JPH09256325A - 橋脚仮設台座 - Google Patents
橋脚仮設台座Info
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- JPH09256325A JPH09256325A JP9354696A JP9354696A JPH09256325A JP H09256325 A JPH09256325 A JP H09256325A JP 9354696 A JP9354696 A JP 9354696A JP 9354696 A JP9354696 A JP 9354696A JP H09256325 A JPH09256325 A JP H09256325A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 台座コンクリートの撤去作業が容易で、これ
に要する労力・日数が少なくてすむ橋脚仮設台座を提供
する。 【解決手段】 橋脚仮設台座１は、本沓２に併設する仮
沓３と、この仮沓３を挿通して橋脚４及び主桁５を締結
する仮締ＰＣ鋼棒６とを備える。仮沓３は、台座コンク
リート７と、その頭部全周に取り付けられる細粒体用型
枠８を有し、細粒体用型枠８の内側には細粒体９が充填
され、その上面は頂板１０で覆われている。細粒体９は
粒径が均一であって予測沈下量が少なく荷重載荷後に固
結しない硅砂を用いる。橋脚仮設台座撤去時には細粒体
用型枠８を取り外して側方より細粒体９を噴出し台座コ
ンクリート７の荷重解放を行う。
に要する労力・日数が少なくてすむ橋脚仮設台座を提供
する。 【解決手段】 橋脚仮設台座１は、本沓２に併設する仮
沓３と、この仮沓３を挿通して橋脚４及び主桁５を締結
する仮締ＰＣ鋼棒６とを備える。仮沓３は、台座コンク
リート７と、その頭部全周に取り付けられる細粒体用型
枠８を有し、細粒体用型枠８の内側には細粒体９が充填
され、その上面は頂板１０で覆われている。細粒体９は
粒径が均一であって予測沈下量が少なく荷重載荷後に固
結しない硅砂を用いる。橋脚仮設台座撤去時には細粒体
用型枠８を取り外して側方より細粒体９を噴出し台座コ
ンクリート７の荷重解放を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、張出し工法で架
設する場所打ちコンクリートの連続桁を橋脚に剛結する
ため、本沓に併設して設け、張出し施工完了後に撤去す
る橋脚仮設台座に関する。
設する場所打ちコンクリートの連続桁を橋脚に剛結する
ため、本沓に併設して設け、張出し施工完了後に撤去す
る橋脚仮設台座に関する。
【０００２】
【従来の技術】張出し工法は移動式作業車によってコン
クリートを橋脚上部より左右に順次張り出しながら架設
していく工法で、渓谷や海、湖、河川、道路、鉄道上に
橋梁を架設する場合には高い支保工を必要とせず、経済
的でかつ安全に橋梁を架設することができるが、架設中
には橋脚支承部を剛結構造にしなければならない。
クリートを橋脚上部より左右に順次張り出しながら架設
していく工法で、渓谷や海、湖、河川、道路、鉄道上に
橋梁を架設する場合には高い支保工を必要とせず、経済
的でかつ安全に橋梁を架設することができるが、架設中
には橋脚支承部を剛結構造にしなければならない。
【０００３】この剛結構造を実現する仮設台座は図３に
示すように、橋脚１０４上の本沓１０２に併設する鉄筋
コンクリート製の仮沓１０３と、これを挿通して橋脚１
０４と主桁１０５を締結し一体化する仮締ＰＣ鋼棒１０
６よりなり、１箇所の仮設台座１０１に作用する反力は
常時で数千トンにも及ぶものである。仮設台座１０１は
張出し施工完了後には撤去しなければならないが、従来
の仮沓１０３を形成する台座コンクリートは本沓１０２
と同一高さ（一般的にはＨ０＝３０〜４０ｃｍ）であっ
て、このコンクリートはブレーカーによるはつり作業で
撤去されていた。
示すように、橋脚１０４上の本沓１０２に併設する鉄筋
コンクリート製の仮沓１０３と、これを挿通して橋脚１
０４と主桁１０５を締結し一体化する仮締ＰＣ鋼棒１０
６よりなり、１箇所の仮設台座１０１に作用する反力は
常時で数千トンにも及ぶものである。仮設台座１０１は
張出し施工完了後には撤去しなければならないが、従来
の仮沓１０３を形成する台座コンクリートは本沓１０２
と同一高さ（一般的にはＨ０＝３０〜４０ｃｍ）であっ
て、このコンクリートはブレーカーによるはつり作業で
撤去されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、台座コンクリ
ートには大きな圧縮荷重（σ＝100ｋｇ／ｃｍ2程度）が
作用しているのに加えて桁下空間が小さいので、はつり
作業の効率が悪く撤去に要する労力・日数は過大であっ
た。又、中央閉合工を仮設台座撤去後に行う工程の場合
には台座コンクリートの撤去作業がクリティカルパスと
なるため、その日数の削減要請は強かった。
ートには大きな圧縮荷重（σ＝100ｋｇ／ｃｍ2程度）が
作用しているのに加えて桁下空間が小さいので、はつり
作業の効率が悪く撤去に要する労力・日数は過大であっ
た。又、中央閉合工を仮設台座撤去後に行う工程の場合
には台座コンクリートの撤去作業がクリティカルパスと
なるため、その日数の削減要請は強かった。
【０００５】この発明は上記課題を解決し、台座コンク
リートの撤去作業が容易で、これに要する労力・日数が
少なくてすむ橋脚仮設台座を提供することを目的として
いる。
リートの撤去作業が容易で、これに要する労力・日数が
少なくてすむ橋脚仮設台座を提供することを目的として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明の橋脚仮設台座は、張出し架設工法による
場所打ちコンクリート連続桁を支持するコンクリート製
の仮沓と、橋脚及び主桁を剛結する仮締ＰＣ鋼棒とを備
え、本沓に併設する橋脚仮設台座において、前記仮沓
は、上面が主桁下面より下方に位置する台座コンクリー
トと、この台座コンクリートの頭部全周に取り付けられ
上端を主桁下面に近接する取り外し可能な細粒体用型枠
と、この細粒体用型枠の内側に充填する細粒体と、細粒
体用型枠の上端に止着し細粒体に密着して主桁コンクリ
ートの型枠を兼用する頂板とを備えることを特徴とする
ものである。
め、この発明の橋脚仮設台座は、張出し架設工法による
場所打ちコンクリート連続桁を支持するコンクリート製
の仮沓と、橋脚及び主桁を剛結する仮締ＰＣ鋼棒とを備
え、本沓に併設する橋脚仮設台座において、前記仮沓
は、上面が主桁下面より下方に位置する台座コンクリー
トと、この台座コンクリートの頭部全周に取り付けられ
上端を主桁下面に近接する取り外し可能な細粒体用型枠
と、この細粒体用型枠の内側に充填する細粒体と、細粒
体用型枠の上端に止着し細粒体に密着して主桁コンクリ
ートの型枠を兼用する頂板とを備えることを特徴とする
ものである。
【０００７】細粒体は主桁下面より圧縮荷重が作用して
も、圧壊せずに荷重を台座コンクリートに伝達し、かつ
細粒体用型枠の取り外し時に固結することなく、その側
方より崩しながら撤去することが可能な部材を選択す
る。細粒体用型枠は細粒体が流出しないよう台座コンク
リートと主桁下面の間を密閉する。
も、圧壊せずに荷重を台座コンクリートに伝達し、かつ
細粒体用型枠の取り外し時に固結することなく、その側
方より崩しながら撤去することが可能な部材を選択す
る。細粒体用型枠は細粒体が流出しないよう台座コンク
リートと主桁下面の間を密閉する。
【０００８】仮設台座の撤去作業は先ず仮締ＰＣ鋼棒の
緊張解放を行い、次に細粒体用型枠を取り外し、ハイウ
ォッシャー等を用いて側方より細粒体を噴出し、最後に
台座コンクリートの撤去を行う。この時、台座コンクリ
ートの圧縮荷重は解放されているので、容易に破砕及び
移動作業ができる。
緊張解放を行い、次に細粒体用型枠を取り外し、ハイウ
ォッシャー等を用いて側方より細粒体を噴出し、最後に
台座コンクリートの撤去を行う。この時、台座コンクリ
ートの圧縮荷重は解放されているので、容易に破砕及び
移動作業ができる。
【０００９】請求項２記載の橋脚仮設台座は、細粒体を
連続桁架設時の荷重による予測沈下量を加味した高さと
し、細粒体用型枠を主桁下面より予測沈下量分下がった
高さにその上端を位置する構成にする。主桁荷重は細粒
体が支持するので細粒体用型枠には圧縮荷重が作用しな
い。請求項３記載の橋脚仮設台座は、細粒体を粒径が均
一であって、予測沈下量が少なく、荷重載荷後に固結し
ない砂状粒子とする。砂状粒子の一例としては、硅砂が
挙げられる。
連続桁架設時の荷重による予測沈下量を加味した高さと
し、細粒体用型枠を主桁下面より予測沈下量分下がった
高さにその上端を位置する構成にする。主桁荷重は細粒
体が支持するので細粒体用型枠には圧縮荷重が作用しな
い。請求項３記載の橋脚仮設台座は、細粒体を粒径が均
一であって、予測沈下量が少なく、荷重載荷後に固結し
ない砂状粒子とする。砂状粒子の一例としては、硅砂が
挙げられる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。図１はこの発明の橋脚仮
設台座の横断面図、図２は仮沓頂部の部分拡大断面図で
ある。橋脚仮設台座１は、本沓２に併設する仮沓３と、
この仮沓３を挿通して橋脚４及び主桁５を締結する仮締
ＰＣ鋼棒６とを備える。
図面に基づき詳細に説明する。図１はこの発明の橋脚仮
設台座の横断面図、図２は仮沓頂部の部分拡大断面図で
ある。橋脚仮設台座１は、本沓２に併設する仮沓３と、
この仮沓３を挿通して橋脚４及び主桁５を締結する仮締
ＰＣ鋼棒６とを備える。
【００１１】仮沓３は、台座コンクリート７と、その頭
部全周に取り付けられる細粒体用型枠８を有し、細粒体
用型枠８の内側には細粒体９が充填され、その上面は頂
板１０で覆われている。この頂板１０は主桁５のコンク
リート打設の際の型枠を兼用するが、そのほぼ全面は密
着する細粒体９で支持されているので断面性能はそれほ
ど要求されない。一例としては板厚ｔ＝３ｍｍ程度の鉄
板を用いる。
部全周に取り付けられる細粒体用型枠８を有し、細粒体
用型枠８の内側には細粒体９が充填され、その上面は頂
板１０で覆われている。この頂板１０は主桁５のコンク
リート打設の際の型枠を兼用するが、そのほぼ全面は密
着する細粒体９で支持されているので断面性能はそれほ
ど要求されない。一例としては板厚ｔ＝３ｍｍ程度の鉄
板を用いる。
【００１２】細粒体用型枠８は山形鋼を用いて作製し、
台座コンクリート７に埋め込むボルトナット１１により
取り外し可能に固定する。細粒体用型枠８の上面８ａは
台座コンクリート７の上面より突出するが、その高さｈ
０は台座コンクリート７の高さに比べ極僅かである。こ
の内面に充填する細粒体９は粒径が均一であって、予測
沈下量が少なく、荷重載荷後に固結しない砂、例えば硅
砂を用いる。
台座コンクリート７に埋め込むボルトナット１１により
取り外し可能に固定する。細粒体用型枠８の上面８ａは
台座コンクリート７の上面より突出するが、その高さｈ
０は台座コンクリート７の高さに比べ極僅かである。こ
の内面に充填する細粒体９は粒径が均一であって、予測
沈下量が少なく、荷重載荷後に固結しない砂、例えば硅
砂を用いる。
【００１３】細粒体９は主桁５架設時の荷重による予測
沈下量Δｈを加味した高さとし、細粒体用型枠８の上面
８ａを主桁５より予測沈下量分下がった高さに設定す
る。従って仮沓３構築時には頂板１０と細粒体用型枠８
の上面８ａは若干離れている。なお、細粒体用型枠８と
頂板１０は主桁コンクリートに埋設するインサート１２
とボルトナット１３により連結する。主桁５の荷重は細
粒体９が弾性沈下しながら支持することになるので細粒
体用型枠８には圧縮荷重が作用しない。又、細粒体９の
厚さが微小であるため側圧も大きくならない。なお細粒
体用型枠８は細粒体９を長期間内蔵しても雨水あるいは
洗浄水等により細粒体９が流出しない構造が要求され
る。
沈下量Δｈを加味した高さとし、細粒体用型枠８の上面
８ａを主桁５より予測沈下量分下がった高さに設定す
る。従って仮沓３構築時には頂板１０と細粒体用型枠８
の上面８ａは若干離れている。なお、細粒体用型枠８と
頂板１０は主桁コンクリートに埋設するインサート１２
とボルトナット１３により連結する。主桁５の荷重は細
粒体９が弾性沈下しながら支持することになるので細粒
体用型枠８には圧縮荷重が作用しない。又、細粒体９の
厚さが微小であるため側圧も大きくならない。なお細粒
体用型枠８は細粒体９を長期間内蔵しても雨水あるいは
洗浄水等により細粒体９が流出しない構造が要求され
る。
【００１４】橋脚仮設台座１の撤去作業は先ず仮締ＰＣ
鋼棒６の緊張解放を行い、次に細粒体用型枠８を取り外
し、ハイウォッシャー等を用いて側方より細粒体９を噴
出し、最後に台座コンクリート７の撤去を行う。この
時、台座コンクリート７の圧縮荷重は解放されているの
で、容易に破砕及び移動作業ができる。
鋼棒６の緊張解放を行い、次に細粒体用型枠８を取り外
し、ハイウォッシャー等を用いて側方より細粒体９を噴
出し、最後に台座コンクリート７の撤去を行う。この
時、台座コンクリート７の圧縮荷重は解放されているの
で、容易に破砕及び移動作業ができる。
【００１５】
【実施例】以下に、細粒体の載荷試験結果を記載する。
細粒体は試料として硅砂７号及び細骨材を用い、厚さｈ
は２０ｍｍ，３０ｍｍについて、各々載荷荷重と沈下量
の関係を測定した。載荷荷重は本発明の橋脚仮設台座を
実際に適用する場所打ちコンクリート連続桁の地震時の
仮沓圧縮力（σ＝１３１．８ｋｇｆ／ｃｍ2）を試料面
積（１６５×１６５ｍｍ）に換算して（Ｐ＝３５．９ｔ
ｆ）載荷試験の最大荷重をＲ＝４０ｔとした。表１は最
大荷重時の沈下量を示す。
細粒体は試料として硅砂７号及び細骨材を用い、厚さｈ
は２０ｍｍ，３０ｍｍについて、各々載荷荷重と沈下量
の関係を測定した。載荷荷重は本発明の橋脚仮設台座を
実際に適用する場所打ちコンクリート連続桁の地震時の
仮沓圧縮力（σ＝１３１．８ｋｇｆ／ｃｍ2）を試料面
積（１６５×１６５ｍｍ）に換算して（Ｐ＝３５．９ｔ
ｆ）載荷試験の最大荷重をＲ＝４０ｔとした。表１は最
大荷重時の沈下量を示す。
【表１】 ｈ＝２０ｍｍの場合、硅砂７号と細骨材の沈下量に大き
な差はみられないが、荷重解放後の状況を観察すると、
細骨材は固結して岩状になっているのに対し、硅砂７号
は各粒子が分離しており容易に崩すことができた。この
ため、実際の施工においては硅砂７号を採用し、張り出
し施工中の反力増（Ｒ＝２，７３０ｔ／箇所）から細粒
体はｈ＝２０ｍｍで０．８ｍｍの沈下が予想されたの
で、これに対応するｈ０，Δｈで仮沓を作製した。
な差はみられないが、荷重解放後の状況を観察すると、
細骨材は固結して岩状になっているのに対し、硅砂７号
は各粒子が分離しており容易に崩すことができた。この
ため、実際の施工においては硅砂７号を採用し、張り出
し施工中の反力増（Ｒ＝２，７３０ｔ／箇所）から細粒
体はｈ＝２０ｍｍで０．８ｍｍの沈下が予想されたの
で、これに対応するｈ０，Δｈで仮沓を作製した。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の橋脚仮
設台座は、仮沓を主桁下面より下方に位置する台座コン
クリートと取り外し可能な細粒体用型枠と充填する細粒
体で作製したので、仮沓撤去時に側方より細粒体を噴出
して台座コンクリートの荷重解放を行うことができ、台
座コンクリートの破砕・移動作業が容易になる。このた
め、仮設台座撤去に要する労力・日数が大幅に減少す
る。
設台座は、仮沓を主桁下面より下方に位置する台座コン
クリートと取り外し可能な細粒体用型枠と充填する細粒
体で作製したので、仮沓撤去時に側方より細粒体を噴出
して台座コンクリートの荷重解放を行うことができ、台
座コンクリートの破砕・移動作業が容易になる。このた
め、仮設台座撤去に要する労力・日数が大幅に減少す
る。
【００１７】請求項２記載の橋脚仮設台座は、細粒体の
高さを連続桁架設時の荷重による予測沈下量を加味した
高さとし、細粒体用型枠の上端高さを主桁下面より予測
沈下量分下がった位置に設定するので、主桁の荷重は細
粒体のみが支持し、細粒体用型枠には圧縮荷重が作用し
ない。このため細粒体用型枠の変形がなく細流体流出の
恐れもなくなる。請求項３記載の橋脚仮設台座は、細粒
体を粒径が均一であって、予測沈下量が少なく、荷重載
荷後に固結しない砂状粒子とするので、仮沓製作の信頼
性が向上し、細粒体の撤去作業も容易になる。
高さを連続桁架設時の荷重による予測沈下量を加味した
高さとし、細粒体用型枠の上端高さを主桁下面より予測
沈下量分下がった位置に設定するので、主桁の荷重は細
粒体のみが支持し、細粒体用型枠には圧縮荷重が作用し
ない。このため細粒体用型枠の変形がなく細流体流出の
恐れもなくなる。請求項３記載の橋脚仮設台座は、細粒
体を粒径が均一であって、予測沈下量が少なく、荷重載
荷後に固結しない砂状粒子とするので、仮沓製作の信頼
性が向上し、細粒体の撤去作業も容易になる。
【図１】橋脚仮設台座の横断面図である。
【図２】仮沓頂部の部分拡大断面図である。
【図３】従来の橋脚仮設台座の側面図である。
１ 橋脚仮設台座 ２ 本沓 ３ 仮沓 ４ 橋脚 ５ 主桁 ６ 仮締ＰＣ鋼棒 ７ 台座コンクリート ８ 細粒体用型枠 ９ 細粒体 １０ 頂板 １１ ボルトナット
Claims (3)
- 【請求項１】 張出し架設工法による場所打ちコンクリ
ート連続桁を支持するコンクリート製の仮沓と、橋脚及
び主桁を剛結する仮締ＰＣ鋼棒とを備え、本沓に併設す
る橋脚仮設台座において、前記仮沓は、上面が主桁下面
より下方に位置する台座コンクリートと、この台座コン
クリートの頭部全周に取り付けられ上端を主桁下面に近
接する取り外し可能な細粒体用型枠と、この細粒体用型
枠の内側に充填する細粒体と、細粒体用型枠の上端に止
着し細粒体に密着して主桁コンクリートの型枠を兼用す
る頂板とを備えることを特徴とする橋脚仮設台座。 - 【請求項２】 前記細粒体は、連続桁架設時の荷重によ
る予測沈下量を加味した高さとし、前記細粒体用型枠
は、主桁下面より予測沈下量分下がった高さにその上端
を位置することを特徴とする請求項１記載の橋脚仮設台
座。 - 【請求項３】 前記細粒体は、粒径が均一であって、予
測沈下量が少なく、荷重載荷後に固結しない砂状粒子で
あることを特徴とする請求項１、２記載の橋脚仮設台
座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8093546A JP3067635B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 橋脚仮設台座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8093546A JP3067635B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 橋脚仮設台座 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09256325A true JPH09256325A (ja) | 1997-09-30 |
| JP3067635B2 JP3067635B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=14085270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8093546A Expired - Fee Related JP3067635B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 橋脚仮設台座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3067635B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009167616A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Ihi Corp | 橋梁の張出架設工法及び張出架設構造 |
| JP2010037726A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Ps Mitsubishi Construction Co Ltd | 張り出し架設工法における柱頭部ｐｃ桁仮固定構造 |
| CN101881002A (zh) * | 2010-07-09 | 2010-11-10 | 中冶建工有限公司 | 桥梁预制梁简支的临时支座 |
| JP2011241582A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Kajima Corp | 仮支承コンクリートの撤去方法 |
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| CN113202024A (zh) * | 2021-03-22 | 2021-08-03 | 中交第四公路工程局有限公司 | 一种钢结构网、桁架卸荷用砂箱体 |
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Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-03-22 JP JP8093546A patent/JP3067635B2/ja not_active Expired - Fee Related
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