JPH09257529A - 渦流量計及びその製造方法 - Google Patents

渦流量計及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09257529A
JPH09257529A JP8067811A JP6781196A JPH09257529A JP H09257529 A JPH09257529 A JP H09257529A JP 8067811 A JP8067811 A JP 8067811A JP 6781196 A JP6781196 A JP 6781196A JP H09257529 A JPH09257529 A JP H09257529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
vortex
temporary
receiving body
force receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8067811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3456822B2 (ja
Inventor
Noboru Maruyama
登 丸山
Tetsuhiro Matsuda
哲浩 松田
Katsumi Ishida
克己 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Yokogawa IMT Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Yokogawa IMT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp, Yokogawa IMT Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP06781196A priority Critical patent/JP3456822B2/ja
Publication of JPH09257529A publication Critical patent/JPH09257529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3456822B2 publication Critical patent/JP3456822B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低流速まで測定可能範囲が拡大でき、精度が
良好な渦流量計を提供する。 【解決手段】 管路に設けられた渦発生体と、圧電素子
が埋設され該渦発生体の下流に設けられた柱状の受力体
とを具備し、カルマン渦により受力体に作用する交番力
を検出して流量を測定する渦流量計において、前記受力
体が、熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電
素子を保護する仮保護体と、熱可塑性樹脂よりなり前記
圧電素子と該仮保護体とを囲み前記圧電素子と該仮保護
体と共に加熱により一体成形され前記受力体を形成する
一体成形体とからなることを特徴とする渦流量計であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低流速まで測定可
能範囲が拡大でき、精度が良好な渦流量計に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来より一般に使用されてい
る従来例の構成説明図で、例えば、実開平2−0488
18号(実願昭63−127053号)に示されてい
る。図において、
【0003】1は、測定流体2が流れる管路である。3
は,管路1に挿入された渦発生体である。4は、渦発生
体3の下流の管路1に挿入された受力体である。5は、
受力体4に設けられた穴である。
【0004】6は、穴5に挿入され、熱硬化性の弾性エ
ポキシ樹脂7で、穴5に包埋固定された圧電素子であ
る。なお、圧電素子6は、受力体4の形成時に同時に密
封包埋してもよい。
【0005】以上の構成において、管路1に測定流体2
が流されると、渦発生体3によりカルマン渦が発生し、
このカルマン渦により受力体4に作用する交番力を検出
して流量を測定する事ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、圧電素子6を熱硬化性の弾性エポキ
シ樹脂7で、包埋固定しているが、次の様な不具合が生
じる。
【0007】(1)弾性エポキシ樹脂7の配合時や圧電
素子6包埋時に、エポキシ樹脂の中に気泡が発生し、受
力体4と圧電素子6との間に隙間が生じる。このため、
カルマン渦による振動歪が、圧電素子6に十分伝達され
ない。特に、低流量測定時には、感度不足となり、低流
量が測定できない。
【0008】(2)また、受力体4と圧電素子6との間
の隙間が一様に出来ないので、カルマン渦による振動歪
の、圧電素子6への伝達状態に固体差が生じる。特に、
低流量測定時の感度にばらつきが大きかった。
【0009】次に、圧電素子6を、受力体4の形成時に
同時に密封包埋しても良いが、次の様な不具合が生じ
る。
【0010】(1)装置の小型化の趨性のために、圧電
素子6が小型で薄いものが用いられる様になると、受力
体4の形成時の同時密封包埋時に生ずる密封のための応
力、又は、受力体4の離型時の引剥がしのための応力
で、圧電素子6が破壊されてしまう恐れがある。
【0011】(2)また、圧電素子6に受力体4の形成
時の残留歪が加わり、圧電素子6が正常に動作しなくな
る。
【0012】(3)圧電素子6を受力体4の中に埋め込
んでしまうので、圧電素子6を予め保持する事が困難に
なり、受力体4内における圧電素子6の正確な位置を配
置出来ない。
【0013】本発明は、この問題点を解決するものであ
る。本発明の目的は、低流速まで測定可能範囲が拡大で
き、測定精度が良好な渦流量計を提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、 (1)管路に設けられた渦発生体と、圧電素子が埋設さ
れ該渦発生体の下流に設けられた柱状の受力体とを具備
し、カルマン渦により受力体に作用する交番力を検出し
て流量を測定する渦流量計において、前記受力体が、熱
可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電素子を保
護する仮保護体と、熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子
と該仮保護体とを囲み前記圧電素子と該仮保護体と共に
加熱により一体成形され前記受力体を形成する一体成形
体とからなることを特徴とする渦流量計を構成したもの
である。 (2)管路に設けられた渦発生体と、圧電素子が埋設さ
れ該渦発生体の下流に設けられた柱状の受力体とを具備
し、カルマン渦により受力体に作用する交番力を検出し
て流量を測定する渦流量計において、前記受力体が、熱
可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電素子の長
手方向に直角方向に該圧電素子を境にして互いに2個に
分割された第1,第2の仮保護体と、熱可塑性樹脂より
なり前記圧電素子と該第1,第2の仮保護体とを囲み前
記圧電素子と該第1,第2の仮保護体と共に加熱により
一体成形され前記受力体を形成する一体成形体とからな
ることを特徴とする渦流量計を構成したものである。 (3)管路に設けられた渦発生体と、圧電素子が埋設さ
れ該渦発生体の下流に設けられた柱状の受力体とを具備
し、カルマン渦により受力体に作用する交番力を検出し
て流量を測定する渦流量計の製造方法において、以下の
工程を有することを特徴とする渦流量計の製造方法を採
用した。 (a)熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電
素子を保護する仮保護体と該圧電素子とを組み立てる。 (b)前記圧電素子と前記仮保護体との組立体に、熱可
塑性樹脂よりなり前記圧電素子と該仮保護体と共に加熱
により一体成形される一体成形体を組み立てる。 (4)管路に設けられた渦発生体と、圧電素子が埋設さ
れ該渦発生体の下流に設けられた柱状の受力体とを具備
し、カルマン渦により受力体に作用する交番力を検出し
て流量を測定する渦流量計の製造方法において、以下の
工程を有することを特徴とする渦流量計の製造方法を採
用した。 (a)熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電
素子の長手方向に直角方向に該圧電素子を境にして互い
に分割された第1,第2の仮保護体のいずれか一方と該
圧電素子とを組み立てる。 (b)前記第1,第2の仮保護体のいずれか一方と圧電
素子の組立体に、前記第1,第2の仮保護体の他方を組
み立てる。 (c)前記圧電素子と前記第1,第2の仮保護体との組
立体に、熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子と該第1,
第2の仮保護体と共に加熱により一体成形される一体成
形体を組み立てる。
【0015】
【作用】以上の構成において、管路に測定流体が流され
ると、渦発生体によりカルマン渦が発生し、このカルマ
ン渦により受力体に作用する交番力を検出して流量を測
定する事ができる。以下、実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の要部構
成説明図、図2は図1の平面図、図3は図2のA−A断
面図である。図において、図19と同一記号の構成は同
一機能を表わす。以下、図19と相違部分のみ説明す
る。
【0017】11は、管路12に設けられた渦発生体で
ある。13は、渦発生体11の下流の管路12に設けら
れた受力体である。受力体13は、管路12にタッピン
グネジ14により取付られ、Oリング15により管路1
2に於いてシールされている。
【0018】16は、管路12に設けられた信号処理回
路である。受力体13は、図4,図5に示す如く、圧電
素子21、仮保護体22と一体成形体23とよりなる。
【0019】なお、仮保護体22と一体成形体23と
は、熱可塑性樹脂よりなり、この場合は、ポリカーボネ
イトが使用されている。圧電素子21は、図4,図5に
示す如く、短冊形をなしている。24はリード線であ
る。
【0020】仮保護体22は、図6,図7に示す様に、
仮保護体本体部31とフランジ部32と圧電素子挿入孔
33とよりなる。また、仮保護体本体部31には、圧電
素子21の挿入が容易に出来ると共に、一体成形体23
との一体成形時に、一体成形が容易に出来る様に、圧電
素子挿入孔33に通じる切り欠き部34が設けられてい
る。
【0021】以上の構成において、管路12に測定流体
2が流されると、渦発生体11によりカルマン渦が発生
し、このカルマン渦により受力体13に作用する交番力
を検出して流量を測定する事ができる。
【0022】この様な受力体13は、以下の如くして製
作する。 (a)熱可塑性樹脂よりなり、圧電素子21を囲み、圧
電素子21を保護する仮保護体22と圧電素子21とを
組み立てる。
【0023】(b)圧電素子21と仮保護体22との組
立体に、熱可塑性樹脂よりなり、圧電素子21と仮保護
体22と共に加熱により一体成形される一体成形体23
を組み立てる。
【0024】この結果、 (1)熱可塑性樹脂よりなる仮保護体22に、圧電素子
21を組み立てた後、熱可塑性樹脂よりなる一体成形体
23で一体成形して、受力体13を構成したので、圧電
素子21と一体成形体23との間に隙間なく熱可塑性樹
脂が充填されるために、カルマン渦による交番力が、圧
電素子21に正確に伝達される。このため、低流量領域
まで安定した検出感度が得られる。図8の曲線Aに、こ
の場合の実験結果を示す。
【0025】一方、図19従来例では、熱硬化性の弾性
エポキシ樹脂7の包埋固定により、受力体4と圧電素子
6とが、たまたま、隙間なく固定された場合は、低流量
領域で良好な検出感度が得られる。
【0026】しかし、隙間が生じた場合には、低流量領
域で良好な検出感度が得られない。したがって、低流量
領域まで安定した検出感度が得られず、検出感度にばら
つきが生ずる。図8の曲線Bに、この場合の実験結果を
示す。
【0027】(2)また、圧電素子21と一体成形体2
3との間に隙間なく熱可塑性樹脂が充填されるために、
図19従来例の様に、隙間のばらつきの結果、カルマン
渦による振動歪の、圧電素子6への伝達状態に個体差が
生じ、特に、低流量測定時の感度にばらつきが大きいと
言う事もなく、測定値にばらつきが殆どなく、信頼性が
高い渦流量計が得られる。
【0028】(3)圧電素子21を仮保護体22で保護
した後、一体成形体23で一体成形されるので、図19
従来例の様に、密封のための応力、又は、受力体13の
離型時の引剥がしのための応力で、圧電素子21が破壊
される恐れがない。
【0029】(4)また、圧電素子21は、仮保護体2
2で保護されるので、圧電素子21に受力体13の形成
時の残留歪が加わらないので、圧電素子21が異常動作
をすることがなく、安定性が高い渦流量計が得られる。
【0030】(5)圧電素子21と仮保護体22とで、
受力体13の主要部が構成されているので、仮保護体2
2を保持して一体成形すれば良く、圧電素子21を受力
体13内における正確な位置に配置出来る。
【0031】実際の具体例として、本願の発明者が、寸
法2×11mm,厚さt=0.3mmの圧電素子、管路
12の断面積32mm2、測定流体が水道水、を使用し
ての実験によると、以下の結果が得られた。
【0032】(1)図19従来の方式では、測定可能最
低流量が3(l/min)であったが、本発明装置によ
れば、1.2(l/min)まで測定可能となった。
【0033】また、図19従来の方式では、1.2〜3
(l/min)の範囲では、測定値がばらついたが、本
発明装置によれば、1.2(l/min)まで、個体差
が殆どなく、一様に測定可能となった。
【0034】(2)受力体13の成形時や離形時に、図
19従来の方式では、圧電素子6の破損率が、時には5
0%近くにも達したが、本発明装置によれば、圧電素子
21の破損が無くなった。
【0035】また、図19従来の方式では、圧電素子6
の異常動作が、場合によっては、30%にもなったが、
本発明装置によれば、圧電素子21の異常動作の発生も
なくなった。
【0036】図9は本発明の他の実施例の要部構成説明
図、図10は図9の平面図である。図において、41
は、受力体である。
【0037】受力体41は、図9,図10に示す如く、
圧電素子42、第1仮保護体43、第2仮保護体44と
一体成形体45とよりなる。なお、第1仮保護体43、
第2仮保護体44と一体成形体45とは、熱可塑性樹脂
よりなり、この場合は、ポリカーボネイトが使用されて
いる。
【0038】圧電素子42は、図9,図10に示す如
く、短冊形をなしている。46はリード線である。第1
仮保護体43は、図11,図12,図13,図14に示
される様に、仮保護体本体部51,フランジ部52,圧
電素子挿入溝53,ガイドピン54とよりなる。
【0039】第2仮保護体44は、図15,図16、図
17,図18に示される様に、仮保護体本体部61とフ
ランジ部62と圧電素子挿入溝63,ガイドピン64と
よりなる。
【0040】なお、第1仮保護体43と第2仮保護体4
4とを組み立てた状態においては、圧電素子42の挿入
が容易に出来ると共に、一体成形体45との一体成形時
に、一体成形が容易に出来る様に、圧電素子挿入溝5
3、63に通じる切り欠き部47が形成される。
【0041】以上の構成において、管路12に測定流体
2が流されると、渦発生体11によりカルマン渦が発生
し、このカルマン渦により受力体41に作用する交番力
を検出して流量を測定する事ができる。
【0042】この様な受力体41は、以下の如くして製
作する。 (a)熱可塑性樹脂よりなり、圧電素子42を囲み、圧
電素子42の長手方向に直角方向に、圧電素子42を境
にして互いに分割された第1,第2の仮保護体43,4
4のいずれか一方と、圧電素子42とを組み立てる。
【0043】(b)第1,第2の仮保護体43,44の
いずれか一方と圧電素子42の組立体に、第1,第2の
仮保護体43,44の他方を組み立てる。
【0044】(c)圧電素子42と第1,第2の仮保護
体43,44との組立体に、熱可塑性樹脂よりなり、圧
電素子42と該第1,第2の仮保護体43,44と共に
加熱により一体成形される一体成形体45を組み立て
る。
【0045】この結果、仮保護体を第1,第2の仮保護
体43,44に分割したので、仮保護体の製造が容易と
なり、渦流量計の製造コストを低減でき、安価な渦流量
計が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
請求項1の発明によれば、 (1)熱可塑性樹脂よりなる仮保護体に、圧電素子を組
み立てた後、熱可塑性樹脂よりなる一体成形体で一体成
形して、受力体を構成したので、圧電素子と一体成形体
との間に隙間なく熱可塑性樹脂が充填されるために、カ
ルマン渦による交番力が、圧電素子に正確に伝達され
る。このため、低流量領域まで安定した検出感度が得ら
れる。
【0047】(2)また、圧電素子と一体成形体との間
に隙間なく熱可塑性樹脂が充填されるために、従来例の
様に、隙間のばらつきの結果、カルマン渦による振動歪
の、圧電素子への伝達状態に個体差が生じ、特に、低流
量測定時の感度にばらつきが大きいと言う事もなく、測
定値にばらつきが殆どなく、信頼性が高い渦流量計が得
られる。
【0048】(3)圧電素子を仮保護体で保護した後、
一体成形体で一体成形されるので、従来例の様に、密封
のための応力、又は、受力体の離型時の引剥がしのため
の応力で、圧電素子が破壊される恐れがない。
【0049】(4)また、圧電素子は、仮保護体で保護
されるので、圧電素子に受力体の形成時の残留歪が加わ
らないので、圧電素子が異常動作をすることがなく、信
頼性が高い渦流量計が得られる。
【0050】(5)圧電素子と仮保護体とで、受力体の
主要部が構成されているので、仮保護体を保持して一体
成形すれば良く、圧電素子を受力体内における正確な位
置に配置出来る。
【0051】更に、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えるに、仮保護体を第1,第2の仮保
護体に分割したので、仮保護体の製造が容易となり、渦
流量計の製造コストを低減でき、安価な渦流量計が得ら
れる。
【0052】従って、本発明によれば、低流速まで測定
可能範囲が拡大でき、精度が良好な渦流量計を実現する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】受力体13の要部構成説明図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】仮保護体22の要部構成説明図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】本発明の渦流量計と従来例の渦流量計の特性説
明図である。
【図9】受力体41の要部構成説明図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】第1仮保護体43の要部構成説明図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】図11の側面図である。
【図14】図12のC−C断面図である。
【図15】第2仮保護体44の要部構成説明図である。
【図16】図15の平面図である。
【図17】図15の側面図である。
【図18】図116のD−D断面図である。
【図19】従来より一般に使用されている従来例の構成
説明図である。
【符号の説明】
1 管路 2 測定流体 3 渦発生体 4 受力体 5 穴 6 圧電素子 7 弾性エポキシ樹脂 11 渦発生体 12 管路 13 受力体 14 タッピングネジ 15 Oリング 16 信号処理回路 21 圧電素子 22 仮保護体 23 一体成形体 24 リ―ド線 31 仮保護体本体部 32 フランジ部 33 圧電素子挿入孔 34 切欠部 41 受力体 42 圧電素子 43 第1仮保護体 44 第2仮保護体 45 一体成形体 46 リ―ド線 47 切欠部 51 仮保護体本体部 52 フランジ部 53 圧電素子挿入溝 54 ガイドピン 61 仮保護体本体部 62 フランジ部 63 圧電素子挿入溝 64 ガイドピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 哲浩 長野県上伊那郡宮田村2061番地 横河アイ エムティー株式会社内 (72)発明者 石田 克己 東京都武蔵野市中町1丁目15番7号 横河 アイエムティー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管路に設けられた渦発生体と、 圧電素子が埋設され該渦発生体の下流に設けられた柱状
    の受力体とを具備し、 カルマン渦により受力体に作用する交番力を検出して流
    量を測定する渦流量計において、 前記受力体が、 熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電素子を
    保護する仮保護体と、 熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子と該仮保護体とを囲
    み前記圧電素子と該仮保護体と共に加熱により一体成形
    され前記受力体を形成する一体成形体とからなることを
    特徴とする渦流量計。
  2. 【請求項2】管路に設けられた渦発生体と、 圧電素子が埋設され該渦発生体の下流に設けられた柱状
    の受力体とを具備し、 カルマン渦により受力体に作用する交番力を検出して流
    量を測定する渦流量計において、 前記受力体が、 熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電素子の
    長手方向に直角方向に該圧電素子を境にして互いに2個
    に分割された第1,第2の仮保護体と、 熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子と該第1,第2の仮
    保護体とを囲み前記圧電素子と該第1,第2の仮保護体
    と共に加熱により一体成形され前記受力体を形成する一
    体成形体とからなることを特徴とする渦流量計。
  3. 【請求項3】管路に設けられた渦発生体と、圧電素子が
    埋設され該渦発生体の下流に設けられた柱状の受力体と
    を具備し、カルマン渦により受力体に作用する交番力を
    検出して流量を測定する渦流量計の製造方法において、 以下の工程を有することを特徴とする渦流量計の製造方
    法。 (a)熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電
    素子を保護する仮保護体と該圧電素子とを組み立てる。 (b)前記圧電素子と前記仮保護体との組立体に、熱可
    塑性樹脂よりなり前記圧電素子と該仮保護体と共に加熱
    により一体成形される一体成形体を組み立てる。
  4. 【請求項4】管路に設けられた渦発生体と、圧電素子が
    埋設され該渦発生体の下流に設けられた柱状の受力体と
    を具備し、カルマン渦により受力体に作用する交番力を
    検出して流量を測定する渦流量計の製造方法において、 以下の工程を有することを特徴とする渦流量計の製造方
    法。 (a)熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子を囲み該圧電
    素子の長手方向に直角方向に該圧電素子を境にして互い
    に分割された第1,第2の仮保護体のいずれか一方と該
    圧電素子とを組み立てる。 (b)前記第1,第2の仮保護体のいずれか一方と圧電
    素子の組立体に、前記第1,第2の仮保護体の他方を組
    み立てる。 (c)前記圧電素子と前記第1,第2の仮保護体との組
    立体に、熱可塑性樹脂よりなり前記圧電素子と該第1,
    第2の仮保護体と共に加熱により一体成形される一体成
    形体を組み立てる。
JP06781196A 1996-03-25 1996-03-25 渦流量計及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3456822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06781196A JP3456822B2 (ja) 1996-03-25 1996-03-25 渦流量計及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06781196A JP3456822B2 (ja) 1996-03-25 1996-03-25 渦流量計及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09257529A true JPH09257529A (ja) 1997-10-03
JP3456822B2 JP3456822B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=13355714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06781196A Expired - Fee Related JP3456822B2 (ja) 1996-03-25 1996-03-25 渦流量計及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3456822B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062082A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Saginomiya Seisakusho Inc 渦流量計および渦流量計の取付構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6674424B2 (ja) 2017-09-25 2020-04-01 Ckd株式会社 渦流量計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062082A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Saginomiya Seisakusho Inc 渦流量計および渦流量計の取付構造
JP4528503B2 (ja) * 2003-08-19 2010-08-18 株式会社鷺宮製作所 渦流量計

Also Published As

Publication number Publication date
JP3456822B2 (ja) 2003-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108713130B (zh) 用于传感器的传感器组件、传感器及用其形成的测量系统
US7603908B2 (en) Semiconductor pressure sensor, manufacturing method thereof, and die for molding semiconductor pressure sensor
JP3870917B2 (ja) 温度センサ一体型圧力センサ装置及びその温度センサ固定方法
US7320250B2 (en) Pressure sensing element and sensor incorporating the same
JP4281630B2 (ja) センサ装置の製造方法
JP6358154B2 (ja) 温度センサおよびその取り付け構造
KR20040036599A (ko) 온도센서 일체형 압력센서장치
US6237425B1 (en) Kármán vortex flow meter
EP1634046B1 (en) Pressure sensor with integrated structure
JP3456822B2 (ja) 渦流量計及びその製造方法
DK1686353T3 (en) Flow meter with sensor component that can be inserted
CN109855789A (zh) 一种用于监测水下小型航行器表面压力的传感器
CN102317751B (zh) 无接头压力传感器端口
JP4682792B2 (ja) 圧力センサ
JP2006194682A (ja) 温度センサ一体型圧力センサ装置
JP2013040917A (ja) 流量センサ
KR20050045002A (ko) 초음파 유량계와 그 제조 방법
JP2005164270A (ja) 圧力センサ
CN112424576B (zh) 压力温度传感器
JPH102769A (ja) 渦流量計
JP2708905B2 (ja) 半導体圧力センサの製造方法
JP2549665Y2 (ja) 圧力測定装置
JP3248840B2 (ja) カルマン渦流量計
JPH0353124A (ja) 複合流量計
JP2002107193A (ja) 渦流量計

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees