JPH09261415A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents
画像処理装置及びその方法Info
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- JPH09261415A JPH09261415A JP8064585A JP6458596A JPH09261415A JP H09261415 A JPH09261415 A JP H09261415A JP 8064585 A JP8064585 A JP 8064585A JP 6458596 A JP6458596 A JP 6458596A JP H09261415 A JPH09261415 A JP H09261415A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- document
- processing
- character
- unit
- Prior art date
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- Character Discrimination (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複写後の原稿画像に綴じ代を設定したり、ス
テイプル止めを設定する時には、原稿の方向が一枚でも
違っていると、綴じ代位置指定、ステイプル止め位置を
設定したことが無駄になる。 【解決手段】 自動原稿給送装置500で原稿301の
画像を読み取り、画像の認識を行い、その文字列方向を
判別し、制御部のCPU311に通知する。この通知に
より、CPU311は、ステイプルソータ400でステ
イプル止めを行う場合、画像編集部309に適切な回転
処理を行わせ、一定の方向に揃った複写紙のステイプル
処理を行うことができる。
テイプル止めを設定する時には、原稿の方向が一枚でも
違っていると、綴じ代位置指定、ステイプル止め位置を
設定したことが無駄になる。 【解決手段】 自動原稿給送装置500で原稿301の
画像を読み取り、画像の認識を行い、その文字列方向を
判別し、制御部のCPU311に通知する。この通知に
より、CPU311は、ステイプルソータ400でステ
イプル止めを行う場合、画像編集部309に適切な回転
処理を行わせ、一定の方向に揃った複写紙のステイプル
処理を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば原稿画像の
特徴に応じて、自動的に画像処理や後処理を行う画像処
理装置及びその方法に関するものである。
特徴に応じて、自動的に画像処理や後処理を行う画像処
理装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学式画像認識装置を利用した画
像複写装置として、例えば英文原稿をスキャナで読み取
り、デジタル信号処理を行った後、文字認識を行い、各
英単語毎に日本語訳を付けていく英文翻訳機能を有する
ものなどが知られている。
像複写装置として、例えば英文原稿をスキャナで読み取
り、デジタル信号処理を行った後、文字認識を行い、各
英単語毎に日本語訳を付けていく英文翻訳機能を有する
ものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
複写装置では、原稿の文字を認識させて、その結果から
原稿の文字方向を判別し、複写後の原稿画像の方向を自
動的に揃えたり、原稿にパンチ(穴開け)やステイプル
を行った痕跡がある、といったような原稿画像の特徴に
応じて、複写後の画像を整理する機能を有するものはな
かった。従って、従来の画像複写装置では、原稿を自動
原稿給送装置(以下、ADF)にセットする前に、予め
複写しようとする原稿の文字方向が全て同じであること
を確認したり、パンチ(穴開け)の位置を確認した上
で、原稿を同じ方向に統一させ、ADFにセットする必
要があった。特に、複写後の原稿画像に綴じ代を設定し
たり、ステイプル止めを設定する時には、原稿の方向が
一枚でも違っていると、綴じ代位置指定、ステイプル止
め位置を設定したことが無駄になってしまう。そのた
め、これらの機能を設定する際には、前述したような準
備が必要であった。
複写装置では、原稿の文字を認識させて、その結果から
原稿の文字方向を判別し、複写後の原稿画像の方向を自
動的に揃えたり、原稿にパンチ(穴開け)やステイプル
を行った痕跡がある、といったような原稿画像の特徴に
応じて、複写後の画像を整理する機能を有するものはな
かった。従って、従来の画像複写装置では、原稿を自動
原稿給送装置(以下、ADF)にセットする前に、予め
複写しようとする原稿の文字方向が全て同じであること
を確認したり、パンチ(穴開け)の位置を確認した上
で、原稿を同じ方向に統一させ、ADFにセットする必
要があった。特に、複写後の原稿画像に綴じ代を設定し
たり、ステイプル止めを設定する時には、原稿の方向が
一枚でも違っていると、綴じ代位置指定、ステイプル止
め位置を設定したことが無駄になってしまう。そのた
め、これらの機能を設定する際には、前述したような準
備が必要であった。
【0004】また、上記の問題を解決するものとして、
読み取った画像の画像認識を行い、画像の回転や移動な
どの画像処理を行って、自動的に複写画像の方向を揃え
たりするものが提案されているが、これは、いわゆる画
像処理装置本体に具備されたスキャナ、及び画像認識機
能を使用して上記の機能を実現しているため、原稿を読
み取り位置に給送した後でなくては上記の処理が行え
ず、複写処理速度の低下を招いていた。
読み取った画像の画像認識を行い、画像の回転や移動な
どの画像処理を行って、自動的に複写画像の方向を揃え
たりするものが提案されているが、これは、いわゆる画
像処理装置本体に具備されたスキャナ、及び画像認識機
能を使用して上記の機能を実現しているため、原稿を読
み取り位置に給送した後でなくては上記の処理が行え
ず、複写処理速度の低下を招いていた。
【0005】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、原稿画像の特徴に応じて画像を回転処理
し、利用者の利便性を向上させた画像処理装置及びその
方法を提供することを目的とする。
れたもので、原稿画像の特徴に応じて画像を回転処理
し、利用者の利便性を向上させた画像処理装置及びその
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
に、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
【0007】即ち、原稿を読み取り位置に給送する間に
画像を読み取る画像読取手段を有し、原稿を自動給送可
能な自動原稿給送手段と、前記画像読取手段により読み
取った原稿画像の文字を認識する認識手段と、前記認識
手段での認識結果に基づいて文字の方向を判別する文字
方向判別手段と、前記文字方向判別手段での文字方向に
基づいて原稿画像を回転処理させる画像処理手段と、前
記画像処理手段により回転処理された原稿画像を形成し
後処理を行う後処理手段とを備える。
画像を読み取る画像読取手段を有し、原稿を自動給送可
能な自動原稿給送手段と、前記画像読取手段により読み
取った原稿画像の文字を認識する認識手段と、前記認識
手段での認識結果に基づいて文字の方向を判別する文字
方向判別手段と、前記文字方向判別手段での文字方向に
基づいて原稿画像を回転処理させる画像処理手段と、前
記画像処理手段により回転処理された原稿画像を形成し
後処理を行う後処理手段とを備える。
【0008】また、他の画像処理装置は以下の構成を備
える。
える。
【0009】即ち、原稿画像を読み取る画像読取手段
と、前記画像読取手段により読み取った原稿画像の文字
を認識する認識手段と、前記認識手段での認識結果に基
づいて文字列の方向を判別する文字列方向判別手段とを
有し、原稿を自動給送可能な自動原稿給送手段と、前記
文字列方向判別手段からの文字列方向に基づいて原稿画
像を回転処理させる画像処理手段と、前記画像処理手段
により回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う後
処理手段とを備える。
と、前記画像読取手段により読み取った原稿画像の文字
を認識する認識手段と、前記認識手段での認識結果に基
づいて文字列の方向を判別する文字列方向判別手段とを
有し、原稿を自動給送可能な自動原稿給送手段と、前記
文字列方向判別手段からの文字列方向に基づいて原稿画
像を回転処理させる画像処理手段と、前記画像処理手段
により回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う後
処理手段とを備える。
【0010】かかる構成において、原稿を読み取り位置
に給送する間に原稿画像を読み取り、その原稿画像の文
字を認識し、その認識結果に基づいて文字列の方向を判
別し、その文字列方向に基づいて原稿画像を回転処理さ
せ、その回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う
ように動作する。
に給送する間に原稿画像を読み取り、その原稿画像の文
字を認識し、その認識結果に基づいて文字列の方向を判
別し、その文字列方向に基づいて原稿画像を回転処理さ
せ、その回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う
ように動作する。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
による画像処理方法は以下の工程を有する。
による画像処理方法は以下の工程を有する。
【0012】即ち、原稿を自動給送可能な自動原稿給送
装置で、原稿を読み取り位置に給送する間に画像を読み
取り、前記読み取った原稿画像の文字を認識し、認識結
果に基づいて文字の方向を判別し、前記文字方向に基づ
いて原稿画像を回転処理させ、前記回転処理された原稿
画像を形成し後処理を行う各工程を有する。
装置で、原稿を読み取り位置に給送する間に画像を読み
取り、前記読み取った原稿画像の文字を認識し、認識結
果に基づいて文字の方向を判別し、前記文字方向に基づ
いて原稿画像を回転処理させ、前記回転処理された原稿
画像を形成し後処理を行う各工程を有する。
【0013】また、他の画像処理方法は以下の工程を有
する。
する。
【0014】即ち、原稿を自動給送可能な自動原稿給送
装置で、原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像の文
字を認識し、認識結果に基づいて文字列の方向を判別
し、前記文字列方向に基づいて原稿画像を回転処理さ
せ、前記回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う
各工程を有する。
装置で、原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像の文
字を認識し、認識結果に基づいて文字列の方向を判別
し、前記文字列方向に基づいて原稿画像を回転処理さ
せ、前記回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う
各工程を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1は、本実施形態における画像複写装置
の構造を示す断面図である。同図において、500は自
動原稿給送装置(ADF)であり、載置された原稿を1
枚ずつ、或いは2枚連続してプラテンガラス面102上
の所定の位置に給送を行うと共に原稿画像を読み取って
認識し、認識結果により原稿画像の特徴を判別する。
尚、ADF500の詳細な構成については更に後述す
る。104はスキャナであり、ランプ103、走査ミラ
ー105等で構成され、ADF500により原稿台ガラ
ス面102に載置された原稿に対して所定方向に往復
し、原稿からの反射光が走査ミラー105〜107を介
してレンズ108を通過してイメージセンサ部109で
結像される。110は露光制御部であり、コントローラ
部(CONT)で画像処理された画像データに基づいて
変調を行い、変調された光ビームを感光体111に照射
する。112,113は現像器であり、感光体111上
に形成された静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可
視化する。
の構造を示す断面図である。同図において、500は自
動原稿給送装置(ADF)であり、載置された原稿を1
枚ずつ、或いは2枚連続してプラテンガラス面102上
の所定の位置に給送を行うと共に原稿画像を読み取って
認識し、認識結果により原稿画像の特徴を判別する。
尚、ADF500の詳細な構成については更に後述す
る。104はスキャナであり、ランプ103、走査ミラ
ー105等で構成され、ADF500により原稿台ガラ
ス面102に載置された原稿に対して所定方向に往復
し、原稿からの反射光が走査ミラー105〜107を介
してレンズ108を通過してイメージセンサ部109で
結像される。110は露光制御部であり、コントローラ
部(CONT)で画像処理された画像データに基づいて
変調を行い、変調された光ビームを感光体111に照射
する。112,113は現像器であり、感光体111上
に形成された静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可
視化する。
【0017】114,115は転写紙積載部であり、定
型サイズの記録媒体を積載収納し、記録媒体は給紙ロー
ラの駆動によりレジストローラ125の配設位置まで給
送され、感光体111上に形成される画像との画像先端
合わせタイミングをとられた状態で再給紙される。11
6は転写分離帯電器であり、感光体111上に現像され
たトナー像を転写紙に転写した後、その転写紙を感光体
111より分離する。117は定着部であり、搬送ベル
トを介して送られてきた転写紙上のトナー像を定着させ
る。118は排紙ローラであり、画像形成の終了した被
転写紙をトレー120に積載排紙する。121は方向フ
ラッパであり、画像形成の終了した転写紙の搬送方向を
トレー120と内部搬送方向(122,123,12
4)に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備え
る。
型サイズの記録媒体を積載収納し、記録媒体は給紙ロー
ラの駆動によりレジストローラ125の配設位置まで給
送され、感光体111上に形成される画像との画像先端
合わせタイミングをとられた状態で再給紙される。11
6は転写分離帯電器であり、感光体111上に現像され
たトナー像を転写紙に転写した後、その転写紙を感光体
111より分離する。117は定着部であり、搬送ベル
トを介して送られてきた転写紙上のトナー像を定着させ
る。118は排紙ローラであり、画像形成の終了した被
転写紙をトレー120に積載排紙する。121は方向フ
ラッパであり、画像形成の終了した転写紙の搬送方向を
トレー120と内部搬送方向(122,123,12
4)に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備え
る。
【0018】図2は、実施形態における画像複写装置の
操作部を示す図である。同図において、201は本装置
への通電を制御する電源スイッチである。202はリセ
ットキーであり、スタンバイ中は標準モードに復帰させ
るキーとして動作する。203はコピースタートキーで
ある。204はクリアキーであり、数値をクリアする時
に使用する。205はIDキーであり、このキーにより
特定の操作者に対して複写動作を可能にすると共に、他
の操作者に対してはIDキーによりIDを入力しない限
り、複写動作を禁止することが可能となる。206はス
トップキーであり、コピーを中断したり、中止したりす
る時に使用する。207はガイドキーであり、各機能を
知りたいときに使用するキーである。208は上カーソ
ルキーであり、各機能設定画面においてポインターを上
に移動させるキーである。209は下カーソルキーであ
り、各機能設定画面においてポインターを下に移動させ
るキーである。210は右カーソルキーであり、各機能
設定画面においてポインターを右に移動させるキーであ
る。211は左カーソルキーであり、各機能設定画面に
おいてポインターを左に移動させるキーである。212
はOKキーであり、各機能設定場面においてこれで良い
場合に押下する。213は実行キーであり、各機能設定
画面において後述する表示画面の右下に出力された機能
を実行する際に押下する。
操作部を示す図である。同図において、201は本装置
への通電を制御する電源スイッチである。202はリセ
ットキーであり、スタンバイ中は標準モードに復帰させ
るキーとして動作する。203はコピースタートキーで
ある。204はクリアキーであり、数値をクリアする時
に使用する。205はIDキーであり、このキーにより
特定の操作者に対して複写動作を可能にすると共に、他
の操作者に対してはIDキーによりIDを入力しない限
り、複写動作を禁止することが可能となる。206はス
トップキーであり、コピーを中断したり、中止したりす
る時に使用する。207はガイドキーであり、各機能を
知りたいときに使用するキーである。208は上カーソ
ルキーであり、各機能設定画面においてポインターを上
に移動させるキーである。209は下カーソルキーであ
り、各機能設定画面においてポインターを下に移動させ
るキーである。210は右カーソルキーであり、各機能
設定画面においてポインターを右に移動させるキーであ
る。211は左カーソルキーであり、各機能設定画面に
おいてポインターを左に移動させるキーである。212
はOKキーであり、各機能設定場面においてこれで良い
場合に押下する。213は実行キーであり、各機能設定
画面において後述する表示画面の右下に出力された機能
を実行する際に押下する。
【0019】214は定型縮小キーであり、定型サイズ
を他の定型サイズに縮小する場合に使用する。215は
等倍コピーを選択する時に使用する。216は定型拡大
キーであり、定型サイズを他の定型サイズに拡大する場
合に使用する。217はカセット選択キーであり、コピ
ーするカセット段を選択する。218はコピー濃度調整
キーであり、濃度を薄くする。219はAEキーであ
り、原稿の濃度に対しコピー濃度を自動的に調整する。
220はコピー濃度調整キーであり、濃度を濃くする。
221は仕分けやステイプル位置、若しくはステイプル
箇所の数やパンチ(穴開け)等におけるソータの動作を
指定するキーである。222は予熱キーであり、予熱モ
ードのON/OFFに使用する。223は割込みキーで
あり、コピー中に割り込んでコピーを行いたい場合に使
用する。224はテンキーであり、数値の入力を行いた
い場合に使用する。
を他の定型サイズに縮小する場合に使用する。215は
等倍コピーを選択する時に使用する。216は定型拡大
キーであり、定型サイズを他の定型サイズに拡大する場
合に使用する。217はカセット選択キーであり、コピ
ーするカセット段を選択する。218はコピー濃度調整
キーであり、濃度を薄くする。219はAEキーであ
り、原稿の濃度に対しコピー濃度を自動的に調整する。
220はコピー濃度調整キーであり、濃度を濃くする。
221は仕分けやステイプル位置、若しくはステイプル
箇所の数やパンチ(穴開け)等におけるソータの動作を
指定するキーである。222は予熱キーであり、予熱モ
ードのON/OFFに使用する。223は割込みキーで
あり、コピー中に割り込んでコピーを行いたい場合に使
用する。224はテンキーであり、数値の入力を行いた
い場合に使用する。
【0020】225は、マーカ処理キーであり、トリミ
ング、マスキング(輪郭処理、網掛け処理、影付け処
理、ネガポジ処理)を設定する。226はパターン化処
理キーであり、色をパターン化して表現したり、色を濃
度差で表現したりする時に使用する。227は色処理キ
ーであり、特定の色を消去したい時に使用する。228
は画質キーであり、画質の設定を行いたい時に使用す
る。229はネガポジキーであり、ネガポジ処理を行う
時に使用する。230はイメージクリエイトキーであ
り、輪郭処理、影付け処理、網処理、斜体、ミラー処
理、リピート処理を行う時に使用する。231はトリミ
ングキーであり、エリアを指定し、トリミングを行う時
に使用する。232はマスキングキーであり、エリアを
指定し、マスキングを行う時に使用する。233は部分
処理キーであり、エリアを指定し、その後部分処理(輪
郭処理、網処理、影付け処理、ネガポジ処理)を指定す
る。234は枠消しキーであり、モードに合わせて枠消
しを行う時に使用する。尚、モードには、シート枠消し
(シートサイズに対して枠を作成する)、原稿枠消し
(原稿サイズに合わせて枠を作成する、原稿サイズの指
定有り)、ブック枠消し(ブックの見開きサイズに合わ
せて枠を中央に空白を作成する、ブック見開きサイズの
指定有り)がある。
ング、マスキング(輪郭処理、網掛け処理、影付け処
理、ネガポジ処理)を設定する。226はパターン化処
理キーであり、色をパターン化して表現したり、色を濃
度差で表現したりする時に使用する。227は色処理キ
ーであり、特定の色を消去したい時に使用する。228
は画質キーであり、画質の設定を行いたい時に使用す
る。229はネガポジキーであり、ネガポジ処理を行う
時に使用する。230はイメージクリエイトキーであ
り、輪郭処理、影付け処理、網処理、斜体、ミラー処
理、リピート処理を行う時に使用する。231はトリミ
ングキーであり、エリアを指定し、トリミングを行う時
に使用する。232はマスキングキーであり、エリアを
指定し、マスキングを行う時に使用する。233は部分
処理キーであり、エリアを指定し、その後部分処理(輪
郭処理、網処理、影付け処理、ネガポジ処理)を指定す
る。234は枠消しキーであり、モードに合わせて枠消
しを行う時に使用する。尚、モードには、シート枠消し
(シートサイズに対して枠を作成する)、原稿枠消し
(原稿サイズに合わせて枠を作成する、原稿サイズの指
定有り)、ブック枠消し(ブックの見開きサイズに合わ
せて枠を中央に空白を作成する、ブック見開きサイズの
指定有り)がある。
【0021】235は綴じ代キーであり、用紙の一端に
綴じ代を作製したい時に使用する。236は移動キーで
あり、移動を行いたい時に使用する。移動には、平行移
動(上下左右)、センター移動、コーナー移動、指定移
動(ポイント指定)がある。237はズームキーであ
り、複写倍率を25%〜400%まで、1%刻みで設定
できる。また、主走査、副走査を独立に設定できる。2
38はオート変倍キーであり、複写紙のサイズに合わせ
て自動的に拡大縮小する。また、主走査、副走査を独立
にオート変倍できる。239は拡大連写キーであり、1
枚の原稿を複数倍に拡大して複写を行う時に使用する。
240は縮小レイアウトキーであり、複数の原稿を1枚
に拡大縮小して複写を行う時に使用する。
綴じ代を作製したい時に使用する。236は移動キーで
あり、移動を行いたい時に使用する。移動には、平行移
動(上下左右)、センター移動、コーナー移動、指定移
動(ポイント指定)がある。237はズームキーであ
り、複写倍率を25%〜400%まで、1%刻みで設定
できる。また、主走査、副走査を独立に設定できる。2
38はオート変倍キーであり、複写紙のサイズに合わせ
て自動的に拡大縮小する。また、主走査、副走査を独立
にオート変倍できる。239は拡大連写キーであり、1
枚の原稿を複数倍に拡大して複写を行う時に使用する。
240は縮小レイアウトキーであり、複数の原稿を1枚
に拡大縮小して複写を行う時に使用する。
【0022】234は連写キーであり、プラテンガラス
面の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚の連続複
写を行いたい時に使用する(ページ連写、両面連写)。
244は両面キーであり、両面の出力を行いたい時に使
用する(片面両面、ページ連写両面、両面両面)。24
5は多重キーであり、多重を行いたい時に使用する(多
重、ページ連写多重)。246はメモリキーであり、メ
モリを使用したモードを行いたい時に使用する(メモり
合成、エリア合成、すかし合成)。247はプロジェク
トキーであり、プリンタ時の設定を行う時に使用する。
250は原稿混載キーであり、フィーダを使用してのコ
ピーで原稿サイズが混載している場合に使用する。25
1はモードメモリキーであり、複写設定された複写モー
ドを登録又は登録された複写モードを呼び出す時に使用
する。252は表示画面であり、装置の状態、複写枚
数、複写倍率、複写用紙サイズを表示し、複写モード設
定中は設定するモードを表示する。
面の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚の連続複
写を行いたい時に使用する(ページ連写、両面連写)。
244は両面キーであり、両面の出力を行いたい時に使
用する(片面両面、ページ連写両面、両面両面)。24
5は多重キーであり、多重を行いたい時に使用する(多
重、ページ連写多重)。246はメモリキーであり、メ
モリを使用したモードを行いたい時に使用する(メモり
合成、エリア合成、すかし合成)。247はプロジェク
トキーであり、プリンタ時の設定を行う時に使用する。
250は原稿混載キーであり、フィーダを使用してのコ
ピーで原稿サイズが混載している場合に使用する。25
1はモードメモリキーであり、複写設定された複写モー
ドを登録又は登録された複写モードを呼び出す時に使用
する。252は表示画面であり、装置の状態、複写枚
数、複写倍率、複写用紙サイズを表示し、複写モード設
定中は設定するモードを表示する。
【0023】図3は、図1に示す画像複写装置の信号処
理系の構成を示す概略ブロック図である。まず、原稿3
01がADF500によりプラテンガラス上に自動給送
され、ランプ103で照らされた後、その反射光がレン
ズ303により集光される。そして、CCDセンサ30
4に入力され結像された後、A/D変換回路305でア
ナログ−ディジタル変換され、そのディジタル信号がシ
ェーディング補正回路306でシェーディング補正され
てイメージメモリ307に原稿の画像データとして格納
される。
理系の構成を示す概略ブロック図である。まず、原稿3
01がADF500によりプラテンガラス上に自動給送
され、ランプ103で照らされた後、その反射光がレン
ズ303により集光される。そして、CCDセンサ30
4に入力され結像された後、A/D変換回路305でア
ナログ−ディジタル変換され、そのディジタル信号がシ
ェーディング補正回路306でシェーディング補正され
てイメージメモリ307に原稿の画像データとして格納
される。
【0024】次に、イメージメモリ307に格納された
原稿の画像データは原稿の画像認識部308にて認識さ
れる。この認識方法については後述する。そして、制御
部のCPU311がその画像認識結果により原稿画像の
特徴を判別し、更にその判別結果から読み取った原稿画
像に処理を施さず、そのまま出力するか、或いは画像処
理を施して出力するかを判断し、画像編集部309にそ
の命令を出す。一方、画像編集部309では、CPU3
11からの画像処理の命令に従って画像の編集を行う。
そして、転写紙等の搬送を行うモータ等の制御回路、画
像編集部309からのビデオ信号を感光ドラムに書き込
むレーザ記憶回路部及び現像を行う現像制御回路で形成
される画像記録部310が画像編集部309からのビデ
オ信号を記録し、画像出力する。
原稿の画像データは原稿の画像認識部308にて認識さ
れる。この認識方法については後述する。そして、制御
部のCPU311がその画像認識結果により原稿画像の
特徴を判別し、更にその判別結果から読み取った原稿画
像に処理を施さず、そのまま出力するか、或いは画像処
理を施して出力するかを判断し、画像編集部309にそ
の命令を出す。一方、画像編集部309では、CPU3
11からの画像処理の命令に従って画像の編集を行う。
そして、転写紙等の搬送を行うモータ等の制御回路、画
像編集部309からのビデオ信号を感光ドラムに書き込
むレーザ記憶回路部及び現像を行う現像制御回路で形成
される画像記録部310が画像編集部309からのビデ
オ信号を記録し、画像出力する。
【0025】更に、綴じ代位置、ステイプル止め位置を
指定する時は付随の操作部314により入力することに
より、指定することができ、画像記録部310からの出
力後、ステイプルソータ400により複写された原稿が
ソートされ、指定された位置にステイプル止めを行う。
指定する時は付随の操作部314により入力することに
より、指定することができ、画像記録部310からの出
力後、ステイプルソータ400により複写された原稿が
ソートされ、指定された位置にステイプル止めを行う。
【0026】尚、312のROMには、CPU311が
実行する処理手順や制御データ等が格納されており、3
13のRAMには、CPU311が処理手順を実行する
際に使用する作業領域や各種テーブル等が定義されてい
る。
実行する処理手順や制御データ等が格納されており、3
13のRAMには、CPU311が処理手順を実行する
際に使用する作業領域や各種テーブル等が定義されてい
る。
【0027】次に、実施形態におけるADF500の詳
細な構成について説明する。図4に示すように、ADF
500には、原稿束Sをセットする第1の原稿トレイと
しての積載トレイ510が装備されている。また、積載
トレイ510には、原稿給送手段の一方の部分を構成す
る機器が装備されている。具体的には、半月ローラー5
31と、分離搬送ローラー532と、分離モータSPR
MTR(不図示)と、レジスト・ローラー535と、全
面ベルト536と、ベルト・モータBELTMTR(不
図示)と、搬送大ローラー537と、搬送モータFEE
DMTR(不図示)と、排紙ローラー540と、フラッ
パー541と、リサイクルレバー542と、給紙センサ
ーENTS、反転センサーTRNS、排紙センサーEJ
TS(不図示)等から構成されている。
細な構成について説明する。図4に示すように、ADF
500には、原稿束Sをセットする第1の原稿トレイと
しての積載トレイ510が装備されている。また、積載
トレイ510には、原稿給送手段の一方の部分を構成す
る機器が装備されている。具体的には、半月ローラー5
31と、分離搬送ローラー532と、分離モータSPR
MTR(不図示)と、レジスト・ローラー535と、全
面ベルト536と、ベルト・モータBELTMTR(不
図示)と、搬送大ローラー537と、搬送モータFEE
DMTR(不図示)と、排紙ローラー540と、フラッ
パー541と、リサイクルレバー542と、給紙センサ
ーENTS、反転センサーTRNS、排紙センサーEJ
TS(不図示)等から構成されている。
【0028】ここで、半月ローラー531と分離搬送ロ
ーラー532は、分離モータSPRMTRにより回転
し、積載トレイ510上の原稿束Sの最下部から原稿を
1枚ずつ分離する。また、レジスト・ローラー535と
全面ベルト536は、ベルト・モータBELTMTRに
より回転して分離された原稿をシートパスa,bを介し
て原稿台ガラス102上の露光位置(シートパスc)ま
で搬送する。また、搬送大ローラー537は搬送モータ
FEEDMTRにより回転してプラテンガラス102上
の原稿をシートパスcからシートパスeに搬送する。こ
のシートパスeに搬送された原稿は、排紙ローラー54
0により原稿を積載トレイ510の原稿束S上に戻され
る。
ーラー532は、分離モータSPRMTRにより回転
し、積載トレイ510上の原稿束Sの最下部から原稿を
1枚ずつ分離する。また、レジスト・ローラー535と
全面ベルト536は、ベルト・モータBELTMTRに
より回転して分離された原稿をシートパスa,bを介し
て原稿台ガラス102上の露光位置(シートパスc)ま
で搬送する。また、搬送大ローラー537は搬送モータ
FEEDMTRにより回転してプラテンガラス102上
の原稿をシートパスcからシートパスeに搬送する。こ
のシートパスeに搬送された原稿は、排紙ローラー54
0により原稿を積載トレイ510の原稿束S上に戻され
る。
【0029】また、リサイクルレバー542は、原稿の
一循環を検知するもので、原稿給送開始時にリサイクル
レバー542を原稿束Sの上部に載せ、原稿が順次給送
され、最終原稿の後端がリサイクルレバー542を抜け
る時に自重で落下したことで原稿の一循環を検知する。
一循環を検知するもので、原稿給送開始時にリサイクル
レバー542を原稿束Sの上部に載せ、原稿が順次給送
され、最終原稿の後端がリサイクルレバー542を抜け
る時に自重で落下したことで原稿の一循環を検知する。
【0030】上述の原稿給送手段では、両面原稿時に、
原稿を一旦シートパスa,bからcに導き、次いで搬送
大ローラ537を回転し、フラッパ541を切り換える
ことで原稿の先端をシートパスdに導き、次いでレジス
トローラ535によりシートパスbを通し、この後全面
ベルト536で原稿をプラテンガラス102上に搬送し
て停止することで原稿を反転させている。即ち、原稿を
シートパスc〜d〜bの経路で反転させている。
原稿を一旦シートパスa,bからcに導き、次いで搬送
大ローラ537を回転し、フラッパ541を切り換える
ことで原稿の先端をシートパスdに導き、次いでレジス
トローラ535によりシートパスbを通し、この後全面
ベルト536で原稿をプラテンガラス102上に搬送し
て停止することで原稿を反転させている。即ち、原稿を
シートパスc〜d〜bの経路で反転させている。
【0031】尚、原稿束Sの原稿を1枚づつシートパス
a〜b〜c〜d〜eを通してリサイクルレバー542に
より一循環したことが検知されるまで搬送することによ
り、原稿の枚数をカウントすることができる。
a〜b〜c〜d〜eを通してリサイクルレバー542に
より一循環したことが検知されるまで搬送することによ
り、原稿の枚数をカウントすることができる。
【0032】更に、ADF500には、図3に示す画像
複写装置本体の画像読取部303〜306と同等の機能
を持つ原稿画像読取部550がシートパスb内に配置さ
れており、原稿がプラテンガラス上に搬送されている間
に、ランプ551で照らされ、その反射光がレンズ55
2により集光される。そして、CCDセンサ553に入
力され結像された後、A/D変換回路554でアナログ
−ディジタル変換され、そのディジタル信号がシェーデ
ィング補正回路555でシェーディング補正されてイメ
ージバッファ560に原稿の画像データとして格納され
る。
複写装置本体の画像読取部303〜306と同等の機能
を持つ原稿画像読取部550がシートパスb内に配置さ
れており、原稿がプラテンガラス上に搬送されている間
に、ランプ551で照らされ、その反射光がレンズ55
2により集光される。そして、CCDセンサ553に入
力され結像された後、A/D変換回路554でアナログ
−ディジタル変換され、そのディジタル信号がシェーデ
ィング補正回路555でシェーディング補正されてイメ
ージバッファ560に原稿の画像データとして格納され
る。
【0033】次に、イメージバッファ560に格納され
た原稿の画像データは、原稿の画像認識部570にて認
識され(この認識方法については後述する)、その画像
認識結果により、原稿画像の特徴を判別し、その特徴を
本体制御部のCPU311に伝達する。その後は、本体
で画像認識した場合と同様の処理を行う。
た原稿の画像データは、原稿の画像認識部570にて認
識され(この認識方法については後述する)、その画像
認識結果により、原稿画像の特徴を判別し、その特徴を
本体制御部のCPU311に伝達する。その後は、本体
で画像認識した場合と同様の処理を行う。
【0034】次に、実施形態におけるシート後処理装置
(ソータ)400の構成及び動作について説明する。図
5は、シート後処理装置の構成を示す断面図である。ま
た、図6はシート後処理装置の構成を示す斜視図であ
る。
(ソータ)400の構成及び動作について説明する。図
5は、シート後処理装置の構成を示す断面図である。ま
た、図6はシート後処理装置の構成を示す斜視図であ
る。
【0035】図示するように、ソータ400は機体40
2及びビンユニット403からなり、この機体402は
搬入口404に近傍して搬入ローラ対405を備えてい
る。搬入ローラ対405の下流には、搬送パス406或
いは407へシート搬送方向を切り換えるフラッパ40
9が配設されている。そして、一方の搬送パス406は
ほぼ水平方向に延びており、その下流に搬送ローラ対4
08が配設されている。また、他方の搬送パス406は
下方向に延びており、その下流に搬送ローラ対411が
配設され、更にそのローラ対411の近傍位置にはステ
イプラ412(a,412b)が配設されている。
2及びビンユニット403からなり、この機体402は
搬入口404に近傍して搬入ローラ対405を備えてい
る。搬入ローラ対405の下流には、搬送パス406或
いは407へシート搬送方向を切り換えるフラッパ40
9が配設されている。そして、一方の搬送パス406は
ほぼ水平方向に延びており、その下流に搬送ローラ対4
08が配設されている。また、他方の搬送パス406は
下方向に延びており、その下流に搬送ローラ対411が
配設され、更にそのローラ対411の近傍位置にはステ
イプラ412(a,412b)が配設されている。
【0036】搬入ローラ対405及び搬送ローラ対40
8,411は、搬送モータ413(不図示)により駆動
されている。搬送パス406には、シートの通過を検出
するノンソートパスセンサP401が、そして搬送パス
407にはソートパスセンサP402が配設されてい
る。また、搬送ローラ対408及び411の下流側に
は、多数のビンBを備えているビンユニット403が配
置されており、このビンユニット403のフックに一端
を係合し、他端を機体402に固定したばねで重量を保
持することにより、ビンユニット403は昇降自在に支
持されている。
8,411は、搬送モータ413(不図示)により駆動
されている。搬送パス406には、シートの通過を検出
するノンソートパスセンサP401が、そして搬送パス
407にはソートパスセンサP402が配設されてい
る。また、搬送ローラ対408及び411の下流側に
は、多数のビンBを備えているビンユニット403が配
置されており、このビンユニット403のフックに一端
を係合し、他端を機体402に固定したばねで重量を保
持することにより、ビンユニット403は昇降自在に支
持されている。
【0037】ビンユニット403の基端側の上下部に
は、ガイドローラ417,419が回動自在に支持され
ており、このガイドローラ417,419は機体402
に上下方向に延びるように設けられた案内溝420内を
転動してビンユニット403を案内するように構成され
ている。また、機体402には、シフトモータ421が
配列されている。機体402に枢支された回転軸422
にはリードカム423が固定されている。シフトモータ
421の出力軸にはチェーン426が張設されており、
これによってモータ421の回転はチェーン426を介
して回転軸422へ伝達されるようになっている。
は、ガイドローラ417,419が回動自在に支持され
ており、このガイドローラ417,419は機体402
に上下方向に延びるように設けられた案内溝420内を
転動してビンユニット403を案内するように構成され
ている。また、機体402には、シフトモータ421が
配列されている。機体402に枢支された回転軸422
にはリードカム423が固定されている。シフトモータ
421の出力軸にはチェーン426が張設されており、
これによってモータ421の回転はチェーン426を介
して回転軸422へ伝達されるようになっている。
【0038】更に、ビンユニット403は傾斜部及び垂
直部からなる底部フレーム427と、この底部フレーム
427の先端手前側と奥側とに垂直に設けられ、対をな
したフレーム429、フレーム429によって指示され
たカバー430により構成されるユニット本体431を
有している。このユニット本体431の手前側にはシー
トSに当接して整合することが可能な基準板が設けられ
ている。
直部からなる底部フレーム427と、この底部フレーム
427の先端手前側と奥側とに垂直に設けられ、対をな
したフレーム429、フレーム429によって指示され
たカバー430により構成されるユニット本体431を
有している。このユニット本体431の手前側にはシー
トSに当接して整合することが可能な基準板が設けられ
ている。
【0039】そして、底部フレーム427の基端奥側に
は、整合モータa(不図示)により回動する下アームが
回動自在に支持されている。更にカバー430の下アー
ムaと対向する位置に上アームaが、このカバー430
に回動自在に指示された軸aに固定されており、この上
アームaの回動中心と下アームaの先端とには整合棒4
39aが架設されており、この整合棒439aは整合モ
ータaにより回動するように構成され、ビンB上のシー
トSを手前側に整合するようになっている。
は、整合モータa(不図示)により回動する下アームが
回動自在に支持されている。更にカバー430の下アー
ムaと対向する位置に上アームaが、このカバー430
に回動自在に指示された軸aに固定されており、この上
アームaの回動中心と下アームaの先端とには整合棒4
39aが架設されており、この整合棒439aは整合モ
ータaにより回動するように構成され、ビンB上のシー
トSを手前側に整合するようになっている。
【0040】また同様に、底部フレーム427の基端手
前側に、整合モータb(不図示)により回動する下アー
ムbが回動自在に支持されている。更にカバー430の
下アームbと対向する位置に上アームbが、このカバー
430に回動自在に支持された軸bに固定されている。
下アームbの先端と上アームbの先端とには、整合棒4
39bが架設されており、この整合棒439bは整合モ
ータbにより回動するように構成され、ビンB上のシー
トSを奥側に整合するようになっている。
前側に、整合モータb(不図示)により回動する下アー
ムbが回動自在に支持されている。更にカバー430の
下アームbと対向する位置に上アームbが、このカバー
430に回動自在に支持された軸bに固定されている。
下アームbの先端と上アームbの先端とには、整合棒4
39bが架設されており、この整合棒439bは整合モ
ータbにより回動するように構成され、ビンB上のシー
トSを奥側に整合するようになっている。
【0041】整合モータa,bはステッピングモータで
あり、整合棒439a,439bの位置は、ステッピン
グモータに与えるパルス数で正確に制御できる。また、
整合棒439a,439bの位置は、整合棒439a,
439bの位置を検知するための整合棒ホームセンサ
(不図示)と整合モータa,bに与えられるパルス数で
制御できる。
あり、整合棒439a,439bの位置は、ステッピン
グモータに与えるパルス数で正確に制御できる。また、
整合棒439a,439bの位置は、整合棒439a,
439bの位置を検知するための整合棒ホームセンサ
(不図示)と整合モータa,bに与えられるパルス数で
制御できる。
【0042】ビンBは、先端手前及び奥にそれぞれ係合
板が形成されており、この係合板がフレーム429の内
側に設けられた支持板と係合することにより、ビンBは
先端側を支持されるようになっている。更に、ビンBに
は軸aから所定距離に整合棒439aの回転距離より長
く、かつ、整合棒439aの幅よりも十分幅広な長孔4
43aと軸bから所定距離に整合棒439bの回転距離
より長く、かつ、整合棒439bの幅よりも十分幅広な
長孔443bが開設されている。ビンBは機体402に
対して先端を上に所定角度傾斜しており、この傾斜によ
りシートPは、シート収納面Bbを滑って後端を基端部
Baに当接して前後方向を整合されるようになってい
る。
板が形成されており、この係合板がフレーム429の内
側に設けられた支持板と係合することにより、ビンBは
先端側を支持されるようになっている。更に、ビンBに
は軸aから所定距離に整合棒439aの回転距離より長
く、かつ、整合棒439aの幅よりも十分幅広な長孔4
43aと軸bから所定距離に整合棒439bの回転距離
より長く、かつ、整合棒439bの幅よりも十分幅広な
長孔443bが開設されている。ビンBは機体402に
対して先端を上に所定角度傾斜しており、この傾斜によ
りシートPは、シート収納面Bbを滑って後端を基端部
Baに当接して前後方向を整合されるようになってい
る。
【0043】また、ビンBにはステイプラ412の侵入
する部分に切欠きが設けられており、ステイプラ412
と干渉しないようになっている。そして、ビンB1、B
2,…の長孔443aには整合棒439aが嵌挿されて
おり、この整合棒439aが長孔443a内を回動して
ビンB上のシートSを手前側に整合するよう構成されて
いる。同様に、ビンB1、B2,…長孔443bには整
合棒439bが嵌挿されており、この整合棒439bが
長孔443b内を回動してビンB上のシートSを奥側に
整合するよう構成されている。
する部分に切欠きが設けられており、ステイプラ412
と干渉しないようになっている。そして、ビンB1、B
2,…の長孔443aには整合棒439aが嵌挿されて
おり、この整合棒439aが長孔443a内を回動して
ビンB上のシートSを手前側に整合するよう構成されて
いる。同様に、ビンB1、B2,…長孔443bには整
合棒439bが嵌挿されており、この整合棒439bが
長孔443b内を回動してビンB上のシートSを奥側に
整合するよう構成されている。
【0044】更に、リードカム423はビンの一部分と
係合しており、リードカム423の回転によりビンユニ
ットは溝423aに沿って昇降するように構成されてい
る。尚、リードカム423の1回転はリードカム423
の近傍に配設されたリードカムセンサP404によって
検出される。また、ビンユニット403の位置はビンホ
ームポジションセンサP405によって検出される。
係合しており、リードカム423の回転によりビンユニ
ットは溝423aに沿って昇降するように構成されてい
る。尚、リードカム423の1回転はリードカム423
の近傍に配設されたリードカムセンサP404によって
検出される。また、ビンユニット403の位置はビンホ
ームポジションセンサP405によって検出される。
【0045】ソートビンB上のシートSの存在は、ソー
トトレイ紙有無検知センサ(シート後処理位置選択手
段)P407によって検出できる。
トトレイ紙有無検知センサ(シート後処理位置選択手
段)P407によって検出できる。
【0046】下部排紙ローラ対411の近傍には、ビン
Bに収納したシートSを綴じ止めする電動ステイプラ4
12がシートSの搬入方向に直交する位置に駆動装置に
より進退可能に配設されており、通常ビンBの上下動の
際に干渉しないように、位置イに退避しており、ビンB
上のシートSの束を綴じ止めする際に、位置ロに移動し
てシートSの束を綴じ止めする。綴じ止め終了後、この
電動ステイプラは図示しない駆動装置により、位置イに
復帰する。
Bに収納したシートSを綴じ止めする電動ステイプラ4
12がシートSの搬入方向に直交する位置に駆動装置に
より進退可能に配設されており、通常ビンBの上下動の
際に干渉しないように、位置イに退避しており、ビンB
上のシートSの束を綴じ止めする際に、位置ロに移動し
てシートSの束を綴じ止めする。綴じ止め終了後、この
電動ステイプラは図示しない駆動装置により、位置イに
復帰する。
【0047】また、電動ステイプラ412は図示しない
モータの回転によりステイプル動作を行い、複数のビン
B…のシートSを綴じ止めする時に1つのビンBのシー
トSのステイプル動作終了後、ビンユニット403が所
定のビン位置に移動し、ビンBに収納したシートSを綴
じ止めするようになっている。
モータの回転によりステイプル動作を行い、複数のビン
B…のシートSを綴じ止めする時に1つのビンBのシー
トSのステイプル動作終了後、ビンユニット403が所
定のビン位置に移動し、ビンBに収納したシートSを綴
じ止めするようになっている。
【0048】尚、図6に示すP406はマニュアルステ
イプルキーであり、ソート終了後にこのキーが押下され
た場合はステイプル動作を行う。
イプルキーであり、ソート終了後にこのキーが押下され
た場合はステイプル動作を行う。
【0049】また、ソータ400の奥側の整合棒439
aの回動動作により、ビン上のシート束の位置を手前に
押し出すことが可能なように構成されている。
aの回動動作により、ビン上のシート束の位置を手前に
押し出すことが可能なように構成されている。
【0050】次に、図7乃至図10を参照して原稿画像
の特徴を認識する認識方法について説明する。
の特徴を認識する認識方法について説明する。
【0051】図7は、実施形態における文字認識処理を
示すフローチャートである。まず、ステップS401に
おいて、イメージバッファ560から原稿の文書画像を
入力し、次のステップS402では、文字部の切り出し
を行い、ステップS403で各文字について垂直、水平
の2方向のヒストグラムを作成する。次に、文字方向を
判別するために認識しやすい文字を抽出する必要がある
が、そのサンプリング文字を抽出させるために上述のヒ
ストグラムの結果を用い、垂直、水平方向とも幅の広い
文字を選びサンプリングを行う。
示すフローチャートである。まず、ステップS401に
おいて、イメージバッファ560から原稿の文書画像を
入力し、次のステップS402では、文字部の切り出し
を行い、ステップS403で各文字について垂直、水平
の2方向のヒストグラムを作成する。次に、文字方向を
判別するために認識しやすい文字を抽出する必要がある
が、そのサンプリング文字を抽出させるために上述のヒ
ストグラムの結果を用い、垂直、水平方向とも幅の広い
文字を選びサンプリングを行う。
【0052】具体的には、ステップS404において、
ヒストグラムでドットがある部分を“1”、ドットがな
い部分を“0”とし、2値化グラフを作成する。このと
き、1レベルの幅が文字の幅に相当する(尚、例外があ
るため垂直、水平の2方向について1レベルの幅が大き
いものを選ぶ)ことから、次のステップS405では、
垂直及び水平の両方向の1レベルの幅が大きい文字を1
つ選び、サンプリングする。
ヒストグラムでドットがある部分を“1”、ドットがな
い部分を“0”とし、2値化グラフを作成する。このと
き、1レベルの幅が文字の幅に相当する(尚、例外があ
るため垂直、水平の2方向について1レベルの幅が大き
いものを選ぶ)ことから、次のステップS405では、
垂直及び水平の両方向の1レベルの幅が大きい文字を1
つ選び、サンプリングする。
【0053】次に、サンプリング文字を決定すると、ス
テップS406において、その文字についてROMに格
納されている辞書コードを参照して辞書検索を行い、そ
の文字認識を行う。その後、ステップS407で、文字
認識ができたか否かを判断し、文字認識ができた場合は
ステップS409に進み、認識結果として、その文字の
方向データをRAMに格納する。また、認識できなかっ
た場合にはステップS408に進み、そのサンプリング
文字を図8に示すように90度回転させ、上述のステッ
プS406で、再度辞書検索を行う。そして、ステップ
S407で再度認識結果が不可となった場合は、更に9
0度回転させ(合計90+90=180度回転させるこ
とになる)、認識させるまで検索を繰り返す(ステップ
S406〜S408)。その後、認識処理が終了した時
点で、その文字の方向をデータとしてRAMに格納する
(ステップS409)。
テップS406において、その文字についてROMに格
納されている辞書コードを参照して辞書検索を行い、そ
の文字認識を行う。その後、ステップS407で、文字
認識ができたか否かを判断し、文字認識ができた場合は
ステップS409に進み、認識結果として、その文字の
方向データをRAMに格納する。また、認識できなかっ
た場合にはステップS408に進み、そのサンプリング
文字を図8に示すように90度回転させ、上述のステッ
プS406で、再度辞書検索を行う。そして、ステップ
S407で再度認識結果が不可となった場合は、更に9
0度回転させ(合計90+90=180度回転させるこ
とになる)、認識させるまで検索を繰り返す(ステップ
S406〜S408)。その後、認識処理が終了した時
点で、その文字の方向をデータとしてRAMに格納する
(ステップS409)。
【0054】図9は、サンプリング文字の抽出方法を説
明するための図である。まず文字列に対し、垂直、水平
方向の2方向の射影をとり、ヒストグラムを作る。そし
て、そのヒストグラムの結果からドットがある場合の値
を“1”、ドットがない場合の値を“0”として2値化
グラフを作成し、水平方向で“1”の値をとる幅X
(i)、垂直方向で“1”の値をとる幅Y(i)を求め
る。
明するための図である。まず文字列に対し、垂直、水平
方向の2方向の射影をとり、ヒストグラムを作る。そし
て、そのヒストグラムの結果からドットがある場合の値
を“1”、ドットがない場合の値を“0”として2値化
グラフを作成し、水平方向で“1”の値をとる幅X
(i)、垂直方向で“1”の値をとる幅Y(i)を求め
る。
【0055】図9に示す例では、水平方向の場合につい
て、ヒストグラムから2値化グラフを作成し、水平方向
の文字幅X(i)(X(1)〜X(6))を求めている
が、同様に垂直方向の2値化グラフを作成し、垂直方向
の文字幅(Y(1)〜Y(6))も求める。そして、サ
ンプリング文字を選ぶ際には、各文字について文字幅の
データ(水平方向幅+垂直方向幅=X(i)+Y(i)
≡Z(i))を求め、このZ(i)が大きいものをサン
プリング文字として抽出する。
て、ヒストグラムから2値化グラフを作成し、水平方向
の文字幅X(i)(X(1)〜X(6))を求めている
が、同様に垂直方向の2値化グラフを作成し、垂直方向
の文字幅(Y(1)〜Y(6))も求める。そして、サ
ンプリング文字を選ぶ際には、各文字について文字幅の
データ(水平方向幅+垂直方向幅=X(i)+Y(i)
≡Z(i))を求め、このZ(i)が大きいものをサン
プリング文字として抽出する。
【0056】次に、複数の文字の並びの方向(文字列方
向)を判別する方法について以下に説明する。
向)を判別する方法について以下に説明する。
【0057】上述した水平、垂直方向のヒストグラムか
ら作成した2値化グラフの各要素の間の距離(図9中の
X(1−2)、X(2−3)など)の平均値を水平、垂
直の両方向に対して計算しておく(X(i−j)av
e,Y(i−j)aveとする)。また、一般的に、文
書の特徴として、文字間と文字列間(行間)の間には、
以下のような大小関係が存在する。
ら作成した2値化グラフの各要素の間の距離(図9中の
X(1−2)、X(2−3)など)の平均値を水平、垂
直の両方向に対して計算しておく(X(i−j)av
e,Y(i−j)aveとする)。また、一般的に、文
書の特徴として、文字間と文字列間(行間)の間には、
以下のような大小関係が存在する。
【0058】文字間<文字列間(行間) よって、最終的に全原稿画像を読み取った後に、垂直、
水平方向の各要素の間の距離の平均値において、次式の
関係が満たされたとすると、これは図9の例のように、
X方向に文字が並んでいると言うことができる。この結
果と上述の文字単体の向きの判別結果から、文字列の向
きが判別可能となる。
水平方向の各要素の間の距離の平均値において、次式の
関係が満たされたとすると、これは図9の例のように、
X方向に文字が並んでいると言うことができる。この結
果と上述の文字単体の向きの判別結果から、文字列の向
きが判別可能となる。
【0059】X(i−j)ave<Y(i−j)ave 図10は、原稿がADF500にセットされうる状態の
種々のパターンを示す図である。通常、ADF500に
原稿が置かれうる状態の一部として、図10に示すよう
にケース1〜8までの8つのパターンが考えられる。
種々のパターンを示す図である。通常、ADF500に
原稿が置かれうる状態の一部として、図10に示すよう
にケース1〜8までの8つのパターンが考えられる。
【0060】尚、図中、大矢印は原稿を搬送する方向
を、小矢印は文字方向を表している。これら8つのパタ
ーンを分析すると、例えばケース4の画像については、
ケース1の画像を丁度180度回転させた形になってい
ることがわかる。この文字方向の判断は、上述した文字
認識処理の処理結果に基づいて行う。
を、小矢印は文字方向を表している。これら8つのパタ
ーンを分析すると、例えばケース4の画像については、
ケース1の画像を丁度180度回転させた形になってい
ることがわかる。この文字方向の判断は、上述した文字
認識処理の処理結果に基づいて行う。
【0061】従って、文字方向を認識する際にケース5
のような認識結果が得られた場合、画像を180度回転
させることによってケース1とケース5のように同じタ
イプの原稿画像をケース1の方向に統一して揃えること
ができる。また、ケース6の画像はケース2の画像を1
80度回転させたもの、ケース8の画像はケース4の画
像を180度回転させたものであることから、同様に文
字認識の結果からそれぞれケース6、7、8の画像を回
転させることにより、ケース2、6の画像はケース2の
向きに、ケース3、7の画像はケース3の向きに、ケー
ス4、8の画像はケース4の向きに統一させることがで
きる。
のような認識結果が得られた場合、画像を180度回転
させることによってケース1とケース5のように同じタ
イプの原稿画像をケース1の方向に統一して揃えること
ができる。また、ケース6の画像はケース2の画像を1
80度回転させたもの、ケース8の画像はケース4の画
像を180度回転させたものであることから、同様に文
字認識の結果からそれぞれケース6、7、8の画像を回
転させることにより、ケース2、6の画像はケース2の
向きに、ケース3、7の画像はケース3の向きに、ケー
ス4、8の画像はケース4の向きに統一させることがで
きる。
【0062】ここで、ケース1は横書き上、ケース2は
縦書き上、ケース3は横書き左、ケース4は縦書き左と
判断し、同様に、ケース5は横書き下、ケース6は縦書
き下、ケース7は横書き右、ケース8は縦書き右と判断
し、それぞれの原稿がプラテンガラス上に載置される前
に、本体制御部にその旨を伝達する。
縦書き上、ケース3は横書き左、ケース4は縦書き左と
判断し、同様に、ケース5は横書き下、ケース6は縦書
き下、ケース7は横書き右、ケース8は縦書き右と判断
し、それぞれの原稿がプラテンガラス上に載置される前
に、本体制御部にその旨を伝達する。
【0063】このように、原稿画像の特徴の認識結果を
ADF500より受け取ることにより、本体制御部のC
PU311は、転写紙における文字方向を全て統一する
ように画像編集部309に画像回転指示を出し、文字方
向を一定の方向に揃えることができる。
ADF500より受け取ることにより、本体制御部のC
PU311は、転写紙における文字方向を全て統一する
ように画像編集部309に画像回転指示を出し、文字方
向を一定の方向に揃えることができる。
【0064】また、この画像認識をADF500側で行
っているため、本体制御部は画像の読み取りを始める時
点で、画像編集を開始することができ、画像形成処理の
高速化を実現できる。
っているため、本体制御部は画像の読み取りを始める時
点で、画像編集を開始することができ、画像形成処理の
高速化を実現できる。
【0065】次に、転写紙に対してステイプル処理を行
う具体的な場合について説明する。転写紙に対してステ
イプル処理を行う場合、ソータ400の構成からステイ
プル位置は転写紙の搬送方向に対して上流側の端部に限
られる。また、一般的に横書きの場合には、左綴じと呼
ばれる画像の左側を閉じるステイプル処理を、縦書きの
場合には、右綴じと呼ばれる画像の右側を閉じるステイ
プル処理を行うのが、慣習である。よって、本実施形態
の場合、上述のケース1、3、5、7の場合はケース1
の文字方向に、ケース2、4、6、8の場合には、ケー
ス6の文字方向に統一する必要がある。
う具体的な場合について説明する。転写紙に対してステ
イプル処理を行う場合、ソータ400の構成からステイ
プル位置は転写紙の搬送方向に対して上流側の端部に限
られる。また、一般的に横書きの場合には、左綴じと呼
ばれる画像の左側を閉じるステイプル処理を、縦書きの
場合には、右綴じと呼ばれる画像の右側を閉じるステイ
プル処理を行うのが、慣習である。よって、本実施形態
の場合、上述のケース1、3、5、7の場合はケース1
の文字方向に、ケース2、4、6、8の場合には、ケー
ス6の文字方向に統一する必要がある。
【0066】図11は、文字方向を揃えてステイプル処
理を行う具体的な方法を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS111において、画像形成のための読み
取り(本体の光学系による読み取り)開始を待ち、読み
取りが開始されるとステップS112に進み、ADF5
00から受け取った原稿画像の特徴が上述のケース1〜
ケース4であるかを判断する。ここで、否定判定であっ
た場合はステップS113に進み、読み取った画像を1
80°回転させた後、ステップS114でイメージメモ
リ307に格納し、画像形成を行う。また、ステップS
112で肯定判定であった場合にはステップS114に
進み、読み取った画像をそのままイメージメモリ307
に格納し、画像形成を行う。
理を行う具体的な方法を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS111において、画像形成のための読み
取り(本体の光学系による読み取り)開始を待ち、読み
取りが開始されるとステップS112に進み、ADF5
00から受け取った原稿画像の特徴が上述のケース1〜
ケース4であるかを判断する。ここで、否定判定であっ
た場合はステップS113に進み、読み取った画像を1
80°回転させた後、ステップS114でイメージメモ
リ307に格納し、画像形成を行う。また、ステップS
112で肯定判定であった場合にはステップS114に
進み、読み取った画像をそのままイメージメモリ307
に格納し、画像形成を行う。
【0067】これで、画像特徴がケース1〜ケース4に
揃った転写紙がソータ400に排出されることになり、
最適な位置にステイプル処理が行われることになる。
揃った転写紙がソータ400に排出されることになり、
最適な位置にステイプル処理が行われることになる。
【0068】また、図12は文字列方向によって綴じ位
置を変える場合のステイプル処理を行う具体的な方法を
示すフローチャートである。まず、ステップS121に
おいて、画像形成のための読み取り(本体光学系による
読み取り)開始を待ち、読み取りが開始されるとステッ
プS122に進み、ADF500から受け取った原稿画
像の特徴が上述のケース1、3、5、7であるかを判断
する。ここで、肯定判定であった場合(横書き)はステ
ップS123に進み、読み取った画像をケース1の画像
特徴に合うように画像を回転させ、またステップS12
2で否定判定であった場合(縦書き)には、読み取った
画像をケース6の画像特徴に合うように画像を回転さ
せ、その後、ステップS125でイメージメモリ307
に格納し、画像形成を行う。
置を変える場合のステイプル処理を行う具体的な方法を
示すフローチャートである。まず、ステップS121に
おいて、画像形成のための読み取り(本体光学系による
読み取り)開始を待ち、読み取りが開始されるとステッ
プS122に進み、ADF500から受け取った原稿画
像の特徴が上述のケース1、3、5、7であるかを判断
する。ここで、肯定判定であった場合(横書き)はステ
ップS123に進み、読み取った画像をケース1の画像
特徴に合うように画像を回転させ、またステップS12
2で否定判定であった場合(縦書き)には、読み取った
画像をケース6の画像特徴に合うように画像を回転さ
せ、その後、ステップS125でイメージメモリ307
に格納し、画像形成を行う。
【0069】これにより、横書き原稿の場合には左綴じ
に、縦書き原稿の場合には右綴じになるように画像の方
向が揃った転写紙がソータ400に排出されることにな
り、最適な位置にステイプル処理が行われることにな
る。
に、縦書き原稿の場合には右綴じになるように画像の方
向が揃った転写紙がソータ400に排出されることにな
り、最適な位置にステイプル処理が行われることにな
る。
【0070】尚、上述の実施形態では、ステイプル処理
を例に説明したが、本発明はこれに限らず、例えばパン
チング処理に適用しても良い。
を例に説明したが、本発明はこれに限らず、例えばパン
チング処理に適用しても良い。
【0071】また、実施形態では、文字方向を認識する
手段として上述の方法を一例として述べたが、文字が認
識できるものであれば、どのような方法を使用してもよ
く、上述の方法にとらわれる必要はない。
手段として上述の方法を一例として述べたが、文字が認
識できるものであれば、どのような方法を使用してもよ
く、上述の方法にとらわれる必要はない。
【0072】更に、実施形態では、画像認識、及び文字
方向判別をADF500に具備する場合を例に説明した
が、画像の読み取りだけをADF500に具備し、読み
取った画像データを複写機本体のイメージメモリ307
に直接転送し(図3の点線で示した経路)、それ以降の
処理を本体に任せてしまっても構わない。
方向判別をADF500に具備する場合を例に説明した
が、画像の読み取りだけをADF500に具備し、読み
取った画像データを複写機本体のイメージメモリ307
に直接転送し(図3の点線で示した経路)、それ以降の
処理を本体に任せてしまっても構わない。
【0073】以上説明したように実施形態によれば、複
写しようとする原稿の方向を、複写装置に付随した光学
式文字認識装置により文字方向を自動認識し、その文字
方向に応じて原稿画像の向きを自動的に揃えて複写する
ため、オペレータは複写前に一々ADFにセットする原
稿の文字の向きを確認する手間が省け、無駄な作業をな
くすことができる。
写しようとする原稿の方向を、複写装置に付随した光学
式文字認識装置により文字方向を自動認識し、その文字
方向に応じて原稿画像の向きを自動的に揃えて複写する
ため、オペレータは複写前に一々ADFにセットする原
稿の文字の向きを確認する手間が省け、無駄な作業をな
くすことができる。
【0074】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0075】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0076】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0077】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0078】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
稿画像の特徴に応じて画像を回転処理することにより、
利用者の利便性を向上させた画像処理装置及びその方法
を提供することが可能となる。
稿画像の特徴に応じて画像を回転処理することにより、
利用者の利便性を向上させた画像処理装置及びその方法
を提供することが可能となる。
【0081】
【図1】実施形態における画像複写装置の構造を示す断
面図である。
面図である。
【図2】実施形態における画像複写装置の操作部を示す
図である。
図である。
【図3】図1に示す画像複写装置の信号処理系の構成を
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
【図4】実施形態における自動原稿搬送装置の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】実施形態におけるシート後処理装置の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】実施形態におけるシート後処理装置の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】実施形態における文字認識方法を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】サンプリング文字の方向決定を説明するための
図である。
図である。
【図9】サンプリング文字の抽出方法を説明するための
図である。
図である。
【図10】原稿の方向と原稿の文字方向のパターンを示
す図である。
す図である。
【図11】文字方向を揃えてステイプル処理を行う場合
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図12】文字列方向によって綴じ位置を変える場合の
ステイプル処理を示すフローチャートである。
ステイプル処理を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 隆行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 原稿を読み取り位置に給送する間に画像
を読み取る画像読取手段を有し、原稿を自動給送可能な
自動原稿給送手段と、 前記画像読取手段により読み取った原稿画像の文字を認
識する認識手段と、 前記認識手段での認識結果に基づいて文字の方向を判別
する文字方向判別手段と、 前記文字方向判別手段での文字方向に基づいて原稿画像
を回転処理させる画像処理手段と、 前記画像処理手段により回転処理された原稿画像を形成
し後処理を行う後処理手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段により読み取った原稿画像の文字を認
識する認識手段と、 前記認識手段での認識結果に基づいて文字列の方向を判
別する文字列方向判別手段とを有し、原稿を自動給送可
能な自動原稿給送手段と、 前記文字列方向判別手段からの文字列方向に基づいて原
稿画像を回転処理させる画像処理手段と、 前記画像処理手段により回転処理された原稿画像を形成
し後処理を行う後処理手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 前記後処理手段は、ステイプル処理を行
うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形
成装置。 - 【請求項4】 前記後処理手段は、パンチング処理を行
うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形
成装置。 - 【請求項5】 前記文字列方向判別手段での判別結果が
横書きである場合、画像の左側を基準に後処理を行い、
また縦書きである場合、画像の右側を基準に後処理を行
うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 原稿を自動給送可能な自動原稿給送装置
で、原稿を読み取り位置に給送する間に画像を読み取
り、 前記読み取った原稿画像の文字を認識し、 認識結果に基づいて文字の方向を判別し、 前記文字方向に基づいて原稿画像を回転処理させ、 前記回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う、 各工程を有することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項7】 原稿を自動給送可能な自動原稿給送装置
で、原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像の文字を
認識し、認識結果に基づいて文字列の方向を判別し、 前記文字列方向に基づいて原稿画像を回転処理させ、 前記回転処理された原稿画像を形成し後処理を行う、 各工程を有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8064585A JPH09261415A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 画像処理装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8064585A JPH09261415A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 画像処理装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261415A true JPH09261415A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13262481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8064585A Withdrawn JPH09261415A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 画像処理装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09261415A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0968835A2 (en) | 1998-07-01 | 2000-01-05 | Ricoh Company | Image forming apparatus capable of properly performing staple and punch operations |
EP1217455A1 (en) | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Ricoh Company, Ltd. | Image-forming system with a finishing capability |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP8064585A patent/JPH09261415A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0968835A2 (en) | 1998-07-01 | 2000-01-05 | Ricoh Company | Image forming apparatus capable of properly performing staple and punch operations |
EP1217455A1 (en) | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Ricoh Company, Ltd. | Image-forming system with a finishing capability |
EP1380436A2 (en) | 2000-12-14 | 2004-01-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming system with a finishing capability |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |