JPH09260844A - セラミック多層基板の製造方法 - Google Patents

セラミック多層基板の製造方法

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JPH09260844A
JPH09260844A JP6422696A JP6422696A JPH09260844A JP H09260844 A JPH09260844 A JP H09260844A JP 6422696 A JP6422696 A JP 6422696A JP 6422696 A JP6422696 A JP 6422696A JP H09260844 A JPH09260844 A JP H09260844A
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conductor
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Hideaki Araki
英明 荒木
Masashi Fukaya
昌志 深谷
Katsuaki Inaguma
克章 稲熊
Toshihiro Nakai
俊博 中居
Masataka Aoki
昌隆 青木
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Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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    • H05K3/4626Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards characterised by the insulating layers or materials
    • H05K3/4629Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards characterised by the insulating layers or materials laminating inorganic sheets comprising printed circuits, e.g. green ceramic sheets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼成時のセラミック多層基板の変形や反りを
少なくする。 【解決手段】 積層する複数枚のグリーンシート21の
うちの少なくとも1枚には、セラミック多層基板を形成
する部分(以下「製品部分」という)24の外側の不要
部分に、該製品部分24の導体パターン23の印刷に用
いるのと同じ導体ペーストを用いてダミーパターン25
をスクリーン印刷する。この際、ダミーパターン25の
印刷密度を導体パターン23の印刷密度とほぼ同一にす
ることが好ましい。これにより、複数枚のグリーンシー
ト21を積層・圧着したときの製品部分24とその外側
の不要部分との厚み差を少なくして積層・圧着時の加圧
を均一化すると共に、製品部分24とその外側の不要部
分とで焼成途中の昇温過程の収縮挙動をバランスさせ、
焼成時の変形や反りを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリーンシート積
層法でセラミック多層基板を製造するセラミック多層基
板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミック多層基板はグリー
ンシート積層法で製造される場合が多い。このグリーン
シート積層法は、図5に示すように、ドクターブレード
法で成形された一定サイズのグリーンシート11のうち
のセラミック多層基板を形成する部分(以下「製品部
分」という)12にビアホール(図示せず)を打ち抜き
形成した後、そのビアホールに導体ペーストを充填して
層間接続用のビアを形成すると共に、同じ導体ペースト
を使用して導体パターン13をスクリーン印刷する。そ
して、このグリーンシート11を所定枚数積層・圧着し
て焼成し、その焼成体から製品部分12の外側の不要部
分を予め焼成前に形成された切断用の溝(スナップライ
ン)に沿って切断して所定形状のセラミック多層基板を
製造する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、導体パター
ン13とセラミックのグリーンシート11との焼成収縮
率の差が大きくなると、焼成基板の変形や反りが大きく
なるため、導体パターン13とグリーンシート11との
焼成収縮率の差をできるだけ小さくするようにしている
が、焼成途中の昇温過程の収縮挙動まで一致させること
は困難である。このため、導体パターン13が印刷され
た製品部分12と、その外側の導体パターンの無い不要
部分とでは、焼成途中の昇温過程の収縮挙動が異なり、
これが、焼成基板の変形や反りを発生させる原因となっ
ている。しかも、所定枚数のグリーンシート11を積層
・圧着する際に、製品部分12と、その外側の不要部分
とでは、導体パターン13の積層数分の厚み差が生じ
て、圧着時の加圧が不均一となり、これも、焼成基板の
変形や反りを発生させる原因となっている。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、焼成時の変形や反り
を少なくすることができるセラミック多層基板の製造方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のセラミック多層基板の製造方法
は、積層する複数枚のグリーンシートのうちの少なくと
も1枚には、前記セラミック多層基板を形成する部分
(以下「製品部分」という)の外側の不要部分に該製品
部分の導体パターンの印刷に用いるのと同じ導体ペース
トを用いてダミーパターンを印刷するようにしている。
これにより、複数枚のグリーンシートを積層・圧着した
ときの製品部分とその外側の不要部分との厚み差を少な
くして、積層・圧着時の加圧を均一化すると共に、製品
部分とその外側の不要部分とで焼成途中の昇温過程の収
縮挙動をバランスさせ、焼成時の変形や反りを抑える。
【0006】更に、請求項2では、前記ダミーパターン
の印刷密度を前記導体パターンの印刷密度とほぼ同一に
する。ここで、ダミーパターンの印刷密度とは、製品部
分の外側の不要部分の面積に対するダミーパターンの面
積の割合であり、導体パターンの印刷密度とは、製品部
分の面積に対する導体パターンの面積の割合である。請
求項2のように、ダミーパターンの印刷密度を導体パタ
ーンの印刷密度とほぼ同一にすれば、積層・圧着時及び
焼成時における製品部分と、その外側の不要部分の挙動
がほぼ同じになり、焼成時の変形や反りがより効果的に
抑えられる。
【0007】また、請求項3では、グリーンシートを1
000℃以下で焼成可能な低温焼成セラミックにより形
成して、変形や反りの少ない低温焼成セラミック多層基
板を焼成する。一般に、低温焼成セラミック多層基板
は、焼成中のガラスの流動のために、導体の収縮挙動の
影響を受けやすく、変形・反りを生じやすい。従って、
本発明により低温焼成セラミック多層基板の変形や反り
を少なくすることで、一層の高密度化が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を低温焼成セラミッ
ク多層基板の製造方法に適用した一実施形態について説
明する。
【0009】最初に、低温焼成セラミックのグリーンシ
ートの製造方法を説明する。まず、CaO10〜55重
量%、SiO2 45〜70重量%、Al2 3 0〜30
重量%、不純物0〜10重量%、及び外掛けでB2 3
5〜20重量%を含む混合物を1450℃で溶融してガ
ラス化した後、水中で急冷し、これを粉砕して平均粒径
が3.0〜3.5μmのCaO−SiO2 −Al2 3
−B2 3 系ガラス粉末を作製する。このガラス粉末5
0〜65重量%(好ましくは60重量%)と不純物が0
〜10重量%のアルミナ粉末50〜35重量%(好まし
くは40重量%)とを混合して低温焼成セラミック粉末
を作製し、この低温焼成セラミック粉末に溶剤(例えば
トルエン、キシレン)、バインダー(例えばアクリル樹
脂)及び可塑剤(例えばDOP)を加え、十分に混練し
て粘度2000〜40000cpsのスラリーを作製
し、通常のドクターブレード法を用いて例えば厚み0.
1〜0.4mmのグリーンシートを作製する。
【0010】この後、打抜き型やパンチングマシーン等
を用いて、長尺なグリーンシートを所定寸法に切断し
て、図1乃至図3に示すような角形のグリーンシート2
1を多数枚形成する共に、各グリーンシート21の所定
位置にビアホール(図示せず)や積層時の位置決めのた
めの位置決め孔22を打抜き形成する。この後、各グリ
ーンシート21のビアホールに、Ag、Ag/Pd、A
u、Ag/Pt、Cu等の導体ペーストを充填し、内層
に積層されるグリーンシート21には、上述と同じ組成
の導体ペーストを使用して配線用の導体パターン23を
スクリーン印刷する。
【0011】このとき、積層する複数枚のグリーンシー
ト21のうちの少なくとも1枚には、セラミック多層基
板を形成する部分(以下「製品部分」という)24の外
側の不要部分に、該製品部分24の導体パターン23の
印刷に用いるのと同じ導体ペーストを用いてダミーパタ
ーン25をスクリーン印刷する。
【0012】ここで、ダミーパターン25の形状は、例
えば図1乃至図3に示すような種々の形状が考えられ
る。図1に示す実施例1のダミーパターン25は、各製
品部分24の周囲を取り囲む帯状のベタパターンであ
り、導体パターン23が印刷されている各層のグリーン
シート21に、同じ形状のベタパターンのダミーパター
ン25を印刷している。
【0013】図2に示す実施例2のダミーパターン25
は、各製品部分24の周囲を取り囲むメッシュパターン
である。図2(a),(b)は1つの基板に積層される
2層分の導体パターン23とダミーパターン25の一例
を示し、図2(a)の導体パターン23は、グランド
(GND)として用いるベタパターンであり、図2
(b)の導体パターン23は配線パターンである。この
例では、全層のダミーパターン25の印刷密度を全層の
導体パターン23の印刷密度の“平均値”とほぼ同一に
している。ここで、ダミーパターン25の印刷密度と
は、製品部分24の外側の不要部分の面積に対するダミ
ーパターン25の面積の割合であり、導体パターン23
の印刷密度とは、製品部分24の面積に対する導体パタ
ーン23の面積の割合である。この例では、導体パター
ン23が印刷されている各層のグリーンシート21に、
同じ印刷密度のメッシュパターンのダミーパターン25
を印刷している。
【0014】図3に示す実施例3のダミーパターン25
は、製品部分24の周囲4箇所に、それぞれ所定の間隔
をあけて印刷したベタパターンである。この例でも、全
層のダミーパターン25の印刷密度を、全層の導体パタ
ーン23の印刷密度の“平均値”とほぼ同一にしてい
る。
【0015】これらの実施例1〜3のダミーパターン2
5の印刷は、導体パターン23の印刷と同時に行われ
る。従って、印刷工程が従来より増加することはなく、
生産性を低下させることはない。
【0016】以上のようにして各層のグリーンシート2
1に導体パターン23とダミーパターン25とを同時に
印刷した後、これら各層のグリーンシート21を積層
し、この積層体を例えば80〜150℃、50〜250
kg/cm2 の条件で加熱圧着して一体化する。そし
て、この圧着体に製品部分24の境界線に沿って切断用
の溝(スナップライン)を刃にて形成する。
【0017】この圧着体を通常の電気式連続ベルト炉を
使用して、800〜1000℃(好ましくは900
℃)、20分保持の条件で焼成する。この際、導体パタ
ーン23とダミーパターン25の導体としてCuを用い
た場合には、酸化防止のため還元雰囲気中で焼成する必
要があるが、Ag、Ag/Pd、Au、Ag/Ptを用
いた場合には、酸化雰囲気(空気)中で焼成することが
可能である。焼成後に、その焼成体から製品部分24の
外側の不要部分を切断用の溝に沿って切除して所定形状
の低温焼成セラミック多層基板(製品)を製造する。
【0018】本発明者らは、上述した実施例1(図1)
と実施例2(図2)について、ダミーパターン25の効
果を評価する試験を行い、サンプル数13個での製品の
寸法ばらつき、変形量、反りを測定したので、その結果
を次の表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】ここで、比較例(従来例)は、図5に示す
ダミーパターンが無いものものである。比較例では、製
品の寸法ばらつきが0.45%もあったが、実施例1,
2では、製品の寸法ばらつきがほぼ半減した。変形量
は、図4に示すように、製品の設計寸法(サンプル設計
寸法25mm×25mm)からの変形量であり、表1に
は、全サンプル中の変形量の最大値が記載されている。
実施例1,2では、変形量もほぼ半減した。また、製品
の反りは、比較例では103μmもあったが、実施例
1,2では、製品の反りがほぼ1/4になり、反り防止
効果が高いことが分かる。
【0021】特に、実施例2では、全層のダミーパター
ン25の印刷密度を各層の導体パターン23の印刷密度
の平均値とほぼ同一にしているので、全層のダミーパタ
ーン25の印刷密度の合計値と全層の導体パターン23
の印刷密度の合計値とをほぼ同一にすることができて、
複数枚のグリーンシート21を積層・圧着したときの製
品部分24とその外側の不要部分との厚みをほぼ同一に
することができる。これにより、積層・圧着時の加圧を
均一化することができると共に、製品部分24とその外
側の不要部分とで焼成途中の昇温過程の収縮挙動をバラ
ンスさせることができ、焼成時の製品の変形や反りを効
果的に抑えることができて、製品の寸法ばらつきや変形
量を実施例1よりも更に少なくすることができる。
【0022】上記実施例1〜3では、導体パターン23
が印刷されている各層のグリーンシート21に、同一形
状・同一印刷密度のダミーパターン25を印刷すること
で、印刷パターンの設計・製造を容易にしているが、各
層毎に導体パターン23の印刷密度に合わせてダミーパ
ターン25の印刷密度を変化させ、各層毎にダミーパタ
ーン25と導体パターン23の印刷密度をほぼ一致させ
るようにしても良く、この場合でも上記実施例2と同様
の効果が得られる。要は、全層の導体パターン23の印
刷密度の合計値と全層のダミーパターン25の印刷密度
の合計値とをほぼ一致させれば、上記実施例2と同様の
効果が得られ、各層間のダミーパターン25の印刷密度
の一致・不一致は問わない。
【0023】但し、本発明は、全層の導体パターン23
の印刷密度の合計値を全層のダミーパターン25の印刷
密度の合計値にほぼ一致させる場合のみに限定されず、
少なくとも1枚のグリーンシート21の製品部分24の
外側の不要部分に、導体パターン23の印刷に用いるの
と同じ導体ペーストを用いてダミーパターン25を印刷
すれば良く、この場合でも、従来(図5)よりも焼成時
の製品の変形や反りを少なくすることができ、本発明の
所期の目的を達成することができる。
【0024】尚、上記実施形態では、低温焼成セラミッ
クのグリーンシート21の材料として、CaO−SiO
2 −Al2 3 −B2 3 系のガラス粉末とAl2 3
粉末との混合物を用いたが、MgO−SiO2 −Al2
3 −B2 3 系のガラス粉末とAl2 3 粉末との混
合物を用いても良く、また、SiO2 −B2 3 系ガラ
スとAl2 3 系、PbO−SiO2 −B2 3 系ガラ
スとAl2 3 系、コージェライト系結晶化ガラス等の
1000℃以下で焼成できる低温焼成セラミック材料を
用いるようにしても良い。
【0025】一般に、低温焼成セラミック多層基板は、
焼成中のガラスの流動のために、導体の収縮挙動の影響
を受けやすく、変形・反りを生じることが多い。従っ
て、ダミーパターン25により低温焼成セラミック多層
基板の変形や反りを少なくすれば、一層の高密度化が可
能となる。
【0026】但し、本発明は、低温焼成セラミックに限
定されず、アルミナ、窒化アルミニウム等、他のセラミ
ックで形成された多層基板の製造方法にも適用して実施
できる。
【0027】その他、本発明は、ダミーパターン25は
ベタパターン、メッシュパターンに限定されず、導体パ
ターン23と同種のパターンであっても良い。また、導
体パターン23の一部に、必要に応じて、RuO2 等の
抵抗体ペーストで抵抗体パターンを印刷するようにして
も良い(特許請求の範囲でいう導体パターンは抵抗体パ
ターンも含む)。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のセラミック多層基板の製造方法によれば、
少なくとも1枚のグリーンシートの製品部分の外側の不
要部分に、該製品部分の導体パターンの印刷に用いるの
と同じ導体ペーストを用いてダミーパターンを印刷する
ようにしたので、複数枚のグリーンシートを積層・圧着
したときの製品部分とその外側の不要部分との厚み差を
少なくして積層・圧着時の加圧を均一化できると共に、
製品部分とその外側の不要部分とで焼成途中の昇温過程
の収縮挙動をバランスさせることができ、焼成時の変形
や反りの少ないセラミック多層基板を製造することがで
きる。
【0029】更に、請求項2では、ダミーパターンの印
刷密度を導体パターンの印刷密度とほぼ同一にするよう
にしたので、焼成時の変形や反りをより効果的に抑える
ことができる。
【0030】また、請求項3では、グリーンシートを1
000℃以下で焼成可能な低温焼成セラミックにより形
成するようにしたので、低温焼成セラミック多層基板の
1つの利点である高密度化への対応を更に容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるパターン印刷後のグ
リーンシートの平面図
【図2】(a)、(b)は本発明の実施例2における、
異なる層に積層されるパターン印刷後のグリーンシート
の平面図
【図3】本発明の実施例3におけるパターン印刷後のグ
リーンシートの平面図
【図4】製品の変形量を測定する箇所を説明するための
製品の平面図
【図5】従来のパターン印刷後のグリーンシートの平面
【符号の説明】
21…グリーンシート、23…導体パターン、24…製
品部分、25…ダミーパターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中居 俊博 山口県美祢市大嶺町東分字岩倉2701番1 株式会社住友金属セラミックス内 (72)発明者 青木 昌隆 山口県美祢市大嶺町東分字岩倉2701番1 株式会社住友金属セラミックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体パターンを印刷したグリーンシート
    を少なくとも1枚含む複数枚のグリーンシートを積層し
    て焼成し、その焼成体からセラミック多層基板を形成す
    る部分の外側の不要部分を切除して所定形状のセラミッ
    ク多層基板を製造する方法において、 前記複数枚のグリーンシートのうちの少なくとも1枚に
    は、前記セラミック多層基板を形成する部分の外側の不
    要部分に、前記導体パターンの印刷に用いるのと同じ導
    体ペーストを用いてダミーパターンを印刷したことを特
    徴とするセラミック多層基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ダミーパターンの印刷密度を前記導
    体パターンの印刷密度とほぼ同一にしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のセラミック多層基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記グリーンシートを1000℃以下で
    焼成可能な低温焼成セラミックにより形成したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のセラミック多層基板の
    製造方法。
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