JPH09261922A - 発動発電機のロータ構造 - Google Patents
発動発電機のロータ構造Info
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- JPH09261922A JPH09261922A JP6855396A JP6855396A JPH09261922A JP H09261922 A JPH09261922 A JP H09261922A JP 6855396 A JP6855396 A JP 6855396A JP 6855396 A JP6855396 A JP 6855396A JP H09261922 A JPH09261922 A JP H09261922A
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- JP
- Japan
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- generator
- shaft
- engine
- bobbin
- rotor structure
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファンの部品点数を少なくし、取付け工数を
減少させるようにする。 【解決手段】 エンジン10のシャフト10−1と発電
機のシャフト13とを直結で連結し、エンジン10と発
電機とを一体化する発動発電機のロータ構造において、
積層されたロータコア2に差し込まれ、界磁巻線4が巻
回される巻線巻回部の外側に係合部を備えたボビン30
と、当該ボビン30の係合部と係合する係止部を備え、
当該係止部を介してボビン30に固定されるファン40
とを備えて構成される。
減少させるようにする。 【解決手段】 エンジン10のシャフト10−1と発電
機のシャフト13とを直結で連結し、エンジン10と発
電機とを一体化する発動発電機のロータ構造において、
積層されたロータコア2に差し込まれ、界磁巻線4が巻
回される巻線巻回部の外側に係合部を備えたボビン30
と、当該ボビン30の係合部と係合する係止部を備え、
当該係止部を介してボビン30に固定されるファン40
とを備えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発動発電機のロー
タ構造、特に発電機の出力を向上させるために発電機の
シャフトを小径化することから生じるシャフトの連結構
造を改善し、界磁巻線が巻回されるボビンの外面にファ
ンを取り付けるようにした発動発電機のロータ構造に関
するものである。
タ構造、特に発電機の出力を向上させるために発電機の
シャフトを小径化することから生じるシャフトの連結構
造を改善し、界磁巻線が巻回されるボビンの外面にファ
ンを取り付けるようにした発動発電機のロータ構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発電機のロータ構造は、図24に
示されている様な構造が用いられている。すなわち、段
差が設けられたシヤフト1に、所定枚数のロータコア2
が圧入されている。シャフト1の両端からボビン3がこ
のロータコア2に取付けられ、ボビン3に界磁巻線4が
巻回されている。ボビン3に巻回された界磁巻線4の始
端、終端がそれぞれスリップリング5に接続されてお
り、スリップリング5の隣に設けられたベアリング6は
図示されていないリアブラケットに取り付けられ、ロー
タコア2が圧入されたシヤフト1を回転自在に軸支する
ようになっている。ベアリング6が取り付けられたシヤ
フト1の反対側には、サポート7が固着されており、サ
ポート7に鉄板やアルミニウム板のファン8がねじ9で
取り付けられている。
示されている様な構造が用いられている。すなわち、段
差が設けられたシヤフト1に、所定枚数のロータコア2
が圧入されている。シャフト1の両端からボビン3がこ
のロータコア2に取付けられ、ボビン3に界磁巻線4が
巻回されている。ボビン3に巻回された界磁巻線4の始
端、終端がそれぞれスリップリング5に接続されてお
り、スリップリング5の隣に設けられたベアリング6は
図示されていないリアブラケットに取り付けられ、ロー
タコア2が圧入されたシヤフト1を回転自在に軸支する
ようになっている。ベアリング6が取り付けられたシヤ
フト1の反対側には、サポート7が固着されており、サ
ポート7に鉄板やアルミニウム板のファン8がねじ9で
取り付けられている。
【0003】このサポート7が固着されている部分およ
びボビン3が取付けられた部分のシヤフト1には、エン
ジンの出力シャフトと結合されるテーパ部1−1とその
穴1−3とが形成されている。当該テーパ部1−1に連
続してスルー穴1−2が穿設されており、当該スルー穴
1−2に通されたスルーボルト(図示せず)でシヤフト
1とエンジンの出力シャフトとが固着され、一体化され
るようになっている。
びボビン3が取付けられた部分のシヤフト1には、エン
ジンの出力シャフトと結合されるテーパ部1−1とその
穴1−3とが形成されている。当該テーパ部1−1に連
続してスルー穴1−2が穿設されており、当該スルー穴
1−2に通されたスルーボルト(図示せず)でシヤフト
1とエンジンの出力シャフトとが固着され、一体化され
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図24
に示されている様な従来の発電機のロータ構造では、シ
ヤフト1にテーパ部1−1が形成されているため、図2
5図示の如く当該テーパ部1−1が形成されている部分
のシャフト径ΦDは、段差1−4のためロータコア2が
圧入されている部分のシヤフト径Φdより大きくなって
いる。
に示されている様な従来の発電機のロータ構造では、シ
ヤフト1にテーパ部1−1が形成されているため、図2
5図示の如く当該テーパ部1−1が形成されている部分
のシャフト径ΦDは、段差1−4のためロータコア2が
圧入されている部分のシヤフト径Φdより大きくなって
いる。
【0005】そのため界磁巻線4が巻回されるボビン3
の取付け位置はシャフト径のΦDの位置(図24参照)
となり、ロータコア2の圧入位置のシヤフト径Φdと界
磁巻線4が巻回されるボビン3の端面との間に隙間Δd
が生じ、界磁巻線4をシヤフト径Φdのぎりぎりまで巻
くことができず、所定のロータの起磁力を得るために
は、界磁巻線4の巻回高さhが高くなり、従って銅量が
多くなる欠点があった。
の取付け位置はシャフト径のΦDの位置(図24参照)
となり、ロータコア2の圧入位置のシヤフト径Φdと界
磁巻線4が巻回されるボビン3の端面との間に隙間Δd
が生じ、界磁巻線4をシヤフト径Φdのぎりぎりまで巻
くことができず、所定のロータの起磁力を得るために
は、界磁巻線4の巻回高さhが高くなり、従って銅量が
多くなる欠点があった。
【0006】またシヤフト1に取り付けられるファン8
も、サポート7にねじ9で取り付けているため、部品数
が多くなり、その取付けに要する工数が多くなる欠点が
あった。
も、サポート7にねじ9で取り付けているため、部品数
が多くなり、その取付けに要する工数が多くなる欠点が
あった。
【0007】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的としており、発電機側のシヤフトとエンジン側のシヤ
フトとの連結に当たって、同じ構造のテーパ部を用いる
結合方式をとりながら、ロータコアの磁気抵抗との関連
で発電機側シヤフト径の減少化をはかることにより発電
機の出力を大幅に向上させることができ、ファンの取付
け工数を減少させることができる発動発電機のロータ構
造を提供することを目的としている。
的としており、発電機側のシヤフトとエンジン側のシヤ
フトとの連結に当たって、同じ構造のテーパ部を用いる
結合方式をとりながら、ロータコアの磁気抵抗との関連
で発電機側シヤフト径の減少化をはかることにより発電
機の出力を大幅に向上させることができ、ファンの取付
け工数を減少させることができる発動発電機のロータ構
造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の発動発電機のロータ構造はエンジンの出
力軸と発電機の回転軸とを直結で連結し、エンジンと発
電機とを一体化する発動発電機のロータ構造において、
積層されたロータコアに差し込まれ、界磁巻線が巻回さ
れる巻線巻回部の外側に係合部を備えたボビンと、当該
ボビンの係合部と係合する係止部を備え、当該係止部を
介してボビンに固定されるファンとを備えたことを特徴
としている。
めに、本発明の発動発電機のロータ構造はエンジンの出
力軸と発電機の回転軸とを直結で連結し、エンジンと発
電機とを一体化する発動発電機のロータ構造において、
積層されたロータコアに差し込まれ、界磁巻線が巻回さ
れる巻線巻回部の外側に係合部を備えたボビンと、当該
ボビンの係合部と係合する係止部を備え、当該係止部を
介してボビンに固定されるファンとを備えたことを特徴
としている。
【0009】上記ボビンの係合部はフック部を備えると
共に、ファンの係止部はフック穴を備えて構成され、ま
た上記ボビンの係合部はフック部と位置決め突起とを備
えると共に、ファンの係止部はフック穴と位置決め突起
が挿入される係合穴とを備えて構成される。そして上記
位置決め突起にストッパが設けらる。
共に、ファンの係止部はフック穴を備えて構成され、ま
た上記ボビンの係合部はフック部と位置決め突起とを備
えると共に、ファンの係止部はフック穴と位置決め突起
が挿入される係合穴とを備えて構成される。そして上記
位置決め突起にストッパが設けらる。
【0010】又上記のように構成された発動発電機のロ
ータ構造において、更にエンジンの出力軸との連結部分
について、発電機の回転軸が凸状の結合部を有する構成
としてもよい。
ータ構造において、更にエンジンの出力軸との連結部分
について、発電機の回転軸が凸状の結合部を有する構成
としてもよい。
【0011】このとき上記発電機の回転軸の結合部は、
その先端が直接凸状に形成されると共に、エンジンの出
力軸の連結部分が凹状に形成され、或いは中間ジョイン
トシャフトを備え、当該中間ジョイントシャフトを介し
てエンジンの出力軸と連結される。そして上記発電機の
回転軸自体の最大径が、エンジンの出力軸と同径以下で
あるように構成される。
その先端が直接凸状に形成されると共に、エンジンの出
力軸の連結部分が凹状に形成され、或いは中間ジョイン
トシャフトを備え、当該中間ジョイントシャフトを介し
てエンジンの出力軸と連結される。そして上記発電機の
回転軸自体の最大径が、エンジンの出力軸と同径以下で
あるように構成される。
【0012】界磁巻線が巻回されるボビンの係合部に、
一体で形成されたファンの係止部を嵌め込むだけである
ので、ファンの組み付けに要する時間が短くなる。また
発電機の回転軸の結合部を凸状とすることにより、発電
機の回転軸を小径化でき、従ってロータコアの磁気抵抗
が減少し、発電機の出力を大幅に向上させることができ
る。
一体で形成されたファンの係止部を嵌め込むだけである
ので、ファンの組み付けに要する時間が短くなる。また
発電機の回転軸の結合部を凸状とすることにより、発電
機の回転軸を小径化でき、従ってロータコアの磁気抵抗
が減少し、発電機の出力を大幅に向上させることができ
る。
【0013】
【発明の実施の態様】図1は本発明の発動発電機のロー
タ構造が用いられた発電機の一実施例部分断面説明図、
図2はその左側面図を示している。
タ構造が用いられた発電機の一実施例部分断面説明図、
図2はその左側面図を示している。
【0014】図1,図2において、11はエンジン10
側に取り付けられるフロントブラケットであり、ロータ
12のシャフト13がエンジン10側のシャフト10−
1にスルーボルト14(図2参照)で固定されるように
なっている。当該シャフト13にはロータコア2が圧入
されており、当該ロータコア2にはボビン30を介して
界磁巻線4が巻回されている。
側に取り付けられるフロントブラケットであり、ロータ
12のシャフト13がエンジン10側のシャフト10−
1にスルーボルト14(図2参照)で固定されるように
なっている。当該シャフト13にはロータコア2が圧入
されており、当該ロータコア2にはボビン30を介して
界磁巻線4が巻回されている。
【0015】シャフト13のエンジン10側には、後程
図18、図19で詳しく説明するが、ボビン30に取り
付けられたファン40が設けられており、また反対側の
シャフト13にはロータ12を自由に回転させるベアリ
ング6がリアブラケット16に取り付けられている。当
該リアブラケット16とフロントブラケット11との間
にはステータコア17があり、当該ステータコア17に
は発電巻線18が巻装されている。
図18、図19で詳しく説明するが、ボビン30に取り
付けられたファン40が設けられており、また反対側の
シャフト13にはロータ12を自由に回転させるベアリ
ング6がリアブラケット16に取り付けられている。当
該リアブラケット16とフロントブラケット11との間
にはステータコア17があり、当該ステータコア17に
は発電巻線18が巻装されている。
【0016】ベアリング6の近傍のシャフト13にはス
リップリング5が取り付けられており、当該スリップリ
ング5を介して界磁巻線4に界磁電流が供給される。こ
の界磁電流は図示されていない電圧調整回路によって調
整され、発電巻線18に発生する電圧は定電圧化され
る。この定電圧化された電圧がリアブラケット16に固
定されているコンセント19から取り出されるようにな
っている。なお20はリアカバーである。
リップリング5が取り付けられており、当該スリップリ
ング5を介して界磁巻線4に界磁電流が供給される。こ
の界磁電流は図示されていない電圧調整回路によって調
整され、発電巻線18に発生する電圧は定電圧化され
る。この定電圧化された電圧がリアブラケット16に固
定されているコンセント19から取り出されるようにな
っている。なお20はリアカバーである。
【0017】ところで、本発明に用いられているシャフ
ト13の先端部は、図1図示の如く、又図3(A)図示
の如く、凸状のテーパ部13−1が形成されており、ま
た当該シャフト13と結合するエンジン10側のシャフ
ト10−1の先端部は図3(B)図示の如く、凹状のテ
ーパ部10−2が形成されている。なお10−3はねじ
穴であり、13−2はスルーボルト用の穴である。
ト13の先端部は、図1図示の如く、又図3(A)図示
の如く、凸状のテーパ部13−1が形成されており、ま
た当該シャフト13と結合するエンジン10側のシャフ
ト10−1の先端部は図3(B)図示の如く、凹状のテ
ーパ部10−2が形成されている。なお10−3はねじ
穴であり、13−2はスルーボルト用の穴である。
【0018】シャフト13の結合部分、すなわちテーパ
部13−1の長さS及びシャフト径ΦAは、凹凸が逆に
形成されているだけで、従来と全く同じ構造となってい
るので、エンジン10側からは同じ力がシャフト13に
伝達される。
部13−1の長さS及びシャフト径ΦAは、凹凸が逆に
形成されているだけで、従来と全く同じ構造となってい
るので、エンジン10側からは同じ力がシャフト13に
伝達される。
【0019】従って、シャフト13はその全体に渡っ
て、つまりロータコア2及び界磁巻線4が巻回されるボ
ビン3の各取付け位置のシャフト部分は同一径ΦAで形
成することができ、かつ従来のシャフト1の如く段差を
設けることを要しないので、シャフト13と界磁巻線4
が巻回されるボビン3との間に隙間が生じることはな
い。これによって界磁巻線4の巻回高さhが低くなる。
つまり同一起磁力を得るための銅量が少なくなり、銅損
が少なくなることにより出力が向上する。
て、つまりロータコア2及び界磁巻線4が巻回されるボ
ビン3の各取付け位置のシャフト部分は同一径ΦAで形
成することができ、かつ従来のシャフト1の如く段差を
設けることを要しないので、シャフト13と界磁巻線4
が巻回されるボビン3との間に隙間が生じることはな
い。これによって界磁巻線4の巻回高さhが低くなる。
つまり同一起磁力を得るための銅量が少なくなり、銅損
が少なくなることにより出力が向上する。
【0020】さらに図4図示の如く、シャフト13の径
ΦAを径Φaの様に小さくすることができるので、ロー
タコア2のシャフト部分の磁路幅M2をシャフト径ΦA
のときの磁路幅M1より広くとることができる。つまり
シャフト圧入近傍の磁気抵抗が小さくなり、鉄損が減少
して、出力が向上する。またシャフト13の径ΦAを径
Φa(ΦA>Φa)の如く小さくすることにより、上記
界磁巻線4の巻回高さhが低くなり、銅損も減少する相
乗効果を有すると共に、ロータ12の重量も軽くなる。
ΦAを径Φaの様に小さくすることができるので、ロー
タコア2のシャフト部分の磁路幅M2をシャフト径ΦA
のときの磁路幅M1より広くとることができる。つまり
シャフト圧入近傍の磁気抵抗が小さくなり、鉄損が減少
して、出力が向上する。またシャフト13の径ΦAを径
Φa(ΦA>Φa)の如く小さくすることにより、上記
界磁巻線4の巻回高さhが低くなり、銅損も減少する相
乗効果を有すると共に、ロータ12の重量も軽くなる。
【0021】エンジン10側のシャフト10−1の形状
が変えられないときには、中間ジョイントシャフトを用
いることにより上記の記載事項と同等の効果を得ること
ができる。
が変えられないときには、中間ジョイントシャフトを用
いることにより上記の記載事項と同等の効果を得ること
ができる。
【0022】図5は中間ジョイントシャフトを使用する
ときの発電機側シャフトの一実施例部分形状説明図、図
6はその右側面図を示している。図5,図6において、
シャフト13のテーパ部13−1の径が当該シャフト1
3の径Φa以下に形成される。
ときの発電機側シャフトの一実施例部分形状説明図、図
6はその右側面図を示している。図5,図6において、
シャフト13のテーパ部13−1の径が当該シャフト1
3の径Φa以下に形成される。
【0023】発電機側シャフト13の結合部は、図5,
図6の如きテーパ部13−1が形成されるので、図7
図,図8に示されている様に、当該図5,図6の如きテ
ーパ部13−1に適合した結合部23−2が中間ジョイ
ントシャフト23の発電機側に形成される。
図6の如きテーパ部13−1が形成されるので、図7
図,図8に示されている様に、当該図5,図6の如きテ
ーパ部13−1に適合した結合部23−2が中間ジョイ
ントシャフト23の発電機側に形成される。
【0024】一方エンジン10側のシャフト10−1の
形状は従来と同じのもので結合するので、図8に示され
ている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン10
側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が形
成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスルー
ボルト用の穴23−3が穿設される。
形状は従来と同じのもので結合するので、図8に示され
ている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン10
側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が形
成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスルー
ボルト用の穴23−3が穿設される。
【0025】この中間ジョイントシャフト23には、図
8図示の如くファン21が取り付けられる。当該ファン
21の取り付けに当たっては、中間ジョイントシャフト
23をインサートしてファン21を一体型で成形する。
中間ジョイントシャフト23を四角にしておけば、回り
止めを設けることを要しない。勿論中間ジョイントシャ
フト23を丸にしてもよい。このときも中間ジョイント
シャフト23をインサートして回り止めを付けた上でフ
ァン21を一体型で成形する。
8図示の如くファン21が取り付けられる。当該ファン
21の取り付けに当たっては、中間ジョイントシャフト
23をインサートしてファン21を一体型で成形する。
中間ジョイントシャフト23を四角にしておけば、回り
止めを設けることを要しない。勿論中間ジョイントシャ
フト23を丸にしてもよい。このときも中間ジョイント
シャフト23をインサートして回り止めを付けた上でフ
ァン21を一体型で成形する。
【0026】なお、シャフト13のテーパ部13−1が
なくストレートであってもよく、このときには中間ジョ
イントシャフト23の発電機側は、当該シャフト13の
段差の径の部分が圧入される嵌合穴とされる。
なくストレートであってもよく、このときには中間ジョ
イントシャフト23の発電機側は、当該シャフト13の
段差の径の部分が圧入される嵌合穴とされる。
【0027】ロータ12に発電巻線18を巻き、ワニス
処理後、シャフト13の結合部を中間ジョイントシャフ
ト23に取付け、そしてエンジン10側の従来型のシャ
フトに連結する工程がとられる。
処理後、シャフト13の結合部を中間ジョイントシャフ
ト23に取付け、そしてエンジン10側の従来型のシャ
フトに連結する工程がとられる。
【0028】図9は中間ジョイントシャフトを使用する
ときの発電機側シャフトの他の実施例形状説明図であ
る。図9の発電機側シャフトのものは、図5の形状のも
のに四角形状の回り止め部13−3が形成されたもので
あり、当該四角形状の回り止め部13−3によって空回
りすることなく確実にトルクが伝達される。シャフト1
3の四角形状の回り止め部13−3は、当該シャフト1
3の径Φa以下に形成される。このときの中間ジョイン
トシャフト23は、図10の形状のものが使用される。
ときの発電機側シャフトの他の実施例形状説明図であ
る。図9の発電機側シャフトのものは、図5の形状のも
のに四角形状の回り止め部13−3が形成されたもので
あり、当該四角形状の回り止め部13−3によって空回
りすることなく確実にトルクが伝達される。シャフト1
3の四角形状の回り止め部13−3は、当該シャフト1
3の径Φa以下に形成される。このときの中間ジョイン
トシャフト23は、図10の形状のものが使用される。
【0029】図10は回り止めを備えた発電機側中間ジ
ョイントシャフトの一実施例説明図を示しており、発電
機側シャフト13の結合部は、図9(A),(B)図示
の如き四角形状の回り止め部13−3及びテーパ部13
−1が形成されるので、図10(A),(B)に示され
ている様に、当該図9(A),(B)の如き四角形状の
回り止め部13−3及びテーパ部13−1に適合した結
合部23−2が中間ジョイントシャフト23の発電機側
に形成される。
ョイントシャフトの一実施例説明図を示しており、発電
機側シャフト13の結合部は、図9(A),(B)図示
の如き四角形状の回り止め部13−3及びテーパ部13
−1が形成されるので、図10(A),(B)に示され
ている様に、当該図9(A),(B)の如き四角形状の
回り止め部13−3及びテーパ部13−1に適合した結
合部23−2が中間ジョイントシャフト23の発電機側
に形成される。
【0030】一方エンジン10側のシャフト10−1の
形状は従来と同じのもので結合するので、図10に示さ
れている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン1
0側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が
形成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスル
ーボルト用の穴23−3が穿設される。
形状は従来と同じのもので結合するので、図10に示さ
れている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン1
0側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が
形成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスル
ーボルト用の穴23−3が穿設される。
【0031】図示されていないが当該中間ジョイントシ
ャフト23に、図8の如くファン21が固定される。ま
た当該中間ジョイントシャフト23は丸型が示されてい
るが、このときは中間ジョイントシャフト23をインサ
ートして回り止めを付けた上でファン21を一体型で成
形する。中間ジョイントシャフト23を四角の形状とす
ることもできる。
ャフト23に、図8の如くファン21が固定される。ま
た当該中間ジョイントシャフト23は丸型が示されてい
るが、このときは中間ジョイントシャフト23をインサ
ートして回り止めを付けた上でファン21を一体型で成
形する。中間ジョイントシャフト23を四角の形状とす
ることもできる。
【0032】図11は中間ジョイントシャフトを使用す
るときの発電機側シャフトの他の実施例形状説明図であ
る。図11の発電機側シャフトのものは、図5の形状の
ものに略長方形の回り止め部13−4が形成されたもの
であり、当該略長方形の回り止め部13−4によって空
回りすることなく確実にトルクが伝達される。シャフト
13の略長方形の回り止め部13−4は、当該シャフト
13の径Φa以下に形成される。このときの中間ジョイ
ントシャフト23は、図12の形状のものが使用され
る。
るときの発電機側シャフトの他の実施例形状説明図であ
る。図11の発電機側シャフトのものは、図5の形状の
ものに略長方形の回り止め部13−4が形成されたもの
であり、当該略長方形の回り止め部13−4によって空
回りすることなく確実にトルクが伝達される。シャフト
13の略長方形の回り止め部13−4は、当該シャフト
13の径Φa以下に形成される。このときの中間ジョイ
ントシャフト23は、図12の形状のものが使用され
る。
【0033】図12は回り止めを備えた発電機側中間ジ
ョイントシャフトの他の実施例説明図を示しており、発
電機側シャフト13の結合部は、図11(A),(B)
図示の如き略長方形の回り止め部13−4及びテーパ部
13−1が形成されるので、図12(A),(B)に示
されている様に、当該図11(A),(B)の如き略長
方形の回り止め部13−4及びテーパ部13−1に適合
した結合部23−2が中間ジョイントシャフト23の発
電機側に形成される。
ョイントシャフトの他の実施例説明図を示しており、発
電機側シャフト13の結合部は、図11(A),(B)
図示の如き略長方形の回り止め部13−4及びテーパ部
13−1が形成されるので、図12(A),(B)に示
されている様に、当該図11(A),(B)の如き略長
方形の回り止め部13−4及びテーパ部13−1に適合
した結合部23−2が中間ジョイントシャフト23の発
電機側に形成される。
【0034】一方エンジン10側のシャフト10−1の
形状は従来と同じのもので結合するので、図12に示さ
れている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン1
0側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が
形成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスル
ーボルト用の穴23−3が穿設される。23−5は回り
止め部である。
形状は従来と同じのもので結合するので、図12に示さ
れている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン1
0側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が
形成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスル
ーボルト用の穴23−3が穿設される。23−5は回り
止め部である。
【0035】図13は中間ジョイントシャフトを使用す
るときの発電機側シャフトの他の実施例形状説明図であ
る。図13の発電機側シャフトのものは、図5の形状の
ものにねじ山部にナットを装着し、当該ナットによって
シャフト13の回り止めをするようにしている。ただし
ねじの方向はロータ12の回転方向とは逆にする。この
様なねじ山部にナットを装着する回り止め部13−5が
形成されたものであり、当該ねじ山部にナットを装着す
る回り止め部13−5によって空回りすることなく確実
にトルクが伝達される。シャフト13のねじ山部にナッ
トを装着する回り止め部13−5は、当該シャフト13
の径Φa以下に形成される。このときの中間ジョイント
シャフト23は、図14の形状のものが使用される。
るときの発電機側シャフトの他の実施例形状説明図であ
る。図13の発電機側シャフトのものは、図5の形状の
ものにねじ山部にナットを装着し、当該ナットによって
シャフト13の回り止めをするようにしている。ただし
ねじの方向はロータ12の回転方向とは逆にする。この
様なねじ山部にナットを装着する回り止め部13−5が
形成されたものであり、当該ねじ山部にナットを装着す
る回り止め部13−5によって空回りすることなく確実
にトルクが伝達される。シャフト13のねじ山部にナッ
トを装着する回り止め部13−5は、当該シャフト13
の径Φa以下に形成される。このときの中間ジョイント
シャフト23は、図14の形状のものが使用される。
【0036】図14は回り止めを備えた発電機側中間ジ
ョイントシャフトの他の実施例説明図を示しており、発
電機側シャフト13の結合部は、図13(A),(B)
図示の如きねじ山部にナットを装着する回り止め部13
−5及びテーパ部13−1が形成されるので、図14
(A),(B)に示されている様に、当該図13
(A),(B)の如きねじ山部にナットを装着する回り
止め部13−5及びテーパ部13−1に適合した結合部
23−2が中間ジョイントシャフト23の発電機側に形
成される。
ョイントシャフトの他の実施例説明図を示しており、発
電機側シャフト13の結合部は、図13(A),(B)
図示の如きねじ山部にナットを装着する回り止め部13
−5及びテーパ部13−1が形成されるので、図14
(A),(B)に示されている様に、当該図13
(A),(B)の如きねじ山部にナットを装着する回り
止め部13−5及びテーパ部13−1に適合した結合部
23−2が中間ジョイントシャフト23の発電機側に形
成される。
【0037】一方エンジン10側のシャフト10−1の
形状は従来と同じのもので結合するので、図14に示さ
れている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン1
0側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が
形成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスル
ーボルト用の穴23−3が穿設される。23−6は回り
止め部である。
形状は従来と同じのもので結合するので、図14に示さ
れている様に中間ジョイントシャフト23のエンジン1
0側の結合部23−1は、従来と同じ構造のテーパ部が
形成される。中間ジョイントシャフト23の中心にスル
ーボルト用の穴23−3が穿設される。23−6は回り
止め部である。
【0038】この様に構成することにより、発電機側シ
ャフト13の径をエンジン10側の10のシャフト径以
下とすることができ、ロータコア2のシャフト圧入部分
の磁路幅を大きくするすることができる。つまりロータ
コア2の磁気抵抗を小さくすることができる。
ャフト13の径をエンジン10側の10のシャフト径以
下とすることができ、ロータコア2のシャフト圧入部分
の磁路幅を大きくするすることができる。つまりロータ
コア2の磁気抵抗を小さくすることができる。
【0039】図15は本発明に用いられるボビンの一実
施例平面図、図16は図15の矢視A−Oを含んだ右側
面図、図17は図15の矢視B−Oを含んだ正面図を示
している。
施例平面図、図16は図15の矢視A−Oを含んだ右側
面図、図17は図15の矢視B−Oを含んだ正面図を示
している。
【0040】図15ないし図17において、合成樹脂材
でなるボビン30は、中心に対して対称形をなしてお
り、ボビン30が図1のロータコア2に挿入して組み付
けられる様に脚部30−1を備え、全体としてコの字形
(図16参照)に形成されている。ボビン30の中央部
にはシャフト用の穴部31を持った突出部32が形成さ
れると共に、当該突出部32が形成された面側に巻線巻
回部33を形成する突起部34,縁部35を備え、当該
突起部34の先端にはフック部34−1が設けられてい
る。シャフト用の穴部31の両側にフック部36−1を
備えた突起部36が形成されると共に、当該突起部36
の近傍に穴37を有する突起部38が当該突起部36よ
り一段低く設けられている。
でなるボビン30は、中心に対して対称形をなしてお
り、ボビン30が図1のロータコア2に挿入して組み付
けられる様に脚部30−1を備え、全体としてコの字形
(図16参照)に形成されている。ボビン30の中央部
にはシャフト用の穴部31を持った突出部32が形成さ
れると共に、当該突出部32が形成された面側に巻線巻
回部33を形成する突起部34,縁部35を備え、当該
突起部34の先端にはフック部34−1が設けられてい
る。シャフト用の穴部31の両側にフック部36−1を
備えた突起部36が形成されると共に、当該突起部36
の近傍に穴37を有する突起部38が当該突起部36よ
り一段低く設けられている。
【0041】これら突起部34に設けられたフック部3
4−1及び突起部36に設けられたフック部36−1、
そして突起部38に設けられた穴37は、次に説明する
ファン40に設けられたフック穴、フック部に係合し、
ファン40が当該ボビン30に取り付けられ、固定され
るようになっている。
4−1及び突起部36に設けられたフック部36−1、
そして突起部38に設けられた穴37は、次に説明する
ファン40に設けられたフック穴、フック部に係合し、
ファン40が当該ボビン30に取り付けられ、固定され
るようになっている。
【0042】図18は本発明に用いられるファンの一実
施例正面図、図19は図18の矢視C−Oを含んだ右側
面図を示している。図18,図19において、合成樹脂
材でなるファン40の周辺面には複数個のフィン41が
等間隔で設けられ、中央部にはシャフト穴42が穿設さ
れている。当該シャフト穴42の両側には対をなす1組
の図20図示のフック穴43を形成する突起部44と、
対をなす1組の図21図示のフック穴45を形成すると
共にファン40の取付け位置決めをする位置決め突起4
6を備えた突起部47とを、それぞれ90度の位置間隔
をもってファン40にそれぞれ設けられている。
施例正面図、図19は図18の矢視C−Oを含んだ右側
面図を示している。図18,図19において、合成樹脂
材でなるファン40の周辺面には複数個のフィン41が
等間隔で設けられ、中央部にはシャフト穴42が穿設さ
れている。当該シャフト穴42の両側には対をなす1組
の図20図示のフック穴43を形成する突起部44と、
対をなす1組の図21図示のフック穴45を形成すると
共にファン40の取付け位置決めをする位置決め突起4
6を備えた突起部47とを、それぞれ90度の位置間隔
をもってファン40にそれぞれ設けられている。
【0043】そして図20図示のフック穴43を形成す
る突起部44の片側の突起部材44−1の先端にはフッ
ク止め44−2が設けられている。同様に図21図示の
フック穴45を形成する突起部47の片側の突起部材4
7−1の先端にはフック止め47−2が設けられてお
り、突起部材47−1と共にフック穴45を形成する位
置決め突起46には位置決め段差46−1が設けられて
いる。
る突起部44の片側の突起部材44−1の先端にはフッ
ク止め44−2が設けられている。同様に図21図示の
フック穴45を形成する突起部47の片側の突起部材4
7−1の先端にはフック止め47−2が設けられてお
り、突起部材47−1と共にフック穴45を形成する位
置決め突起46には位置決め段差46−1が設けられて
いる。
【0044】つまりファン40に設けられたそれぞれの
対をなす1組の突起部44と突起部47とは、図23図
示のX,Y軸上の51,52の位置にそれぞれ配置され
ており、また上記ボビン30に設けられたそれぞれの対
をなす1組の突起部34と、突起部36及び穴37を備
えた突起部38とは共に、図23図示のX,Y軸の5
1,52の位置にそれぞれ配置されている。
対をなす1組の突起部44と突起部47とは、図23図
示のX,Y軸上の51,52の位置にそれぞれ配置され
ており、また上記ボビン30に設けられたそれぞれの対
をなす1組の突起部34と、突起部36及び穴37を備
えた突起部38とは共に、図23図示のX,Y軸の5
1,52の位置にそれぞれ配置されている。
【0045】従って、ファン40に設けられたそれぞれ
対をなす1組の突起部44の穴43と突起部47の穴4
5とは、ボビン30に設けられたそれぞれの対をなす1
組のフック部34−1とフック部36−1とそれぞれ係
合し、例えば突起部44の穴43とフック部34−1と
はX軸方向で図22図示の如く係止される。
対をなす1組の突起部44の穴43と突起部47の穴4
5とは、ボビン30に設けられたそれぞれの対をなす1
組のフック部34−1とフック部36−1とそれぞれ係
合し、例えば突起部44の穴43とフック部34−1と
はX軸方向で図22図示の如く係止される。
【0046】同様に突起部47の穴45とフック部36
−1とはY軸方向で係止される。そしてファン40に設
けられた位置決め突起46は、ボビン30に設けられた
突起部38の穴37に挿入され、位置決め突起46に設
けられた位置決め段差46−1によって、ファン40が
ボビン30に固定される位置を定める。
−1とはY軸方向で係止される。そしてファン40に設
けられた位置決め突起46は、ボビン30に設けられた
突起部38の穴37に挿入され、位置決め突起46に設
けられた位置決め段差46−1によって、ファン40が
ボビン30に固定される位置を定める。
【0047】このようにX軸,Y軸方向で対をなした形
にしてファン40をボビン30へ固定することにより、
回転時のファン40のブレが無くなる。そしてファン4
0は一体もので作られており、かつボビン30への結合
手段も一体で作られているので、部品点数が少なく、従
ってロータ2にファン40を取り付ける工数も少なくて
済むようになる。
にしてファン40をボビン30へ固定することにより、
回転時のファン40のブレが無くなる。そしてファン4
0は一体もので作られており、かつボビン30への結合
手段も一体で作られているので、部品点数が少なく、従
ってロータ2にファン40を取り付ける工数も少なくて
済むようになる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、発
電機側のシヤフトとエンジン側のシャフトとの連結に当
たって、同じ構造のテーパ部を用いる結合方式をとりな
がら、発電機の回転軸を小径化でき、従ってロータコア
の磁気抵抗が減少し、発電機の出力を大幅に向上させる
ことができる。
電機側のシヤフトとエンジン側のシャフトとの連結に当
たって、同じ構造のテーパ部を用いる結合方式をとりな
がら、発電機の回転軸を小径化でき、従ってロータコア
の磁気抵抗が減少し、発電機の出力を大幅に向上させる
ことができる。
【0049】中間ジョイントシャフトを介してエンジン
シャフトと連結さる場合は、エンジン側シャフトの結合
部を従来の形のままでよく、その上発電機側のシヤフト
径をエンジンシャフト径以下にすることができ、ロータ
コアの磁気抵抗の減少により発電機の出力を大幅に向上
させることができる。また発電機の重量を軽量化も可能
となる。
シャフトと連結さる場合は、エンジン側シャフトの結合
部を従来の形のままでよく、その上発電機側のシヤフト
径をエンジンシャフト径以下にすることができ、ロータ
コアの磁気抵抗の減少により発電機の出力を大幅に向上
させることができる。また発電機の重量を軽量化も可能
となる。
【図1】本発明の発動発電機のロータ構造が用いられた
発電機の一実施例部分断面説明図である。
発電機の一実施例部分断面説明図である。
【図2】本発明の発動発電機のロータ構造が用いられた
発電機の一実施例左側面図である。
発電機の一実施例左側面図である。
【図3】発電機とエンジンとの結合部分の構造説明図で
ある。
ある。
【図4】発電機のシャフト径を小さくしたときの磁気抵
抗の減少説明図である。
抗の減少説明図である。
【図5】中間ジョイントシャフトを使用するときの発電
機側シャフトの一実施例部分形状説明図である。
機側シャフトの一実施例部分形状説明図である。
【図6】中間ジョイントシャフトを使用するときの発電
機側シャフトの一実施例右側面図である。
機側シャフトの一実施例右側面図である。
【図7】発電機側中間ジョイントシャフトの一実施例正
面図である。
面図である。
【図8】ファンが固定された図7の中間ジョイントシャ
フトの部分断面図である。
フトの部分断面図である。
【図9】中間ジョイントシャフトを使用するときの発電
機側シャフトの他の実施例部分形状説明図である。
機側シャフトの他の実施例部分形状説明図である。
【図10】回り止めを備えた発電機側中間ジョイントシ
ャフトの一実施例説明図ある。
ャフトの一実施例説明図ある。
【図11】中間ジョイントシャフトを使用するときの発
電機側シャフトの他の実施例形状説明図である。
電機側シャフトの他の実施例形状説明図である。
【図12】回り止めを備えた発電機側中間ジョイントシ
ャフトの他の実施例説明図である。
ャフトの他の実施例説明図である。
【図13】中間ジョイントシャフトを使用するときの発
電機側シャフトの他の実施例形状説明図である。
電機側シャフトの他の実施例形状説明図である。
【図14】回り止めを備えた発電機側中間ジョイントシ
ャフトの他の実施例説明図である。
ャフトの他の実施例説明図である。
【図15】本発明に用いられるボビンの一実施例平面図
である。
である。
【図16】図15の矢視A−Oを含んだ右側面図であ
る。
る。
【図17】図15の矢視B−Oを含んだ正面図である。
【図18】本発明に用いられるファンの一実施例正面図
である。
である。
【図19】図18の矢視C−Oを含んだ右側面図であ
る。
る。
【図20】図20のC−C矢視の部分図である。
【図21】図20のD−D矢視の部分図である。
【図22】ボビンの突起部とファンの突起部の穴との結
合説明図である。
合説明図である。
【図23】ファンの突起部とボビン突起部との配置位置
説明図である。
説明図である。
【図24】従来の発電機のロータ構造説明図である。
【図25】従来のロータシヤフトの形状説明図である。
2 ロータコア 4 界磁巻線 10 エンジン 10−1 シャフト 12 ロータ 13 シャフト 17 ステータコア 23 中間ジョイントシャフト 30 ボビン 40 ファン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図20】
【図2】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図16】
【図19】
【図21】
【図22】
【図13】
【図14】
【図15】
【図17】
【図18】
【図23】
【図24】
【図25】
Claims (8)
- 【請求項1】 エンジンの出力軸と発電機の回転軸とを
直結で連結し、エンジンと発電機とを一体化する発動発
電機のロータ構造において、 積層されたロータコアに差し込まれ、界磁巻線が巻回さ
れる巻線巻回部の外側に係合部を備えたボビンと、 当該ボビンの係合部と係合する係止部を備え、当該係止
部を介してボビンに固定されるファンとを備えたことを
特徴とする発動発電機のロータ構造。 - 【請求項2】 上記ボビンの係合部はフック部とフック
穴とのいずれか一方を備えると共に、ファンの係止部は
フック穴とフック部とのいずれか他方を備えていること
を特徴とする請求項1記載の発動発電機のロータ構造。 - 【請求項3】 上記ボビンの係合部はフック部位置決め
突起との組とフック穴と位置決め突起が挿入される係合
穴との組とのいずれか一方を備えると共に、ファンの係
止部はフック穴と位置決め突起が挿入される係合穴との
組とフック部と位置決め突起との組とのいずれか他方を
備えていることを特徴とする請求項1記載の発動発電機
のロータ構造。 - 【請求項4】 上記位置決め突起にストッパが設けられ
ていることを特徴とする請求項3記載の発動発電機のロ
ータ構造。 - 【請求項5】 エンジンの出力軸と発電機の回転軸とを
直結で連結し、エンジンと発電機とを一体化する発動発
電機のロータ構造において、 エンジンの出力軸との連結部分が凸状の結合部を備えた
発電機の回転軸とを備えたことを特徴とする発動発電機
のロータ構造。 - 【請求項6】 上記発電機の回転軸の結合部は、その先
端が直接凸状に形成されると共に、エンジンの出力軸の
連結部分が凹状に形成されていることを特徴とする請求
項5記載の発動発電機のロータ構造。 - 【請求項7】 上記発電機の回転軸の結合部は、中間ジ
ョイントシャフトを備え、当該中間ジョイントシャフト
を介してエンジンの出力軸と連結されることを特徴とす
る請求項5記載の発動発電機のロータ構造。 - 【請求項8】 上記発電機の回転軸自体の最大径が、エ
ンジンの出力軸と同径以下であることを特徴とする請求
項5ないし7項のいずれか記載の発動発電機のロータ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6855396A JPH09261922A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 発動発電機のロータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6855396A JPH09261922A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 発動発電機のロータ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261922A true JPH09261922A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13377076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6855396A Pending JPH09261922A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 発動発電機のロータ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09261922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042467A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP6855396A patent/JPH09261922A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042467A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
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