JPH09254122A - 水硬性セメント材料凝結遅延シート - Google Patents

水硬性セメント材料凝結遅延シート

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JPH09254122A
JPH09254122A JP9465096A JP9465096A JPH09254122A JP H09254122 A JPH09254122 A JP H09254122A JP 9465096 A JP9465096 A JP 9465096A JP 9465096 A JP9465096 A JP 9465096A JP H09254122 A JPH09254122 A JP H09254122A
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soluble
sheet
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hydraulic cement
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Yoshiaki Ishino
良明 石野
Akira Kanefusa
朗 兼房
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Mishima Paper Manufacturing Co Ltd
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MISHIMA SEISHI KK
Mishima Paper Manufacturing Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水硬性セメント材料成形品表面の凝結を遅延
させるために型枠の内側に敷設する凝結遅延剤含有シー
トであって、水で洗い流すだけで材料の未凝結部分とと
もに容易に小片に分散して除去される、水分散性の優れ
た凝結遅延シートを提供する。 【解決手段】 製紙用水分散性繊維と水溶性繊維状カル
ボキシアルキルセルロース塩からなる水溶性基材に、凝
結遅延剤と水溶性高分子物質を含ませたことを特徴とす
る水硬性セメント材料凝結遅延シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面装飾セメント
製品を製造するために水硬性セメント材料成形品表面の
凝結を遅延させるのに用いる凝結遅延シートに関し、特
に、水硬性セメント材料成形体硬化後の水による洗い出
し作業によって迅速に水分散し、未凝結の水硬性セメン
ト成分とともに容易に除去される凝結遅延シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】セメント、コンクリート、モルタルなど
の水硬性セメント材料を型枠に流し込んで成形、硬化し
て製造されるセメント・コンクリート成形品は、結合剤
であるセメント、および水、砂利、砂、砕石などの不活
性な粒状材料の骨材、混練時の流動性の向上などの目的
で使用される各種混和材料、そして必要に応じて使用さ
れる補強用鋼材から形成される。これらの成形品の中に
は、型枠から取り出した後に表面のセメントを取り除
き、砂利などの粗骨材を露出させ凹凸模様を形成させ、
表面を装飾した製品がある。
【0003】この表面装飾セメント製品の製造法とし
て、型枠から取り出した成形品の表面に高圧水を噴射
して未凝結のセメントを洗い出す方法、型枠に凝結遅
延剤を塗布してから材料を流し込み硬化させた成形品表
面の凝結遅延部位を水で洗い出す方法、凝結遅延剤を
含浸したシート状物を型枠の内側に敷設してから材料を
流し込み硬化させた成形品表面の凝結遅延部位を水で洗
い出す方法などが知られている。
【0004】の高圧水噴射法は、洗い出し深さが浅
く、粗骨材を十分露出させることができないため、製品
の装飾効果が劣るという欠点があった。の凝結遅延剤
塗布方法は、凝結遅延剤が均一に塗布できなかったり、
拡散したりして、粗骨材露出や凹凸表面が十分に形成さ
れないという問題があった。の凝結遅延剤含浸シート
を使用する方法は、型枠を取り外した後、成形品からシ
ートを剥がす作業が煩雑であり、使用済みのシートには
セメントや骨材が付着しているため、焼却などによる廃
棄処理が困難であるといった問題点がある。
【0005】凝結遅延剤含浸シートの問題点を解決する
ために、特開平7−300378号では、水不溶性カル
ボキシアルキルセルロースを含むシートに凝結遅延剤を
付着させた凝結遅延シートが提案されている。このシー
トは、水硬性セメント材料の硬化する間に、該水硬性セ
メント材料のアルカリ分により水不溶性カルボキシアル
キルセルロースが水溶性になり、硬化後水で洗い出す際
に凝結遅延部位とともに水に分散して除去できるとして
いる。しかし、このシートは、洗い出しの時の水分散性
が不十分で、水噴射による自動洗い出し機を用いた場
合、千切れたシートの断片が大きく、排水管につまるな
どの問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水硬性セメ
ント材料成形品表面の凝結を遅延させるために型枠の内
側に敷設する凝結遅延剤含有シートであって、水で洗い
出すだけで、材料の未凝結部分とともに容易に小片に分
散して除去され、排水処理設備の目詰まりなどのトラブ
ルを起こさない、水分散性の優れた凝結遅延シートを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、製紙用水分散
性繊維と水溶性繊維状カルボキシアルキルセルロース塩
からなる水溶性基材に、凝結遅延剤および水溶性高分子
物質を含ませたことを特徴とする水硬性セメント材料凝
結遅延シートに関する。
【0008】本発明において、水硬性セメント材料と
は、水との反応で時間とともに次第に硬くなり、硬化後
は、水密性と耐水性を示す無機構造材料であって、水と
混合された後、硬化前の状態でアルカリ性を示すもの
で、結合剤であるセメントと、砂利、砂、砕石などの骨
材、減水剤などの流動性を改善する各種混和材料、およ
び水から構成される。具体的な例を挙げると、セメン
ト、モルタル、コンクリート、漆喰などがある。
【0009】本発明にかかる凝結遅延シートの水溶性基
材を構成する1成分としての製紙用水分散性繊維とは、
水に分散する繊維素材であれば特に限定されず、木材パ
ルプ、非木材パルプ、溶解パルプのなどの天然繊維、精
製セルロース繊維、レーヨンなどの半合成繊維、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ビニロン、ポリエステル、ポ
リアミド繊維などの合成繊維、炭素繊維、ガラス繊維、
石綿、ロックウール、スラグウール、シリカウール、シ
リカアルミナウールなどの無機繊維が挙げられる。これ
らは単独でも2種類以上を混合して使用しても良い。こ
れらの水分散性繊維の繊維長は0.1〜50mm、好ま
しくは0.5〜10mm、更に好ましくは1〜5mmで
ある。
【0010】また、本発明にかかる凝結遅延シートの水
溶性基材を構成する他の1成分としての水溶性繊維状カ
ルボキシアルキルセルロース塩とは、繊維状カルボキシ
メチルセルロース、繊維状カルボキシエチルセルロー
ス、繊維状カルボキシエチルメチルセルロースなどの繊
維状カルボキシアルキルセルロースの、リチウム塩、ナ
トリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム
塩、アンモニウム塩や、メチルアミン、エタノールアミ
ン等とのアミン塩である。また、実質的に水溶性であれ
ば、繊維状カルボキシアルキルセルロースの上記塩類と
アルミニウム塩、亜鉛塩、錫塩、バリウム塩、マンガン
塩などとの分子内混合塩であっても良い。水溶性繊維状
カルボキシアルキルセルロース塩のエーテル化度は、
0.1〜1.5、好ましくは0.3〜0.8、更に好ま
しくは0.4〜0.6である。
【0011】製紙用水分散性繊維と水溶性繊維状カルボ
キシアルキルセルロース塩の配合割合は、重量百分率
で、5:95〜95:5、好ましくは20:80〜8
0:20、更に好ましくは40:60〜60:40であ
る。水溶性繊維状カルボキシアルキルセルロース塩の配
合が95重量%を超えると、抄紙性が極度に悪くなり、
5重量%未満では水分散性が大幅に低下するので好まし
くない。
【0012】製紙用水分散性繊維と水溶性繊維状カルボ
キシアルキルセルロース塩とで構成される水溶性基材
は、両者を混合した抄紙原料を長網式抄紙機または円網
式抄紙機で抄紙し、脱水、乾燥する方法、或いは、製紙
用水分散性繊維と水不溶性繊維状カルボキシアルキルセ
ルロース酸からなる抄紙原料を抄紙し、脱水、乾燥後、
アルカリ水溶液を塗布又は含浸して水不溶性繊維状カル
ボキシアルキルセルロース酸を水溶性繊維状カルボキシ
アルキルセルロース塩に変換する方法で製造することが
できる。
【0013】水不溶性繊維状カルボキシアルキルセルロ
ース酸を水溶性繊維状カルボキシアルキルセルロース塩
に変換するために用いるアルカリ水溶液としては、アル
カリ金属の水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネ
シウム、アンモニア、またはメチルアミン等のアミン類
の水溶液等を用いることができる。水不溶性繊維状カル
ボキシメチルセルロース酸は、抄紙、乾燥後のアルカリ
処理により100%が水溶性塩に変換される。
【0014】更に、製紙用水分散性繊維と水溶性繊維状
カルボキシアルキルセルロース塩を乾式で綿状に堆積さ
せ水溶性接着剤を添加して乾式不織布とする方法でも水
溶性基材を製造することができる。水溶性基材の坪量
は、上記いずれの製造方法によるものでも20〜150
g/m2 、好ましくは50〜100g/m2 である。
【0015】製紙用水分散性繊維と水溶性繊維状カルボ
キシアルキルセルロース塩で構成される水溶性基材はま
た、それ自体水に溶ける紙として製品化されており、市
販の水溶紙(例えば、三島製紙(株)製、ディゾルボ
〈登録商標〉)を、本発明においてそのまま水溶性基材
として使用することもできる。
【0016】水溶性基材には、必要に応じて、水難溶性
または水不溶性粉体や型枠離型剤を添加してもよい。水
難溶性または水不溶性粉体の具体例としては、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム、タルク、クレー、シリカなどの無
機粉体、製紙用有機填料などが挙げられる。これらは、
水溶性基材の水分散性を向上させる効果がある。また、
水難溶性または不溶性粉体の添加は、印刷適性を向上さ
せるので、凝結遅延剤が片面塗工されたシートにおいて
は、塗工面を表示するための印刷をする場合に有利であ
る。型枠離型剤とは、通常、水硬性セメント材料が硬化
後に型枠から容易に剥がれるように、型枠に塗布される
もので、水溶性のものが好ましい。
【0017】本発明では、かくして得られる水溶性基材
に、凝結遅延剤および水溶性高分子物質を含ませること
を特徴とする。
【0018】凝結遅延剤とは、水硬性セメント材料の凝
結を遅らせる目的で用いる混和剤で、セメント粒子表面
に吸着したり、反応して皮膜を形成したりして、セメン
ト粒子と水との接触を一時的に遮断し、水硬性セメント
材料の初期水和反応を遅らせる作用を有する。その後、
水硬性セメント材料の水和反応が徐々に進行して体積が
増すと、セメント粒子表面を覆っていた凝結遅延剤分子
に間隙が生じたり、凝結遅延剤の皮膜が破れたりしてセ
メント粒子と水が接触し、正常な水和反応が進行するた
め、凝結遅延剤は凝結を遅らせはするが、硬化による強
度発現を阻害することはない。凝結遅延剤の具体的な例
としては、グルコン酸、グルコヘプトン酸等のオキシカ
ルボン酸またはこれらの塩、ケト酸またはこれらの塩、
糖類、アルコール類、リグニンスルホン酸塩、ケイフッ
化物、リン酸塩、硼酸塩などが挙げられる。
【0019】凝結遅延剤とともに用いる水溶性高分子物
質は、分子中に解離基を持たない水溶性高分子非電解質
で、水溶性基材の空隙を充填し、水硬性セメント材料と
水との混合物が基材中に侵入するのを防ぐことのできる
造膜性の高いものでなければならない。分子中に解離基
を持つ水溶性高分子電解質は、水硬性セメント材料に含
まれるCa2+などのアルカリ土類金属イオンによりゲル
化したり、不溶化するため使用できない。使用できる水
溶性高分子物質の具体的な例としては、メチルヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、メチルヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシエチルプロピルセルロースな
どのヒドロキシアルキルセルロース類、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、プロピルセルロースなどのセル
ロースアルキルエーテル類、ポリエチレンオキサイド、
ポリプロピレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルエーテル、ポリビニルアルコールなどの合成高
分子化合物、酸化澱粉、ヒドロキシアルキル化澱粉、リ
ン酸エステル化澱粉、デキストリンなどの澱粉類、アラ
ビアゴム、トラガントゴムなどの植物粘質物、プルラ
ン、デキストランなどの醗酵粘質物が挙げられる。
【0020】水溶性基材へ、上記凝結遅延剤および水溶
性高分子物質を添加する方法としては、水溶性基材へ
凝結遅延剤を含浸した後、その少なくとも片面に水溶性
高分子物質を塗工する、水溶性基材へ凝結遅延剤を添
加した後、その少なくとも片面に凝結遅延剤と水溶性高
分子物質の混合物を塗工する、水溶性基材へ凝結遅延
剤と水溶性高分子物質の混合物を含浸する、水溶性基
材の少なくとも片面に凝結遅延剤と水溶性高分子物質の
混合物を塗工するなどの方法がある。高濃度でも粘度の
低い水溶性高分子物資を用いれば、水溶性高分子物質を
先に添加し、後から凝結遅延剤を塗工する方法も可能で
ある。
【0021】凝結遅延剤、水溶性高分子物質あるいはこ
れらの混合物の含浸、添加は、これらを水または水と水
性有機溶剤との混液に溶解して水溶液とした後、この溶
液に水溶性基材を含浸したり、サイズプレス、スプレー
などで水溶性基材に添加される。凝結遅延剤、水溶性高
分子物質あるいはこれらの混合物の塗工は、これらを水
または水と水性有機溶剤に溶解して水溶液にした後、ロ
ッドバーコーター、ロールコーター、エアーナイフコー
ターなどを使用して行われる。
【0022】水溶性基材への凝結遅延剤の添加量は、1
〜100g/m2 の範囲において、必要とされる凝結遅
延部位の深さにより選定される。水溶性高分子物質の添
加量は1〜50g/m2 の範囲において、凝結遅延シー
トの透気度が1000秒/100ml以上になるように
選定するのが望ましい。凝結遅延シートの透気度が10
00秒/100ml未満では、水硬性セメント材料と水
との混合物が凝結遅延シートの水溶性基材中に侵入する
のを防ぐことが難しくなり、該混合物が基材中で一部凝
結して基材の水溶性が低下し、洗い出し作業の際に凝結
遅延シートを容易に分散、除去できなくなるおそれがあ
る。水溶性基材に凝結遅延剤と水溶性高分子物質の混合
物を添加する場合は、凝結遅延剤と水溶性高分子物質そ
れぞれの添加量は上記範囲から選定される。凝結遅延剤
や水溶性高分子物質の塗工量の調整は、ロッドバーの場
合は捲線の直径を変え、サイズプレスの場合はロール間
の圧力を変えるなど、塗工機の条件を調節して行うこと
ができる。
【0023】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、透気度は旭精工株式会社製の王研式透気度測定器
(形式、KGI)で測定した。また、成形型枠に敷く前
の凝結遅延シート(使用前試料)並びに硬化後成形品か
ら剥がした試料の水分散性を次の2種類の方法で測定し
た。
【0024】3cm×3cmの試料片を切り取り、7
00rpmで攪拌している水道水300mlの中に入
れ、2つ以上に千切れるまでの時間を測定し、フロック
分散時間として表示した。フロック分散時間が小さいほ
ど水分散性が良好であり、凝結遅延部分から剥がした試
料の場合はフロック分散時間が30秒以下であれば、実
際の製造ラインにおいて高圧シャワー水や、散水回転ブ
ラシで容易に洗い流すことができると評価する。 2.5cm×2.5cmの試料片5枚を用意し、60
0rpmで攪拌している純水200mlの中に次々と連
続して投入して5分間攪拌を続けた後、内容物を目開き
1.7mmのふるい上に注ぎ、未分散部分を分取する。
105℃でふるいごと3時間乾燥し、未分散部分の絶乾
重量を求め、次式から水分散率を算出する。 水分散率(%)=(使用前試料の絶乾重量−未分散部分
重量)÷使用前試料の絶乾重量×100 水分散率が大きいほど水分散性は良好であり、硬化後成
形品から剥がした試料については、水分散率が60%以
上であれば、実際の製造ラインにおいて高圧シワー水
や、散水回転ブラシで容易に洗い流すことができると評
価する。
【0025】〔実施例1〕溶解パルプ50重量%と繊維
状カルボキシメチルセルロース50重量%からなる濃度
1%の抄紙原料を用意し、JIS P8209に従って
手抄き紙を作製した。次にメチルアルコールと水の2:
8混液(重量比)に1%濃度となるように水酸化ナトリ
ウムを溶解した溶液を用意し、この溶液中に上記手抄き
紙を浸漬後、過剰液を絞って乾燥し、坪量60g/m2
の水溶性基材を作製した。この処理で、水溶性基材中の
繊維状カルボキシメチルセルロースの100%が繊維状
カルボキシメチルセルロースナトリウム塩となった。
【0026】この水溶性基材に、表2に示す各種凝結遅
延剤と水溶性高分子物質との1:1混合物(重量比)を
エチルアルコールと水の3:7混液(重量比)に溶解し
た溶液を、ロッドバーで片面ずつ両面に塗工し、凝結遅
延シートNo.1〜7を製造した。これらの凝結遅延シ
ートの透気度、フロック分散時間並びに水分散率を測定
し、表2に示した。
【0027】各凝結遅延シートそれぞれから10cm×
10cmの試料を切り出し、縦30cm×横30cm×
高さ5cmの成形型枠の底部に敷き、表1の配合で調合
したコンクリートを流し込み、24時間放置して硬化さ
せた。型枠から成形品を取り出し、試料を剥がしてフロ
ック分散時間と水分散率を測定し、結果を表2に示し
た。また、成形品は水をかけてブラシで擦り、表面の凝
結遅延部分が洗い流された深さを測定し、表2に併記し
た。
【0028】また、縦12cm×横60cm×高さ15
cmの表面装飾地先ブロックの製造ラインにおいて、1
2cm×60cmに切り出した各試料を型枠の底面に敷
設し、ポルトランドセメント:玉砂利=7:10でスラ
ンプが6cmのコンクリートを流し込み、20時間蒸気
養生して硬化させた。硬化したブロックを型枠から取り
出し、30秒かけて水噴射による自動洗い出し機を通過
させ、凝結遅延部位を凝結遅延シートごと分散・除去し
た。このとき、排水を目開き5mmのふるいに注ぎ、ふ
るい上にシートの未分散フロックが残らないものを製造
ラインにおける水分散性が良好と評価し、次の基準で表
2に示した。〇:水分散性良好、 △:水分散性不良
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】表2より、いずれの凝結遅延剤と水溶性高
分子物質の組み合わせでも、成形体の凝結遅延部位に接
している凝結遅延シートは、30秒以内にフロック状に
分散し、水分散率は70%以上で、優れた水分散性を有
していることが判る。また、成形体の凝結遅延部位は、
流水によって表面から6〜7mmの深さまで均一に洗い
流すことができた。
【0032】これらの凝結遅延シートは、表面装飾地先
ブロックの製造に使用した場合、自動洗い出し機による
30秒間の洗い出し操作により容易に分散・除去され、
未分散シートにより排水処理設備のストレーナー等が閉
塞するトラブルは発生しなかった。得られた表面装飾地
先ブロックは表面の凝結していないセメント材料が均一
に洗い流され、粗骨材である玉砂利の表面が露出して美
観の優れた製品が得られた。
【0033】〔実施例2〕木材パルプと繊維状カルボキ
シメチルセルロースナトリウム塩からなる市販の水溶紙
(坪量60g/m2 、三島製紙(株)製、ディゾルボ
〈登録商標〉)を水溶性基材として使用し、実施例1と
同様にしてグルコース22g/m2 とヒドロキシエチル
セルロース22g/m2 が塗工された凝結遅延シートN
o.8を製造した。
【0034】この凝結遅延シートNo.8の透気度は1
590秒/100ml、フロック分散時間は9秒、水分
散率は100%であり、また、実施例1と同様にコンク
リート成形品製造の成形型枠の底部に敷いてコンクリー
トを硬化させたところ、硬化後の試料のフロック分散時
間は28秒、水分散率は80%であり、成形品表面の凝
結遅延部分が洗い流された深さは6mmであった。更に
実施例1と同じ表面装飾地先ブロックの製造ラインに使
用したところ製造ラインにおける水分散性は良好であっ
た。
【0035】この凝結遅延シートは、表面装飾地先ブロ
ックの製造に使用した場合、自動洗い出し機による30
秒間の洗い出し操作により容易に分散・除去され、未分
散シートにより排水処理設備のストレーナー等が閉塞す
るトラブルは発生しなかった。得られた表面装飾地先ブ
ロックは表面の凝結していないセメント材料が均一に洗
い流され、粗骨材である玉砂利の表面が露出して美観の
優れた製品が得られた。
【0036】〔実施例3〕実施例1と同じ水溶性基材
に、表3に示す各種凝結遅延剤をそれぞれエチルアルコ
ールと水の3:7混液(重量比)に溶解した溶液を用意
し、これを実施例1で用いたのと同じ水溶性基材に含浸
し、含浸紙を作製した。次に、これら含浸紙の両面に、
ヒドロキシエチルセルロースをエチルアルコールと水の
3:7混液(重量比)に溶解した溶液をロッドバーで片
面ずつ塗工し、凝結遅延シートNo.9〜14を作製し
た。これらの凝結遅延シートの透気度、フロック分散時
間及び水分散率を測定し、表3に示した。
【0037】各凝結遅延シートを実施例1と同様にして
コンクリート成形型枠に使用し、硬化後成形品から剥が
した試料について、フロック分散時間、水分散率及び表
面の凝結遅延部分が洗い流された深さを測定し、表3に
示した。また、実施例1と同じ表面装飾地先ブロックの
製造ラインにおいて、水分散性を評価し、次の基準で表
3に併記した。 〇:水分散性良好、 △:水分散性不良
【0038】
【表3】
【0039】表3より、凝結遅延剤を含浸した基材に、
水溶性高分子物質を塗工した場合、いずれの組み合わせ
でも、成形体の凝結遅延部位に接している凝結遅延シー
トは、30秒以内にフロック状に分散し、水分散率は7
0%以上で、優れた水分散性を有していることが判る。
また、成形体の凝結遅延部位は、流水によって表面から
5mmの深さまで均一に洗い流すことができた。
【0040】これらの凝結遅延シートは、表面装飾地先
ブロックの製造に使用した場合、自動洗い出し機による
30秒間の洗い出し操作により容易に分散・除去され、
未分散シートにより排水処理設備のストレーナー等が閉
塞するトラブルは発生しなかった。得られた表面装飾地
先ブロックは表面の凝結していないセメント材料が均一
に洗い流され、粗骨材である玉砂利の表面が露出して美
観の優れた製品が得られた。
【0041】〔実施例4〕針葉樹晒しクラフトパルプ1
0重量部と広葉樹晒しクラフトパルプ90重量部の混合
物を600mlCSFまで叩解し、炭酸カルシウムを添
加した木材パルプ原料へ、繊維状カルボキシメチルセル
ロースを表4に示す各割合で配合した抄紙原料を用意
し、JIS P8209に従って手抄きし、紙中の炭酸
カルシウム含有率が5重量%の手抄き紙を作製した。次
に炭酸ナトリウムの5重量%水溶液中に上記手抄き紙を
浸漬後、過剰液を絞って乾燥し、表4に示す各坪量の水
溶性基材を作製した。繊維状カルボキシメチルセルロー
スの100%が繊維状カルボキシメチルセルロースナト
リウム塩となっていた。
【0042】これらの水溶性基材に、表4に示す各種凝
結遅延剤をそれぞれエチルアルコールと水の3:7混液
(重量比)に溶解した溶液を含浸し、含浸紙を作製し
た。次に、これら含浸紙の片面に、ヒドロキシエチルセ
ルロースをエチルアルコールと水の3:7混液(重量
比)に溶解した溶液をロッドバーで塗工し、凝結遅延シ
ートNo.15〜20を製造した。これらの凝結遅延シ
ートの透気度及びフロック分散時間を測定し、表4に示
した。
【0043】各凝結遅延シートを実施例1と同様にして
コンクリート成形型枠に使用し、硬化後成形品から剥が
した試料について、フロック分散時間及び表面の凝結遅
延部分が洗い流された深さを測定し、表4に示した。ま
た、実施例1と同じ表面装飾地先ブロックの製造ライン
において、水分散性を評価し、次の基準で表4に併記し
た。 〇:水分散性良好、 △:水分散性不良
【0044】
【表4】
【0045】表4より、繊維状カルボキシメチルセルロ
ース配合率や坪量を変えた水溶性基材に凝結遅延剤を含
浸した含浸紙に、水溶性高分子物質を片面塗工した凝結
遅延シートは、いずれの組み合わせでも、成形体の凝結
遅延部位に接している凝結遅延シートは、30秒以内に
フロック状に分散し、優れた水分散性を有していること
が判る。また、表面装飾地先ブロックの製造において、
自動洗い出し機による30秒間の洗い出し操作により、
容易に分散・除去され、未分散シートにより排水処理設
備のストレーナー等が閉塞するトラブルは発生しなかっ
た。また、成形体の凝結遅延部位は、流水によって表面
から5mmの深さまで均一に洗い流すことができた。
【0046】〔実施例5〕広葉樹晒しクラフトパルプ8
0重量%と針葉樹晒しクラフトパルプ20重量部の混合
物を600mlCSFまで叩解し、炭酸カルシウムを添
加した木材パルプ原料90重量%へ、繊維状カルボキシ
メチルセルロースナトリウム塩を10重量%の割合で配
合した抄紙原料を用意し、長網式抄紙機で坪量38g/
2 の水溶性基材を作製した。
【0047】次に、澱粉80重量部とポリビニルアルコ
ール20重量部からなる塗工液をサイズプレスを用いて
3g/m2 含浸塗工し、透気度を97秒/100mlに
高めた水溶性基材を作製した。
【0048】この水溶性基材の片面に、凝結遅延剤と水
溶性高分子物質との1:1混合物(重量比)をエチルア
ルコールと水の3:7混液(重量比)に溶解した溶液を
ロッドバーで塗工して凝結遅延シートNo.21を製造
した。また、上記水溶性基材の片面に、凝結遅延剤のみ
をエチルアルコールと水の3:7混液(重量比)に溶解
した溶液をロッドバーで塗工し、スーパーカレンダー加
工して凝結遅延シートNo.22を製造した。これらの
凝結遅延シートの透気度及びフロック分散時間を測定
し、表5に示した。
【0049】各凝結遅延シートを実施例1と同様にして
コンクリート成形型枠に使用し、硬化後成形品から剥が
した試料について、フロック分散時間及び表面の凝結遅
延部分が洗い流された深さを測定し、表5に示した。ま
た、実施例1と同じ表面装飾地先ブロックの製造ライン
において、水分散性を評価し、次の基準で表5に併記し
た。 〇:水分散性良好、 △:水分散性不良
【0050】
【表5】
【0051】表5より、いずれの凝結遅延剤と水溶性高
分子物質の組み合わせでも、成形体の凝結遅延部位に接
している凝結遅延シートは、30秒以内にフロック状に
分散し、優れた水分散性を有していることが判る。ま
た、成形体の凝結遅延部位は、流水によって表面から5
〜6mmの深さまで均一に洗い流すことができた。
【0052】これらの凝結遅延シートは、表面装飾地先
ブロックの製造に使用した場合、自動洗い出し機による
30秒間の洗い出し操作により容易に分散・除去され、
未分散シートにより排水処理設備のストレーナー等が閉
塞するトラブルは発生しなかった。得られた表面装飾地
先ブロックは表面の凝結していないセメント材料が均一
に洗い流され、粗骨材である玉砂利の表面が露出して美
観の優れた製品が得られた。
【0053】〔比較例1〕溶解パルプ50重量%と繊維
状カルボキシメチルセルロース50重量%からなる濃度
1%の抄紙原料を用意し、JIS P8209に従って
坪量60g/m2の手抄き紙を作製した。次に、この手
抄き紙に、凝結遅延剤のみを水に溶解した溶液を含浸し
て、表6の凝結遅延シートA1、A2、A3を作製し
た。
【0054】別に、実施例1と同様の方法で作製した水
溶性基材に、凝結遅延剤のみをエチルアルコールと水の
3:7混液(重量比)に溶解した溶液を含浸して凝結遅
延シートB1、B2、B3を作製した。
【0055】得られた各凝結遅延シートについて、実施
例1と同様にして、フロック分散時間及び表面の凝結遅
延部分の洗い流された深さを測定し、表6に示した。ま
た、実施例1と同じ表面装飾地先ブロックの製造ライン
において、水分散性を評価し、次の基準で表6に併記し
た。 〇:水分散性良好、 △:水分散性不良、 ×:水分散
不可能
【0056】
【表6】
【0057】水溶性基材が不溶性繊維状カルボキシメチ
ルセルロースを含む凝結遅延シートA1、A2、A3
は、コンクリート硬化後の水分散性が極めて悪く、製造
ラインで全く使用することができない。
【0058】また、水溶性基材に、凝結遅延剤のみを添
加し、水溶性高分子物質が含有されていない凝結遅延シ
ートB1、B2、B3は、コンクリート硬化後にシート
が水でほぐれるものの、フロックに分散するまで時間が
かかり、水分散性が不良であることが判る。凝結遅延シ
ートB1、B2、B3を表面装飾地先ブロックの製造に
使用した場合、自動洗い出し機による30秒間の自動洗
い出し操作では、シートが大きな断片になるのみで、未
分散シートにより排水処理設備のストレーナーが詰まる
ため、事実上、これらの凝結遅延シートを水硬性セメン
ト材料の凝結遅延部分とともに洗い流すことは不可能で
あった。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、水硬性セメント材料成
形硬化体の表面の凝結を遅延することができる凝結遅延
シートであって、水噴射による自動洗い出し機により成
形体表面から容易に分散・除去可能で、排水処理設備な
どの閉塞を引き起こすことのない水溶性のシートを得る
ことができる。本発明による凝結遅延シートは、排水処
理において支障のない大きさまで極めて迅速に分散する
ため、水噴射による自動洗い出し機の稼働速度を速くす
ることができ、表面装飾セメント製品の生産効率を高く
することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製紙用水分散性繊維と水溶性繊維状カル
    ボキシアルキルセルロース塩からなる水溶性基材に、凝
    結遅延剤および水溶性高分子物質を含ませたことを特徴
    とする水硬性セメント材料凝結遅延シート。
  2. 【請求項2】 透気度が1000秒/100ml以上で
    あることを特徴とする請求項1に記載の水硬性セメント
    材料凝結遅延シート。
JP9465096A 1996-03-26 1996-03-26 水硬性セメント材料凝結遅延シート Pending JPH09254122A (ja)

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