出ポール66を経由
してマグネット68のS極にもどる。この際、磁束はコ
イル64の周囲を、図8における半時計回りの方向に流
通する。
【0034】このように、センサロータ62に櫛歯63
のピッチに等しい角度の回転が生ずる毎に、コイル64
の周囲を流通する磁束の向きが逆転する。このため、本
実施例の回転センサ60によっても、出力信号を増大さ
せることができる。
のピッチに等しい角度の回転が生ずる毎に、コイル64
の周囲を流通する磁束の向きが逆転する。このため、本
実施例の回転センサ60によっても、出力信号を増大さ
せることができる。
【0035】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、センサロ
ータが回転して、所定の位置から所定の位置と異なる他
の位置に移動する毎に、コイルに鎖交して流通する磁束
の方向は反転する。このため、センサロータが回転する
際にコイルに鎖交して流通する磁束の変化量は、磁束の
反転が生じない場合の2倍になる。この結果、センサの
出力信号を倍増させることができる。本発明において
は、マグネットの磁力を増大させることや、マグネット
とセンサロータとのギャップを小さくすることは不要で
ある。このため、かかる出力信号の倍増化を寸法の増大
や製造コストの増大を招くことなく実現することができ
る。
ータが回転して、所定の位置から所定の位置と異なる他
の位置に移動する毎に、コイルに鎖交して流通する磁束
の方向は反転する。このため、センサロータが回転する
際にコイルに鎖交して流通する磁束の変化量は、磁束の
反転が生じない場合の2倍になる。この結果、センサの
出力信号を倍増させることができる。本発明において
は、マグネットの磁力を増大させることや、マグネット
とセンサロータとのギャップを小さくすることは不要で
ある。このため、かかる出力信号の倍増化を寸法の増大
や製造コストの増大を招くことなく実現することができ
る。
【図1】本発明の一実施例の回転センサが組み込まれた
車両リアアクスルの断面図である。
車両リアアクスルの断面図である。
【図2】本実施例の検出ポールを軸方向の一方(図1に
おける右側)から見た図である。
おける右側)から見た図である。
【図3】本実施例の回転センサを径方向内側から見た図
である。
である。
【図4】本実施例の回転センサの軸方向断面図である。
【図5】本実施例の回転センサを径方向内側から見た図
である。
である。
【図6】本実施例の回転センサの軸方向断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例の回転センサを径方向内
側から見た図である。
側から見た図である。
【図8】本発明の第3の実施例の回転センサの軸方向断
面図である。
面図である。
30、50、60 回転センサ 32、62 センサロータ 34、64 コイル 36、66 検出ポール 38、58、68 マグネット
Claims (1)
- 【請求項1】磁束を発するマグネットと、回転体に同期
して回転するセンサロータとを有する回転センサにおい
て、 前記センサロータが所定位置にあるときに、前記マグネ
ットの発する磁束を所定方向に環流させる第1の磁束通
路と、 前記センサロータが前記所定位置と異なる他の位置にあ
るときに、前記マグネットの発する磁束を前記所定方向
とは逆方向に環流させる第2の磁束通路と、 前記第1の磁束通路、及び前記第2の磁束通路を流通す
る磁束を検出するコイルとを有することを特徴とする回
転センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17752195A JPH0926303A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 回転センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17752195A JPH0926303A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 回転センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926303A true JPH0926303A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16032376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17752195A Pending JPH0926303A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 回転センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926303A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100463250B1 (ko) * | 2002-09-27 | 2004-12-23 | 현대자동차주식회사 | 차량용 스피도미터 어셈블리 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17752195A patent/JPH0926303A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100463250B1 (ko) * | 2002-09-27 | 2004-12-23 | 현대자동차주식회사 | 차량용 스피도미터 어셈블리 |
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