JPH0925596A - めっき処理装置のハンガー装置 - Google Patents
めっき処理装置のハンガー装置Info
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- JPH0925596A JPH0925596A JP17570495A JP17570495A JPH0925596A JP H0925596 A JPH0925596 A JP H0925596A JP 17570495 A JP17570495 A JP 17570495A JP 17570495 A JP17570495 A JP 17570495A JP H0925596 A JPH0925596 A JP H0925596A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単にハンガーをハンガー支持部に落とし込む
だけで、安定した主給電及び補助給電が可能となるめっ
き処理装置のハンガー装置を提供する。 【構成】 昇降可能な門形アーム２の各アームの下端
に、ハンガー５の受け部を落とし込むＵ字状のハンガー
支持部３を形成する。各アームにはハンガー支持部３に
落とし込まれたハンガー５と接触する押さえバネ８を設
ける。また門形アーム２の内側に補助電極接触用バネ11
を設け、ハンガー５をハンガー支持部３に落とし込んだ
とき、ハンガー５から側方に突出させた補助電極10を両
側から挟み込むようにする。
だけで、安定した主給電及び補助給電が可能となるめっ
き処理装置のハンガー装置を提供する。 【構成】 昇降可能な門形アーム２の各アームの下端
に、ハンガー５の受け部を落とし込むＵ字状のハンガー
支持部３を形成する。各アームにはハンガー支持部３に
落とし込まれたハンガー５と接触する押さえバネ８を設
ける。また門形アーム２の内側に補助電極接触用バネ11
を設け、ハンガー５をハンガー支持部３に落とし込んだ
とき、ハンガー５から側方に突出させた補助電極10を両
側から挟み込むようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、めっき処理装置の
ハンガー装置に関するものである。
ハンガー装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】循環式めっき処理装置等においては、ワ
ークを保持させた吊り掛け治具をハンガーに吊るし、こ
のハンガーを走行台車側から延びる門形アームに引っ掛
けて走行及び昇降させつつめっきを行なうようにしたハ
ンガー装置が用いられている。
ークを保持させた吊り掛け治具をハンガーに吊るし、こ
のハンガーを走行台車側から延びる門形アームに引っ掛
けて走行及び昇降させつつめっきを行なうようにしたハ
ンガー装置が用いられている。
【０００３】図３は本出願人の実開平7-12473 号公報に
開示されたハンガー装置の例を示すもので、20はハンガ
ー、21は昇降可能な門形アーム、22は門形アーム21の各
アームの下端に設けられたＵ字状のハンガー支持部であ
る。ハンガー支持部22の内部には山形部23が設けられて
おり、ハンガー20の逆Ｖ字状の受け部24を安定に支持で
きるようになっている。またハンガー20の中央部には補
助極25が突設されており、門形アーム21の中央部に垂下
する補助極アーム26の下端の補助極接触部27の上面に接
触する構造となっている。
開示されたハンガー装置の例を示すもので、20はハンガ
ー、21は昇降可能な門形アーム、22は門形アーム21の各
アームの下端に設けられたＵ字状のハンガー支持部であ
る。ハンガー支持部22の内部には山形部23が設けられて
おり、ハンガー20の逆Ｖ字状の受け部24を安定に支持で
きるようになっている。またハンガー20の中央部には補
助極25が突設されており、門形アーム21の中央部に垂下
する補助極アーム26の下端の補助極接触部27の上面に接
触する構造となっている。
【０００４】この図３の構造のハンガー装置において
は、ハンガー支持部22を通じてハンガー20に主給電を行
なうとともに、補助極接触部27を通じて補助極25に補助
給電を行なうことができる。ところが、これらの接触部
はいずれも単にハンガー20の自重により接触しているだ
けであるため、電気的な導通状態が不安定となることが
あった。
は、ハンガー支持部22を通じてハンガー20に主給電を行
なうとともに、補助極接触部27を通じて補助極25に補助
給電を行なうことができる。ところが、これらの接触部
はいずれも単にハンガー20の自重により接触しているだ
けであるため、電気的な導通状態が不安定となることが
あった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、ハンガーへの主給電及び補助給電を
確実に行なうことができるめっき処理装置のハンガー装
置を提供するためになされたものである。
の問題点を解決し、ハンガーへの主給電及び補助給電を
確実に行なうことができるめっき処理装置のハンガー装
置を提供するためになされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、昇降可能な門形アームの各アー
ムの下端に、ハンガーの受け部を落とし込むＵ字状のハ
ンガー支持部を形成するとともに、各アームにはハンガ
ー支持部に落とし込まれたハンガーと接触する押さえバ
ネを設け、また門形アームの内側にハンガーから側方に
突出させた補助電極を両側から挟み込む補助電極接触用
バネを設けたことを特徴とするものである。
めになされた本発明は、昇降可能な門形アームの各アー
ムの下端に、ハンガーの受け部を落とし込むＵ字状のハ
ンガー支持部を形成するとともに、各アームにはハンガ
ー支持部に落とし込まれたハンガーと接触する押さえバ
ネを設け、また門形アームの内側にハンガーから側方に
突出させた補助電極を両側から挟み込む補助電極接触用
バネを設けたことを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１及び図２は本発明の好ましい
実施の形態を示すものであり、１は走行台車側から延び
る昇降可能な水平アーム、２は水平アーム１の先端から
下方に延びる門形アームである。門形アーム２の各アー
ムの下端にはＵ字状のハンガー支持部３が形成されてお
り、その内部には山形部４が設けられている。
実施の形態を示すものであり、１は走行台車側から延び
る昇降可能な水平アーム、２は水平アーム１の先端から
下方に延びる門形アームである。門形アーム２の各アー
ムの下端にはＵ字状のハンガー支持部３が形成されてお
り、その内部には山形部４が設けられている。
【０００８】５は平板状のハンガーであり、ワークを保
持させた吊り掛け治具６が掛けられている。図示のよう
に、ハンガー５の両端部付近の下面には逆Ｖ字状の受け
部７、７が設けられており、図２のようにＵ字状のハン
ガー支持部３の上方からハンガー５を落とし込むことに
より、受け部７、７を山形部４、４にがたつきなく安定
に係合させることができる。また門形アーム２の各アー
ムには、図示のように押さえバネ８が設けられている。
この押さえバネ８は、丸められた下部をＵ字状のハンガ
ー支持部３の先端面９に弾性的に接触させたものであ
り、図２のようにＵ字状のハンガー支持部３の上方から
ハンガー５を落とし込んだとき、ハンガー５と接触して
安定した主給電を可能とするものである。
持させた吊り掛け治具６が掛けられている。図示のよう
に、ハンガー５の両端部付近の下面には逆Ｖ字状の受け
部７、７が設けられており、図２のようにＵ字状のハン
ガー支持部３の上方からハンガー５を落とし込むことに
より、受け部７、７を山形部４、４にがたつきなく安定
に係合させることができる。また門形アーム２の各アー
ムには、図示のように押さえバネ８が設けられている。
この押さえバネ８は、丸められた下部をＵ字状のハンガ
ー支持部３の先端面９に弾性的に接触させたものであ
り、図２のようにＵ字状のハンガー支持部３の上方から
ハンガー５を落とし込んだとき、ハンガー５と接触して
安定した主給電を可能とするものである。
【０００９】また、ハンガー５の中央部には、補助電極
10が突設されている。この補助電極10は平板状のもので
あり、図２のようにハンガー支持部３の上方からハンガ
ー５を落とし込んだとき、門形アーム２の内側に垂下さ
せた一対の補助電極接触用バネ11、11にこの補助電極10
が両側から挟み込まれるようになっている。なお、補助
電極接触用バネ11、11は全体がＶ字状となるように水平
アーム１の先端に設けられたもので、その下端はバネ力
により相互に密着されており、補助電極10を確実に挟み
込んで補助給電を行なうものである。
10が突設されている。この補助電極10は平板状のもので
あり、図２のようにハンガー支持部３の上方からハンガ
ー５を落とし込んだとき、門形アーム２の内側に垂下さ
せた一対の補助電極接触用バネ11、11にこの補助電極10
が両側から挟み込まれるようになっている。なお、補助
電極接触用バネ11、11は全体がＶ字状となるように水平
アーム１の先端に設けられたもので、その下端はバネ力
により相互に密着されており、補助電極10を確実に挟み
込んで補助給電を行なうものである。
【００１０】このように構成された本発明のハンガー装
置は、従来と同様にワークを保持させた吊り掛け治具６
をハンガー５に掛け、このハンガー５を図２のようにハ
ンガー支持部３に落とし込むように支持させて使用され
るものである。このとき、ハンガー５は押さえバネ８に
よって強くハンガー支持部３の先端面９に押圧され、安
定した主給電が可能となるとともに、ハンガー５の補助
電極10も補助電極接触用バネ11、11にバネ力により両側
から挟み込まれ、安定した補助給電が可能となる。な
お、ハンガー５の装脱時にはハンガー支持部３、押さえ
バネ８とハンガー５との接触部及び補助電極10と補助電
極接触用バネ11、11の接触部がその都度擦られて清掃さ
れるので、この点からも安定した給電が可能となる。
置は、従来と同様にワークを保持させた吊り掛け治具６
をハンガー５に掛け、このハンガー５を図２のようにハ
ンガー支持部３に落とし込むように支持させて使用され
るものである。このとき、ハンガー５は押さえバネ８に
よって強くハンガー支持部３の先端面９に押圧され、安
定した主給電が可能となるとともに、ハンガー５の補助
電極10も補助電極接触用バネ11、11にバネ力により両側
から挟み込まれ、安定した補助給電が可能となる。な
お、ハンガー５の装脱時にはハンガー支持部３、押さえ
バネ８とハンガー５との接触部及び補助電極10と補助電
極接触用バネ11、11の接触部がその都度擦られて清掃さ
れるので、この点からも安定した給電が可能となる。
【００１１】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のハンガ
ー装置によれば、単にハンガーをハンガー支持部に落と
し込むだけで、安定した主給電及び補助給電が可能とな
る利点がある。
ー装置によれば、単にハンガーをハンガー支持部に落と
し込むだけで、安定した主給電及び補助給電が可能とな
る利点がある。
【図１】本発明のハンガー装置の好ましい実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】本発明のハンガー装置の好ましい実施形態を、
係合状態として示す斜視図である。
係合状態として示す斜視図である。
【図３】従来のハンガー装置の要部を示す斜視図であ
る。
る。
１ 水平アーム ２ 門形アーム ３ ハンガー支持部 ４ 山形部 ５ ハンガー ６ 吊り掛け治具 ７ 逆Ｖ字状の受け部 ８ 押さえバネ ９ 先端面 10 補助電極 11 補助電極接触用バネ
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降可能な門形アームの各アームの下端
に、ハンガーの受け部を落とし込むＵ字状のハンガー支
持部を形成するとともに、各アームにはハンガー支持部
に落とし込まれたハンガーと接触する押さえバネを設
け、また門形アームの内側にハンガーから側方に突出さ
せた補助電極を両側から挟み込む補助電極接触用バネを
設けたことを特徴とするめっき処理装置のハンガー装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17570495A JP3439884B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | めっき処理装置のハンガー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17570495A JP3439884B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | めっき処理装置のハンガー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0925596A true JPH0925596A (ja) | 1997-01-28 |
| JP3439884B2 JP3439884B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=16000795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17570495A Expired - Fee Related JP3439884B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | めっき処理装置のハンガー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3439884B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012224939A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Toyota Home Kk | 電着塗装用装置 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP17570495A patent/JP3439884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012224939A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Toyota Home Kk | 電着塗装用装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3439884B2 (ja) | 2003-08-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030603 |
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