JPH0925957A - 電磁式安全継手 - Google Patents

電磁式安全継手

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JPH0925957A
JPH0925957A JP7200415A JP20041595A JPH0925957A JP H0925957 A JPH0925957 A JP H0925957A JP 7200415 A JP7200415 A JP 7200415A JP 20041595 A JP20041595 A JP 20041595A JP H0925957 A JPH0925957 A JP H0925957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
armature
magnetic
safety joint
adjusting ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP7200415A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Fujiwara
二三男 藤原
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Ogura Clutch Co Ltd
Original Assignee
Ogura Clutch Co Ltd
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Publication date
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な電磁式安全継手を提供する。 【解決手段】 継鉄7には、調整リング9が軸線方向へ
の位置調整を自在に嵌合されてねじ10で固定されてい
る。調整リング9の断面がテーパ状の磁束通過部9e
は、ロータの外側円筒部6bに形成された断面がテーパ
状の磁束通過部6gと隙間S2をおいて半径方向で対向
しており、これら磁束通過部9e、6gが寸法L1だけ
重なり合っている。電磁コイル8の磁束は、継鉄7から
調整リング9、調整リング9から隙間S2を通りロータ
の外側円筒部6b、ロータの噛合い歯6fからアーマチ
ュア16の噛合い歯16b、アーマチュア16からロー
タの円板部6c、ロータの内側円筒部から継鉄7に流れ
る磁気回路を形成するので、アーマチュア16の噛合い
歯16bとロータの噛合い歯6fが噛合う。調整リング
9を軸線方向へ移動して磁気回路の磁気抵抗を変えるこ
とにより、噛合い歯16b、6fの離脱トルクが設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、一般産業用機
械などに組込まれる安全継手、特には、磁気回路の磁気
抵抗を変えることにより離脱トルクを設定する電磁式安
全継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁式安全継手は、電磁コイルへの通電
を制御してロータとアーマチュアの離脱トルクを設定し
ている(特開平3−144126号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題及びその解決手段】特別
な制御回路を設けた電磁安全継手は、その製品価格が高
くなり需要者に好まれない場合がある。この発明では、
特開昭57−114208号公報で提案された電磁ブレ
ーキ装置のように、磁気回路の磁気抵抗を変えてロータ
とアーマチュアの離脱トルクを設定することにより、安
価な電磁式安全継手を提供する。
【0004】請求項1の電磁式安全継手は、調整リング
をフィールドコアの外周面に軸線方向の位置調整を自在
に嵌合して固定するとともに、この調整リングに半径方
向の隙間をおいてロータの外側円筒部を重ね合わせた構
造として、ロータの外側円筒部に対する調整リングの軸
線方向の調整により、磁気回路の磁気抵抗を変えて電磁
式安全継手の離脱トルクを設定したことを特徴とする。
【0005】請求項2の電磁式安全継手は、ロータとア
ーマチュアとの間に係合手段が介在され、従動側の過負
荷により係合手段の噛合いがはずれてアーマチュアがロ
ータから後退する構造として、噛合いがはずれたときに
磁気回路の磁気抵抗が急激に増大することを特徴とす
る。
【0006】請求項3の電磁式安全継手は、フィールド
コアに固定された電磁コイルの半径方向外側に、調整リ
ングまたはロータの外側円筒部を設けた構造として、電
磁式安全継手の軽量小形化を図ったことを特徴とする。
【0007】請求項4の電磁式安全継手は、調整リング
とロータの外側円筒部を、先端に行くほど磁路断面積が
小さくなるようにして、磁束の半径方向への迂回を良好
にしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の電磁式安全継手は、フ
ィールドコアの内周面に軸受でロータが回転自在に支持
され、電磁コイルの磁気吸引力によりアーマチュアがロ
ータに磁気吸着することにより、ロータの噛合い歯とア
ーマチュアの噛合い歯が噛合う。また、フィールドコア
の外周面に固定された調整リングのテーパ状の磁束通過
部と、ロータの外側円筒部に形成されたテーパ状の磁束
通過部が、半径方向の隙間をおいて対向しており、これ
ら磁束通過部の半径方向で重なり合う面積の広さと、こ
れら磁束通過部間の前記隙間の寸法により、磁気回路の
磁気抵抗が変えられる。
【0009】
【実施例】図1から図3は、この発明の一実施例である
電磁式安全継手であり、電磁噛合いクラッチを改良した
ものである。図1は電磁式安全継手の断面図であり、図
2は磁気回路の磁気抵抗を小さくしたときの要部拡大断
面図、図3は磁気回路の磁気抵抗を大きくしたときの要
部拡大断面図である。以下、これら図面に示された実施
例を詳細に説明する。
【0010】全体を符号1で示した電磁式安全継手は、
図示せぬ一般産業用機械のハウジングに固定される取付
け板2が溶着されたフィールドコア3と、このフィール
ドコア3に軸受4で回転自在に支持され、かつ前記ハウ
ジングから突設された従動軸5にキー嵌合されて一体に
装着されたロータ6を有する。フィールドコア3は、正
面側に開口した環状溝7aが形成された継鉄7と、前記
環状溝7a内に収納され絶縁樹脂で外部と絶縁された状
態で固定された、多条に巻回された電磁コイル8とから
なる。また継鉄7の外周面には、正面側の第1外周面7
bより大きな外径寸法とした第2外周面7cとねじ溝部
7d、これら第2外周面7cとねじ溝部7dとの間で半
径方向外側に開口した環状溝7eが形成されている。
【0011】ロータ6は、従動軸5にキー嵌合された内
側円筒部6aと、継鉄7の第1外周面7bと半径方向の
隙間S1(図2・3を参照)をおいて内周面が対向した
外側円筒部6bと、これら内側円筒部6aと外側円筒部
6bとを結合する円板部6cとからなる形状であり、フ
ィールドコア3の正面側が挿入された環状溝6dが設け
られている。また円板部6cには、円周方向に間隔をお
いて形成された円弧状の長穴6eと、最外径寄りの側面
に突設された複数の噛合い歯6fが形成されている。ま
た更には、外側円筒部6bの先端側に断面がテーパ状の
外周面からなる磁気通過部6gが形成され、この外側円
筒部6bの磁路断面積を先端に行くほど小さくしてい
る。
【0012】このような形状からなるロータ6の外側円
筒部6bには、フィールドコア3の外周面に軸線方向の
位置調整を自在に嵌合され固定された円筒状の調整リン
グ9の先端側が、半径方向の隙間S2(図2・3を参
照)をおいて重ね合わされている。調整リング9は、継
鉄7の第2外周面7cに嵌合された第1内周面9aと、
継鉄7のねじ溝部7dにねじ込まれたねじ溝部9b、こ
れら第1内周面9aとねじ溝部9bとの間に形成された
第2内周面9cとを有する形状であり、円周方向に間隔
をおいて形成されたねじ穴9dに個々にねじ込まれたね
じ10が、継鉄7の環状溝7e内に締め付けられること
により、調整リング9がフィールドコア3に固定されて
いる。
【0013】また調整リング9の先端側には、第1内周
面9aの内径寸法より大きな内径寸法とした断面がテー
パ状の内周面からなる磁気通過部9eが形成され、この
先端側の磁路断面積を先端に行くほど小さくしている。
そして、この磁気通過部9eとロータ6の磁気通過部6
gとの間に、前記隙間S1より十分小さな寸法の前記隙
間S2が形成されている。なお、ロータ6の外側円筒部
6bの先端面と、これと軸線方向で対向するフィールド
コア3や調整リング9の側面との間に形成される隙間S
3(図2・3を参照)や、フィールドコア3の正面とロ
ータ6の円板部6cとの間に形成される隙間S4(図2
・3を参照)は、前記隙間S1の寸法よりさらに大きな
寸法になっている。
【0014】一方、従動軸5の軸端には、端面をロータ
6の円板部6cに当接したカラー11と軸受12が嵌合
されスナップリングで抜け止めされている。また軸受1
2には、外周面をスプライン溝13aとしたハブ13
と、外周面をプーリ溝14aとしたプーリ14が嵌合さ
れ、図示せぬボルトにより一体に固定されている。ハブ
13には、円周方向を3等分する位置に段状の貫通穴1
3bが形成され、この貫通穴13bから挿入された有頭
ピン15の先端がアーマチュア16の貫通穴に挿入され
スナップリングで抜け止めされている。
【0015】アーマチュア16は、ハブ13のスプライ
ン溝13aと嵌合されるスプライン歯16aと、ロータ
6の噛合い歯6fと係合離脱される噛合い歯16bと、
図示せぬ位置検出用のセンサーが対向して配設されるフ
ランジ部16cとが形成され、有頭ピン15の軸回わり
に設けられた弾性部材としての圧縮コイルばね17のば
ね力により、アーマチュア16はロータ6から引き離さ
れている。このとき、アーマチュア16の噛合い歯16
bとロータ6の噛合い歯6fとの間に、図1に示したよ
うに隙間S5が形成されている。
【0016】以上のような構造からなる電磁式安全継手
1は、電磁コイル8に通電するとその磁束Φが図1に示
したように、フィールドコア3の継鉄7から調整リング
9、隙間S2を通りロータ6の外側円筒部6b、ロータ
6の噛合い歯6fから隙間S5を通りアーマチュア16
の噛合い歯16b、アーマチュア16から隙間S6(図
1を参照)を通りロータ6の円板部6c、ロータ6の内
側円筒部6aから隙間S7(図1を参照)を通りフィー
ルドコア3の継鉄7に流れる磁気回路を形成する。
【0017】したがって、磁気回路中に設けられた隙間
S2、S5、S6、S7の寸法から算出される磁気抵抗
に反比例する磁気吸引力により、アーマチュア16は圧
縮コイルばね17のばね力に抗してロータ6に磁気吸引
され、噛合い歯6f、16bが噛合う。そして、駆動側
の回転部材とベルト掛けされて一体に回転するプーリ1
4から、アーマチュア16とロータ6を介して従動軸5
に動力が伝達される。なお、電磁コイル8への通電を断
って磁束Φが消滅すると、アーマチュア16は圧縮コイ
ルばね17のばね力でロータ6から引き離され、従動軸
5への動力伝達が遮断される。
【0018】次に、従動軸5側に過負荷が発生した場合
の作用について説明する。上述したように、電磁コイル
8の磁気吸引力によりアーマチュア16がロータ6に磁
気吸引されると、噛合い歯16b、6fが噛合って隙間
S5、S6がなくなるが、動力伝達中に従動軸5側に過
負荷が発生すると、磁気吸引力に抗して、アーマチュア
16の噛合い歯16bがロータ6の噛合い歯6fに乗り
上げてアーマチュア16がロータ6から後退する。
【0019】そして、磁気回路中の隙間による磁気抵抗
が増すとともに、アーマチュア16の後退はそのフラン
ジ部16cに対向して配設されるセンサーで検出され電
磁コイル8への通電が断たれるので、磁気回路中の磁束
Φ及び残留磁束が瞬時にして消滅する。したがって、過
負荷によりアーマチュア16とロータ6の噛合いがはず
れると、圧縮コイルばね17のばね力により、アーマチ
ュア16がロータ6から瞬時に引き離され動力伝達が完
全に遮断される。
【0020】次に、磁気回路の磁気抵抗の設定について
説明する。図2は磁気抵抗を小さくした場合であり、調
整リング9の磁束通過部9eとロータ6の磁束通過部6
gとが軸線方向に寸法L1の長さで重なり合っており、
磁束通過部9e、6gの半径方向で重なり合う面積が広
くなっている。また、各磁束通過部9e、6g間に隙間
S2が形成されている。この状態から調整リング9を図
3のように移動すると、各磁束通過部9e、6gとが軸
線方向に寸法L2の長さで重なり合うので、磁束通過部
9e、6gの半径方向で重なり合う面積は狭くなり、ま
た隙間S2より大きな隙間S2´が形成される。また、
継鉄7の第2外周面7cと調整リング9の第1内周面9
aとの重なり合う部分の面積が狭くなる。したがって、
磁気回路の磁気抵抗は大きくなる。
【0021】なお、各磁束通過部9e、6gの重なりぐ
あい、言い替えれば離脱トルクの調整は、ねじ10を緩
めて調整リング9をアーマチュア16側へねじ込んで前
進させ、ねじ10が継鉄7の環状溝7e壁面に当接され
たとき、磁気回路の磁気抵抗が最小値となるとともに、
逆に調整リング9を取付け板2側へねじ込んで後退さ
せ、ねじ10が継鉄7の環状溝7e壁面に当接されたと
き、磁気回路の磁気抵抗が最大値となるように設計さ
れ、例えば継鉄7の取付け板2側の外周面に目盛りを刻
印して、その目盛りを見ながら調整リング9の後退量を
調整する。
【0022】次に、この発明の他の実施例を説明する。
図4は、電磁式安全継手の上半分のみの断面図である。
なお、先の実施例と同一または略同一な構成部材には、
即に使用した符号を付けて重複する説明を省略する。電
磁式安全継手18は、フィールドコア3´の継鉄7に正
面側の小径部が形成され、その小径部を電磁コイル8が
固定された環状溝7a´としている。また、継鉄7の外
周面に位置調整を自在に固定された調整リング9は、電
磁コイル8の外周面とロータ6の外側円筒部6bとの間
に挿入された構造であり、調整リング9と電磁コイル8
との間には隙間S1が形成され、調整リング9のテーパ
状の磁束通過部9e´と外側円筒部6bのテーパ状の磁
束通過部6g´との間には、隙間S2が形成されてい
る。
【0023】このような構造とした電磁式安全継手18
は、先の電磁式安全継手1と同様な作用となり、また各
磁束通過部9e´、6g´の重なりぐあい(離脱トル
ク)の調整も、同様な手順で行うことができる。
【0024】なお、以上の実施例において、調整リング
9をフィールドコア3の継鉄7にねじ込む構造とした
が、調整リング9と継鉄7をスプライン嵌合としたり、
何んら溝加工を追加することなく継鉄7の外周面に調整
リング9を摺動自在に嵌合するなどの構造でもよい。ま
た、アーマチュア16から引き離す弾性部材として圧縮
コイルばね17を示したが、ハブ13に基端部が固定さ
れアーマチュア16に自由端部が固定される板ばねとし
てもよい。また更には、係合手段としてアーマチュア1
6とロータ6に形成された噛合い歯16b・6fを示し
たが、ロータ6側に圧縮コイルばねで押されてその円板
部6cから一部突出したボールと、アーマチュア16に
形成されこのボールが入り込む円弧状の凹溝とからなる
係合手段としてもよい。
【0025】また、実施例では電磁噛合いクラッチを改
良した電磁式安全継手を示したが、ロータ6の円板部6
cにアーマチュア16が摩擦係合される電磁クラッチを
改良して電磁式安全継手とすることもできる。なおこの
ような電磁式安全継手では、アーマチュアとロータの相
対的なすべり回転を検出するセンサーを使って、過負荷
発生時の電磁コイルへの通電を断つようにするとよい。
また更には、調整リング9とロータ6の外側円筒部6b
に、隙間S2をおいて対向する断面がテーパ状の磁束通
過部9e、6gを形成したが、これら磁束通過部9e、
6gを円筒状に形成してこの磁束通過部に対して半径方
向外側または内側となる周面を断面がテーパ状になるよ
うにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の電磁式安全継
手は、ロータの外側円筒部に対して調整リングを軸線方
向に移動させることにより、磁気回路の磁気抵抗を変え
るようにしたので、特別な制御回路を設ける必要がなく
電磁式安全継手を安価に提供できる。また、調整リング
とロータの外側円筒部との間で磁束が半径方向に迂回さ
れる構造としたので、ロータをフィールドコア側に磁気
吸引する分力が小さく、ロータをフィールドコアに支持
する軸受やハウジングに従動軸を支持する軸受など、こ
れら軸受に作用するスラスト荷重が増大することはない
(請求項1)。
【0027】また、係合手段の噛合いがはずれることに
より、アーマチュアがロータから後退して磁気回路の磁
気抵抗が大きくなる構造としたので、過負荷発生時の動
力伝達の遮断が瞬時にして行える(請求項2)。
【0028】また、電磁コイルの外周面に隙間をおいて
調整リングやロータの外側円筒部が対向する構造とした
ので、電磁式安全継手の軽量化が図れる(請求項3)。
【0029】また、調整リングとロータの外側円筒部が
先端に行くほど磁路断面積が小さくなる構造としたの
で、磁束の半径方向への迂回が良好となる(請求項
4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である電磁式安全継手の断
面図である。
【図2】磁気回路の磁気抵抗を小さくしたときの要部拡
大断面図である。
【図3】磁気回路の磁気抵抗を大きくしたときの要部拡
大断面図である。
【図4】この発明の他の実施例である電磁式安全継手の
上半分のみの断面図である。
【符号の説明】
3…フィールドコア、6…ロータ、6b…外側円筒部、
6f…噛合い歯、7…継鉄、8…電磁コイル、9…調整
リング、16…アーマチュア、16b…噛合い歯、17
…圧縮コイルばね。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多条に巻回された電磁コイルが外部と絶
    縁されて固定されたフィールドコアと、このフィールド
    コアの外周面に軸線方向の位置調整を自在に嵌合されて
    固定された調整リングと、この調整リングと半径方向の
    隙間をおいて重ね合わされた外側円筒部が形成されたロ
    ータと、このロータに磁気吸着されるアーマチュアと、
    このアーマチュアを前記ロータから引き離す弾性部材と
    を備え、前記電磁コイルの磁束が、前記調整リングから
    前記ロータの外側円筒部に流れ前記アーマチュアに迂回
    される磁気回路を形成するとともに、前記ロータの外側
    円筒部に対して前記調整リングを軸線方向に移動させる
    ことにより、前記磁気回路の磁気抵抗を調整したことを
    特徴とする電磁式安全継手。
  2. 【請求項2】 前記ロータと前記アーマチュアとの間に
    は係合手段が介在され、この係合手段の噛合いがはずれ
    たとき前記ロータから後退する前記アーマチュアを、前
    記弾性部材により前記ロータからさらに引き離すことを
    特徴とする請求項1記載の電磁式安全継手。
  3. 【請求項3】 前記フィールドコアに固定された前記電
    磁コイルの外周面と、前記調整リングの内周面または前
    記ロータの外側円筒部の内周面とが、前記隙間より大き
    な半径方向の隙間をおいて対向することを特徴とする請
    求項1または2記載の電磁式安全継手。
  4. 【請求項4】 前記調整リングと前記ロータの外側円筒
    部は、先端に行くほど磁路断面積が小さくなることを特
    徴とする請求項1、2または3記載の電磁式安全継手。
JP7200415A 1995-07-12 1995-07-12 電磁式安全継手 Pending JPH0925957A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065363A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Toyoda Mach Works Ltd 電磁パイロット式クラッチ装置及びその製造方法
CN103996487A (zh) * 2014-06-18 2014-08-20 重庆华渝电气集团有限公司 外衔铁式高精度定位电磁铁

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