JPH09259056A - コマンド通信システム - Google Patents
コマンド通信システムInfo
- Publication number
- JPH09259056A JPH09259056A JP8062236A JP6223696A JPH09259056A JP H09259056 A JPH09259056 A JP H09259056A JP 8062236 A JP8062236 A JP 8062236A JP 6223696 A JP6223696 A JP 6223696A JP H09259056 A JPH09259056 A JP H09259056A
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- JP
- Japan
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- command
- unit
- storage unit
- issued
- processing unit
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- Pending
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信の伝送効率向上及び伝送高速化を図るこ
と。 【解決手段】 コマンド31を発行する上位装置10
と、この上位装置10から出力されたコマンド31を実
行する下位装置20とを備えている。上位装置10は、
所定のコマンド31とID34とを対応づけて記憶した
ID記憶部12と、発行すべきコマンド31に対応する
ID34がID記憶部12に記憶されている場合にコマ
ンド31に代えて当該コマンド31に対応したID34
を出力するコマンド発行部11とを備えている。一方、
下位装置20は、所定のID34とコマンド31とを対
応づけて記憶したコマンド記憶部22と、上位装置10
から出力されたID34に対応するコマンド31をコマ
ンド記憶部22から読み出すID処理部21と、このI
D処理部21に読み出されたコマンド31を実行するコ
マンド実行部24とを備えている。
と。 【解決手段】 コマンド31を発行する上位装置10
と、この上位装置10から出力されたコマンド31を実
行する下位装置20とを備えている。上位装置10は、
所定のコマンド31とID34とを対応づけて記憶した
ID記憶部12と、発行すべきコマンド31に対応する
ID34がID記憶部12に記憶されている場合にコマ
ンド31に代えて当該コマンド31に対応したID34
を出力するコマンド発行部11とを備えている。一方、
下位装置20は、所定のID34とコマンド31とを対
応づけて記憶したコマンド記憶部22と、上位装置10
から出力されたID34に対応するコマンド31をコマ
ンド記憶部22から読み出すID処理部21と、このI
D処理部21に読み出されたコマンド31を実行するコ
マンド実行部24とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コマンド通信シス
テムに係り、特に、コマンドを発行する上位装置とその
コマンドを実行する下位装置とを備えたコマンド通信シ
ステムに関する。
テムに係り、特に、コマンドを発行する上位装置とその
コマンドを実行する下位装置とを備えたコマンド通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上位装置より発行されたコマンド
を実行する下位装置では、上位装置から一連の実行手順
を指示するコマンド群を受信し、一度メモリへ格納した
後、当該メモリからコマンドを一つ一つ読み出して実行
していた。また、実行手順をまとめて指示できない場合
は、上位装置から必要に応じて複数のコマンドが逐次発
行され、下位装置は、受信したコマンドを都度実行する
ようになっていた。
を実行する下位装置では、上位装置から一連の実行手順
を指示するコマンド群を受信し、一度メモリへ格納した
後、当該メモリからコマンドを一つ一つ読み出して実行
していた。また、実行手順をまとめて指示できない場合
は、上位装置から必要に応じて複数のコマンドが逐次発
行され、下位装置は、受信したコマンドを都度実行する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、通信手順の負荷軽減及び通信時間の短
縮という点で改善の余地があった。
来例にあっては、通信手順の負荷軽減及び通信時間の短
縮という点で改善の余地があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、通信の伝送効率向上及び伝送高速化を
図ったコマンド通信システムを実現することを、その目
的とする。
を改善し、特に、通信の伝送効率向上及び伝送高速化を
図ったコマンド通信システムを実現することを、その目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、コマンドを発行する上位
装置と、この上位装置から出力されたコマンドを実行す
る下位装置とを備えている。上位装置は、所定のコマン
ドとIDとを対応づけて記憶したID記憶部と、発行す
べきコマンドに対応するIDがID記憶部に記憶されて
いる場合にコマンドに代えて当該コマンドに対応したI
Dを出力するコマンド発行部とを備えている。一方、下
位装置は、所定のIDとコマンドとを対応づけて記憶し
たコマンド記憶部と、上位装置から出力されたIDに対
応するコマンドをコマンド記憶部から読み出すID処理
部と、このID処理部に読み出されたコマンドを実行す
るコマンド実行部とを備える、という構成を採ってい
る。
め、請求項1記載の発明では、コマンドを発行する上位
装置と、この上位装置から出力されたコマンドを実行す
る下位装置とを備えている。上位装置は、所定のコマン
ドとIDとを対応づけて記憶したID記憶部と、発行す
べきコマンドに対応するIDがID記憶部に記憶されて
いる場合にコマンドに代えて当該コマンドに対応したI
Dを出力するコマンド発行部とを備えている。一方、下
位装置は、所定のIDとコマンドとを対応づけて記憶し
たコマンド記憶部と、上位装置から出力されたIDに対
応するコマンドをコマンド記憶部から読み出すID処理
部と、このID処理部に読み出されたコマンドを実行す
るコマンド実行部とを備える、という構成を採ってい
る。
【0006】本発明では、上位装置のコマンド発行部
が、コマンドを発行する代わりに当該コマンドに対応し
たIDを出力する。このIDを受信した下位装置のID
処理部は、当該IDに対応するコマンドをコマンド記憶
部から読み出してコマンド実行部に入力する。そして、
コマンド実行部は、入力されたコマンドを実行する。
が、コマンドを発行する代わりに当該コマンドに対応し
たIDを出力する。このIDを受信した下位装置のID
処理部は、当該IDに対応するコマンドをコマンド記憶
部から読み出してコマンド実行部に入力する。そして、
コマンド実行部は、入力されたコマンドを実行する。
【0007】請求項2記載の発明では、上位装置のコマ
ンド発行部は、発行すべきコマンドに対応するIDがI
D記憶部に記憶されていない場合に当該コマンドをその
まま下位装置に出力し、下位装置のID処理部は、上位
装置からコマンドを受信した場合には当該コマンドをそ
のままコマンド実行部に入力する、という構成を採って
いる。
ンド発行部は、発行すべきコマンドに対応するIDがI
D記憶部に記憶されていない場合に当該コマンドをその
まま下位装置に出力し、下位装置のID処理部は、上位
装置からコマンドを受信した場合には当該コマンドをそ
のままコマンド実行部に入力する、という構成を採って
いる。
【0008】本発明では、上位装置のコマンド発行部
は、発行すべきコマンドに対応するIDがID記憶部に
検索されない場合、当該コマンドをそのまま下位装置に
出力する。コマンドを受信した下位装置のID処理部
は、そのコマンドをそのままコマンド実行部に入力す
る。
は、発行すべきコマンドに対応するIDがID記憶部に
検索されない場合、当該コマンドをそのまま下位装置に
出力する。コマンドを受信した下位装置のID処理部
は、そのコマンドをそのままコマンド実行部に入力す
る。
【0009】請求項3記載の発明では、下位装置のID
処理部は、上位装置からコマンドを受信した場合に当該
コマンドと所定のIDとを対応づけてコマンド記憶部に
記憶させ、当該IDを上位装置に送信し、上位装置は、
下位装置から受信したIDと直前に出力したコマンドと
を対応づけてID記憶部に記憶させる、という構成を採
っている。
処理部は、上位装置からコマンドを受信した場合に当該
コマンドと所定のIDとを対応づけてコマンド記憶部に
記憶させ、当該IDを上位装置に送信し、上位装置は、
下位装置から受信したIDと直前に出力したコマンドと
を対応づけてID記憶部に記憶させる、という構成を採
っている。
【0010】本発明では、上位装置からコマンドを受信
したID処理部は、当該コマンドに所定のIDを対応づ
けてコマンド記憶部に格納する。そして、当該IDを上
位装置に送信する。下位装置からIDを受信した上位装
置は、当該IDと直前に発行したコマンドとを対応づけ
てID記憶部に格納する。
したID処理部は、当該コマンドに所定のIDを対応づ
けてコマンド記憶部に格納する。そして、当該IDを上
位装置に送信する。下位装置からIDを受信した上位装
置は、当該IDと直前に発行したコマンドとを対応づけ
てID記憶部に格納する。
【0011】請求項4記載の発明では、下位装置が、I
D処理部の要求に応じコマンド記憶部に既に記憶されて
いるコマンドのIDと重複しないIDを発行するID発
行部を備えた、という構成を採っている。
D処理部の要求に応じコマンド記憶部に既に記憶されて
いるコマンドのIDと重複しないIDを発行するID発
行部を備えた、という構成を採っている。
【0012】本発明では、上位装置からコマンドを受信
したID処理部は、ID発行部に新規IDの発行を要求
する。この要求を受けたID発行部は、既にコマンド記
憶部に記憶済のコマンドに割り当てられたIDと重複し
ないIDを生成し、ID処理部に発行する。ID処理部
は、新規に発行されたIDと上位装置から受信したコマ
ンドとを対応づけてコマンド記憶部に格納する。
したID処理部は、ID発行部に新規IDの発行を要求
する。この要求を受けたID発行部は、既にコマンド記
憶部に記憶済のコマンドに割り当てられたIDと重複し
ないIDを生成し、ID処理部に発行する。ID処理部
は、新規に発行されたIDと上位装置から受信したコマ
ンドとを対応づけてコマンド記憶部に格納する。
【0013】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図2に基づいて説明する。
乃至図2に基づいて説明する。
【0015】図1に示すコマンド通信システムは、コマ
ンド31を発行する上位装置10と、この上位装置10
から出力されたコマンド31を実行する下位装置20と
を備えている。上位装置10は、所定のコマンド31と
ID34とを対応づけて記憶したID記憶部12と、発
行すべきコマンド31に対応するID34がID記憶部
12に記憶されている場合にコマンド31に代えて当該
コマンド31に対応したID34を出力するコマンド発
行部11とを備えている。一方、下位装置20は、所定
のID34とコマンド31とを対応づけて記憶したコマ
ンド記憶部22と、上位装置10から出力されたID3
4に対応するコマンド31をコマンド記憶部22から読
み出すID処理部21と、このID処理部21に読み出
されたコマンド31を実行するコマンド実行部24とを
備えている。
ンド31を発行する上位装置10と、この上位装置10
から出力されたコマンド31を実行する下位装置20と
を備えている。上位装置10は、所定のコマンド31と
ID34とを対応づけて記憶したID記憶部12と、発
行すべきコマンド31に対応するID34がID記憶部
12に記憶されている場合にコマンド31に代えて当該
コマンド31に対応したID34を出力するコマンド発
行部11とを備えている。一方、下位装置20は、所定
のID34とコマンド31とを対応づけて記憶したコマ
ンド記憶部22と、上位装置10から出力されたID3
4に対応するコマンド31をコマンド記憶部22から読
み出すID処理部21と、このID処理部21に読み出
されたコマンド31を実行するコマンド実行部24とを
備えている。
【0016】本実施形態では、上位装置10のコマンド
発行部11は、発行すべきコマンド31に対応するID
がID記憶部12に記憶されていない場合に当該コマン
ド31をそのまま下位装置20に出力する機能を備えて
いる。また、下位装置20のID処理部21は、上位装
置10からコマンド31を受信した場合には当該コマン
ド31をそのままコマンド実行部24に入力する機能を
備えている。
発行部11は、発行すべきコマンド31に対応するID
がID記憶部12に記憶されていない場合に当該コマン
ド31をそのまま下位装置20に出力する機能を備えて
いる。また、下位装置20のID処理部21は、上位装
置10からコマンド31を受信した場合には当該コマン
ド31をそのままコマンド実行部24に入力する機能を
備えている。
【0017】更に、下位装置20のID処理部21は、
上位装置10からコマンド31を受信した場合に当該コ
マンド31と所定のID34とを対応づけてコマンド記
憶部22に記憶させ、当該ID34を上位装置10に送
信する機能を備えている。また、上位装置10は、下位
装置20から受信したID34と直前に出力したコマン
ド31とを対応づけてID記憶部12に記憶させる機能
を備えている。
上位装置10からコマンド31を受信した場合に当該コ
マンド31と所定のID34とを対応づけてコマンド記
憶部22に記憶させ、当該ID34を上位装置10に送
信する機能を備えている。また、上位装置10は、下位
装置20から受信したID34と直前に出力したコマン
ド31とを対応づけてID記憶部12に記憶させる機能
を備えている。
【0018】ここで、下位装置20は、ID処理部21
のID要求33に応じコマンド記憶部22に既に記憶さ
れているコマンドのIDと重複しないID34を発行す
るID発行部23を備えている。
のID要求33に応じコマンド記憶部22に既に記憶さ
れているコマンドのIDと重複しないID34を発行す
るID発行部23を備えている。
【0019】これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、ID記憶部12及びコマンド記憶部22は、例えば
ノンボラタイルRAM(NVRAM)であり、他に、各
種RAM,EEPROM,ハードディスク,光磁気ディ
スク,メモリカード等を広く用いることができる。一
方、コマンド発行部11,ID処理部21,ID発行部
23,コマンド実行部24はマイクロコンピュータで構
成され、予め準備された処理プログラムを逐次実行する
ことにより各種の機能を実現するようになっている。こ
こで、コマンド発行部11,ID処理部21,ID発行
部23,コマンド実行部24が行う処理の詳細は後述す
る。また、ID発行部23は、既に発行したIDを格納
した発行済IDリスト23aを備えている。
て、ID記憶部12及びコマンド記憶部22は、例えば
ノンボラタイルRAM(NVRAM)であり、他に、各
種RAM,EEPROM,ハードディスク,光磁気ディ
スク,メモリカード等を広く用いることができる。一
方、コマンド発行部11,ID処理部21,ID発行部
23,コマンド実行部24はマイクロコンピュータで構
成され、予め準備された処理プログラムを逐次実行する
ことにより各種の機能を実現するようになっている。こ
こで、コマンド発行部11,ID処理部21,ID発行
部23,コマンド実行部24が行う処理の詳細は後述す
る。また、ID発行部23は、既に発行したIDを格納
した発行済IDリスト23aを備えている。
【0020】図2にコマンド記憶部22の記憶領域の構
成を示す。この図2に示すように、コマンド記憶部22
は、コマンドを記憶するコマンド領域22bと、当該コ
マンドに対応するID,データ長(レングス),記憶先
アドレスを記憶したインデックス領域22aとから構成
されている。上位装置10のID記憶部12についても
同様に構成されている。
成を示す。この図2に示すように、コマンド記憶部22
は、コマンドを記憶するコマンド領域22bと、当該コ
マンドに対応するID,データ長(レングス),記憶先
アドレスを記憶したインデックス領域22aとから構成
されている。上位装置10のID記憶部12についても
同様に構成されている。
【0021】次に、本実施形態の全体動作を説明する。
【0022】まず、コマンド発行部11は、所定のコマ
ンド31の発行を決定すると、ID記憶部12の検索を
行い、該当するコマンド31のIDが予め記憶されてい
るか否かを判断する。この結果、該当するIDが記憶さ
れていなかった場合は、下位装置20にコマンド31を
そのまま発行する。コマンド発行部11から所定のコマ
ンド31が発行されると、このコマンド31を受信した
ID処理部21は、コマンド記憶部22を検索し、受信
したコマンド31と同一のコマンドが記憶されているか
否かを判断する。この結果、該当するコマンド31が記
憶されていない場合は、ID発行部23に新規IDの発
行を要求する(ID要求33)。この要求に対し、ID
発行部23は、発行済IDリスト23aを検索し、未だ
発行されていない新規ID34をID処理部21に通知
する。この通知を受けたID処理部21は、先ほど上位
装置10から受信したコマンド31に新規ID34を対
応づけてコマンド記憶部22に格納する。
ンド31の発行を決定すると、ID記憶部12の検索を
行い、該当するコマンド31のIDが予め記憶されてい
るか否かを判断する。この結果、該当するIDが記憶さ
れていなかった場合は、下位装置20にコマンド31を
そのまま発行する。コマンド発行部11から所定のコマ
ンド31が発行されると、このコマンド31を受信した
ID処理部21は、コマンド記憶部22を検索し、受信
したコマンド31と同一のコマンドが記憶されているか
否かを判断する。この結果、該当するコマンド31が記
憶されていない場合は、ID発行部23に新規IDの発
行を要求する(ID要求33)。この要求に対し、ID
発行部23は、発行済IDリスト23aを検索し、未だ
発行されていない新規ID34をID処理部21に通知
する。この通知を受けたID処理部21は、先ほど上位
装置10から受信したコマンド31に新規ID34を対
応づけてコマンド記憶部22に格納する。
【0023】続いて、ID処理部21は、先ほど受信し
たコマンド31をコマンド実行部24に入力する。コマ
ンド31を受信したコマンド実行部24は、当該コマン
ドに応じた処理を実行した後、ID処理部21にレスポ
ンス32を返す。レスポンス32を受けたID処理部2
1は、このレスポンス32に先ほど取得したID34を
付加して上位装置10に送信する。このレスポンス32
及びID34を受信したコマンド発行部11は、受信し
たID34を直前に発行したコマンド31、即ち当該I
D34発行の原因となったコマンド31と対応づけてI
D記憶部12に格納する。
たコマンド31をコマンド実行部24に入力する。コマ
ンド31を受信したコマンド実行部24は、当該コマン
ドに応じた処理を実行した後、ID処理部21にレスポ
ンス32を返す。レスポンス32を受けたID処理部2
1は、このレスポンス32に先ほど取得したID34を
付加して上位装置10に送信する。このレスポンス32
及びID34を受信したコマンド発行部11は、受信し
たID34を直前に発行したコマンド31、即ち当該I
D34発行の原因となったコマンド31と対応づけてI
D記憶部12に格納する。
【0024】次に、コマンド発行部11が、先ほどと同
一のコマンド31の発行を決定すると、まず、ID記憶
部12を検索し該当するIDが記憶されているか否かを
判断する。この結果、該当するID34が発見される
と、当該ID34を下位装置20に出力する。ID34
を受信したID処理部21は、コマンド記憶部22を参
照し、受信したID34に対応するコマンド31を読み
出し、これをコマンド実行部24に入力する。コマンド
31を受けたコマンド実行部24は、所定の処理を実行
し、ID処理部21にレスポンス32を返す。レスポン
ス32を受けたID処理部21は、当該レスポンス32
を上位装置10に送信する。
一のコマンド31の発行を決定すると、まず、ID記憶
部12を検索し該当するIDが記憶されているか否かを
判断する。この結果、該当するID34が発見される
と、当該ID34を下位装置20に出力する。ID34
を受信したID処理部21は、コマンド記憶部22を参
照し、受信したID34に対応するコマンド31を読み
出し、これをコマンド実行部24に入力する。コマンド
31を受けたコマンド実行部24は、所定の処理を実行
し、ID処理部21にレスポンス32を返す。レスポン
ス32を受けたID処理部21は、当該レスポンス32
を上位装置10に送信する。
【0025】このように、本実施形態によれば、上位装
置10は、発行すべきコマンド31に対応するID34
がID記憶部12に記憶されている場合に当該コマンド
31に代えて対応するID34を出力し、下位装置20
は、受信したID34に対応するコマンド31を自装置
のコマンド記憶部22から読み出し、この読み出したコ
マンド31を実行するようにしたので、伝送データ量の
多いコマンドの送受をデータ量の少ないIDの送受によ
り行うことができ、コマンドの伝送効率の向上及び伝送
の高速化を図ることができる。
置10は、発行すべきコマンド31に対応するID34
がID記憶部12に記憶されている場合に当該コマンド
31に代えて対応するID34を出力し、下位装置20
は、受信したID34に対応するコマンド31を自装置
のコマンド記憶部22から読み出し、この読み出したコ
マンド31を実行するようにしたので、伝送データ量の
多いコマンドの送受をデータ量の少ないIDの送受によ
り行うことができ、コマンドの伝送効率の向上及び伝送
の高速化を図ることができる。
【0026】また、上位装置10からコマンド31がそ
のまま出力された場合、下位装置20は、受信したコマ
ンド31をそのまま実行するので、未だIDの取得され
ていないコマンドについてもコマンドの送受を行うこと
ができる。
のまま出力された場合、下位装置20は、受信したコマ
ンド31をそのまま実行するので、未だIDの取得され
ていないコマンドについてもコマンドの送受を行うこと
ができる。
【0027】更に、上位装置10からコマンド31を受
信した下位装置20は、当該コマンド31と所定のID
34とを対応づけてコマンド記憶部22に格納すると共
に当該ID34を上位装置10に送信し、このID34
を受信した上位装置10は、当該ID34と直前に発行
したコマンド31とを対応づけてID記憶部12に格納
するので、発行されるコマンドの種類にかかわらず同一
のコマンドが複数回発行される場合は、常に2回目以降
のコマンド発行をIDの送受により行うことができる。
信した下位装置20は、当該コマンド31と所定のID
34とを対応づけてコマンド記憶部22に格納すると共
に当該ID34を上位装置10に送信し、このID34
を受信した上位装置10は、当該ID34と直前に発行
したコマンド31とを対応づけてID記憶部12に格納
するので、発行されるコマンドの種類にかかわらず同一
のコマンドが複数回発行される場合は、常に2回目以降
のコマンド発行をIDの送受により行うことができる。
【0028】これに加え、ID発行部23が、新たに受
信したコマンド31に対し既に発行したIDと重複しな
い新規のID34を発行するので、IDによるコマンド
の送受を確実に行うことができる。
信したコマンド31に対し既に発行したIDと重複しな
い新規のID34を発行するので、IDによるコマンド
の送受を確実に行うことができる。
【0029】また、本実施形態によれば、一連の処理手
順が設定されておらず、コマンドの送受が必要に応じて
逐次行われるようなシステムにおいても、上位装置から
発行されるIDに応じてコマンド記憶部から必要な1つ
のコマンドだけを読み出しランダムアクセスを行うこと
ができる。
順が設定されておらず、コマンドの送受が必要に応じて
逐次行われるようなシステムにおいても、上位装置から
発行されるIDに応じてコマンド記憶部から必要な1つ
のコマンドだけを読み出しランダムアクセスを行うこと
ができる。
【0030】次に、本発明の他の実施形態を説明する。
【0031】上述した実施形態では、単一のコマンドに
対し単一のIDを割り当てる構成とした。一方、複数の
コマンド列を集合させたコマンド群に対し単一のIDを
割り当て、当該コマンド群の送受を単一のIDの送受に
て行う構成としても良い。
対し単一のIDを割り当てる構成とした。一方、複数の
コマンド列を集合させたコマンド群に対し単一のIDを
割り当て、当該コマンド群の送受を単一のIDの送受に
て行う構成としても良い。
【0032】かかる場合、上位装置は、所定のコマンド
群とIDとを対応づけて記憶したID記憶部と、発行す
べきコマンド群に対応するIDがID記憶部に記憶され
ている場合にコマンド群に代えて当該コマンド群に対応
したIDを出力するコマンド発行部とを備え、下位装置
は、所定のIDとコマンド群とを対応づけて記憶したコ
マンド記憶部と、上位装置から出力されたIDに対応す
るコマンド群をコマンド記憶部から読み出すID処理部
と、このID処理部に読み出されたコマンド群を逐次実
行するコマンド実行部とを備える。
群とIDとを対応づけて記憶したID記憶部と、発行す
べきコマンド群に対応するIDがID記憶部に記憶され
ている場合にコマンド群に代えて当該コマンド群に対応
したIDを出力するコマンド発行部とを備え、下位装置
は、所定のIDとコマンド群とを対応づけて記憶したコ
マンド記憶部と、上位装置から出力されたIDに対応す
るコマンド群をコマンド記憶部から読み出すID処理部
と、このID処理部に読み出されたコマンド群を逐次実
行するコマンド実行部とを備える。
【0033】また、下位装置のID処理部は、上位装置
からコマンド群を受信した場合に当該コマンド群と所定
のIDとを対応づけてコマンド記憶部に記憶させ、当該
IDを上位装置に送信し、上位装置は、下位装置から受
信したIDと直前に出力したコマンド群とを対応づけて
ID記憶部に記憶させる。
からコマンド群を受信した場合に当該コマンド群と所定
のIDとを対応づけてコマンド記憶部に記憶させ、当該
IDを上位装置に送信し、上位装置は、下位装置から受
信したIDと直前に出力したコマンド群とを対応づけて
ID記憶部に記憶させる。
【0034】コマンド実行部は、一連のコマンド群の実
行終了後にID処理部にレスポンスを返す。ID処理部
は、レスポンスにIDを付加して上位装置に送信する。
行終了後にID処理部にレスポンスを返す。ID処理部
は、レスポンスにIDを付加して上位装置に送信する。
【0035】このようにしても、上記実施形態と同様の
作用効果を奏する他、一連のコマンド群を単一のIDで
送受することにより、コマンドの伝送効率の大幅な向上
及び伝送の大幅な高速化を図ることができる。
作用効果を奏する他、一連のコマンド群を単一のIDで
送受することにより、コマンドの伝送効率の大幅な向上
及び伝送の大幅な高速化を図ることができる。
【0036】ここで、上述した第1の実施形態と第2の
実施形態とを組み合わせ、単一のコマンドについても一
連のコマンド群についてもそれぞれ単一のIDによる送
受を可能とした構成としても良い。
実施形態とを組み合わせ、単一のコマンドについても一
連のコマンド群についてもそれぞれ単一のIDによる送
受を可能とした構成としても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、上位装置は、発行すべきコマン
ドに対応するIDがID記憶部に記憶されている場合に
当該コマンドに代えて対応するIDを出力し、下位装置
は、受信したIDに対応するコマンドを自装置のコマン
ド記憶部から読み出し、この読み出したコマンドを実行
するようにしたので、伝送データ量の多いコマンドの送
受をデータ量の少ないIDの送受により行うことがで
き、コマンドの伝送効率の向上及び伝送の高速化を図る
ことができる。
るので、これによると、上位装置は、発行すべきコマン
ドに対応するIDがID記憶部に記憶されている場合に
当該コマンドに代えて対応するIDを出力し、下位装置
は、受信したIDに対応するコマンドを自装置のコマン
ド記憶部から読み出し、この読み出したコマンドを実行
するようにしたので、伝送データ量の多いコマンドの送
受をデータ量の少ないIDの送受により行うことがで
き、コマンドの伝送効率の向上及び伝送の高速化を図る
ことができる。
【0038】請求項2記載の発明では、上位装置からコ
マンドがそのまま出力された場合、下位装置は、受信し
たコマンドをそのまま実行するので、未だIDの取得さ
れていないコマンドについてもコマンドの送受を行うこ
とができる。
マンドがそのまま出力された場合、下位装置は、受信し
たコマンドをそのまま実行するので、未だIDの取得さ
れていないコマンドについてもコマンドの送受を行うこ
とができる。
【0039】請求項3記載の発明では、上位装置からコ
マンドを受信した下位装置は、当該コマンドと所定のI
Dとを対応づけてコマンド記憶部に格納すると共に当該
IDを上位装置に送信し、このIDを受信した上位装置
は、当該IDと直前に発行したコマンドとを対応づけて
ID記憶部に格納するので、発行されるコマンドの種類
にかかわらず同一のコマンドが複数回発行される場合
は、常に2回目以降のコマンド発行をIDの送受により
行うことができる。
マンドを受信した下位装置は、当該コマンドと所定のI
Dとを対応づけてコマンド記憶部に格納すると共に当該
IDを上位装置に送信し、このIDを受信した上位装置
は、当該IDと直前に発行したコマンドとを対応づけて
ID記憶部に格納するので、発行されるコマンドの種類
にかかわらず同一のコマンドが複数回発行される場合
は、常に2回目以降のコマンド発行をIDの送受により
行うことができる。
【0040】請求項4記載の発明では、ID発行部が、
新たに受信したコマンドに対し既に発行したIDと重複
しない新規のIDを発行するので、IDによるコマンド
の送受を確実に行うことができる、という従来にない優
れたコマンド通信システムを提供することができる。
新たに受信したコマンドに対し既に発行したIDと重複
しない新規のIDを発行するので、IDによるコマンド
の送受を確実に行うことができる、という従来にない優
れたコマンド通信システムを提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】コマンド記憶部の記憶領域の構成を示す構成図
である。
である。
10 上位装置 11 コマンド発行部 12 ID記憶部 20 下位装置 21 ID処理部 22 コマンド記憶部 23 ID発行部 24 コマンド実行部 31 コマンド 33 ID要求 34 ID
Claims (4)
- 【請求項1】 コマンドを発行する上位装置と、この上
位装置から出力されたコマンドを実行する下位装置とを
備えたコマンド通信システムにおいて、 前記上位装置は、所定のコマンドとIDとを対応づけて
記憶したID記憶部と、発行すべきコマンドに対応する
IDが前記ID記憶部に記憶されている場合に前記コマ
ンドに代えて当該コマンドに対応したIDを出力するコ
マンド発行部とを備え、 前記下位装置は、所定のIDとコマンドとを対応づけて
記憶したコマンド記憶部と、前記上位装置から出力され
たIDに対応するコマンドを前記コマンド記憶部から読
み出すID処理部と、このID処理部に読み出されたコ
マンドを実行するコマンド実行部とを備えていることを
特徴としたコマンド通信システム。 - 【請求項2】 前記上位装置のコマンド発行部は、発行
すべきコマンドに対応するIDが前記ID記憶部に記憶
されていない場合に当該コマンドをそのまま前記下位装
置に出力し、 前記下位装置のID処理部は、前記上位装置からコマン
ドを受信した場合には当該コマンドをそのまま前記コマ
ンド実行部に入力することを特徴とした請求項1記載の
コマンド通信システム。 - 【請求項3】 前記下位装置のID処理部は、前記上位
装置からコマンドを受信した場合に当該コマンドと所定
のIDとを対応づけて前記コマンド記憶部に記憶させ、
当該IDを前記上位装置に送信し、 前記上位装置は、前記下位装置から受信したIDと直前
に出力したコマンドとを対応づけて前記ID記憶部に記
憶させることを特徴とした請求項2記載のコマンド通信
システム。 - 【請求項4】 前記下位装置が、前記ID処理部の要求
に応じ前記コマンド記憶部に既に記憶されているコマン
ドのIDと重複しないIDを発行するID発行部を備え
たことを特徴とする請求項3記載のコマンド通信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8062236A JPH09259056A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | コマンド通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8062236A JPH09259056A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | コマンド通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09259056A true JPH09259056A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13194329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8062236A Pending JPH09259056A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | コマンド通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09259056A (ja) |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP8062236A patent/JPH09259056A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990519 |