JPH09258253A - 液晶表示モジュール - Google Patents

液晶表示モジュール

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JPH09258253A
JPH09258253A JP7008096A JP7008096A JPH09258253A JP H09258253 A JPH09258253 A JP H09258253A JP 7008096 A JP7008096 A JP 7008096A JP 7008096 A JP7008096 A JP 7008096A JP H09258253 A JPH09258253 A JP H09258253A
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JP
Japan
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drive circuit
liquid crystal
control circuit
crystal display
circuit board
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JP7008096A
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Hideo Suzuki
英男 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0296Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
    • H05K1/0298Multilayer circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/182Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動回路シートのLSI実装部を封止している
保護樹脂が駆動回路シートの裏面側に盛り上がっていて
も、その裏面側に制御回路基板を前記駆動回路シートと
ほぼ平行に配置した状態でこの制御回路基板のパッドと
駆動回路シートとをフラットに接触させて接続できるよ
うにする。 【解決手段】制御回路基板40の駆動回路シート20の
他端側に対応する部分に、駆動回路シート20のLSI
実装部を封止している保護樹脂24の駆動回路シート面
からの盛り上がり高さ以上の高さの凸部40aを設け、
この凸部40aの表面に駆動回路シート20との接続用
パッド40aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示モジュー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、テレビジョン
受像機、電子手帳等の各種表示装置に用いられる液晶表
示モジュールは、一般に、次のような構成となってい
る。図5は従来の液晶表示モジュールの側面図であり、
この液晶表示モジュールは、液晶表示パネル10と、駆
動回路シート20と、制御回路基板30とからなってい
る。
【0003】上記液晶表示パネル10は、内面に透明電
極を形成するとともにその上に配向膜を設けた一対の透
明基板11,12を枠状のシール材13を介して接合
し、この両基板11,12間に前記シール材13で囲ま
れた領域に液晶を封入したものであり、両基板11,1
2の外面にはそれぞれ偏光板14,15が配置されてい
る。
【0004】上記駆動回路シート20は、上記液晶表示
パネル10の駆動回路を構成した集積回路素子、例えば
LSI23を、TAB実装と呼ばれる方式で実装したも
のであり、この駆動回路シート20は、裏面に配線を形
成し所定の箇所に開口部を設けた配線フィルム21の前
記開口部に前記LSI23を配置し、このLSI23を
前記配線に接続するとともに、その部分を配線フィルム
21の裏面側から保護樹脂24で封止して構成されてい
る。
【0005】また、上記制御回路基板30は、上記駆動
回路の制御回路を形成するとともに前記駆動回路シート
20との接続用パッド32を設けたもので、この制御回
路基板30は一般に、複数枚、例えば3枚の基板31
a,31b,31cに分割されており、前記制御回路
は、3つの回路に分けて前記3枚の分割基板31a,3
1b,31cにそれぞれ形成されている。そして、これ
らの分割基板31a,31b,31cは互いに積層さ
れ、各分割基板31a,31b,31cに形成した回路
を電気的に接続して接着されている。
【0006】また、上記接続用パッド32は、上記各分
割基板31a,31b,31cのうちの上層の分割基板
31cの端部の表面に、上記駆動回路シート20の各配
線の端部にそれぞれ対応させて形成されている そして、上記駆動回路シート20は、その一端側を液晶
表示パネル10の端子配列部(図5において下側の基板
12の側縁部の上面)に異方導電性接着剤等により接続
して前記液晶表示パネル10に取り付けられており、上
記制御回路基板30は、前記駆動回路シート20の裏面
側に配置され、その端部の表面のパッド32に駆動回路
シート20の他端側を半田付け接続して、前記駆動回路
シート20に取り付けられている。
【0007】なお、上記駆動回路シート20の他端側に
は、制御回路基板30の各パッド32の中央部にそれぞ
れ対応させて、上記配線フィルム21およびその裏面の
配線を貫通する半田付け孔が設けられており、前記制御
回路基板30のパッド32と駆動回路シート20との半
田付けは、駆動回路シート20の各配線を制御回路基板
30の各パッド32に接触させて、駆動回路シート20
の表面側から前記半田付け孔に半田Aを溶かし込んで行
なわれている。
【0008】この液晶表示モジュールは、上記制御回路
基板30(図5では下層の分割基板31a)に画像信号
形成回路等の外部回路(図示せず)をリード部材Bによ
り接続して表示装置のケース内に収納され、このケース
内に設けた支持部に液晶表示パネル10および制御回路
基板30を固定して表示装置に実装されている。
【0009】上記液晶表示モジュールは、液晶表示パネ
ル10に接続した駆動回路シート20の裏面側に制御回
路基板30を配置したものであるため、前記駆動回路シ
ート20の外側に制御回路基板30を配置する場合に比
べて、モジュール全体をコンパクトにまとめることがで
きる。
【0010】また、上記液晶表示モジュールでは、上記
制御回路基板30を複数枚の基板31a,31b,31
cに分割して、これらの分割基板31a,31b,31
cを互いに積層しているため、駆動回路シート20の裏
面側のスペースに制御回路基板30を収めることがで
き、したがって、モジュール全体をよりコンパクトにす
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記液晶表
示モジュールは、駆動回路シート20の一端側を液晶表
示パネル10に接続するとともに、この駆動回路シート
20の裏面側に制御回路基板30を配置して、その端部
の表面のパッド32を前記駆動回路シート20の他端側
に半田付け接続することにより組み立てられる。
【0012】この場合、制御回路基板30の表面のパッ
ド32と駆動回路シート20とを半田付け接続するに
は、前記パッド32の表面と、駆動回路シート20の裏
面(配線面)とをフラットに接触させる必要がある。
【0013】しかし、前記駆動回路シート20の裏面に
は、そのLSI実装部を封止している保護樹脂24によ
る盛り上がり部があり、この盛り上がり部に制御回路基
板30の表面が当たるため、駆動回路シート20と平行
に制御回路基板30を配置したのでは、制御回路基板3
0のパッド32と駆動回路シート20とを接触させるこ
とができない。
【0014】そこで、従来は、制御回路基板30を図5
に示したように斜めに傾けて、駆動回路シート20の他
端側を制御回路基板30の傾きに沿って変形させ、制御
回路基板30のパッド32の表面と駆動回路シート20
の裏面とをフラットに接触させて半田付けを行なってい
る。
【0015】しかしながら、このような方法では、制御
回路基板30を斜めに傾けた不安定な状態で、しかも制
御回路基板30のパッド32と駆動回路シート20との
接触状態を一定に保ちながら半田付け作業を行なわなけ
ればならないため、制御回路基板30と駆動回路シート
20との接続が面倒で能率も悪い。
【0016】これは、制御回路基板30に上述した外部
回路を接続するときにもいえることであり、制御回路基
板30へのリード部材Bの接続も、制御回路基板30を
斜めに傾けた不安定な状態で行なわなければならないた
め、前記リード部材Bの接続が面倒で能率も悪い。
【0017】しかも、上記のようにして制御回路基板3
0と駆動回路シート20とを接続すると、駆動回路シー
ト20の他端側が制御回路基板30の傾きに沿って変形
するため、この駆動回路シート20のLSI実装部にス
トレスが生じる。
【0018】また、上記液晶表示モジュールは、上述し
たように、液晶表示パネル10および制御回路基板30
を、表示装置のケース内に設けた支持部に固定して表示
装置に実装されるが、制御回路基板30の支持部は液晶
表示パネル10の支持部と平行に設けられるのが普通で
あり、したがって、前記制御回路基板30は、図5に示
した傾き状態から水平に姿勢を矯正されてその支持部に
固定される。
【0019】このため、液晶表示モジュールを表示装置
に実装すると、駆動回路シート20の裏面の盛り上がり
部(保護樹脂24)が制御回路基板30で押し上げられ
て、駆動回路シート20の他端側が図5に示した状態と
逆に変形し、そのLSI実装部に逆方向のストレスが生
じる。
【0020】このため、従来の液晶表示モジュールは、
その組み立て時や表示装置への実装時に、駆動回路シー
ト20のLSI実装部に生じるストレスによって、LS
I23の接続不良や機械的破壊等を発生することがあ
り、したがって、信頼性が低いという問題をもってい
る。
【0021】この発明は、駆動回路シートの集積回路実
装部を封止している保護樹脂が前記駆動回路シートの裏
面側に盛り上がっていても、その裏面側に制御回路基板
を前記駆動回路シートとほぼ平行に配置した状態で、こ
の制御回路基板のパッドと駆動回路シートとをフラット
に接触させて接続することができるようにした、制御回
路基板と駆動回路シートとの接続および前記制御回路基
板への外部回路接続用リード部材の接続を容易に能率良
く行なうことができるとともに、駆動回路シートの集積
回路実装部にストレスが生じるのを防いで高い信頼性を
得ることができる液晶表示モジュールを提供することを
目的としたものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明は、液晶表示パ
ネルと、裏面に配線を形成し所定の箇所に開口部を設け
た配線フィルムの前記開口部に前記液晶表示パネルの駆
動回路を構成した集積回路素子を配置し、この集積回路
素子を前記配線に接続するとともに、その部分を前記配
線フィルムの裏面側から保護樹脂で封止してなる駆動回
路シートと、前記駆動回路の制御回路を形成するととも
に前記駆動回路シートとの接続用パッドを設けた制御回
路基板とを備え、前記駆動回路シートの一端側を前記液
晶表示パネルに接続するとともに、前記駆動回路シート
の裏面側に前記制御回路基板を配置し、この制御回路基
板の前記パッドに前記駆動回路シートの他端側を接続し
てなる液晶表示モジュールにおいて、前記制御回路基板
の前記駆動回路シートの他端側に対応する部分に、前記
保護樹脂の駆動回路シート面からの盛り上がり高さ以上
の高さの凸部を設け、この凸部の表面に前記パッドを形
成したことを特徴とするものである。
【0023】この発明によれば、制御回路基板に設ける
駆動回路シートとの接続用パッドを、上述した高さの凸
部の表面に形成しているため、駆動回路シートの集積回
路実装部を封止している保護樹脂が前記駆動回路シート
の裏面側に盛り上がっていても、その裏面側に制御回路
基板を前記駆動回路シートとほぼ平行に配置した状態
で、この制御回路基板のパッドと駆動回路シートとをフ
ラットに接触させて接続することができ、したがって、
制御回路基板と駆動回路シートとの接続および前記制御
回路基板への外部回路接続用リード部材の接続を容易に
能率良く行なうことができるし、また、制御回路基板と
駆動回路シートとを互いにほぼ平行な状態で接続すれ
ば、前記駆動回路シートを変形させることがないため、
この駆動回路シートの集積回路実装部にストレスが生じ
るのを防いで、高い信頼性を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明において、前記制御回路
基板は、複数枚の基板に分割して、これらの分割基板を
互いに積層するのが望ましく、このようにすれば、駆動
回路シートの裏面側のスペースに制御回路基板を収める
ことができるから、モジュール全体をよりコンパクトに
することができる。
【0025】その場合、積層された各分割基板のうちの
下層の分割基板が液晶表示パネルの裏面よりもその裏側
に突出するレベルにあるときは、この分割基板の端部を
液晶表示パネルの側縁部の裏面に対向させてもよく、こ
のようにすれば、前記分割基板の液晶表示パネルとの対
向部分にも制御回路を形成できるため、他の分割基板、
つまり液晶表示パネルの側方に位置する分割基板に形成
する回路の量を少なくして、この分割基板の幅を小さく
することができる。
【0026】そして、前記液晶表示パネルの側方に位置
する分割基板の幅を小さくすれば、その分だけ制御回路
基板全体を液晶表示パネル側にずらして配置するととも
に、この制御回路基板の位置にあわせて駆動回路シート
の幅を小さくできるため、モジュール全体をさらにコン
パクトにすることができる。
【0027】
【実施例】図1〜図3はこの発明の第1の実施例を示し
ており、図1は液晶表示モジュールの側面図、図2は駆
動回路シートの拡大断面図、図3は制御回路基板の一部
分を断面で表した拡大側面図である。
【0028】この実施例の液晶表示モジュールは、図1
のように、液晶表示パネル10に駆動回路シート20の
一端側を接続するとともに、この駆動回路シート20の
裏面側に制御回路基板40を配置して、この制御回路基
板40に前記駆動回路シートの他端側を接続したもので
ある。
【0029】なお、前記液晶表示パネル10は、図5に
示した従来の液晶表示モジュールに用いられているもの
と同じものであるから、その構成の説明は図に同符号を
付して省略する。
【0030】また、駆動回路シート20は、従来の液晶
表示モジュールに用いられているものと同様に、液晶表
示パネル10の駆動回路を構成した集積回路素子、例え
ばLSI23を、TAB実装と呼ばれる方式で実装した
ものであり、この駆動回路シート20は、図2に示すよ
うに、裏面に配線22を形成し所定の箇所に開口部21
aを設けた配線フィルム21の前記開口部21aに前記
LSI23を配置し、このLSI23を前記配線22に
接続するとともに、その部分を配線フィルム21の裏面
側から保護樹脂24で封止して構成されている。
【0031】一方、上記制御回路基板40は、上記駆動
回路の制御回路を形成するとともに前記駆動回路シート
20との接続用パッド45を設けたものであり、この実
施例では、図1および図3に示すように、制御回路基板
40を複数枚、例えば3枚の基板41a,41b,41
cに分割し、前記制御回路を3つの回路に分けて前記3
枚の分割基板41a,41b,41cの裏面に形成して
いる。
【0032】これらの分割基板41a,41b,41c
のうちの2枚の分割基板41a,41bは、比較的幅広
な基板とされ、他の1枚の分割基板41cは極く幅狭な
基板とされており、上記制御回路の大部分は2枚の幅広
基板41a,41bに形成され、幅狭基板41cには制
御回路の出力部分が形成されている。
【0033】そして、上記各分割基板41a,41b,
41cは、2枚の幅広基板41a,41bのうちの入力
部分を含む回路を形成した分割基板41aの上にもう1
枚の幅広基板41bを重ねるとともに、この幅広基板4
1bの一端部の上に幅狭基板41cを重ねて互いに積層
され、各分割基板41a,41b,41cに形成した回
路を電気的に接続して接着されている。
【0034】図3において、42は各分割基板41a,
41b,41cの裏面に形成された配線、43は2枚の
幅広基板41a,4bの配線42に接続された集積回路
素子(例えばLSI)であり、各分割基板41a,41
b,41cの回路は、下層および中間の幅広基板41
a,41bに設けたスルーホール(図示せず)を介して
電気的に接続されている。なお、下層の幅広基板41a
には、中間の幅広基板41bの裏面に突出している集積
回路素子43に対して逃げとなる開口44が設けられて
いる。
【0035】そして、上記接続用パッド45は、制御回
路基板40の上層の分割基板である幅狭基板41cによ
って形成された凸部40aの表面に、上記駆動回路シー
ト20の各配線22の端部にそれぞれ対応させて形成さ
れており、これらのパッド45は、前記幅狭基板41c
に設けたスルーホール(図示せず)を介して、この幅狭
基板41cの裏面の配線42に接続されている。
【0036】上記凸部の高さ(上層の分割基板である幅
狭基板41cの厚さ)は、上記駆動回路シート20のL
SI実装部を封止している保護樹脂24の駆動回路シー
ト面からの盛り上がり高さ以上とされている。
【0037】そして、上記駆動回路シート20は、従来
の液晶表示モジュールと同様に、その一端側を液晶表示
パネル10の端子配列部(図1において下側の基板12
の側縁部の上面)に異方導電性接着剤等により接続して
前記液晶表示パネル10に取り付けられており、上記制
御回路基板40は、前記駆動回路シート20の裏面側に
配置され、その端部の表面のパッド45に駆動回路シー
ト20の他端側を半田付け接続して、前記駆動回路シー
ト20に取り付けられている。
【0038】上記液晶表示モジュールは、駆動回路シー
ト20の一端側を液晶表示パネル10に接続するととも
に、この駆動回路シート20の裏面側に制御回路基板4
0を配置して、その端部の表面のパッド45を前記駆動
回路シート20の他端側に半田付け接続することにより
組み立てられる。
【0039】なお、上記駆動回路シート20の他端側に
は、図2に示したように、制御回路基板40の各パッド
45の中央部にそれぞれ対応させて、上記配線フィルム
21およびその裏面の配線22を貫通する半田付け孔2
1aが設けられており、前記制御回路基板40のパッド
45と駆動回路シート20とは、駆動回路シート20の
各配線22を制御回路基板40の各パッド45に接触さ
せ、駆動回路シート20の表面側から前記半田付け孔2
1aに半田Aを溶かし込んで半田付け接続されている。
【0040】この場合、制御回路基板40の表面のパッ
ド45と駆動回路シート20とを半田付け接続するに
は、前記パッド45の表面と、駆動回路シート20の裏
面(配線面)とをフラットに接触させる必要があるが、
この実施例では、前記制御回路基板40の駆動回路シー
ト20の他端側に対応する部分に、前記駆動回路シート
20のLSI実装部を封止している保護樹脂24の駆動
回路シート面からの盛り上がり高さ以上の高さの凸部4
0aを設け、この凸部40aの表面に前記駆動回路シー
ト20との接続用パッド45を形成しているため、駆動
回路シート20のLSI実装部を封止している保護樹脂
24が前記駆動回路シート20の裏面側に盛り上がって
いても、その裏面側に制御回路基板40を前記駆動回路
シート20とほぼ平行に配置した状態で、この制御回路
基板40のパッド45と駆動回路シート20とをフラッ
トに接触させて接続することができる。
【0041】したがって、上記液晶表示モジュールによ
れば、その組み立てにおける制御回路基板40と駆動回
路シート20との接続を、制御回路基板40を駆動回路
シート20とほぼ平行に配置した状態で、容易に能率良
く行なうことができるし、また、前記制御回路基板40
への外部回路(図示せず)の接続用リード部材Bの接続
も容易に能率良く行なうことができる。
【0042】しかも、上記液晶表示モジュールによれ
ば、制御回路基板40と駆動回路シート20とを互いに
ほぼ平行な状態で接続できるため、前記駆動回路シート
20を変形させることがなく、したがって、駆動回路シ
ート20のLSI実装部にストレスが生じるのを防いで
LSI23の接続不良や機械的破壊等の発生を防止し、
高い信頼性を得ることができる。
【0043】これは、上記液晶表示モジュールを液晶表
示装置に実装した状態においてもいえることである。す
なわち、液晶表示モジュールは、液晶表示パネル10お
よび制御回路基板40を、表示装置のケース内に設けた
支持部に固定して表示装置に実装される。なお、前記制
御回路基板40の支持部には、制御回路基板40の裏面
に突出している集積回路素子43に対する逃げ部が形成
されている。
【0044】この場合、前記液晶表示パネル10の支持
部と制御回路基板40の支持部は、ケースの設計を容易
にするために互いに平行に形成されるが、上記液晶表示
モジュールは、制御回路基板40と駆動回路シート20
とが互いにほぼ平行な状態で接続されているため、制御
回路基板40の支持部が液晶表示パネル10の支持部と
平行に設けられていても、制御回路基板40を図1に示
した姿勢のままその支持部に固定することができる。
【0045】したがって、液晶表示モジュールを表示装
置に実装する際に、駆動回路シート20の裏面の盛り上
がり部(保護樹脂24)が制御回路基板40で押し上げ
られて変形することはないから、そのLSI実装部にス
トレスが生じてLSI23の接続不良や機械的破壊等を
発生することはない。
【0046】また、上記実施例では、前記制御回路基板
40を複数枚の基板40a,40b,40cに分割し
て、これらの分割基板40a,40b,40cを互いに
積層しているため、駆動回路シート20の裏面側のスペ
ースに制御回路基板40を収めることができるから、モ
ジュール全体をよりコンパクトにすることができる。
【0047】なお、上記第1の実施例では、制御回路基
板40を3枚の基板40a,40b,40cに分割して
いるが、制御回路基板の分割数は任意でよく、また、積
層された各分割基板のうちの下層の分割基板が液晶表示
パネル10の裏面よりもその裏側に突出するレベルにあ
るときは、この分割基板の一端側を液晶表示パネル10
の側縁部の裏面に対向させてもよい。
【0048】図4はこの発明の第2の実施例を示す液晶
表示モジュールの側面図である。なお、この実施例は、
上記第1の実施例で用いた制御回路基板40に代えて、
図4のような制御回路基板50を用いたものであり、そ
の他の構成は第1の実施例と同じであるから、重複する
説明は図に同符号を付して省略する。
【0049】この実施例の液晶表示モジュールは、制御
回路基板50を4枚の基板51a,51b,51c,5
1dに分割し、制御回路を4つの回路に分けて前記4枚
の分割基板51a,51b,51c,51dに形成した
ものであり、これらの分割基板51a,51b,51
c,51dは互いに積層して接着されている。
【0050】この制御回路基板50の厚さ、つまり各分
割基板51a,51b,51c,51dの総厚は、液晶
セル10に一端側を接続した駆動回路シート20の裏面
側に前記制御回路基板50を配置したとき、下層の分割
基板51aが液晶表示パネル10の裏面よりもその裏側
に突出するレベルに位置する厚さであり、前記各分割基
板51a,51b,51c,51dのうち、下層の分割
基板51aは幅広な基板とされている。
【0051】また、中間層の2枚の分割基板51b,5
1cは、前記下層の分割基板51aの半分程度の幅の基
板とされ、上層の分割基板51dは極く幅狭な基板とさ
れており、中間層の2枚の分割基板51b,51cは下
層の分割基板51aの一端側の上に順次積層され、その
一端部の上に前記上層の分割基板51dが積層されてい
る。
【0052】そして、上記制御回路の大部分は下層の幅
広な分割基板51aと中間層の2枚の分割基板51b,
51cとに形成され、上層の幅狭な分割基板51dには
制御回路の出力部分が形成されている。なお、前記制御
回路の入力部は下層の分割基板51aに形成されてい
る。
【0053】上記制御回路は、図示しないが、各分割基
板51a,51b,51c,51dの裏面に配線を形成
し、この配線に集積回路素子を接続して構成されてお
り、これらの分割基板51a,51b,51c,51d
の裏面に形成された回路は、下層の分割基板51aと中
間層の2枚の分割基板51b,51cとに設けたスルー
ホールを介して電気的に接続されている。
【0054】また、上記駆動回路シート20との接続用
パッド52は、制御回路基板50の上層の分割基板であ
る幅狭基板51dによって形成された凸部50aの表面
に、上記駆動回路シート20の各配線の端部にそれぞれ
対応させて形成されており、これらのパッド52は、前
記幅狭基板51dに設けたスルーホール(図示せず)を
介して、この幅狭基板51dの裏面の配線に接続されて
いる。
【0055】上記凸部の高さ(上層の分割基板である幅
狭基板51dの厚さ)は、上記駆動回路シート20のL
SI実装部を封止している保護樹脂24の駆動回路シー
ト面からの盛り上がり高さ以上とされている。
【0056】そして、上記制御回路基板50は、その下
層の分割基板51aの他端部を液晶表示パネル10の側
縁部の裏面に対向させた状態で駆動回路シート20の裏
面側に配置され、前記パッド52に駆動回路シート20
の他端側を半田付け接続して前記駆動回路シート20に
取り付けられている。
【0057】この実施例においても、上記制御回路基板
50の駆動回路シート20の他端側に対応する部分に、
前記駆動回路シート20のLSI実装分を封止している
保護樹脂24の駆動回路シート面からの盛り上がり高さ
以上の高さの凸部50aを設け、この凸部50aの表面
に前記パッド52を形成しているため、前記保護樹脂2
4が駆動回路シート20の裏面側に盛り上がっていて
も、その裏面側に制御回路基板50を前記駆動回路シー
ト20とほぼ平行に配置した状態で、この制御回路基板
50のパッド52と駆動回路シート20とをフラットに
接触させて接続することができる。
【0058】したがって、制御回路基板50と駆動回路
シート20との接続および前記制御回路基板50への外
部回路接続用リード部材Bの接続を容易に能率良く行な
うことができるし、また、制御回路基板50と駆動回路
シート20とを互いにほぼ平行な状態で接続すれば、前
記駆動回路シート20を変形させることがないため、こ
の駆動回路シート20のLSI実装部にストレスが生じ
るのを防いで、高い信頼性を得ることができる。
【0059】しかも、この実施例では、上記制御回路基
板50を、積層された各分割基板51a,51b,51
c,51dのうちの液晶表示パネル10の裏面よりもそ
の裏側に突出するレベルにある下層の分割基板51aの
端部を前記液晶表示パネル10の裏面に対向させて配置
しているため、この下層の分割基板51aの液晶表示パ
ネル10との対向部分にも制御回路を形成することがで
き、したがって、その分だけ他の分割基板、つまり液晶
表示パネル10の側方に位置する中間層の分割基板51
b,51cに形成する回路の量を少なくして、この分割
基板51b,51cの幅を小さくすることができる。
【0060】そして、このように液晶表示パネル10の
側方に位置する中間層の分割基板51b,51cの幅を
小さくすれば、その分だけ制御回路基板50全体を液晶
表示パネル10側にずらして配置するとともに、この制
御回路基板50の位置にあわせて駆動回路シート20の
幅を小さくできるため、モジュール全体をさらにコンパ
クトにすることができる。
【0061】なお、上記第1および第2の実施例では、
制御回路基板40,50の各分割基板のうちの上層の分
割基板41c,51dを幅狭な基板とし、この上層の分
割基板41c,51dによって形成した凸部40a,5
0aの表面に駆動回路シート20との接続用パッド4
5,52を形成しているが、前記凸部40a,50a
は、制御回路基板の表面に樹脂を厚く塗布して形成して
もよい。
【0062】また、上記各実施例では、制御回路基板4
0,50を複数枚の基板に分割してこれらの分割基板を
積層しているが、制御回路の規模が比較的小さく、その
回路の全てを一枚の基板に形成しても基板幅があまり大
きくならない場合は、制御回路基板を分割しなくてもよ
い。
【0063】
【発明の効果】この発明の液晶表示モジュールによれ
ば、駆動回路シートの集積回路実装部を封止している保
護樹脂が前記駆動回路シートの裏面側に盛り上がってい
ても、その裏面側に制御回路基板を前記駆動回路シート
とほぼ平行に配置した状態で、この制御回路基板のパッ
ドと駆動回路シートとをフラットに接触させて接続する
ことができ、したがって、制御回路基板と駆動回路シー
トとの接続および前記制御回路基板への外部回路接続用
リード部材の接続を容易に能率良く行なうことができる
とともに、駆動回路シートの集積回路実装部にストレス
が生じるのを防いで高い信頼性を得ることができる。
【0064】また、この発明において、前記制御回路基
板を複数枚の基板に分割し、これらの分割基板を互いに
積層すれば、駆動回路シートの裏面側のスペースに制御
回路基板を収めることができるから、モジュール全体を
よりコンパクトにすることができる。
【0065】さらに、積層された各分割基板のうちの下
層の分割基板が液晶表示パネルの裏面よりもその裏側に
突出するレベルにある場合、この分割基板の端部を液晶
表示パネルの側縁部の裏面に対向させれば、前記分割基
板の液晶表示パネルとの対向部分にも制御回路を形成で
きるため、他の分割基板、つまり液晶表示パネルの側方
に位置する分割基板に形成する回路の量を少なして、こ
の分割基板の幅を小さくすることができる。
【0066】そして、前記液晶表示パネルの側方に位置
する分割基板の幅を小さくすれば、その分だけ制御回路
基板全体を液晶表示パネル側にずらして配置するととも
に、この制御回路基板の位置にあわせて駆動回路シート
の幅を小さくできるため、モジュール全体をさらにコン
パクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す液晶表示モジュ
ールの側面図。
【図2】第1の実施例の液晶表示モジュールにおける駆
動回路シートの拡大断面図。
【図3】第1の実施例の液晶表示モジュールにおける制
御回路基板の一部分を断面で表した拡大側面図。
【図4】この発明の第2の実施例を示す液晶表示モジュ
ールの側面図。
【図5】従来の液晶表示モジュールの側面図。
【符号の説明】
10…液晶表示パネル 20…駆動回路シート 21…配線フィルム 22…配線 23…集積回路素子(LSI) 24…保護樹脂 40,50…制御回路基板 40a,50a…凸部 45,52…パッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示パネルと、 裏面に配線を形成し所定の箇所に開口部を設けた配線フ
    ィルムの前記開口部に前記液晶表示パネルの駆動回路を
    構成した集積回路素子を配置し、この集積回路素子を前
    記配線に接続するとともに、その部分を前記配線フィル
    ムの裏面側から保護樹脂で封止してなる駆動回路シート
    と、 前記駆動回路の制御回路を形成するとともに前記駆動回
    路シートとの接続用パッドを設けた制御回路基板とを備
    え、 前記駆動回路シートの一端側を前記液晶表示パネルに接
    続するとともに、前記駆動回路シートの裏面側に前記制
    御回路基板を配置し、この制御回路基板の前記パッドに
    前記駆動回路シートの他端側を接続してなる液晶表示モ
    ジュールにおいて、 前記制御回路基板の前記駆動回路シートの他端側に対応
    する部分に、前記保護樹脂の駆動回路シート面からの盛
    り上がり高さ以上の高さの凸部を設け、この凸部の表面
    に前記パッドを形成したことを特徴とする液晶表示モジ
    ュール。
  2. 【請求項2】制御回路基板は複数枚の基板に分割されて
    おり、これらの分割基板が互いに積層されていることを
    特徴とする請求項1に記載の液晶表示モジュール。
  3. 【請求項3】積層された各分割基板のうちの下層の分割
    基板は液晶表示パネルの裏面よりもその裏側に突出する
    レベルにあり、この分割基板の端部が前記液晶表示パネ
    ルの側縁部の裏面に対向していることを特徴とする請求
    項2に記載の液晶表示モジュール。
JP7008096A 1996-03-26 1996-03-26 液晶表示モジュール Pending JPH09258253A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160087975A (ko) * 2015-01-14 2016-07-25 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치

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