JPH09257708A - テストストリップ判定方法及びその装置 - Google Patents

テストストリップ判定方法及びその装置

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JPH09257708A
JPH09257708A JP9479596A JP9479596A JPH09257708A JP H09257708 A JPH09257708 A JP H09257708A JP 9479596 A JP9479596 A JP 9479596A JP 9479596 A JP9479596 A JP 9479596A JP H09257708 A JPH09257708 A JP H09257708A
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JP
Japan
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image
test strip
reaction pattern
ccd camera
area
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JP9479596A
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Inventor
Yoshihiro Ashihara
義弘 芦原
Koji Gotanda
光司 五反田
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Fujirebio Inc
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Fujirebio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストストリップを使用した免疫測定に際
し、高精度でかつ定量的な判定ができ、しかも複数の検
査結果を同時に測定することができるテストストリップ
判定方法とその装置を提供する。 【解決手段】 保持装置12内に装填されたテストスト
リップ1の検出部5a,5b,5cにおける反応パター
ンをファイバースコープ17を介してCCDカメラ17
によって画像として取り込み、取り込んだ反応パターン
を画像処理装置20で処理し、装置本体19で処理され
た画像の面積又は/及び縦と横の長さの比率を求め、あ
らかじめ設定された基準値に基づいて検体中に検出した
い目的物が含まれているか否かを判定し、その判定結果
をディスプレイ21又は/及びプリンタ22で表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、免疫測定に用い
るテストストリップを簡単かつ確実に判定することので
きるテストストリップの判定方法とその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ヒト免疫不全ウイルス(以下「HIV」
と略記する)、B型又はC型肝炎ウイルス等のウイルス
への感染、便潜血、妊娠の有無などを判定するための簡
易なテストストリップが従来から使用されている。この
テストストリップは、メンブレンの両端部に吸水材から
なる展開液パッドと吸収パッドを設け、両パッド間に、
たとえば検出すべき抗原又は抗体と反応する抗体又は抗
原が酵素標識された標識体が設けられ、該標識体と吸収
パッド間に検出すべき抗原又は抗体と反応する抗体又は
抗原からなる検出ラインを形成し、標識体を通過した検
体液が検出ラインに達し、検体液中の抗原又は抗体が検
出ラインの抗体又は抗原と反応することによって発色さ
せ、これを目視で検出ラインが発色していると陽性と判
断し、発色しない場合には陰性と判断している。また、
かゝる判定に際しては目視以外の手段として、反射濃度
測定用装置を使用することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かゝる簡易なテストス
トリップの検出ラインの発色の有無による陽性、陰性の
判定は、測定者の個人差によって差異が生じる。また、
反射濃度測定用装置では、同時に複数のテスト結果を判
定することができなかった。
【0004】この発明はかゝる現状に鑑み、簡易なテス
トストリップを使用した免疫測定に際し、定量的に判定
することによって個人差をなくし、短時間に高精度で複
数の検査結果を同時に測定することのできる判定方法及
びその装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明のうちで請求項1に記載の発明は、テス
トストリップの検出部における反応パターンをCCDカ
メラに画像として取り込み、取り込んだ反応パターンの
画像を画像処理し、処理された画像の面積又は/及び縦
と横の長さの比率を求め、得た画像の面積又は/及び縦
と横の長さの比率をあらかじめ設定された基準値に基づ
いて比較し、検体中に検出したい目的物が含まれている
か否かを判定することを特徴としたものである。
【0006】また、この発明の請求項5記載の発明は、
テストストリップの保持装置と、該保持装置に接続され
てテストストリップの反応パターンを画像として取り込
むためのCCDカメラと、該CCDカメラで取り込んだ
反応パターンを画像処理するための画像処理装置と、処
理された画像の面積又は/及び縦と横の長さの比率を求
め、あらかじめ設定された基準値に基づいて検体中に検
出したい目的物が含まれているか否かを判定する判定装
置と、判定結果を表示するディスプレイ又は/及びプリ
ンタからなることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明のテストストリッ
プ判定方法及びその装置の一例を添付の図面に基づいて
より具体的に説明する。図1は、この発明のテストスト
リップ判定方法に使用するテストストリップを示すもの
である。このテストストリップ1は、ニトロセルロース
などの材質からなるメンブレン部2と、その両端部に設
けた吸水性の材質からなる展開液パッド3および吸収パ
ッド6とからなるもので、メンブレン部2の展開液パッ
ド3に近い部分には白色の標識体パッド4が乾燥固定さ
れ、吸収パッド6に近い部分には所定の間隔を保持して
3本の線状の検出部5a,5bおよび5cが形成されて
いる。
【0008】このテストストリップ1の展開液パッド3
には、展開液を加えておく。この展開液は適当な緩衝液
からなるもので、発色基質を含んでいてもよい。また、
この基質は、標識体パッド4と展開液パッド3の間のメ
ンブレンに含ませておいてもよい。標識体パッド4に含
まれ標識体は、標識抗原、標識抗体などで、標識物とし
ては、たとえば、アルカリホスファターゼ、パーオキシ
ターゼ、β−ガラクトシターゼなどの酵素、カラーラテ
ックスなどの着色した粒子などを挙げることができる。
さらに、検出部5a,5bおよび5cには、メンブレン
に物理吸着法又は化学結合法により抗原あるいは抗体を
固定化して形成する。
【0009】かゝるテストストリップ1は、使用に際し
て、まず検体液を標識体パッド4に加え、さらに少なく
とも吸収パッド6に到達するのに十分な量の展開液を展
開液パッド3に加えて測定を行う。展開後、テストスト
リップ1の検出部5a,5bおよび5cでは、標識体と
固定化されている抗体又は抗原との免疫反応によって標
識体がトラップされて留まり、検体液中に検出すべき目
的物が含まれている場合には、検出部5a,5bおよび
5cが発色する。したがって、この発色の有無により検
体中に検出すべき目的物が含まれているか否かを判定す
ることができる。なお、検出部5a,5bおよび5cに
は、それぞれ異なった抗原又は抗体と反応する抗体又は
抗原を固定化することによって、3種類の反応パターン
を形成して検出を行うことができるものである。
【0010】かくして得たテストストリップ1による反
応パターンは、検出部における反応が明瞭であるときは
目視による判断もできるが、検体液中の検出すべき目的
物の濃度が低い場合や検出部の反応が不十分な場合に
は、図2に示すテストストリップ判定装置11を使用し
て判断することになる。
【0011】テストストリップ判定装置11は図2に示
すように、基本的には、検体と反応させて展開が終わっ
た前記テストストリップ1を内部に保持して測定に供す
るための保持装置12と、先端部を前記保持装置12の
上部に固定して光源16によって保持装置12の内部を
照光しながら前記検出ラインにおける反応パターンを読
み取るファイバースコープ17と、該ファイバースコー
プ17で読み取った反応パターンの光信号を電気信号に
変えるCCDカメラ18と、該CCDカメラ18による
反応パターンの電気信号を受け入れ、入力された画像を
所定のフォーマットに従って画像処理し、処理された画
像の面積又は/及び縦と横の長さの比率を求め、あらか
じめ設定された基準値に基づいて検体中に検出したい目
的物が含まれているか否かを判定する装置本体19とに
よって構成されている。
【0012】なお、前記の装置本体19には、CCDカ
メラ18からの入力した画像を取り込み、画像処理され
た結果の画像をモニタ23に出力するための画像処理装
置20と、入力画像の表示や画像処理した結果の画像を
表示することのできるディスプレイ21と、判定した結
果を出力することのできるプリンタ22が付設されてい
る。
【0013】前記テストストリップ1を保持する保持装
置12は、図3において特に明らかなように、内部に侵
入する光を可能な限り抑制することのできる本体13
と、本体13の内部に自在に出し入れすることのできる
トレー14と、本体13を載置するベース15とから構
成される。
【0014】前記本体13の上部には、前記ファイバー
スコープ17の先端部が固定され、光源16からの光を
ファイバー束内を通して本体13内を照光する。なお、
本体13の内面は、ファイバースコープ17からの光に
よってのみ撮影することができるよう黒く塗られている
ことが好ましい。
【0015】前記CCDカメラ18は、ファイバースコ
ープ17を介して保持装置12内にセットしたテストス
トリップ1の反応パターンを光信号として撮像し、これ
を電気信号として前記装置本体19に入力するものであ
る。なお、ファイバースコープ17は、テストストリッ
プ1の検出部に光を照射することのできる光源とCCD
カメラ18のレンズを同軸に具備したものであってもよ
く、取り込む画像はカラー画像であっても白黒画像であ
ってもよい。
【0016】前記装置本体19は、CCDカメラ18に
よる反応パターンを画像として受け入れ、所定のフォー
マットに従って受け入れた画像を処理し、画像処理され
た検査結果をディスプレイ21に表示し、かつ必要に応
じてプリンタ22によってプリントアウトすることがで
きるようになっている。かゝるテストストリップ判定装
置11は、以下のとおり操作される。
【0017】保持装置12にセットしたテストストリッ
プ1の検出部5a,5bおよび5cの各反応パターンの
画像をファイバースコープ17とCCDカメラ18を利
用してテストストリップ1を取り込み、これを装置本体
19に入力して画像処理装置20の操作によって以下の
画像処理を行い、前記の反応パターンから検体中に目的
物が含まれいてるか否かを判定し、目的物が含まれてい
る場合を陽性とし、含まれない場合を陰性とするもので
ある。なお、以下の例は、カラー画像として処理した場
合の例を述べる。
【0018】1)保持装置12のトレー14に反応パタ
ーンが形成されたテストストリップ1を搭載したのち、
トレー14を本体13内にセットする。 2)画像処理装置20を操作して、テストストリップ1
の検出部にファイバースコープ17を介して光を照射す
ると同時に、検出部における反応パターンをCCDカメ
ラ18で撮影し、装置本体19に入力する。 3)装置本体19のフォーマットにしたがって、取り込
んだ反応パターンの画像のR(red),G(gree
n),B(blue)データを輝度信号に変換する。 4)得た輝度信号から、画像の濃淡に基づく図4に示す
ような256階調の濃度値のヒストグラムを求める。 5)このヒストグラムから入力の大きさによって2つの
異なった状態の入力の値を求めるためのしきい値を計算
する。このしきい値は、たとえば、全濃度値の中間値
(図4における左右のそれぞれの面積が等しい中間値)
を採択して濃い濃度と薄い濃度の部分に分ける。(図4
の点線aがしきい値に該当する。) 6)ついで、この求めたしきい値から画像を2値化す
る。すなわち、しきい値より濃度値の高い左側の部分の
画素の0とし、濃度値の低い右側の部分の画素を1と
し、濃度値の低い画素の部分はテストストリップ1の反
応パターンが表れる白い地色と同じとしてパターンのな
いもの見なし、反応パターンの部分のみを画像として残
すものである。 7)この2値化で残された反応パターンの画像につい
て、画像の収縮と膨張を行い、雑像を除去する。すなわ
ち、画像の収縮を行うことによって図5に示すようなパ
ターンの中の点線bで囲まれた画素のまわりに点がない
ような画素c,c・・・は除かれ、画像の膨張により図
6に示すような画素の固まりの中に孔e,eが明いてい
るような場合にその孔e,eが塞がれ、これらによって
まとまったひと固まりの面積に画素に整理するものであ
る。 8)この処理の後に得られたひとかたまりの画素の面積
を計算する。この計算で求めた面積がある一定の値より
も小さい画素については、雑像と判断して検査の対象外
とする。その判断基準は、パラメータ設定モードによっ
て設定する。 9)続いて、得られたひとかたまりの像の重心位置を求
める。たとえば、図7において、メンブレン部2の発色
すべき領域YaとYbの間に(横の長さがx1 、縦の長
さがy1 )と(横の長さがx2 、縦の長さがy2)の2
つの部分に分かれて発色像が形成されているような場合
に、それらの像の重心(x1 ,y1 )と(x2 ,y2
を求め、しかも、それらが領域YaとYbの間にあるこ
とを認識することによって同一の発色ラインの像である
と判断し、これらの発色像が領域YaとYbの間にない
場合には別の発色ラインにあるものと認識するものであ
る。 10)かくて得られた画像の縦と横の長さを求める。す
なわち、図8及び図9に示すように各画像Aを包む長方
形(包絡長方形)の縦イと横ロの長さを求め、垂直方向
と水平方向の長さの最大値を求める。 11)この縦イと横ロの長さの比率からパターンの形状
を解析して、この縦横の長さと比率などから画像が横長
の長方形であるか否かを調べる。 12)このパターンの形状が横長な長方形であるか否か
を判断し、かゝるパターンの形状と前記したしきい値や
面積などから陽性又は陰性の別を判定する。
【0019】以上の経緯によるとおり、光信号として得
た画像の反応パターンを輝度信号として2値化し、雑像
の除去などパターン解析に必要なデータを取得し、面積
計算や縦横の比率計算などによって最終的に陽性、陰性
の判定を行うものである。
【0020】かゝる操作は、テストストリップ1におけ
る3つの検出部5a,5bおよび5cの各反応パターン
について同時に行い、これらはすべて装置本体19によ
る演算処理で自動的に、しかも設定された基準値との比
較において陽性あるいは陰性の判定を瞬時にして行うも
のである。この検査結果は、前記のしきい値、面積や重
心位置などの特徴値と共にディスプレイ21に表示さ
れ、かつプリンタ22に印字として出力する。なお、図
中23は、入力画像の表示や画像処理した結果の画像の
表示を行うモニタである。
【0021】なお、上記の説明においては、テストスト
リップ1に形成された検出部が3つの場合について説明
したが、検出部が1つの場合やその他の複数の場合につ
いてもこれに準じた処理によって同様の解析で陰性ある
いは陽性の判定を容易に下すことができるものである。
【0022】
【作用】この発明のテストストリップ判定方法は、テス
トストリップに形成された検出部の反応パターンを画像
としてCCDカメラで取り込み、取り込んだ画像を電気
信号として装置本体に入力し、該装置本体における所定
のフォーマットに従って各種の演算処理で最終的にひと
固まりの画像とし、この画像の面積又は/及び縦と横の
長さの比率を測定し、その測定結果をあらかじめ定めた
基準値と対比し、検体中に目的物が含まれているか否か
を自動的にしかも迅速に行う。
【0023】この発明のテストストリップ判定方法に使
用する判定装置は、装置を構成する保持装置に検出部に
展開が収量したテストストリップを装填するのみで、自
動的に検体中に目的物が含まれているか否かを判断する
ことができる。
【0024】なお、判定装置11に使用するテストスト
リップ1の保持装置12は、トレー14にテストストリ
ップ1を載置したのち、トレー14を本体13内に装填
することによって検出部に現れた反応パターンを簡単か
つ容易に、しかも確実にCCDカメラによって取り込
み、装置本体19による解析を行うことができる。
【0025】
〔以下余白〕
【0026】
【表1】
【0027】実施例2 実施例1に準拠してTP抗体検出用に2種類のリコンビ
ナント抗原15−17Kおよび47Kを上記のようにメ
ンブレン部2の上部2か所に点着し、同時に2種類の反
応パターンを検出する下記の試薬を作製した。すなわ
ち、アルカリホスファターゼ標識TP15−17K抗原
およびアルカリホスファターゼ標識TP47K抗原の混
合物を不織布に塗布し、温度37℃で30分間乾燥させ
た。TP検体80例について実施例1と同じ方法と、T
P−PA法(TP抗体間接凝集免疫測定試薬;富士レビ
オ社製セロディア−TP)とによる比較判定を行った。
その結果を表2に示す。 〔以下余白〕
【0028】
【表2】
【0029】実施例3 実施例1に従い、テストストリップの前記検出部5bの
部分に、前記検出部5a,5bおよび5cに使用した固
相材料を同じ濃度で点着乾燥してシングルライン(単項
目用)のテストストリップを作製し、標識体パッドの部
分にも同じ組み合わせのものを同濃度で点着乾燥した。
このテストストリップを使用し、TP抗体が陰性と陽性
の血清サンプルについて10回に亘って判定した結果を
下記表3(陰性サンプル)と表4(陽性サンプル)に示
す。 〔以下余白〕
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【発明の効果】この発明のテストストリップ判定方法
は、テストストリップの検出部に形成された反応パター
ンをCCDカメラによって取り込み、装置本体に入力
し、該装置本体のフォーマットに従って画像処理を行っ
て判定基準となるひと固まりの画像とし、得た画像の面
積や縦と横の長さの比率を測定し、これら測定結果をあ
らかじめ設定した基準値と対比して検体中に目的物が含
まれるか否かを判定することができるので、テストスト
リップによる検査に要する処理時間を大幅に短縮するこ
とができ、しかも目視によらない判断のため常に精度の
高い判断を得ることができると共に、同一テストストリ
ップ上の複数の検出結果を同時に判定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテストストリップ判定方法に使用す
るテストストリップの一例を示す平面図である。
【図2】この発明のテストストリップ判定装置の構成を
示す説明図である。
【図3】図2の判定装置におけるテストストリップの保
持装置の分解斜視図である。
【図4】反応パターンの処理過程で生ずるヒストグラム
の一例である。
【図5】同じく反応パターンの処理過程で生ずる画像の
一例を示す説明図である。
【図6】同じく反応パターンの処理過程で生ずる画像の
他の例を示す説明図である。
【図7】反応パターンの処理過程における重心位置を求
めるための説明図である。
【図8】同じく反応パターンの処理過程における画像の
縦横の長さを求めるための説明図である。
【図9】同じく反応パターンの処理過程における画像の
縦横の長さの最大値を求めるための説明図である。
【符号の説明】
1 テストストリップ 2 メンブレン部 3 展開液パッド 4 標識体パッド 5a,5b,5c 検出部 6 吸収パッド 11 テストストリップ判定装置 12 保持装置 16 光源ランプ 17 ファイバースコープ 18 CCDカメラ 19 装置本体 20 画像処理装置 21 ディスプレイ 22 プリンター 23 モニタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストストリップの検出部における反応
    パターンをCCDカメラに画像として取り込み、取り込
    んだ反応パターンの画像を画像処理し、処理された画像
    の面積又は/及び縦と横の長さの比率を求め、得た画像
    の面積又は/及び縦と横の長さの比率をあらかじめ設定
    された基準値に基づいて比較し、検体中に検出したい目
    的物が含まれているか否かを判定することを特徴とする
    テストストリップ判定方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理は、前記テストストリップ
    の検出部上の反応パターンの画像の濃度に基づいてしき
    い値を検出し、該しきい値から濃度の高低に基づいた2
    値化を行い、当該画像の面積又は/及び縦横の長さの比
    率を求めることを特徴とする請求項1記載のテストスト
    リップ判定方法。
  3. 【請求項3】 前記画像処理は、前記CCDカメラによ
    る反応パターンカラー画像を輝度信号に変換し、この輝
    度信号から画像の濃度に対応したヒストグラムを形成
    し、該ヒストグラムに基づいてしきい値を検出し、該し
    きい値から濃度の高低に基づいた2値化を行い、当該画
    像の面積又は/及び縦横の長さの比率を求めることを特
    徴とする請求項1記載のテストストリップ判定方法。
  4. 【請求項4】 前記テストストリップは、検出部を複数
    有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載のテストストリップ判定方法。
  5. 【請求項5】 テストストリップの保持装置と、該保持
    装置に接続されてテストストリップの反応パターンを画
    像として取り込むためのCCDカメラと、該CCDカメ
    ラで取り込んだ反応パターンを画像処理するための画像
    処理装置と、処理された画像の面積又は/及び縦と横の
    長さの比率を求め、あらかじめ設定された基準値に基づ
    いて検体中に検出したい目的物が含まれているか否かを
    判定する装置本体と、判定結果を表示するディスプレイ
    又は/及びプリンタからなることを特徴とするテストス
    トリップ判定装置。
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