JPH09253516A - 製粉機 - Google Patents
製粉機Info
- Publication number
- JPH09253516A JPH09253516A JP7073896A JP7073896A JPH09253516A JP H09253516 A JPH09253516 A JP H09253516A JP 7073896 A JP7073896 A JP 7073896A JP 7073896 A JP7073896 A JP 7073896A JP H09253516 A JPH09253516 A JP H09253516A
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- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
ター部材18により導入路13を閉塞することができる
と共に蓋部材の閉動作の完了間際までシャッター部材に
より導入路を閉塞することができ、擂潰部2の外部露呈
状態を少なくすることができ、回転擂潰盤7に対しての
使用の安全性を高めることができる。 【解決手段】 ホッパー部1の投入口1cを開閉可能な
蓋部材1dを配設すると共にホッパー部と擂潰部2との
間の導入路13を開閉可能なシャッター部材18を配設
し、蓋部材の開閉動作と該シャッター部材の開閉動作と
を連動させる連動機構19を配設し、連動機構に蓋部材
の開動作に伴うシャッター部材の閉動作を早くなすと共
に該蓋部材の閉動作に伴うシャッター部材の開動作を遅
くさせる制御機構20を配設してなる。
Description
豆、トウモロコシ等の穀類や干しキノコ、煮干し、卵
殻、干しエビ、茶葉、漢方薬の原料等の製粉化加工に用
いられる小型の製粉機に関するものである。
粉砕物を固定擂潰盤及び回転擂潰盤からなる擂潰部によ
り粉砕する構造のものが知られている。
構造にあっては、被粉砕物を投入口よりホッパー部内に
投入するに際し、ホッパー部と擂潰部との間の導入路は
開口しているため、擂潰部が露呈状態を呈し、回転擂潰
盤が回転状態にあることがあって、安全性に欠けること
があるという不都合を有している。
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項1記載の発明にあっては、被粉砕物が投入されるホ
ッパー部と、該ホッパー部に投入された被粉砕物を粉砕
可能な固定擂潰盤及び回転擂潰盤からなる擂潰部と、該
回転擂潰盤を回転させる駆動部と、該擂潰部により粉砕
された被粉砕物が排出される排出部とを備えてなり、上
記ホッパー部の投入口を開閉可能な蓋部材を配設すると
共に上記ホッパー部と上記擂潰部との間の導入路を開閉
可能なシャッター部材を配設し、該蓋部材の開閉動作と
該シャッター部材の開閉動作とを連動させる連動機構を
配設し、該連動機構に該蓋部材の開動作に伴うシャッタ
ー部材の閉動作を早くなすと共に該蓋部材の閉動作に伴
うシャッター部材の開動作を遅くさせる制御機構を配設
して構成したことを特徴とする製粉機にある。
項1記載の蓋部材の閉動作完了に連動して上記駆動部に
よる回転擂潰盤の駆動回転を許容する安全機構を配設し
たことを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発
明にあっては、請求項1又は2記載の制御機構は上記蓋
部材側に取り付けられた作動ピンとシャッター部材を進
退動作させる作動リンク側に形成された遊動溝とにより
構成されていることを特徴とするものである。
形態例を示し、大別して、ホッパー部1、擂潰部2、駆
動部3、排出部4及び機台部5からなり、この場合機台
部5は機台板5aに脚枠5bを取り付けて構成されてい
る。
状の導入筒1bを形成し、かつ上部に導入筒1bの上部
の投入口1cを開閉可能な蓋部材1dを取り付けて構成
している。
潰盤7からなり、回転擂潰盤6は駆動部3により回転す
るように構成されている。
し、軸受筒部材8に主軸9を回転自在に縦設し、主軸9
に回転擂潰盤7を着脱機構10を介して着脱自在に取付
け、この回転擂潰盤7上に固定擂潰盤6を軸受筒部材8
に対して回り止め状態で載置して対向面間に粉砕間隙H
を形成すると共に粉砕間隙調節機構11により固定擂潰
盤6を回転擂潰盤7に対しての上昇離反限度を調節規制
して粉砕間隙Hを調節設定自在に構成している。
中央部に導入受筒12が固定立設され、この導入受筒1
2は導入筒1bに接続されて導入路13が形成され、導
入受筒12の内周面に階段状の粗挽刃12aを四列分突
出形成し、固定擂潰盤6の表面には擂潰凹凸条6aが形
成され、かつ固定擂潰盤6の内方側に被粉砕物Wを擂潰
間隙Hに導入可能な導入溝6bが複数個形成され、導入
溝6bは擂潰間隙Hに被粉砕物Wを誘い込み可能な誘導
刃縁6cを持ち、誘導刃縁6cの先端から固定擂潰盤6
の外周縁までの距離としての粉砕長さL1及び誘導刃縁
6cの長さL2をもって形成され、この固定擂潰盤6上
にホッパー部1のケース体1aを取付けてなり、又、回
転擂潰盤7にあっては、中央部に導入受筒14が一体に
立設され、この導入受筒14の外周面に階段状の粗挽刃
14aを四列分突出形成し、この回転擂潰盤7の表面に
は擂潰凹凸条7aが形成されている。
に回転用モータ15を取付け、回転用モータ15の主軸
と上記主軸9とをベルト伝導機構16により接続し、回
転用モータ15により主軸9を回転させるように構成し
ている。
び機台板5aに上記粉砕間隙Hに臨ませて排出口4aを
形成すると共に機台板5aに排出筒4bを取付けてな
り、排出筒4bに取出容器17を臨設して構成してい
る。
パー部1と上記擂潰部2との間の導入路13を開閉可能
に設けられ、蓋部材1dの開閉動作とシャッター部材1
8の開閉動作とが連動機構19により連動すると共に連
動機構19に蓋部材1dの開動作に伴うシャッター部材
18の閉動作を早くなすと共に蓋部材1dの閉動作に伴
うシャッター部材18の開動作を遅くさせる制御機構2
0を配設して構成している。
の閉動作完了に連動して上記駆動部3による回転擂潰盤
7の駆動回転を許容するように構成されている。
は、ケース体1aの内周面に支持片22を左右一対突設
し、各支持片22に支持ブロック23を取付け、支持ブ
ロック23にガイド溝23aを形成し、ガイド溝23a
に板状のシャッター部材18を進退摺動自在に嵌入し、
上記導入筒1bにシャッター部材18が挿脱可能な嵌入
溝24を形成し、嵌入溝24にストッパ部24aを形成
し、一方、ケース体1aに軸受枠25を立設形成し、軸
受枠25に支点軸26を挿通し、支点軸26に作動リン
ク27の上端部を遊動自在に挿通すると共に作動リンク
27の両側部に位置して一対のカラー部材28を挿通
し、カラー部材28を支点軸26に固定すると共に左右
のカラー部材28の間に作動ピン29を架設し、蓋部材
1dに形成された突片30を支点軸26に係合し、作動
リンク27に溝長さMの遊動溝31を形成し、作動リン
ク27を逃げ穴32を介して下方に垂設し、作動リンク
27の下部にガイド長穴27aを形成し、上記シャッタ
ー部材18に連結片18aを立設し、連結片18aの間
に連結ピン18bを架設し、この連結ピン18bをガイ
ド長穴27aに挿通し、作動リンク27とケース体1a
の内面との間にシャッター部材18を閉口方向に弾圧可
能なねじりバネからなるバネ部材33を架設して構成し
ている。
状態において、蓋部材1dを開口回動させると、支点軸
26及び作動ピン29も一緒に回動し、これにより、図
14の如く、作動リンク27はバネ部材33により弾圧
されているので、シャッター部材18は前進して導入路
13を閉塞し、シャッター部材18の前端縁はストッパ
部24aに当接し、蓋部材1dを更に開口回動させる
と、図15の如く、支点軸26及び作動ピン29も一緒
に回動し、作動ピン29は遊動溝31内を遊動すること
になり、又、図15の如く、蓋部材1dの開口状態にお
いて、蓋部材1dを閉口回動させると、支点軸26及び
作動ピン29も一緒に逆回動し、作動ピン29は遊動溝
31内を戻遊動して図14の状態に至り、更に蓋部材1
dを閉口回動させると、支点軸26及び作動ピン29も
一緒に逆回動し、これにより、図8の如く、シャッター
部材18は後退して導入路13を開口することになり、
よって、シャッター部材18は蓋部材1dの開閉動作に
連動して開閉動作することになり、かつ蓋部材1dの開
動作に伴うシャッター部材18の閉動作が早くなされる
と共に蓋部材1dの閉動作に伴うシャッター部材18の
開動作が遅れてなされることになる。
体1aにガイド板21aにより中間板21bを上下摺動
自在に取付け、シャッター部材18の基端部に斜面部1
8cを形成すると共に中間板21bの上端部に斜面部2
1cを形成し、かつケース体1aにガイド板21dによ
り押圧板21eを上下摺動自在に取付け、押圧板21e
の上端部を中間板21bの下端部に当接可能に形成し、
機台板5aに上記駆動部3の回転用モータ15を回転停
止させる作動スイッチ21fを取付け、この作動スイッ
チ21fの内蔵のバネにより常時上方に突出付勢された
スイッチボタン21gに押圧板21eの下端部を当接し
て構成されている。
ター部材18が開口後退すると、中間板21bは斜面部
18c及び斜面部21cの傾斜作用により下方に押し下
げられ、この中間板21bにより押圧板21eはスイッ
チボタン21gを内蔵のバネに抗して押し下げられ、ス
イッチボタン21gは閉成状態となって、これにより回
転用モータ15の回転が開始可能な状態となり、又、蓋
部材1dの開口に伴いシャッター部材18が閉口前進す
ると、押圧板21eは内蔵のバネにより上方に付勢され
たスイッチボタン21gにより押し上げられ、押圧板2
1eにより中間板21bも押し上げられ、スイッチボタ
ン21gは開成状態となって、これにより回転用モータ
15は停止して回転不能な状態となる。
米、麦、大豆、トウモロコシ等の穀類や干しキノコ、煮
干し、卵殻、干しエビ、茶葉、漢方薬の原料等の被粉砕
物Wをホッパー部1に投入し、駆動部3により回転擂潰
盤7を図5の実線矢印方向に回転させ、このことは言い
換えると固定擂潰盤6を図6の如く、破線矢印方向に相
対回転させると考えることもでき、被粉砕物Wは固定擂
潰盤6及び回転擂潰盤7からなる擂潰部2の擂潰間隙H
により擂り潰されつつ外方に送られ、粉砕された被粉砕
物Wは排出部4より排出されることになり、この際上記
ホッパー部1の投入口1cを開閉可能な蓋部材1dが配
設されている共にホッパー部1と擂潰部2との間の導入
路13を開閉可能なシャッター部材18が配設され、蓋
部材1dの開閉動作とシャッター部材18の開閉動作と
が連動機構19により連動し、この連動機構19には蓋
部材1dの開動作に伴うシャッター部材18の閉動作を
早くなすと共に蓋部材1dの閉動作に伴うシャッター部
材18の開動作を遅くさせる制御機構20を配設してい
るので、蓋部材1dの開動作に追従して直ちにシャッタ
ー部材18により導入路13を閉塞することができると
共に蓋部材1dの閉動作の完了間際までシャッター部材
18により導入路13を閉塞することができ、それだけ
擂潰部2の外部露呈状態を少なくすることができ、回転
擂潰盤7に対しての使用の安全性を高めることができ
る。
に連動して駆動部3による回転擂潰盤7の駆動回転を許
容する安全機構21を配設しているから、蓋部材1dが
閉じられていないと回転擂潰盤7の回転は可能とならな
いし、蓋部材1dが開口動作すると回転擂潰盤7の回転
は停止するので、一層安全性を高めることができ、また
この場合制御機構20は上記蓋部材1d側に取り付けら
れた作動ピン29とシャッター部材18を進退動作させ
る作動リンク27側に形成された遊動溝31とにより構
成されているから、遊動溝31の長さMの変更により遅
延量を容易に変更することができると共に構造を簡素化
することができる。
ものではなく、ホッパー部1、擂潰部2、駆動部3、排
出部4の構造や形態並びに材質等は適宜変更して設計さ
れるものである。
明にあっては、ホッパー部の投入口を開閉可能な蓋部材
が配設されている共にホッパー部と擂潰部との間の導入
路を開閉可能なシャッター部材が配設され、蓋部材の開
閉動作とシャッター部材の開閉動作とが連動機構により
連動し、この連動機構には蓋部材の開動作に伴うシャッ
ター部材の閉動作を早くなすと共に蓋部材の閉動作に伴
うシャッター部材の開動作を遅くさせる制御機構が配設
されているので、蓋部材の開動作に追従して直ちにシャ
ッター部材により導入路を閉塞することができると共に
蓋部材の閉動作の完了間際までシャッター部材により導
入路を閉塞することができ、それだけ擂潰部の外部露呈
状態を少なくすることができ、回転擂潰盤に対しての使
用の安全性を高めることができる。
蓋部材の閉動作完了に連動して駆動部による回転擂潰盤
の駆動回転を許容する安全機構を配設しているから、蓋
部材が閉じられていないと回転擂潰盤の回転は可能とな
らないので、一層安全性を高めることができ、また請求
項3記載の発明にあっては、制御機構は蓋部材側に取り
付けられた作動ピンとシャッター部材を進退動作させる
作動リンク側に形成された遊動溝とにより構成されてい
るから、遊動溝の長さの変更により遅延量を容易に変更
することができると共に構造を簡素化することができ
る。
きる。
る。
ある。
ある。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 被粉砕物が投入されるホッパー部と、該
ホッパー部に投入された被粉砕物を粉砕可能な固定擂潰
盤及び回転擂潰盤からなる擂潰部と、該回転擂潰盤を回
転させる駆動部と、該擂潰部により粉砕された被粉砕物
が排出される排出部とを備えてなり、上記ホッパー部の
投入口を開閉可能な蓋部材を配設すると共に上記ホッパ
ー部と上記擂潰部との間の導入路を開閉可能なシャッタ
ー部材を配設し、該蓋部材の開閉動作と該シャッター部
材の開閉動作とを連動させる連動機構を配設し、該連動
機構に該蓋部材の開動作に伴うシャッター部材の閉動作
を早くなすと共に該蓋部材の閉動作に伴うシャッター部
材の開動作を遅くさせる制御機構を配設して構成したこ
とを特徴とする製粉機。 - 【請求項2】 上記蓋部材の閉動作完了に連動して上記
駆動部による回転擂潰盤の駆動回転を許容する安全機構
を配設したことを特徴とする請求項1記載の製粉機。 - 【請求項3】 上記制御機構は上記蓋部材側に取り付け
られた作動ピンとシャッター部材を進退動作させる作動
リンク側に形成された遊動溝とにより構成されているこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の製粉機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07073896A JP3694964B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 製粉機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07073896A JP3694964B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 製粉機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09253516A true JPH09253516A (ja) | 1997-09-30 |
JP3694964B2 JP3694964B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=13440167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07073896A Expired - Fee Related JP3694964B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 製粉機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3694964B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106622523A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-10 | 孙瑞秀 | 一种中草药自动捣碎装置 |
WO2021024840A1 (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-11 | シャープ株式会社 | 粉砕装置 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP07073896A patent/JP3694964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106622523A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-10 | 孙瑞秀 | 一种中草药自动捣碎装置 |
CN106622523B (zh) * | 2016-12-07 | 2018-12-25 | 韩淑兰 | 一种中草药自动捣碎装置 |
WO2021024840A1 (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-11 | シャープ株式会社 | 粉砕装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3694964B2 (ja) | 2005-09-14 |
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Legal Events
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