JPH09257495A - 車両用事故状況記録装置 - Google Patents

車両用事故状況記録装置

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JPH09257495A
JPH09257495A JP6844496A JP6844496A JPH09257495A JP H09257495 A JPH09257495 A JP H09257495A JP 6844496 A JP6844496 A JP 6844496A JP 6844496 A JP6844496 A JP 6844496A JP H09257495 A JPH09257495 A JP H09257495A
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JP
Japan
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vehicle
yaw rate
accident
detecting
limit value
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JP6844496A
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Shigetoshi Fukaya
深谷  繁利
Tetsuo Kikuchi
哲郎 菊地
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/085Registering performance data using electronic data carriers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
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    • G07C5/0875Registering performance data using magnetic data carriers
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヨーレートセンサに固有の検出特性を有効に
活用して、車両の色々な事故状況を正しく記録するよう
にした車両用事故状況記録装置を提供する。 【解決手段】 加速度Gが所定加速度Goよりも小さけ
れば、メインプログラムのステップ170における判定
がNOとなる。そして、車両のヨーレートYが所定ヨー
レートYo以上であれば、当該車両がヨーレートを生ず
るような衝突事故を起こしたとの判断のもと、ステップ
180における判定がYESとなる。その後、割り込み
プログラムの実行により、フレームメモリで記憶した車
両の外部の状況を表す映像データが記憶装置に転送記憶
されるとともに、ヨーレートセンサや加速度センサその
他の検出によるデータが記憶装置に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両における交通
事故前後の種々の状況を記録し、後に、この記録状況を
再現することにより、事故原因等を解析するに適した車
両用事故状況記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の交通事故の原因を解明する
ため、或いは、交通事故を抑止する効果をねらって、交
通事故の状況を記録する装置が提案されている。この装
置は、車両に搭載されて、常時、当該車両の状況を監視
記録する。そして、この車両が交通事故に遭遇したと
き、この交通事故を検出してその状況を記録する。この
ように記録されるべき状況としては、車速その他の車両
挙動、シートベルト着用の有無、運転者の車両の操作及
び映像等による車両の周囲の状況等がある。
【0003】このような記録装置において、事故の検出
方式も種々提案されている。その一例としては、例え
ば、車両に加速度センサを取り付けて、当該車両が他の
物体と衝突したときの衝撃による加速度を検出し、その
加速度が所定閾値を超えたことをもって事故として判定
するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記加速度
センサを用いた事故検出方式による場合、衝突相手の質
量が少なくとも自車の質量と同程度にあることが衝突の
有無の判定を確実に行うための前提となる。しかし、車
両の交通事故には様々なケースがあり、加速度のみで
は、検出しにくい場合もある。例えば、車両の前部或い
は後部に別の車両が衝突して、衝突された車両が回転し
てしまうような場合において、加速度センサの取り付け
位置が回転の中心にあたるとき、大きな加速度が発生し
ない。このため、加速度センサでは、車両の事故を判定
しにくいという不具合がある。
【0005】これに対し、上記所定閾値を低くすること
も考えられるが、この場合には、車両の制動時に発生す
る減速度や加速度センサの有する雑音により、事故と誤
判定してしまうという不具合が生ずる。そこで、本発明
は、上述のようなことに対処するため、ヨーレートセン
サに固有の検出特性を有効に活用して、車両の色々な事
故状況を正しく記録するようにした車両用事故状況記録
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、車両のヨーレート
を検出するヨーレートセンサを検出手段に設け、判定手
段が、検出手段による検出加速度状態に基づき車両の事
故の有無を判定を行うことに加え、ヨーレートセンサに
よる検出ヨーレートによっても行い、記憶手段が、検出
ヨーレートをも含めて撮影手段による撮影状況及び検出
手段による検出物理状態を記憶データとして記憶する。
【0007】このため、車両のスピンのような通常走行
では起こりにくい状態の事故であって検出加速度状態で
は事故として検出しにくい場合でも、当該事故がヨーレ
ートセンサによりヨーレートとして確実に検出されて記
憶手段に記憶される。従って、事故発生後において記憶
データを解析することにより、加速度状態では検出しに
くいような事故をも含めて、車両の交通事故の前後に亘
る正しい原因解明に役立てることができる。このこと
は、事故検出の信頼性が事故の種類の広い範囲に亘り向
上することを意味する。
【0008】また、請求項2に記載の発明によれば、判
定手段が、ヨーレートセンサによる検出ヨーレートが車
両の通常走行時に発生し得るヨーレート範囲の上限値を
超えたときにも車両の事故と判定する。これにより、請
求項1に記載の発明と実質的に同様の作用効果を達成で
きる。また、請求項3に記載の発明によれば、ヨーレー
ト上限値決定手段が、ヨーレート範囲の上限値を車速セ
ンサによる検出車速に応じて決定し、判定手段が、その
判定を、ヨーレートセンサによる検出ヨーレートがヨー
レート上限値決定手段による決定上限値を超えたときに
も行う。
【0009】このように、事故の判定が、車両の車速に
応じて生ずるヨーレートに基づいてなされるので、請求
項1に記載の発明の作用効果が、車両の車速に応じた事
故原因の解析をも確実に踏まえた上で、より一層信頼性
を向上させつつ、達成され得る。また、請求項4に記載
の発明によれば、ヨーレート上限値決定手段が、ヨーレ
ート範囲の上限値を操舵角センサによる検出操舵角に応
じて決定し、判定手段が、その判定を、ヨーレートセン
サによる検出ヨーレートがヨーレート上限値決定手段に
よる決定上限値を超えたときにも行う。
【0010】このように、事故の判定が、車両の操舵機
構の操舵角に応じて生ずるヨーレートに基づいてなされ
るので、請求項1に記載の発明の作用効果が、操舵角に
応じた事故原因の解析をも確実に踏まえた上で、より一
層信頼性を向上させつつ、達成され得る。また、請求項
5に記載の発明によれば、ヨーレート上下限値決定手段
が、車両の通常走行時に発生し得るヨーレート範囲の上
限値及び下限値を車速センサによる検出車速及び操舵角
センサによる検出操舵角に応じて決定、判定手段が、そ
の判定を、ヨーレートセンサによる検出ヨーレートが決
定上限値及び決定下限値の間から外れるときにも行う。
【0011】このように、事故の判定が、車速及び操舵
角に応じて生ずるヨーレートに基づいてなされるので、
請求項1に記載の発明の作用効果が、車速及び操舵角に
応じた事故原因の解析をも確実に踏まえた上で、より一
層信頼性を向上させつつ、達成され得る。また、請求項
6に記載の発明によれば、判定手段が、ヨーレートセン
サの検出出力が車両の事故状況を表すか否かを判定し、
記録手段が、判定手段による事故状況を表すか否かの判
定に応じ、ヨーレートセンサの検出出力をも記憶する。
【0012】このため、車両のスピンのような通常走行
では起こりにくい状態の事故であって検出加速度状態で
は事故として検出しにくい場合でも、請求項1と実質的
に同様の作用効果を達成できる。また、請求項7、8、
9の記載の各発明によっても、請求項3、4、5に記載
の各発明と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は、車両に搭載した本発
明に係る事故状況記録装置を示している。この事故状況
記録装置は、撮影装置10を備えている。撮影装置10
は、当該車両の外部の状況を撮影するCCDカメラ等に
より構成されて、その撮影データをアナログ映像信号と
してA−D変換器20に出力する。
【0014】A−D変換器20は、撮影装置10からの
アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換しフレー
ムメモリ30に出力する。フレームメモリ30は、A−
D変換器20からディジタル映像信号を受けて一次的に
記憶し、後述するマイクロコンピュータ90による制御
を受けて、記憶データを記憶装置40に出力する。
【0015】記憶装置40は、例えばフラッシュメモリ
からなるもので、この記憶装置40は、映像データ記憶
領域41、後述する検出データの記憶領域42(以下、
検出データ記憶領域42という)及び事故検知フラグ記
憶領域43を備えている。しかして、映像データ記憶領
域41には、フレームメモリ30の記憶データが、マイ
クロコンピュータ90による制御のもと、映像データと
して記憶される。検出データ記憶領域42には、マイク
ロコンピュータ90から後述のごとく出力される検出デ
ータが記憶され、また、事故検知フラグ記憶領域43に
は、マイクロコンピュータ90から後述のごとく出力さ
れる事故検知フラグFが記憶される。
【0016】加速度センサ50は、当該車両の適所に取
り付けられており、この加速度センサ50は、当該車両
に生ずる加速度Gを検出しA−D変換器70に出力す
る。また、ヨーレートセンサ60は、当該車両に生ずる
ヨーレートY(即ち、当該車両の鉛直軸まわりの回転方
向に生ずる角速度)を検出してA−D変換器70に出力
する。
【0017】A−D変換器70は、加速度センサ50及
びヨーレートセンサ60の各検出出力をディジタル加速
度(以下、加速度Gという)及びディジタルヨーレート
(以下、ヨーレートYという)に変換してマイクロコン
ピュータ90に出力する。センサグループ80は、上述
したセンサ以外の事故解析に役立つ種々のセンサにより
構成されており、このセンサグループ80は、例えば、
当該車両のエンジンの回転、制動状態、ウインカによる
方向指示状態、シートベルト機構の作動状態、変速装置
のシフト位置状態及び時刻情報等を検出してマイクロコ
ンピュータ90に出力する。
【0018】マイクロコンピュータ90は、図2及び図
3にて示す各フローチャートに従い、メインプログラム
及び割り込みプログラムを実行し、この実行中におい
て、フレームメモリ30から記憶装置40へのデータ出
力、A−D変換器70、各センサ及びセンサグループの
検出出力の記憶装置40への出力、事故判定等の各種処
理を行う。
【0019】但し、上記割り込みプログラムによる割り
込みは、マイクロコンピュータ90に内蔵のタイマによ
る所定時間(例えば、10msec)の計時終了毎に、
当該マイクロコンピュータ90により開始される。な
お、マイクロコンピュータ90のROMには、上記メイ
ンプログラム及び割り込みプログラムが予め記憶されて
いる。また、マイクロコンピュータ90は、当該車両の
イグニッションスイッチIGオンをトリガとしてバッテ
リBaから給電されて作動状態になる。
【0020】以上のように構成した本第1実施の形態に
おいて、当該車両を走行状態におくとともにマイクロコ
ンピュータ90を作動状態におけば、図2のフローチャ
ートに従いメインプログラムの実行が開始される。これ
と同時に、マイクロコンピュータ90のタイマが上記所
定時間の計時を開始し、その計時の終了毎に、マイクロ
コンピュータ90が割り込みプログラムによる割り込み
を開始する。
【0021】また、当該車両の走行に伴い撮影装置10
からのアナログ映像信号が順次A−D変換器20により
ディジタル映像信号に変換される。メインプログラムの
ステップ100にて、初期化の処理が開始され、ステッ
プ110において、記憶装置40の事故検知フラグ記憶
領域42の現段階における事故検知フラグFが読み込ま
れる。ここで、事故検知フラグF=1は、当該車両の事
故の発生を表し、一方、F=0は、当該車両の事故が発
生していないことを表す。
【0022】ステップ110にて読み込んだ事故検知フ
ラグがF=1であれば、現段階では、既に当該車両の事
故が発生しているとの判断のもと、ステップ120にお
ける判定がYESとなる。このため、その後は、ステッ
プ120における判定が繰り返される。従って、記憶装
置40における記憶データの更新が行われることなく、
現段階前の記憶データが記憶装置40にそのまま保持さ
れる。
【0023】一方、事故検知フラグF=0の場合には、
ステップ130において、割り込みプログラムによる割
り込み処理の許可がなされる。その後、メインプログラ
ムがステップ140に進むと、A−D変換器70からの
ディジタル加速度及びディジタルヨーレート並びにセン
サグループ80の検出出力(以下、検出データという)
がマイクロコンピュータ90に取り込まれる。
【0024】ついで、ステップ150において、再度、
記憶装置40の事故検知フラグ記憶領域43の事故検知
フラグFがマイクロコンピュータ90に読み込まれる。
現段階において事故検知フラグがF=1ならば、当該車
両の事故は既に検出済みであるとの判断に基づき、ステ
ップ160における判定がYESとなる。これに伴い、
メインプログラムが、ステップ170における判定に進
むことなく、ステップ140に戻る。
【0025】一方、ステップ160において、事故検知
フラグがF=0ならばNOとの判定がなされる。する
と、ステップ170において、A−D変換器70からの
加速度Gが所定加速度Goと比較される。但し、この所
定加速度Goは、当該車両の衝突事故により生ずる加速
度の下限値に相当する。加速度Gが所定加速度Go以上
であれば、当該車両が衝突事故を起こしたとの判断のも
と、ステップ170における判定がYESとなり、ステ
ップ190において、事故検知フラグがF=1とセット
されて記憶装置40の事故検知フラグ記憶領域43に記
憶される。
【0026】一方、加速度Gが所定加速度Goよりも小
さければ、ステップ170における判定がNOとなり、
ステップ180において、A−D変換器70のヨーレー
トYが所定ヨーレートYoと比較される。しかして、ヨ
ーレートYが所定ヨーレートYo以上であれば、当該車
両がヨーレートを生ずるような衝突事故を起こしたとの
判断のもと、ステップ180における判定がYESとな
り、ステップ190において事故検知フラグがF=1と
セットされて記憶装置40の事故検知フラグ記憶領域4
3に記憶される。
【0027】一方、ヨーレートYが所定ヨーレートYo
よりも小さければ、ステップ180における判定がNO
となる。ここで、上記所定ヨーレートYoの導入根拠及
びその値の設定根拠について説明する。通常、ヨーレー
トは、当該車両の直線状の走行時には発生せず、車両の
曲線状の走行時に発生する。従って、当該車両の通常の
曲線状走行時に発生するであろうヨーレートの範囲を超
えるような異常なヨーレートが発生している場合には、
車両には、横方向に回転する事故が発生したものと考え
られる。
【0028】この異常なヨーレートとみなせる範囲は、
そのときの車両の状況により特定できる。例えば、図4
にて示すように、当該車両(図4にて符号Sにより示
す)が、曲率半径Rの曲線状路面に沿い車速Vで走行し
ている場合、これに伴う遠心力が当該車両に作用する。
このため、ヨーレートYが、(V/R)に比例する値と
して発生する。
【0029】ここで、当該車両のステアリングハンドル
の操舵角をθとすると、一般に、タイヤがスリップせ
ず、また、ステアリングギア比を一定とすると、操舵角
θと曲線状路面の曲率半径Rとは互いに反比例する。そ
こで、比例定数をaとすると、ヨーレートは、aθVで
もって表される。以上により、操舵角と車速とから当該
車両の通常走行時に生ずるであろうヨーレートの範囲を
推定できるので、この範囲を逸脱するようなヨーレート
が当該車両の走行時に生じた場合には、当該車両が何ら
かの外力を横方向に受けたりスピンしたりするといった
異常状態が起きていると考えられる。これにより、当該
車両の事故の発生或いは発生の可能性が高いと考えられ
る。
【0030】そこで、このような観点から、本第1実施
の形態では、当該車両の通常走行時に発生すると予測さ
れるヨーレートの範囲の上限値を、実験により求め、上
記所定ヨーレートYoとして設定した。上述のようにス
テップ160、180或いは190における処理が済ん
だ段階にて、上記割り込み許可のもと、マイクロコンピ
ュータ90のタイマが所定時間の計時を終了すると、割
り込みプログラムが図3のフローチャートに従い実行さ
れる。
【0031】まず、ステップ200において、記憶装置
40の事故検知フラグ記憶領域43における事故検知フ
ラグFがマイクロコンピュータ90に読み込まれる。現
段階にて事故検知フラグがF=0である場合には、当該
車両の事故は未検出であることから、ステップ210に
おける判定がNOとなる。すると、次のステップ220
において、フレームメモリ30に対しその記憶データを
ホールドするように指令が出力される。このため、フレ
ームメモリ30の記憶データの更新が禁止される。
【0032】その後、ステップ230において、フレー
ムメモリ30の記憶映像データを記憶装置40の映像デ
ータ記憶領域41に記憶すべきアドレス指定処理が映像
データ記憶領域41に対しなされる。このため、フレー
ムメモリ30の記憶映像データが、上記アドレス指定に
応じて映像データ記憶領域41に転送記憶される。ステ
ップ240では、上述したフレームメモリ30に対する
記憶データホールド指令が解除される。このため、フレ
ームメモリ30は、撮影装置10からの映像信号をリア
ルタイムにて順次入力されて更新していく。
【0033】ついで、ステップ250では、ステップ1
40(図2参照)で取り込んでおいた検出データが、記
憶装置40の検出データ機構領域42に書き込まれて記
憶される。一方、事故検知フラグF=1である場合に
は、既に当該車両の事故が検知されていることから、上
記ステップ210における判定がYESとなる。する
と、ステップ260において、当該車両の事故後の記録
回数を表すカウント値Nが所定の設定値Cと比較され
る。
【0034】ここで、この設定値Cは、当該車両の事故
検出後、割り込みプログラムの実行を何回実行するかを
設定する値に相当する。例えば、割り込みプログラムを
10msec毎に実行するものとし、当該車両の事故後
3secの間のデータを残したいとすると、C=3se
c/10msec=300である。しかして、NがCよ
りも小さければ、ステップ260における判定がNOと
なり、ステップ270にて、カウント値NがN=N+1
と更新され、ステップ220以後の処理が上述と同様に
なされる。
【0035】以上の処理は、割り込みプログラムの実行
毎になされるので、記憶装置40には、10msec毎
の映像データ及び検出データが蓄積されていく。但し、
記憶装置40に記憶すべきデータが規定時間(例えば、
30sec)分に達し同記憶装置40の容量一杯になる
と、この記憶データは順次上書きされていく。これによ
り、記憶装置40の蓄積データは、常に、最新のデータ
に更新されていく。
【0036】その後、カウント値N=設定値Cになる
と、当該車両の事故後記録すべき回数に達したとの判断
のもとに、ステップ260において、YESとの判定が
なされる。これに伴い、ステップ280において、割り
込みプログラムの実行による割り込み処理が禁止され
る。これにより、記憶装置40の記憶データの更新が禁
止される。
【0037】割り込みプログラムがステップ290に進
むと、マイクロコンピュータ90の処理が、例えば、ス
リーブモードやスタンバイモードとなり自動的に停止す
る。なお、この自動停止は、マイクロコンピュータ90
がイグニッションスイッチIGとの接続を遮断すること
でもって実現されてもよい。以上説明したように、本第
1実施の形態では、当該車両の事故に伴い発生する加速
度センサ50の検出加速度やセンサグループ80の検出
出力に加え、ヨーレートセンサ80の検出出力をも記憶
装置40にデータとして記憶する。
【0038】このため、当該車両のスピンのような通常
走行では起こりにくい状態の事故であって加速度センサ
50の検出加速度が事故の検出不能である程に小さい場
合でも、当該事故がヨーレートセンサ80によりヨーレ
ートとして確実に検出されて記憶装置40に記憶され
る。従って、事故発生後においてこれらのデータを解析
することにより、加速度センサ50によっては検出しに
くいような事故をも含めて、交通事故の的確な原因解明
に役立てることができる。このことは、事故検出の信頼
性が事故の種類の広い範囲に亘り向上することを意味す
る。
【0039】また、当該車両の事故前後或いは通常走行
状態では起こりにくい運動の前後における生の映像デー
タや車両データを記憶装置40にて記憶できることか
ら、これら記憶データを解析することで、車両開発への
フィードバックや道路環境の整備或いは保険査定の判断
等におおいに役立つ。次に、本発明の第2実施の形態を
図5乃至図7に基づいて説明する。
【0040】この第2実施の形態では、上記第1実施の
形態にて述べた加速度センサ50、ヨーレートセンサ6
0及びセンサグループ80の他に、図5にて示すごと
く、車速センサ60aがさらに採用されている。この車
速センサ60aは、当該車両の車速を検出しこれに比例
する周波数にて車速パルスをマイクロコンピュータ90
に出力する。
【0041】また、上記第1実施の形態にて述べたフロ
ーチャート(図2参照)が図7のフローチャートにて示
すように部分的に変更されてメインプログラムとしてマ
イクロコンピュータ90のROMに予め記憶されてい
る。また、このROMには、図6にて示す当該車両の車
速VとヨーレートY1 との直線的関係を表すV−Y1
ータが予め記憶されている。ここで、ヨーレートY
1 は、車速Vの変化に応じて当該車両に起こり得るヨー
レートの範囲の上限値に相当する。その他の構成は上記
第1実施の形態と同様である。
【0042】このように構成した本第2実施の形態にお
いて、上記第1実施の形態と同様にステップ170にお
ける判定がNOとなると、次のステップ180a(図7
参照)において、車速Vが、車速センサ60aからの車
速パルスの周波数に基づき算出される。そして、この算
出車速Vに基づき、ヨーレートY1 が、V−Y1 データ
から決定される。
【0043】然る後、ステップ180bにおいて、ステ
ップ140にて取り込んだヨーレートYがヨーレートY
1 と比較される。ここで、ヨーレートYがヨーレートY
1 以下であれば、ステップ180bにおける判定がNO
となり、一方、ヨーレートYがヨーレートY1 より大き
ければ、ステップ180bにおける判定がYESとな
り、ステップ190にて事故検知フラグがF=1とセッ
トされる。
【0044】その後、割り込みプログラム(図3参照)
が実行されると、上記第1実施の形態にて述べたヨーレ
ートYoに基づくデータに代えて、車速Vに応じたヨー
レートY1 に基づくデータが記憶装置40の各記憶領域
に記憶される。これにより、上記第1実施の形態にて述
べた作用効果が、当該車両の車速に応じた事故原因の解
析をも確実に踏まえた上で、より一層信頼性を向上させ
つつ達成され得る。
【0045】図8乃至図10は、本発明の第3実施の形
態を示している。この第3実施の形態では、上記第1実
施の形態にて述べた加速度センサ50、ヨーレートセン
サ60及びセンサグループ80の他に、図8にて示すご
とく、操舵角センサ60bがさらに採用されている。操
舵角センサ60bは、当該車両のステアリングハンドル
の操舵角θを検出してマイクロコンピュータ90に出力
する。なお、操舵角θは、当該車両の車輪の操舵角でも
って検出するようにしたもよい。
【0046】また、上記第1実施の形態にて述べたフロ
ーチャート(図2参照)が図10のフローチャートにて
示すように部分的に変更されてメインプログラムとして
マイクロコンピュータ90のROMに予め記憶されてい
る。また、このROMには、図9にて示す当該車両の操
舵角θとヨーレートY2 との直線的関係を表すθ−Y2
データが予め記憶されている。ここで、ヨーレートY2
は、操舵角θの変化に応じて当該車両に起こり得るヨー
レートの範囲の上限値に相当する。その他の構成は上記
第1実施の形態と同様である。
【0047】このように構成した本第3実施の形態にお
いて、上記第1実施の形態と同様にステップ170にお
ける判定がNOとなると、次のステップ180c(図1
0参照)において、操舵角θに基づき、ヨーレートY2
が、θ−Y2 データから決定される。然る後、ステップ
180dにおいて、ステップ140にて取り込んだヨー
レートYがヨーレートY2 と比較される。ここで、ヨー
レートYがヨーレートY2 以下であれば、ステップ18
0dにおける判定がNOとなり、一方、ヨーレートYが
ヨーレートY2 より大きければ、ステップ180dにお
ける判定がYESとなり、ステップ190にて事故検知
フラグがF=1とセットされる。
【0048】その後、割り込みプログラム(図3参照)
が実行されると、上記第1実施の形態にて述べたヨーレ
ートYoに基づくデータに代えて、操舵角θに応じたヨ
ーレートY2 に基づくデータが記憶装置40の各記憶領
域に記憶される。これにより、上記第1実施の形態にて
述べた作用効果が、当該車両の操舵角θに応じた事故原
因の解析をも確実に踏まえた上で、より一層信頼性を向
上させつつ達成され得る。
【0049】次に、本発明の第4実施の形態を図11及
び図12に基づいて説明する。この第4実施の形態で
は、図11にて示すごとく、上記第1実施の形態にて述
べた加速度センサ50、ヨーレートセンサ60及びセン
サグループ80の他に、上記第2及び第3の実施の形態
にて述べた車速センサ60a及び操舵角センサ60bが
さらに採用されている。
【0050】また、上記第1実施の形態にて述べたフロ
ーチャート(図2参照)が図12のフローチャートにて
示すように部分的に変更されてメインプログラムとして
マイクロコンピュータ90のROMに予め記憶されてい
る。また、このROMには、当該車両の車速V、操舵角
θ及びヨーレートY3 との関係を表すV−θ−Y3 デー
タ、並びに当該車両の車速V、操舵角θ及びヨーレート
4 との関係を表すV−θ−Y4 データが予め記憶され
ている。ここで、ヨーレートY3 は、車速V及び操舵角
θの変化に応じて当該車両に起こり得るヨーレートの上
限値に相当し、一方、ヨーレートY4 は、車速V及び操
舵角θの変化に応じて当該車両に起こり得るヨーレート
の下限値に相当する。その他の構成は上記第1実施の形
態と同様である。
【0051】このように構成した本第4実施の形態にお
いて、上記第1実施の形態と同様にステップ170にお
ける判定がNOとなると、次のステップ180e(図1
2参照)において、上記第2実施の形態の場合と同様に
車速Vが算出され、この車速V及び操舵角θに基づき、
ヨーレートY3 、Y4 が、V−θ−Y3 データ及びV−
θ−Y4 データに応じてそれぞれ決定される。
【0052】然る後、ステップ180fにおいて、ステ
ップ140にて取り込んだヨーレートYが両ヨーレート
3 、Y4 と比較される。ここで、ヨーレートYがヨー
レートY3 以下でありヨーレートY4 以上であれば、ス
テップ180fにおける判定がYESとなる。一方、ヨ
ーレートYがヨーレートY3 より大きいかヨーレートY
4 よりも小さければ、ステップ180fにおける判定が
NOとなり、ステップ190にて事故検知フラグがF=
1とセットされる。
【0053】その後、割り込みプログラム(図3参照)
が実行されると、上記第1実施の形態にて述べたヨーレ
ートYoに基づくデータに代えて、車速V及び操舵角θ
に応じたヨーレートY3 、Y4 に基づくデータが記憶装
置40の各記憶領域に記憶される。これにより、上記第
1実施の形態にて述べた作用効果が、当該車両の車速V
及び操舵角θに応じた事故原因の解析をも確実に踏まえ
た上で、より一層信頼性を向上させつつ達成され得る。
【0054】なお、上記各実施の形態の各フローチャー
トにおける各ステップは、それぞれ、機能実行手段とし
てハードロジック構成により実現するようにしてもよ
い。また、本発明の実施にあたっては、上記割り込みプ
ログラムの実行は、10msecごとに限ることなく、
適宜変更して実施してもよい。また、本発明の実施にあ
たっては、センサグループ80を廃止して実施してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すブロック回路図
である。
【図2】図1のマイクロコンピュータの作用を表すメイ
ンプログラムのフローチャートである。
【図3】図1のマイクロコンピュータの作用を表す割り
込みプログラムのフローチャートである。
【図4】車両の走行路面の曲率半径を示す模式図であ
る。
【図5】本発明の第2実施の形態を示す要部ブロック図
である。
【図6】上記第2実施の形態における車速Vとヨーレー
トY1 との関係を示すグラフである。
【図7】図5のマイクロコンピュータの作用を示すメイ
ンプログラムの要部フローチャートである。
【図8】本発明の第3実施の形態を示す要部ブロック図
である。
【図9】上記第3実施の形態における操舵角θとヨーレ
ートY2 との関係を示すグラフである。
【図10】図8のマイクロコンピュータの作用を示すメ
インプログラムの要部フローチャートである。
【図11】本発明の第4実施の形態を示す要部ブロック
図である。
【図12】図11のマイクロコンピュータの作用を示す
メインプログラムの要部フローチャートである。
【符号の説明】
10…撮影装置、30…フレームメモリ、40…記憶装
置、50…加速度センサ、60…ヨーレートセンサ、8
0…センサグループ、90…マイクロコンピュータ、6
0a…車速センサ、60b…操舵角センサ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の外部の状況を撮影する撮影手段
    (10)と、 車両の加速度状態その他の物理状態を検出する検出手段
    (50、80)と、 前記検出手段による検出加速度状態に基づき車両の事故
    の有無を判定する判定手段(170)と、 この判定手段による事故との判定の有無に応じて前記撮
    影手段による撮影状況及び前記検出手段による検出物理
    状態を記憶データとして記憶する記憶手段(220乃至
    250、30、40)とを備えた事故状況記録装置にお
    いて、 前記検出手段が、車両のヨーレートを検出するヨーレー
    トセンサ(60)を有し、 前記判定手段が、その判定を、前記ヨーレートセンサに
    よる検出ヨーレートによっても行うようにしたことを特
    徴とする車両用事故状況記録装置。
  2. 【請求項2】 車両の外部の状況を撮影する撮影手段
    (10)と、 車両の加速度状態その他の物理状態を検出する検出手段
    (50、80)と、 前記検出手段による検出加速度状態に基づき車両の事故
    の有無を判定する判定手段(170)と、 この判定手段による事故との判定の有無に応じて前記撮
    影手段による撮影状況及び前記検出手段による検出物理
    状態を記憶データとして記憶する記憶手段(220乃至
    250、30、40)とを備えた事故状況記録装置にお
    いて、 前記検出手段が、車両のヨーレートを検出するヨーレー
    トセンサ(60)を有し、 前記判定手段が、前記ヨーレートセンサによる検出ヨー
    レートが車両の通常走行時に発生し得るヨーレート範囲
    の上限値を超えたときにも車両の事故と判定するように
    したことを特徴とする車両用事故状況記録装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が、車両の車速を検出する
    車速センサ(60a)を有し、 前記判定手段が、 前記ヨーレート範囲の上限値を前記検出車速に応じて決
    定するヨーレート上限値決定手段(180a)を有し、 その判定を、前記ヨーレートセンサによる検出ヨーレー
    トが前記ヨーレート上限値決定手段により決定上限値を
    超えたときにも行うことを特徴とする請求項2に記載の
    車両用事故状況記録装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が、車両の操舵機構による
    操舵角を検出する操舵角センサ(60b)を有し、 前記判定手段が、 前記ヨーレート範囲の上限値を前記検出操舵角に応じて
    決定するヨーレート上限値決定手段(180c)を有
    し、 その判定を、前記ヨーレートセンサによる検出ヨーレー
    トが前記ヨーレート上限値決定手段により決定上限値を
    超えたときにも行うことを特徴とする請求項2に記載の
    車両用事故状況記録装置。
  5. 【請求項5】 車両の外部の状況を撮影する撮影手段
    (10)と、 車両の加速度状態その他の物理状態を検出する検出手段
    (50、80)と、 前記検出手段による検出加速度状態に基づき車両の事故
    の有無を判定する判定手段(170)と、 この判定手段による事故との判定の有無に応じて前記撮
    影手段による撮影状況及び前記検出手段による検出物理
    状態を記憶データとして記憶する記憶手段(220乃至
    250、30、40)とを備えた事故状況記録装置にお
    いて、 前記検出手段が、 車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ(60)
    と、 車両の車速を検出する車速センサ(60a)と、 車両の操舵機構による操舵角を検出する操舵角センサ
    (60b)とを有し、 前記判定手段が、 車両の通常走行時に発生し得るヨーレート範囲の上限値
    及び下限値を前記検出車速及び検出操舵角に応じて決定
    するヨーレート上下限値決定手段(180e)を有し、 その判定を、前記ヨーレートセンサによる検出ヨーレー
    トが前記決定上限値及び決定下限値の間から外れるとき
    にも行うようにしたことを特徴とする車両用事故状況記
    録装置。
  6. 【請求項6】 車両の加速度を検出する加速度センサ
    (50)と、 この加速度センサの検出出力に基づき車両の事故状況を
    記憶する記憶手段(250、40)とを備えた事故状況
    記録装置において、 車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ(60)
    と、 このヨーレートセンサの検出出力が当該車両の事故状況
    を表すか否かを判定する判定手段(170)とを備え、 前記記録手段が、前記判定手段による事故状況を表すか
    否かの判定に応じて、前記ヨーレートセンサの検出出力
    をも記憶することを特徴とする車両用事故状況記録装
    置。
  7. 【請求項7】 車両の車速を検出する車速センサ(60
    a)を有し、 前記判定手段が、 前記ヨーレート範囲の上限値を前記検出車速に応じて決
    定するヨーレート上限値決定手段(180a)を有し、 その判定を、前記ヨーレートセンサによる検出ヨーレー
    トが前記ヨーレート上限値決定手段により決定上限値を
    超えたときにも行うことを特徴とする請求項6に記載の
    車両用事故状況記録装置。
  8. 【請求項8】 車両の操舵機構による操舵角を検出する
    操舵角センサ(60b)を有し、 前記判定手段が、 前記ヨーレート範囲の上限値を前記検出操舵角に応じて
    決定するヨーレート上限値決定手段(180c)を有
    し、 その判定を、前記ヨーレートセンサによる検出ヨーレー
    トが前記ヨーレート上限値決定手段による決定上限値を
    超えたときにも行うことを特徴とする請求項6に記載の
    車両用事故状況記録装置。
  9. 【請求項9】 車両の加速度を検出する加速度センサ
    (50)と、 この加速度センサの検出出力に基づき車両の事故の有無
    を判定する判定手段(170)と、 この判定手段による事故との判定の有無に応じて車両の
    事故状況を記憶する記憶手段(250、40)とを備え
    た事故状況記録装置において、 車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ(60)
    と、 車両の車速を検出する車速センサ(60a)と、 車両の操舵機構による操舵角を検出する操舵角センサ
    (60b)とを有し、 前記判定手段が、 車両の通常走行時に発生し得るヨーレート範囲の上限値
    及び下限値を前記検出車速及び検出操舵角に応じて決定
    するヨーレート上下限値決定手段(180e)を有し、 前記ヨーレートセンサによる検出ヨーレートが前記決定
    上限値及び決定下限値の間から外れるとき車両の事故と
    判定するようにしたことを特徴とする車両用事故状況記
    録装置。
JP6844496A 1996-03-25 1996-03-25 車両用事故状況記録装置 Withdrawn JPH09257495A (ja)

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