JPH07305197A - 半導体リードフレーム掴み治具 - Google Patents

半導体リードフレーム掴み治具

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Publication number
JPH07305197A
JPH07305197A JP12062594A JP12062594A JPH07305197A JP H07305197 A JPH07305197 A JP H07305197A JP 12062594 A JP12062594 A JP 12062594A JP 12062594 A JP12062594 A JP 12062594A JP H07305197 A JPH07305197 A JP H07305197A
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JP
Japan
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lead frame
semiconductor lead
arms
jig
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP12062594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Hongo
明久 本郷
Shiyunichirou Kojima
俊市朗 兒嶋
Naomitsu Ozawa
直光 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体リードフレームのチャッキング時間が
短縮でき、また構造が簡単で部品点数の削減も図れる半
導体リードフレーム掴み治具を提供すること。 【構成】 半導体リードフレーム50を掴んで電解メッ
キ槽内へ浸漬するメッキ通電治具兼用の半導体リードフ
レーム掴み治具である。導通部材1に設けた支点3,3
を中心に回動する一対の導電材よりなるアーム5,5を
設ける。両アーム5,5により半導体リードフレーム5
0を竪吊り状態で抱え込むと共に、抱え込む力を両アー
ム5,5を互に接近する方向に引き寄せるコイルバネ1
1により所定値とする。各アーム5,5のほぼ中央には
半導体リードフレーム50に接する電極部7,7を設け
る。各アーム5,5の下端部には半導体リードフレーム
50の落下を防止する受け部材9,9を設ける。各アー
ム5,5の電解メッキ槽内に浸漬される部分であって電
極部7,7を除く部分を非導電材19でコーティングす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッキ装置内を半導体
リードフレームを掴んで搬送し、且つメッキ通電治具と
しての機能も有する半導体リードフレーム掴み治具に関
するものである。
【0002】
【従来技術】半導体リードフレームにメッキを施すメッ
キ装置においては、設置スペースの関係上、半導体リー
ドフレームを横向きにして搬送することより、竪吊り
(長手方向が上下になる姿勢)状態で搬送した方が好都
合の場合がある。
【0003】図3は本願出願人が特願平4−20457
9号(特開平6−29329号公報)として先に提案し
た竪吊り型の半導体リードフレーム掴み治具を示す図で
あり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図であ
る。
【0004】同図に示すようにこの半導体リードフレー
ム掴み治具は、バー73に一対のアーム71,72を支
点88,89を中心に回動自在に取り付け、また一対の
アーム71,72の中央に1本の棒状のステム76をそ
の上端をバー73に固定して取り付けられている。各ア
ーム71,72の先端には電極部77,78が設けられ
ており、ステム76の下端にはV字状の受け部材79が
設けられている。
【0005】そして両アーム71,72を互に離れる方
向に回動して開き、この状態で半導体リードフレーム9
0の下端を受け部材79のV字状部分内に挿入し、次に
両アーム71,72間を互に近づく方向に回動すると、
該半導体リードフレーム90には両電極部77,78が
当接され、把持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の半導体リードフレーム掴み治具には以下のような欠点
があった。
【0007】図4に示すように、V字状の受け部材7
9に半導体リードフレーム90を挿入するとき、一旦該
半導体リードフレーム90を横方向(矢印a方向)に移
動して受け部材79上に位置せしめた後、V字の深さ分
Aだけ下方向(矢印b方向)に移動しなければならな
い。このため半導体リードフレーム掴み治具への半導体
リードフレーム90のチャッキング時間が長くなってし
まう。また動作が複雑になってアクチュエータが増加
し、制御が複雑となって製品のコストアップを招いてし
まう。
【0008】上記従来の半導体リードフレーム掴み治
具は、電極部77,78を有した一対のアーム71,7
2と、受け部材79を有したステム76とが別の部材か
らなる構造であり、部品点数が多くなってしまう。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、半導体リードフレームのチャッキン
グ時間が短縮でき、また構造が簡単で部品点数の削減も
図れる半導体リードフレーム掴み治具を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる半導体リードフレーム掴み治具は、メ
ッキ装置内の電解メッキ槽の中へ半導体リードフレーム
を掴んだまま挿入・浸漬せしめるメッキ通電治具兼用の
半導体リードフレーム掴み治具において、略水平に配置
された棒状の導通部材の長手方向に所定の間隔をおいて
設けた2か所の支点にその上端が固定され該支点を中心
にそれぞれ回動する一対の導電材よりなるアームを設
け、該一対のアームにより半導体リードフレームを竪吊
り状態で抱え込むと共に、該抱え込む力を前記一対のア
ームを互に接近する方向に引き寄せるバネ材により所定
値とし、前記各アームの支点と下端の間の所定位置には
前記抱え込んだ半導体リードフレームと接する電極部を
設け、且つ該各アームの下端部には前記半導体リードフ
レームの落下を防止する受け部材を設け、さらに前記各
アームの前記電解メッキ槽内に浸漬される部分であって
前記電極部を除く部分を非導電材でコーティングしたこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】所望のアーム駆動機構によって、両アームの間
隔を開いた状態で、半導体リードフレームを両アームの
間に横方向に移動する。なお半導体リードフレームを固
定しておいて治具の方を横方向に移動しても良い。そし
てアーム駆動機構の駆動を止めれば、バネ材の弾発力に
よって、両アーム間の間隔は狭まり、両アームの電極部
が半導体リードフレームの両側辺に接触してこれを両側
から竪吊り状態で抱え込む。同時に両アーム下端の受け
部材は半導体リードフレームの下端に回り込む。一連の
動作において半導体リードフレームの縦方向の移動は不
要である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の1実施例にかかる半導体
リードフレーム掴み治具を示す図であり、同図(a)は
正面図、同図(b)は側面図である。
【0013】同図に示すようにこの半導体リードフレー
ム掴み治具は、導通部材1を具備し、該導通部材1に設
けた2か所の支点3,3を中心にそれぞれ回動するよう
にアーム5,5を取り付けて構成されている。ここで導
通部材1は棒状(図では断面菱形)であって電気を導通
する材料で製造されている。
【0014】一方両アーム5,5は、棒状の導電材より
なり、そのほぼ中央部には下記する半導体リードフレー
ム50を両側から抱え込むとともにこれに通電する電極
部7,7が設けられ、またその下端には半導体リードフ
レーム50の落下を防止するV字状に折り曲げられた受
け部材9,9が設けられている。
【0015】また両アーム5,5の間には、所定の弾発
力で該両アーム5,5を互に接近する方向に引き寄せる
コイルバネ11が取り付けられている。
【0016】また両アーム5,5の間には、両アーム
5,5を左右対称に開閉させるためのリンク機構13が
設けられている。このリンク機構13は、導通部材1に
固定された固定棒15にその中央部が回動自在に取り付
けられた板17aと、該板17aの両端と両アーム5,
5にそれぞれその両端が回動自在に取り付けられた板1
7b,17cによって構成されている。
【0017】また両アーム5,5の電解メッキ槽内に浸
漬される部分であって前記電極部7,7を除く部分の全
ての表面には、非導電材(絶縁体材)19,19がコー
ティングされている。
【0018】なお両アーム5,5は図示しないアーム駆
動機構によって、前記コイルバネ11の弾発力に抗して
広がる方向に引っ張られる。
【0019】次にこの半導体リードフレーム掴み治具の
動作を説明する。まず図示しないアーム駆動機構を駆動
して図2に示すように、両アーム5,5間の間隔を開
く。
【0020】この状態で半導体リードフレーム50を両
アーム5,5の間に移動する。この移動は図1(b)に
示す矢印A方向(即ち横方向)のみの移動でよい。
【0021】そして前記アーム駆動機構の駆動を止めれ
ば、コイルバネ11の弾発力によって、両アーム5,5
間の間隔は狭まり、図1に示すように、両アーム5,5
の電極部7,7は半導体リードフレーム50の両側辺に
接触してこれを両側から竪吊り状態で抱え込む。同時に
両アーム5,5の受け部材9,9は半導体リードフレー
ム50の下端に回り込み、受け部材9,9のV字部分内
に半導体リードフレーム50の下端辺が入り込む。
【0022】即ち本発明によれば、両アーム5,5の下
端に受け部材9,9を設けたので、半導体リードフレー
ム50をチャッキングする時は、両アーム5,5を開け
ば受け部材9,9も開いた状態となり、従って従来のよ
うに半導体リードフレーム50の縦方向への移動は不要
となる。従ってその動作が単純になり、チャッキング時
間が短縮され、またハンドリングの安定性が高められ
る。
【0023】本メッキ装置のような自動機械では、その
動作を単純にすることがアクチュエータ及びセンサの削
減につながり、またコンピュータに接続する際のI/O
ポート点数も少なくできその制御が簡単となる。
【0024】なお上記実施例において、予めコイルバネ
11の弾発力を所定値に設定しておくことにより、一対
のアーム5,5が半導体リードフレーム50を抱え込む
力が所定値になるようにする。
【0025】次にこの半導体リードフレーム50を抱え
込んだ半導体リードフレーム掴み治具をメッキ装置(図
示せず)内に移動して洗浄・エッチングなどのメッキの
前処理を施した後に、電解メッキ槽(図示せず)内に挿
入・浸漬すると、メッキ槽上部の電極(図示せず)より
導通部材1へ通電が行われ、支点3,3を通して各アー
ム5,5に設けた電極部7,7に通電され、ここから半
導体リードフレーム50に通電され、該半導体リードフ
レーム50の外表面にメッキが行われる。
【0026】なお導通部材1に通電される電極は一般に
は陰極であり、メッキ槽の中には陽極となるアノード
(図示せず)が別に設けられている。
【0027】メッキを行う際、この半導体リードフレー
ム掴み治具はその構造上、両アーム5,5全体に電圧が
加わることとなるが、メッキ槽に浸漬した両アーム5,
5はその電極部7,7を除いて全て非導電材19,19
がコーティングされているので、これらアーム5,5の
外表面にメッキが付着することはない。
【0028】なお半導体リードフレーム50を抱え込ん
だ半導体リードフレーム掴み治具を電解メッキ槽から取
り出した後は、メッキの後処理を施した後に、メッキ装
置の外に取り出される。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる半導体リードフレーム掴み治具によれば、以下のよ
うな優れた効果を有する。 半導体リードフレーム掴み治具に半導体リードフレー
ムを抱え込ませる際の動作が単純になるので、チャッキ
ング時間が短縮されるばかりかハンドリングの安定性が
高められる。
【0030】半導体リードフレーム掴み治具に半導体
リードフレームを抱え込ませる際の動作が単純になるの
で、アクチュエータ及びセンサが削減され、さらにコン
ピュータに接続する際のI/Oポート点数が少なくでき
その制御が簡単になる。これらのことから装置全体のコ
ストダウンが図れる。
【0031】また図3に示す従来の半導体リードフレ
ーム掴み治具に比べてステムが省略された分、部品点数
が削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる半導体リードフレー
ム掴み治具を示す図であり、同図(a)は正面図、同図
(b)は側面図である。
【図2】半導体リードフレーム掴み治具の両アーム5,
5を開いたときの状態を示す正面図である。
【図3】従来の半導体リードフレーム掴み治具を示す図
であり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図であ
る。
【図4】従来の半導体リードフレーム掴み治具の受け部
材79に半導体リードフレーム90を挿入する際の状態
を示す要部概略側面図である。
【符号の説明】
1 導通部材 3,3 支点 5,5 アーム 7,7 電極部 9,9 受け部材 11 コイルバネ(バネ材) 19,19 非導電材 50 半導体リードフレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキ装置内の電解メッキ槽の中へ半導
    体リードフレームを掴んだまま挿入・浸漬せしめるメッ
    キ通電治具兼用の半導体リードフレーム掴み治具におい
    て、 略水平に配置された棒状の導通部材の長手方向に所定の
    間隔をおいて設けた2か所の支点にその上端が固定され
    該支点を中心にそれぞれ回動する一対の導電材よりなる
    アームを設け、該一対のアームにより半導体リードフレ
    ームを竪吊り状態で抱え込むと共に、該抱え込む力を前
    記一対のアームを互に接近する方向に引き寄せるバネ材
    により所定値とし、 前記各アームの支点と下端の間の所定位置には前記抱え
    込んだ半導体リードフレームと接する電極部を設け、 且つ該各アームの下端部には前記半導体リードフレーム
    の落下を防止する受け部材を設け、 さらに前記各アームの前記電解メッキ槽内に浸漬される
    部分であって前記電極部を除く部分を非導電材でコーテ
    ィングしたことを特徴とする半導体リードフレーム掴み
    治具。
JP12062594A 1994-05-10 1994-05-10 半導体リードフレーム掴み治具 Pending JPH07305197A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767282B1 (ko) * 2007-05-09 2007-10-17 신우산업 (주) 수도미터기의 도금 지그
KR200448759Y1 (ko) * 2007-12-10 2010-05-13 경운대학교 산학협력단 마그네슘합금 제품의 아노다이징용 지그
CN112774903A (zh) * 2020-12-31 2021-05-11 广东省科学院新材料研究所 一种夹钳及喷涂装置

Cited By (4)

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KR200448759Y1 (ko) * 2007-12-10 2010-05-13 경운대학교 산학협력단 마그네슘합금 제품의 아노다이징용 지그
CN112774903A (zh) * 2020-12-31 2021-05-11 广东省科学院新材料研究所 一种夹钳及喷涂装置
CN112774903B (zh) * 2020-12-31 2021-11-30 广东省科学院新材料研究所 一种夹钳及喷涂装置

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