JPH0926039A - 制御弁 - Google Patents

制御弁

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JPH0926039A
JPH0926039A JP7200297A JP20029795A JPH0926039A JP H0926039 A JPH0926039 A JP H0926039A JP 7200297 A JP7200297 A JP 7200297A JP 20029795 A JP20029795 A JP 20029795A JP H0926039 A JPH0926039 A JP H0926039A
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JP
Japan
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valve
port
valve seat
ports
control
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JP7200297A
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English (en)
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Ichiro Hirata
一朗 平田
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Nok Corp
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Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体の漏れ及び圧力損失の低減を図りつつ、
装置の小型化及び制御の簡略化を図る。 【解決手段】 同軸上に挿入固定される両端にシール面
21,22、31,32を有する複数の弁座2,3の流
路10,11を開閉する弁体6,7,8を一つの駆動手
段9にて作動することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば各種油,
空圧機器等の制御に用いられる制御弁に関し、特に弁本
体に複数のポートを有する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の制御弁としては、たとえ
ば図4に示すようなものがある。すなわち、この制御弁
はスプールバルブ100で、スプール101が摺動して
圧力を切換える3ポート切換弁で、スプール101が弁
本体としてのハウジング102のガイド穴103内周に
摺動自在に挿入されている。
【0003】ハウジング102の側壁には、ガイド穴1
03に開口する複数のポートを有している。
【0004】この複数のポートとは、圧力源から圧油が
供給される供給側(P0 )の供給ポート104と、第
1,第2出力側(PA ,PB )の第1,第2制御ポート
105,106と、第1,第2排出側(DA ,DB )の
第1,第2排出ポート107,108との5ポートで、
供給ポート104を軸方向中央として、図中右側を第1
制御,排出ポート105,107とし、図中左側を第2
制御,排出ポート106,108として配している。
【0005】また、スプール101には、軸方向所定間
隔を有して第1,第2,第3ランド部109,110,
111が設けられている。
【0006】第1ランド部109は、スプール101を
往復移動することにより、第1排出ポート107を開閉
し、第2ランド部110は供給ポート104を開閉し、
第3ランド部111は第2排出ポート108を開閉する
ようになっている。これにより、スプール101を駆動
手段としてのソレノイド112により往復駆動させるこ
とによって次のように圧力を選択的に切り換えている。
【0007】つまり、ソレノイド112のOFF時は、
スプール101がソレノイド112内のスプリング11
5のスプリング力によって図中左側に移動し、第1ラン
ド部109,第2ランド部110間の第1弁室113を
介して、供給ポート104と第1制御ポート105とが
連通し、かつ第2ランド部110にて供給ポート104
と第2制御ポート106間が閉ざされる。そのため、供
給圧P0 が第2ランド部110による供給ポート104
の開口量に応じて制御されて第1制御圧PA が第1制御
ポート105から出力される。
【0008】このとき、第2ランド部110と第3ラン
ド部111間の第2弁室114を介して、第2制御ポー
ト106と第2排出ポート108とも連通しており、第
2制御圧PB が第2排出ポート108から排出される。
【0009】また、第1ランド部109にて第1制御ポ
ート105と第1排出ポート107間が閉ざされてい
る。
【0010】そして、ソレノイド112のON時は、ス
プール101が磁気吸引力により、スプリング115の
スプリング力に抗して図中右側に移動し、上記第2弁室
114を介して、供給ポート104と第2制御ポート1
06とが連通し、かつ第2ランド部110にて供給ポー
ト104と第1制御ポート105間が閉ざされる。その
ため、供給圧P0 が第2ランド部110による供給ポー
ト104の開口量に応じて制御されて第2制御圧PB
第2制御ポート106から出力される。
【0011】このとき、上記第1弁室113を介して第
1制御ポート105と第1排出ポート107とも連通
し、第1制御圧PA が第1排出ポート107から排出さ
れる。
【0012】また、第3ランド部111にて第2制御ポ
ート106と第2排出ポート108間が閉ざされてい
る。
【0013】このように、上記構成のスプールバルブ1
00にあっては、ソレノイド112をON・OFFする
ことで、スプール101を往復駆動させ、ハウジング1
02の側壁に設けられた複数のポート104乃至108
において互いに隣り合うポートを選択的に連通させて圧
力を選択的に切り換えているのである。
【0014】しかし、この制御弁はスプール101を使
用しているため、各ランド部109,110,111と
ガイド穴103とのクリアランス部によりランド部にて
閉じている隣り合う各ポート間において流体(油)漏れ
が起こり、圧力損失を伴っていた。
【0015】そこで、流体漏れ及び圧力損失をなくすた
めに、図5に示すような制御弁とした。すなわち、この
制御弁200は、上記したスプールバルブ100と同様
ハウジング201の側壁に設けた5つのポートにおいて
互いに隣り合う各ポート間を連通する流路をガイド穴2
02内にそれぞれ設け、その流路が開口されているシー
ル面に弁体を接離することで、各ポート間を選択的に連
通させて、圧力を選択的に切り換える3ポート切換弁
で、弁体がシール面に接することでシールし、これによ
りポートへの流体漏れ及び圧力損失をなくしている。
【0016】この制御弁200のハウジング201の側
壁には、スプールバルブ100と同様に、ガイド穴20
2に開口する供給ポート203と、第1,第2制御ポー
ト204,205と、第1,第2排出ポート206,2
07との5つのポートを有している。
【0017】これらポートは、図5に示すように供給ポ
ート203に対して第1制御ポート204を図中右側
に、第2制御ポート205を左側として配し、さらに第
1制御ポート204の軸方向外側に第1排出ポート20
6を、第2制御ポート205の軸方向外側に第2排出ポ
ート207を配している。
【0018】また、ハウジング201の両端には、第
1,第2ソレノイド208,209が取付けられてい
る。
【0019】そして、互いに隣り合うポート間を連通す
る流路及び流路が開口されているシール面を接離する弁
体がハウジング201のガイド穴202内に次に示すよ
うに設けられている。
【0020】供給ポート203と第1制御ポート204
間のガイド穴202内周にシール部材であるOリング2
10を介して液密に第1弁座211が挿入固定されてお
り、その第1弁座211には軸方向に貫通形成された第
1弁座流路212を設けている。この第1弁座流路21
2を介して供給ポート203と第1制御ポート204間
を連通している。
【0021】また、第1弁座211と対向して第1ソレ
ノイド208の磁性体製の固定部材としての第1固定鉄
心213がOリング210を介して第1制御ポート20
4の開口縁近傍まで伸びてガイド穴202内周に挿入固
定されている。この第1固定鉄心213には軸方向に貫
通形成される第1固定鉄心貫通孔214を有し、この第
1固定鉄心貫通孔214と外部と連通する第1ポート2
15を有している。この第1ポート215は第1排出ポ
ート206と連通するようになっている。これらから、
第1固定鉄心貫通孔214と第1ポート215を介して
第1制御ポート204と第1排出ポート206間を連通
している。
【0022】そして、第1弁座211の第1固定鉄心2
13側の第1弁座流路212が開口する第1弁座シール
面216と、それに対向する第1固定鉄心213の第1
固定鉄心貫通孔214が開口する第1固定鉄心シール面
217間に、第1弁体としての第1鋼球218が第1ガ
イド219を介して各シール面216,217に接離自
在に挿入されている。
【0023】この第1鋼球218は、第1固定鉄心貫通
孔214内に往復移動可能に挿入されている第1ロッド
220を介して駆動される。第1ロッド220は、第1
固定鉄心213に対向して第1ソレノイド208内に往
復移動可能に設けられている磁性体製の可動部材として
の第1プランジャ221に作動連結されている。
【0024】そして、第1制御ポート204,第1排出
ポート206と第2制御ポート205,第2排出ポート
207とは供給ポート203において対向して設けられ
ていることから、第2制御ポート205,第2排出ポー
ト207側のガイド穴202内には、第2として、第2
弁座222、第2弁座流路223、第2固定鉄心22
4、第2固定鉄心貫通孔225、第2ポート226、第
2弁座シール面227、第2固定鉄心シール面228、
第2鋼球229、第2ガイド230、第2ロッド23
1、第2プランジャ232がそれぞれ第1の構成部分と
対向する形で設けられている。
【0025】このように構成された制御弁200におい
て、上記スプールバルブ100と同じように圧力を選択
的に切り換える場合、次に示すように第1,第2ソレノ
イド208,209により、第1,第2鋼球218,2
29を第1,第2ロッド220,231を介して往復駆
動させることによって行われる。
【0026】つまり、供給ポート203と第1制御ポー
ト204とを連通し、かつ第1制御ポート204と第1
排出ポート206間を閉じると共に、供給ポート203
と第2制御ポート205間を閉じ、かつ第2制御ポート
205と第2排出ポート207とを連通するためには、
第1ソレノイド208をOFF、第2ソレノイド209
をONとする。
【0027】すなわち、第1ソレノイド208をOFF
とすることで、第1プランジャ221が第1ソレノイド
208内の第1スプリング233のスプリング力によっ
て第1固定鉄心213から離間して、第1プランジャ2
21に作動連結されている第1ロッド220が図中右側
に移動するため、第1鋼球218には第1ロッド220
が作用しなくなる。
【0028】そのため、第1鋼球218には、供給ポー
ト203からの流体圧が第1弁座流路212を介して作
用することになり、第1弁座シール面216から離間す
ると共に、第1固定鉄心シール面217に接する。
【0029】これにより、供給ポート203と第1制御
ポート204とは、第1弁座流路212、第1ガイド2
19に有する通路を介して連通し、また第1制御ポート
204と第1排出ポート206間は第1鋼球218にて
第1固定鉄心シール面217に開口する第1固定鉄心貫
通孔214がシールされていることから閉ざされてい
る。
【0030】また、第2ソレノイド209をONするこ
とで、第2プランジャ232が第2スプリング力に抗し
て第2固定鉄心224に磁気吸引されるため、第2プラ
ンジャ232に作動連結されている第2ロッド231が
図中右側に移動し、第2鋼球229を押すことになる。
そのため、第2鋼球229は第2固定鉄心シール面22
8から離間すると共に、第2弁座シール面227に接す
る。
【0031】これにより、供給ポート203と第2制御
ポート205間は、第2鋼球229にて第2弁座シール
面227に開口する第2弁座流路223がシールされる
ことから閉ざされ、また第2制御ポート205と第2排
出ポート207とは、第2ガイド230に有する通路、
第2固定鉄心貫通孔225と第2ロッド231間の隙
間、第2ポート226を介して連通する。
【0032】また、供給ポート203と第2制御ポート
205とを連通し、かつ第2制御ポート205と第2排
出ポート207間を閉じると共に、供給ポート203と
第1制御ポート204間を閉じ、かつ第1制御ポート2
04と第1排出ポート206とを連通するためには、第
1ソレノイド208をON、第2ソレノイド209をO
FFとする。
【0033】すなわち、第2ソレノイド209をOFF
とすることで、第2プランジャ232が第2ソレノイド
209内の第2スプリング234のスプリング力によっ
て第2固定鉄心224から離間して、第2プランジャ2
32に作動連結されている第2ロッド231が図中左側
に移動するため、第2鋼球229には第2ロッド231
が作用しなくなる。
【0034】そのため、第2鋼球229には、供給ポー
ト203からの流体圧が第2弁座流路223を介して作
用することになり、第2弁座シール面227から離間す
ると共に、第2固定鉄心シール面228に接する。
【0035】これにより、供給ポート203と第2制御
ポート205とは、第2弁座流路223、第2ガイド2
30に有する通路を介して連通し、また第2制御ポート
205と第2排出ポート207間は第2鋼球229にて
第2固定鉄心シール面228に開口する第2固定鉄心貫
通孔225がシールされていることから閉ざされてい
る。
【0036】また、第1ソレノイド208をONするこ
とで、第1プランジャ221が第1スプリング力に抗し
て第1固定鉄心213に磁気吸引されるため、第1プラ
ンジャ221に作動連結されている第1ロッド220が
図中左側に移動し、第1鋼球218を押すことになる。
そのため、第1鋼球218は第1固定鉄心シール面21
7から離間すると共に、第1弁座シール面216に接す
る。
【0037】これにより、供給ポート203と第1制御
ポート204間は、第1鋼球218にて第1弁座シール
面216に開口する第1弁座流路212がシールされる
ことから閉ざされ、第1制御ポート204と第1排出ポ
ート206とは、第1ガイド219に有する通路、第1
固定鉄心貫通孔214と第1ロッド220間の隙間、第
1ポート215を介して連通する。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記構成
の制御弁200にあっては、第1,第2ソレノイド20
8,209をON・OFFすることで、第1,第2ロッ
ド220,231を往復駆動させ、第1,第2鋼球21
8,229を、第1,第2弁座シール面216,22
7、第1,第2固定鉄心シール面217,228をシー
ルすることにより、ハウジング201の側壁に設けられ
た複数のポート203乃至207において互いに隣り合
う各ポート間の流体漏れ及び圧力損失をなくしている。
【0039】すなわち、各ポート間の流体漏れ及び圧力
損失をなくすためには、第1,第2鋼球218,229
を往復駆動させなければならず、2つのソレノイド20
8,209を使用する必要があり、装置が大型となって
いた。
【0040】また、圧力を選択的に切り換えるべく、各
ポート間を選択的に連通させるためには、その切り換え
に応じて第1,第2ソレノイド208,209をON・
OFFをしなければならず制御が複雑であった。
【0041】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
流体の漏れ及び圧力損失の低減を図りつつ、装置の小型
化及び制御の簡略化を図り得る制御弁を提供することに
ある。
【0042】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、内部にガイド穴と、該ガイド穴
に開口する複数のポートとを有する弁本体と、該弁本体
のガイド穴内周に同軸上に挿入固定される両端にシール
面を有する複数の弁座と、該各弁座の各シール面に接離
して、該弁座の両端のシール面に開口し、連通する流路
を開閉する弁体と、該弁体を駆動する駆動手段と、を備
え、前記各弁座には、該流路と前記弁本体の複数のポー
トのうち一つのポートとを連通する連通孔を有し、該ポ
ートの両側のポートのうち一つのポートを介して他の弁
座となるように配し、前記各弁体のうち互いに対向する
シール面がある場合は一つとし、該各弁体を連結部材を
介して作動連結し、また該各弁体のうち前記駆動手段側
の弁体は駆動手段の駆動力伝達部材を介して作動連結
し、前記駆動手段を利用して前記弁体を駆動し、前記弁
座の連通孔と連通するポートと該ポートの両側のポート
のうち一方のポートとを選択的に連通させて圧力を選択
的に切り換えることを特徴とする。
【0043】そして、前記各弁体と前記連結部材とを別
体とし、該連結部材を、弁体を前記弁座の一方のシール
面に接するように付勢する付勢手段とすることが好適で
ある。
【0044】本発明にあっては、複数の弁座の各シール
面に接離する各弁体は連結部材で作動連結されているこ
とから、駆動手段にて駆動力伝達部材を介して各弁体は
同時に往復移動する。これにより、各弁体が一方に移動
することで、各弁座の一方のシール面から離間(又は一
方のシール面に接し、シール)することになり、該シー
ル面に開口する流路と弁体の連通孔を介して連通孔と連
通するポートと該ポートの両側のポートのうち流路が開
口している一方のポートとが連通(又は連通孔と連通す
るポートと該ポートの両側のポートのうち一方のポート
とは閉塞)する。
【0045】このとき、互いに対向するシール面間の弁
体は一つとなっているため、他方のシール面に接し、シ
ール(又は他方のシール面から離間)することになり、
上記した連通孔と連通するポートの両側のポートのうち
他方のポートとは閉塞(又は連通孔と連通するポートと
該ポートの両側のポートのうち流路が開口している一方
のポートとが連通)する。
【0046】また、各弁体が他方に移動することで、上
記とは反対のシール面に対する接離が行われる。このよ
うにして、各弁体にて各弁座の各シール面を接離するこ
とによって各弁座の連通孔と連通する弁本体のポートと
該ポートの両側のうち一方のポートと選択的に連通する
ことができ、圧力を選択的に切り換えられる。
【0047】このように一つの駆動手段にて各弁体を作
動させることができることから、装置の小型化が図れ、
制御が簡単となる。
【0048】また、弁座の流路を介しての弁本体のポー
ト間のうち、閉ざされるポート間は弁体がシール面に接
してシールしているため、流体漏れが発生せず、圧力損
失が伴うことがない。
【0049】そして、各弁体と連結部材とを別体とし、
連結部材を、弁体を弁座の一方のシール面に接するよう
に付勢する付勢手段とすることにより、特に駆動力が伝
達されていなく、シール面が対向している場合において
は、確実に一方のシール面においてシールさせることが
できると共に、他方のシール面から離間させることがで
きる。
【0050】これにより、流体漏れ及び圧力損失の低減
化がより図られると共に、制御性能の向上が図られる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。本発明の一実施の形態に係る制御
弁を示す図1乃至図3において、1は制御弁全体を示し
ており、この実施の形態では、上記した従来技術の制御
弁と同様、3ポート切換弁の構成となっている。
【0052】この制御弁1は、概略、両端にシール面を
有する複数(本実施の形態では2個)の弁座としてのバ
ルブシートA,B2,3を、複数(本実施の形態では5
つ)のポートを有する弁本体としてのバルブスリーブ4
のガイド穴5内の所定位置に同軸上に挿入固定し、弁体
としての鋼球A,B,C6,7,8をソレノイド9の電
磁吸引力を利用してバルブシートA,B2,3の両端の
シール面21,22、31,32に接離して、該シール
面21,22、31,32に開口する流路A,B10,
11を開閉して、5つのポートにおいて互いに隣り合う
各ポート間を選択的に連通させて、圧力を切り換える3
ポート切換弁となっている。
【0053】バルブスリーブ4は、分割タイプで、スリ
ーブA12とスリーブB13とから成っている。これ
は、スリーブB13が後述するソレノイド9の磁性体製
の固定部材と一体となっており、ソレノイド9に取付け
られるようになっているからである。そして、このスリ
ーブB13とスリーブA12とは、次のように組み付け
られている。
【0054】スリーブB13は外径がスリーブA12の
外径より大きくなっており、スリーブA12の端部に有
する径方向外方に伸びるフランジ部12Aに、スリーブ
B13の端部の外周縁から軸方向に突出する突出部13
Aをかしめ固定することにより一体的に組み付けられて
いる。
【0055】そして、スリーブA12、スリーブB13
内部に同軸上に連続してガイド穴5が形成されている。
このガイド穴5は、スリーブA12にほぼ中心軸線上に
貫通形成されたガイド孔A51とスリーブB13にほぼ
中心軸線上に貫通形成され、奥端は閉塞されているガイ
ド穴B52とから成っている。
【0056】バルブスリーブ4には、ガイド穴5に開口
する5つのポートを有している。この5つのポートと
は、圧力源から圧油が供給される供給側(P0 )の供給
ポート14と、第1,第2出力側(PA ,PB )の第
1,第2制御ポート15,16と、第1,第2排出側
(DA ,DB )の第1,第2排出ポート17,18であ
る。
【0057】供給ポート14は、スリーブA12のスリ
ーブB13側端部の側壁にスリットとして設けられてい
る。第1制御ポート15は、スリーブA12の軸方向中
途部の側壁に径方向に貫通形成されている貫通孔として
設けられている。第1排出ポート17は、スリーブA1
2のガイド孔A51の開口端部にてかしめ固定されてい
るワッシャ状のキャップ19の貫通孔として設けられて
いる。第2制御,排出ポート16,18は、スリーブB
13の側壁に軸方向所定間隔を有して径方向に貫通形成
された貫通孔として設けられており、第2制御ポート1
6を供給ポート14側としている。
【0058】そして、ガイド孔A,ガイド穴B51,5
2の径は段付となっている。
【0059】ガイド孔A51は、キャップ19側から順
に、大,中,小となっており、中径部51Bに開口する
ように第1制御ポート15が位置し、この中径部51B
は供給ポート14近傍まで伸びている。
【0060】また、ガイド穴B52は、供給ポート14
側が大径部52Aで、大径部52Aに開口するように第
2制御ポート16が位置し、小径部52Bに開口するよ
うに第2排出ポート18が位置しており、この第2排出
ポート18近傍まで大径部52Aは伸びている。
【0061】そして、ガイド穴5内に両端にシール面を
有するバルブシートA,B2,3が同軸上に挿入固定さ
れている。
【0062】バルブシートA2は、ガイド孔A51の中
径部51Bに、端部が小径部51Cとの段差面に当接す
るまで挿入されて液密に固定されている。また、バルブ
シートB3は、ガイド穴B52の大径部52Aに、端部
が小径部52Bとの段差面に当接するまで挿入されて液
密に固定されている。
【0063】これにより、供給ポート14を介してバル
ブシートA2とバルブシートB3が配し、バルブシート
A2の他方側が第1排出ポート17となり、バルブシー
トB3の他方側が第2排出ポート18となっている。
【0064】上記したような状態でバルブシートA2と
バルブシートB3とが配されていることから、バルブシ
ートA2のシール面22とバルブシートB3のシール面
31とが対向し、その間に鋼球B7がガイド孔A51の
小径部51Cの内周面に摺動自在に介装されている。ま
た、バルブシートA2のシール面21とキャップ19間
に鋼球A6がガイド孔A51の大径部51Aの内周面に
ガイド20を介して摺動自在に介装され、さらにバルブ
シートB3のシール面32とガイド穴B52の奥端間に
は鋼球C8がガイド穴B52の小径部52Bの内周面に
摺動自在に介装されている。
【0065】バルブシートA,B2,3は、筒状部材
で、その貫通孔23,33内に各鋼球6,7,8を作動
連結するための連結部材を成すロッドA,B41,42
を往復動自在に挿入されている。
【0066】ロッドA,B41,42は、分割タイプ
で、ロッドA41は第1,第2ロッドA41A,41B
とから成り、ロッドB42は、第1,第2ロッドB42
A,42Bとから成っており、それぞれ断面凸形状で、
突出部41C,42Cが互いに対向するように貫通孔2
3,33内に摺動自在に挿入されている。
【0067】そして、第1,第2ロッドA、B41A,
41B、42A,42Bの突出部41C,42Cと摺動
部41D,42Dとの段差面間に付勢手段を成すコイル
スプリングA,B43,44を介装し、これらのスプリ
ング力にて、第1ロッドA,B41A,42Aを第2ロ
ッドA,B41B,42B間を離間する方向に付勢して
いる。
【0068】また、鋼球A6とキャップ19間にもコイ
ルスプリングC45が介装されており、このスプリング
力にて鋼球A6をバルブシートA2のシール面21に接
するように付勢している。これにより、ロッドA41が
移動すると共に、コイルスプリングA43のスプリング
力にて鋼球B7がバルブシートB3のシール面31に接
するようになり、さらにこの鋼球B7の移動により、ロ
ッドB42が移動すると共に、コイルスプリングB44
のスプリング力にて鋼球C8がバルブシートB3のシー
ル面32から離間するようになっている。
【0069】また、バルブシートA,B2,3の貫通孔
23,33内に挿入されているロッドA,B41,42
の摺動部41D,42Dの外周部には貫通形成されたス
リット41E,42Eを有しており、このスリット41
E,42Eと貫通孔23,33と突出部41C,42C
間にて両端のシール面21,22、31,32に開口
し、連通する流路A,B10,11となっている。
【0070】そして、バルブシートA,B2,3の両端
のシール面21,22、31,32に接離する各弁体が
鋼球6,7,8であることから、シール面21,22、
31,32は流路A,B10,11に向って、すなわち
貫通孔23,33に向って縮径となるテーパ面となって
いる。
【0071】バルブシートA2には、軸方向中途部に径
方向に貫通形成された貫通孔を有しており、この貫通孔
が流路A10と第1制御ポート15とが連通するように
なっており、連通孔A46を成している。
【0072】また、バルブシートB3にも、軸方向中途
部に径方向に貫通形成された貫通孔を有しており、この
貫通孔が流路B11と第2制御ポート16とが連通する
ようになっており、連通孔B47を成している。
【0073】ここで、各鋼球6,7,8を駆動させるた
めのソレノイド9について説明する。
【0074】このソレノイド9は、両端を開口し、一端
が径方向内方に伸びる内向きフランジ部61を有するケ
ース62と、そのケース62内に内向きフランジ部61
寄りに収納される軸方向に貫通する中空部63を有する
ボビン64に巻付けられたコイル65と、ケース62の
内向きフランジ部61の反対側にボビン64の中空部6
3の径に沿って設けられ、径方向外方に若干伸びる外向
きフランジ部67を有するヨーク部材66と、ケース6
2の内向きフランジ部61の反対側の開口部をヨーク部
材66の外向きフランジ部67に接して閉塞するアッパ
ープレート68と、中空部63内にアッパープレート6
8に接する閉塞部を有する軸受69を介して往復動自在
に挿入される磁性体製の可動部材としてのプランジャ7
0と、プランジャ70と同軸的に対向して、中空部63
内に軸受69を介してシール部材であるOリング71に
て液密に挿入固定される磁性体製の固定部材としてのセ
ンターポスト72とを備えている。
【0075】このセンターポスト72は、バルブスリー
ブ4のスリーブB13と一体となっており、スリーブB
13の中心軸線上に突出する凸部がセンターポスト72
を成している。
【0076】このセンターポスト72には、中心軸線上
に貫通形成された段付の貫通孔73を有している。この
貫通孔73はガイド穴5に開口しており、そのガイド穴
5の反対側が大径部73Aとなっている。
【0077】そして、貫通穴73内に駆動力伝達部材と
してのロッドC74が往復動自在に挿入されており、ロ
ッドC74の一端が鋼球C8に当接し、他端がプランジ
ャ70の端面に当接するようになっている。
【0078】また、ロッドC74と貫通孔73の大径部
73A間にコイルスプリングD75が挿入されており、
コイルスプリングD75の一端が貫通孔73の大径部7
3Aの段差面に当接し、他端がプランジャ70の端面に
当接してプランジャ70をセンターポスト72から離間
する方向に付勢している。
【0079】このように構成されたソレノイド9は、ブ
ラケット76を介してバルブスリーブ3に取付けられて
いる。
【0080】次に上記構成の制御弁1の作用について説
明する。
【0081】まず、図2に基づいてソレノイド9のコイ
ル65への非通電時について説明する。
【0082】コイルスプリングD75のスプリング力に
より、プランジャ70がセンターポスト72から離間す
る。これにより、ロッドC74が鋼球C8を押すことは
ないため、コイルスプリングC45のスプリング力によ
り鋼球A6が押されてバルブシートA2のシール面21
に接し、シールされる。
【0083】これにより、ロッドA41が押されると共
に、第1,第2ロッドA41A,41B間に装着されて
いるコイルスプリングA43のスプリング力により鋼球
B7が押されて、バルブシートA2のシール面22から
離間し、バルブシートB3のシール面32に接し、シー
ルされる。
【0084】また、これにより、ロッドB42が押され
ると共に、第1,第2ロッドB42A,42B間に装着
されているコイルスプリングB44のスプリング力によ
り鋼球C8が押されて、バルブシートB3のシール面3
2から離間する。
【0085】このように、鋼球A6がシール面21に接
してシールし、鋼球B7がシール面22から離間するた
め、第1制御ポート15と第1排出ポート17間が閉じ
ると共に、供給ポート14と第1制御ポート15間が連
通孔A46,流路A10を介して連通する。また、鋼球
B7がシール面31に接してシールし、鋼球C8がシー
ル面32から離間するため、供給ポート14と第2制御
ポート16間が閉じると共に、第2制御ポート16と第
2排出ポート18間が連通孔B47,流路B11を介し
て連通する。
【0086】これらから、図2中矢印のように、供給圧
0 が鋼球B7による供給ポート14の開口量に応じて
制御されて第1制御ポート15から第1制御圧PA が出
力されると共に、第2制御ポート16からの第2制御圧
B が第2排出ポート18から排出される。このときの
油圧回路図を図2(b)に示す。
【0087】次に、図3に基づいてソレノイド9のコイ
ル65への通電時について説明する。
【0088】コイル65に通電することにより、センタ
ーポスト72−ケース62−アッパープレート68−ヨ
ーク部材66−プランジャ70−センターポスト72の
磁路より成る磁気回路が形成され、コイルスプリングD
75のスプリング力に抗して、プランジャ70がセンタ
ーポスト72に磁気吸引される。
【0089】これにより、ロッドC74が鋼球C8を押
すことになり、鋼球C8がバルブシートB3のシール面
32に接し、シールされる。これにより、ロッドB42
が押されると共に、第1,第2ロッドB42A,42B
間に装着されているコイルスプリングB44のスプリン
グ力により鋼球B7が押されて、バルブシートB3のシ
ール面31から離間し、バルブシートA2のシール面2
2に接し、シールされる。また、これにより、ロッドA
41が押されると共に、第1,第2ロッドA41A,4
1B間に装着されているコイルスプリングA43のスプ
リング力により鋼球A6が押されてバルブシートA2の
シール面21から離間する。
【0090】このように、鋼球C8がシール面32に接
してシールし、鋼球B7がシール面31から離間するた
め、第2制御ポート16と第2排出ポート18間が閉じ
ると共に、供給ポート14と第2制御ポート16間が連
通孔B47,流路B11を介して連通する。また、鋼球
B7がシール面22に接してシールし、鋼球A6がシー
ル面21から離間するため、供給ポート14と第1制御
ポート15間が閉じると共に、第1制御ポート15と第
1排出ポート17間が連通孔A46,流路A10,ガイ
ド20のスリット20Aを介して連通する。
【0091】これらから、図3中矢印のように、供給圧
0 が鋼球B7による供給ポート14の開口量に応じて
制御されて第2制御ポート16から第2制御圧PB が出
力されると共に、第1制御ポート15からの第1制御圧
A が第1排出ポート17から排出される。このときの
油圧回路図を図3(b)に示す。
【0092】上記構成の制御弁にあっては、各鋼球6,
7,8がロッドA41,コイルスプリングA43、ロッ
ドB42,コイルスプリングB44にて作動連結されて
いることから、ソレノイド9のロッドC74を介して同
時に各鋼球6,7,8をバルブシートA,B2,3の対
応するシール面21,22、31,32に接離して、シ
ール面21,22、31,32に開口する流路A,B1
0,11を開閉することができる。
【0093】このように、一つのソレノイド9にて各鋼
球6,7,8を作動させることができることから、装置
の小型化を図ることができると共に、制御の簡素化を図
ることができる。
【0094】また、バルブシートA,B2,3の流路
A,B10,11を介して連通されるバルブスリーブ4
のポート間のうち、閉ざされるポート間においては、鋼
球6,7,8が対応するシール面21,22、31,3
2に接してシールしているので、流体の漏れが発生せ
ず、圧力損失が伴うことがない。
【0095】そして、各鋼球6,7,8を作動連結する
ためのロッドA41,コイルスプリングA43、ロッド
B42,コイルスプリングB44とは別体となってお
り、各鋼球6,7,8をそれぞれ対応するシール面2
1,22、31,32の一方のシール面に接するように
コイルスプリングA,B43,44にてロッドA,B4
1,42を介して付勢していることから、確実にシール
することができる。これにより、より流体漏れ及び圧力
損失の低減化を図ることができる。
【0096】さらに、バルブシートA,B2,3と同じ
構成のバルブシートと各鋼球6,7,8と同じ形状の鋼
球の数を増やすことにより、バルブスリーブ4の切換ポ
ートを増やすことができる。
【0097】尚、上記実施の形態では、弁体を鋼球とし
たものを例にとって説明したが、特にこの形状に限るも
のではない。
【0098】また、各弁体の連結部材をロッドと付勢手
段を成すコイルスプリングとの別体としたものを例にと
って説明したが、各弁体のストロークの設定が必要にな
るかもしれないが、たとえばロッドのみとし、そのロッ
ドと一体的に各弁体を連結しても良い。この場合、装置
構成が簡単となる。
【0099】さらに、弁体の駆動手段としてソレノイド
9を用いたものを例にとって説明したが、弁体を駆動す
る手段としてはソレノイドに限るものではなく、その他
油圧等の流体圧を利用するものについても同様に適用す
ることができる。
【0100】
【発明の効果】本発明は、以上の構成および作用を有す
るもので、各弁体が連結部材にて作動連結されているこ
とから、駆動手段の駆動力伝達部材を介して各弁体を同
時に駆動させることができ、複数の弁座の対応するシー
ル面に接離して、該シール面に開口する流路を開閉する
ことができる。
【0101】このように、一つの駆動手段にて各弁体を
作動させることができることから、装置の小型化を図る
ことができると共に、制御の簡素化を図ることができ
る。
【0102】また、各弁座の流路を介して連通される弁
本体のポート間のうち、閉ざされるポート間において
は、各弁体が対応するシール面に接してシールしている
ので、流体の漏れが発生せず、圧力損失が伴うことがな
い。
【0103】そして、各弁体と連結部材とを別体とし、
連結部材を、各弁体をそれぞれ対応するシール面の一方
のシール面に接する付勢手段とすることで、特に駆動力
が伝達されておらず、シール面が対向している場合にお
いては、確実に一方のシール面においてシールさせるこ
とができる共に、他方のシール面から離間させることが
できる。これにより、より流体漏れ及び圧力損失の低減
化を図ることができる。
【0104】さらに、弁座は両端にシール面を有し、そ
の間に弁体を配するようにしているため、弁座と弁体の
数を増やすことにより、弁本体における切換ポートを増
やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施の形態に係る制御
弁の全体断面図であり、同図(b)は同図(a)の油圧
回路図である。
【図2】図2(a)は図1の制御弁のソレノイドのOF
F時の状態を示す全体断面図であり、同図(b)は同図
(a)の油圧回路図である。
【図3】図3(a)は図1の制御弁のソレノイドのON
時の状態を示す全体断面図であり、同図(b)は同図
(a)の油圧回路図である。
【図4】図4は従来の制御弁としてのスプールバルブの
全体断面図である。
【図5】図5は他の従来の制御弁の全体断面図である。
【符号の説明】
1 制御弁 2 バルブシートA(弁座) 21,22 シール面 23 貫通孔 3 バルブシートB(弁座) 31,32 シール面 33 貫通孔 4 バルブスリーブ(弁本体) 5 ガイド穴 51 ガイド孔A 51A 大径部 51B 中径部 51C 小径部 52 ガイド穴B 52A 大径部 52B 小径部 6 鋼球A(弁体) 7 鋼球B(弁体) 8 鋼球C(弁体) 9 ソレノイド(駆動手段) 10 流路A 11 流路B 12 スリーブA 12A フランジ部 13 スリーブB 13A 突出部 14 供給ポート 15 第1制御ポート 16 第2制御ポート 17 第1排出ポート 18 第2排出ポート 19 キャップ 20 ガイド 20A スリット 41 ロッドA 41A 第1ロッドA 41B 第2ロッドA 41C 突出部 41D 摺動部 41E スリット 42 ロッドB 42A 第1ロッドB 42B 第2ロッドB 42C 突出部 42D 摺動部 42E スリット 43 コイルスプリングA(付勢手段) 44 コイルスプリングB(付勢手段) 45 コイルスプリングC(付勢手段) 46 連通孔A 47 連通孔B 61 内向きフランジ部 62 ケース 63 中空部 64 ボビン 65 コイル 66 ヨーク部材 67 外向きフランジ部 68 アッパープレート 69 軸受 70 プランジャ 71 Oリング 72 センターポスト 73 貫通孔 73A 大径部 74 ロッドC(駆動力伝達部材) 75 コイルスプリングD 76 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にガイド穴と、該ガイド穴に開口す
    る複数のポートとを有する弁本体と、 該弁本体のガイド穴内周に同軸上に挿入固定される両端
    にシール面を有する複数の弁座と、 該各弁座の各シール面に接離して、該弁座の両端のシー
    ル面に開口し、連通する流路を開閉する弁体と、 該弁体を駆動する駆動手段と、 を備え、 前記各弁座には、該流路と前記弁本体の複数のポートの
    うち一つのポートとを連通する連通孔を有し、該ポート
    の両側のポートのうち一つのポートを介して他の弁座と
    なるように配し、 前記各弁体のうち互いに対向するシール面がある場合は
    一つとし、該各弁体を連結部材を介して作動連結し、ま
    た該各弁体のうち前記駆動手段側の弁体は駆動手段の駆
    動力伝達部材を介して作動連結し、 前記駆動手段を利用して前記弁体を駆動し、前記弁座の
    連通孔と連通するポートと該ポートの両側のポートのう
    ち一方のポートとを選択的に連通させて圧力を選択的に
    切り換えることを特徴とする制御弁。
  2. 【請求項2】 前記各弁体と前記連結部材とを別体と
    し、該連結部材は、弁体を前記弁座の一方のシール面に
    接するように付勢する付勢手段であることを特徴とする
    請求項1に記載の制御弁。
JP7200297A 1995-07-14 1995-07-14 制御弁 Withdrawn JPH0926039A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009197953A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Shindengen Mechatronics Co Ltd
CN103527543A (zh) * 2013-10-18 2014-01-22 国家电网公司 数字式电液转换脉冲流量控制阀
CN107618022A (zh) * 2017-09-14 2018-01-23 西南交通大学 容积调速液压系统和助力下肢外骨骼
JP2019007584A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 株式会社不二工機 流路切換弁
JPWO2021117800A1 (ja) * 2019-12-12 2021-06-17
CN107618022B (zh) * 2017-09-14 2024-04-26 西南交通大学 容积调速液压系统和助力下肢外骨骼

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