JPH09261355A - Av機器及びav機器の所在確認/管理システム - Google Patents

Av機器及びav機器の所在確認/管理システム

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JPH09261355A
JPH09261355A JP8067761A JP6776196A JPH09261355A JP H09261355 A JPH09261355 A JP H09261355A JP 8067761 A JP8067761 A JP 8067761A JP 6776196 A JP6776196 A JP 6776196A JP H09261355 A JPH09261355 A JP H09261355A
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telephone
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Hitoshi Yoshinobu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家庭内に一台でもモデムやNCUを持つ通信機
器が存在すれば、家庭内にある互いに接続されているA
V機器を対象とした機器所在確認及び管理システムを提
供する。 【解決手段】IEEE1394仕様のディジタルインタ
フェースを備えた複数のAV機器を互いにディジタルバ
スで相互に接続する。各AV機器は固有のID番号を有
しており、少なくとも接続されているAV機器の内、1
台には通信回線を介して外部機器と接続する通信機能を
備え、この通信機能により相互に接続されているAV機
器のID番号を送信するようにして各AV機器の所在位
置確認及び管理を行なうようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が所有する
AV機器と電話回線網からなる通信回線を介した外部機
器に相当するセキュリティセンタ等とから構成されたA
V機器の機器所在確認及び管理システムに関し、詳しく
は、各AV機器に特定のID番号(識別番号)を付与
し、このID番号及び又は利用者電話番号情報とを予め
セキュリティセンタに登録しておき、各AV機器は定期
的にセキュリティセンタへID番号を通信して、発信電
話番号情報とID番号に対応する利用者電話番号情報と
を比較することによりAV機器の所在場所を確認及び管
理するように構成されたAV機器所在確認及び管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】発信電話番号通知サービスとは、電話会
社が行う事業であり、このサービスに契約をした利用者
の通信回線である電話回線に着信があった時、利用者が
受話器を挙げる前に交換機側から発信者電話番号情報を
その電話回線に送出するものであり、アメリカやイギリ
スでは広く普及しており、日本でも平成8年から試験運
用を開始する予定である。
【0003】この発信電話番号通知サービスは、図5に
示すように、通信回線(交換機)側に発信電話番号通知
機能を設けた構成となっている。
【0004】この発信電話番号通知機能は、先ず、交換
機側が発呼する場合は、加入者線のL1、L2の極性が
反転されると共に、ID受信端末起動信号が交換機側か
ら通信機器(電話器)側に送信される。
【0005】通信機器側において、オンフック状態のま
までL1、L2の極性反転を検出したら交換機からのI
D受信端末起動信号を待つ。
【0006】通信機器側は、極性反転後にID受信端末
起動信号を受信しない場合は処理を終了する。通信機器
側が、交換機側からのID受信端末起動信号を受信する
と、L1、L2間に直流ループを形成することにより、
一次応答信号を交換機へ送信する。
【0007】交換機側は、一次応答信号を受信すると、
発信電話番号通知か又はID非通知理由を送出する。I
D非通知理由の区分けは、発信者が発信電話番号を送出
することを拒否した着信か、提供地域(エリア)外から
の着信か、または、公衆電話からの着信かを示す。
【0008】通信機器側は、交換機側から発信電話番号
通知を受信するとL1、L2のループを切らせることに
より受信完了信号を送信する。
【0009】このようにして、発信電話番号通知機能
は、通信機器側の受話器をオフフックすることなしに行
われる。尚、通常の電話機能については、呼出信号の受
信によりオフフックして通信を行なう。
【0010】アメリカにおける発信電話番号通知サービ
スは、Caller IDのサービス名で、発信電話番
号を着信側へ通知するサービスが、1987年より提供
開始され、既に48の州で提供中(94年9月現在)且
つ契約者数は93年末で150万人に及んでいる。これ
は対前年比50パーセント増に及んでいる。
【0011】イギリスにおいても、94年11月よりC
aller Displayのサービス名で、本格提供
を開始している。
【0012】日本ではディジタル回線を介して一部IS
DN端末間において、このサービスが提供されている。
【0013】米アトランティックの例を上げると、電話
をかけた人の電話番号を呼び出された側の電話に取り付
けた表示装置に表示するサービスを1989年よりフィ
ラデルフィア等でIQサービスの名称でスタートしてい
る。これは、クラスサービスと呼ばれ定額サービスの内
の1つのサービスである。
【0014】このクラスサービスは、この他に、 A.Call Block(特定番号の着信拒否) 日本でも既に「迷惑電話お断りサービス」の名称で都市
部に限定しサービスが行われている。
【0015】B.Call Trace(発信者番号検
索) いわば逆探知で、通話後一定時間内に、特定番号へ発呼
すると相手の番号、接続時間、逆探知時間などが電話会
社に記録される。
【0016】C.Priority Call(識別呼
出し) 登録しておいた発信者電話番号によって、呼出音を変え
るサービス。例えば親類、友人などからの電話と、初め
ての人からの電話をフックを取る前に知ることができ
る。
【0017】D.Repeat Call(自動ダイア
ル) 相手が話中(Busy)の時、相手が電話を終わった
ら、接続してくれる。
【0018】E.Return Call(直近呼の呼
び返し) 最後にかかってきた電話番号に、自動的にダイヤルす
る。知らない人からの電話でも、こちらからかけること
ができる、特にいたずら電話に対して相手を調べるとき
に使える。
【0019】このようなクラスサービスに対して、否定
的な意見としては、発信者プライバシーの侵害、非公開
的な電話番号が解ってしまう、他人に知られたくない人
の電話番号までも知られてしまう危険性等がある。
【0020】これに対して、肯定的な意見としては、着
信者側のプライバシーの保護、いたずら電話防止、警
察、消防等の発信者特定が容易になると云うメリット等
があげられている。
【0021】このように賛否両論がある現状において、
アメリア及びイギリスにおいては上述した否定的な意見
を考慮して、「通常通知」を基本としながらも、番号表
示を臨まない人が電話会社に申し込むことで、個別に
「通常非通知」とすることもできるようにしている。料
金は、利益を受ける受信者側が負担し、発信者側は無料
となっている。
【0022】日本でも「通常通知」、「通常非通知」を
選択の上で、通常通知を選んだ場合でも、相手先電話番
号の前に、特定の3桁、例えば”184”をダイヤルす
ると、電話番号を通知しないようにすることが考えられ
る。又、アメリカにおいても相手側Caller ID
サービス加入者の場合、発信者側に注意信号を発信する
などもある。
【0023】ところで、日本においては、「発信電話番
号通知サービス」、「呼び返しサービス」の名称で電話
番号表示と、前述したE.Return Call(直
近呼の呼び返し)のサービスを地域を限定して試験的に
提供することが予定されている。
【0024】このような、いわゆる通信サービスに関す
る先行技術として、受話器を上げると、誰が電話をかけ
てきたかを音声で次げる(US4899358)、かけ
先や発信者のID番号によって呼び出し音を変える(U
S4995075)、発信者によって留守番電話の応答
を変える(US4996704)、音声メールの着信時
間やID番号を画面に表示する(US5003577)
等がある。
【0025】さて、最近、マルチメディアパソコンと呼
ばれるモデムやCD−ROMドライブを内蔵したパーソ
ナルコンピュータが数多く登場している。しかし、これ
らコンピュータやVCR等のAV機器の所在を確認及び
管理することについては所有者に一任されている。例え
ば、不運にも盗難等にあって紛失した場合には、その所
在を確認することはできない。
【0026】アメリカでは、上述したCaller I
Dサービスと絡めて、通信手段であるモデムを内蔵した
コンピュータに一定周期でフリーダイアルのセキュリテ
イセンタに電話をかけさせることにより、接続されてい
る電話回線のCallerIDを自動的に送信して、A
V機器の所在を確認及び管理するようにしたものがあ
る。このような機能をAV機器に備えることにより所有
者の一任と共に、セキュリテイセンタに予め登録されて
いる所有者の電話番号と照合することで、AV機器自体
の所在の確認及び管理を容易に行うことができる。
【0027】アメリカのCall IDサービスには、
地域(州)によっては発信者の電話番号だけでなく電話
局に登録されている氏名までも含まれるので、このAV
機器の所在を確認することにとどまらずAV機器の動作
状態及び所有者以外の者の操作等の管理運営を容易に行
うことができる。
【0028】勿論、電話の所有者は誰でも電話会社に対
して発信電話番号を相手方へ送信することを拒否するこ
とはできるようになっているから、セキュリティセンタ
での電話回線に接続されているAV機器の管理運営は1
00%ではないが、逆探知等の手法を使えば、その確率
はきわめて高く維持することができる。
【0029】このような機能は、通信手段であるモデム
を備えたAV機器にプログラムの形でハードデイスク等
に内蔵されており、通常の操作では削除できない構造と
なっている。勿論、このモデムを使用した通信機能を使
用しなければAV機器単体としての使用はできるが、今
日において通信機能を使用しないで、単に単体としての
機能を使用する範囲はきわめて限られたものとなり、結
局は使い勝手が悪くなる。
【0030】一方、機器がコンピュータであれば、通信
手段であるモデムを内蔵させることで、機能を充実さ
せ、例えばオートダイアルのソフトウエアを付加させる
だけで、更に付加価値を高めることができる。他方、A
V機器の場合には、一部の機器、例えばDirecT
V、DMCのIRD(Integrated Rece
iver/Decoder)、所謂通信カラオケ等を除
けばモデムを内蔵させることによる付加価値を高めるこ
とはあまり期待できない。
【0031】しかし、現在及び近い将来を展望すると、
上記IRDや家庭用通信カラオケ等のモデムを内蔵した
AV機器が多数登場し、家庭等の各AV機器毎にモデム
を内蔵される程ではないにせよ、家庭等のAV機器の
内、少なくとも1台は外部機器との通信手段であるモデ
ムを内蔵しているという状況もでてきている。モデムで
はなくNCU(Network Control Un
it)ということにすれば、殆どの家庭を構成する社会
において、既に電話機は普及している。つまり、この普
及している電話回線を利用して、AV機器の集合体、例
えば家庭内の複数のAV機器に内蔵されているモデムや
NCUの機能部分だけを、その他の接続しているAV機
器から制御するようにすれば、例えAV機器に通信手段
を備えていなくともAV機器の所在確認及び管理システ
ムは実現できる。
【0032】具体的には、現在アメリカでサービスされ
ている有料のDSS(Digital Satelit
e System)であるDirec TVのIRDは
モデムを内蔵し、PPV(Pay Per View)
の支払い等において電話回線を使用する構成になってい
る。
【0033】日本においては、現在予定されているDM
CのIRDにおいても通信手段であるモデムが内蔵され
る予定であり、今後AV機器においても放送と連系した
有料サービスを実現する上で、AV機器側にモデムが内
蔵されていくことが考えられる。ちなみに日本における
IRDにおいては、基本チャンネルのみの契約の場合、
AV機器設置において電話回線を接続することは必須要
件とはされていない。PPV番組等のスポット的な利用
をされる場合においてのみ電話回線との接続が必要で、
PPV番組の視聴以前に利用者の機器からの視聴希望を
登録する。そして、実際に放送を視聴した後には、月1
度まとめてセンタに対して、利用者のID番号と共に視
聴内容、視聴時間等を報告通知する。従って、この報告
通知のための通信は、例えば比較的回線が空いている夜
間等の時間帯に行うことが合理的である。このセンタ側
への通信は当然自動的に行われ、課金先情報として、利
用者の氏名、口座などをデータベース化したものを準備
している。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術で説明したAV機器の集合体、例えば家庭内における
複数のAV機器の内、通信機能を有するAV機器のみが
通常ID番号を有し、外部機器との通信を行うようにな
っており、AV機器の集合体は相互に接続されていない
か、又は接続されていても音声や映像信号の送受信であ
り、機器自体の情報等の通信機能を備えておらず、複数
のAV機器の確認及び管理について自動的に行うことが
できないと云う問題点がある。
【0035】従って、AV機器の集合体、例えば家庭内
にある複数のAV機器が夫々ID番号の通信機能を内蔵
していなくても、少なくとも接続されている1台のAV
機器が外部機器との通信機能を持っていれば、他のAV
機器のID番号を含めたAV機器情報を通信できるAV
機器及びAV機器所在確認/管理システムに課題を有す
る。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るAV機器は、他のAV機器と相互に接続
する手段、例えばIEEE1394規格に基づいている
こと又は準拠しているディジタルインタフェースを備え
たAV機器をディジタルバスを介して相互に接続するよ
うにし、他の外部機器と通信回線を介して通信可能な通
信手段とを備えたAV機器であって、該AV機器には、
特定の相手先番号を発呼して前記相互に接続されている
他のAV機器固有のID番号を送信する手段を備えたこ
とである。
【0037】又、AV機器所在確認/管理システムは、
他のAV機器と、IEEE1394規格に基づいている
こと又は準拠しているディジタルバスを介して接続する
ディジタルインタフェースと固有のID番号とを備えた
複数のAV機器と、該複数のAV機器の何れかには、前
記接続されている複数のAV機器以外の特定の相手先機
器と通信回線を介して通信可能な通信手段を備えたAV
機器所在確認/管理システムであって、前記通信手段を
備えたAV機器には、相手先番号を発呼して前記固有の
ID番号を送信する手段を備えたことである。
【0038】上記構成によるAV機器は、例え複数のA
V機器の集合体であっても、夫々のAV機器の設置の管
理を行なうことが定期的に又は好みに応じて行なうこと
ができ、万一紛失等が生じた場合であっても、迅速な対
処、例えば通信回線から送られてくるID番号からAV
機器の所在の確認等を行なうことができる。
【0039】又、上記構成によるAV機器所在確認/管
理システムは、通信機能を内蔵していないAV機器であ
っても、少なくとも1台の通信機能を有するAV機器が
備わっていれば、接続されているAV機器のID番号の
送信及び、ID番号による管理及び設置されている所在
の確認等をして盗難、紛失等によるAV機器の存在を容
易に確認し、且つ管理することができるようになる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明に係るAV機器及びAV機
器所在確認/管理システムの望ましい実施の形態は、図
1に示すように、家庭内にあるテレビジョン受像機TV
と、パソコンPCと、ビデオレコーダVCRと、IRD
と、MDPと、を互いにIEEE1394バス(以下
「1394バス」という)で直接又は間接に接続して構
成された1394家庭内ネットワーク100に、通信回
線である電話会社の電話回線網200を介して他の外部
機器又は特定の相手先機器であるセキュリティセンタ3
00を接続して構成されている。
【0041】1394バスは、AV機器の接続に好適な
ディジタルインターフェイスの規格であり、パケット方
式のシリアルな双方向通信が可能なディジタルインター
フェイスを介して使用される。
【0042】即ち、IEEE1394規格のディジタル
インターフェイスには、新しいノード(ディジタルAV
機器)が接続されたことを自動的に検出する能力が備わ
っているため、それをトリガーとしてユーザーに通知や
AV機器の設置を自動的に検出する能力を備えることが
できる。
【0043】IEEE1934規格のディジタルインタ
ーフェイスによる接続は、ループを構成しない限り任意
である。このディジタルインターフェイスは、6芯ケー
ブルと、この6芯ケーブルの両端に接続された同一のコ
ネクタと、各コネクタに接続されたLSI化された物理
層と、物理層と接続されたLSI化されたリンク層と、
リンク層と接続されたトランザクション層とからなる。
トランザクション層はファームウェアからなる。
【0044】6芯ケーブルは、2対のシールド線と2本
の電線とからなる。シールド線はデータ線とストローブ
線とであってデータ転送に使用され、他の2本は電源線
として使用される。従って、電源が落ちているAV機器
でも、信号をバイパスさせることができ、電源が落ちて
いるAV機器より先のAV機器に信号を送ることができ
るようになっている。
【0045】コネクタにはトランシーバを内蔵してお
り、このトランシーバとケーブルとでリピータを形成し
ている。物理層の一端は上記6芯ケーブルと接続され、
他端はリンク層と接続されている。物理層は、6芯ケー
ブルから入力した電気信号を符号化してリンク層へ送る
と共に、リンク層から受け取ったコードデータを電気信
号に復号化して6芯ケーブルへ送出する。物理層はま
た、後述のバスアービトレーション等を行う。
【0046】リンク層は、物理層で符号化されたデータ
に基づきパケットを作成しトランザクション層へ送信す
ると共に、トランザクション層から受け取ったパケット
を解読する。また、リンク層は、パケットの転送サイク
ルの制御を行う。
【0047】上記のように構成されたIEE1394規
格のディジタルインターフェイスは、下記の特徴を有す
る。 (1)接続可能なAV機器の数が多く、また、AV機器
のID番号が固定されておらず、AV機器はコネクタを
挿抜することにより任意の位置に自由に追加または削除
することができる。 (2)システム内のAV機器の増減を検出して、自動的
にID番号の再設定を行う機能を有する。
【0048】(3)ケーブルは細く、コネクタは小型で
あるからケーブルの引き回しやコネクタの着脱が容易で
ある。また、コストが安い。
【0049】(4)信号の転送速度が従来のシリアル転
送に比して速い。これは、信号を1対のデータ線と1対
のストローブ線とを用いてシリアル転送(1ビットづつ
の転送)で送り、「データ線又はストローブ線のどちら
かの電位が変化した時に、データ線のデータを読み取
る」という規則に従うDSリンク方式により読み取るか
らである。このDSリンク方式は、データ線の電位の時
間的な揺れに対応するものである。これにより、従来の
シリアル転送(例えばRS232C)のようなスタート
ビットとストップビットを8ビット置きに挿入する必要
がなくなり、転送速度が向上する。
【0050】(5)特定のAV機器がシリアルバスを独
占しないようにするためのバスアービトレーション(調
停)機能を持っている。これは、データをパケット単位
で転送するもので、パケット長は最大512バイト(1
00Mビット/秒の転送速度の場合は約40μ秒に相当
する)に制限している。パケットには普通のパケット
と、優先度が高い緊急パケットと、更に優先度が高い後
述のアイソクロナスパケットとがある。
【0051】(6)IEEE1394規格のディジタル
インターフェイスがマルチメディアAVシステムに適し
ているといわれる最も特徴的な機能は、アイソクロナス
パケットによるアイソクロナス転送機能である。アイソ
クロナス(Isochronous)とは、各AV機器
に割り当てられる時間が一定であり、どのAV機器の割
当て時間も同一であり、規則的な間隔で割当てが繰り返
されることを表している。
【0052】アイソクロナスパケットは、常に一定の時
間間隔で、リンク層からアイソクロナスチャンネルを通
じて他の全てのパケットに優先して放送され、その転送
が終了するまでは他のパケットの転送はできないように
なっている。各AV機器はアイソクロナスパケットを受
け取ったら自分に必要なデータであるかどうかを判断
し、その判断結果に基づき処理をし又は無視する。
【0053】各AV機器は、指定されているノード番号
の順に、夫々の割当て時間だけパケット送信を行う。た
だし、緊急パケットは普通のパケットに優先し、アイソ
クロナスパケットは他の全てのパケットに優先する。
【0054】図1に示す上記1394家庭内ネットワー
ク100においては、各AV機器の1394インタフェ
ースには周期的にタイムスロットが割り当てられ、各1
394インタフェースは自分に割り当てられたタイムス
ロット内において任意のAV機器を宛先とするデータを
送信する。また、各AV機器の1394インタフェース
は、自己宛のデータを受容し、自己宛以外のデータを受
容せずに通過させる。このようにして、各AV機器は任
意のAV機器と高速でデータの授受を行うことができ
る。
【0055】本実施形態においては、VCRをルート機
器とし、VCRは全AV機器から通信機能を保有するA
V機器についての問い合わせを受信した時は、IRDの
アドレスを回答するようになっている。
【0056】1394家庭内ネットワーク100内の各
AV機器は、AV機器固有のAV機能を遂行するための
主装置と、1394インタフェースと、ID送信部とを
有する。ID送信部は、自動ID送信プログラムと、A
V機器固有のIDと、セキュリティセンタ300の電話
番号とを記憶したメモリを持つマイコンからなる。
【0057】ID送信部は、後述するように、自動ID
送信プログラムを実行して、所定の周期又は時間に13
94インタフェースを介してセキュリティセンタ300
へID番号を送信するようにIRDに依頼する機能を有
している。
【0058】また、ID送信部は、例えばリモコンによ
り手動で起動するID送信機能を持っている。この場
合、リモコンには「ID送信」ボタンが設置されてお
り、これを押すことによりID番号が送出される。
【0059】また、ID送信部は、なんらかの理由によ
りID番号を自動送信することができない期間が所定期
間以上にわたる時には、上記手動で起動するID送信機
能を除き、主装置の動作をロックする機能を有してい
る。この場合、手動でID番号を送信した後は上記ロッ
クは解除されるようになっている。
【0060】IRDは、図1に示す1394家庭内ネッ
トワーク100の中でシステム外部との通信機能を持つ
唯一の通信機器としてのAV機器であり、通信装置とし
てのモデム及びNCUと、1394インタフェースと、
ID送信部とを有している。モデムの一端は、1394
インタフェースと接続され、他端はNCUの一端と接続
されている。NCUの他端は通信回線201を介して電
話会社の交換機を含む電話回線網200と接続されてい
る。
【0061】IRDのID送信部には、ダイアルトーン
検出回路と、オフフック後に上記ダイアルトーン検出回
路によりダイアルトーンが検出されなかった場合に、I
D番号の送信を止めるように動作する回路とが設けられ
ている。
【0062】電話回線網200の交換機には、セキュリ
ティセンタ300のID送信先としての回線301が接
続されている。この回線301はフリーダイアルであ
る。つまり、ID送信先に対する発信側のID送信料金
は無料となっている。
【0063】また、セキュリティセンタ300の上記I
D送信先回線301は、電話回線網200が提供する発
信電話番号通知サービスに加入している。つまり、利用
者は発信電話番号通知サービスを契約する必要はない。
【0064】また、セキュリティセンタ300は、利用
者が予め登録した全AV機器のID番号と利用者電話番
号情報とを対応付けた対応表及び全AV機器のID送信
履歴とを記録したデータベース302と、機器所在確認
プログラムを実行するコンピュータ303とを持ってい
る。
【0065】機器所在確認プログラムは、受信したID
番号に基づき上記対応表から利用者電話番号情報を検索
し、この利用者電話番号情報とID番号を発信した回線
の発信電話番号情報とを比較することによりAV機器の
現在の所在位置を特定し、利用者に通報コマンドで知ら
せる。
【0066】また、所在確認プログラムは、AV機器の
ID送信履歴に基づき、何時もの周期でID番号を送信
してこないAV機器を検出し、紛失及び盗難等の可能性
を推定し、処置をとる。
【0067】図1に示すAV機器所在確認システムの概
略動作は下記の通りである。各AV機器(PC、TV、
VCR、MDP)は、一定の周期、例えば週又は月に一
回、深夜等のように通信回線である電話回線の使用頻度
が少ない時間帯に、1394バスを通じてIRDにID
送信依頼を行う。IRDは上記依頼に基づき、オートダ
イアルで電話回線網200の交換機に対してセキュリテ
ィセンタ300の電話番号を発呼する。
【0068】電話回線網200は、回線201を回線3
01に接続し、セキュリティセンタ300を発呼し、回
線201を介して発信電話番号情報を送信すると共に回
線201から送信されてきたID番号を送信する。セキ
ュリティセンタ300は、ID番号と発信電話番号情報
を受信し、ID番号に対応する利用者電話番号情報を上
記対応表から検索し、この利用者電話番号情報と受信し
た発信電話番号情報とを比較する。
【0069】利用者電話番号情報と発信電話番号情報と
が一致した場合は、ID番号を発信している例えばテレ
ビジョン受像機TVは1394家庭内システム内に存在
するから異常無しと判定する。もし、上記二つの電話番
号情報が異なるならば、テレビジョン受像機TVは利用
者の家には存在しないと判定される。
【0070】また、セキュリティセンタ300は、AV
機器のID送信履歴を調べ、所定の周期でIDを送信し
てこないAV機器は予め設定されている位置に存在しな
いか又は接続されていない可能性があると判定する。
【0071】このように、セキュリティセンタ300
は、AV機器が上記可能性があると判定した時、発信電
話番号情報に基づきAV機器の現在位置できれば氏名ま
で割り出し、これらを含む通報コマンドを電話回線網2
01とIRDとを通じて利用者へ送信する。
【0072】以下、AV機器の代表としてテレビジョン
受像機TVの構成について図2を用いて詳細に説明す
る。
【0073】テレビジョン受像機TVは、図2に示すよ
うに、アンテナ1と、チューナ2と、中間周波回路3
と、映像処理部4と、音声処理部5と、重畳表示処理部
6と、表示器7と、混声処理部8と、スピーカ9と、1
394インタフェース10と、映像デコーダ11と、音
声デコーダ12と、D/A変換機13、14と、タイマ
15と、I/O回路16と、ROM17と、EEPRO
M18、RAM19と、CPU21と、データバス22
と、I/O回路23と、VRAM24と、ディスプレイ
コントローラ25と、I/O回路26と、リモコン信号
デコーダ27と、リモコン28とから構成されている。
【0074】アンテナ1で受信された電波は、チューナ
2に供給される。チューナ2にはI/O回路23を介し
て選局信号が供給されている。チューナ2は、選局信号
で指定されたチャンネルの放送信号を選択して中間周波
信号に変換し中間周波回路3へ出力する。
【0075】中間周波回路3は、中間周波信号から映像
信号と音声信号とを復調し、映像信号を映像処理部4
へ、音声信号を音声処理部5へ夫々出力する。
【0076】映像処理部4で処理された映像信号は、重
畳表示処理部6の一方の入力端子aに入力する。重畳表
示処理部6の他方の入力端子bには、後述するディスプ
レイコントローラ25から供給される文字、文字列、記
号、アイコン、静止画像、アニメーション等の映像デー
タを入力する。
【0077】重畳表示処理部6は、D/A変換機13と
接続された入力端子cを有している。入力端子cには1
394インタフェース10を通じて外部機器から送信さ
れてきたメッセージ等の表示データが入力する。
【0078】この重畳表示処理部6は、CPU21から
図示していない制御端子に入力する選択制御信号により
制御され、入力端子a、bか入力端子cかを選択し、入
力端子a、bを選択した場合はそれらの入力信号の重畳
信号またはいずれか単独の信号を出力する入力切換機能
も持っている。
【0079】表示器7は、重畳表示処理部6の出力信号
をCRT画面に表示する。即ち、重畳信号は二つの映像
信号をスーパーインポーズして表示し、いずれか単独の
映像信号の場合は単独で表示する。
【0080】混声処理部8は、入力端子d、e、fを有
している。入力端子dには音声処理部5で処理された放
送音声信号が入力する。入力端子eにはROM17に格
納されている音声データがI/O回路26を介して入力
する。また、入力端子fにはD/A変換機14から出力
された音声データが入力する。
【0081】この混声処理部8は、CPU21から図示
していない制御端子に入力する選択制御信号により制御
され、入力端子d、eか入力端子fかを選択し、入力端
子d、eを選択した場合はそれらの入力信号の混合信号
又はいずれか単独の信号を出力する入力切換機能も持っ
ており、選択した音声信号を音量調整や混声のバランス
を取った後にスピーカ9へ出力する。スピーカ9は、混
声処理部8から出力された音声信号を音として出力す
る。
【0082】1394インタフェース10は、1394
バスの制御線をデータバス22に接続し、1394バス
のデータ線をデコーダ11、12に接続する機能を有す
る。この機能により、1394バスを流れているコマン
ドパケットや制御パケットはデータバス22に流れ、映
像及び音声データパケットは夫々映像デコーダ11及び
音声デコーダ12に流れる。
【0083】ディジタルデータパケットの内、映像パケ
ットは映像デコーダ11で解読されD/A変換機13で
アナログ信号に変換されて重畳表示処理部6の入力端子
cに供給される。また、音声パケットは音声デコーダ1
2で解読され、D/A変換器14でアナログ信号に変換
されて混声処理部8の入力端子fに供給される。
【0084】タイマ15は、リアルタイムクロックを計
時し、I/O回路16を介してCPU21へ実時間を通
知する。また、タイマ15は、一定の周期で自動ID送
信プログラムの実行開始のための割り込みを発生させる
カウンタを持っている。
【0085】ROM17は、自動ID送信プログラムを
始めTV本来の機能を実現するための表示等制御プログ
ラムや、フォント、静止画、アニメーション等の固定デ
ータを記録している。
【0086】EEPROM18は、不揮発性メモリであ
り、可変データの内重要なデータ、例えば、使用者が設
定したAV機器のID、セキュリティセンタ300(図
1参照)の電話番号(例えば0120−12−1234
のフリーダイアル)等を記憶している。
【0087】RAM19は、CPU21がプログラムを
実行する場合の作業データを一時的に記憶している。
【0088】CPU21は、ROM17に格納されてい
るプログラムを実行することにより下記のようにTVの
動作全体を制御する。 (1)通常の放送受信時にはチャンネル選択、表示、音
声出力等のAV機能を制御している。
【0089】(2)1394バスを通じて、あるAV機
器からの情報を表示するように指示するコマンドを受信
した場合は、1394インタフェース10のデータ通路
を閉じ、上記情報の内映像データを映像デコーダ11及
びD/A変換器13を介して重畳表示処理部6へ通し、
音声信号を音声デコーダ12及びD/A変換機14を介
して混声処理部8へ通す。その結果、表示器7に映像メ
ッセージが重畳表示され、スピーカ9から音声メッセー
ジが出力することになる。
【0090】(3)ROM17に記憶されている所定の
ID送信周期及び送信時刻をタイマ15のカウンタにセ
ットし、そのカウンタによりCPUに割り込みをかけて
ROM17に記憶されている後述する自動ID送信プロ
グラムを実行することにより、上記ID送信部として機
能する。自動ID送信プログラムについては後述する。
【0091】データバス22は、CPU21と他の回路
とのデータ授受の経路である。I/O回路23は、CP
U21の制御の下でチューナ2へチャンネル選択制御信
号を送る。VRAM24は、放送映像に重畳したいメッ
セージ等の1画面分の画素データを記憶する。
【0092】ディスプレイコントローラ25は、リモコ
ン28の指示により、CPU21の制御の下で、ROM
17に記憶されている文字、文字列、記号、アイコン、
静止画、動画等を用いて、VRAM24上に表示器7の
1画面分のメッセージ、メニュー、イメージ等を作成
し、これを重畳表示処理部6へ送る。これらの1画面分
のメッセージ、メニュー、イメージ等からなる情報は、
通常の放送画像に重畳されて表示器7に表示されること
になる。
【0093】リモコン信号デコーダ27は、利用者によ
り操作されるリモコン28から送信される赤外線のリモ
コン信号を受信し解読し、I/O回路26を介してCP
U21へ送る機能を有する。
【0094】以下、1394家庭内システムの通信機器
としてのIRDの構成について図3を用いて詳細に説明
する。
【0095】IRDは、有料ディジタル衛星システムで
ある所謂Direc TVや、日本で予定されているD
MC等のIRDを想定している。IRDにはPPV(ペ
イパービュウ)課金の支払い等のために通信回線が設け
られているから、この通信回線を図1における電話回線
201として利用するのである。
【0096】IRDは、図3に示すように、衛星アンテ
ナ30と、IRD機能部31と、1394インタフェー
ス32と、NCU33と、モデム34と、CPU35
と、データバス36を介してCPU35に接続されたR
OM37、EEPROM38、RAM39と、I/O回
路40、41とタイマ42とを有している。
【0097】IRD機能部31は、I/O回路40を介
してデータバス36と接続されており、CPU35によ
り制御され、衛星アンテナ30で受信したテレビジョン
放送電波を復調する。IRD機能部31で復調された放
送映像信号及び音声信号は、1394インタフェース3
2を通じてTV等の他のAV機器へ送信される。
【0098】NCU33は電話回線201と接続されて
いる。モデム34の一端はNCU33と接続され、他端
はI/O回路41とデータバス36とを介してCPU3
5と接続されている。NCU33又はモデム34にはダ
イアルトーン検出回路を含んでいる。
【0099】CPU35は、ROM37、EEPROM
38、RAM39、タイマ42とを制御して、下記の二
つの機能を実行する。 (1)自己IDの送信の制御 他のAV機器と同様に自動ID送信プログラムを実行し
自己IDをI/O回路40、モデム34、NCU33を
介して通信回線201へ送出する。
【0100】(2)他のAV機器からのID送信依頼の
受付と実行 他のAV機器から1394バス、1394インタフェー
ス32、データバス36を通じてID送信依頼を受信す
ると、このIDをI/O回路40、モデム34、NCU
33を介して通信回線201へ送出する。
【0101】(3)NCU33又はモデム34の上記ダ
イアルトーン検出が、オフフック後でかつ電話番号選択
信号送出前に、ダイアルトーンを検出しなかった場合
は、ID番号の発信を中止する。
【0102】以下、各AV機器に内蔵されるID送信部
の自動ID送信制御について、図1〜図2を参照にし
て、図4に示す流れ図を用いて説明する。
【0103】自動ID送信制御は、タイマに設定された
週、月等任意の間隔で割り込みにより開始される。ちな
みに、タイマの設定は、利用者がAV機器を購入した時
に初期設定で行う。ID発信時間は利用者が任意に選定
することができる。例えば、毎週水曜日の深夜3時と
か、毎月20日の深夜3時30分とかに設定される。
【0104】利用者は、購入したAV機器のID番号と
利用者電話番号情報とをセキュリティセンタ300に対
して郵便等の手段で登録する。これにより、セキュリテ
ィセンタ300のデータベース302内の対応表には当
該AV機器のID番号と利用者電話番号情報とが書き込
まれ、機器所在確認システムに登録されることになる。
【0105】設定された時間にCPUに割り込みが発生
すると、先ず、リトライカウンタのカウントを1増加す
る(ステップST1)。リトライカウンタはID送信が
不能である場合にリトライする回数をカウントするもの
であり、リトライ可能回数はN回に設定されている。
【0106】次に、ステップST2で、1394家庭内
ネットワークのルート機器に対して、1394家庭内ネ
ットワーク内にモデムを内蔵する通信機器(IRD)が
存在するか否か、存在するならばその通信機器のアドレ
スを問い合わせる。ルート機器からの1394バスを通
じて通信機器のアドレスを受信した場合はそのアドレス
をRAMに記憶しステップST3へ進み、通信機器が存
在しない場合は、ステップST9へ飛ぶ。
【0107】ステップST3においては、1394バス
を通じて上記アドレスの通信機器に対してモデムが通信
回線に接続されているか否かを問い合わせる。通信機器
から1394バスを通じてモデムが通信回線に接続され
ている旨の回答があった場合はステップST4へ進み、
モデムが通信回線に接続されていない場合はステップS
T9へ飛ぶ。
【0108】ステップST4では、ROMに記憶してあ
るID番号とセキュリティセンタ300のID送信先電
話番号とに基づき形成された機器ID送信依頼コマンド
を1394バスを通じてIRDへ送出する。機器ID送
信依頼コマンドの代わりに簡単なコマンドの連続(例え
ば、オフフック、オートダイアル、ID、オンフック)
でもよい。
【0109】ID送信先電話番号は、利用者の負担を無
くするため、例えば、日本では”0120”、アメリカ
では”800”で始まるフリーダイアルの電話番号が望
ましい。また、AV機器の機種やメーカ毎に固有のID
を付与し、夫々のIDに対して電話番号を割り当てても
よい。
【0110】次に、ステップST5で、異常無く送信依
頼が行われたか否かを調べ、正常に行われた場合はステ
ップST6へ進み、正常に行われなかった場合はステッ
プST9へ飛ぶ。
【0111】ステップST6ではリトライカウンタをゼ
ロにし、ステップST7へ進む。ステップST7では、
セキュリティセンタ300からの通報コマンドを処理す
る。即ち、セキュリティセンタ300はIDを受信し、
IDと対応する利用者電話番号情報と発信電話番号情報
とを比較し、両者が一致しない場合は通信回線、通信機
器、1394バスを通じてID発信元のAV機器へ上記
通報コマンドを送ってくる。
【0112】ID発信元AV機器は、ステップST8
で、セキュリティセンタ300からの上記通報コマンド
を受けた場合は、AV機器が所定の位置に設置されてい
ないことを示しており、これは単なる接続の開放又は、
AV機器の盗難等を確認することができる。もし、盗難
等を前提とするならば、再度通信機器を経由して警察
(110番)を発呼する。警察に回線が接続されたら、
「TVからの自動通報音声です。現在この回線に接続さ
れているTVは盗品です。逆探知してください」等と通
知させるか、あるいは、警察と予め取り決められている
特定のPBトーンを連続発信させる自動通報であること
を知らせる。ステップST8の通報処理が終了したら自
動ID送信プログラムは終了する。
【0113】ステップST9においては、リトライカウ
ンタのカウントが所定の回数Nを超えていないならば、
タイマに10分を設定し終了する(ステップST1
0)。すると、10分後に割り込みがかかりステップS
T1から始まる。ここで、ID送信エラーメッセージを
1394バスを通じて送信しテレビジョン受像機TVの
画面に重畳表示させるようにする。
【0114】ステップST9でリトライカウンタのカウ
ントが”N”を超えたならば、手動によるID送信を除
き、自己機器の全機能を停止(ロック)する。例えば、
手動ID送信のリモコンボタン以外からの信号を無視し
たり、メニュで手動ID送信以外を網かけ表示して選択
不可能にする。また、ここで、手動でID送信すること
を促すガイダンスをTV画面等に表示するようにしても
よい。
【0115】上記本発明に係る機器所在確認システムの
実施形態においては、ID送信先をセキュリティセンタ
としたが、必ずしもセキュリティセンタに限ることはな
く、他の実施形態として、図1のセキュリティセンタ3
00の代わりに、放送会社の有料放送の課金情報を受け
付けるセンタとしてもよい。このようにすればIRDの
電話回線は元々放送会社と接続されているから、回線を
効率的に使用することができる。
【0116】また、上記機器所在確認システムにおいて
は、1394家庭内システムには通信機器はIRDだけ
としたが、1394家庭内システム内に複数の通信機器
が含まれていても差し支えない。その場合は、一つの通
信機器をセキュリティセンタに接続されるようにし、こ
の通信機器のアドレスをルート機器に登録しておく。
【0117】AV機器が通信機能を持つ場合には、図4
に示した動作はIRD等の通信機器を介することなく、
自分だけで行うことができることは勿論である。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る機器
所在確認システムは、家庭内にある少なくとも1台の通
信機器を含む全AV機器をディジタルバスで接続して1
394家庭内システムを形成し、この通信機器を通信回
線でセキュリティセンタ等に接続して構成されているか
ら、各AV機器が通信機器を内蔵する必要がなく、ソフ
トウェアを付加するだけで、低コストで、下記の効果を
持つAV機器の管理及び所在の確認ができるシステムを
低コストで構成することができる。
【0119】(1)AV機器が紛失、例えば盗難等によ
り紛失しても、それを通信回線に接続すれば、設置場所
又は氏名が分かってしまい、AV機器の所有者以外の者
の使用を極めて限定的なものにして、AV機器自体の価
値観を減少させるようにした所在の確認及び管理を施す
ことができると云う効果がある。
【0120】(2)紛失したAV機器が通信回線に接続
して使用された時、すぐにそのAV機器の設置場所を特
定することができると同時に、場合によっては、接続し
た相手先を特定することもできる。
【0121】(3)利用者が長期外出の場合でも、定期
的なID送信が無いことから、不在中にAV機器が紛失
したことを確認することができる。 (4)ID送信先をフリーダイアルにすることにより、
ID発信元の電話料金の負担をなくすことができる。
【0122】(5)通常、電話の使用頻度が低い夜間等
の時間帯にID発信するようにしたので、回線の混雑に
よる通話の機会損失を少なくすることができる。 (6)発信電話番号通知サービスを利用するシステムで
あるが、利用者は発信電話番号通知サービスの契約も料
金負担も必要なくなる。
【0123】(7)ID送信の発呼は、オートダイアル
で行うようにしたので、利用者が発信電話番号通知を拒
否する入力、例えば184等は避けることができる。 (8)もし、紛失したAV機器が接続された回線が、発
信電話番号通知を拒否したとしても、紛失が確定すれば
相手先の電話番号等を逆探知することができる。
【0124】(9)AV機器の正規の所有者が発信電話
番号通知を拒否している場合でも、ID番号だけで、上
記(2)を除く効果は得られる。また、発信電話番号非
通知理由が、「拒否」から「エリア外」や「電話番号無
し」等の理由に変更になった場合には、AV機器の所在
地が変わったことを検知して適切な処置を施すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器所在確認システムの一実施形
態を示す説明図である。
【図2】図1のテレビジョン受像機の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のIRDの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】各AV機器が有する自動ID送信プログラムの
流れ図である。
【図5】発信電話通知機能を有する通信回線との接続状
態を示した説明図である。
【符号の説明】
1:アンテナ,2:チューナ,3:中間周波回路,4:
映像処理部,5:音声処理部,6:重畳表示処理部,
7:表示器,8:混声処理部,9:スピーカ,10:1
394インタフェース,11、12:デコーダ,13、
14:D/A変換器,15:タイマ,16:I/O回
路,17〜19:メモリ,21:CPU,22:データ
バス,23、26:I/O回路,24:VRAM,2
5:ディスプレイコントローラ,27:リモコン信号デ
コーダ,28:リモコン,30:衛星アンテナ,31:
IRD機能部,32:1394インタフェース,33:
NCU,34:モデム,35:CPU,36:データバ
ス,37、38、39:メモリ,40、41:I/O回
路,42:タイマ,100:1394家庭内ネットワー
ク100,200:電話回線網,201、301:電話
回線,300:セキュリティセンタ,302:データベ
ース,303:コンピュータ,1394バス:IEEE
1394ディジタルバス,1394インタフェース:I
EEE1394インタフェース

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他のAV機器と相互に接続する手段と、他
    の外部機器と通信回線を介して通信可能な通信手段とを
    備えたAV機器であって、該AV機器には、特定の相手
    先番号を発呼して前記相互に接続されている他のAV機
    器固有のID番号を送信する手段を備えたことを特徴と
    するAV機器。
  2. 【請求項2】前記他のAV機器と相互に接続する手段
    は、ディジタルインタフェースを備えたAV機器をディ
    ジタルバスを介して相互に接続するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載のAV機器。
  3. 【請求項3】前記ディジタルインタフェース及びディジ
    タルバスの仕様は、IEEE1394規格に基づいてい
    ること又は準拠していることを特徴とする請求項2に記
    載のAV機器。
  4. 【請求項4】前記AV機器固有のID番号を送信する手
    段は、一定周期毎に前記ID番号を送信するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のAV機器。
  5. 【請求項5】前記一定周期毎に送信する期間及び又は時
    間帯は、週又は月単位の期間、及び又は通信回線の使用
    頻度の少ない時間帯であることを特徴とする請求項4に
    記載のAV機器。
  6. 【請求項6】前記通信回線を介して通信可能な通信手段
    は、NCU及び又はモデムであることを特徴とする請求
    項1に記載のAV機器。
  7. 【請求項7】前記AV機器固有のID番号を送信しなか
    った時には、該ID番号を送信しなかったAV機器の主
    たる機能をロック状態にすることを特徴とする請求項1
    に記載のAV機器。
  8. 【請求項8】前記AV機器固有のID番号を送信した時
    には、前記ロック状態を解除するようにしたことを特徴
    とする請求項7に記載のAV機器。
  9. 【請求項9】前記通信回線を介して通信可能な他の外部
    機器には、前記AV機器固有のID番号を予め登録して
    おくID登録手段を設け、該ID登録手段により予め登
    録されているID番号と、前記AV機器から送られてく
    るID番号とを比較して、該AV機器の所在を確認する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のAV機
    器。
  10. 【請求項10】前記ID登録手段は、予め登録されてい
    るID番号の受信からAV機器の履歴を調べて、該AV
    機器の所在を確認するようにしたことを特徴とする請求
    項9に記載のAV機器。
  11. 【請求項11】前記通信回線を介して通信可能な他の外
    部機器には、前記AV機器固有のID番号と該ID番号
    の電話番号情報とを予め登録しておくID電話情報登録
    手段を設け、該登録されているID番号と、前記AV機
    器から送られてくるID番号とを比較して、該AV機器
    の電話番号情報を抽出し、AV機器の設置場所の変更、
    及び設置されている所在を確認するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載のAV機器。
  12. 【請求項12】前記ID電話情報登録手段は、予め登録
    されているID番号の受信からAV機器の履歴を調べ
    て、該AV機器の所在を確認するようにしたことを特徴
    とする請求項11に記載のAV機器。
  13. 【請求項13】前記電話番号情報は、少なくとも、市街
    局番、局番、電話番号列、発信電話番号通知の有無、発
    信電話番号通知無しの場合の拒否、エリア外等の拒否理
    由、の何れかの1つ以上で構成したことを特徴とする請
    求項11に記載のAV機器。
  14. 【請求項14】前記相手先番号は、フリーダイアルであ
    る請求項1に記載のAV機器。
  15. 【請求項15】前記NCU及び又はモデムからなる通信
    手段には、ダイアルトーンを検出する検出手段を備え、
    該検出手段は、オフフック後に、相手先電話番号を送出
    する前にダイアルトーンが検出されなかった場合には発
    呼を中止するようにしたことを特徴とする請求項6に記
    載のAV機器。
  16. 【請求項16】他のAV機器とディジタルバスを介して
    接続するディジタルインタフェースと固有のID番号と
    を備えた複数のAV機器と、該複数のAV機器の何れか
    には、特定の相手先機器と通信回線を介して通信可能な
    通信手段を備えたAV機器所在確認/管理システムであ
    って、前記通信手段を備えたAV機器には、前記特定の
    相手先機器の相手先番号を発呼して前記固有のID番号
    を送信する手段を備えたことを特徴とするAV機器所在
    確認/管理システム。
  17. 【請求項17】前記ディジタルインタフェース及びディ
    ジタルバスの仕様は、IEEE1394規格に基づいて
    いること又は準拠していることを特徴とする請求項16
    に記載のAV機器所在確認/管理システム。
  18. 【請求項18】前記固有のID番号を送信する手段は、
    一定周期毎に前記ID番号を送信するようにしたことを
    特徴とする請求項16に記載のAV機器所在確認/管理
    システム。
  19. 【請求項19】前記一定周期毎にID番号を送信する期
    間及び又は時間帯は、週又は月単位の期間、及び又は通
    信回線の使用頻度の少ない時間帯であることを特徴とす
    る請求項18に記載のAV機器所在確認/管理システ
    ム。
  20. 【請求項20】前記通信回線を介して通信可能な通信手
    段は、NCU及び又はモデムであることを特徴とする請
    求項16に記載のAV機器所在確認/管理システム。
  21. 【請求項21】前記固有のID番号を送信しなかった時
    には、該ID番号を送信しなかったAV機器の主たる機
    能をロック状態にすることを特徴とする請求項16に記
    載のAV機器所在確認/管理システム。
  22. 【請求項22】前記固有のID番号を送信した時には、
    前記ロック状態を解除するようにしたことを特徴とする
    請求項21に記載のAV機器所在確認/管理システム。
  23. 【請求項23】前記相手先機器には、前記固有のID番
    号を予め登録しておくID登録手段を設け、該ID登録
    手段により予め登録されているID番号と、前記AV機
    器から送信してくる固有のID番号を比較して、該AV
    機器の所在を確認及び又は管理するようにしたことを特
    徴とする請求項16に記載のAV機器所在確認/管理シ
    ステム。
  24. 【請求項24】前記ID登録手段は、予め登録されてい
    るID番号の受信からAV機器の履歴を調べて、該AV
    機器の所在を確認及び又は管理するようにしたことを特
    徴とする請求項23に記載のAV機器所在確認/管理シ
    ステム。
  25. 【請求項25】前記相手先機器には、前記固有のID番
    号と通信回線の電話番号情報とを予め登録しておくID
    電話情報登録手段を設け、該ID電話情報登録手段によ
    り登録されているID番号と、前記AV機器から送られ
    てくるID番号とを比較して、該AV機器の電話番号情
    報を抽出し、該AV機器の設置場所の変更、及び設置さ
    れている所在を確認するようにしたことを特徴とする請
    求項16に記載のAV機器所在確認/管理システム。
  26. 【請求項26】前記ID電話情報登録手段は、予め登録
    されているID番号の受信からAV機器の履歴を調べ
    て、該AV機器の所在を確認するようにしたことを特徴
    とする請求項25に記載のAV機器所在確認/管理シス
    テム。
  27. 【請求項27】前記通信回線の電話番号情報は、少なく
    とも、市街局番、局番、電話番号列、発信電話番号通知
    の有無、発信電話番号通知無しの場合の拒否、エリア外
    等の拒否理由、の何れかの1つ以上で構成したことを特
    徴とする請求項25に記載のAV機器所在確認/管理シ
    ステム。
  28. 【請求項28】前記特定の相手先機器の相手先番号は、
    フリーダイアルである請求項16に記載のAV機器所在
    確認/管理システム。
  29. 【請求項29】前記NCU及び又はモデムからなる通信
    手段には、ダイアルトーンを検出する検出手段を備え、
    該検出手段は、オフフック後に、相手先番号を送出する
    前にダイアルトーンが検出されなかった場合には発呼を
    中止するようにしたことを特徴とする請求項20に記載
    のAV機器所在確認/管理システム。
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