JPH09260614A - 強誘電体薄膜を含む電子回路素子の製造方法 - Google Patents

強誘電体薄膜を含む電子回路素子の製造方法

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JPH09260614A
JPH09260614A JP8063438A JP6343896A JPH09260614A JP H09260614 A JPH09260614 A JP H09260614A JP 8063438 A JP8063438 A JP 8063438A JP 6343896 A JP6343896 A JP 6343896A JP H09260614 A JPH09260614 A JP H09260614A
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ferroelectric
layer
thin film
mask
temperature
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JP8063438A
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Katsuyoshi Matsuura
克好 松浦
Masaaki Nakabayashi
正明 中林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体薄膜を含む電子回路素子の製造にお
いて、強誘電体層の微細加工に適した製造方法を提供す
る。 【解決手段】 支持基板の表面上に、導電性材料からな
る下部電極層を堆積する工程と、下部電極層の上に、強
誘電体材料からなる強誘電体層を堆積する工程と、強誘
電体層の上に、高硬度マスク層を堆積する工程と、高硬
度マスク層の上に、その表面上の一部の領域を覆うレジ
ストパターンを形成する工程と、レジストパターンをマ
スクとして、高硬度マスク層をエッチング除去し、一部
の領域に高硬度マスクパターンを残す工程と、高硬度マ
スクパターンをマスクとして、強誘電体層及び下部電極
層をイオンミリングにより除去する工程とを含む。高硬
度マスク層のイオンミリングレートが、レジストパター
ンのイオンミリングレートよりも小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体薄膜を用
いた電子回路装置の製造方法に関し、特に、強誘電体薄
膜を微細加工する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自発分極を持つ強誘電体を用いた強誘電
体メモリは不揮発性であり、フローティングゲートに絶
縁膜を介して電子をトンネル注入(または引き出し)す
るフラッシュメモリに比べて低電圧動作が可能で、かつ
動作速度も速いという利点がある。また、強誘電体は、
圧電性、焦電性を利用したセンサとしても用いられる。
強誘電体をメモリまたはセンサに利用する場合には、半
導体基板上に形成した強誘電体薄膜を微細加工する技術
が重要になる。
【0003】図6を参照して、強誘電体メモリのキャパ
シタ部の作製を例に、従来の強誘電体薄膜の微細加工方
法を説明する。図6(A)に示すように、シリコン基板
100の表面上に化学気相成長(CVD)等によりSi
2 からなる層間絶縁膜101を堆積する。層間絶縁膜
101にコンタクトホール102を形成し、コンタクト
ホール102内を導電性のプラグ103で埋め込む。
【0004】図6(B)に示すように、層間絶縁膜10
1及びプラグ103の上面上に白金(Pt)、イリジウ
ム(Ir)等からなる下部電極層104を堆積する。下
部電極層104の上にゾルゲル法等を用いてPb(Zr
Ti)O3 等の強誘電体材料の溶液を塗布し、乾燥、仮
焼成、本焼成を行って結晶化した強誘電体層105を形
成する。
【0005】強誘電体層105の表面上に、プラグ10
3が形成された領域及びその周辺領域を覆うレジストパ
ターン106を形成する。図6(C)に示すように、レ
ジストパターン106をマスクとしてイオンミリングに
より強誘電体層105及び下部電極層104を部分的に
除去する。レジストパターン106で覆われている領域
に下部電極104a及び強誘電体膜105aが残る。レ
ジストパターン106を除去する。
【0006】このようにして、プラグ10を介してシリ
コン基板100の表面に接続された下部電極104a、
及びその上の強誘電体膜105aからなる積層構造を形
成することができる。強誘電体膜105aの表面上に上
部電極を形成することにより、強誘電体キャパシタを形
成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来例で
は、図6(B)の工程で下部電極層104と強誘電体層
105とを連続的に成膜している。また、図6(C)の
工程で、レジストパターン106をマスクとして強誘電
体層105と下部電極層104とをイオンミリングによ
り連続的に除去している。このように、2層を連続的に
成膜するのは、以下の理由による。
【0008】下部電極層104をパターニングした後、
その上にゾルゲル法で強誘電体層を形成すると、強誘電
体層の厚さが凸部において薄くなり、凹部において厚く
なる。従って、所望の厚さの強誘電体層を再現性よく堆
積することが困難になる。強誘電体層の厚さにばらつき
があると、強誘電体キャパシタのキャパシタンスにばら
つきが生じてしまう。また、強誘電体層の膜厚が一様で
はないため、イオンミリングによる強誘電体層のパター
ニングも困難になる。
【0009】また、下部電極層104をパターニングし
た後、その上に強誘電体層を堆積すると、SiO2 から
なる層間絶縁膜101の上に、直接強誘電体層が形成さ
れる。SiO2 膜の上に直接Pb(ZrTi)O3 (P
ZT)等の強誘電体層を形成すると、強誘電体材料の結
晶化のための焼成時に、強誘電体層中にクラックが発生
してしまう。これは、SiO2 と強誘電体材料との熱膨
張係数の違い、及びSiO2 膜上の強誘電体材料が微結
晶になることが原因と考えられる。
【0010】これらの問題を解決するために、下部電極
層をパターニングする前に、その上に連続的に強誘電体
層を堆積する。従って、この積層構造をパターニングす
るには、2層を連続して除去する必要がある。PZT等
の強誘電体層及びPt等の下部電極層を化学的にエッチ
ングすることは困難であるため、通常イオンミリングに
より除去する。しかし、イオンミリングでは、対象物を
物理的に除去するため、レジストと強誘電体層等との選
択比を十分大きくすることができない。従って、強誘電
体層等の除去時にレジストパターンも徐々に除去され、
強誘電体層のパターン幅が所望の幅よりも狭くなってし
まう。
【0011】レジストパターンが除去されることを考慮
し、予めレジスト膜厚を厚くしておくことも考えられる
が、レジスト膜厚を厚くすると、露光時の焦点深度の関
係から露光マージンが少なくなり、かつアスペクト比の
増大から微細加工が困難になる。
【0012】本発明の目的は、強誘電体薄膜を含む電子
回路素子の製造において、強誘電体層の微細加工に適し
た製造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、支持基板の表面上に、導電性材料からなる下部電極
層を堆積する工程と、前記下部電極層の上に、強誘電体
材料からなる強誘電体層を堆積する工程と、前記強誘電
体層の上に、高硬度マスク層を堆積する工程と、前記高
硬度マスク層の上に、その表面上の一部の領域を覆うレ
ジストパターンを形成する工程と、前記レジストパター
ンをマスクとして、前記高硬度マスク層をエッチング除
去し、前記一部の領域に高硬度マスクパターンを残す工
程と、前記高硬度マスクパターンをマスクとして、前記
強誘電体層及び前記下部電極層をイオンミリングにより
除去する工程とを含み、前記高硬度マスク層のイオンミ
リングレートが、前記レジストパターンのイオンミリン
グレートよりも小さい電子回路素子の製造方法が提供さ
れる。
【0014】レジストパターンよりもイオンミリングレ
ートの小さい高硬度マスク層をマスクとしてミリングす
るため、ミリング時のマスクの削れを抑制でき、所望の
パターンに加工することが可能になる。
【0015】本発明の他の観点によると、支持基板の表
面上の一部の領域に、導電性材料からなる下部電極を形
成する工程と、基板全面に、強誘電体薄膜を、該強誘電
体薄膜が結晶化する温度よりも低い温度で堆積する工程
と、前記強誘電体薄膜上に、前記下部電極に対応する領
域を覆うレジストパターンを形成する工程と、前記レジ
ストパターンをマスクとし、該レジストパターンで覆わ
れていない領域の前記強誘電体薄膜を除去する工程と、
前記レジストパターンを除去する工程と、前記強誘電体
薄膜が結晶化する温度以上で熱処理を行い、前記強誘電
体薄膜を結晶化させる工程とを含む電子回路素子の製造
方法が提供される。
【0016】強誘電体薄膜をパターニングした後に結晶
化するため、結晶化時に、基板と強誘電体薄膜とが直接
接触しないか、またはパターニング時の位置合わせ誤差
によるわずかな領域のみで接触する。このため、結晶化
時の強誘電体薄膜中でのクラックの発生を抑制できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明の第1の実
施例による強誘電体キャパシタの作製方法を説明する。
【0018】図1(A)に示すように、シリコン基板1
の表面上に、化学気相成長(CVD)によりSiO2
らなる厚さ60nmの層間絶縁膜2を堆積する。層間絶
縁膜2の所定の領域にコンタクトホール3を設ける。コ
ンタクトホール3の内部及び層間絶縁膜2の表面上に、
CVD等により導電性のポリシリコン膜を堆積する。こ
のポリシリコン膜をエッチバックして平坦面上のポリシ
リコン膜を除去し、コンタクトホール3内にポリシリコ
ンからなる導電性のプラグ4を残す。
【0019】図1(B)に示すように、プラグ4の上面
及び層間絶縁膜2の上面を覆うようにTi膜、Ir膜、
IrO2 膜が下層からこの順番に積層された合計の厚さ
220nmの下部電極層5を堆積する。Ti膜を挿入す
るのは、Ir膜と層間絶縁膜2との密着性を高めるため
である。
【0020】なお、Ir膜とIrO2 膜の積層順序を逆
にしてもよく、Ir膜とIrO2 膜とを2層以上交互に
積層してもよい。また、Ti膜の上にTiN膜を配置し
てもよい。
【0021】Ti膜及びIr膜は、それぞれターゲット
としてTi及びIrを用い、スパッタガスとしてArを
用いたスパッタリングにより堆積する。IrO2 膜はタ
ーゲットとしてIr、スパッタガスとしてArとO2
混合ガスを用い、圧力を5mTorr、成長温度を室温
とした反応性スパッタリングにより堆積する。
【0022】次に、下部電極層5の上に酢酸ブチル系の
溶媒を用いたPZTの溶液を回転数3000rpm、塗
布時間15秒の条件で回転塗布する。温度150℃で1
0分間の乾燥処理を行い、続いて温度400℃で10分
間の仮焼成を行う。回転塗布から仮焼成までの工程を4
回繰り返す。その後、酸素雰囲気中で温度を600℃と
して60分間の熱処理を行い、PZT膜を結晶化する。
上記成膜条件によりPZTからなる厚さ約160nmの
強誘電体層6が得られる。
【0023】次に、強誘電体層6の上に、TiNからな
る厚さ0.36μmのマスク層7を堆積する。マスク層
7は、ターゲットとしてTiを用い、スパッタガスとし
てArとN2 の混合ガスを用いた反応性スパッタリング
により堆積する。
【0024】マスク層7の上に、プラグ4に対応する領
域及びその周辺の領域を覆うレジストパターン8を形成
する。レジストパターン8は、例えばノボラック系のレ
ジスト材料を用いて形成する。
【0025】図1(C)に示すように、レジストパター
ン8をマスクとして、塩素系のガスを用いた反応性イオ
ンエッチング(RIE)によりマスク層7をパターニン
グし、マスクパターン7aを残す。パターニング後、レ
ジストパターン8をアッシング除去する。
【0026】図1(D)に示すように、マスクパターン
7aをマスクとして、Arを用いたイオンミリングによ
り強誘電体層6及び下部電極層5をパターニングし、マ
スクパターン7aで覆われた領域に強誘電体膜6a及び
下部電極5aを残す。イオンミリングは、例えば、Ar
圧力を0.2mTorr、加速電圧を1kV、入射角を
15°とした条件で行う。マスクパターン7aを塩素系
のガスを用いたRIEにより除去する。
【0027】図1(E)に示すように、基板全面にCV
DによりSiO2 からなる層間絶縁膜9を堆積する。層
間絶縁膜9に強誘電体膜6aの上面を露出させるコンタ
クトホール10を形成する。フォトリソグラフィ工程に
おける位置合わせ誤差を考慮し、コンタクトホール10
の大きさを強誘電体膜6aの大きさよりもやや小さくす
る。
【0028】コンタクトホール10の内面及び層間絶縁
膜9の上面を覆うように、スパッタリングによりIr層
を堆積する。このIr層をイオンミリングによりパター
ニングし、上部電極11を残す。
【0029】上部電極11と下部電極5aとの間に強誘
電体膜6aが挟まれた強誘電体キャパシタが形成され
る。下部電極5aはプラグ4によりシリコン基板1の表
面に形成された低抵抗領域に接続される。
【0030】上記第1の実施例では、図1(D)に示す
工程で強誘電体層6と下部電極層5をイオンミリングに
よりパターニングするときに、TiNからなるマスクパ
ターン7aをマスクとして用いる。TiNは、レジスト
膜に比べてイオンミリングに対する耐性が高いため、比
較的薄いマスクパターンで保護することが可能である。
【0031】次に、イオンミリング時のマスクパターン
としてTiN膜を用いた場合の効果をレジスト膜を用い
た場合と比較して説明する。TiN膜の効果を確認する
ために、図1(B)〜(D)で説明した方法と同様の方
法で、Si基板の表面上にPZTからなる強誘電体膜6
aとIrからなる下部電極5aの積層構造を形成した。
図1(C)に示すマスクパターン7aは、3.08μm
×1.4μmの長方形パターンである。
【0032】圧力を0.2mTorr、加速電圧を1k
V、入射角を15°としたArイオンミリングにより、
25分間のミリングを行った。この条件でミリングの深
さは強誘電体膜6aの上面からシリコン基板の表面層ま
で達した。
【0033】このとき、マスクパターン7aで覆われた
領域に残された強誘電体膜6aの大きさは、2.9μm
×1.27μmであった。これに対し、厚さ1.8μm
のレジストパターンでマスクして同様の条件でイオンミ
リングした場合、残された強誘電体膜6aの大きさは、
2.1μm×0.4μmであった。また、レジスト膜の
厚さを2.5μmとしたときの強誘電体膜6aの大きさ
は、2.5μm×0.9μmであった。このように、マ
スクパターンとしてレジスト膜を用いた場合には、ミリ
ング後の強誘電体膜の大きさが所望の大きさよりもかな
り小さくなってしまう。マスクパターンとしてTiN膜
を用いることにより、所望の大きさに近い強誘電体膜を
得ることができる。
【0034】また、厚さ0.36μm程度のマスクパタ
ーンで保護することができるため、パターン幅が0.1
3〜0.18μm程度のギガビットクラスの強誘電体メ
モリの製造に適用することも可能であろう。
【0035】上記第1の実施例では、強誘電体層と下部
電極層の2層を連続してイオンミリングする場合を説明
したが、上部電極層、強誘電体層及び下部電極層の3層
を連続してイオンミリングしてもよい。図2は、3層を
連続してイオンミリングする例を示す。
【0036】図2(A)は、第1の実施例における図1
(B)に対応する。PZTからなる強誘電体層6とTi
Nからなるマスク層7との間に、Irからなる厚さ10
0nmの上部電極層20が形成されている。上部電極層
20は、例えばターゲットとしてIrを用いたスパッタ
リングにより形成される。その他の構成は、図1(B)
に示す構成と同様である。
【0037】図2(B)に示すように、レジストパター
ン8をマスクとしてマスク層7をエッチングし、マスク
パターン7aを残す。マスク層7のエッチング条件は、
図1(C)の場合と同様である。レジストパターン8を
除去する。
【0038】図2(C)に示すように、マスクパターン
7aをマスクとしてArを用いたイオンミリングにより
上部電極層20から下部電極層5までをパターニング
し、上部電極20a、強誘電体膜6a、及び下部電極5
aを残す。イオンミリングの条件は、図1(D)の場合
と同様である。
【0039】図2(D)に示すように、マスクパターン
7aを塩素系のガスを用いたRIEにより除去する。上
部電極20aと下部電極5aとの間に強誘電体膜6aを
挟んだ強誘電体キャパシタが形成される。
【0040】図2に示す変形例では、図2(D)の工程
でTiNからなるマスクパターン7aをRIEにより除
去するときに、強誘電体膜6aがIrからなる上部電極
20aによって覆われている。従って、塩素系ガスを用
いたRIE時に強誘電体膜6aがダメージを受けること
を防止することができる。
【0041】上記第1の実施例及びその変形例では、イ
オンミリング時のマスクパターンとしてTiNを用いた
場合を説明したが、レジスト膜よりもミリング耐性の大
きいその他の材料を用いてもよい。例えば、SiN、C
rN、TaN、BN等の半導体もしくは金属窒化膜、S
iC、TiC、CrC、TaC等の半導体もしくは金属
炭化膜、またはカーボン膜等を用いてもよい。
【0042】次に、図3を参照して第2の実施例による
強誘電体キャパシタの製造方法を説明する。図3(A)
に示すように、シリコン基板1の表面上にSiO2 から
なる層間絶縁膜2、導電性のポリシリコンからなるプラ
グ4及びTi層、TiN層、Ir層、IrO2 層がこの
順番に積層された下部電極層5を形成する。これらの形
成方法は、図1(A)及び(B)で説明した方法と同様
である。
【0043】なお、下部電極層5の積層構造において、
Ir層とIrO2 層との積層順序を逆にしてもよく、I
r層とIrO2 層とを2層以上交互に積層してもよい。
また、TiN層を設けなくてもよい。
【0044】下部電極層5の上に、プラグ4に対応する
領域及びその周辺領域を覆うレジストパターン30を形
成する。図3(B)に示すように、レジストパターン3
0をマスクとして、イオンミリングにより下部電極層5
をパターニングし、レジストパターン30で覆われてい
る領域に下部電極5aを残す。レジストパターン30を
アッシング除去する。
【0045】図1(D)の場合には、強誘電体層6と下
部電極層5とを連続してミリング除去するため、マスク
パターンとしてミリング耐性の大きいTiNを用いた
が、図3(B)の場合には、下部電極層5のみをミリン
グ除去するため、マスクパターンとしてレジスト膜を用
いることができる。
【0046】図3(C)に示すように、酢酸ブチル系溶
媒を用いたPZTの溶液を、回転数3000rpm、塗
布時間15秒の条件で回転塗布する。次いで、温度15
0℃で10分間の乾燥処理を行い、続いて400℃で1
0分間の仮焼成を行う。回転塗布から仮焼成までの工程
を6回繰り返す。この条件で、下部電極5a上の厚さが
100nm、その他の領域の厚さが約300nmのPZ
Tからなる強誘電体層31が形成される。
【0047】次に、温度475℃で60分間の予備熱処
理を行う。温度475℃では、PZTは結晶化しない。
図3(C)に示すように、PZTからなる強誘電体層3
1とSiO2 からなる層間絶縁膜2とが直接接触してい
る状態でPZTを結晶化すると、強誘電体層31中にク
ラックが生ずる。例えば、500℃で予備熱処理を行っ
たところ、強誘電体層31にクラックが発生した。本実
施例のように、予備熱処理温度を結晶化する温度よりも
低くすることにより、クラックの発生を防止することが
できる。なお、予備熱処理を行うのは、後の工程でPZ
Tを結晶化するときのPZTの体積変動を少なくするた
めである。
【0048】強誘電体層31の表面上に、下部電極5a
に対応する領域を覆うレジストパターン32を形成す
る。図3(C)では、フォトマスクの位置合わせ工程時
の誤差により、レジストパターン32が下部電極5aに
対応する領域よりも図のやや右方にずれて形成されてい
る場合を示している。
【0049】図3(D)に示すように、レジストパター
ン32をマスクとしてイオンミリングにより強誘電体層
31をパターニングし、レジストパターン32で覆われ
ている領域に強誘電体膜31aを残す。レジストパター
ン32をアッシング除去する。
【0050】温度を600℃とし、酸素雰囲気中で60
分間の熱処理を行う。強誘電体膜31aを形成するPZ
Tが結晶化する。このとき、強誘電体膜31aと層間絶
縁膜2とが直接接触する領域は、位置合わせ工程時の誤
差により生じたわずかの領域のみであるため、強誘電体
膜31a中にクラックが発生することはない。
【0051】なお、結晶化のための熱処理を、温度を7
00℃とした10秒間のランプアニールで行ってもよ
い。ランプアニールは処理時間が短いため、熱処理中の
Pb抜け、酸素原子の拡散による組成変動を抑制するこ
とができる。また、酸素原子の拡散による下部電極5a
の酸化も抑制されるため、プラグ4と下部電極5aとの
良好なオーミック接触を確保することができる。
【0052】図3(E)に示すように、基板全面にSi
2 からなる層間絶縁膜9を形成し、強誘電体膜31a
の一部上面を露出させるコンタクトホール10を形成す
る。図1(E)の場合と同様に、コンタクトホール10
内にIrからなる上部電極11を形成する。
【0053】上記第2の実施例では、図3(C)の工程
で強誘電体層31の結晶化温度よりも低温で予備熱処理
を行っている。次に、この予備熱処理の効果を説明す
る。シリコン基板上にPZT薄膜を形成し、475℃で
60分間の予備熱処理を行った。PZT薄膜をパターニ
ングしてラインアンドスペースパターンを形成し、60
0℃で60分間の熱処理を行ってPZT薄膜を結晶化し
た。比較のために、予備熱処理を行わないサンプルも作
製した。なお、ラインアンドスペースパターンは、入射
角を30°としたイオンミリングにより形成した。通
常、イオンミリングは入射角15°程度の条件で行われ
るが、PZT薄膜の結晶化による体積変化を比較しやす
くするため、入射角を30°とした。入射角を30°と
すると、PZT薄膜のラインの断面が、上底辺と下底辺
の長さの差の大きな台形状になる。
【0054】予備熱処理を行ったサンプルについては、
結晶化前のPZT薄膜の断面の下底辺の長さが1.2μ
m、上底辺の長さが0.26μmであり、結晶化後の下
底辺の長さが1.2μm、上底辺の長さが0.3μmで
あった。これに対し、予備熱処理を行わなかったサンプ
ルについては、結晶化前のPZT薄膜の断面の下底辺の
長さが1.33μm、上底辺の長さが0.4μmであ
り、結晶化後の下底辺の長さが1.42μm、上底辺の
長さが0.5μmであった。このように、PZT薄膜を
結晶化することにより、PZT薄膜の線幅が増加した。
予備熱処理を行うことによって、結晶化後のPZT薄膜
の線幅の増加を抑制できることがわかる。
【0055】上記第2の実施例及び効果確認実験では、
予備熱処理の温度を475℃としたが、PZTが結晶化
する温度よりも低い温度であれば、その他の温度でもよ
い。結晶化時のPZT薄膜の線幅の増加を抑制するため
には、予備熱処理の温度を結晶化する温度よりも100
℃程度低い温度よりも高く、かつ結晶化する温度よりも
低くすることが好ましい。
【0056】上記第2の実施例では、図3(C)の工程
において、凹凸のある基板表面上に、ゾルゲル法を用い
て強誘電体層31を形成する場合を説明したが、強誘電
体層31を形成する前に基板表面を平坦化しておいても
よい。
【0057】図4(A)に示すように、下部電極5aを
形成した基板の表面上にCVD等により、SiO2 膜3
3を堆積する。図4(B)に示すように、化学機械研磨
(CMP)を用いて、SiO2 膜33を研磨し、下部電
極5aの上面を露出させる。SiO2 膜33の上面と下
部電極5aの上面とが面一になり、基板表面が平坦化さ
れる。次に、図3(D)、(E)と同様の工程により、
強誘電体膜と上部電極を形成し、強誘電体キャパシタを
得る。
【0058】ゾルゲル法による強誘電体層を形成する前
に、下地表面を平坦化しておくことにより、強誘電体層
の厚さの制御性を高めることができる。上記第1及び第
2の実施例では、PZTからなる強誘電体膜をゾルゲル
法で形成する場合を説明したが、スパッタリング、有機
金属化学気相成長(MOCVD)等のその他の方法で形
成してもよい。
【0059】PZT膜をスパッタリングで形成する場合
には、例えばターゲットとしてPZT、スパッタガスと
してArとO2 とを4:1の割合で混合した混合ガスを
用い、入力電力を1000W、ガス圧を2.5Pa、成
長温度を室温、基板とターゲット間の距離を60mmと
したRFスパッタリングにより行う。
【0060】スパッタリングを用いて成膜を行うと、下
地表面にコンフォーマルに膜が成長する。図3(C)の
強誘電体層31を形成する場合に、下地電極5a上にも
層間絶縁膜2上にもほぼ同程度の厚さの膜が形成され
る。従って、下地表面に凹凸がある場合にも、ゾルゲル
法に比べて容易に膜厚を制御することができる。
【0061】なお、PZT組成中のPbの蒸気圧が高い
ため、スパッタリングによる成膜時の基板温度を高くす
ると、Pb抜けが生じ、組成のずれたPZT膜が成長し
てしまう。従って、成膜時の基板温度を室温程度とする
ことが好ましい。
【0062】PZT膜をMOCVDで形成する場合に
は、例えば原料ガスとしてPb(C25 4 、Zr
(C11192 4 、Ti(i−OC3 7 4 を用い
る。MOCVDで成膜を行う場合には、ガス分圧を制御
してPb抜けを防止できるため、比較的高温で成膜する
ことができる。MOCVDによる成膜を第1の実施例に
適用する場合には、図1(B)の工程において、強誘電
体層6をPZTの結晶化温度以上で成膜してもよい。第
2の実施例に適用する場合には、図3(C)の工程にお
いて、強誘電体層31を475℃程度の結晶化温度より
もやや低い温度で成膜することが好ましい。
【0063】上記第1及び第2の実施例では、強誘電体
材料としてPZTを用いた場合を説明したが、(PbL
a)(ZrTi)O3 (PLZT)等のその他の強誘電
体材料を用いてもよい。
【0064】図5は、強誘電体キャパシタを利用した強
誘電体メモリの断面図を示す。p型シリコン基板40の
表面に画定された活性領域内にn型のソース/ドレイン
領域41及び42、ポリシリコンからなるゲート電極4
3を含むnチャネルMOSFETが形成されている。ゲ
ート電極43は紙面に垂直な方向に延在し、ワードライ
ンを構成する。ソース/ドレイン領域41には、W、T
iN、金属シリサイド等からなるビットラインBLが接
続されている。
【0065】シリコン基板40の上に、ビットラインB
L及びMOSFETを覆う層間絶縁膜49が形成されて
いる。層間絶縁膜49には、ソース/ドレイン領域42
の表面を露出させるコンタクトホールが形成され、コン
タクトホール内が導電性プラグ44で埋め込まれてい
る。
【0066】層間絶縁膜49の表面上に、下部電極4
5、強誘電体膜46及び上部電極47からなる強誘電体
キャパシタが形成されている。強誘電体キャパシタは、
上記第1または第2の実施例と同様の方法で形成され
る。図5は、図2で説明した第1の実施例の変形例によ
る方法で作製した強誘電体キャパシタを示している。
【0067】層間絶縁膜49の上に、強誘電体キャパシ
タを覆う絶縁膜50が形成されている。絶縁膜50に、
上部電極47の上面を露出させるビアホールが形成さ
れ、上部電極47がこのビアホールを介してプレートラ
イン48に接続されている。プレートライン48は、例
えばTiN膜とAl膜の2層構造を有する。プレートラ
イン48を覆うように、保護膜51が形成されている。
nチャネルMOSFETと強誘電体キャパシタにより、
1ビットを記憶するメモリセルが構成される。
【0068】第1及び第2の実施例による強誘電体キャ
パシタの作製方法を用いることにより、強誘電体膜中の
クラックの発生を防止し、所望の形状のキャパシタを再
現性よく作製することができる。
【0069】図5では、強誘電体キャパシタをメモリに
適用した場合を示したが、強誘電体材料の圧電性、焦電
性を利用したセンサに適用することも可能である。以上
実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに
制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、
組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ミリング耐性の大きいマスクパターンを用いて強誘電体
層及びその下の電極層をパターニングするため、または
電極層と強誘電体層を1層ずつパターニングするため、
再現性よく所望の形状及び大きさの強誘電体層を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による強誘電体キャパシ
タの製造方法を説明するための基板の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の変形例による強誘電体
キャパシタの製造方法を説明するための基板の断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例による強誘電体キャパシ
タの製造方法を説明するための基板の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の変形例による強誘電体
キャパシタの製造方法を説明するための基板の断面図で
ある。
【図5】強誘電体メモリの断面図である。
【図6】従来例による強誘電体キャパシタの製造方法を
説明するための基板の断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2、9 層間絶縁膜 3、10 コンタクトホール 4 プラグ 5 下部電極層 5a 下部電極 6、31 強誘電体層 6a、31a 強誘電体膜 7 マスク層 7a マスクパターン 8、30、32 レジストパターン 11 上部電極 20 上部電極層 20a 上部電極 40 シリコン基板 41、42 ソース/ドレイン領域 43 ゲート電極 44 プラグ 45 下部電極 46 強誘電体層 47 上部電極 48 プレート線 49 層間絶縁膜 50 絶縁層 51 保護膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板の表面上に、導電性材料からな
    る下部電極層を堆積する工程と、 前記下部電極層の上に、強誘電体材料からなる強誘電体
    層を堆積する工程と、 前記強誘電体層の上に、高硬度マスク層を堆積する工程
    と、 前記高硬度マスク層の上に、その表面上の一部の領域を
    覆うレジストパターンを形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして、前記高硬度マス
    ク層をエッチング除去し、前記一部の領域に高硬度マス
    クパターンを残す工程と、 前記高硬度マスクパターンをマスクとして、前記強誘電
    体層及び前記下部電極層をイオンミリングにより除去す
    る工程とを含み、 前記高硬度マスク層のイオンミリングレートが、前記レ
    ジストパターンのイオンミリングレートよりも小さい電
    子回路素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記強誘電体層を堆積する工程の後、前
    記高硬度マスク層を堆積する工程の前に、さらに、前記
    強誘電体層の上に、導電性材料からなる上部電極層を堆
    積する工程を含み、 前記高硬度マスク層を堆積する工程において、前記上部
    電極層の上に前記高硬度マスク層を堆積し、 前記イオンミリングにより除去する工程が、前記高硬度
    マスクパターンをマスクとして、前記上部電極層をもイ
    オンミリングにより除去する請求項1に記載の電子回路
    素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記高硬度マスク層が、TiN、Si
    N、CrN、TaN、BN、TiC、SiC、CrC、
    TaC、及びCからなる群より選ばれた少なくとも1つ
    の材料で形成されている請求項1または2に記載の電子
    回路素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 支持基板の表面上の一部の領域に、導電
    性材料からなる下部電極を形成する工程と、 基板全面に、強誘電体薄膜を、該強誘電体薄膜が結晶化
    する温度よりも低い温度で堆積する工程と、 前記強誘電体薄膜上に、前記下部電極に対応する領域を
    覆うレジストパターンを形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとし、該レジストパター
    ンで覆われていない領域の前記強誘電体薄膜を除去する
    工程と、 前記レジストパターンを除去する工程と、 前記強誘電体薄膜が結晶化する温度以上で熱処理を行
    い、前記強誘電体薄膜を結晶化させる工程とを含む電子
    回路素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記強誘電体薄膜を形成する工程が、前
    記強誘電体薄膜が結晶化する温度よりも100℃だけ低
    い温度よりも高く、かつ結晶化する温度よりも低い温度
    で前記強誘電体薄膜を堆積する請求項4に記載の電子回
    路素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記強誘電体薄膜を堆積する工程の後、
    前記強誘電体薄膜を除去する工程の前に、さらに、前記
    強誘電体薄膜を堆積する工程における成膜温度よりも高
    く、前記強誘電体薄膜が結晶化する温度よりも低い温度
    で熱処理する工程を含む請求項4に記載の電子回路素子
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記熱処理する工程の熱処理温度が、前
    記強誘電体薄膜が結晶化する温度よりも100℃だけ低
    い温度よりも高く、かつ結晶化する温度よりも低い請求
    項6に記載の電子回路素子の製造方法。
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Cited By (3)

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JP2004342748A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置
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