JPH09262491A - 細断機 - Google Patents

細断機

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JPH09262491A
JPH09262491A JP7212196A JP7212196A JPH09262491A JP H09262491 A JPH09262491 A JP H09262491A JP 7212196 A JP7212196 A JP 7212196A JP 7212196 A JP7212196 A JP 7212196A JP H09262491 A JPH09262491 A JP H09262491A
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shredder
shredding
shredded
closing plate
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JP7212196A
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Kazuto Murofushi
和人 室伏
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、文書類の細断および布等の柔らかな
被細断物の細断にも使用できるとともに、安全性に優
れ、かつ、異物の入り込みも少なくできて外観も良い細
断機を提供することにある。 【解決手段】文書類及び柔軟な布等の被細断物が投入さ
れる投入口14を有した細断機本体12に、投入された被細
断物を切断する切断カッタ18b を有した一対の細断ロー
ラ18と、これらローラ18を回転させるローラ駆動機構19
とを設けた細断機を前提とする。投入口14から一対の細
断ローラ18との間に至る被細断物収容通路Pを形成し、
この通路P及び投入口14を柔軟な布等の投入に適するよ
うに幅広く形成する。細長い廃棄紙投入孔25を有して投
入口14を開閉する開閉板24を前記本体12に移動可能に設
ける。開閉板24による投入口14の開閉を検出し開閉板 2
4 が閉じられた時に駆動機構19を運転可能とする検出器
26を前記本体12に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業や家庭等にお
いて廃棄される不用な文書類、合成樹脂製の袋やシート
類、および布などを、回転される一対の細断ローラによ
り細かく裁断する細断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている細断機は、不用な文書
またはその類似物を細かく裁断するために開発されたも
のであって、その一例が図5に示されている。図5中1
は細断機本体で、この上面壁には不用な文書を投入する
のに適した投入口2が開口されている。この投入口2は
図5を描いた紙面の表裏方向に延びる細い長孔からな
る。細断機本体1の底壁に開口された排出口3と投入口
2の下端とは用紙ガイド4で接続されている。
【0003】投入口2の下方位置において細断機本体1
には一対の細断ローラ5が内蔵されている。これらロー
ラ5は、軸方向に多数並設される円板状の切断カッタ5
a(一つのみ図示)を有していて、それらのカッタ5a
は互いに噛み合わされている。この噛み合い部分は用紙
ガイド4が有する逃げ孔4aに通されている。そして、
図5中6は細断機本体1に設けられた正逆回転可能なモ
ータで、この動力で図示しない歯車列を介して一対の細
断ローラ5を同期して互いに逆方向に回転させるように
なっている。モータ6と前記歯車列とはローラ駆動手段
を形成している。なお、図5中7は細断機本体1の上面
壁に設けられたスイッチ摘みで、この操作にしたがって
モータ6が正転、逆転、停止されるようになっている。
【0004】この細断機では、モータ6を動作させた状
態で、投入口2に不用な文書類を投入することにより、
この文書類を回転されている一対の細断ローラ5の切断
カッタ5aで挟んで、細かなテープ状に切断して排出口
3からくず収容容器8内に排出できる。そして、細長い
投入口2はその幅が狭いから、前記動作状態において投
入口2を通して細断ローラ5部にまで手等を差し入れる
ことを不可能としており、安全に使用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の細断機は文
書類の細断には適する。しかし、一般家庭において下着
等の布やビニール袋等のように紙よりも遥かに柔らかで
腰が弱い被細断物を細断して廃棄しようとする場合に
は、それを細断ローラ5部にまで具合よく投入すること
は極めて困難であり、こうした柔軟性がある被細断物の
細断には不適当であるという問題がある。
【0006】そこで、本発明者は、柔軟性が高い被細断
物を細断ローラ5部にまで容易に投入できるようにする
ために、投入口2の幅を広くする構成を提案した。しか
し、こうした構成を採用する場合に、被細断物の投入の
際に細断ローラ5が回転駆動されていると、投入口2に
投入され布類に絡んだ使用者の手が誤って細断ローラ5
部に巻き込まれる恐れが考えられるとともに、文書を投
入するときでも誤って細断ローラ5部に使用者の手が巻
き込まれる恐れが考えられる。また、投入口2の幅を広
くする場合には、それだけ投入口2を通って異物が細断
ローラ5部にまで入り込み易くなるという問題もあり、
しかも、この幅広な投入口によって細断機全体の外観が
損なわれる。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、文書類の細断および布等の柔らかな被細断物の細
断にも使用できるとともに、安全性に優れ、かつ、異物
の入り込みも少なくできて外観も良い細断機を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被細断物が投
入される投入口を有した細断機本体と、前記投入口の下
方に配置されて前記細断機本体に設けられ前記投入口に
投入される被細断物を切断する切断カッタを有した一対
の細断ローラと、これら細断ローラを回転させるローラ
駆動手段とを具備した細断機を前提とする。
【0009】そして、前記課題を解決するために、前記
投入口から前記一対の細断ローラとの間に至る被細断物
収容通路を形成するとともに、この通路および前記投入
口を幅広く形成し、細長い廃棄紙投入孔を有して前記投
入口を開閉する開閉板を前記細断機本体に移動可能に設
け、前記開閉板による前記投入口の開閉を検出するとと
もに前記開閉板で前記投入口が閉じられたことを検出し
たときに前記ローラ駆動手段の運転を可能とする検出器
を前記細断機本体に設けたものである。
【0010】この発明においては、投入口およびこれか
ら一対の細断ローラに至る被細断物収容通路の幅は柔軟
な布等の投入に適するように幅広く形成されているの
で、布等のように柔軟性がある被細断物を、開かれた状
態の投入口に投入して被細断物収容通路に収容できると
ともに、この被細断物をその自重により移動させて一対
の細断ローラ部に容易に供給できる。一方、文書類は、
投入口を閉じた開閉板の廃棄紙投入孔を通して投入さ
れ、その自重により被細断物収容通路内を移動して一対
の細断ローラ部に供給される。このように布等の柔らか
な被細断物でも文書類等の被細断物でも容易に一対の細
断ローラ部に供給できるので、これらを互いに噛み合う
一対の細断ローラ間に通して切断できる。
【0011】そして、開閉板は投入口を開閉し、また、
検出器は開閉板が閉じたことを検出してローラ駆動手段
の回転動作を可能とするため、この細断機では、開閉板
が開いている状態では細断動作をすることがない。した
がって、投入口および被細断物収容通路内への布等の柔
らかな被細断物を投入するときなどにおける使用者の安
全性を確保できる。また、開閉板が閉じている状態で
は、幅が広い投入口は開閉板の細長い廃棄紙投入孔を通
して外部と連通しているだけであるから、異物が細断ロ
ーラ部にまで入り込むことを開閉板により少なくできる
とともに、投入口を閉じた開閉板によって全体の外観を
向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。図1は第1の実施の
形態に係る細断機全体の構成を示す斜視図であって、細
断機10は、図1に示されるようにくず収容箱11と、
この箱11上に着脱可能に載置された細断機本体12と
を備えている。くず収容箱11は上端が開口されるとと
もに底付きの四角筒状をなしていて、その内部に溜めら
れた切断くずを、細断機本体12を分離してから上面開
口を通して適宜捨てることができるようになっている。
13は細断機本体12の左右側面に設けられた手掛け用
凹部である。
【0013】なお、この構成に代えて本発明では、くず
収容箱11上に細断機本体12を一体的に連結してもよ
い。この場合に、くず収容箱11内に収容される切断く
ずを適宜取除くことができるように、くず収容箱11の
一部を開閉可能に構成するとよく、好ましくは、開閉構
造により形成される開口を通して他のくず受け容器をく
ず収容箱11に対して出し入れできるようにするとよ
い。
【0014】細断機本体12の構成を図2〜図4を参照
して説明する。図3以外の各図に示されるように細断機
本体12が備える上面壁12aには、文書類や布類等の
被細断物が投入される投入口14が開口されているとと
もに、細断機本体12が備える底壁12bには投入口1
4に対応しかつくず収容箱11の上面開口に連通する排
出口15が開口されている。これら投入口14および排
出口15は細断機本体12の横幅方向に延びて形成され
ている。
【0015】図2に示されるように上面壁12aの裏面
には、細断機本体12の前後方向に相対向して細断機本
体12の長手方向に延びる一対の隔壁14a、14b
と、これら両壁14a、14bの長手方向両端間に亘る
図示しない左右の隔壁とが下向きに突設され、これら前
後左右の隔壁で区画された通路Sの上端開口は投入口1
4に連続されている。
【0016】細断機本体12内には細断ユニット16が
収容されている。このユニット16は、図3に示される
ユニットフレーム17に、一対の細断ローラ18を回転
自在に支持するとともに、これらローラ18を同期して
回転させるローラ駆動手段をなすローラ駆動機構19を
取付け、かつ、相対向する一対のガイド20を取付けて
形成されている。
【0017】図2に示されるように一対の細断ローラ1
8は、投入口14と排出口15との間に配置されるもの
であって、これらは、図2および図3に示されるように
回転軸18a上に、円板形をなす同一大きさの切断カッ
タ18bを、これらカッタ18bよりも小径な円板形ス
ペーサ18cを介して多数間隔的に並設して形成されて
いる。これら一対の細断ローラ18は、その切断カッタ
18bの周部を相手側の細断ローラ18の切断カッタ1
8b間に互いに入り込ませて組み合わされ、これら切断
カッタ18b間に供給される被細断物を挟み切るように
切断するものである。
【0018】ローラ駆動機構19は、ユニットフレーム
17に取付けられた正逆回転可能なモータ21と、この
モータ21の回転軸の回転を減速して伝える伝動機構例
えば歯車列22とを備えて形成されている。歯車列22
は互いに逆回転する一対の最終歯車を有し、これらの最
終歯車は夫々一対の細断ローラ18の回転軸18aの一
端部に連結されている。それによって、ローラ駆動機構
19は、モータ21の回転を減速して一対の細断ローラ
18に伝え、これらローラ18を同期して互いに逆方向
に回転させるようになっている。なお、伝動機構にはベ
ルトとプーリとを有する巻き掛け伝動機構も採用でき
る。
【0019】図2に示されるように相対向する一対のガ
イド20は、相互間の上端開口を前記通路Sの下端開口
に連通させるとともに、相互間の下端開口を排出口15
に連通させて配設されている。これらガイド20の上下
方向中間部は一対の細断ローラ18の噛み合い部を上下
方向に交差して設けられている。こうした配置を可能と
するためにガイド20は、その上下方向の中間部に逃げ
溝20aを一定間隔ごとに有しており、これら逃げ溝2
0aには一対の細断ローラ18の切断カッタ18bの周
部が通されている。
【0020】前記投入口14に連通された前記通路S
と、一対のガイド20の細断ローラ18より上側に位置
される上部間の通路Rとは、投入口14からその下方に
配置された一対の細断ローラ18に至る被細断物収容通
路Pを形成している。そして、この通路Pの少なくとも
上部、つまり、通路5と投入口14とは、一対の細断ロ
ーラ18の並び方向に幅広く、すなわち、被細断物収容
通路Pの内部に下着類などの柔らかな布や合成樹脂製袋
類などの不定形状の被細断物全体が収まる大きさの空間
並びに開口幅をもって設けられている。
【0021】また、この第1の実施の形態では、被細断
物収容通路Pの下部、つまり、一対のガイド20の細断
ローラ18より上側に位置される上部間の通路Rを、一
対の細断ローラ18側に行くにしたがって次第に幅が狭
くなるようにしてある。それによって、一対の細断ロー
ラ18の切断カッタ18bの噛み合い部に被細断物を容
易に導入できるようになっている。
【0022】細断機本体12の上面壁12aには、投入
口14の前または後に位置されて開閉板退避部23が設
けられている。この退避部23は、この第1の実施の形
態では投入口14の後側に連続する格納溝で形成されて
おり、この溝からなる開閉板退避部23の前端は開放さ
れている。そして、上面壁12a上には投入口14を開
閉する開閉板24が移動可能に設けられている。
【0023】この開閉板24は、開閉板退避部23内に
収容されて投入口14を開放する開き位置と、この開き
位置から引き出されて投入口14を閉じる閉じ位置とに
亘って前後方向にスライド可能に設けられている。図2
および図4中24aは、開閉板24の上面に突設され
て、この開閉板24をスライド操作する際に使用される
摘みである。この開閉板24の幅方向中央部には細長い
廃棄紙投入孔25が開口されている。この廃棄紙投入孔
25は、開閉板24の長手方向に沿って延びているとと
もに、開閉板24を前記閉じ位置に配置したときに前記
一対の細断ローラ18の噛み合い部の真上に丁度対向し
て位置されるように設けられている。
【0024】細断機本体12の上面壁12aには、開閉
板24による投入口14の開閉を検出する検出器26が
設けられている。検出器26は前記モータ21の駆動回
路に挿入されている。この検出器26には、例えば常閉
形のマイクロスイッチ、反射形もしくは透過形の光セン
サ等、またはリードスイッチ、その他の近接スイッチ等
を使用できる。
【0025】この第1の実施の形態で使用されたマイク
ロスイッチからなる検出器26は、そのアクチュエータ
レバーが、開閉板24が開き位置にあるときに開閉板2
4で押されて、それによって検出器26が前記モータ駆
動回路を開くとともに、開閉板24が閉じ位置にあると
きに、開閉板24が図2に示されるように前記アクチュ
エータレバーから外れるので、それにより、検出器26
が前記モータ駆動回路を閉じるようになっている。
【0026】図1および図4に示されるように細断機本
体12の上部例えば上面壁12aには、図示しない操作
スイッチを切換え操作するスイッチ摘み27が取付けら
れている。この摘み27は、例えばスライド操作され
て、停止位置と、細断位置と、逆転位置とのいずれかを
選択するものである。
【0027】スイッチ摘み27のホームホジションは停
止位置であり、この位置から細断位置に移動させること
により、前記一対の細断ローラ18が図2中実線で示す
矢印方向に回転されるように前記モータ駆動回路に流れ
る電流方向が切換えられ、また、停止位置から逆転位置
に移動させることにより、一対の細断ローラ18が図2
中点線で示す矢印方向に回転されるように前記モータ駆
動回路に流れる電流方向が切換えられるようになってい
る。
【0028】前記構成の細断機は、その開閉板24を開
閉板退避部23にスライド移動させて格納することによ
り投入口14を開放できるので、ここから一対の細断ロ
ーラ18の噛み合い部に向けて例えば下着などの衣類や
合成樹脂製の袋等のように柔らかで不定形の被細断物を
投入して使用できる。
【0029】この場合、投入口14および被細断物収容
通路Pの少なくとも上部は、柔軟な布等の投入に適する
ように幅広く形成されているので、必要により投入口1
4内に手を容易に差し入れて、投入された下着等の被細
断物の先端が一対の細断ローラ18の噛み合い部に達す
るように押し込み操作できるとともに、この被細断物全
体を被細断物収容通路Pに収容させることができる。
【0030】しかも、こうした投入操作時においては、
開かれた開閉板24は検出器26に検出されているの
で、スイッチ摘み27がいかなる位置にあっても、モー
タ駆動回路に電流が流れることはなく、したがって、前
記投入操作を安全に実施できる。
【0031】そして、この後に、開閉板24を移動させ
て投入口14を閉じることにより、検出器26が開閉板
24の閉じ状態を検出するから、前記モータ駆動回路を
使用可能にできる。そのため、次に、スイッチ摘み27
を細断位置に移動させることにより、ローラ駆動機構1
9のモータ21を動作させて歯車列22を介して一対の
細断ローラ18を実線矢印方向に正転させることができ
る。それにより、一対の細断ローラ18の互いに噛み合
わされた切断カッタ18bにより、被細断物収容通路P
内を自重により下方へ移動して細断ローラ18部に供給
される下着等の被細断物をテープ状に細く切断できる。
切断された被細断物は切断くずとして排出口15を通っ
て下方のくず収容箱11内に収容される。
【0032】なお、以上の切断において、切断不良が発
生していることは運転音の変化で知ることができるの
で、その場合には、スイッチ摘み27を一旦逆転位置に
して一対の細断ローラ18を逆転動作させた後、再びス
イッチ摘み27を正転位置に戻して一対の細断ローラ1
8を正転動作させることにより、正常な切断を促すこと
ができる。
【0033】また、文書等の被細断物を細断する場合に
は、始めに、開閉板退避部23から開閉板24を引出し
て投入口14を閉じる。それにより、前記モータ21へ
の通電が可能になるとともに、既にスイッチ摘み27が
正転位置に配置されている場合には、開閉板24が以上
のように閉じ位置に配置されるに伴って前記モータ21
が動作されるので、一対の細断ローラ18が正転動作さ
れる。次に、必要に応じスイッチ摘み27を操作して一
対の細断ローラ18を正転動作させる。こうした運転下
において、開閉板24の廃棄紙投入孔25を通して文書
類を少量ずつ投入することにより、この文書類を一対の
細断ローラ18間に導いてテープ状に細く切断できる。
切断された被細断物は切断くずとして排出口15を通っ
て下方のくず収容箱11内に収容される。
【0034】したがって、このような文書類の細断手順
によれば、所定量の細断が済むごとに開閉板24を開閉
する手間を要することなく、廃棄紙投入孔25に文書類
を連続的に少量ずつ投入して、その細断を継続できるの
で、便利である。その上、文書類の投入量が細長い廃棄
紙投入孔25により小量ずつに制限されるから、一対の
細断ローラ18の回転がそれらの間に多量の文書類を噛
み込んでロックされることも少なくできる。
【0035】また、廃棄紙投入孔25の真下に一対の細
断ローラ18の互いに噛み合わされた切断カッタ18b
の噛み合い部が対向して位置されている第1の実施の形
態においては、前記文書類の細断の際に、廃棄紙投入孔
25に投入された文書類を容易に前記噛み合い部に導き
易いという利点がある。
【0036】以上のように前記構成の細断機は、布等の
柔軟性が高い被細断物でも文書類等の被細断物でも容易
に一対の細断ローラ18部に供給して、これらを細断す
ることができるものである。しかも、幅広の投入口14
が開いている状態では、一対の細断ローラ18が回転さ
れることがないので、投入操作上の安全性を確保して使
用できる。また、文書類の細断時または非使用時におい
て開閉板24が投入口14を閉じている状態では、幅が
広い投入口14は開閉板24の細長い廃棄紙投入孔25
を通して外部と連通しているだけであるから、細断に適
さない異物が細断ローラ18部にまで入り込むことを開
閉板24により少なくできるとともに、閉じられた開閉
板24によって細断機全体の外観を向上できる。
【0037】また、投入口14および被細断物収容通路
Pは手を楽に入れられる程度に幅が広いので、前記異物
が誤って投入された場合には、開閉板24を開いて一対
の細断ローラ18の停止状態で容易かつ安全に前記異物
を取り除くことができる。
【0038】なお、前記第1の実施の形態は以上のよう
に構成したが、この実施形態に本発明は限定されるもの
ではない。例えば、開閉板24の移動は、細断機本体1
2の上面壁12aにヒンジを介して開閉板24を枢着
し、この開閉板24を前記ヒンジを中心に回動させるこ
とにより投入口14を開閉してもよく、或いは上面壁1
2aに対して開閉板24を着脱自在としてその着脱によ
り投入口14を開閉するように構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】柔らかな布等の投入に適するような幅広な
投入口およびこれから一対の細断ローラに至る幅広な被
細断物収容通路と、開閉板に設けた廃棄紙投入孔とを通
して、布等の柔らかな被細断物であっても文書類であっ
ても一対の細断ローラ部に容易に供給できるから、文書
類の細断および布等の柔らかな被細断物の細断の双方に
適合して使用できる。その上、開閉板を開いて布などを
投入するときには一対の細断ローラが回転駆動されるこ
とがないので、使用上の安全性に優れる。しかも、布等
の柔らかな被細断物などの投入時およびその細断時以外
のとき幅広な投入口は開閉板で閉じられるので、一対の
細断ローラ部への異物の入り込みを少なくできるととも
に、全体の外観も良くできる細断機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る細断機全体の
構成を示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る細断機が備える細断機
本体の構成を示す断面図。
【図3】図2中Z−Z線に沿って細断機本体の一部の構
成を示す断面図。
【図4】第1の実施の形態に係る細断機全体の構成を一
部切欠して示す平面図。
【図5】従来例に係る細断機が備える細断機本体の構成
を示す断面図。
【符号の説明】
12…細断機本体、 14…投入口 18…細断ローラ、 18b…切断カッタ、 19…ローラ駆動機構(ローラ駆動手段)、 24…開閉板、 25…廃棄紙投入孔、 26…検出器、 P…被細断物収容通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被細断物が投入される投入口を有した細断
    機本体と、前記投入口の下方に配置されて前記細断機本
    体に設けられ前記投入口に投入される被細断物を切断す
    る切断カッタを有した一対の細断ローラと、これら細断
    ローラを回転させるローラ駆動手段とを具備した細断機
    において、 前記投入口から前記一対の細断ローラとの間に至る被細
    断物収容通路を形成するとともに、この通路および前記
    投入口を幅広く形成し、 細長い廃棄紙投入孔を有して前記投入口を開閉する開閉
    板を前記細断機本体に移動可能に設け、 前記開閉板による前記投入口の開閉を検出するとともに
    前記開閉板で前記投入口が閉じられたことを検出したと
    きに前記ローラ駆動手段の運転を可能とする検出器を前
    記細断機本体に設けたことを特徴とする細断機。
JP7212196A 1996-03-27 1996-03-27 細断機 Pending JPH09262491A (ja)

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Cited By (12)

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